JP2003168014A - 贈答支援方法および贈答支援システム - Google Patents

贈答支援方法および贈答支援システム

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JP2003168014A
JP2003168014A JP2001367735A JP2001367735A JP2003168014A JP 2003168014 A JP2003168014 A JP 2003168014A JP 2001367735 A JP2001367735 A JP 2001367735A JP 2001367735 A JP2001367735 A JP 2001367735A JP 2003168014 A JP2003168014 A JP 2003168014A
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Akira Kojima
明 児島
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 インターネットにおけるチャットを通じて
親しくなったバーチャルな仲間およびメール友達どうし
が贈物等を贈ることができるギフトサイトを介した贈答
支援方法および贈答支援システム。 【解決手段】 贈答者がチャットを通じて知り合った仲
間あるいはメール友達である、住所・氏名等の個人情報
を知られたくない被贈答者に対しても、贈物を贈ること
ができるようにするため、被贈答者は、予め、知られた
くない自分の住所・氏名等の個人情報とIDをギフトサ
イトに予め登録しておく。贈答者は、被贈答者に贈物を
贈る場合、被贈答者のIDのみを教わり、ギフトサイト
に、当該IDと商品名等と価格等を送信する。前記ギフ
トサイトは、被贈答者の住所・氏名および被贈答者の好
みの商品名をギフト加盟店に送信する。ギフト加盟店
は、前記商品を前記被贈答者の所へ発送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットに
おけるチャットを通じて親しくなったバーチャルな仲間
およびメール友達どうしが贈物等を贈ることができるギ
フトサイトを介した贈答支援方法および贈答支援システ
ムに関するものである。また、お店の接客者(主に女
性)に対して客(主に男性)が贈物を容易に贈ることが
できるギフトサイトを介した贈答支援方法および贈答支
援システムに関するものである。さらに、本発明は、贈
答者が被贈答者に誕生祝い、その他のお祝い、お返し、
冠婚葬祭、盆暮れ等の贈答品を贈る際に、被贈答者の好
みにあった贈物を贈ることができるギフトサイトを介し
た贈答支援方法および贈答支援システムに関するもので
ある。
【0002】本発明は、インターネットを介したチャッ
ト仲間およびメール友達、あるいは接客業を営むお店の
客(主に男性)が接客者(主に女性)に贈物、グリーテ
ィングカード等を贈ることにより、密接な人間関係を築
くことができるようにするギフトサイトを介した贈答支
援方法および贈答支援システムに関するものである。
【0003】
【従来の技術】インターネットを介したサイト仲間およ
びメール友達は、一般に、ストーカー的犯罪から自分の
身を守るために、住所・氏名・電話番号、年齢等を相手
に知らせることはない。したがって、贈答品や紙に印刷
されたグリーティングカードを贈り合うことは不可能で
あった。せいぜいメールに電子的なグリーティングカー
ドを添付して贈るに過ぎなかった。
【0004】接客業における接客者は、自分の住所、本
名、その他の個人情報を客に教えたくないのが普通であ
る。前記接客者は、お客と世間話や映画・スポーツ等を
話題にして、お客を長く引き止めるように工夫してい
る。また、誕生祝い、冠婚葬祭や盆暮れ等の贈答者は、
相手の好み、家族構成、あるいは、被贈答者の身体サイ
ズ(たとえば、バスト、ウエスト、ヒップ、足、指等)
を聞き難いため、適当なものを贈る場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な課題を解決するものであり、チャット仲間の会話を楽
しくして、バーチャルな世界を健全でしかも長く楽しめ
るようにしようとするものである。本発明は、互いの住
所・氏名・電話番号、好み、家族構成、身体サイズ等を
相手に教えることなく、ギフトサイトによって、必要な
情報のみを抽出することができる。すなわち、ギフトサ
イトに加盟している加盟店は、ギフトを送る住所・氏名
・電話番号と被贈答者の好みにあった商品名だけを知る
ことができる。そして、贈答者は、被贈答者からのID
のみであり、住所・氏名・電話番号・年齢・性別、その
他個人情報等を知ることができない。
【0006】本発明において、接客者は、自分の本名、
住所等をお客に知らせたくないが、客から贈物をあげる
といった話があった場合、贈物の金額にもよるが、受け
入れたほうがお客を店に長く引きつけておくことができ
る。このような場合、前記接客者は、自分のIDのみを
客に教えることにより、自分の好みに合った贈物を贈答
者からもらうことができる。そして、前記接客者は、お
客と贈物の話を介して話が盛り上がると共に、お客を長
く引きつけておくことができる。
【0007】本発明は、会話に変化を付け、長く楽しめ
るようにするために、贈答者が被贈答者の個人情報(住
所・氏名・電話番号、好み、身体サイズ等)を知らなく
ても、被贈答者の好みに合った贈物ができるようにする
贈答支援方法および贈答支援システムを提供することを
目的とする。本発明は、被贈答者が贈答者に告げ難い好
み、身体サイズ等をギフトサイトに記憶させておくこと
で、被贈答者のほしいものが得られるようにする贈答支
援方法および贈答支援システムを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】(第1発明)第1発明の
贈答支援方法は、住所・氏名・電話番号および個人情報
を知られたくない相手に贈物を贈ることができるように
したものであり、予め、知られたくない被贈答者側の住
所・氏名・電話番号およびその他の個人情報とIDをギ
フトサイトに記憶しておき、前記被贈答者のIDのみを
取得した贈答者が贈物の商品種別または商品名と前記I
Dのみを前記ギフトサイトに送信することで、前記ギフ
トサイトに記憶されている個人情報に基づいた好みの商
品を被贈答者にギフト加盟店を介して発送することがで
きることを特徴とする。
【0009】(第2発明)第2発明の贈答支援方法にお
いて、贈答者と被贈答者は、チャット仲間およびメール
友達であることを特徴とする。
【0010】(第3発明)第3発明の贈答支援方法にお
いて、贈答者と被贈答者は、店における客と接客者であ
ることを特徴とする。
【0011】(第4発明)第4発明の贈答支援方法にお
いて、被贈答者は、贈物に対して受取制限を付けること
ができることを特徴とする。
【0012】(第5発明)第5発明の贈答支援方法にお
いて、贈答者と被贈答者は、グループであり、贈物を互
いに交換することができることを特徴とする。
【0013】(第6発明)第6発明の贈答支援方法は、
住所・氏名を知っている相手に贈物を贈ることができる
ものであり、被贈答者が予め、知られたくない自分の個
人情報をギフトサイトに記憶しておき、前記贈答者が被
贈答者の住所・氏名等と贈物の商品種別または商品名の
みを前記ギフトサイトに送信することで、前記ギフトサ
イトに記憶されている個人情報に基づいた好みの商品を
被贈答者にギフト加盟店を介して発送することができる
ことを特徴とする。
【0014】(第7発明)第7発明の贈答支援方法にお
いて、贈答者は、被贈答者に対して、お祝い、冠婚葬
祭、お礼、盆暮れの贈物、あるいは、各種カード等を贈
ることができることを特徴とする。
【0015】(第8発明)第8発明の贈答支援方法は、
住所・氏名・電話番号および個人情報を知られたくない
相手に贈物を贈ることができるものであり、知られたく
ない被贈答者側の住所・氏名・電話番号およびその他の
個人情報とIDをギフトサイトに登録するステップと、
贈答者が前記被贈答者のIDを取得するステップと、贈
答者が贈物の商品種別または商品名と前記IDを前記ギ
フトサイトに送信するステップと、前記ギフトサイトに
おいて、IDに基づいた個人情報を抽出するステップ
と、前記抽出された個人情報に基づいた好みの商品を検
索するステップと、前記ギフトサイトに加盟しているギ
フト加盟店が前記検索された商品を被贈答者に発送する
ステップと、からなることを特徴とする。
【0016】(第9発明)第9発明の贈答支援システム
は、ギフトサイトを介して、住所・氏名・電話番号およ
びその他の個人情報を知られたくない相手に贈物を贈る
ことができるものであり、前記ギフトサイトにアクセス
できる贈物をあげる贈答者側情報端末装置111:前記
ギフトサイトにアクセスできる贈物をもらう被贈答者側
情報端末装置112:メニューにしたがって個人情報を
記憶できるID記憶手段212および個人情報記憶手段
214と、贈答者側情報端末装置111から送られてき
た被贈答者のIDを基にして、被贈答者の住所、氏名、
その他の個人情報を検索する個人情報検索手段218
と、前記贈答者から送られてきた商品種別、価格等を検
知する商品種別・価格検知手段217と、商品に関する
好み、価格等が記憶されている商品情報記憶手段219
と、前記個人情報検索手段218によって検索された個
人情報と、前記商品種別・価格検知手段217によって
検知された情報を基にして、住所・氏名・電話番号等、
および商品情報記憶手段219から被贈答者の好みにあ
った商品名を抽出する個人情報抽出手段220と、前記
個人情報抽出手段220によって抽出された前記商品名
と個人情報をギフト加盟店に送る送信手段221と、を
有すると共に、前記贈答者側情報端末装置111および
被贈答者側情報端末装置112と接続できるギフトサイ
ト113:前記ギフトサイト113に接続できる端末装
置を有すると共に、前記贈物を被贈答者側に送るギフト
加盟店114、115、116:から構成されることを
特徴とする。
【0017】(第10発明)第10発明の贈答支援シス
テムにおいて、ギフトサイト113には、予め被贈答者
の個人情報として、受取制限が入力される受取制限記憶
手段213を備えていることを特徴とする。
【0018】(第11発明)第11発明の贈答支援シス
テムにおいて、受取制限は、贈答者側の決済が完了次第
贈答品の発送手配を行う、無条件で受取を拒否する、被
贈答者が自分で判断するのいずれかを選択できることを
特徴とする。
【0019】(第12発明)第12発明の贈答支援シス
テムにおいて、ギフトサイト113における個人情報記
憶手段214に記憶されている年齢は、年齢変更手段2
23によって、常に正しい年齢に自動的に変更されてい
ることを特徴とする。
【0020】(第13発明)第13発明の贈答支援シス
テムにおいて、ギフトサイト41には、互いに贈物を贈
るグループを記憶するグループ記憶手段417と、前記
グループ記憶手段417に記憶された各贈答者の中から
それぞれの相手を決める相手決定手段418とを有する
ことを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1発明)第1発明は、贈答者
が住所・氏名・電話番号およびその他の個人情報を知ら
れたくない被贈答者に対しても、贈物を贈ることができ
る贈答支援方法である。被贈答者は、予め、知られたく
ない自分の住所・氏名・電話番号およびその他の個人情
報、たとえば、好み、身体サイズ(バスト、ウエスト、
ヒップ、足の大きさ、指の太さ等)をIDと共にギフト
サイトの記憶手段に予め登録しておく。
【0022】贈答者が被贈答者に贈物を贈る場合、贈答
者は、被贈答者のIDのみを教わり、ギフトサイトに、
当該IDと商品種別または商品名と価格等を送信する。
たとえば、贈答者は、商品種別を「酒」と指定した場
合、ギフトサイトに登録されている個人情報として、好
みが〇〇ビールであれば、被贈答者に〇〇ビールが贈答
される。また、贈答者は、商品名として「靴下」を指定
した場合、ギフトサイトに登録されている個人情報にお
いて、好みの色が青になっていると、青系統の靴下が贈
答される。
【0023】前記ギフトサイトは、前記被贈答者のID
と贈答者の贈物の商品種別または商品名等を受信し、前
記ギフトサイトに記憶されている個人情報に基づいた好
みの商品を抽出する。そして、前記ギフトサイトは、被
贈答者の住所・氏名・電話番号、および商品名をギフト
加盟店に送信する。ギフト加盟店は、前記商品を前記被
贈答者の所へ発送する。第1発明は、被贈答者がギフト
サイトに自分の住所・氏名・電話番号が判るIDや好み
等を登録しておけば、贈答者に自分の住所・氏名等を知
らせることなく、好みに合った贈物を得ることができる
と共に、前記贈物を中心にした会話を弾ませることがで
きる。
【0024】(第2発明)第2発明における贈答者と被
贈答者は、インターネットを介して知り合ったチャット
仲間およびメール友達である。前記インターネットを介
して知り合ったチャット仲間および/またはメール友達
は、通常、住所・氏名・電話番号、年齢、あるいは、性
別等が不明なバーチャルな付き合いをしている。第2発
明は、チャット仲間に贈物という現実を導入すること
で、会話をさらに面白くすることができるものである。
すなわち、前記贈物は、価格的に問題になる程のもので
はないにしても、新しい話題を提供することができる。
また、贈物は、贈答することによって話を次から次へと
発展させることもできる。また、贈答者と被贈答者との
関係は、会社や学校の仲間または同僚であってもよい。
このような間柄の場合でも、贈答者は、被贈答者に対し
て住所を聞き出せなかったり、好み等の個人情報を知ら
ずに贈ることが多い。本発明は、上記のような場合に効
果を発揮する。
【0025】(第3発明)第3発明における贈答者と被
贈答者は、店における接客者と客である。飲食業(いわ
ゆる飲み屋)、キャバレー、クラブ等、接客業における
接客者は、お客に本名や住所、個人情報を知らせること
が少ない。しかし、お客は、前記接客者に贈物をするこ
とによって、サービスが良くなったり、あるいは、会話
を長くすることを期待することができる。被贈答者は、
好みに合った贈物をもらうことにより、贈答者へのサー
ビスが向上したことになり、お店に通う回数が増えた
り、会話にも心がこもるようになり、贈答者および被贈
答者の両方によい効果をもたらすことになる。
【0026】(第4発明)第4発明は、チャット仲間が
分相応でない(単に、チャット仲間の程度を超えた)贈
物をするようにエスカレートした場合、前記贈物に対し
て、被贈答者が受取制限を付けることができるようにし
た。また、お客が接客者に対して必要以上の金額あるい
は頻度の贈物をすると、お客と接客者の関係でなくな
り、望ましい状態ではない。このような場合、被贈答者
は、ギフトサイトに受取拒否の贈答者の名前を登録して
おく。
【0027】贈答者は、前記被贈答者に対して贈物を贈
ったとしても、ギフトサイトにおいて、受取拒否にあ
い、贈答できないようになる。また、被贈答者は、条件
付きの受取拒否をすることもできる。前記受取制限によ
って、被贈答者は、贈答者の必要以上の頻繁の贈物に対
する受取拒否ができ、ストーカー的な行為を防止するこ
とができる。被贈答者の受取制限がある場合、被贈答者
は、ギフト加盟店から贈物を被贈答者に送る前に、メイ
ルまたは電話で贈答者の氏名を確認することができるよ
うにすることもできる。
【0028】(第5発明)第5発明は、贈答者と被贈答
者が特定の多数(3人以上)であり、互いに贈物を交換
できるようになっている。すなわち、第5発明は、プレ
ゼント交換会に相当するものであり、全員に贈物が渡る
ようにする。たとえば、チャット仲間は、数人で、プレ
ゼント交換会を行う場合、価格等を設定して、IDを交
換する。もらったIDは、ギフトサイトを介することに
よって、互いに自分の好みにあった贈物を得ることがで
きる。なお、第1発明ないし第5発明における贈物とし
ては、お祝い、冠婚葬祭、お礼、お返し、盆暮れの贈
物、誕生日カードあるいはクリスマスカード等各種カー
ド等がある。
【0029】(第6発明)第6発明は、チャット仲間お
よびメール友達や接客業における接客者を相手にした贈
答支援方法ではなく、通常の贈物をする住所・氏名・電
話番号を知っている相手が対象である。通常の贈物また
はお返しの品は、被贈答者にとって望ましいものが来な
い場合が多くある。第6発明は、贈答者が知る、知らず
を別にして、被贈答者がギフトサイトに、予め、知られ
たくない自分の個人情報、好み、身体サイズ、希望する
ブランド名等を登録しておく。
【0030】贈答者は、被贈答者の住所・氏名・電話番
号と贈物の商品種別あるいは商品名のみを前記ギフトサ
イトに送信する。前記ギフトサイトは、登録されている
被贈答者の好み、身体サイズ、希望するブランド名を検
索して、当該個人情報に基づいた好みの商品名をギフト
加盟店に送る。前記ギフト加盟店は、前記住所・氏名を
含む個人情報を基にして、被贈答者が望む商品を発送す
る。
【0031】(第7発明)第7発明は、贈物の対象がお
祝い(誕生日、入学祝い、卒業祝い、入社祝い、快気祝
い)、冠婚葬祭、お礼、盆暮れの贈物、グリーティング
カード等の各種カード等である。通常は、贈答者が被贈
答者の好みを全部知っているわけではないので、適当な
物を選択して贈っている。しかし、第7発明は、住所・
氏名と商品種別、商品名、価格等をギフトサイトに送る
と、ギフトサイトが被贈答者の好みあるいはサイズに合
った商品名を探して、ギフト加盟店から発送される。
【0032】(第8発明)第8発明は、住所・氏名・電
話番号およびその他の個人情報を知られたくない相手に
贈物を贈ることができる贈答支援方法の手順である。被
贈答者は、最初のステップとして、自分の住所・氏名・
電話番号およびその他の個人情報とIDをギフトサイト
に登録しておく。次のステップとして、贈答者は、自分
が贈りたいと考えている被贈答者のIDを前記被贈答者
から取得する。前記IDは、情報処理装置を介したメー
ルの中、あるいは、お店の会話から取得できる。前記被
贈答者のIDを取得した贈答者は、贈物の商品種別ある
いは商品名、あるいは、価格等と前記被贈答者のIDを
前記ギフトサイトに送信する。前記ギフトサイトは、前
記IDに基づいた個人情報を抽出する。
【0033】次に、前記ギフトサイトは、前記抽出され
た個人情報に基づいた好みの商品を検索する。たとえ
ば、第8発明は、贈答者が靴下を指定しただけで、被贈
答者が成人の男性であれば、成人の男性で大きさが25
センチないし27センチのもので、好みの色のものを検
索することができる。前記検索された商品名と、前記被
贈答者の住所・氏名・電話番号は、ギフトサイトに加盟
しているギフト加盟店に送られる。前記ギフト加盟店
は、前記住所・氏名の被贈答者に前記商品を発送する。
前記ギフト加盟店は、前記個人情報として、被贈答者の
身体サイズ等が登録されていたとしても、前記身体情報
を知ることができず、商品名とこれを送る住所・氏名の
みを得ることができる。
【0034】(第9発明)第9発明は、ギフトサイトを
介して、住所・氏名・電話番号およびその他の個人情報
を知られたくない相手に贈物を贈ることができる贈答支
援システムに関するものである。ギフトサイトには、予
め、贈答者側情報端末装置および被贈答者側情報端末装
置がアクセスできるように登録されている。また、前記
ギフトサイトにおける個人情報記憶手段には、予め、I
D、個人情報(住所・氏名・電話番号、好み、身体サイ
ズ等)がメニューにしたがって、登録されている。
【0035】贈答者は、贈答者側情報端末装置から被贈
答者のIDおよび商品種別または商品名等をギフトサイ
トに送る。個人情報検索手段は、前記IDに基づいて、
被贈答者の住所、氏名・電話番号、その他の個人情報を
検索する。また、商品種別・価格検知手段は、前記贈答
者から送られてきた商品種別または商品名、価格等を検
知する。また、個人情報抽出手段は、前記個人情報検索
手段によって検索された個人情報と、前記商品種別・価
格検知手段によって検知された贈物を基にして、被贈答
者の住所・氏名・電話番号、商品情報記憶手段から贈答
者の指定した商品種別または商品と価格の物で、被贈答
者の好みにあった商品名を抽出する。
【0036】ギフトサイトの送信手段は、前記個人情報
抽出手段によって抽出された前記個人情報(住所・氏名
・電話番号と商品名)をギフト加盟店に送る。前記ギフ
ト加盟店は、前記ギフトサイトに接続できる端末装置を
有すると共に、前記個人情報抽出手段から抽出された贈
答品を被贈答者側に発送する。加盟店は、前記商品の決
済を済ませてから前記商品を被贈答者に送る。
【0037】(第10発明)第10発明は、被贈答者が
予め、登録するに際し、ギフトサイトに、受け取りを制
限できる受取制限記憶手段を設けておくことができる。
第10発明は、前記受取制限記憶手段に受取制限をした
い贈答者のID等を記憶させておくことで、ストーカー
行為につながる贈物、あるいは、下心のある高価な贈物
の受け取りを拒否することができる。
【0038】(第11発明)第11発明は、たとえば、
受取制限に無条件で受け取る、無条件で拒否、メールま
たは電話で確認後受け取るの少なくとも3通りを設けて
おくことができる。無条件で贈答品を受け取る場合であ
っても、被贈答者側は、贈答者側の決済が完了次第、贈
答品の発送手配を依頼するようにすることが望ましい。
被贈答者は、未決済の贈物をもらった場合、自分で費用
を負担することになる恐れがある。また、被贈答者は、
前記ストーカー行為を防止するため、特定のIDを有す
る者の贈答を無条件で拒否できるようにすることができ
る。被贈答者の受取制限は、自分でメールまたは電話で
確認した後に受け取るようにすることもできる。
【0039】(第12発明)第12発明は、前記ギフト
サイトにおける個人情報記憶手段に記憶されている年齢
は、年齢変更手段によって、常に正しい年齢に自動的に
変更できるようになっている。すなわち、前記年齢変更
手段は、個人情報として入力された生年月日が誕生日の
来る度にプラス1加算されて修正される。
【0040】(第13発明)第13発明は、贈答のグル
ープ交換が可能なシステムになっている。たとえば、前
記ギフトサイトには、互いに贈物を贈るグループを記憶
するグループ記憶手段と、前記グループ記憶手段に記憶
された各贈答者の中からそれぞれの相手を決める相手決
定手段とが備えられている。前記相手決定手段は、必ず
贈物が全員に渡るようにすることが望ましい。また、前
記相手決定手段は、最低一つの贈物がもらえれば、複数
の贈物をもらえる者がいるようにすることもできる。
【0041】
【実施例】図1は本発明の実施例で、システムの概略を
説明するための図である。図1において、贈答者側情報
端末装置111および被贈答者側情報端末装置112
は、たとえば、プロバイダーを介して、互いに通信11
を行えるようになっている。また、前記贈答者と被贈答
者は、インターネットによって知り合ったチャット仲間
およびメール友達と前記端末装置を介して話をすること
ができる。
【0042】前記贈答者側情報端末装置111および被
贈答者側情報端末装置112は、インターネットを介し
てギフトサイト113に接続されている。また、前記ギ
フトサイト113は、同様にインターネットまたは専用
回線を介して、いくつかのギフト加盟店114、11
5、116に接続されている。さらに、前記ギフト加盟
店114ないし116は、ギフトサイト113によって
抽出された商品名および被贈答者の住所・氏名・電話番
号等を取得する。贈答者は、予め、決められた手段によ
って前記商品の決済を行う。前記ギフト加盟店114な
いし116は、前記商品の決済が終了次第、前記被贈答
者に前記商品を発送する。
【0043】被贈答者は、贈答者に住所・氏名・電話番
号、およびその他の個人情報をギフトサイト113に登
録すると共に、専用のIDを取得する。また、被贈答者
が前記IDを贈答者に知らせるだけで、贈答者は、前記
IDと商品種別または商品名を前記ギフトサイト113
に送るだけで、被贈答者の住所・氏名・電話番号、およ
びその他の個人情報を知らなくとも、被贈答者の好みに
合った贈物を贈ることができる。
【0044】前記ギフトサイト113は、チャット以外
に、キャバレー、クラブ、酒場等の接客者と客との会話
12においても利用することができる。前記いわゆる接
客業における接客者は、通常、住所・本名・電話番号、
およびその他の個人情報をお店の客に知らせることはな
い。このようなお店において、客は、単なる遊び心、あ
るいは接客者(特に、女性)に関心をもってもらうため
に、安価な贈物を前記接客者にすることがある。このよ
うな場合、客は、直接贈物を手渡すこともできるが、後
に送りたい場合もある。しかし、前述のように、接客者
の住所・本名・電話番号、およびその他の個人情報は、
簡単に聞き出すことができない。本発明は、お店の会話
の中で得たIDを基にして贈答者が被贈答者に贈物をす
ることが可能になる。
【0045】また、前記ギフトサイト113は、取引関
係13、親戚、あるいは、親しい間柄の者との間におい
ても利用することができる。たとえば、前記親しい間柄
の場合、住所・氏名・電話番号等は、知ることができ
る。しかし、贈答者は、被贈答者の個人情報、特に、身
体サイズ(バスト、ウエスト、ヒップ、足、指等)まで
は聞き出すことが困難な場合がある。また、被贈答者
は、贈答者に対して、好み、たとえば、好きなブランド
名の商品を告げることをためらう場合がある。
【0046】このような場合、被贈答者は、前記ギフト
サイト113に住所・氏名・電話番号、およびその他の
個人情報を登録すると共に、IDを取得しておけば、贈
答者の贈物が自分の好みに合ったものをもらうことがで
きる。贈答者も被贈答者の好み等の個人情報を聞き出す
ことなく、相手に喜ばれる贈答が可能になる。
【0047】図2は本発明の実施例で、ギフトサイトの
概念を説明するためのブロック構成図である。図2にお
いて、ギフトサイト113は、メニュー記憶手段211
と、ID記憶手段212と、受取制限記憶手段213
と、個人情報記憶手段214と、ID検知手段215
と、受取制限検知手段216と、商品種別・価格検知手
段217と、個人情報検索手段218と、商品情報記憶
手段219、個人情報抽出手段(住所・氏名・電話番号
・商品名等)220と、送信手段221と、制御手段2
22と、年齢変更手段223と、タイマー224とから
少なくとも構成されている。
【0048】メニュー記憶手段211は、被贈答者が住
所・氏名・電話番号、およびその他の個人情報を登録す
る際に、図示されていないディスプレーにメニューを順
次表示するためのものである。ID記憶手段212は、
前記被贈答者が住所・氏名・電話番号、およびその他の
個人情報を登録する際に付けられたIDを記憶しておく
と共に、前記被贈答者の各情報と接続されている。
【0049】受取制限記憶手段213は、被贈答者が受
け取りを制限したい場合、メニュー画面において、受取
制限をしたい贈答者のIDまたは住所・氏名、および受
取制限の態様である無制限、制限、確認する等を選択す
ることによって記憶することができる。前記受取制限
は、複数の特定な贈答者を前記メニューにおいて登録す
ることができる。また、前記受取制限記憶手段213
は、受け取りを確認したい贈答者のIDまたは住所・氏
名等を記憶することも可能である。前記被贈答者が受取
拒否をしている贈答者は、前記受取制限の登録により、
以前に取得したIDによって贈答しようとしても、贈物
を贈ることができないようなシステムとなっている。
【0050】個人情報記憶手段214は、前記被贈答者
が住所・氏名・電話番号、およびその他の個人情報、た
とえば、生年月日(年齢)、性別、好み(色、食べ物、
趣味、人物、ブランド名等)、家族構成、身体サイズ
(バスト、ウエスト、ヒップ、足、指等)が記憶されて
いる。前記個人情報記憶手段214における情報は、後
述する図6に一例が示されている。
【0051】ID検知手段215は、贈答者が被贈答者
からIDを取得して、ギフトサイト113に送信した場
合、当該IDが前記ギフトサイト113のID記憶手段
212に登録されたものであるか否かを調べる。受取制
限検知手段216は、前記IDを登録した被贈答者が受
取制限を希望しているか否かを前記受取制限記憶手段2
13の情報を基にして調べる。
【0052】商品種別・価格検知手段217は、贈答者
が入力した商品種別または商品名およびその価格等が検
知される。そして、個人情報検索手段218は、前記商
品種別・価格検知手段217によって検知された商品種
別または商品と価格を基にして、個人情報記憶手段21
4に記憶されている情報を検索する。商品情報記憶手段
219は、商品毎の大きさ、色、価格等が、たとえば、
テーブルになって記憶されている。
【0053】個人情報抽出手段220は、前記個人情報
検索手段218および前記商品情報記憶手段219の情
報を基にして、被贈答者の住所・氏名・電話番号、およ
び最適の商品名、受取制限情報等を抽出する。送信手段
221は、前記個人情報抽出手段220によって抽出さ
れた前記情報をギフト加盟店114ないし116のいず
れかに送信する。制御手段222は、ギフトサイト11
3における各ブロックを制御する。年齢変更手段223
は、生年月日を基にして誕生日が来ると年齢を一歳加算
する。タイマー224は、登録された生年月日から一年
を数えている。
【0054】図3は本発明の実施例で、ギフトサイトを
利用して、贈答者が被贈答者に対して贈物を贈るための
フローチャートである。図3において、贈答者311
は、たとえば、チャットを通じてIDを受信する(ステ
ップ312)。次に、贈答者311は、前記受信したI
Dと贈物の商品種別または商品名および価格等を贈答者
側情報端末装置111で入力し、ギフトサイト113に
送信する(ステップ313)。
【0055】ギフトサイト113におけるID検知手段
215は、前記送られて来たIDがID記憶手段212
に記憶されており、その個人情報があるか否かを調べる
(ステップ314)。次に、ギフトサイト113におけ
る受取制限検知手段216は、ギフトサイト113の受
取制限記憶手段213に受取制限が記憶されているか否
かを調べる(ステップ315)。また、前記受取制限
は、受取拒否かまたは受取を確認する(たとえば、メー
ル等で)か否かを調べる(ステップ316、ステップ3
17)。ステップ314において、IDおよび個人情報
がない場合、ステップ316において、受取拒否の場
合、ステップ317において、受取確認をしない場合、
ギフトサイト113に対する処理は終了する(ステップ
318)。
【0056】前記贈答者の情報は、受取制限がない場
合、受取拒否をしない場合、および受取確認をした場
合、IDの個人情報が記憶されている個人情報記憶手段
214にアクセスする(ステップ319)。個人情報検
索手段218は、前記IDに係る被贈答者の個人情報を
個人情報記憶手段214から検索し、個人情報を取得す
る。個人情報抽出手段220は、前記個人情報記憶手段
214から検索された個人情報と、入力された商品種別
または商品名・価格等との情報に基づく商品情報記憶手
段219の情報から抽出する。すなわち、前記個人情報
抽出手段220は、被贈答者の好みにあった商品名と、
住所・氏名・電話番号等を抽出する(ステップ32
0)。
【0057】前記商品名と住所・氏名・電話番号等の情
報は、加盟店114ないし116のいずれかに送付され
る(ステップ321)。加盟店の一つは、贈答者に決済
を求め、決済が終了した後、被贈答者に前記商品を発送
する(ステップ322)。贈答者の入力は、商品種別の
代わりに始めから商品を入力することも可能である。そ
の場合、ギフトサイト113は、同じ商品であっても、
被贈答者の望むブランド品を抽出することができる。以
上、チャットによる贈答支援システムを説明したが、接
客業のお店において、客と接客者との会話において、I
Dを取得した客は、贈答者となって、被贈答者である接
客者のIDをギフトサイト113に送信する場合も同じ
処理となる。
【0058】図4は本発明の他の実施例で、システムの
概略を説明するための図である。図4において、図2と
異なる所は、贈答者と被贈答者との区別がなく、複数
(3人以上)の通信(チャット)仲間によって贈物を互
いに交換するというものである。したがって、図4にお
いて、通信仲間の情報端末装置411、412、413
は、互いにチャットができる環境にある。また、本実施
例は、メニューにしたがっていくと、グループをグルー
プ記憶手段417に記憶することができ、このグループ
によって互いに贈物交換ができるようになっている。
【0059】また、前記ギフトサイト41には、相手決
定手段418が設けられている。前記相手決定手段41
8は、参加者全員を二組に分けてそれぞれがプレゼント
交換を行う、参加順に奇数番と偶数番とに分けてそれぞ
れがプレゼント交換を行う、あるいは、プレゼントがも
らえない者が出ないような組み合わせであれば、どのよ
うな分け方であってもよい。
【0060】図5は本発明の他の実施例で、ギフトサイ
トを利用して、複数の者が互いにプレゼントを交換でき
るようにしたフローチャートである。図5において、通
信仲間511は、ギフトサイト41にアクセスする際
に、グループギフトの交換であることをメニューによっ
て設定する。ギフトサイト41は、IDを確認する(ス
テップ512)。
【0061】その後、ギフトサイト41は、グループギ
フトの交換であるか否かを調べる(ステップ513)。
また、ギフトサイト41は、相手決定手段418によっ
て、贈物を贈る相手のIDを獲得したか否かを調べる
(ステップ515)。その後の処理は、図3におけるフ
ローチャートと同じである。グループ交換の場合、互い
に贈答者および被贈答者であり、贈物を受け取ることが
前提であるため、受取制限は、図4および図5において
不要である。また、グループギフト交換は、次のようす
ることも可能である。たとえば、グループギフト交換主
催者は、グループを募り、その際にグループIDを渡
す。贈答者(グループに加わった全員)は、主催者の決
めた金額で、適当な贈物(商品名)を選択し、自分のI
DとグループIDと共にギフトサイト41に送る。前記
ギフトサイト41は、グループギフトの交換であること
を認識する。また、相手決定手段418は、個人IDの
組を作成する。その後、ギフトサイト41は、ギフトを
互いに交換する相手のIDを基にして、それぞれの好み
に合った商品を選択し、住所・氏名等と共に、ギフト加
盟店114に送る。
【0062】図6は本発明の実施例に使用するための個
人情報の一例を説明するものである。図6において、個
人情報は、IDと共に住所、氏名、性別、生年月日、血
液型、星座、家族構成、身体サイズが登録されている。
また、好きな色、好きなブランド名、好きな食べ物、好
きな歌手、好きな俳優、趣味、希望する商品等は、ラン
クが付けられた状態で登録されている。前記個人情報
は、図6に示すものが全てではなく、任意に登録するこ
とができると共に、変更が可能なようになっている。
【0063】図7は本発明の実施例に使用する商品別の
テーブルの一例を説明するものである。図7において示
されているテーブルは、商品がハンカチの例である。た
とえば、好みの色を赤系、緑系、黄系、白系とし、性別
を男性、女性、子供に分け、価格を500円、800
円、1000円、1500円、・・・・円に分けてあ
る。また、ハンカチを表す記号として「H」、男性は
「M」、女性は「F」、子供は「C」、価格は最後の二
桁を省略してある。
【0064】たとえば、バーのマダムにハンカチを贈り
たい場合、バーの客は、贈物の商品として「ハンカチ」
を選択すると共に、価格を1000円に設定し、これら
の情報を被贈答者である前記マダムのIDと共にギフト
サイト113に送信する。前記マダムは、ギフトサイト
113において、好きな色を「赤」として登録していた
とする。図2に示す個人情報抽出手段220は、被贈答
者の住所・氏名・電話番号を抽出すると共に、商品情報
記憶手段219から、前記客の選択したハンカチと価
格、および個人情報である好みの赤を基にして、図7の
表から「HFR10」を抽出する。
【0065】そして、送信手段221は、前記住所・氏
名・電話番号と、商品名である「HFR10」をギフト
加盟店に送信する。当該ギフト加盟店は、前記商品名が
赤系統の大人の女性向きハンカチであることが判るた
め、当該商品を前記住所・氏名を基にして発送する。前
記商品に対する記号は、ギフト加盟店であっても、個人
情報が判り難くなっている。
【0066】以上の実施例は、住所・氏名・電話番号お
よびその他の個人情報を知られたくない被贈答者に対す
るものであった。しかし、本発明は、通常の贈答用に前
記ギフトサイトを利用することができる。すなわち、前
記贈答は、各種お祝い、お返し、冠婚葬祭の贈物、盆暮
の贈答等予め住所・氏名等が判っている被贈答者に対し
ても利用できる。冠婚葬祭に係る贈物は、被贈答者にと
って必ずしも喜ばれるものが贈られていない。
【0067】そこで、被贈答者は、前記ギフトサイトに
自分の好みあるいは希望する商品等を登録しておくと、
贈答者が知らなくとも、ギフト加盟店側で、被贈答者の
住所・氏名・電話番号等を入力できるようにするだけ
で、被贈答者の希望する商品に限りなく近い商品が贈ら
れてくることになる。
【0068】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は、前記実施例に限定されるものではない。そして、
本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱する
ことがなければ、種々設計変更を行うことが可能であ
る。たとえば、図2および図4に示されたブロックの内
部は、周知または公知の技術によって達成できるもので
あるため、詳述していない。さらに、図3および図5に
示されたフローチャートは、本発明の精神を逸脱しない
範囲であれば、変えることも可能である。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、被贈答者がギフトサイ
トに自分の住所・氏名・電話番号およびその他の個人情
報等を登録しておけば、贈答者に自分の住所・氏名等を
知らせることなく、自分の好みに合った贈物を得ること
ができる。また、前記贈物は、チャットやお店における
会話を弾ませることができる。
【0070】本発明によれば、チャット仲間というバー
チャルな世界に、贈物という現実を導入することで、会
話をさらに面白くすることができるだけでなく、新しい
話題を提供することができる。
【0071】本発明によれば、客と接客者の関係の場
合、会話がより楽しくなるだけでなく、接客者である被
贈答者は、好みに合った贈物をもらうことにより、贈答
者に対するサービスが良くなり、お店に通う回数が増え
たりして、贈答者および被贈答者の両方によい効果をも
たらすことになる。
【0072】本発明によれば、贈答者に対する受取制限
を付けることにより、迷惑な贈物を拒否することができ
る。
【0073】本発明によれば、被贈答者がギフトサイト
に、予め、知られたくない自分の個人情報、好み、身体
サイズ、希望するブランド名等を登録しておくことによ
り、不要な物や希望しない商品をもらうことがなくな
る。
【0074】本発明によれば、ギフトサイトを利用する
ことにより、プレゼント交換会が容易に開催できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例で、システムの概略を説明する
ための図である。
【図2】本発明の実施例で、ギフトサイトの概念を説明
するためのブロック構成図である。
【図3】本発明の実施例で、ギフトサイトを利用して、
贈答者が被贈答者に対して贈物を贈るためのフローチャ
ートである。
【図4】本発明の他の実施例で、システムの概略を説明
するための図である。
【図5】本発明の他の実施例で、ギフトサイトを利用し
て、複数の者が互いにプレゼントを交換できるようにし
たフローチャートである。
【図6】本発明の実施例に使用するための個人情報の一
例を説明するものである。
【図7】本発明の実施例に使用する商品別のテーブルの
一例を説明するものである。
【符号の説明】
111・・・贈答者側情報端末装置 112・・・被贈答者側情報端末装置 113・・・ギフトサイト 114〜116・・・ギフト加盟店 211・・・メニュー記憶手段 212・・・ID記憶手段 213・・・受取制限記憶手段 214・・・個人情報記憶手段 215・・・ID検知手段 216・・・受取制限検知手段 217・・・商品種別・価格検知手段 218・・・個人情報検索手段 219・・・商品情報記憶手段 220・・・個人情報抽出手段 221・・・送信手段 222・・・制御手段 223・・・年齢変更手段 224・・・タイマー

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】住所・氏名・電話番号および個人情報を知
    られたくない相手に贈物を贈ることができる贈答支援方
    法において、 予め、知られたくない被贈答者側の住所・氏名・電話番
    号およびその他の個人情報とIDをギフトサイトに記憶
    しておき、 前記被贈答者のIDのみを取得した贈答者が贈物の商品
    種別または商品名と前記IDのみを前記ギフトサイトに
    送信することで、前記ギフトサイトに記憶されている個
    人情報に基づいた好みの商品を被贈答者にギフト加盟店
    を介して発送することができることを特徴とする贈答支
    援方法。
  2. 【請求項2】前記贈答者と被贈答者は、チャット仲間お
    よびメール友達であることを特徴とする請求項1に記載
    された贈答支援方法。
  3. 【請求項3】前記贈答者と被贈答者は、店における客と
    接客者であることを特徴とする請求項2に記載された贈
    答支援方法。
  4. 【請求項4】前記被贈答者は、贈物に対して受取制限を
    付けることができることを特徴とする請求項1ないし請
    求項3のいずれか1項に記載された贈答支援方法。
  5. 【請求項5】前記贈答者と被贈答者は、グループであ
    り、贈物を互いに交換することができることを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載された贈答支援方法。
  6. 【請求項6】住所・氏名を知っている相手に贈物を贈る
    ことができる贈答支援方法において、 被贈答者が予め、知られたくない自分の個人情報をギフ
    トサイトに記憶しておき、 前記贈答者が被贈答者の住所・氏名等と贈物の商品種別
    または商品名のみを前記ギフトサイトに送信すること
    で、前記ギフトサイトに記憶されている個人情報に基づ
    いた好みの商品を被贈答者にギフト加盟店を介して発送
    することができることを特徴とする贈答支援方法。
  7. 【請求項7】前記贈答者は、被贈答者に対して、お祝
    い、冠婚葬祭、お礼、盆暮れの贈物、あるいは、各種カ
    ード等を贈ることができることを特徴とする請求項6に
    記載された贈答支援方法。
  8. 【請求項8】住所・氏名・電話番号および個人情報を知
    られたくない相手に贈物を贈ることができる贈答支援方
    法において、 知られたくない被贈答者側の住所・氏名・電話番号およ
    びその他の個人情報とIDをギフトサイトに登録するス
    テップと、 贈答者が前記被贈答者のIDを取得するステップと、 贈答者が贈物の商品種別または商品名と前記IDを前記
    ギフトサイトに送信するステップと、 前記ギフトサイトにおいて、IDに基づいた個人情報を
    抽出するステップと、 前記抽出された個人情報に基づいた好みの商品を検索す
    るステップと、 前記ギフトサイトに加盟しているギフト加盟店が前記検
    索された商品を被贈答者に発送するステップと、 からなることを特徴とする贈答支援方法。
  9. 【請求項9】ギフトサイトを介して、住所・氏名・電話
    番号およびその他の個人情報を知られたくない相手に贈
    物を贈ることができる贈答支援システムにおいて、 前記ギフトサイトにアクセスできる贈物をあげる贈答者
    側情報端末装置:前記ギフトサイトにアクセスできる贈
    物をもらう被贈答者側情報端末装置:メニューにしたが
    って個人情報を記憶できるID記憶手段および個人情報
    記憶手段と、 贈答者側情報端末装置から送られてきた被贈答者のID
    を基にして、被贈答者の住所、氏名、その他の個人情報
    を検索する個人情報検索手段と、 前記贈答者から送られてきた商品種別、価格等を検知す
    る商品種別・価格検知手段と、 商品に関する好み、価格等が記憶されている商品情報記
    憶手段と、 前記個人情報検索手段によって検索された個人情報と、
    前記商品種別・価格検知手段によって検知された情報を
    基にして、住所・氏名・電話番号等、および商品情報記
    憶手段から被贈答者の好みにあった商品名を抽出する個
    人情報抽出手段と、 前記個人情報抽出手段によって抽出された前記商品名と
    個人情報をギフト加盟店に送る送信手段と、 を有すると共に、前記贈答者側情報端末装置および被贈
    答者側情報端末装置と接続できるギフトサイト:前記ギ
    フトサイトに接続できる端末装置を有すると共に、前記
    贈物を被贈答者側に送るギフト加盟店:から構成される
    ことを特徴とする贈答支援システム。
  10. 【請求項10】前記ギフトサイトには、予め被贈答者の
    個人情報として、受取制限が入力される受取制限記憶手
    段を備えていることを特徴とする請求項9に記載された
    贈答支援システム。
  11. 【請求項11】前記受取制限は、贈答者側の決済が完了
    次第贈答品の発送手配を行う、無条件で受取を拒否す
    る、被贈答者が自分で判断するのいずれかを選択できる
    ことを特徴とする請求項9または請求項10に記載され
    た贈答支援システム。
  12. 【請求項12】前記ギフトサイトにおける個人情報記憶
    手段に記憶されている年齢は、年齢変更手段によって、
    常に正しい年齢に自動的に変更されていることを特徴と
    する請求項9ないし請求項11のいずれか1項に記載さ
    れた贈答支援システム。
  13. 【請求項13】前記ギフトサイトには、互いに贈物を贈
    るグループを記憶するグループ記憶手段と、前記グルー
    プ記憶手段に記憶された各贈答者の中からそれぞれの相
    手を決める相手決定手段とを有することを特徴とする請
    求項9ないし請求項12のいずれか1項に記載された贈
    答支援システム。
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