JP2003168502A - 電線接続端子 - Google Patents
電線接続端子Info
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- JP2003168502A JP2003168502A JP2001366697A JP2001366697A JP2003168502A JP 2003168502 A JP2003168502 A JP 2003168502A JP 2001366697 A JP2001366697 A JP 2001366697A JP 2001366697 A JP2001366697 A JP 2001366697A JP 2003168502 A JP2003168502 A JP 2003168502A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 アルミ電線のアルミ芯線部に電線接続端子を
接続すると同時に酸化被膜を効率良く破壊しつつ電気的
に接続可能な電線接続端子を提供すること。 【解決手段】 一端に相手側被接続部に導通接続される
接続部を有するとともに他端にアルミ電線のアルミ芯線
部が挿入される挿入孔が形成された電線接続部を有し、
この電線接続部の一開口端から電線挿入方向に向かって
複数のスリット部が形成され、かつ、電線接続部の外周
に一開口端方向に向かって漸次先細るテーパ状のおねじ
部が形成されたおねじ側端子と、このおねじ側端子のお
ねじ部に螺嵌されるテーパ状のめねじ孔が形成されため
ねじ側端子とから電線接続端子を構成する。挿入孔内の
アルミ芯線部は、めねじ側端子の締め付け力により、挿
入孔の壁面に挟着されて固定されるので、アルミ芯線部
表面に生じた酸化被膜を破壊しつつ電気的に接続するこ
とができる。
接続すると同時に酸化被膜を効率良く破壊しつつ電気的
に接続可能な電線接続端子を提供すること。 【解決手段】 一端に相手側被接続部に導通接続される
接続部を有するとともに他端にアルミ電線のアルミ芯線
部が挿入される挿入孔が形成された電線接続部を有し、
この電線接続部の一開口端から電線挿入方向に向かって
複数のスリット部が形成され、かつ、電線接続部の外周
に一開口端方向に向かって漸次先細るテーパ状のおねじ
部が形成されたおねじ側端子と、このおねじ側端子のお
ねじ部に螺嵌されるテーパ状のめねじ孔が形成されため
ねじ側端子とから電線接続端子を構成する。挿入孔内の
アルミ芯線部は、めねじ側端子の締め付け力により、挿
入孔の壁面に挟着されて固定されるので、アルミ芯線部
表面に生じた酸化被膜を破壊しつつ電気的に接続するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線接続端子に関
し、さらに詳しくは、アルミ電線との接続に好適に用い
られる電線接続端子に関するものである。
し、さらに詳しくは、アルミ電線との接続に好適に用い
られる電線接続端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、発電所、架空送電線等の電力分野
においては、軽量かつ電気伝導性に優れることから、ア
ルミニウム系材料からなる芯線を有するアルミ電線が電
力線として使用されている。一般に、電線を用いて各種
電気装置等に配線を行う際には、電線の端末部分に電線
接続端子が取付けられるが、上記アルミ電線に適用され
る電線接続端子としては、例えば、図5に示したものが
知られている。
においては、軽量かつ電気伝導性に優れることから、ア
ルミニウム系材料からなる芯線を有するアルミ電線が電
力線として使用されている。一般に、電線を用いて各種
電気装置等に配線を行う際には、電線の端末部分に電線
接続端子が取付けられるが、上記アルミ電線に適用され
る電線接続端子としては、例えば、図5に示したものが
知られている。
【0003】図5は、従来の電線接続端子とアルミ電線
を示した外観斜視図である。電線接続端子50は、アル
ミニウムやアルミニウム合金等の金属材料から一体に形
成されたものである。この電線接続端子50は、先端に
ボルト等の締結手段(図示されず)を貫通可能な貫通孔
51が形成された締結部52を有するとともに、基端に
アルミ電線53の端末部が挿入される挿入孔54が形成
された筒状の電線接続部55を有している。
を示した外観斜視図である。電線接続端子50は、アル
ミニウムやアルミニウム合金等の金属材料から一体に形
成されたものである。この電線接続端子50は、先端に
ボルト等の締結手段(図示されず)を貫通可能な貫通孔
51が形成された締結部52を有するとともに、基端に
アルミ電線53の端末部が挿入される挿入孔54が形成
された筒状の電線接続部55を有している。
【0004】この電線接続端子50にアルミ電線53を
接続するに当たっては、アルミ電線53の端末部の外被
56を皮剥して露出させたアルミ芯線部57を電線接続
端子50の挿入孔54に挿入し、図略の工具等により電
線接続部55を外側から圧縮して加締める。これによ
り、図6に示すように、電線接続端子50とアルミ電線
53とが分離不能に圧着される(図中、電線接続部55
は六角形状に圧着されている)。
接続するに当たっては、アルミ電線53の端末部の外被
56を皮剥して露出させたアルミ芯線部57を電線接続
端子50の挿入孔54に挿入し、図略の工具等により電
線接続部55を外側から圧縮して加締める。これによ
り、図6に示すように、電線接続端子50とアルミ電線
53とが分離不能に圧着される(図中、電線接続部55
は六角形状に圧着されている)。
【0005】一方、締結部52を各種電気装置等に締結
して電気的に接続するに当たっては、貫通孔51にボル
ト等の締結手段を貫通し、その締結手段を各種電気装置
等の被接続部に締め付け固定する。これにより、アルミ
電線53と各種電気装置等が電線接続端子50を介して
電気的に接続された状態となる。
して電気的に接続するに当たっては、貫通孔51にボル
ト等の締結手段を貫通し、その締結手段を各種電気装置
等の被接続部に締め付け固定する。これにより、アルミ
電線53と各種電気装置等が電線接続端子50を介して
電気的に接続された状態となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
力分野に対して、自動車、OA機器、家電製品等の分野
においては、低コストで電気伝導性に優れた銅系材料か
らなる芯線を有する銅電線が信号線として使用されてい
る。
力分野に対して、自動車、OA機器、家電製品等の分野
においては、低コストで電気伝導性に優れた銅系材料か
らなる芯線を有する銅電線が信号線として使用されてい
る。
【0007】中でも自動車分野においては、車両の高性
能・高機能化が急速に進められてきていることから、車
載される各種電気機器、制御機器等の増加に伴って、使
用される銅電線も増加する傾向にあるのが現状である。
また最近では、環境への負荷の少ない電気自動車や燃料
電池自動車等の開発が盛んに行われており、この種の自
動車においては、バッテリーや燃料電池等から大きな電
気エネルギーを取り出す必要があることから、これらに
接続される電線としては、従来の信号線に比べより太径
の電力線が必要とされる。
能・高機能化が急速に進められてきていることから、車
載される各種電気機器、制御機器等の増加に伴って、使
用される銅電線も増加する傾向にあるのが現状である。
また最近では、環境への負荷の少ない電気自動車や燃料
電池自動車等の開発が盛んに行われており、この種の自
動車においては、バッテリーや燃料電池等から大きな電
気エネルギーを取り出す必要があることから、これらに
接続される電線としては、従来の信号線に比べより太径
の電力線が必要とされる。
【0008】このような状況の下、車両重量を軽くする
ことにより燃費効率等を向上させようとした場合、自動
車一台当たりに使用される電線の総重量はばかになら
ず、決して軽視することができる重さではない。特に、
近い将来普及が見込まれている電気自動車や燃料電池自
動車等においては、車載されるバッテリーや燃料電池等
それ自体が重いことから、少しでも車両を軽くしたいと
いう要望が強い。そのため、より一層の軽量化を図る目
的から、銅に比較して密度が約3分の1であるアルミニ
ウムを芯線に用いたアルミ電線が最近自動車分野におい
て特に注目されている(銅の密度8.96g/cm3対
し、アルミニウムの密度は2.70g/cm3)。
ことにより燃費効率等を向上させようとした場合、自動
車一台当たりに使用される電線の総重量はばかになら
ず、決して軽視することができる重さではない。特に、
近い将来普及が見込まれている電気自動車や燃料電池自
動車等においては、車載されるバッテリーや燃料電池等
それ自体が重いことから、少しでも車両を軽くしたいと
いう要望が強い。そのため、より一層の軽量化を図る目
的から、銅に比較して密度が約3分の1であるアルミニ
ウムを芯線に用いたアルミ電線が最近自動車分野におい
て特に注目されている(銅の密度8.96g/cm3対
し、アルミニウムの密度は2.70g/cm3)。
【0009】しかしながら、このアルミ電線自体は、既
に上述したように架空送電線等の電力分野において使用
されてはいるものの、自動車分野においては今まで特に
その必要性に乏しかったことから、それほど普及してい
なかったものであり、アルミ電線を自動車用として用い
ようとした場合には、次のような問題が発生する。
に上述したように架空送電線等の電力分野において使用
されてはいるものの、自動車分野においては今まで特に
その必要性に乏しかったことから、それほど普及してい
なかったものであり、アルミ電線を自動車用として用い
ようとした場合には、次のような問題が発生する。
【0010】即ち、アルミニウムは非常に活性であるこ
とから、アルミ電線の端末部の外被が皮剥されてアルミ
芯線部が露出されると、表面が外気に曝されて酸化さ
れ、酸化アルミニウムからなる酸化被膜が形成される。
この酸化被膜は、約100Å以下と極めて薄いものであ
るが、緻密で硬質、かつ、絶縁性であるため、アルミ芯
線部と電線接続端子との間に介在したままの状態で電気
的接続が行われると電気抵抗が大きくなる。
とから、アルミ電線の端末部の外被が皮剥されてアルミ
芯線部が露出されると、表面が外気に曝されて酸化さ
れ、酸化アルミニウムからなる酸化被膜が形成される。
この酸化被膜は、約100Å以下と極めて薄いものであ
るが、緻密で硬質、かつ、絶縁性であるため、アルミ芯
線部と電線接続端子との間に介在したままの状態で電気
的接続が行われると電気抵抗が大きくなる。
【0011】そのため、上述した電力分野等において
は、この問題を回避するため、アルミ電線と電線接続端
子とを接続する直前に、アルミ芯線部の酸化被膜を作業
者等が予めワイヤブラシ等を用いて機械的に破壊・除去
するといったことが一般に行われている。なぜなら、従
来の電線接続端子の電線接続部を単に加締めただけで
は、アルミ芯線部に形成された硬質な酸化被膜を破壊す
ることができないからである。
は、この問題を回避するため、アルミ電線と電線接続端
子とを接続する直前に、アルミ芯線部の酸化被膜を作業
者等が予めワイヤブラシ等を用いて機械的に破壊・除去
するといったことが一般に行われている。なぜなら、従
来の電線接続端子の電線接続部を単に加締めただけで
は、アルミ芯線部に形成された硬質な酸化被膜を破壊す
ることができないからである。
【0012】しかしながら、多数の電線を使用する自動
車分野においてこの種の作業を行っていたのでは、非常
に効率が悪いばかりでなく、生産性を悪化せしめること
このうえない。また、作業者の違い等により酸化被膜の
除去量も一定とならず、電気的接続ばらつきも大きくな
るといった問題も生じる。
車分野においてこの種の作業を行っていたのでは、非常
に効率が悪いばかりでなく、生産性を悪化せしめること
このうえない。また、作業者の違い等により酸化被膜の
除去量も一定とならず、電気的接続ばらつきも大きくな
るといった問題も生じる。
【0013】そこで本発明が解決しようとする課題は、
アルミ電線のアルミ芯線部に電線接続端子を接続すると
同時に酸化被膜を効率良く破壊しつつ電気的に接続可能
な電線接続端子を提供することにある。
アルミ電線のアルミ芯線部に電線接続端子を接続すると
同時に酸化被膜を効率良く破壊しつつ電気的に接続可能
な電線接続端子を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明に係る電線接続端子は、請求項1に記載のよ
うに、一端に相手側被接続部に導通接続される接続部を
有するとともに他端にアルミ電線のアルミ芯線部が挿入
される挿入孔が形成された電線接続部を有し、この電線
接続部の一開口端から電線挿入方向に向かって複数のス
リット部が形成され、かつ、電線接続部の外周に一開口
端方向に向かって漸次先細るテーパ状のおねじ部が形成
されたおねじ側端子と、このおねじ側端子のおねじ部に
螺嵌されるテーパ状のめねじ孔が形成されためねじ側端
子とからなることを要旨とするものである。
に、本発明に係る電線接続端子は、請求項1に記載のよ
うに、一端に相手側被接続部に導通接続される接続部を
有するとともに他端にアルミ電線のアルミ芯線部が挿入
される挿入孔が形成された電線接続部を有し、この電線
接続部の一開口端から電線挿入方向に向かって複数のス
リット部が形成され、かつ、電線接続部の外周に一開口
端方向に向かって漸次先細るテーパ状のおねじ部が形成
されたおねじ側端子と、このおねじ側端子のおねじ部に
螺嵌されるテーパ状のめねじ孔が形成されためねじ側端
子とからなることを要旨とするものである。
【0015】上記電線接続端子によれば、おねじ側端子
の電線接続部の挿入孔にアルミ電線のアルミ芯線部を挿
入した後、電線接続部のおねじ部にめねじ側端子が螺嵌
されると、めねじ側端子の締め付け力により、スリット
部の隙間が徐々に狭くなり、挿入孔内のアルミ芯線部は
挿入孔の壁面に挟着されて固定される。これによりアル
ミ芯線部の表面に形成されていた酸化被膜が破壊され、
アルミ芯線部内部の新鮮な金属表面と挿入孔の壁面とが
接触して電気的に接続される。
の電線接続部の挿入孔にアルミ電線のアルミ芯線部を挿
入した後、電線接続部のおねじ部にめねじ側端子が螺嵌
されると、めねじ側端子の締め付け力により、スリット
部の隙間が徐々に狭くなり、挿入孔内のアルミ芯線部は
挿入孔の壁面に挟着されて固定される。これによりアル
ミ芯線部の表面に形成されていた酸化被膜が破壊され、
アルミ芯線部内部の新鮮な金属表面と挿入孔の壁面とが
接触して電気的に接続される。
【0016】したがって、アルミ電線のアルミ芯線部に
電線接続端子を接続すると同時に酸化被膜を効率良く破
壊しつつ電気的に接続することが可能となる。
電線接続端子を接続すると同時に酸化被膜を効率良く破
壊しつつ電気的に接続することが可能となる。
【0017】この場合、請求項2に記載のように、前記
スリット部は、一対の対向する対向スリットであること
が好ましい。スリット部が対向スリットである場合に
は、電線接続部が対称に二分割されるので、挿入孔の壁
面によりアルミ芯線部を均一に挟着し易くなる。また、
挿入孔の壁面とアルミ芯線部表面との接触面積をそれ程
減少させることもない。
スリット部は、一対の対向する対向スリットであること
が好ましい。スリット部が対向スリットである場合に
は、電線接続部が対称に二分割されるので、挿入孔の壁
面によりアルミ芯線部を均一に挟着し易くなる。また、
挿入孔の壁面とアルミ芯線部表面との接触面積をそれ程
減少させることもない。
【0018】また、請求項3に記載のように、前記おね
じ側端子における電線接続部の挿入孔の壁面には、突起
部又は溝部が形成されていることが好ましい。電線接続
部の挿入孔の壁面に突起部又は溝部が形成されている場
合には、電線接続部のおねじ部にめねじ側端子が螺嵌さ
れてアルミ芯線部が挟着される際に、アルミ芯線部表面
の酸化被膜を一層容易に破壊することが可能となる。
じ側端子における電線接続部の挿入孔の壁面には、突起
部又は溝部が形成されていることが好ましい。電線接続
部の挿入孔の壁面に突起部又は溝部が形成されている場
合には、電線接続部のおねじ部にめねじ側端子が螺嵌さ
れてアルミ芯線部が挟着される際に、アルミ芯線部表面
の酸化被膜を一層容易に破壊することが可能となる。
【0019】また、請求項4に記載のように、前記おね
じ側端子における電線接続部の挿入孔の一開口端縁に
は、電線挿入方向に向かって漸次先細るテーパ状のテー
パ面部が形成されていることが好ましい。電線接続部の
挿入孔の一開口端縁に電線挿入方向に向かって漸次先細
るテーパ状のテーパ面部が形成されている場合には、電
線接続端子を接続した後のアルミ電線の屈曲性を向上さ
せることが可能となる。
じ側端子における電線接続部の挿入孔の一開口端縁に
は、電線挿入方向に向かって漸次先細るテーパ状のテー
パ面部が形成されていることが好ましい。電線接続部の
挿入孔の一開口端縁に電線挿入方向に向かって漸次先細
るテーパ状のテーパ面部が形成されている場合には、電
線接続端子を接続した後のアルミ電線の屈曲性を向上さ
せることが可能となる。
【0020】また、請求項5に記載のように、前記おね
じ側端子における接続部は、締結手段を貫通可能な貫通
孔が形成された締結部であることが好ましく、また、請
求項6に記載のように、前記電線接続端子は、車載用と
して用いられることが好ましい。
じ側端子における接続部は、締結手段を貫通可能な貫通
孔が形成された締結部であることが好ましく、また、請
求項6に記載のように、前記電線接続端子は、車載用と
して用いられることが好ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照にして詳細に説明する。尚、図略の相手側
被接続部との接続方向を前方側として説明する。
て図面を参照にして詳細に説明する。尚、図略の相手側
被接続部との接続方向を前方側として説明する。
【0022】図1は、本発明の一実施形態に係る電線接
続端子とこの電線接続端子に接続されるアルミ電線を示
した分解斜視図、図2は、電線接続端子にアルミ電線を
接続する前の状態を示した外観斜視図、図3は、電線接
続端子にアルミ電線を接続する接続時の状態を示した断
面図、図4は、電線接続端子にアルミ電線を接続した後
の状態を示した外観斜視図である。
続端子とこの電線接続端子に接続されるアルミ電線を示
した分解斜視図、図2は、電線接続端子にアルミ電線を
接続する前の状態を示した外観斜視図、図3は、電線接
続端子にアルミ電線を接続する接続時の状態を示した断
面図、図4は、電線接続端子にアルミ電線を接続した後
の状態を示した外観斜視図である。
【0023】図1に示すように、アルミ電線10は、ア
ルミニウム素線若しくはアルミニウム合金素線又はこれ
らと他の金属材料からなる素線とが複数本撚り合わされ
て形成されたアルミ芯線部11を有しており、このアル
ミ芯線部11の外周には、絶縁樹脂からなる外被12が
被覆されている。なお、図においては、アルミ電線10
の端末部の外被12が皮剥されてアルミ芯線部11が所
定長さ露出されている。
ルミニウム素線若しくはアルミニウム合金素線又はこれ
らと他の金属材料からなる素線とが複数本撚り合わされ
て形成されたアルミ芯線部11を有しており、このアル
ミ芯線部11の外周には、絶縁樹脂からなる外被12が
被覆されている。なお、図においては、アルミ電線10
の端末部の外被12が皮剥されてアルミ芯線部11が所
定長さ露出されている。
【0024】電線接続端子13は、アルミニウム、アル
ミニウム合金、銅、銅合金等の金属材料から形成された
もので、アルミ電線10のアルミ芯線部11に電気的に
接続されるおねじ側端子14と、このおねじ側端子に螺
嵌されるめねじ側端子15とから構成されている。
ミニウム合金、銅、銅合金等の金属材料から形成された
もので、アルミ電線10のアルミ芯線部11に電気的に
接続されるおねじ側端子14と、このおねじ側端子に螺
嵌されるめねじ側端子15とから構成されている。
【0025】おねじ側端子14は、その先端に図略の相
手側被接続部に接続される接続部としての締結部16を
有するともに、基端にアルミ電線10に接続される電線
接続部17を有している。
手側被接続部に接続される接続部としての締結部16を
有するともに、基端にアルミ電線10に接続される電線
接続部17を有している。
【0026】締結部16は、その外形が略直方体状とさ
れ、中央にはボルト等の締結手段(図示されず)を貫通
可能な貫通孔18が形成されており、この貫通孔18に
ボルト等の締結手段を貫通して相手側被接続部に締め付
け固定することができるようになっている。
れ、中央にはボルト等の締結手段(図示されず)を貫通
可能な貫通孔18が形成されており、この貫通孔18に
ボルト等の締結手段を貫通して相手側被接続部に締め付
け固定することができるようになっている。
【0027】また、電線接続部17は、その外形が一端
が開口した筒状とされ、内部にはアルミ電線10のアル
ミ芯線部11が挿入される挿入孔19が形成されてい
る。また、この挿入孔19の一開口端縁には、電線挿入
方向に向かって漸次先細るテーパ状のテーパ面部20が
形成されている。このテーパ面部20は、電線接続端子
13を接続した後のアルミ電線10の屈曲性を向上させ
るためのものである。
が開口した筒状とされ、内部にはアルミ電線10のアル
ミ芯線部11が挿入される挿入孔19が形成されてい
る。また、この挿入孔19の一開口端縁には、電線挿入
方向に向かって漸次先細るテーパ状のテーパ面部20が
形成されている。このテーパ面部20は、電線接続端子
13を接続した後のアルミ電線10の屈曲性を向上させ
るためのものである。
【0028】また、電線接続部17の周壁21には、一
開口端からアルミ電線10の挿入方向に向かって一対の
対向する対向スリット22a、22b(22b側図示さ
れず)が形成されるとともに、電線接続部17の外周に
は、電線接続部の長手方向の途中部位から一開口端に向
かって漸次先細るテーパ状のおねじ部23が形成されて
いる。
開口端からアルミ電線10の挿入方向に向かって一対の
対向する対向スリット22a、22b(22b側図示さ
れず)が形成されるとともに、電線接続部17の外周に
は、電線接続部の長手方向の途中部位から一開口端に向
かって漸次先細るテーパ状のおねじ部23が形成されて
いる。
【0029】他方、めねじ側端子15は、その外形が六
角形状とされ、中央にはおねじ側端子14のおねじ部2
3が螺合されるテーパ状のめねじ孔24が前後方向に貫
通形成されている。
角形状とされ、中央にはおねじ側端子14のおねじ部2
3が螺合されるテーパ状のめねじ孔24が前後方向に貫
通形成されている。
【0030】次に、上記構成を有する電線接続端子13
をアルミ電線10に接続する組み付け操作について説明
する。図2に示すように、めねじ側端子15のめねじ孔
24にアルミ電線10のアルミ芯線部11を先通しした
後、図3に示すように、アルミ芯線部11をおねじ側端
子14の電線接続部17の挿入孔19内に挿入する。そ
して、図略の工具等を用いて電線接続部17のおねじ部
23にめねじ側端子15を螺嵌する。これにより、図4
に示すように、電線接続端子13とアルミ電線10とが
電気的に接続された状態となる。
をアルミ電線10に接続する組み付け操作について説明
する。図2に示すように、めねじ側端子15のめねじ孔
24にアルミ電線10のアルミ芯線部11を先通しした
後、図3に示すように、アルミ芯線部11をおねじ側端
子14の電線接続部17の挿入孔19内に挿入する。そ
して、図略の工具等を用いて電線接続部17のおねじ部
23にめねじ側端子15を螺嵌する。これにより、図4
に示すように、電線接続端子13とアルミ電線10とが
電気的に接続された状態となる。
【0031】上記電線接続端子によれば、おねじ側端子
の電線接続部の挿入孔にアルミ電線のアルミ芯線部を挿
入した後、電線接続部のおねじ部にめねじ側端子が螺嵌
されると、めねじ側端子の締め付け力により、対向スリ
ットの隙間が徐々に狭くなり、挿入孔内のアルミ芯線部
は挿入孔の壁面に挟着される。この際、対向スリットに
より電線接続部が対称に二分割されているので、アルミ
芯線部は挿通孔の壁面により均一に挟着される。
の電線接続部の挿入孔にアルミ電線のアルミ芯線部を挿
入した後、電線接続部のおねじ部にめねじ側端子が螺嵌
されると、めねじ側端子の締め付け力により、対向スリ
ットの隙間が徐々に狭くなり、挿入孔内のアルミ芯線部
は挿入孔の壁面に挟着される。この際、対向スリットに
より電線接続部が対称に二分割されているので、アルミ
芯線部は挿通孔の壁面により均一に挟着される。
【0032】これにより、アルミ芯線部の表面に形成さ
れていた酸化被膜が破壊され、アルミ芯線部内部の新鮮
な金属表面と挿入孔の壁面とが接触して電気的に接続さ
れる。したがって、アルミ電線のアルミ芯線部に電線接
続端子を接続すると同時に酸化被膜を効率良く破壊しつ
つ電気的に接続することが可能となる。また、電線接続
部の挿入孔の一開口端縁にテーパ面部が形成されている
ので、電線接続端子を接続した後のアルミ電線の屈曲性
を向上させることが可能となる。
れていた酸化被膜が破壊され、アルミ芯線部内部の新鮮
な金属表面と挿入孔の壁面とが接触して電気的に接続さ
れる。したがって、アルミ電線のアルミ芯線部に電線接
続端子を接続すると同時に酸化被膜を効率良く破壊しつ
つ電気的に接続することが可能となる。また、電線接続
部の挿入孔の一開口端縁にテーパ面部が形成されている
ので、電線接続端子を接続した後のアルミ電線の屈曲性
を向上させることが可能となる。
【0033】そのため、アルミ電線と電線接続端子とを
接続する直前に、アルミ芯線部の酸化被膜を作業者等が
予めワイヤブラシ等を用いて機械的に破壊・除去すると
いった作業を行う必要がなくなり、生産性を向上させる
ことできる。また、酸化被膜の除去量の管理等も比較的
行い易く、電気的接続ばらつきも小さくすることができ
る。
接続する直前に、アルミ芯線部の酸化被膜を作業者等が
予めワイヤブラシ等を用いて機械的に破壊・除去すると
いった作業を行う必要がなくなり、生産性を向上させる
ことできる。また、酸化被膜の除去量の管理等も比較的
行い易く、電気的接続ばらつきも小さくすることができ
る。
【0034】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明に係る電線接続端子は上記実施の形態に何ら
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々の改変が可能である。例えば、上記実施の形態
においては、電線接続端子に接続される電線としてアル
ミ電線を用いたが、それ以外の銅電線等にも適用可能な
ものである。
が、本発明に係る電線接続端子は上記実施の形態に何ら
限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範
囲で種々の改変が可能である。例えば、上記実施の形態
においては、電線接続端子に接続される電線としてアル
ミ電線を用いたが、それ以外の銅電線等にも適用可能な
ものである。
【0035】また、上記実施の形態においては、おねじ
側端子の電線接続部に形成されるスリット部として対向
スリットを形成したが、スリット部の数は特に限定され
るものではなく、例えば、電線接続部が均等に3分割又
は4分割されるように3つ又は4つのスリット部を形成
したり、それ以上の複数のスリット部を形成することが
できるものであり、特に限定されるものではない。但
し、スリット部の数が多くなり過ぎると挿入孔の壁面と
アルミ芯線部表面との接触面積が減少し、強度も低下す
る傾向があることから、4分割程度までとするのが好ま
しいと言える。
側端子の電線接続部に形成されるスリット部として対向
スリットを形成したが、スリット部の数は特に限定され
るものではなく、例えば、電線接続部が均等に3分割又
は4分割されるように3つ又は4つのスリット部を形成
したり、それ以上の複数のスリット部を形成することが
できるものであり、特に限定されるものではない。但
し、スリット部の数が多くなり過ぎると挿入孔の壁面と
アルミ芯線部表面との接触面積が減少し、強度も低下す
る傾向があることから、4分割程度までとするのが好ま
しいと言える。
【0036】また、おねじ側端子においては、相手側被
接続部に接続される接続部として締結部を有する場合に
ついて説明したが、これ以外にも、例えば、相手側メス
端子の嵌合部に挿入される先細状のタブ部を有していて
も良いし(この場合オス端子となる)、相手側オス端子
のタブ部が挿入される筒状の嵌合部を有していても良い
(この場合メス端子となる)。即ち、接続部の形状は、
相手側被接続部の形状に合わせて種々変更可能なもので
あり、特に限定されるものではない。
接続部に接続される接続部として締結部を有する場合に
ついて説明したが、これ以外にも、例えば、相手側メス
端子の嵌合部に挿入される先細状のタブ部を有していて
も良いし(この場合オス端子となる)、相手側オス端子
のタブ部が挿入される筒状の嵌合部を有していても良い
(この場合メス端子となる)。即ち、接続部の形状は、
相手側被接続部の形状に合わせて種々変更可能なもので
あり、特に限定されるものではない。
【0037】また、必要に応じておねじ側端子における
電線接続部の挿入孔の壁面に突起部や溝部を形成しても
良い。挿入孔の壁面に突起部又は溝部を形成した場合に
は、電線接続部のおねじ部にめねじ側端子が螺嵌されて
アルミ芯線部が挟着される際に、アルミ芯線部表面の酸
化被膜を一層容易に破壊することが可能となる。
電線接続部の挿入孔の壁面に突起部や溝部を形成しても
良い。挿入孔の壁面に突起部又は溝部を形成した場合に
は、電線接続部のおねじ部にめねじ側端子が螺嵌されて
アルミ芯線部が挟着される際に、アルミ芯線部表面の酸
化被膜を一層容易に破壊することが可能となる。
【0038】また、めねじ側端子は、その外形を六角形
としたものを例示したが、それ以外の多角形形状に形成
することができることは言うまでもない。
としたものを例示したが、それ以外の多角形形状に形成
することができることは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る電線接続端子によれば、ア
ルミ電線のアルミ芯線部に電線接続端子を接続すると同
時に酸化被膜を効率良く破壊しつつ電気的に接続可能な
電線接続端子を得ることができる。
ルミ電線のアルミ芯線部に電線接続端子を接続すると同
時に酸化被膜を効率良く破壊しつつ電気的に接続可能な
電線接続端子を得ることができる。
【0040】そのため、この電線接続端子を多数の電線
を使用する自動車分野に用いた場合には、アルミ電線と
電線接続端子とを接続する直前に、アルミ芯線部の酸化
被膜を作業者等が予めワイヤブラシ等を用いて機械的に
破壊・除去する等といった作業を行う必要がないので、
非常に効率が良くなり、生産性も向上する。また、酸化
被膜の除去量もワイヤブラシ等による除去量に比べ均一
となり、電気的接続ばらつきを小さくすることも可能と
なる。
を使用する自動車分野に用いた場合には、アルミ電線と
電線接続端子とを接続する直前に、アルミ芯線部の酸化
被膜を作業者等が予めワイヤブラシ等を用いて機械的に
破壊・除去する等といった作業を行う必要がないので、
非常に効率が良くなり、生産性も向上する。また、酸化
被膜の除去量もワイヤブラシ等による除去量に比べ均一
となり、電気的接続ばらつきを小さくすることも可能と
なる。
【図1】 本発明の一実施形態に係る電線接続端子とこ
の電線接続端子に接続されるアルミ電線を示した分解斜
視図である。
の電線接続端子に接続されるアルミ電線を示した分解斜
視図である。
【図2】 電線接続端子にアルミ電線を接続する前の状
態を示した外観斜視図である。
態を示した外観斜視図である。
【図3】 電線接続端子にアルミ電線を接続する接続時
の状態を示した断面図である。
の状態を示した断面図である。
【図4】 電線接続端子にアルミ電線を接続した後の状
態を示した外観斜視図である。
態を示した外観斜視図である。
【図5】 従来の電線接続端子とアルミ電線を示した外
観斜視図である。
観斜視図である。
【図6】 従来の電線接続端子にアルミ電線を接続した
後の状態を示した外観斜視図である。
後の状態を示した外観斜視図である。
10 アルミ電線
11 アルミ芯線部
13 電線接続端子
14 おねじ側端子
15 めねじ側端子
16 締結部
17 電線接続部
18 貫通孔
19 挿入孔
20 テーパ面部
22a 対向スリット
23 おねじ部
24 めねじ孔
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 坂 善文
愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号
株式会社オートネットワーク技術研究所内
Fターム(参考) 5G355 AA03 BA01 BA08 CA06
5G363 AA16 BA02 DC02
5G375 AA02 CA02 CA13 CC07 DA36
Claims (6)
- 【請求項1】 一端に相手側被接続部に導通接続される
接続部を有するとともに他端にアルミ電線のアルミ芯線
部が挿入される挿入孔が形成された電線接続部を有し、
この電線接続部の一開口端から電線挿入方向に向かって
複数のスリット部が形成され、かつ、電線接続部の外周
に一開口端方向に向かって漸次先細るテーパ状のおねじ
部が形成されたおねじ側端子と、このおねじ側端子のお
ねじ部に螺嵌されるテーパ状のめねじ孔が形成されため
ねじ側端子とからなることを特徴とする電線接続端子。 - 【請求項2】 前記スリット部は、一対の対向する対向
スリットであることを特徴とする請求項1に記載の電線
接続端子。 - 【請求項3】 前記おねじ側端子における電線接続部の
挿入孔の壁面には、突起部又は溝部が形成されているこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の電線接続端子。 - 【請求項4】 前記おねじ側端子における電線接続部の
挿入孔の一開口端縁には、電線挿入方向に向かって漸次
先細るテーパ状のテーパ面部が形成されていることを特
徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電線接続端
子 - 【請求項5】 前記おねじ側端子における接続部は、締
結手段を貫通可能な貫通孔が形成された締結部であるこ
とを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の電線
接続端子。 - 【請求項6】 前記電線接続端子は、車載用として用い
られることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記
載の電線接続端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001366697A JP2003168502A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 電線接続端子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001366697A JP2003168502A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 電線接続端子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003168502A true JP2003168502A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=19176558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001366697A Pending JP2003168502A (ja) | 2001-11-30 | 2001-11-30 | 電線接続端子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003168502A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7597596B2 (en) | 2008-01-24 | 2009-10-06 | Yazaki Corporation | Crimping terminal with projection at bottom of insertion hole |
JP2015156285A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 住友電装株式会社 | 接続端子及びワイヤーハーネス |
JP2015156284A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 住友電装株式会社 | 接続端子及びワイヤーハーネス |
CN105406217A (zh) * | 2015-12-16 | 2016-03-16 | 镇江步云电子有限公司 | 一种改进的预绝缘端子 |
CN105811172A (zh) * | 2016-05-18 | 2016-07-27 | 国网山东省电力公司枣庄供电公司 | 一种防虚接接线端子 |
WO2021124843A1 (ja) * | 2019-12-18 | 2021-06-24 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 端子付電線 |
-
2001
- 2001-11-30 JP JP2001366697A patent/JP2003168502A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7597596B2 (en) | 2008-01-24 | 2009-10-06 | Yazaki Corporation | Crimping terminal with projection at bottom of insertion hole |
JP2015156285A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 住友電装株式会社 | 接続端子及びワイヤーハーネス |
JP2015156284A (ja) * | 2014-02-20 | 2015-08-27 | 住友電装株式会社 | 接続端子及びワイヤーハーネス |
CN105406217A (zh) * | 2015-12-16 | 2016-03-16 | 镇江步云电子有限公司 | 一种改进的预绝缘端子 |
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