JP2003168089A - 非接触icカード - Google Patents

非接触icカード

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JP2003168089A
JP2003168089A JP2001364085A JP2001364085A JP2003168089A JP 2003168089 A JP2003168089 A JP 2003168089A JP 2001364085 A JP2001364085 A JP 2001364085A JP 2001364085 A JP2001364085 A JP 2001364085A JP 2003168089 A JP2003168089 A JP 2003168089A
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conductor
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card
fixed
movable
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JP2001364085A
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Masahiko Tanaka
雅彦 田中
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触ICカードの有する個人情報の確実な
保護を行うことが可能な非接触ICカードを提供する。 【解決手段】 情報を記憶する情報記憶部と、カード外
部との通信を制御する通信制御部と、カード外部と電波
の送受信を行うループアンテナ5とを備えた非接触IC
カード3において、スライドスイッチ、押圧スイッチ、
脱着可能な切替チップ等で構成され、強制的にカード外
部との通信の切断を行う切断手段12を備え、使用目的
に応じて切断手段12により強制的にカード外部との通
信の切断をすることにより、非接触ICカード3が保持
しているデータの漏洩を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非接触で個人デー
タを読み取る非接触ICカードシステムに使用する非接
触ICカードに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の非接触ICカードとしては、特開
平10−312445号公報に掲載されたものが知られ
ている。
【0003】図10は従来の非接触ICカードの構造を
示すブロック図である。
【0004】図10において、19は非接触でカード内
に記憶する情報を読み取ることが可能な非接触ICカー
ド、20は近接型アンテナ21と近接型通信制御部22
とから構成される近接型非接触部である。近接型アンテ
ナ21は、外部との通信又は電力供給を近接で行う際に
電波の送受信を行う。また、近接型通信制御部22は、
近接変復調部23と近接電源部24とから構成される。
近接変復調部23は、近接で外部との間のデータ通信を
制御する機能を有し、近接電源部24は、近接で外部か
ら近接型アンテナ21に入射される電波を電力に変換す
る機能を有する。
【0005】25は遠隔型アンテナ26と遠隔型通信制
御部27とから構成される遠隔型非接触部である。遠隔
型アンテナ26は、外部との通信又は電力供給を遠隔で
行う際に電波の送受信を行う。遠隔型通信制御部27
は、遠隔変復調部28と遠隔電源部29とからなる。遠
隔変復調部28は、遠隔で外部との間のデータ通信を制
御する機能を有し、遠隔電源部29は、遠隔で外部から
遠隔型アンテナ26に入射される電波を電力に変換する
機能を有する。
【0006】30はマイクロプロセッサ(MPU)であ
り、外部からの命令により非接触ICカード19におけ
る情報処理を行うためのプログラムを記憶する情報記憶
部31と、外部からの命令に応じて、情報記憶部31内
に記憶されているプログラムを実行させ、データの演算
等の情報処理を行う情報処理部32とを有する。33
は、近接電源部24及び遠隔電源部29から送電される
電力を一時的に蓄電し、情報処理部32を動作させるた
めの電力を供給する電力蓄積部である。
【0007】以上のような構成により、一枚の非接触I
Cカード19で、近接型及び遠隔型の双方で利用可能と
なる。また、受信した電波により、近接型と遠隔型の区
別を自動的に行うプログラムを情報記憶部31に記憶さ
せておき、電波を受信したときに情報処理部32が当該
プログラムを実行することで、非接触ICカード19の
内部処理を自動的に設定したり、高セキュリティー性が
求められる分野では近接型の機能を実行させ、利便性が
求められる分野では遠隔型の機能を実行させることがで
きる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】近年、非接触ICカー
ドは、多数のサービスを盛り込んだ非接触ICカードが
主流となってきている。そのため、長距離で使用する非
接触ICカードシステムにおいても、高セキュリティー
を必要とするサービスで使用される非接触ICカードシ
ステムにおいても、いずれでも使用可能な低価格・小型
なICチップであることが望まれている。
【0009】しかしながら、上記従来の非接触ICカー
ドにおいては、長距離用及び接触用の非接触ICカード
システムで使用するために、それぞれ長距離用及び接触
用のアンテナ21,26及び通信制御部22,27等を
必要とするために、非接触ICカードシステムに使用さ
れるICチップを小型化・低コスト化することが困難で
あるという課題を有していた。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、非接触ICカードの有する個人情報の確実な保護を
低価格かつ小型で行うことが可能な非接触ICカードを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の非接触ICカードは、情報を記憶する情報記
憶部と、カード外部との通信を制御する通信制御部と、
カード外部と電波の送受信を行うループアンテナとを備
えた非接触ICカードであって、強制的にカード外部と
の通信の切断を行う切断手段を備えた構成より成る。
【0012】この構成により、非接触ICカードの有す
る個人情報の確実な保護を低価格・小型で行うことが可
能な非接触ICカードを提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の非接触
ICカードは、情報を記憶する情報記憶部と、カード外
部との通信を制御する通信制御部と、カード外部と電波
の送受信を行うループアンテナとを備えた非接触ICカ
ードであって、強制的にカード外部との通信の切断を行
う切断手段を備えたものである。
【0014】この構成により、使用目的に応じて切断手
段により強制的にカード外部との通信を切断することに
より、非接触ICカードが保持しているデータの漏洩を
防止する作用が得られる。
【0015】ここで、「切断手段」としては、スライド
スイッチ、押圧スイッチ、脱着可能な切替チップ等が使
用される。
【0016】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の非接触ICカードにおいて、切断手段は、ループアン
テナが送受信可能な状態と送受信不可能な状態とを切り
替える切替スイッチであるとしたものである。
【0017】この構成により、使用目的に応じて切替ス
イッチによりループアンテナが送受信不可能な状態とす
ることにより、簡易的にリーダライタからの質問要求を
拒否できることとなり、非接触ICカードが保持してい
るデータの漏洩を防止する作用が得られる。
【0018】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の非接触ICカードにおいて、各ループアンテナのルー
プコイルは、カード本体に固設され、ループの一部に間
隙を有する形状に形成された固定導体と、切替スイッチ
と連動し、固定導体の間隙に挿脱自在に配設された可動
導体とを備え、切替スイッチを、固定導体に形成された
間隙に可動導体を挿入し、固定導体と可動導体とを接続
する構成としたものである。
【0019】この構成により、切替スイッチを切り替え
ることにより、それに連動して、ループコイルの固定導
体の間隙に、可動導体が挿脱される。固定導体の間隙に
可動導体が挿入された状態においては、その固定導体の
間隙の両端が可動導体により接続され、ループコイルが
完全なループを形成するため、電波の送受信が可能とな
る。一方、固定導体の間隙から可動導体が離脱された状
態においては、ループコイルは、固定導体の間隙の両端
が接続されていないため、完全なループを形成せず、電
波の送受信はできない。これにより、使用目的に応じ
て、ループアンテナを確実に接続又は切断することが可
能となる。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
の非接触ICカードにおいて、切替スイッチは、固定導
体に形成された間隙に挿脱可能に配設された押圧部と、
押圧部を固定導体に形成された間隙から離脱する方向に
付勢するバネとを備え、可動導体を押圧部と連動する構
成としたものである。
【0021】この構成により、非接触ICカードの使用
状態又は未使用状態を簡易的に切り替えることが可能と
なる。
【0022】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の非接触ICカードにおいて、固定導体は、可動
導体に接続する部分に導体端子を有し、可動導体は、固
定導体に接続する部分に導体端子を有し、可動導体が固
定導体の間隙に挿入された状態で、可動導体の導体端子
が固定導体の導体端子に接触する構成としたものであ
る。
【0023】この構成により、非接触ICカードの使用
状態又は未使用状態を簡易的に切り替えることが可能と
なる。
【0024】請求項6に記載の発明は、請求項3又は4
に記載の非接触ICカードにおいて、可動導体は、固定
導体の間隙に挿入された状態において、固定導体と接触
することなく、かつ固定導体と可動導体との間で誘導結
合により接続する構成としたものである。
【0025】この構成により、非接触ICカードの使用
状態又は未使用状態を簡易的に切り替えることが可能と
なる。
【0026】請求項7に記載の発明は、請求項1に記載
の非接触ICカードにおいて、切断手段は、ループアン
テナから脱着可能な切替チップにより構成され、切替チ
ップをループアンテナに装着した状態ではループアンテ
ナが使用可能な状態となり、切替チップをループアンテ
ナから離脱した状態ではループアンテナが使用不可能な
状態となる構成としたものである。
【0027】この構成により、使用目的に応じて切替チ
ップを離脱することにより、リーダライタの質問に対
し、保持しているデータの返信を拒否できることとな
り、非接触ICカードが保持しているデータの漏洩が防
止される作用が得られる。
【0028】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の非接触ICカードにおいて、各ループアンテナのルー
プコイルは、カード本体に固設され、ループの一部に間
隙を有する形状に形成された固定導体と、切替チップに
固設され、固定導体の間隙に脱着自在に配設された可動
導体とを備え、切替チップを、各ループアンテナの固定
導体に形成された間隙に装着した状態において、固定導
体と可動導体とが接続される構成としたものである。
【0029】この構成により、切替チップを挿脱するこ
とにより、ループコイルの固定導体の間隙に、可動導体
が挿脱される。固定導体の間隙に可動導体が挿入された
状態においては、その固定導体の間隙の両端が可動導体
により接続され、ループコイルが完全なループを形成す
るため、電波の送受信が可能となる。一方、固定導体の
間隙から可動導体が離脱された状態においては、ループ
コイルは、固定導体の間隙の両端が接続されていないた
め、完全なループを形成せず、電波の送受信はできな
い。これにより、使用目的に応じて、ループアンテナを
確実に接続又は切断することが可能となる。
【0030】請求項9に記載の発明は、請求項8に記載
の非接触ICカードにおいて、固定導体は、可動導体に
接続する部分に導体端子を有し、可動導体は、固定導体
に接続する部分に導体端子を有し、可動導体が固定導体
の間隙に挿入された状態で、可動導体の導体端子が固定
導体の導体端子に接触する構成としたものである。
【0031】この構成により、非接触ICカードの使用
状態又は未使用状態を簡易的に切り替えることが可能と
なる。
【0032】請求項10に記載の発明は、請求項8に記
載の非接触ICカードにおいて、可動導体は、固定導体
の間隙に挿入された状態において、固定導体と接触する
ことなく、かつ固定導体と可動導体との間で誘導結合に
より接続される構成としたものである。
【0033】この構成により、非接触ICカードの使用
状態又は未使用状態を簡易的に切り替えることが可能と
なる。
【0034】以下に本発明の一実施の形態について、図
1から9を参照しながら説明する。
【0035】(実施の形態1)図1は非接触ICカード
システムの一例を示すブロック図である。
【0036】1はリーダライタ、2はリーダライタ1の
制御により電波を送受信するアンテナ、3は非接触IC
カードである。
【0037】図2は実施の形態1の非接触ICカードの
構成を示す機能ブロック図である。
【0038】図2において、3は非接触でカード内に記
憶する情報を読み取ることが可能な非接触ICカード、
4は非接触ICカード3の送受信の制御を行うICチッ
プ、5は外部との通信及び電力供給を行う際に電波の送
受信を行うループアンテナである。ICチップ4の内部
には、情報の送信時にアンテナ5に変調信号を送る変調
回路6、整流回路7、レギュレータ8、情報の受信時に
アンテナ5で受信した信号の復調を行う復調回路9、情
報の送受信の制御を行う通信制御部10、及び情報を記
憶する情報記憶部11が内蔵されている。
【0039】図1及び図2において、リーダライタ1
は、非接触ICカード3に対し電力及び信号をアンテナ
2を介して同時に送信し、電池を保持しない非接触IC
カード3に電力及び信号の供給を行う。これにより、リ
ーダライタ1は、通常は、非接触ICカード3の情報記
憶部11に保持してある情報(ID等)を非接触ICカ
ード3の保有者の許可なしに読み取ることが可能であ
る。
【0040】図3は実施の形態1における非接触ICカ
ードのループアンテナ及び切替スイッチを表す平面模式
図である。
【0041】図3において、3は非接触ICカード、4
はICチップ、5はループアンテナであり、図2と同様
であるため、同符号を付して説明は省略する。
【0042】本実施の形態においては、ループアンテナ
5のループコイルは、非接触ICカード3の本体に固設
され、ループの一部に間隙を有する形状に形成された固
定導体5aと、固定導体5aの間隙に挿脱自在に配設さ
れた可動導体5bとからなる。また、ループアンテナ5
は、円形状若しくは楕円形状若しくは歪円形状又は歪楕
円形状のループに形成されている。さらに、ループアン
テナ5の給電点の位置にはICチップ4が配設されてい
る。ループアンテナ5の間隙は、給電点と対向する位置
に形成されている。
【0043】12はループアンテナ5を送受信可能な状
態か送受信不可能な状態かに切り替える切替スイッチで
ある。本実施の形態においては、切替スイッチ12は、
スライドスイッチが用いられている。可動導体5bは、
切替スイッチ12と連動し、切替スイッチ12を切り替
えることにより、可動導体5bを固定導体5aの間隙に
挿脱することができる。切替スイッチ12は、ループア
ンテナ5の固定導体5aに形成された間隙に可動導体5
bを挿入し、当該固定導体5aと可動導体5bとを接続
することができる。
【0044】図5は本発明の一実施の形態による切り替
えスイッチの要部斜視図である。
【0045】図5において、5はループアンテナ、5a
は固定導体、5bは可動導体、12は切替スイッチ、1
4は本体、15a及び15bは導体端子である。固定導
体5aと可動導体5bとは、それぞれ接触部に金属の導
体端子15a,15bを有し、固定導体5aの導体端子
15aと可動導体5bの導体端子15bとが物理的に接
触することにより、固定導体5aと可動導体5bとが接
続され、ループアンテナ5が形成される。
【0046】図6は本発明の他の一実施の形態による切
り替えスイッチの要部斜視図である。
【0047】図6において、5はループアンテナ、5a
は固定導体、5bは可動導体、12は切替スイッチ、1
4は本体である。固定導体5aと可動導体5bとは、そ
れぞれ非接触で誘電結合(電磁結合)が可能であり、固
定導体5aと可動導体5bとが誘電結合することによ
り、固定導体5aと可動導体5bとが高周波的に接続さ
れ、ループアンテナ5が形成される。
【0048】図3において、切替スイッチ12を移動さ
せることにより、ループアンテナ5の固定導体5aに形
成された間隙に可動導体5bを挿入することができる
(以下、この状態を「ON状態」という)。これによ
り、ループアンテナ5は、その固定導体5aの間隙の両
端が可動導体5bにより接続され、そのループコイルは
完全なループを形成し、電波の送受信が可能となる。
【0049】一方、切替スイッチ12を移動させ、固定
導体5aに形成された間隙から可動導体5bを離脱する
と、ループアンテナ5は、その固定導体5aの間隙の両
端が断絶される(以下、この状態を「OFF状態」とい
う)。従って、ループコイルは固定導体5aの間隙の両
端が接続されていないため、完全なループを形成せず、
電波の送受信はできない。これにより、非接触ICカー
ド3は、リーダライタ1から質問が送信されてきても、
その電波を送受信できないため、結果として、リーダラ
イタ1に対して、返信することを拒否することが可能と
なる。また、これにより、非接触ICカード3に記憶さ
れた個人情報を保護することができる。
【0050】以上のように、本実施の形態の非接触IC
カード3は、使用目的に応じて、非接触ICカード3が
内部に保持している個人情報が外部から読み取られるこ
とを拒否する場合は、切替スイッチ12をOFF状態に
することにより、ループアンテナ5を切断し、ICチッ
プ4への給電を止めることが可能であり、これにより、
非接触ICカード3の保持している個人情報の読み取り
を拒否することが可能な非接触ICカードを提供でき
る。
【0051】(実施の形態2)図4は実施の形態2にお
ける非接触ICカードのループアンテナ及び切替スイッ
チを表す平面模式図である。尚、本実施の形態における
非接触ICカードの構成は、図2に示したものと同様で
ある。
【0052】図4において、3は非接触ICカード、4
はICチップ、5はループアンテナであり、図3と同様
であるため、同符号を付して説明は省略する。
【0053】本実施の形態においては、ループアンテナ
5のループコイルは、非接触ICカード3の本体に固設
され、ループの一部に間隙を有する形状に形成された固
定導体5aと、固定導体5aの間隙に挿脱自在に配設さ
れた可動導体5bとからなる。また、ループアンテナ5
は、円形状若しくは楕円形状若しくは歪円形状又は歪楕
円形状のループに形成されている。さらに、ループアン
テナ5の給電点の位置にはICチップ4が配設されてい
る。ループアンテナ5の間隙は、給電点と対向する位置
に形成されている。
【0054】13はループアンテナ5を送受信可能な状
態か送受信不可能な状態かに切り替える切替チップであ
る。可動導体5bは、切替チップ13に固設され、切替
チップ13を挿脱することにより、可動導体5bを固定
導体5aの間隙に挿脱することができる。
【0055】図7は本発明の一実施の形態による切り替
えチップの要部断面図である。
【0056】図7において、5はループアンテナ、5a
は固定導体、5bは可動導体、13は切替チップ、14
は本体、15a及び15bは導体端子である。固定導体
5aと可動導体5bとは、それぞれ接触部に金属の導体
端子15a,15bを有し、固定導体5aの導体端子1
5aと可動導体5bの接触端子15bとが物理的に接触
することにより、固定導体5aと可動導体5bとが接続
され、ループアンテナ5が形成される。
【0057】図8は本発明の他の一実施の形態による切
り替えチップの要部断面図である。
【0058】図8において、5はループアンテナ、5a
は固定導体、5bは可動導体、13は切替チップ、14
は本体である。固定導体5aと可動導体5bとは、それ
ぞれ非接触で誘電結合(電磁結合)が可能であり、固定
導体5aと可動導体5bとが誘電結合することにより、
固定導体5aと可動導体5bとが高周波的に接続され、
ループアンテナ5が形成される。
【0059】図4において、切替チップ13を固定導体
5aに形成された間隙に挿着することにより、ループア
ンテナ5の固定導体5aに形成された間隙に可動導体5
bを挿入することができる(以下、この状態を「ON状
態」という)。これにより、ループアンテナ5は、その
固定導体5aの間隙の両端が可動導体5bにより接続さ
れ、そのループコイルは完全なループを形成し、電波の
送受信が可能となる。
【0060】一方、切替チップ13を離脱させ、固定導
体5aに形成された間隙から可動導体5bを離脱する
と、ループアンテナ5は、その固定導体5aの間隙の両
端が断絶される(以下、この状態を「OFF状態」とい
う)。従って、ループコイルは固定導体5aの間隙の両
端が接続されていないため、完全なループを形成せず、
電波の送受信はできない。これにより、非接触ICカー
ド3は、リーダライタ1から質問が送信されてきても、
その電波を送受信できないため、結果として、リーダラ
イタ1に対して、返信することを拒否することが可能と
なる。また、これにより、非接触ICカード3に記憶さ
れた個人情報を保護することができる。
【0061】以上のように、本実施の形態の非接触IC
カード3は、使用目的に応じて、非接触ICカード3が
内部に保持している個人情報が外部から読み取られるこ
とを拒否する場合は、切替スイッチ12をOFF状態に
することにより、ループアンテナ5を切断し、ICチッ
プ4への給電を止めることが可能であり、これにより、
非接触ICカード3の保持している個人情報の読み取り
を拒否することが可能な非接触ICカードを提供でき
る。
【0062】(実施の形態3)図9(a)は実施の形態
3における非接触ICカードの平面模式図である。尚、
本実施の形態における非接触ICカードの機能ブロック
構成は、図2に示したものと同様である。
【0063】図9(a)において、3は非接触ICカー
ド、4はICチップ、5はループアンテナであり、これ
らは図2と同様であるため、同符号を付して説明は省略
する。
【0064】本実施の形態においては、ループアンテナ
5のループコイルは、非接触ICカード3の本体16に
固設され、ループの一部に間隙を有する形状に形成され
た固定導体5aと、固定導体5aの間隙に挿脱自在に配
設された可動導体5bとからなる。また、ループアンテ
ナ5は、円形状若しくは楕円形状若しくは歪円形状又は
歪楕円形状のループに形成されている。さらに、ループ
アンテナ5の給電点の位置にはICチップ4が配設され
ている。ループアンテナ5の間隙は、給電点と対向する
位置に形成されている。
【0065】12はループアンテナ5を送受信可能な状
態か送受信不可能な状態かに切り替える切替スイッチで
ある。本実施の形態においては、切替スイッチ12は、
押圧スイッチとされている。
【0066】図9(b)は実施の形態3における非接触
ICカードの切替スイッチ部分の断面模式図である。
【0067】図9(b)において、5aは固定導体、5
bは可動導体、16は非接触ICカード3の本体であ
り、これらは図9(a)と同様のものである。
【0068】17は固定導体5aに形成された間隙に挿
脱可能に配設された切替スイッチ12の押圧部、18は
押圧部17を固定導体5aに形成された間隙から離脱す
る方向に付勢するバネである。可動導体5bは押圧部1
7の下部に固設されており、可動導体5bの下部と本体
16との間にバネ18が配設され、押圧部17及び可動
導体5bは本体16から引き離す方向に付勢されてい
る。
【0069】図9おいて、ユーザが切替スイッチ12の
押圧部17を本体16に向かって押すことにより、切替
スイッチ12に固設された可動導体5bと固定導体5a
とが接触しループアンテナ5のループコイルが完全なル
ープを形成し、ループアンテナ5が送受信可能な状態と
なる。
【0070】一方、切替スイッチ12の押圧部17を本
体16に向かって押すことをやめると、バネ18の弾性
により可動導体5bが固定導体5aの間隙から離脱す
る。これにより、ループアンテナ5のループコイルが切
断され、ループアンテナ5がリーダライタ1から送信さ
れる電力及び信号を搬送する電波を受け取ることがなく
なる。そのため、ユーザの認識のないまま、非接触IC
カード3の内部に記憶された情報を、他人に盗み取られ
ることを防止することが可能となる。
【0071】なお、実施の形態1〜3においてループア
ンテナ5は円形のものを用いて説明したが方形であって
もよい。
【0072】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
非接触ICカードによれば、情報を記憶する情報記憶部
と、カード外部との通信を制御する通信制御部と、カー
ド外部と電波の送受信を行うループアンテナとを備えた
非接触ICカードであって、強制的にカード外部との通
信の切断を行う切断手段を備えたことにより、使用目的
に応じて切断手段により強制的にカード外部との通信を
切断することにより、リーダライタからの質問に対し、
非接触ICカードのユーザが非接触ICカードの保持す
る情報を返信することを拒否することが可能となり、ユ
ーザが要求しない非接触ICカード情報の開示を保護す
ることが可能な非接触ICカードを提供できるという有
利な効果が得られる。
【0073】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の非接触ICカードにおいて、切断手段は、ルー
プアンテナが送受信可能な状態と送受信不可能な状態と
を切り替える切替スイッチであるとしたことにより、使
用目的に応じて切替スイッチによりループアンテナが送
受信不可能な状態とすることにより、簡易的にリーダラ
イタからの質問要求を拒否できることとなり、非接触I
Cカードが保持しているデータの漏洩を防止することが
可能な非接触ICカードを提供できる。
【0074】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の非接触ICカードにおいて、各ループアンテナ
のループコイルは、カード本体に固設され、ループの一
部に間隙を有する形状に形成された固定導体と、切替ス
イッチと連動し、固定導体の間隙に挿脱自在に配設され
た可動導体とを備え、切替スイッチを、固定導体に形成
された間隙に可動導体を挿入し、固定導体と可動導体と
を接続する構成としたことにより、使用目的に応じて、
ループアンテナを確実に接続又は切断することが可能な
非接触ICカードを提供できる。
【0075】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の非接触ICカードにおいて、切替スイッチは、
固定導体に形成された間隙に挿脱可能に配設された押圧
部と、押圧部を固定導体に形成された間隙から離脱する
方向に付勢するバネとを備え、可動導体を押圧部と連動
する構成としたことにより、非接触ICカードの使用状
態又は未使用状態を簡易的に切り替えることが可能な非
接触ICカードを提供できる。
【0076】請求項5に記載の発明によれば、請求項3
又は4に記載の非接触ICカードにおいて、固定導体
は、可動導体に接続する部分に導体端子を有し、可動導
体は、固定導体に接続する部分に導体端子を有し、可動
導体が固定導体の間隙に挿入された状態で、可動導体の
導体端子が固定導体の導体端子に接触する構成としたこ
とにより、非接触ICカードの使用状態又は未使用状態
を簡易的に切り替えることが可能な非接触ICカードを
提供できる。
【0077】請求項6に記載の発明によれば、請求項1
に記載の非接触ICカードにおいて、可動導体は、固定
導体の間隙に挿入された状態において、固定導体と接触
することなく、かつ固定導体と可動導体との間で誘導結
合により接続する構成としたことにより、非接触ICカ
ードの使用状態又は未使用状態を簡易的に切り替えるこ
とが可能な非接触ICカードを提供できる。
【0078】請求項7に記載の発明によれば、請求項1
に記載の非接触ICカードにおいて、切断手段は、ルー
プアンテナから脱着可能な切替チップにより構成され、
切替チップをループアンテナに装着した状態ではループ
アンテナが使用可能な状態となり、切替チップをループ
アンテナから離脱した状態ではループアンテナが使用不
可能な状態となる構成としたことにより、使用目的に応
じて切替チップを離脱することにより、リーダライタの
質問に対し、保持しているデータを返信拒否できること
となり、非接触ICカードが保持しているデータの漏洩
の防止が可能な非接触ICカードを提供できる。
【0079】請求項8に記載の発明によれば、請求項1
に記載の非接触ICカードにおいて、各ループアンテナ
のループコイルは、カード本体に固設され、ループの一
部に間隙を有する形状に形成された固定導体と、切替チ
ップに固設され、固定導体の間隙に脱着自在に配設され
た可動導体とを備え、切替チップを、各ループアンテナ
の固定導体に形成された間隙に装着した状態において、
固定導体と可動導体とが接続される構成としたことによ
り、使用目的に応じて、ループアンテナを確実に接続又
は切断することが可能な非接触ICカードを提供でき
る。
【0080】請求項9に記載の発明によれば、請求項8
に記載の非接触ICカードにおいて、固定導体は、可動
導体に接続する部分に導体端子を有し、可動導体は、固
定導体に接続する部分に導体端子を有し、可動導体が固
定導体の間隙に挿入された状態で、可動導体の導体端子
が固定導体の導体端子に接触する構成としたことによ
り、非接触ICカードの使用状態又は未使用状態を簡易
的に切り替えることが可能な非接触ICカードを提供で
きる。
【0081】請求項10に記載の発明によれば、請求項
8に記載の非接触ICカードにおいて、可動導体は、固
定導体の間隙に挿入された状態において、固定導体と接
触することなく、かつ固定導体と可動導体との間で誘導
結合により接続される構成としたことにより、非接触I
Cカードの使用状態又は未使用状態を簡易的に切り替え
ることが可能な非接触ICカードを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】非接触ICカードシステムの一例を示すブロッ
ク図
【図2】実施の形態1の非接触ICカードの構成を示す
機能ブロック図
【図3】実施の形態1における非接触ICカードのルー
プアンテナ及び切替スイッチを表す平面模式図
【図4】実施の形態2における非接触ICカードのルー
プアンテナ及び切替スイッチを表す平面模式図
【図5】本発明の一実施の形態による切り替えスイッチ
の要部斜視図
【図6】本発明の他の一実施の形態による切り替えスイ
ッチの要部斜視図
【図7】本発明の一実施の形態による切り替えチップの
要部断面図
【図8】本発明の他の一実施の形態による切り替えチッ
プの要部断面図
【図9】(a)実施の形態3における非接触ICカード
の平面模式図 (b)実施の形態3における非接触ICカードの切替ス
イッチ部分の断面模式図
【図10】従来の非接触ICカードの構造を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1 リーダライタ 2 アンテナ 3 非接触ICカード 4 ICチップ 5 ループアンテナ 5a 固定導体 5b 可動導体 6 変調回路 7 整流回路 8 レギュレータ 9 復調回路 10 通信制御部 11 情報記憶部 12 切替スイッチ 13 切替チップ 14 本体 15a,15b 導体端子 16 本体 17 押圧部 18 バネ 19 非接触ICカード 20 近接型非接触部 21 近接型アンテナ 22 近接型通信制御部 23 近接変復調部 24 近接電源部 25 遠隔型非接触部 26 遠隔型アンテナ 27 遠隔型通信制御部 28 遠隔変復調部 29 遠隔電源部 30 MPU 31 情報記憶部 32 情報処理部 33 電力蓄積部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を記憶する情報記憶部と、カード外部
    との通信を制御する通信制御部と、カード外部と電波の
    送受信を行うループアンテナとを備えた非接触ICカー
    ドであって、 強制的にカード外部との通信の切断を行う切断手段を備
    えたことを特徴とする非接触ICカード。
  2. 【請求項2】前記切断手段は、前記ループアンテナが送
    受信可能な状態と送受信不可能な状態とを切り替える切
    替スイッチであることを特徴とする請求項1に記載の非
    接触ICカード。
  3. 【請求項3】前記各ループアンテナのループコイルは、 カード本体に固設され、ループの一部に間隙を有する形
    状に形成された固定導体と、 前記切替スイッチと連動し、前記固定導体の前記間隙に
    挿脱自在に配設された可動導体とを備え、 前記切替スイッチを、前記固定導体に形成された前記間
    隙に前記可動導体を挿入し、前記固定導体と前記可動導
    体とを接続する構成としたことを特徴とする請求項2に
    記載の非接触ICカード。
  4. 【請求項4】前記切替スイッチは、前記固定導体に形成
    された前記間隙に挿脱可能に配設された押圧部と、前記
    押圧部を前記固定導体に形成された前記間隙から離脱す
    る方向に付勢するバネとを備え、 前記可動導体を前記押圧部と連動する構成としたことを
    特徴とする請求項3に記載の非接触ICカード。
  5. 【請求項5】前記固定導体は、前記可動導体に接続する
    部分に導体端子を有し、 前記可動導体は、前記固定導体に接続する部分に導体端
    子を有し、 前記可動導体が前記固定導体の前記間隙に挿入された状
    態で、前記可動導体の前記導体端子が前記固定導体の前
    記導体端子に接触する構成としたことを特徴とする請求
    項3又は4に記載の非接触ICカード。
  6. 【請求項6】前記可動導体は、前記固定導体の前記間隙
    に挿入された状態において、前記固定導体と接触するこ
    となく、かつ前記固定導体と前記可動導体との間で誘導
    結合により接続する構成であることを特徴とする請求項
    3又は4に記載の非接触ICカード。
  7. 【請求項7】前記切断手段は、前記ループアンテナから
    脱着可能な切替チップにより構成され、 前記切替チップを前記ループアンテナに装着した状態で
    は前記ループアンテナが使用可能な状態となり、 前記切替チップを前記ループアンテナから離脱した状態
    では前記ループアンテナが使用不可能な状態となる構成
    としたことを特徴とする請求項1に記載の非接触ICカ
    ード。
  8. 【請求項8】前記各ループアンテナのループコイルは、 カード本体に固設され、ループの一部に間隙を有する形
    状に形成された固定導体と、 前記切替チップに固設され、前記固定導体の前記間隙に
    脱着自在に配設された可動導体とを備え、 前記切替チップを、前記各ループアンテナの前記固定導
    体に形成された前記間隙に装着した状態において、前記
    固定導体と前記可動導体とが接続される構成であること
    を特徴とする請求項7に記載の非接触ICカード。
  9. 【請求項9】前記固定導体は、前記可動導体に接続する
    部分に導体端子を有し、 前記可動導体は、前記固定導体に接続する部分に導体端
    子を有し、 前記可動導体が前記固定導体の前記間隙に挿入された状
    態で、前記可動導体の前記導体端子が前記固定導体の前
    記導体端子に接触する構成としたことを特徴とする請求
    項8に記載の非接触ICカード。
  10. 【請求項10】前記可動導体は、前記固定導体の前記間
    隙に挿入された状態において、前記固定導体と接触する
    ことなく、かつ前記固定導体と前記可動導体との間で誘
    導結合により接続する構成であることを特徴とする請求
    項8に記載の非接触ICカード。
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