JP2003168088A - 非接触icカード - Google Patents

非接触icカード

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JP2003168088A
JP2003168088A JP2001364084A JP2001364084A JP2003168088A JP 2003168088 A JP2003168088 A JP 2003168088A JP 2001364084 A JP2001364084 A JP 2001364084A JP 2001364084 A JP2001364084 A JP 2001364084A JP 2003168088 A JP2003168088 A JP 2003168088A
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Japan
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card
contact
conductor
loop
fixed
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JP2001364084A
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Masahiko Tanaka
雅彦 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to DE60209036T priority patent/DE60209036T2/de
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長距離で使用する非接触ICカードシステム
でも、高いセキュリティを必要とし接触状態で使用する
非接触ICカードシステムでも問題なく使用可能な非接
触ICカードを提供する。 【解決手段】 非接触ICカード3のループアンテナ5
の部分に、ループアンテナ5との接続を変更する切替ス
イッチ12を設け、受信距離が長い非接触ICカードシ
ステムでは切替スイッチ12を最大面積を持つループア
ンテナ5と接続しアンテナ利得を最大とし、秘密性の高
い非接触ICカードシステムでは、遠隔からの読み取り
を拒否できるよう切替スイッチ12を最小面積のループ
アンテナ5と接続することにより、アンテナ利得を最小
とすることで、長距離のシステムで使用している非接触
ICカード3でも、高いセキュリティを必要とするシス
テムでも使用することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触で個人デー
タを読み取る非接触ICカードシステムに使用する非接
触ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触ICカードとしては、特開
平10−312445号公報に掲載されたものが知られ
ている。
【0003】図10は従来の非接触ICカードの構造を
示すブロック図である。
【0004】図10において、3は非接触でカード内に
記憶する情報を読み取ることが可能な非接触ICカー
ド、20は近接型アンテナ21と近接型通信制御部22
とから構成される近接型非接触部である。近接型アンテ
ナ21は、外部との通信又は電力供給を近接で行う際に
電波の送受信を行う。また、近接型通信制御部22は、
近接変復調部23と近接電源部24とから構成される。
近接変復調部23は、近接で外部との間のデータ通信を
制御する機能を有し、近接電源部24は、近接で外部か
ら近接型アンテナ21に入射される電波を電力に変換す
る機能を有する。
【0005】25は遠隔型アンテナ26と遠隔型通信制
御部27とから構成される遠隔型非接触部である。遠隔
型アンテナ26は、外部との通信又は電力供給を遠隔で
行う際に電波の送受信を行う。遠隔型通信制御部27
は、遠隔変復調部28と遠隔電源部29とからなる。遠
隔変復調部28は、遠隔で外部との間のデータ通信を制
御する機能を有し、遠隔電源部29は、遠隔で外部から
遠隔型アンテナ26に入射される電波を電力に変換する
機能を有する。
【0006】30はマイクロプロセッサ(MPU)であ
り、外部からの命令により非接触ICカード3における
情報処理を行うためのプログラムを記憶する情報記憶部
31と、外部からの命令に応じて、情報記憶部31内に
記憶されているプログラムを実行させ、データの演算等
の情報処理を行う情報処理部32とを有する。33は、
近接電源部24及び遠隔電源部29から送電される電力
を一時的に蓄電し、情報処理部32を動作させるための
電力を供給する電力蓄積部である。
【0007】以上のような構成により、一枚の非接触I
Cカード3で、近接型及び遠隔型の双方で利用可能とな
る。また、受信した電波により、近接型と遠隔型の区別
を自動的に行うプログラムを情報記憶部31に記憶させ
ておき、電波を受信したときに情報処理部32が当該プ
ログラムを実行することで、非接触ICカード3の内部
処理を自動的に設定したり、高セキュリティ性が求めら
れる分野では近接型の機能を実行させ、利便性が求めら
れる分野では遠隔型の機能を実行させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の非接触ICカードにおいては、近接用及び遠隔用で
それぞれにアンテナ及び通信制御部を有しているため、
小型化が困難であり、また、低コスト化も困難であると
いう課題がある。
【0009】また、近年は、非接触ICカードにおい
て、小型・低コストで長距離で使用する非接触ICカー
ドシステム(入退室システム等)で使用可能で、高いセ
キュリティを必要とする非接触ICカードシステム(金
融システム等)でも使用可能な非接触ICカードが望ま
れているため、非接触ICカードの小型化・低コスト化
が要求される。従来の非接触ICカードは、カード外部
からの受信電波により、長距離で使用するか接触状態で
使用するかの設定が行われるため、高いセキュリティを
必要とし接触状態で使用する非接触ICカードシステム
に使用するのは困難である。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、低コスト化・小型化が可能で、かつ、長距離で使用
する非接触ICカードシステムであっても、高いセキュ
リティを必要とし接触状態で使用する非接触ICカード
システムであっても、問題なく使用が可能な非接触IC
カードを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の非接触ICカードは、情報を記憶する情報記
憶部と、カード外部との通信を制御する通信制御部と、
カード外部と電波の送受信を行うループアンテナとを備
えた非接触ICカードであって、カード外部との通信距
離の切り替えを行う切替スイッチを備えた構成より成
る。
【0012】この構成により、低コストで小型の非接触
ICカードであらゆる距離に対応した非接触ICカード
システムに対し、使用目的に応じて確実に非接触ICカ
ードシステムに対応した非接触ICカードの通信距離を
選択することが可能な非接触ICカードを提供すること
ができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の非接触
ICカードは、情報を記憶する情報記憶部と、カード外
部との通信を制御する通信制御部と、カード外部と電波
の送受信を行うループアンテナとを備えた非接触ICカ
ードであって、カード外部との通信距離の切り替えを行
う切替スイッチを備えた構成としたものであり、切替ス
イッチを切り替えることにより、非接触ICカードのユ
ーザが利用するサービスによって、通信距離が簡易的に
選択されるという作用を有する。
【0014】ここで、「切替スイッチ」としては、スラ
イドスイッチ等が用いられる。
【0015】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の非接触ICカードにおいて、それぞれ異なるループ面
積を有するループコイルを具備する複数のループアンテ
ナを備え、切替スイッチは、切り替えにより各ループア
ンテナのうちの何れか一つを、通信制御部がカード外部
との送受信を行うためのアンテナとして選択する構成と
したものである。
【0016】この構成により、切替スイッチの切り替え
によって、通信制御部がカード外部との送受信を行うた
めのアンテナとして、ループアンテナを長距離用/近傍
用/接触用と変更することを可能となり、使用する非接
触ICカードシステムの通信距離・秘密性によりループ
アンテナが選択されるという作用を有する。
【0017】尚、切替スイッチは、少なくとも、各ルー
プアンテナのうちの何れか一つを、通信制御部がカード
外部との送受信を行うためのアンテナとして選択するも
のであればよく、例えば、長距離用/近傍用/接触用/
切断のように切り替えるものであってもよい。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の非接触ICカードにおいて、各ループアンテナのルー
プコイルは、カード本体に固設され、ループの一部に間
隙を有する形状に形成された固定導体と、切替スイッチ
と連動し、固定導体の間隙に挿脱自在に配設された可動
導体とを備え、切替スイッチを、各ループアンテナのう
ちの何れか一の固定導体に形成された間隙に可動導体を
挿入し、固定導体と可動導体とを接続する構成としたも
のである。
【0019】この構成により、切替スイッチを切り替え
ることによって、それに連動して、何れか一つのループ
コイルの固定導体の間隙に、可動導体が挿入され、その
固定導体の間隙の両端が可動導体により接続され、その
ループコイルのみが完全なループを形成するため、電波
の送受信が可能となる。この際、他のループコイルは固
定導体の間隙の両端が接続されていないため、完全なル
ープを形成せず、電波の送受信はできない。これによ
り、一のループアンテナのみが送受信可能となり、切替
スイッチを切り替えることにより使用目的に応じた送信
距離の選択が可能となる。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の非接触ICカードにおいて、固定導体は、可動導体と
接続する部分に導体端子を有し、可動導体は、固定導体
と接続する部分に導体端子を有し、可動導体が固定導体
の間隙に挿入された状態において、可動導体の導体端子
を固定導体の導体端子と接触する構成としたものであ
る。
【0021】この構成により、使用目的に応じた適切な
ループアンテナの固定導体と可動導体との導体端子どう
しを接触させ完全な導体ループを形成することができ、
切替スイッチの切り替えにより非接触ICカードシステ
ムに適切な特性(利得)のループアンテナへの切り替え
を可能とする作用を有する。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項3に記載
の非接触ICカードにおいて、可動導体は、固定導体の
間隙に挿入された状態において、固定導体と接触するこ
となく、かつ固定導体と可動導体との間で誘導結合によ
り接続する構成としたものである。
【0023】この構成により、端子がむき出しになるこ
とがなく、埃や汚れにより接触点が劣化する可能性を省
くことが可能となるという作用を有する。
【0024】ここで、「誘導結合により接続する構成」
とは、固定導体の端子と可動導体の端子とを一定の幅の
ギャップをおいて対向させ、容量による結合を生じさせ
るような構成をいう。
【0025】以下に本発明の一実施の形態について、図
1から図9を参照しながら説明する。
【0026】(実施の形態1)図1は非接触ICカード
システムの一例を示すブロック図である。
【0027】1はリーダライタ、2はリーダライタ1の
制御により電波を送受信するアンテナ、3は非接触IC
カードである。
【0028】図2は実施の形態1の非接触ICカードの
構成を示す機能ブロック図である。
【0029】図2において、3は非接触でカード内に記
憶する情報を読み取ることが可能な非接触ICカード、
4は非接触ICカード3の送受信の制御を行うICチッ
プ、5は外部との通信及び電力供給を行う際に電波の送
受信を行うループアンテナである。ICチップ4の内部
には、情報の送信時にループアンテナ5に変調信号を送
る変調回路6、整流回路7、レギュレータ8、情報の受
信時にループアンテナ5で受信した信号の復調を行う復
調回路9、情報の送受信の制御を行う通信制御部10、
及び情報を記憶する情報記憶部11が内蔵されている。
【0030】図1及び図2において、リーダライタ1
は、非接触ICカード3に対し電力及び信号をアンテナ
2を介して同時に送信し、電池を保持しない非接触IC
カード3に電力・信号の供給を行う。これにより、リー
ダライタ1は、非接触ICカード3の情報記憶部11に
保持してある情報(ID等)を非接触ICカード3の保
有者の許可なしに読み取ることが可能である。
【0031】図3は実施の形態1における非接触ICカ
ードのループアンテナ及び切替スイッチを表す平面模式
図である。
【0032】図3において、3は非接触ICカード、4
はICチップ、5はループアンテナであり、図2と同様
であるため、同符号を付して説明は省略する。
【0033】本実施の形態においては、ループアンテナ
5は、それぞれ異なるループ面積を有するループコイル
からなる複数のループアンテナ5a,5b,5cの3つ
からなる。各ループアンテナ5a,5b,5cのループ
コイルは、非接触ICカード3の本体に固設され、ルー
プの一部に間隙を有する形状に形成された固定導体5
a’,5b’,5c’と、固定導体5a’,5b’,5
c’の間隙に挿脱自在に配設された可動導体5”とから
なる。尚、本実施の形態においては、可動導体5”は、
各ループアンテナ5a,5b,5cに共通に用いられ
る。また、ループアンテナ5a,5b,5cは、それぞ
れ、円形状若しくは楕円形状若しくは歪円形状又は歪楕
円形状のループに形成されており、ループアンテナ5a
のループ面積が最大、ループアンテナ5cのループ面積
が最小に形成されている。また、ループアンテナ5bは
ループアンテナ5aのループ内に配設され、ループアン
テナ5cはループアンテナ5bのループ内に配設されて
いる。さらに、ループアンテナ5a,5b,5cは、給
電点で互いに接続されており、当該給電点の位置にIC
チップ4が配設されている。各ループアンテナ5a,5
b,5cの間隙は、給電点と対向する位置に形成されて
おり、各ループアンテナ5a,5b,5cの間隙は、同
幅に形成されている。
【0034】12は切り替えにより各ループアンテナ5
a,5b,5cのうちの何れか一つを、通信制御部10
がカード外部との送受信を行うためのアンテナとして選
択する切替スイッチである。可動導体5”は、切替スイ
ッチ12と連動し、切替スイッチ12を切り替えること
により、可動導体5”を固定導体5a’,5b’,5
c’の間隙に挿脱することができる。切替スイッチ12
は、選択的に各ループアンテナ5a,5b,5cのうち
の何れか一つの固定導体に形成された前記間隙に可動導
体5”を挿入し、当該固定導体と可動導体5”とを接続
する。
【0035】図3において、非接触ICカード3は、カ
ード内に3個の円状のループアンテナ5a,5b,5c
を有しているため、切替スイッチ12を移動させること
により、各ループアンテナ5a,5b,5cのうちの何
れか一つの固定導体に形成された間隙に可動導体5”を
挿入することができる。可動導体5”が挿入されたルー
プアンテナは、その固定導体の間隙の両端が可動導体
5”により接続され、そのループコイルは完全なループ
を形成し、電波の送受信が可能となる。この際、他のル
ープコイルは固定導体の間隙の両端が接続されていない
ため、完全なループを形成せず、電波の送受信はできな
い。これにより、長距離用/近傍用/接触用の3種類の
ループアンテナ5a,5b,5cから一つのループアン
テナを選択することができる。
【0036】すなわち、切替スイッチ12を切り替える
ことにより3段階のアンテナ利得の調整が可能となり、
切替スイッチ12を切り替えるだけで長距離用/近傍用
/接触用の非接触ICカードを形成することができる。
従って、長距離で送受信をする非接触ICカードシステ
ムでも、高いセキュリティを必要とするため接触させて
送受信をする非接触ICカードシステムでも、一つの非
接触ICカード3を使用することが可能となる。例え
ば、長距離用の非接触ICカードシステムで非接触IC
カード3を使用したい場合は、図3(a)に示すよう
に、切替スイッチ12によりもっともループ面積の大き
いループアンテナ5aの固定導体5a’に可動導体5”
を接続する。また、近傍用の非接触ICカードシステム
で非接触ICカード3を使用したい場合は、図3(b)
に示すように、切替スイッチ12によりループアンテナ
5bの固定導体5b’に可動導体5”を接続する。ま
た、接触用の非接触ICカードシステムで非接触ICカ
ード3を使用したい場合は、図3(c)に示すように、
切替スイッチ12によりもっともループ面積の小さいル
ープアンテナ5cの固定導体5c’に可動導体5”を接
続する。
【0037】以上のように、本実施の形態の非接触IC
カード3は、リーダライタ1から送信される質問に対し
て、非接触ICカードシステムの種別(通信距離・セキ
ュリティの程度)によりループアンテナの形状を非接触
ICカードのユーザが簡単に選択することができ、非接
触ICカードシステムに合った通信距離を確保すること
ができる。したがって、長距離での通信を可能とする非
接触ICカードシステムでも使用でき、また、金融等の
高いセキュリティを必要とし、通常接触状態で使用する
非接触ICカードシステムでも使用可能な非接触ICカ
ード3を提供することができ、長距離での使用を可能と
しながら個人情報を保護する機能を有する非接触ICカ
ードを提供できる。これにより、例えば、定期券と銀行
カードが同じ非接触ICカードに組み込まれた場合、高
いセキュリティは必要ではないが、通信距離が大きい必
要がある定期券では、長距離のループアンテナ5aに接
続し使用し、通信距離は必要ではないが高いセキュリテ
ィを必要とする銀行カードにおいては、接触用のループ
アンテナ5cに接続し、接触状態での通信のみに限定す
ることにより、銀行内で非接触ICカード3を使用中
(個人データ交換中)に、他のリーダライタ1から個人
データを盗まれる事を防ぐことが可能となる。
【0038】(実施の形態2)実施の形態1において、
ループアンテナ5は、2個以上で実施可能であり、個数
が多いほど、細かい通信距離の調整が可能となる。ま
た、切替スイッチ12をループアンテナ5と接続しない
位置に保持することにより、リーダライタ1からの給電
が無くなるために、完全に反応しない非接触ICカード
3を形成することを可能とする。
【0039】図4は本発明を実施可能な最も少ない数の
ループアンテナで構成した実施例を示した図である。
【0040】図4(c)においては、切替スイッチと連
動する可動導体と固定導体とが接触しない状態であり、
このように両者を非接触状態とすることにより、ループ
アンテナは形成させない。これにより、完全に非接触I
Cカードを通信不可能な状態とすることができ、重要な
データを保持する非接触ICカードにおいて、未使用状
態時に完全なデータの保護が可能となる。
【0041】図5は本発明を2以上の数のループアンテ
ナで構成した実施例を示した図である。
【0042】図5に示したように、ループ径の異なる固
定導体の数をN巻(N=2,3,・・・)とすることに
より、N−1段の受信距離の切り替えが可能となり、N
を増加させるほど受信距離の切り替え数を増やすことが
可能である。
【0043】(実施の形態3)実施の形態1において
は、円状のループアンテナ5としているが、方形のアン
テナ等のループアンテナであれば実施可能である。
【0044】図6は実施の形態3における非接触ICカ
ードのループアンテナ及び切替スイッチを表す平面模式
図である。
【0045】図6において、3は非接触ICカード、
5,5a,5b,5cはループアンテナ、5a’,5
b’,5c’は固定導体、5”は可動導体、12は切替
スイッチであり、これらは図3と同様であるため、同符
号を付して説明は省略する。
【0046】本実施の形態においては、方形のループア
ンテナ5a,5b,5cを非接触ICカード3に保持す
ることにより、円形のみならず方形のループアンテナに
おいても、接触/近傍/長距離の送受信距離の切り替え
を可能としたものである。
【0047】(実施の形態4)図7は実施の形態4にお
ける非接触ICカードのループアンテナ及び切替スイッ
チを表す平面模式図である。尚、本実施の形態における
非接触ICカードの構成は、図2に示したものと同様で
ある。
【0048】図7において、3は非接触ICカード、4
はICチップ、5はループアンテナであり、図2と同様
であるため、同符号を付して説明は省略する。
【0049】本実施の形態においては、ループアンテナ
5は方形に形成されており、逆コの字型の固定導体5d
と、固定導体5dの間隙が形成された側に対向して配設
されたコの字型の固定導体5eと、固定導体5dと固定
導体5eとの間に摺動自在に配設された可動導体5f,
5g,5hからなる。固定導体5dの平行する2辺の幅
と固定導体5eの平行する2辺の幅は、同幅に形成され
ており、固定導体5dと固定導体5eとは離隔して配設
されている。また、固定導体5eの平行する2辺は、固
定導体5dの平行する2辺の延長線上に配設されてい
る。14は固定導体5dと固定導体5eとの間に配設さ
れたスライドスイッチからなる切替スイッチである。
尚、ループアンテナ5の給電点は、固定導体5dの一点
に配設されており、当該給電点の位置にICチップ4が
配設されている。
【0050】可動導体5fはコの字型に形成され、可動
導体5fの平行する2辺の幅は、固定導体5dの平行す
る2辺の幅と同幅に形成されている。また、可動導体5
fの平行する2辺の長さは、固定導体5dと固定導体5
eとの間隔よりも短い長さに形成されている。
【0051】可動導体5g,5hは、直線状に形成され
ており、可動導体5gと可動導体5hとは、固定導体5
d,5eの平行する2辺の間隔と同間隔に平行に配設さ
れている。また、可動導体5g,5hの長さは、固定導
体5dと固定導体5eとの間隔と同一の長さに形成され
ている。
【0052】可動導体5f,5g,5hは、切替スイッ
チ14に連動して、固定導体5d,5eの平行する2辺
に垂直な方向に直線移動する。また、可動導体5fの平
行する2辺は、可動導体5g,5hと同一直線上に重な
らないようにずらして配設されている。可動導体5f
は、その移動範囲内のある一点で固定導体5dと接続
し、固定導体5dと可動導体5fとで一つの方形のルー
プを形成する(図7(a)参照)。また、可動導体5
g,5hは、その移動範囲内のある一点で固定導体5d
及び固定導体5eの双方と接続し、固定導体5d,5e
と可動導体5g,5hとで一つの方形のループを形成す
る(図7(b)参照)。固定導体5d,5eと可動導体
5g,5hと形成される方形のループのループ面積は、
固定導体5dと可動導体5fとで形成される方形のルー
プのループ面積よりも大きくなる。
【0053】以上のように構成された本実施の形態の非
接触ICカードについて、以下その動作を説明する。
【0054】本実施の形態の非接触ICカード3も、図
1に例示したような非接触ICカードシステムで使用さ
れる。図1において、リーダライタ1は、非接触ICカ
ード3に対し電力・信号をアンテナ2を介して同時に送
信する。電池を保持しない非接触ICカード3は、ルー
プアンテナ5によりリーダライタ1から送信される電波
を受信することにより、電力・信号の授受が行われると
同時に、非接触ICカード3の情報記憶部11に保持し
てある情報(ID等)を非接触ICカード3の保有者の
許可なしに読み取ることが可能となる。
【0055】近距離でカード外部との通信を行う場合
は、図7(a)のように、切替スイッチ14により可動
導体5fを移動させ、可動導体5fと固定導体5dとを
接続させる。これにより、可動導体5fと固定導体5d
とで構成されるループアンテナが形成され、電波の送受
信が可能となる。この場合、ループアンテナの面積は小
さいため、近距離間での電波の送受信のみ可能であり、
遠距離間での電波の送受信はできない。
【0056】一方、遠距離でカード外部との通信を行う
場合は、図7(b)のように、切替スイッチ14により
可動導体5g,5hを移動させ、可動導体5g,5hと
固定導体5d,5fとを接続させる。これにより、可動
導体5d,5eと固定導体5g,5hとで構成されるル
ープアンテナが形成され、電波の送受信が可能となる。
この場合、ループアンテナの面積は大きいため、遠距離
間での電波の送受信が可能となる。
【0057】以上のように、本実施の形態の非接触IC
カード3は、切替スイッチ14によりループアンテナの
形状を変更することにより、ループアンテナの利得を変
化させ通信可能距離を2段階で変更し、入退室システム
のような長距離で使用する非接触ICカードシステムと
金融のような高いセキュリティを必要とし近距離で通信
を行う非接触ICカードシステムとで使用することがで
き、近距離で使用する場合には、長距離での読み取りが
不可能となる。
【0058】図8は固定導体と可動導体との接触による
接続方法を説明する図である。
【0059】図8において、5はループアンテナ、5’
は固定導体、5”は可動導体、13は非接触ICカード
の本体である。
【0060】ループアンテナ5の固定導体5’及び可動
導体5”は、接触部に金属の接触端子15a,15bを
有し、固定導体5’の接触端子15aと可動導体の接触
端子15bとが物理的に接触することにより、固定導体
5’と可動導体5”とが接続され、ループアンテナ5を
形成する。
【0061】図9は固定導体と可動導体との誘導結合に
よる接続方法を説明する図である。
【0062】図9において、5はループアンテナ、5’
は固定導体、5”は可動導体、13は非接触ICカード
の本体である。
【0063】ループアンテナ5の固定導体5’及び可動
導体5”は、誘導結合(電磁結合)を行うことにより、
高周波的に結合され、ループアンテナ5を形成する。
【0064】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
非接触ICカードによれば、情報を記憶する情報記憶部
と、カード外部との通信を制御する通信制御部と、カー
ド外部と電波の送受信を行うループアンテナとを備えた
非接触ICカードであって、カード外部との通信距離の
切り替えを行う切替スイッチを備えたことにより、切替
スイッチを切り替えることにより、ユーザが利用するサ
ービスにより、通信距離を簡易的に選択できる非接触I
Cカードを提供できる。
【0065】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の非接触ICカードにおいて、それぞれ異なるル
ープ面積を有するループコイルを具備する複数のループ
アンテナを備え、切替スイッチは、切り替えにより各ル
ープアンテナのうちの何れか一つを、通信制御部がカー
ド外部との送受信を行うためのアンテナとして選択する
構成とされていることとしたことにより、切替スイッチ
の切り替えにより、通信制御部がカード外部との送受信
を行うためのアンテナとして、ループアンテナを長距離
用/近傍用/接触用と変更することを可能となり、使用
する非接触ICカードシステムの通信距離・秘密性によ
りループアンテナの選択を行うことの可能な非接触IC
カードを提供できる。これにより、長距離で使用する非
接触ICカードシステムの非接触ICカードを、切替ス
イッチによりアンテナの形状を変更することで、高いセ
キュリティを確保するために接触状態での使用を行って
いる非接触ICカードシステムにおいても使用すること
が可能となるという効果が得られる。
【0066】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の非接触ICカードにおいて、各ループアンテナ
のループコイルは、カード本体に固設され、ループの一
部に間隙を有する形状に形成された固定導体と、切替ス
イッチと連動し、固定導体の間隙に挿脱自在に配設され
た可動導体とを備え、切替スイッチは、各ループアンテ
ナのうちの何れか一の固定導体に形成された間隙に可動
導体を挿入し、固定導体と可動導体とを接続する構成と
されていることとしたことにより、一のループアンテナ
のみが送受信可能となり、切替スイッチを切り替えるこ
とにより使用目的に応じた送信距離の選択が可能な非接
触ICカードを提供できる。
【0067】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の非接触ICカードにおいて、固定導体は、可動
導体と接続する部分に導体端子を有し、可動導体は、固
定導体と接続する部分に導体端子を有し、可動導体が固
定導体の間隙に挿入された状態において、可動導体の導
体端子が固定導体の導体端子と接触する構成とされてい
ることとしたことにより、使用目的に応じた適切なルー
プアンテナの固定導体と可動導体との導体端子どうしを
接触させ完全な導体ループを形成することができ、切替
スイッチの切り替えにより非接触ICカードシステムに
適切な特性(利得)のループアンテナへの切り替えが可
能な非接触ICカードを提供できる。また、物理的に導
体による接触を行うため、接続部分での損失が最小限に
抑えることが可能であり、アンテナのインピーダンスに
及ぼす影響も最小限に抑えることが可能となる。
【0068】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
に記載の非接触ICカードにおいて、可動導体は、固定
導体の間隙に挿入された状態において、固定導体と接触
することなく、かつ固定導体と可動導体との間で誘導結
合により接続する構成とされていることとしたことによ
り、スイッチ切り替えにより非接触ICカードシステム
に適切なループアンテナの切り替えが可能な非接触IC
カードを提供できる。また、接触端子において導体がむ
き出しの状態とならないため、接触端子が水に濡れた
り、汚れたりすることがなく、水や汚れに強い非接触I
Cカードを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非接触ICカードシステムの一例を示すブロッ
ク図
【図2】実施の形態1の非接触ICカードの構成を示す
機能ブロック図
【図3】実施の形態1における非接触ICカードのルー
プアンテナ及び切替スイッチを表す平面模式図
【図4】本発明を実施可能な最も少ない数のループアン
テナで構成した実施例を示した図
【図5】本発明を2以上の数のループアンテナで構成し
た実施例を示した図
【図6】実施の形態3における非接触ICカードのルー
プアンテナ及び切替スイッチを表す平面模式図
【図7】実施の形態4における非接触ICカードのルー
プアンテナ及び切替スイッチを表す平面模式図
【図8】固定導体と可動導体との接触による接続方法を
説明する図
【図9】固定導体と可動導体との誘導結合による接続方
法を説明する図
【図10】従来の非接触ICカードの構造を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1 リーダライタ 2 アンテナ 3 非接触ICカード 4 ICチップ 5,5a,5b,5c ループアンテナ 5’,5a’,5b’,5c’,5d,5e 固定導体 5”,5f,5g,5h 可動導体 6 変調回路 7 整流回路 8 レギュレータ 9 復調回路 10 通信制御部 11 情報記憶部 12 切替スイッチ 13 非接触ICカードの本体 14 切替スイッチ 15a,15b 接触端子 20 近接型非接触部 21 近接型アンテナ 22 近接型通信制御部 23 近接変復調部 24 近接電源部 25 遠隔型非接触部 26 遠隔型アンテナ 27 遠隔型通信制御部 28 遠隔変復調部 29 遠隔電源部 30 MPU 31 情報記憶部 32 情報処理部 33 電力蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 5/02 G06K 19/00 P Fターム(参考) 2C005 MA16 MA18 MB07 NA08 NB01 TA22 5B035 BB09 CA11 CA23 CA38 5J021 AA03 AB04 DB05 FA31 GA03 HA06 JA08 5K012 AA04 AB03 AB12 AC06 AE13 BA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記憶する情報記憶部と、カード外部
    との通信を制御する通信制御部と、カード外部と電波の
    送受信を行うループアンテナとを備えた非接触ICカー
    ドであって、 カード外部との通信距離の切り替えを行う切替スイッチ
    を備えたことを特徴とする非接触ICカード。
  2. 【請求項2】それぞれ異なるループ面積を有するループ
    コイルを具備する複数のループアンテナを備え、 前記切替スイッチを、切り替えにより前記各ループアン
    テナのうちの何れか一つを、前記通信制御部がカード外
    部との送受信を行うためのアンテナとして選択する構成
    としたことを特徴とする請求項1記載の非接触ICカー
    ド。
  3. 【請求項3】前記各ループアンテナの前記ループコイル
    は、 カード本体に固設され、ループの一部に間隙を有する形
    状に形成された固定導体と、 前記切替スイッチと連動し、前記固定導体の前記間隙に
    挿脱自在に配設された可動導体とを備え、 前記切替スイッチを、前記各ループアンテナのうちの何
    れか一の前記固定導体に形成された前記間隙に前記可動
    導体を挿入し、前記固定導体と前記可動導体とを接続す
    る構成としたことを特徴とする請求項2記載の非接触I
    Cカード。
  4. 【請求項4】前記固定導体は、前記可動導体と接続する
    部分に導体端子を有し、前記可動導体は、前記固定導体
    と接続する部分に導体端子を有し、前記可動導体が前記
    固定導体の前記間隙に挿入された状態において、前記可
    動導体の前記導体端子が前記固定導体の前記導体端子と
    接触する構成としたことを特徴とする請求項3記載の非
    接触ICカード。
  5. 【請求項5】前記可動導体を、前記固定導体の前記間隙
    に挿入された状態において、前記固定導体と接触するこ
    となく、かつ前記固定導体と前記可動導体との間で誘導
    結合により接続する構成としたことを特徴とする請求項
    3記載の非接触ICカード。
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