JP2003170177A - 有害物質低減剤 - Google Patents

有害物質低減剤

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 六価クロムの還元能力及び有害物質除去性能
を有することを特徴とするカチオン吸着剤を含有する有
害物質低減剤を提供する。 【解決手段】 脱硫スラグ及びカチオン収着材を含有す
る有害物質低減剤。六価クロムの低減は脱硫スラグの粉
砕条件により即効性及び遅効性の両方に対応できる。本
有害物質低減剤を使用することにより、軟弱土壌、ヘド
ロ、スラッジ、及び建設廃土、並びに、ゴミ焼却灰や汚
泥焼却灰、それらの集塵ダストや溶融スラグなどの産業
廃棄物と混合することによりカドミウム、鉛並びに六価
クロムの低減効果も有するなど、多面的に有害物質を低
減できる。また、酸化条件下で六価クロムに容易に変化
する三価クロムも併せて低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に、水質浄化、
土壌浄化、並びにセメント・コンクリート分野などにお
いて使用される有害物質低減剤に関する。なお、本発明
における部や%は特に規定しない限り質量基準で示す。
【0002】
【従来の技術とその課題】環境問題の観点から、人体に
悪影響をおよぼす有害物質について大きな関心が寄せら
れている。有害物質としては、例えば、カドミウム、
鉛、クロムなどが挙げられる。
【0003】上記有害物質の中で、特にクロムは三価と
六価の形態をとり、六価が有害であるが、三価クロムも
酸化条件で容易に六価に変化するため完全に無害化する
ことが困難なものであった。
【0004】また、三価クロムはカチオン性で六価クロ
ムはアニオン性であることも処理を困難にしている要因
のひとつである。すなわち、有害物質がカチオン性の場
合にはカチオン収着剤を適用でき、有害物質がアニオン
性の場合にはアニオン収着剤を適用できる。
【0005】したがって、カドミウム、鉛などの重金属
がカチオン性であるため、カチオン収着剤を適用する
が、六価クロムはアニオン性であることより、アニオン
収着剤を適用しなければ捕集することができず、1つの
収集剤でカドミウム、鉛などの重金属と六価クロムの両
方を捕集することはできなかった。
【0006】また、従来より、六価クロムは第一鉄塩な
どの還元剤によって低減する方法が提案されている(特
開平3-205331号公報、特開2000-86322号公報、など)。
しかしながら、これらの還元剤は高価なものであり、広
域に渡る汚染された水質や土壌を改質するために使用す
るにはあまりにも不経済であった。
【0007】今日では、安価であって、カドミウムや鉛
などのカチオン性有害物質とアニオン性有害物質である
六価クロムを同時に低減できる有害物質の低減剤の開発
が強く待たれているのが実状である。
【0008】一方、産業副産物である各種の鉄鋼スラグ
の有効利用に関しても関心が寄せられている。鉄鋼スラ
グはプロセスや設備によって様々な組成や性状を有する
スラグが副生する。
【0009】例えば、銑鉄を調製するプロセスで用いる
高炉からは高炉スラグが、銑鉄から製鋼するプロセスで
用いる溶銑予備処理設備、転炉並びに電気炉からは、そ
れぞれ、溶銑予備処理スラグ、転炉スラグ並びに電気炉
スラグが副生する。さらに、高炉スラグには水砕スラグ
と徐冷スラグがあり、溶銑予備処理スラグには、脱珪ス
ラグ、脱リンスラグ、脱硫スラグがあり、電気炉スラグ
にも酸化期スラグと還元期スラグが存在する。従来よ
り、高炉より副生する高炉水砕スラグや高炉徐冷スラグ
はコンクリート混和材や路盤材などとして利用されてい
る。
【0010】また、転炉スラグもある程度の処理を施せ
ば路盤材として利用できることも報告されている。しか
しながら、前述した鉄鋼スラグと呼ばれるものには未だ
に有効な利用方法が見出されていないものが多い。その
ひとつとして、溶銑の予備処理段階で副生する脱硫スラ
グが挙げられる。
【0011】脱硫スラグは、イオウ分を除去する工程で
副生するスラグであり、他のスラグよりもイオウ分が多
い特徴を有する。したがって、イオウ分を嫌うセメント
原料への利用ができないこと、また、その他の有効な利
用方法も見出されていないことから廃棄処分されている
ことが多い。
【0012】以上のように、本発明者らは鋭意努力を重
ね、有効利用方法が見出されていない脱硫スラグの粉末
が優れた六価クロムの還元能力を有することを見出し
た。
【0013】脱硫スラグは非硫酸態イオウを含有してい
ることが重要であるが、単に、非硫酸態イオウを含まな
い、もしくは非硫酸態イオウの含有量が少ないスラグに
非硫酸態イオウの形態をとるイオウ化合物、例えば、硫
黄華、多硫化物、硫化物、チオ硫酸塩、亜硫酸塩を添加
したのでは、本発明のような優れた六価クロムの還元性
能は得られない。また、硫黄華、多硫化物、硫化物、チ
オ硫酸塩、亜硫酸塩等をセメントと混合した場合には、
イオウ化合物が流出して効果が持続しないという問題が
あり、しかも不経済である。
【0014】また、本発明者らは脱硫スラグ中の非硫酸
態イオウ成分は粒内で偏析しているため、粗粉では非硫
酸態イオウが粒内に留まりやすく、微粉化すると非硫酸
態イオウが表面に露出し、非硫酸態度イオウが水分と接
触すると六価クロム低減に有効な非硫酸態イオウが溶出
するという特徴があることを見出した。すなわち、即効
性が要求される用途では脱硫スラグの微粉を用い、長期
にわたる効果が要求される用途では脱硫スラグの粗粉を
併用するという方法がある。
【0015】さらに、カチオン収着剤とを組み合わせる
ことによって三価に還元されたクロムを捕集でき、六価
クロムの再溶出を防止できること、また、カドミウムや
鉛なども固定化でき、多面的に有害物質を低減できるこ
とを知見し、本発明を完成するに至った。
【0016】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、脱硫ス
ラグ粉末とカチオン収着剤を含有してなる有害物質低減
剤であり、非硫酸態イオウとして存在するイオウを0.5%
以上含むことを特徴とする該有害物質低減剤であり、脱
硫スラグ粉末のブレーン比表面積が3,000cm2/g以上であ
ることを特徴とする該有害物質低減剤である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で使用する脱硫スラグとは、溶銑の予備処理段階
で副生するスラグ、いわゆる予備処理スラグのうち、脱
硫工程で副生するスラグを総称するものであり、特に限
定されるものではない。
【0018】脱硫スラグの成分は特に限定されるもので
はないが、具体的には、CaO、SiO2、Al2O3、Fe2O3、S、
MgO、TiO2、MnO、Na2O、P2O5等、さらにFe2O3以外の状
態で存在するFeを含んでいる。これらの成分割合は、使
用する鉄鉱石の組成や脱硫剤の組成によって大きく異な
るので、一義的な組成範囲を持たない。また、化合物と
しては、トライカルシウムシリケート3CaO・SiO2、ダイ
カルシウムシリケート2CaO・SiO2、ランキナイト3CaO・2S
iO2、ワラストナイトCaO・SiO2などのカルシウムシリケ
ート、カルシウムフェライトやカルシウムアルミノフェ
ライト、遊離石灰、リューサイト(K2O、Na2O)・Al2O3
SiO2、スピネルMgO・Al2O3、マグネタイトFe3O4、さら
に、硫化カルシウムCaS、硫化鉄FeSなどの硫化物等を含
む場合が多いが、化合物組成も化学成分の変動と関連す
るため一義的に決定されるものではない。
【0019】本発明では、脱硫スラグのうち、非硫酸態
イオウとして存在するイオウ(以下、単に非硫酸態イオ
ウという)を0.5%以上含むものを用いることが、本発明
の効果が顕著であることから好ましい。非硫酸態イオウ
が0.5%未満では、本発明の効果、すなわち、六価クロム
還元性能が充分に得られない場合がある。非硫酸態イオ
ウは、0.5%以上であり、0.7%以上が好ましく、0.9%以上
がより好ましい。
【0020】非硫酸態イオウ量は、全イオウ量、単体イ
オウ量、硫化物態イオウ量、チオ硫酸態イオウ量、硫酸
態イオウ(三酸化イオウ)量を定量することによって求
められる。これら状態の異なるイオウの定量方法は、山
口と小野の方法によって求めることができる。これは、
「高炉スラグ中硫黄の状態分析」と題する論文に詳細に
記載されている(山口直治、小野昭紘:製鉄研究、第30
1号、pp.37-40、1980)。また、硫酸態イオウ量(三酸
化イオウ)と硫化物イオウ量については、JISR 5202に
定められた方法によても求めることができる。
【0021】脱硫スラグのブレーン比表面積は特に限定
されるものではないが、即効性の微粉として3,000cm2/g
以上が好ましく、4,000cm2/g〜8,000cm2/gがより好まし
く、6,000cm2/g〜8,000cm2/gが最も好ましい。ブレーン
比表面積が3,000cm2/g未満では、本発明の効果、すなわ
ち、六価クロム還元性能が充分に得られない場合があ
る。また、8,000cm2/gを超えるように粉砕するには、粉
砕動力が大きくなり不経済であり、また、脱硫スラグが
風化しやすくなって、品質の経時的な劣化が大きくなる
傾向がある。
【0022】また、六価クロム低減効果において、遅効
性が必要とされる場合、脱硫スラグの粗粉を本有害物質
低減剤に添加するのが好ましい。この目的に用いる脱硫
スラグ粗粉のブレーン比表面積は500cm2/g〜3,000cm2/g
が好ましい。ブレーン比表面積が3,000cm2/gを越えると
微粉との粒径差がなくなるため、遅効性が現れない。
【0023】本発明で言うカチオン収着剤とは、カチオ
ンを吸着あるいは吸収する物質を総称するものであり、
特に限定されるものではない。ここで言う、吸着あるい
は吸収とは、物理的な吸着、化学反応による吸着、イオ
ン交換、錯体化など広義な意味で用いる。
【0024】カチオン収着剤の具体例としては、例え
ば、モンモリロナイトやカオリナイトなどに代表される
層状化合物である、いわゆるベントナイト類、クリノプ
チロライトやモルデナイトに代表されるゼオライト類、
セピオライト、アパタイト、リン酸ジルコニウムなどの
リン酸塩、三酸化アンチモンや五酸化アンチモンなどの
アンチモン酸塩、活性炭、多硫化物、硫化物、チオ硫酸
塩類、亜硫酸塩類などのイオウ化合物、アマルガム、硫
酸第一鉄、塩化第一鉄などの鉄化合物、セルロース類や
ポリビニルアルコール、キトサンなどの水溶性高分子
類、ジアルキルジチオカルバミン酸類、キノリン化合物
類、ポリアミン類、糖類、などが挙げられ、これらのう
ちの1種または2種以上を併用することができる。経済
性の面から、また、本発明の効果が顕著であることか
ら、ベントナイト類やゼオライト類を使用することが好
ましい。
【0025】本発明では、本発明のカチオン収着剤の他
に、従来利用されてきた還元剤や有害物質低減剤を併用
して用いることも可能である。
【0026】脱硫スラグ粉末とカチオン収着剤の配合割
合は、選択するカチオン収着剤の種類によって変化する
ため、一義的に決定されるものではなく、特に限定され
るものではない。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実験例に基づいてさらに説明
する。
【0028】実験例1
【0029】表1に示すような素性の異なる脱硫スラグ
微粉末50部とカチオン収着剤イ50部からなる有害物質低
減剤を調製した。この有害物質低減剤を用いて、各種有
害物質の低減能力を確認した。比較のために、高炉水砕
スラグ及び脱珪スラグについても同様の実験を行った。
結果を表1に併記する。
【0030】<使用材料> スラグA :脱硫スラグ、ブレーン比表面積3,000cm2/
g、非硫酸態イオウ0.9% スラグB :脱硫スラグ、ブレーン比表面積4,000cm2/
g、非硫酸態イオウ0.9% スラグC :脱硫スラグ、ブレーン比表面積5,000cm2/
g、非硫酸態イオウ0.9% スラグD :脱硫スラグ、ブレーン比表面積6,000cm2/
g、非硫酸態イオウ0.9% スラグE :脱硫スラグ、ブレーン比表面積8,000cm2/
g、非硫酸態イオウ0.9% スラグF :脱硫スラグDを水に浸漬してエイジング
し、非硫酸態イオウを0.7%にしたもの。ブレーン比表面
積6,000cm2/g。 スラグG :脱硫スラグDを水に浸漬してエイジング
し、非硫酸態イオウを0.5%にしたもの。ブレーン比表面
積6,000cm2/g。 スラグH :高炉水砕スラグ、ブレーン比表面積6,000c
m2/g、非硫酸態イオウ0.6% スラグI :脱珪スラグ、ブレーン比表面積6,000cm2/
g。
【0031】カチオン収着剤イ:市販のベントナイト 六価クロム標準溶液:関東化学工業社製 カドミウム標準溶液:関東化学工業社製 鉛標準溶液:関東化学工業社製
【0032】<測定方法> クロム低減能力:六価クロム標準溶液を希釈して、六価
クロム濃度が50mg/lの溶液を調製し、この六価クロム溶
液50ccに各有害物質低減剤10gを入れて攪拌し、1日後
に固液分離して液相中の残存六価クロム濃度及び三価ク
ロム濃度を測定することによって評価した。ただし、三
価クロム濃度は全クロム濃度から六価クロム濃度を差し
引いて求めた。すなわち、三価クロムおよび六価クロム
の混合クロム溶液から三価クロムを分離処理する前と後
でクロム濃度を測定した。クロム濃度は、JIS K 0102に
準じ、ICP発光分光分析法により測定した。 カドミウム及び鉛低減能力:カドミウム標準溶液及び鉛
標準溶液を希釈して、それぞれの濃度が25mg/lの溶液を
調製し、この溶液50ccに各有害物質低減剤10gを入れて
攪拌し、1日後に固液分離して液相中のカドミウム及び
鉛の残存濃度を測定することによって評価した。
【0033】
【表1】
【0034】実験例2 非硫酸態イオウ含有量が0.7%の脱硫スラグ及びカチオ
ン収着材の混合物を用いて、表2に示すように脱硫ス
ラグの粉末度を変化させた。これらのスラグの六価クロ
ム還元能力について初期、中期、長期にわたって経時的
に確認した。比較のため、非硫酸態イオウ含有量が0.6
%の高炉水砕スラグを用いて同様の試験を行った。結果
を表2に示す。
【0035】<測定方法> 脱硫スラグの六価クロム還元能力確認試験:六価クロム
濃度が50mg/リットルの溶液100ccに各有害物質低減剤20gを
入れ、密栓して振とうし、所定時間後に固液分離して液
相中の残存する六価クロムの濃度を測定した。
【0036】
【表2】 (1)表中のNDは検出限界以下であることを示す。
【0037】実施例3 スラグDを使用し、カチオン収着剤を表3に示すように
変化したこと以外は実施例1と同様に行った。結果を表
3に併記する。
【0038】<使用材料> カチオン収着剤ロ:市販のゼオライト カチオン収着剤ハ:市販の活性炭 カチオン収着剤ニ:市販の硫酸第一鉄 カチオン収着剤ホ:市販のサッカロース
【0039】
【表3】
【0040】
【発明の効果】本発明の有害物質低減剤は、未だに有効
利用方法が見出されずにいる脱硫スラグを粉末化した脱
硫スラグ粉末とカチオン収着剤を含有し、これを使用す
ることにより、六価クロムを著しく低減することがで
き、また、酸化条件下で六価クロムに変化する三価クロ
ムも併せて低減できるばかりでなく、カドミウムや鉛な
どの有害物質を多面的に低減できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/28 B09B 3/00 ZAB 1/70 Fターム(参考) 2E191 BA02 BB01 BC01 BC05 BD11 4D004 AA33 AA41 AB03 CA37 CA47 CC11 CC20 4D024 AA04 AB17 BA01 BA07 BA14 BA16 DB22 4D038 AA08 AB65 AB71 AB74 BB06 BB15 4D050 AA12 AB54 BA20 BC10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脱硫スラグ粉末とカチオン収着剤を含有
    してなる有害物質低減剤。
  2. 【請求項2】 脱硫スラグ粉末が非硫酸態イオウとして
    存在するイオウを0.5%以上含むことを特徴とする請求項
    1記載の有害物質低減剤。
  3. 【請求項3】 脱硫スラグ粉末のブレーン比表面積が3,
    000cm2/g以上であることを特徴とする請求項1または請
    求項2に記載の有害物質低減剤。
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