JP2003168223A - 光ディスク装置及びサーボ回路 - Google Patents

光ディスク装置及びサーボ回路

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JP2003168223A
JP2003168223A JP2001364810A JP2001364810A JP2003168223A JP 2003168223 A JP2003168223 A JP 2003168223A JP 2001364810 A JP2001364810 A JP 2001364810A JP 2001364810 A JP2001364810 A JP 2001364810A JP 2003168223 A JP2003168223 A JP 2003168223A
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Junichi Morimura
純一 森村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、高精度なフォーカスサーボとトラ
ッキングサーボとを施す際に、対物レンズの動特性から
生じる相互干渉により両方のサーボ特性に悪影響が生じ
ることを、実用的なレベルで防止することを可能とした
光ディスク装置及びサーボ回路を提供することを目的と
している。 【解決手段】フォーカスエラー信号FEに位相補償処理
を施した信号に基づいて、対物レンズ22bをフォーカ
ス方向に制御するフォーカスサーボループと、トラッキ
ングエラー信号TEに位相補償処理を施した信号に基づ
いて、対物レンズ22dをトラッキング方向に制御する
トラッキングサーボループとを備えた光ディスク装置に
おいて、フォーカスエラー信号FE及びトラッキングエ
ラー信号TEに位相補償処理を施すために、2つの入力
を相互に関係付けて2つの出力とする2入力2出力タイ
プの位相補償器28を使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光ディスクに対
してデータの記録または再生を行なう光ディスク装置及
びサーボ回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如き光ディスク装
置は、光ディスクにその内周から外周に向かって螺旋状
に記録されているデータを、光学式ピックアップを用い
て読み取り再生する機能を有している。
【0003】光ディスクにおいて、螺旋状に記録された
データ列は通常トラックと称されている。そして、光デ
ィスク装置では、光学式ピックアップから対物レンズを
介して光ディスクの信号記録面上に集光されるレーザビ
ームが、トラックから光ディスクの径方向にずれること
なく、トラック上を正確に辿るように、対物レンズに対
してトラッキングサーボを施している。
【0004】また、光ディスク装置では、光学式ピック
アップから対物レンズを介して光ディスクの信号記録面
上に集光されるレーザビームが、光ディスクの信号記録
面上で合焦点となるように、対物レンズに対してフォー
カスサーボを施すことも行なわれている。
【0005】光ディスク装置において、トラッキングサ
ーボやフォーカスサーボを施すために使用される技術
は、光学式ピックアップや光ディスクの種類に応じて異
なる。例えば、トラッキングサーボに関しては、CD
(Compact Disk)−ROM(ReadOnly Memory)等の場
合には、通常3ビーム法が採用され、DVD(Digital
Versatile Disk)−ROM等の場合には、DPD方式が
用いられる。
【0006】3ビーム法は、メインビームの前後でトラ
ックを挟むように設けられた一対のサブビームから得ら
れる信号の差成分を利用して、メインビームのトラック
からのずれの大きさと方向に対応したトラッキングエラ
ー信号を生成し、このトラッキングエラー信号に基づい
て対物レンズの位置を制御する手法である。
【0007】また、DPD方式は、光ディスクの信号記
録面から反射されてくるレーザビームを、受光領域が複
数に分割された光電変換素子で受け、この光電変換素子
の各受光領域から得られる信号の位相差を用いて、レー
ザビームのトラックからのずれの大きさと方向に対応し
たトラッキングエラー信号を生成し、このトラッキング
エラー信号に基づいて対物レンズの位置を制御する手法
である。
【0008】なお、フォーカスサーボに関しては、非点
収差法や差動非点収差法等が採用され、対物レンズの合
焦点位置からのずれに対応したフォーカスエラー信号を
生成し、このフォーカスエラー信号に基づいて対物レン
ズの位置を制御するようにしている。
【0009】従来では、フォーカスサーボとトラッキン
グサーボとが、それぞれ独立した系として扱われてい
る。すなわち、フォーカスサーボは、フォーカスアクチ
ュエータ部から出力されるフォーカスエラー信号を増幅
器で増幅し、位相補償器に供給する。この位相補償器で
は、入力されたフォーカスエラー信号からフォーカスエ
ラーをなくす方向に対物レンズを制御するための駆動信
号を生成する。そして、この駆動信号が、ドライバを介
して上記フォーカスアクチュエータ部に供給されること
により、対物レンズがフォーカス方向に制御され、ここ
に、フォーカスサーボが行なわれる。
【0010】また、トラッキングサーボは、トラッキン
グアクチュエータ部から出力されるトラッキングエラー
信号を増幅器で増幅し、位相補償器に供給する。この位
相補償器では、入力されたトラッキングエラー信号から
トラッキングエラーをなくす方向に対物レンズを制御す
るための駆動信号を生成する。そして、この駆動信号
が、ドライバを介してトラッキングアクチュエータ部に
供給されることにより、対物レンズがトラッキング方向
に制御され、ここに、トラッキングサーボが行なわれ
る。
【0011】ところで、近年では、CD−ROMのトラ
ックピッチが1.6μmであったのに対し、DVD−R
OMのトラックピッチが0.74μmになる等、光ディ
スクにおける記録密度の高密度化が進み、トラッキング
サーボやフォーカスサーボ技術としても、より高精度化
が求められている。
【0012】このため、上述したように、フォーカスサ
ーボとトラッキングサーボとが、それぞれ独立な系とし
て取り扱われると、従来では問題にならなかった、対物
レンズの動特性の相互干渉によるクロスアクションが無
視できなくなる。
【0013】今まで、フォーカスサーボやトラッキング
サーボは、相互に独立した系として取り扱われていた
が、実際は、動揺など連成する成分にも動特性を持って
いるため、それらの成分が外乱状になり、サーボ性能を
乱す原因になっている。
【0014】ただし、このクロスアクションは、フォー
カスサーボとトラッキングサーボとの間に、対物レンズ
の動特性から相互干渉が起こり、外乱状の信号が混入さ
れてしまうことであって、しばしば問題となっている光
学系が原因で起こるクロストークとは異なる現象であ
る。
【0015】なお、例えば、特開平8−190723号
公報及び特開2000−123377号公報等には、フ
ォーカスエラー信号とトラッキングエラー信号との間の
干渉を補正する技術が開示されているが、上記した対物
レンズの動特性の相互干渉を低減して、フォーカス及び
トラッキングの両サーボ特性を高精度化するという技術
は記載されていないものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明は上
記事情を考慮してなされたもので、高精度なフォーカス
サーボとトラッキングサーボとを施す際に、対物レンズ
の動特性から生じる相互干渉により両方のサーボ特性に
悪影響が生じることを、実用的なレベルで防止すること
を可能とした極めて良好な光ディスク装置及びサーボ回
路を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る光ディス
ク装置は、フォーカスエラー信号に位相補償処理を施し
た信号に基づいて、対物レンズをフォーカス方向に制御
するフォーカス制御手段と、トラッキングエラー信号に
位相補償処理を施した信号に基づいて、対物レンズをト
ラッキング方向に制御するトラッキング制御手段と、フ
ォーカスエラー信号及びトラッキングエラー信号に位相
補償処理を施すために、2つの入力を相互に関係付けて
2つの出力とする2入力2出力タイプの位相補償器とを
備えるようにしたものである。
【0018】また、この発明に係るサーボ回路は、第1
のエラー信号に位相補償処理を施した信号に基づいて、
被制御対象を第1の方向に制御する第1のサーボ制御手
段と、第2のエラー信号に位相補償処理を施した信号に
基づいて、被制御対象を第2の方向に制御する第2のサ
ーボ制御手段と、第1のエラー信号及び第2のエラー信
号に位相補償処理を施すために、2つの入力を相互に関
係付けて2つの出力とする2入力2出力タイプの位相補
償器とを備えるようにしたものである。
【0019】上記のような構成によれば、フォーカスエ
ラー信号(第1のエラー信号)及びトラッキングエラー
信号(第2のエラー信号)に位相補償処理を施すため
に、2つの入力を相互に関係付けて2つの出力とする2
入力2出力タイプの位相補償器を使用するようにしたの
で、高精度なフォーカスサーボとトラッキングサーボと
を施す際に、対物レンズの動特性から生じる相互干渉に
より両方のサーボ特性に悪影響が生じることを、実用的
なレベルで防止することが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照して詳細に説明する。図1は、この実
施の形態で説明する光ディスク再生装置の外観を示して
いる。この光ディスク再生装置は、主として、メインシ
ャーシ19に、光ディスク20を回転駆動するためのデ
ィスクモータ21と、光ディスク20からデータを読み
取る光学式ピックアップ22と、この光学式ピックアッ
プ22を光ディスク20の径方向に移動させる送りモー
タ23と、コントロール回路や信号処理回路等が搭載さ
れた図示しない印刷配線基板とを装着して構成されるも
のである。
【0021】なお、送りモータ23には、その回転周波
数、回転数あるいは回転方向等の、モータの回転状態を
検知する検知手段が付設されており、その検知手段から
出力される検知信号に基づいて、トラックサーチ時等に
送りモータ23が制御されるようになっている。
【0022】また、上記光学式ピックアップ22は、図
2に示すように、主として、レーザ発光器22aと、こ
のレーザ発光器22aから照射されたレーザ光を光ディ
スク20の面上に集光させる対物レンズ22bと、光デ
ィスク20で反射され対物レンズ22bを逆行したレー
ザ光の光路を変換する光学系22cと、この光学系22
cから得られるレーザ光を受光する光電変換素子22d
と、対物レンズ22bをトラッキング方向に駆動するた
めのトラッキング駆動部22eと、対物レンズ22bを
フォーカス方向に駆動するためのフォーカス駆動部22
fと、レーザ発光器22aから照射されるレーザ光をモ
ニタする受光器22gと、この受光器22gの出力に基
づいてレーザ発光器22aを制御する制御器22hとか
ら構成されている。
【0023】ここで、上記光電変換素子22dは、図3
に示すように、3ビーム法におけるメインビームが受光
される主受光部22d1と、3ビーム法における一対の
サブビームがそれぞれ受光される副受光部22d2,2
2d3とを有している。このうち、主受光部22d1
は、その受光領域が4分割されている。
【0024】そして、主受光部22d1及び各副受光部
22d2,22d3からの出力信号は、第1の信号処理
回路24に供給される。この第1の信号処理回路24
は、各受光部22d1〜22d3から得られた信号を増
幅した後、主受光部22d1の各受光領域から得られた
信号を加算してRF(Radio Frequency)信号RFを生
成している。
【0025】また、この第1の信号処理回路24は、各
副受光部22d2,22d3から得られる信号の差成分
をとることによって、トラッキングエラー信号TEを生
成している。さらに、この第1の信号処理回路24は、
主受光部22d1の各受光領域から得られた信号の光量
差をとることによって、フォーカスエラー信号FEを生
成している。
【0026】そして、この第1の信号処理回路24から
出力されるRF信号、トラッキングエラー信号TE及び
フォーカスエラー信号FEは、DSP(Digital Signal
Processor)でなる第2の信号処理回路25に供給され
る。この第2の信号処理回路25は、入力されたRF信
号に対してデコード処理及びエラー訂正処理等を施すこ
とによって、元の情報信号を復元している。
【0027】また、この第2の信号処理回路25は、入
力されたトラッキングエラー信号TE及びフォーカスエ
ラー信号FEに対して、後述する補償処理を施すことに
よりそれぞれの駆動信号を生成し、上記トラッキング駆
動部22e及びフォーカス駆動部22fに出力してい
る。
【0028】なお、図3では、便宜上、図2に比して、
レーザ発光器22aと光電変換素子22dとの位置を入
れ替えて記載している。また、図3において、符号22
iはグレーティングであり、符号22jは平行光を主受
光部22d1に集光させるための複合レンズである。
【0029】ここで、図4は、この実施の形態で説明す
るフォーカスサーボループ及びトラッキングサーボルー
プの構造を示している。まず、フォーカスアクチュエー
タ部26は、上記光電変換素子22dの主受光部22d
1から得られる信号に基づいて第1の信号処理回路24
がフォーカスエラー信号FEを生成する系と、対物レン
ズ22bをフォーカス方向に駆動するためのフォーカス
駆動部22fとをまとめたものとする。
【0030】このフォーカスアクチュエータ部26から
出力されるフォーカスエラー信号FEは、2入力2出力
タイプの増幅器27の一方の経路を介して増幅された
後、第2の信号処理回路25に含まれる2入力2出力タ
イプの補償器28の一方の入力端に供給される。
【0031】また、トラッキングアクチュエータ部29
は、上記光電変換素子22dの副受光部22d2,22
d3から得られる各信号に基づいて第1の信号処理回路
24がトラッキングエラー信号TEを生成する系と、対
物レンズ22bをトラッキング方向に駆動するためのト
ラッキング駆動部22eとをまとめたものとする。
【0032】このトラッキングアクチュエータ部29か
ら出力されるトラッキングエラー信号TEは、上記2入
力2出力タイプの増幅器27の他方の経路を介して増幅
された後、上記2入力2出力タイプの補償器28の他方
の入力端に供給される。
【0033】そして、補償器28から出力されるフォー
カス制御用の駆動信号は、第2の信号処理回路25に含
まれる2入力2出力タイプのドライバ30の一方の経路
を介して、フォーカス駆動部22fに供給されることに
より、対物レンズ22bがフォーカス方向に制御され、
ここに、フォーカスサーボが行なわれる。
【0034】また、補償器28から出力されるトラッキ
ング制御用の駆動信号は、2入力2出力タイプのドライ
バ30の他方の経路を介して、トラッキング駆動部22
eに供給されることにより、対物レンズ22bがトラッ
キング方向に制御され、ここに、トラッキングサーボが
行なわれるようになる。
【0035】ここで、上記補償器28について説明す
る。この補償器28は、フォーカスサーボループとトラ
ッキングサーボループとの連成成分を補償するために、
【数2】 なる関係式を満たすように設定されている。この式の2
行2列の行列の各項は、それぞれ補償係数を示してい
る。フォーカス系とトラッキング系との相互間補償係数
Cft,Ctfを入れることにより、対物レンズ22bの動
特性の相互干渉を低減させ安定なサーボシステムを実現
することができる。
【0036】相互間補償係数Cftは、フォーカス制御す
るときにトラッキング制御にまで影響を与えてしまう位
相を補償するもので、相互間補償係数Ctfは、トラッキ
ング制御するときにフォーカス制御にまで影響を与えて
しまう位相を補償するものである。
【0037】なお、先に、従来の技術として説明したフ
ォーカスサーボ及びトラッキングサーボは、それぞれ独
立した系であり、モデル化すると、次式のようになる。
【0038】
【数3】
【0039】上式のように、従来では、フォーカス系と
トラッキング系とは、それぞれ干渉のない独立した系と
して扱われてきたが、前述したように、高精度化が要求
されることにより、各サーボ系間で相互に動特性の干渉
があり、それがサーボの精度を決める上で無視できない
ようになってきている。
【0040】そこで、このような相互干渉をモデルに含
めると、
【数4】 のようになる。この式の各項をまとめて、行列で表現す
ると、
【数5】 となる。この式を、次のような状態方程式に変換する。
【0041】
【数6】
【0042】この状態方程式に対して、図4に示した補
償器28の詳細を、図5に示している。この図5に示す
補償回路28aは、
【数7】 のように表わされる。
【0043】なお、この発明は上記した実施の形態に限
定されるものではなく、この外その要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施することができる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
高精度なフォーカスサーボとトラッキングサーボとを施
す際に、対物レンズの動特性から生じる相互干渉により
両方のサーボ特性に悪影響が生じることを、実用的なレ
ベルで防止することを可能とした極めて良好な光ディス
ク装置及びサーボ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すもので、光ディス
ク再生装置の外観を説明するために示す斜視図。
【図2】同実施の形態における光学式ピックアップの主
たる構成を説明するために示すブロック構成図。
【図3】同実施の形態における光電変換素子とそこから
得られる信号を処理する信号処理系とを説明するために
示すブロック構成図。
【図4】同実施の形態におけるフォーカスサーボループ
及びトラッキングサーボループの構造を説明するために
示すブロック構成図。
【図5】同実施の形態における補償器の詳細な構造を説
明するために示すブロック構成図。
【符号の説明】
19…メインシャーシ、 20…光ディスク、 21…ディスクモータ、 22…光学式ピックアップ、 23…送りモータ、 24…第1の信号処理回路、 25…第2の信号処理回路、 26…フォーカスアクチュエータ部、 27…増幅器、 28…補償器、 29…トラッキングアクチュエータ部、 30…ドライバ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカスエラー信号に位相補償処理を
    施した信号に基づいて、対物レンズをフォーカス方向に
    制御するフォーカス制御手段と、 トラッキングエラー信号に位相補償処理を施した信号に
    基づいて、前記対物レンズをトラッキング方向に制御す
    るトラッキング制御手段と、 前記フォーカスエラー信号及び前記トラッキングエラー
    信号に位相補償処理を施すために、2つの入力を相互に
    関係付けて2つの出力とする2入力2出力タイプの位相
    補償器とを具備することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 フォーカスエラー信号に位相補償処理を
    施した信号に基づいて、対物レンズをフォーカス方向に
    制御するフォーカス制御手段と、 トラッキングエラー信号に位相補償処理を施した信号に
    基づいて、前記対物レンズをトラッキング方向に制御す
    るトラッキング制御手段と、 前記フォーカスエラー信号及び前記トラッキングエラー
    信号に位相補償処理を施すために、フォーカス制御の際
    にトラッキング制御に影響を与える位相補償係数を前記
    フォーカスエラー信号に加え、かつ、トラッキング制御
    の際にフォーカス制御に影響を与える位相補償係数を前
    記トラッキングエラー信号に加える位相補償器とを具備
    することを特徴とする光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記位相補償器は、一方の入力端に前記
    フォーカスエラー信号が供給され、他方の入力端に前記
    トラッキングエラー信号が供給され、一方の出力端から
    前記対物レンズをフォーカス方向に制御するための信号
    が出力され、他方の出力端から前記対物レンズをトラッ
    キング方向に制御するための信号が出力されることを特
    徴とする請求項1または2記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記位相補償器は、 【数1】 なる入出力関係を有することを特徴とする請求項1また
    は2記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 第1のエラー信号に位相補償処理を施し
    た信号に基づいて、被制御対象を第1の方向に制御する
    第1のサーボ制御手段と、 第2のエラー信号に位相補償処理を施した信号に基づい
    て、前記被制御対象を第2の方向に制御する第2のサー
    ボ制御手段と、 前記第1のエラー信号及び前記第2のエラー信号に位相
    補償処理を施すために、2つの入力を相互に関係付けて
    2つの出力とする2入力2出力タイプの位相補償器とを
    具備することを特徴とするサーボ回路。
  6. 【請求項6】 第1のエラー信号に位相補償処理を施し
    た信号に基づいて、被制御対象を第1の方向に制御する
    第1のサーボ制御手段と、 第2のエラー信号に位相補償処理を施した信号に基づい
    て、前記被制御対象を第2の方向に制御する第2のサー
    ボ制御手段と、 前記第1のエラー信号及び前記第2のエラー信号に位相
    補償処理を施すために、第1のサーボ制御の際に第2の
    サーボ制御に影響を与える位相補償係数を前記第1のエ
    ラー信号に加え、かつ、第2のサーボ制御の際に第1の
    サーボ制御に影響を与える位相補償係数を前記第2のエ
    ラー信号に加える位相補償器とを具備することを特徴と
    するサーボ回路。
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