JP2003170236A - スプライン部を有する円筒部材並びにその製造装置及び製造方法 - Google Patents

スプライン部を有する円筒部材並びにその製造装置及び製造方法

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JP2003170236A
JP2003170236A JP2001371719A JP2001371719A JP2003170236A JP 2003170236 A JP2003170236 A JP 2003170236A JP 2001371719 A JP2001371719 A JP 2001371719A JP 2001371719 A JP2001371719 A JP 2001371719A JP 2003170236 A JP2003170236 A JP 2003170236A
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die
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straightening
molding
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JP2001371719A
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English (en)
Inventor
Takuya Oura
卓也 大浦
Yuzo Okada
勇蔵 岡田
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Aisin AW Co Ltd
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Aisin AW Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で成形を行うことができると共に加工
精度の高いスプライン部を有する円筒部材並びにその製
造装置及び製造方法を提供すること。 【解決手段】 製造装置1は,底部61とスプライン部
63を有する円筒部62とよりなるカップ形状の円筒部
材6を製造する。製造装置1は,内周成形部21を備え
た成形パンチ2と,外周成形部31を備えた成形ダイス
3と,矯正成形部41を備えた矯正ダイス4とを有して
いる。製造装置1は,成形パンチ2に素材60を装着さ
せた状態で,成形パンチ2を1ストロークさせることに
よって,円筒部62が外周成形部31を通過すると共
に,円筒部62の少なくとも底部61側に位置する部分
が矯正成形部41を通過するよう構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,カップ形状における円筒部にス
プライン部を有する円筒部材並びにその製造装置及び製
造方法に関する。
【0002】
【従来技術】例えば,オートマチックトランスミッショ
ンに用いられるクラッチハブ又はクラッチドラムのよう
な円筒部材は,底部と円筒部からなるカップ形状を呈し
ていると共に,上記円筒部にトルク伝達用のスプライン
部を有している。
【0003】図17に示すごとく,スプライン部を有す
る円筒部材をプレス成形により加工する際には,底部8
1及び円筒部82からなるカップ状の素材80に対し
て,スプライン状の内周成形部911を有する成形パン
チ91と,スプライン状の外周成形部921を有する成
形ダイス92とを用いる。そして,上記成形パンチ91
と成形ダイス92との間に上記素材80を配置し,成形
パンチ91を成形ダイス92に対して移動させることに
より,上記素材80に扱き加工を行って上記円筒部82
に上記スプライン部83を有する円筒部材8を成形して
いる。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記素材80
の円筒部82にスプライン部83を形成する際に,上記
円筒部82の軸方向において,底部81側に近い部分と
底部81側より離れた部分との間には,変形履歴の差よ
り残留応力に差が生じる。そのため,この残留応力の差
により,上記スプライン部83の形成後に,このスプラ
イン部83の加工精度が悪化してしまうおそれがある。
【0005】そして,この加工精度の悪化が大きい場合
には,例えば,上記円筒部82の底部81側に近い部分
が他の部分に比べて外径が大きくなってしまうという変
形が生じることがある(図15参照)。この問題点は,
特に軸方向に長いカップ状の素材80に対してスプライ
ン部83を形成するときに顕著になる。
【0006】なお,上記加工精度の悪化の問題は,上記
カップ状の素材80に転造成形を行って上記スプライン
部83を形成する場合にはあまり生じない。すなわち,
転造成形においては,成形プログラム等で上記軸方向に
おける変形履歴の差を考慮して成形を行うことができる
ためである。しかしながら,転造成形によっては,上記
スプライン部83の形成に長い時間を要してしまう。
【0007】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,短時間で成形を行うことができると共に
加工精度の高いスプライン部を有する円筒部材並びにそ
の製造装置及び製造方法を提供しようとするものであ
る。
【0008】
【課題の解決手段】第1の発明は,底部と該底部より立
設した円筒部とよりなるカップ状の素材を成形して,上
記円筒部にスプライン部を有する円筒部材を製造する製
造装置において,該製造装置は,上記素材における上記
円筒部の内周側を成形するためのスプライン状の内周成
形部を備えた成形パンチと,上記円筒部の外周側を成形
するためのスプライン状の外周成形部を備えた成形ダイ
スと,上記成形パンチのストローク方向において上記成
形ダイスに隣接配置され,上記円筒部の外周側を矯正す
るための矯正成形部を備えた矯正ダイスとを有してお
り,上記成形パンチに上記素材を装着させた状態で該成
形パンチを上記成形ダイス及び上記矯正ダイスに対して
1ストロークさせることにより,上記円筒部が上記成形
ダイスの外周成形部を通過すると共に,上記円筒部の少
なくとも一部が上記矯正ダイスの矯正成形部を通過する
よう構成されていることを特徴とするスプライン部を有
する円筒部材の製造装置にある(請求項1)。
【0009】本発明においては,上記成形パンチ及び成
形ダイスにより,上記カップ状の素材の円筒部にスプラ
イン部を形成する。すなわち,上記素材の円筒部が上記
成形ダイスの外周成形部を通過したときには,上記成形
パンチの内周成形部と上記外周成形部とにより扱き加工
が行われ,上記円筒部にスプライン部が形成される。上
記素材の円筒部が外周成形部を通過した後には,この円
筒部の軸方向においては変形履歴の差より残留応力に差
が生じている。また,特に,上記素材の円筒部における
底部側に位置する部分は,残留応力の差により外周方向
に向けて変形しているおそれがある。
【0010】そこで,本発明においては,上記成形ダイ
スに隣接して上記矯正ダイスを設けている。そして,上
記成形パンチを1ストロークさせたときには,このスプ
ライン部を形成した円筒部の少なくとも一部,より具体
的には少なくとも上記底部側に位置する部分を,上記矯
正ダイスの矯正成形部を通過させる。
【0011】この矯正成形部を通過する円筒部は,この
矯正成形部により再び加圧される。そのため,上記スプ
ライン部の軸方向における変形履歴の差等による形状誤
差を矯正することができ,加工精度の高いスプライン部
を有する円筒部材を成形することができる。特に,軸方
向に長いスプライン部を有する円筒部材についても,そ
のスプライン部を高精度に仕上げることができる。
【0012】また,本発明においては,上記成形パンチ
を上記成形ダイス及び上記矯正ダイスに対して1ストロ
ークさせるだけ,すなわち,上記成形パンチの1回の相
対的前進動作によって,上記成形パンチ及び上記成形ダ
イスによる成形と上記矯正ダイスによる矯正とを一気に
実施することができる。そのため,短時間で上記加工精
度の高いスプライン部を形成することができる。以上の
ように本発明の製造装置を用いれば,短時間で成形を行
うことができると共に加工精度の高いスプライン部を有
する円筒部材を製造することができる。
【0013】第2の発明は,底部と該底部より立設した
円筒部とよりなるカップ状の素材を成形して,上記円筒
部にスプライン部を有する円筒部材を製造する方法にお
いて,上記素材における上記円筒部の内周側を成形する
ためのスプライン状の内周成形部を備えた成形パンチ
と,上記円筒部の外周側を成形するためのスプライン状
の外周成形部を備えた成形ダイスと,上記成形パンチの
ストローク方向において上記成形ダイスに隣接配置さ
れ,上記円筒部の外周側を矯正するための矯正成形部を
備えた矯正ダイスとを用い,上記円筒部の内周側に上記
成形パンチの内周成形部を位置させ,上記成形パンチを
上記成形ダイス及び上記矯正ダイスに対して相対的に移
動させて,上記円筒部を上記成形ダイスの外周成形部を
通過させることにより,上記内周成形部と上記外周成形
部とにより上記円筒部にスプライン部を形成し,上記成
形パンチを上記成形ダイス及び上記矯正ダイスに対して
さらに移動させて,上記円筒部の少なくとも一部を上記
矯正ダイスの矯正成形部を通過させることにより,上記
円筒部におけるスプライン部を矯正することを特徴とす
るスプライン部を有する円筒部材の製造方法にある(請
求項6)。
【0014】本発明においては,上記スプライン部を形
成する際に,まず,上記円筒部の内周側に上記成形パン
チの内周成形部を位置させる。そして,上記成形パンチ
を移動させたときに,上記円筒部を上記成形ダイスの外
周成形部を通過させ,上記円筒部の少なくとも一部,よ
り具体的には少なくとも上記底部側に位置する部分を,
上記矯正ダイスの矯正成形部を通過させる。
【0015】上記円筒部が上記外周成形部を通過する際
には,上記内周成形部と外周成形部とによって上記円筒
部に扱き加工が行われ,この円筒部にスプライン部が形
成される。このとき,上記円筒部の軸方向においては残
留応力の差により上記素材の円筒部における底部側に位
置する部分が,外周方向に向けて変形しているおそれが
ある。
【0016】そこで,上記素材の円筒部における底部側
に位置する部分を,上記成形ダイスの外周成形部により
成形した直後に上記矯正ダイスの矯正成形部により再び
加圧する。そのため,上記発明と同様にして,短時間で
加工精度の高いスプライン部を有する円筒部材を成形す
ることができ,特に,軸方向に長いスプライン部を有す
る円筒部材についても,同様に優れた作用効果を発揮す
る。
【0017】第3の発明は,上記第2の発明における製
造方法を用いて製造したことを特徴とするスプライン部
を有する円筒部材にある(請求項11)。上記製造方法
を用いれば,短時間で加工精度の高いスプライン部を有
する円筒部材を成形することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】上述した本発明における好ましい
実施の形態につき説明する。上記第1,第2の発明にお
いて,上記製造装置又は製造方法によって形成するスプ
ライン部の長さは50mm以上とすることができる。ま
た,上記第3の発明における円筒部材においても,スプ
ライン部の長さは50mm以上とすることができる。す
なわち,従来のプレス成形によるスプライン部の加工方
法では,スプライン部の長さが50mm以上の円筒部材
を成形する際には,加工精度の悪化を生じていた。これ
に対し,本発明によれば,このような円筒部材であって
も,短時間かつ高精度にスプライン部を形成できる。
【0019】また,上記矯正ダイスの矯正成形部は,円
形状に形成されていることが好ましい(請求項2,
7)。この場合,上記形成後のスプライン部の外周側に
上記円形状の矯正成形部が当接する。そして,この円形
状の矯正成形部により,上記スプライン部の外周側にお
ける山部を加圧して,スプライン部に発生した変形を矯
正することができる。
【0020】また,上記矯正ダイスの矯正成形部は,ス
プライン状に形成されていると共に,その最小内径が上
記成形ダイスの外周成形部の最小内径以下であることが
好ましい(請求項3,8)。この場合,上記スプライン
状の矯正成形部が,上記形成後のスプライン部の外周側
における各々の谷部を積極的に加圧することができる。
そのため,円筒部材のスプライン部におけるスプライン
形状を積極的に矯正することができる。
【0021】また,上記成形ダイスには,複数の矯正ダ
イスが隣接配置されていることが好ましい(請求項
4)。この場合,上記円筒部材の製造装置は,同形状を
有する矯正ダイスを複数配置する,又は上記円形状もし
くはスプライン状等の異形状を有する矯正ダイスを複数
配置して,成形する円筒部材の形状に合わせて柔軟に対
応することができる。また,上記製造装置は,上記矯正
ダイスの配置の順番等を代えることによって,様々の変
形履歴を有して形成されたスプライン部に対しても柔軟
に対応することができる。
【0022】また,上記スプライン部を有する円筒部材
は,クラッチハブ又はクラッチドラムであることが好ま
しい(請求項5,9)。この場合,上記円筒部材の製造
装置及びその製造方法の優れた作用効果により,加工精
度の高いクラッチハブ又はクラッチドラムを成形するこ
とができる。また,この場合,上記スプライン部が50
mm以上の長さを有する軸方向に長いクラッチハブ又は
クラッチドラムについても,短時間かつ高精度で成形す
ることができる。
【0023】
【実施例】(実施例1)上記スプライン部を有する円筒
部材並びにその製造装置及び製造方法にかかる実施例に
つき,図1〜図8を用いて説明する。本例の製造装置1
は,底部61と該底部61より立設した円筒部62とよ
りなるカップ状の素材60(図2参照)を成形して,上
記円筒部62にスプライン部63を有する円筒部材6
(図3参照)を製造する。なお,本例では,円筒部材6
として,オートマチックトランスミッションに使用する
クラッチハブを製造する。
【0024】図1に,本例の製造装置1の基本構成を簡
易的に表した説明図を示す。同図に示すごとく,上記製
造装置1は,上記素材60における上記円筒部62の内
周側601を成形するためのスプライン状の内周成形部
21を備えた成形パンチ2と,上記円筒部62の外周側
602を成形するためのスプライン状の外周成形部31
を備えた成形ダイス3とを有している。また,製造装置
1は,上記成形パンチ2のストローク方向において上記
成形ダイス3に隣接配置され,上記円筒部62の外周側
602を矯正するための矯正成形部41を備えた矯正ダ
イス4を有している。
【0025】また,上記製造装置1は,上記成形パンチ
2を上記成形ダイス3及び上記矯正ダイス4に対してス
トロークさせることができるよう構成されている。ま
た,上記製造装置1は,上記成形パンチ2に上記素材6
0を装着させた状態で,この成形パンチ2を1ストロー
クさせることによって,上記円筒部62が上記成形ダイ
ス3の外周成形部31を通過すると共に,上記円筒部6
2の少なくとも上記底部61側に位置する部分が上記矯
正ダイス4の矯正成形部41の少なくとも一部を通過す
るよう構成されている。
【0026】以下に,これを詳説する。図4に,本例に
おいて使用する製造装置1を示す。また,本例において
使用するカップ状の素材60は,上記底部61に円形状
の貫通穴611を有しており(図2参照),本例におい
ては,貫通穴611を設けた底部61を有するカップ状
の素材60にスプライン部63を形成する(図3参
照)。
【0027】図1,図4に示すごとく,上記成形パンチ
2は円筒状の形状を有しており,この円筒状の形状の外
周面201にスプライン状の内周成形部21を有してい
る。また,上記成形ダイス3は,円形状の貫通穴30の
内周面301にスプライン状の外周成形部31を有して
いる。また,この外周成形部31は,上記成形パンチ2
のストローク方向において上記素材60の入口側に位置
する端部には,上記素材60の導入を容易にするための
テーパ状のテーパ部32を有している。
【0028】図7に示すごとく,上記矯正ダイス4は,
円形状の貫通穴40の内周面401に矯正成形部41を
有しており,この矯正成形部41は凹凸のない曲面によ
り形成されている。また,矯正成形部41は,上記成形
パンチ2のストローク方向において上記素材60の入口
側に位置する端部には,上記素材60の導入を容易にす
るためのテーパ状のテーパ部42を有している(図1参
照)。
【0029】図6に示すごとく,上記成形パンチ2と上
記成形ダイス3とは,内周成形部21及び外周成形部3
1のスプライン形状における山部211,311及び谷
部212,312が交互に位置するよう,円周方向への
回転が固定されている。すなわち,これにより,内周成
形部21のスプライン形状における山部211が外周成
形部31のスプライン形状における谷部312に収ま
り,内周成形部21のスプライン形状における谷部21
2には外周成形部31のスプライン形状における山部3
11が収まるようになっている。また,上記内周成形部
21と外周成形部31との間には,円筒部材6の円筒部
62を成形するための隙間55が形成されている。
【0030】図4に示すごとく,本例の製造装置1は,
上記成形パンチ2が上方に,上記成形ダイス3及び矯正
ダイス4が下方に位置するように設置する。上記製造装
置1においては,上記成形パンチ2はスライド部51に
固定してあり,一方上記成形ダイス3及び矯正ダイス4
は固定部52に固定してある。また,上記成形パンチ2
の下方には,上記カップ状の素材60をその底部61側
より保持する置き台53が設けてある。この置き台53
は,上記成形パンチ2と共に上記成形ダイス3及び矯正
ダイス4の内部を移動できるようになっている。
【0031】また,上記矯正ダイス4の下方にはスペー
サ54が設けてあり,このスペーサ54と他の矯正ダイ
ス4とを入れ替えることによって,上記成形ダイス3の
下方に複数の矯正ダイス4を隣接配置できるようになっ
ている。
【0032】次に,上記製造装置1を用いて,スプライ
ン部63を有する円筒部材6を製造する方法につき説明
する。図4に示すごとく,まず,上記製造装置1におけ
る置き台53の上にカップ状の素材60をその底部61
側を下方向に向けて載置する。そして,上記スライド部
51を上記固定部52に対して移動させて,スライド部
51に固定した成形パンチ2を上記カップ状の素材60
の内周側601に配置する。このとき,上記置き台53
と上記成形パンチ2とにより上記素材60の底部61を
挟持すると共に,上記成形パンチ2の内周成形部21が
上記素材60の円筒部62における内周側601に対面
する。
【0033】次に,図5に示すごとく,上記スライド部
51を上記固定部52に対してさらに移動させて,上記
スライド部51に固定した成形パンチ2を,上記固定部
52に設けた上記成形ダイス3及び上記矯正ダイス4に
対して移動させる。このとき,まず,上記素材60の円
筒部62における底部61側の部分が,上記成形ダイス
3に形成したテーパ部32によって容易に成形ダイス3
の外周成形部31に導かれる。
【0034】そして,上記素材60の円筒部62は,上
記底部61側の部分より順に上記成形ダイス3の外周成
形部31を通過する。このとき,上記円筒部62には,
上記成形ダイス3の外周成形部31と上記成形パンチ2
の内周成形部21とによって,扱き加工が行われる。そ
して,上記外周成形部31に形成されたスプライン形状
と,上記内周成形部21に形成されたスプライン形状と
により,上記円筒部62にスプライン部63が形成され
る。
【0035】上記素材60の円筒部62が外周成形部3
1を通過した後には,この円筒部62の軸方向において
は変形履歴の差より残留応力に差が生じている。また,
特に,上記素材60の円筒部62における底部61側に
位置する部分は,残留応力の差により外周方向に向けて
変形しているおそれがある。
【0036】そこで,本例においては,上記成形ダイス
3に隣接して上記矯正ダイス4を設けている。そして,
上記スライド部51を上記固定部52に対してさらに移
動させたときには,上記スプライン部63を形成した円
筒部62の少なくとも上記底部61側に位置する部分
を,上記矯正成形部41を通過させる。
【0037】この矯正成形部41を通過する円筒部62
は,この矯正成形部41により再び加圧される。そのた
め,上記スプライン部63の軸方向における変形履歴の
差等による形状誤差を矯正することができ,加工精度の
高いスプライン部63を有する円筒部材6を成形するこ
とができる。特に,軸方向に長いスプライン部63を有
する円筒部材6についても,そのスプライン部63を高
精度に仕上げることができる。
【0038】また,本例においては,上記成形パンチ2
を上記成形ダイス3及び上記矯正ダイス4に対して1ス
トロークさせるだけ,すなわち,上記成形パンチ2の1
回の相対的前進動作によって,上記成形パンチ2及び上
記成形ダイス3による成形と上記矯正ダイス4による矯
正とを一気に実施することができる。そのため,短時間
で上記加工精度の高いスプライン部63を形成すること
ができる。それ故,本例によれば,短時間で成形を行う
ことができると共に加工精度の高いスプライン部63を
有する円筒部材6を製造することができる。
【0039】なお,本例においては,上記円筒部材6と
してクラッチハブを製造したが,本例の製造装置1及び
製造方法は,上記クラッチハブと同様の形状を有する種
々の円筒部材に適用することができる。具体的には,上
記クラッチハブと共に用いられるクラッチドラムについ
ても同様に適用することができる。
【0040】(実施例2)本例は,図9に示すごとく,
上記製造装置1において,上記実施例1に記載した円形
状の矯正成形部41を有する矯正ダイス4に代えて,ス
プライン状の矯正成形部41を有する矯正ダイス4を用
いる例である。また,図10に示すごとく,本例では,
上記矯正ダイス4の矯正成形部41の各々の谷部412
における最小内径は,上記成形ダイス3の外周成形部3
1の各々の谷部312における最小内径(図6参照)と
同じである。また,本例の矯正ダイス4の矯正成形部4
1の各々の山部411は,この山部411の両側におけ
るコーナー部413が内周方向に突出した断面形状を有
している。また,本例においては,円筒部材6として,
上記クラッチハブと共にオートマチックトランスミッシ
ョンに使用するクラッチドラム66を製造する。その他
は上記実施例1と同様である。
【0041】本例においては,図9に示すごとく,上記
矯正ダイス4におけるスプライン状の矯正成形部41に
よって,上記形成後のスプライン部63における外周側
602の谷部622を積極的に加圧することができる。
特に,本例では,上記矯正成形部41の山部411の両
側におけるコーナー部413が,スプライン部63の内
周側601の山部611における角部613を,上記成
形パンチ2の内周成形部21における谷部212に積極
的に押し付けることができる。
【0042】そのため,図11に示すごとく,上記スプ
ライン部63の内周側601の山部611における角部
613に材料が行き渡らなくて丸くなってしまったダレ
等の不具合が発生することを防止することができる。そ
して,これにより,上記クラッチドラム66の内周側6
01の山部611は,上記クラッチハブ65の外周側6
02の山部621との接触する面積Aが大きくなる。そ
のため,クラッチハブ65とクラッチドラム66とがよ
り密接に係合することができるようになり,オートマチ
ックトランスミッションにおけるトルク伝達効率を向上
させることができる。その他,上記実施例1と同様の作
用効果を得ることができる。
【0043】(実施例3)本例は,図12に示すごと
く,上記成形ダイス3に,複数の矯正ダイス4を隣接配
置した例である。本例においては,上記成形ダイス3に
隣接して上記スプライン状の矯正成形部41を有する矯
正ダイス4を配置し,さらにこの矯正ダイス4に隣接し
て円形状の矯正成形部41を有する矯正ダイス4を配置
している。なお,図12は,本例の製造装置1の基本構
成を簡易的に表した説明図であり,上記カップ状の素材
60の形状その他の各構成部分は上記実施例1と同様で
ある。
【0044】本例の製造装置1のように,上記異形状を
有する矯正ダイス4を複数配置することにより,成形す
る円筒部材6の種類に合わせて,矯正の仕方を変えて柔
軟に対応することができる。これにより,上記製造装置
1は,様々の変形履歴を有して形成されたスプライン部
63に対しても,複数の矯正ダイス4により柔軟に対応
することができる。その他,上記実施例1と同様の作用
効果を得ることができる。
【0045】(実施例4)本例においては,上記実施例
1に記載した円筒部材6の製造装置1における優れた作
用効果を確認するために,形成したスプライン部63の
加工精度を測定した。また,この加工精度の測定は,上
記実施例1の製造装置1(図1参照)によって製造した
円筒部材6(図13参照)を発明品とし,比較のために
矯正ダイス4を有していない製造装置9(図17参照)
によって成形した円筒部材8(図15参照)を比較品と
して行った。なお,図17は,上記矯正ダイス4を有し
ていない製造装置9の基本構成を簡易的に表した説明図
である。製造装置9において,上記カップ状の素材60
の形状その他の各構成部分は上記実施例1と同様であ
る。
【0046】上記加工精度の測定においては,図13,
図15に示すごとく,上記発明品と上記比較品につい
て,形成したスプライン部の底部61側の端部(L=0
mm)より,L=10mm,20mm,30mm,40
mm離れた各位置において,スプライン部63の外周側
602における各々の山部621(図11参照)までの
直径φDを測定した。
【0047】図14に上記発明品の測定結果を,図16
に上記比較品の測定結果を示す。それぞれの図において
は,横軸に各位置(L=10mm〜40mm)をとり,
縦軸に上記測定を行った直径φDをとった。また,この
直径φDは,正規の直径(設計値)を0mmとし,この
正規の直径よりプラス・マイナスにどれだけ誤差があっ
たかを示す。なお,本例における上記正規の直径は13
9.2mmである。また,上記発明品においては,上記
成形ダイス3によって形成を行ったスプライン部63
は,L=0〜25mmの範囲を上記矯正ダイス4の矯正
成形部41における最小内径を有する位置を通過させた
(図14参照)。
【0048】また,図14,図16においては,円筒部
62の各位置における直径の誤差を部分真円度として示
す。また,上記各位置の全体において最も大きな直径の
値と最も小さな直径の値との差を全体真円度として示
す。また,L=10mmの位置における部分真円度の平
均値と,L=40mmの位置における部分真円度の平均
値との差を軸方向傾きとして示す。
【0049】上記結果より,上記比較品については,円
筒部材8の円筒部82における底部81側の部分(L=
10mmの部分)の直径φDの誤差がプラス側に大きい
(平均約+0.11mm)ことがわかる。そして,これ
に伴って,上記軸方向傾きも0.14mmと大きい。こ
れに対し,上記発明品については,円筒部材6の円筒部
62における底部61側の部分(L=10mmの部分)
の直径φDの誤差が小さい(平均約+0.01mm)こ
とがわかる。また,上記軸方向傾きも0.06mmと比
較品に比べて小さい。
【0050】これらの結果より,上記発明品,すなわち
上記矯正ダイス4を用いた製造装置1によれば,円筒部
材6の円筒部62における底部61側の部分の直径が大
きい変形を,積極的に正規の直径に近づけることができ
ることがわかる。そのため,上記製造装置1によれば,
円筒部材6の円筒部62における軸方向傾きを小さくし
て,平行度にも優れた円筒部材6が得られることがわか
る。
【0051】また,上記比較品については,上記部分真
円度が,0.08mm〜0.12mmと大きく,上記全
体真円度も0.24mmと大きい。これに対し,上記発
明品については,上記部分真円度が,0.02mm〜
0.05mmと比較品に比べて小さく,上記全体真円度
も0.09mmと比較品に比べて大きい。
【0052】これらの結果より,上記発明品,すなわち
上記矯正ダイス4を用いた製造装置1によれば,円筒部
材6の円筒部62における真円度も向上させることがで
きることわかる。それ故,上記実施例1に示したごと
く,上記成形ダイス3に隣接して上記矯正ダイス4を配
置することにより,加工精度の高いスプライン部63を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1における,スプライン部を有する円筒
部材の製造装置を示す説明図。
【図2】実施例1における,カップ状の素材を示す斜視
図。
【図3】実施例1における,円筒部材を示す斜視図。
【図4】実施例1における,製造装置の構成を示す図
で,スプライン部の形成前の状態を示す断面説明図。
【図5】実施例1における,製造装置の構成を示す図
で,スプライン部の形成後の状態を示す断面説明図。
【図6】実施例1における,成形パンチの内周成形部と
成形ダイスの外周成形部とを示す図で,それらの位置関
係を示す部分拡大断面図。
【図7】実施例1における,円形状の矯正成形部を有す
る矯正ダイスを示す平面図。
【図8】実施例1における,成形パンチの内周成形部と
矯正ダイスの矯正成形部とを示す図で,それらの位置関
係を示す部分拡大断面図。
【図9】実施例2における,スプライン状の矯正成形部
を有する矯正ダイスを示す平面図。
【図10】実施例2における,成形パンチの内周成形部
と矯正ダイスの矯正成形部とを示す図で,それらの位置
関係を示す断面説明図。
【図11】実施例2における,クラッチハブとクラッチ
ドラムとの係合状態を示す部分拡大説明図。
【図12】実施例3における,スプライン部を有する円
筒部材の製造装置を示す説明図。
【図13】実施例4における,成形した円筒部材(発明
品)を示す説明図。
【図14】実施例4における,成形した円筒部材(発明
品)の測定結果を示すグラフ。
【図15】実施例4における,成形した円筒部材(比較
品)を示す説明図。
【図16】実施例4における,成形した円筒部材(比較
品)の測定結果を示すグラフ。
【図17】従来例における,スプライン部を有する円筒
部材の製造装置を示す説明図。
【符号の説明】
1...製造装置, 2...成形パンチ, 21...内周成形部, 3...成形ダイス, 31...外周成形部, 4...矯正ダイス, 41...矯正成形部, 6...円筒部材, 60...素材, 61...底部, 62...円筒部, 63...スプライン部,

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部と該底部より立設した円筒部とより
    なるカップ状の素材を成形して,上記円筒部にスプライ
    ン部を有する円筒部材を製造する製造装置において,該
    製造装置は,上記素材における上記円筒部の内周側を成
    形するためのスプライン状の内周成形部を備えた成形パ
    ンチと,上記円筒部の外周側を成形するためのスプライ
    ン状の外周成形部を備えた成形ダイスと,上記成形パン
    チのストローク方向において上記成形ダイスに隣接配置
    され,上記円筒部の外周側を矯正するための矯正成形部
    を備えた矯正ダイスとを有しており,上記成形パンチに
    上記素材を装着させた状態で該成形パンチを上記成形ダ
    イス及び上記矯正ダイスに対して1ストロークさせるこ
    とにより,上記円筒部が上記成形ダイスの外周成形部を
    通過すると共に,上記円筒部の少なくとも一部が上記矯
    正ダイスの矯正成形部を通過するよう構成されているこ
    とを特徴とするスプライン部を有する円筒部材の製造装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記矯正ダイスの矯
    正成形部は,円形状に形成されていることを特徴とする
    スプライン部を有する円筒部材の製造装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記矯正ダイ
    スの矯正成形部は,スプライン状に形成されていると共
    に,その最小内径が上記成形ダイスの外周成形部の最小
    内径以下であることを特徴とするスプライン部を有する
    円筒部材の製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記成形ダイスには,複数の矯正ダイスが隣接配置され
    ていることを特徴とするスプライン部を有する円筒部材
    の製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項において,
    上記スプライン部を有する円筒部材は,クラッチハブ又
    はクラッチドラムであることを特徴とするスプライン部
    を有する円筒部材の製造装置。
  6. 【請求項6】 底部と該底部より立設した円筒部とより
    なるカップ状の素材を成形して,上記円筒部にスプライ
    ン部を有する円筒部材を製造する方法において,上記素
    材における上記円筒部の内周側を成形するためのスプラ
    イン状の内周成形部を備えた成形パンチと,上記円筒部
    の外周側を成形するためのスプライン状の外周成形部を
    備えた成形ダイスと,上記成形パンチのストローク方向
    において上記成形ダイスに隣接配置され,上記円筒部の
    外周側を矯正するための矯正成形部を備えた矯正ダイス
    とを用い,上記円筒部の内周側に上記成形パンチの内周
    成形部を位置させ,上記成形パンチを上記成形ダイス及
    び上記矯正ダイスに対して相対的に移動させて,上記円
    筒部を上記成形ダイスの外周成形部を通過させることに
    より,上記内周成形部と上記外周成形部とにより上記円
    筒部にスプライン部を形成し,上記成形パンチを上記成
    形ダイス及び上記矯正ダイスに対してさらに移動させ
    て,上記円筒部の少なくとも一部を上記矯正ダイスの矯
    正成形部を通過させることにより,上記円筒部における
    スプライン部を矯正することを特徴とするスプライン部
    を有する円筒部材の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において,上記矯正ダイスの矯
    正成形部は,円形状に形成されていることを特徴とする
    スプライン部を有する円筒部材の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において,上記矯正ダイスの矯
    正成形部は,スプライン状に形成されていると共に,そ
    の最小内径が上記成形ダイスの外周成形部の最小内径以
    下であることを特徴とするスプライン部を有する円筒部
    材の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれか一項において,
    上記成形ダイスには,複数の矯正ダイスが隣接配置され
    ていることを特徴とするスプライン部を有する円筒部材
    の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜9のいずれか一項におい
    て,上記スプライン部を有する円筒部材は,クラッチハ
    ブ又はクラッチドラムであることを特徴とするスプライ
    ン部を有する円筒部材の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項6〜10のいずれか一項に記載
    の製造方法を用いて製造したことを特徴とするスプライ
    ン部を有する円筒部材。
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