JP2003167986A - データ検証装置 - Google Patents

データ検証装置

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JP2003167986A JP2001365535A JP2001365535A JP2003167986A JP 2003167986 A JP2003167986 A JP 2003167986A JP 2001365535 A JP2001365535 A JP 2001365535A JP 2001365535 A JP2001365535 A JP 2001365535A JP 2003167986 A JP2003167986 A JP 2003167986A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、データ連携プログラムにおいて、デ
ータの値の検証を、データを書き込む先となるシステム
から情報を取得し、その情報を用いて行う方法を提供す
ることにある。 【解決手段】データ変換・検証プログラム130で、デ
ータ書き込み先のターゲット会計システム170が内部
に持つ定義情報172を用いたデータ検証を行う。定義
情報取得に関するデータ155は、ターゲット会計シス
テム170に接続するためのデータと、行うデータ検証
の種類によって定義情報172での値の持ち方が異なる
ため、その違いに対応した定義情報172に関するデー
タを持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、2以上の情報シス
テム(コンピュータなどの情報処理装置を含む)間での
データ連携に関する。特に、情報システムに格納された
データを他の情報システムで利用可能とするデータ連携
において、他の情報システムで当該データを利用するた
めの検証を行う方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】企業グループ等においては、各構成会社
ごとに複数の情報システムが稼動し、情報システム間で
のデータの移行や統一的な管理といったデータ連携を行
うプログラムが必要とされている。データ連携プログラ
ムでは、元となるデータを格納した情報システムからデ
ータを取得し、他の情報システムに投入できるようにデ
ータを変換し、データの型・フォーマットの検証を行
い、データを書き込む処理を行う。以降、元となるデー
タを格納した情報システムをソース情報システム、デー
タを書き込む対象となる情報システムをターゲット情報
システムと呼ぶ。また、データの型・フォーマットの検
証とは、データ連携プログラムが、ソース情報システム
から取得して変換したデータと、ターゲット情報システ
ム内部でそのデータに相当するデータの型・フォーマッ
トとの間で、データを比較して、同じ型・フォーマット
であるか調べること、と定義する。ここでデータの型と
は文字・数値・バイナリ等であり、データのフォーマッ
トとは、例えば日付データにおける年(和暦、元号省略
形)-月(2桁)-日(2桁)のようなデータの表現形態
である。
【0003】データ連携プログラムにおいて、データの
型・フォーマットの検証を行わないと、型・フォーマッ
トの不正なデータをターゲット情報システムに投入して
しまい、エラーを発生させる可能性がある。データ連携
プログラムにおいて、データの型・フォーマットの検証
を行うことで、エラーを発生させる可能性を低減し、複
数の情報システム全体を円滑に動作させることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方法にお
いては、次のような問題点が残されている。
【0005】データ連携プログラムにおいて、データの
型やフォーマットの検証のみ行う方法では、投入するデ
ータの型やフォーマットがターゲット情報システム内部
で有効かどうか検証する。しかし、データとして格納さ
ている値に関しては、有効であるかどうかが不明なた
め、ターゲット情報システム内部で値が有効でないとい
うエラーが発生する可能性がある。ここで、有効とは、
データがターゲット情報システム内部で、データの値と
して用いてよいと定義されていること、または、データ
の値として用いてはならないと定義されていないこと、
と定義する。逆に、無効とは、データがターゲット情報
システム内部で、データの値として用いてはならないと
定義されていること、または、データの値として用いて
よいと定義されていないこと、と定義する。
【0006】このように、従来の方法では、データの値
についての検証を行わないため、エラーが発生する可能
性があるという問題があった。
【0007】本発明の目的は、データの値の検証を行う
方法を提供することにある。以降、本特許で、データの
検証とは、データの値の検証とする。データの値の検証
とは、データ連携プログラムが、ソース情報システムか
ら取得して変換したデータと、ターゲット情報システム
内部でそのデータに相当するデータ項目で有効または無
効なデータの値との間で、データを比較して、値が同じ
であるか、または、値が基準を満たしているか調べるこ
と、と定義する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ連携プ
ログラムにおけるデータ検証において、検証を行う際
に、検証に用いる定義情報をターゲット情報システムか
ら検証時に取得し、その定義情報を用いてデータの検証
を行う。定義情報とは値や値のリストや値の範囲、また
は上記の値に追加して、その値の状態値を定義したデー
タであり、あるデータが有効または無効であるかを判別
するための基準となる情報の集合である。ここで、状態
値とは、その値の状態に関する属性値で、その値が有効
であるか無効であるかを判定するための基準となる値、
と定義する。この定義情報は、検証するデータ項目によ
って異なっている場合がある。また、検証に用いる定義
情報を、データ検証時に、ターゲット情報システムから
取得することで、定義情報の鮮度に関わる問題を解決で
きる。ここで、鮮度に関わる問題とは、データの検証を
行う時、データ連携プログラムが保持している検証に用
いるための定義情報(仮にAとする)と、ターゲット情
報システムが保持する定義情報(仮にBとする)との間
で、その最終更新日と情報の中身に差があり、その差の
ために、データ検証時にはAを用いて有効と判定された
データが、ターゲット情報システムに書き込まれた時に
は、Bで既に無効とされていることによって、書き込ん
だデータがエラーとなる可能性がある問題のこと、と定
義する。その差というのは、主に、データの最終更新日
(新鮮さ)に関連するため、鮮度という言葉を用いてい
る。
【0009】また、この定義情報を取得するために必要
な、ターゲット情報システムと接続するための接続情
報、定義情報のデータの型・形式・意味等を記述したデ
ータモデル、定義情報のとる複数の形態に対応する検証
の方法の3つは事前に定義する。この時、定義するため
のもととなる情報を定義時にターゲット情報システムか
ら取得することで、定義を容易にする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。まず、図1の構成要素の説明を行う。図1
は、本発明を会計システムに適用した場合の、構成の実
施の形態を示す構成図である。
【0011】図1において、ソース会計システム100
には仕訳データ110が格納されている。データ変換・
検証プログラム130はデータ変換処理部140とデー
タ検証処理部150とエラー処理・データ投入の160
の3つから構成されている。データ変換処理部は、仕訳
データ110と変換テーブル120を読み込み、データ
を変換する。
【0012】また、データ検証処理部150へ変換され
たデータを送る。データ検証処理部150は、入力デー
タと定義情報の比較を行うためのデータ比較処理15
1、比較対照の定義情報172を読み込むための定義情
報取得処理152の各処理を行い、定義データ取得15
2が定義情報172を読み込むために必要なデータであ
る定義情報取得に関するデータ155を持つことを特徴
とする。また、データ検証処理部150は、比較結果を
通知するための比較結果通知処理153、および、デー
タ型とデータのフォーマットを検証するためのデータ型
・フォーマット検証処理154の各処理を行う。変換・
検証後のデータは、エラー処理・データ投入160での
エラー処理後、ターゲット会計システム170の仕訳デ
ータ171に書き込まれる。定義ツール180は定義情
報172の定義データを取得し、定義情報取得に関する
データ155およびデータ変換・検証プログラム130
を定義するツールである。
【0013】次に、図2の本発明に係わるソース会計シ
ステム・ターゲット会計システム・データ変換・検証プ
ログラム・定義ツールの構成を示すブロック図について
説明する。
【0014】図2において、ソース会計システムソフト
ウェア100はサーバ計算機200上で、データ変換・
検証プログラム130はサーバ計算機210上で、ター
ゲット会計システムソフトウェア170はサーバ計算機
220上で動作する。また定義ツール180はクライア
ント計算機230上で動作する。なお、本実施例では、
図2に示すように4台の計算機を用いているが、すべて
を1台の計算機で行っても構わない。
【0015】また、複数の計算機で行われている処理を
統合することにより、2台、3台の計算機を用いても構
わない。また、図1、図2ではソースとターゲットとな
る会計システムとして、各々1つしか図示していない
が、これについては任意の個数を対象とする。
【0016】次に、図1の構成におけるデータ変換・検
証プログラム130で行う処理を、図3、図4、図5の
フローチャートを用いて説明する。
【0017】データ変換・検証プログラム130は、ソ
ース会計システム100中の仕訳データ110を読み込
む(ステップ300)。データ変換処理部140は、変
換に必要な変換テーブル120を、取得し(ステップ3
10)、入力仕訳データの変換を行い(ステップ32
0)、変換された仕訳データをデータ検証処理部150
に出力する。データ比較処理151は入力されたデータ
の検証に用いる定義情報172を、定義情報取得処理1
52にて読み込む。
【0018】そのために、定義情報取得処理152は、
まず、定義情報取得に関するデータ155を読み込み
(ステップ400)、読み込んだデータからターゲット
会計システムに接続するためのデータを抽出し(ステッ
プ410)、そのデータを用いてターゲット会計システ
ム170に接続し(ステップ420)、定義情報172
をターゲット会計システム170から読み込む(ステッ
プ430)。定義情報取得処理152は、定義情報17
2の読み込み後、ターゲット会計システムとの接続を解
除する(ステップ440)。データ比較処理151は、
仕訳データと定義情報を受け取り(ステップ500)、
入力値の比較を行う(ステップ510)。定義情報中の
値の格納方法は、有効な値を格納している場合と、値と
その状態値の組を格納している場合と、無効な値を格納
している場合がある。そこで、比較方法は(1)入力値
と定義情報で定義されている値と等しいか比較し、状態
値を取得(ステップ520)、(2)入力値が定義情報
で定義されている値の範囲内か比較し、状態値を取得
(ステップ530)、(3)入力値を定義情報で定義さ
れている値と比較し、存在の有無を取得(ステップ54
0)の3方法がある。
【0019】比較後、有効または無効な値が存在したか
どうかの比較結果または入力値の定義情報内部での状態
値をもとにエラー判定を行い(ステップ550)、その
結果を、データ変換プログラム外部に通知する(ステッ
プ350)。データ型・フォーマット検証処理154で
は、文字の桁数や、数値が整数か浮動小数点かといった
データ型の検証と、日付データが西暦4桁の年-月-日の
順で表現されているかなどのフォーマットの検証を行う
(ステップ360)。検証後、エラー処理・データ投入
160では、エラーと判定したデータを廃棄するなどの
エラー処理を行い(ステップ370)、正常なデータを
ターゲット会計システムに投入する(ステップ38
0)。
【0020】次に、図6のデータの遷移を説明する。図
6は上述フローチャートで処理する仕訳データ・変換テ
ーブル・定義情報とデータ遷移の例である。図6におい
て、仕訳データ600は、日付、勘定科目、借方、貸方
の項目から構成されている。ただし、含む項目は一つで
もよい。また、仕訳データ600に、上記以外の項目が
含まれてもよい。
【0021】変換テーブル610は、ソース会計システ
ム100の日付表記とターゲット会計システム170の
日付表記の対応関係を保持している。データ変換処理部
140は、仕訳データ600の日付を、変換テーブル6
10にしたがって変換し、変換後仕訳データ620を生
成する。変換後仕訳データ620の日付表記は、変換テ
ーブル610の対応する値となっている。定義情報63
0は営業日である日付とその値に対応する状態値のリス
トである。
【0022】データ比較151では、変換後仕訳データ
620のレコードの日付と、データ620の日付に対応
する営業日をもった定義情報630のレコードを組み合
わせ、比較データ640のようなデータを作成する。比
較データ640の状態値をもとに、正常・エラーの判定
結果を記述した判定データ650を作成する。
【0023】この例では、状態値がYes・Noの2値
で表記され、Yesを正常なデータ、Noをエラーと判
定する。この状態値と、正常なデータかエラーデータか
の対応関係は、定義情報取得に関するデータ155に記
録する。状態値は1つ以上の値をとることができる。エ
ラー処理・データ投入160では判定結果をもとにエラ
ー処理を行う。
【0024】なお、図6では日付が有効な営業日である
かの検証を例として記述したが、他には勘定科目、為
替、通貨、製品コード、部門コード等の1つの項目で表
現するデータ項目が検証可能である。複数項目で表現さ
れるデータの検証については、図7で記述する。
【0025】次に、図6中の定義情報の異なる検証に相
当する図である、図7、図8、図9について説明する。
【0026】まず、図7の複数の値を検証するデータ比
較を説明する。図7において変換済みの仕訳データ72
0は、勘定科目、部門、借方、貸方を含む。ただし、含
む項目は1つでもよい。また、仕訳データ720には、
上記以外の項目が含まれてもよい。定義情報730は勘
定科目と部門コードの2つの値を組み合わせたレコード
に対して状態値が定義されている。この時、項目数は3
つ以上でもよい。データ比較151では、仕訳データ7
20の勘定科目・部門と定義情報730の対応するデー
タと状態値を組み合わせ、比較データ740を作成す
る。比較データ740の状態値をもとに、正常・エラー
の判定結果を記述した判定データ750を作成する。
【0027】この例では、値0を正常、値1をエラーと
判定する。0、1と正常・エラーの対応関係は定義情報
ごとに異なり、状態値と、その状態値が正常またはエラ
ーであるかどうかの対応関係は定義情報取得に関するデ
ータ155に記録されている。
【0028】なお、図7では勘定科目と部門コードの組
み合わせが有効であるかの検証を例として記述したが、
勘定科目と部門コード以外にも日付と為替、為替と通
貨、勘定科目と製品コード、通貨と部門コード、通貨と
製品コード等、複数の値の組に対して有効・無効を定義
できるデータ項目が検証可能である。
【0029】次に、図8の日付と会計期間の範囲を検証
するデータ比較を説明する。図8において変換済み仕訳
データ820は日付、勘定科目、借方、貸方から構成さ
れている。ただし、含む項目は1つでもよい。また、仕
訳データ820には、上記以外の項目が含まれてもよ
い。定義情報830は会計期間名、会計期間の開始日、
終了日、その会計期間の状態を示す値である状態値から
構成されている。
【0030】データ比較151では、仕訳データ820
の日付と定義情報830の対応するデータと状態値を組
み合わせ、比較データ840を作成する。比較データ8
40での状態値はOpen、Closeの2値をとって
いるが、複数の値をとることができる。この時Open
値は、その会計期間が有効であることを示し、Clos
e値は、その会計期間が無効であることを示している。
比較データ840の状態値をもとに、正常・エラーの判
定結果を記述した判定データ850を作成する。判定デ
ータ850ではOpenが有効であり、Closeがエ
ラーであるが、状態値と正常・エラーの対応関係は定義
情報ごとに異なり、その対応関係は定義情報取得に関す
るデータ155に記録されている。
【0031】なお、図8では日付が有効な会計期間の範
囲に含まれるかの検証を例として記述したが、日付以外
にも為替、勘定科目、製品コード等の、有効または無効
な値を、ある範囲として定義するデータ項目が検証可能
である。また、定義情報830で比較対照となる値は、
1つでも構わない。この時、定義情報830では、値の
下限または上限のどちらかを設定することになる。
【0032】次に、図9の入力されたデータの通貨コー
ドが有効かを検証するデータ比較を説明する。図9にお
いて変換済み仕訳データ920は、通貨、勘定科目、借
方、貸方から構成されている。ただし、含む項目は1つ
でもよい。また、仕訳データ920には、上記以外の項
目が含まれてもよい。定義情報930は会計システム1
70で有効とされている、通貨コードのデータ項目から
構成されている。データ比較151では、仕訳データ9
20の通貨と定義情報930の対応するデータを組み合
わせ、比較データ940を作成する。
【0033】比較データ940では、定義情報930に
存在するデータについては有効通貨項目に同じ値が、存
在しないデータについては空白がセットされている。比
較データ940の有効通貨項目の有無をもとに、正常・
エラーの判定結果を記述した判定データ950を作成す
る。判定データ950では有効通貨に存在するデータが
正常であり、存在しないデータをエラーと判定する。
【0034】この時、定義情報930には、会計システ
ム170で有効とされている値のみが格納されているた
め、空白をエラーと判定する。この逆の場合、定義情報
830に、会計システム170内部で無効とされている
値のみが格納されている場合は、空白を正常と判定す
る。この、対応関係は定義情報取得に関するデータ15
5に記録されている。
【0035】なお、図9では通貨が有効であるかの検証
を例として記述したが、通貨以外にも日付、勘定科目、
製品コード等の値が有効または無効かの2値で表現する
データ項目をとることができる。また、単数の値ではな
く、複数の値の組で表現できるデータをとることもでき
る。
【0036】なお、図6、図7、図8、図9において、
仕訳データ中のデータ項目は図示の項目に限定されず、
他の項目も含むことができる。また、文字または数値で
表記される値を持つデータ項目すべてが検証対象となる
ことができる。
【0037】最後に、定義ツール180の画面構成を、
図10、図11を用いて説明する。図10は定義情報を
取得するためのデータを定義するインターフェイス画面
であり、図11は定義情報のデータモデルとエラー検出
判定の値を定義するためのインターフェイス画面であ
る。
【0038】ターゲット会計システム情報取得画面10
00は、定義情報172を取得するための情報を設定す
るためのインターフェイスである。この画面では、ター
ゲット会計システムのシステム名称1001、ターゲッ
ト会計システムの場所を特定するための場所1002、
システムに正しく接続するためのユーザID1003、
パスワード1004等の情報を入力する。この情報を用
いて、定義時には定義ツール180、検証時には定義デ
ータ取得152が、ターゲット会計システム170に接
続し、定義情報172を取得する。
【0039】データモデル定義画面1100は、定義情
報172のデータモデルを定義するためのインターフェ
イスである。この画面は、定義する定義情報のデータモ
デルを特定するためのデータモデル1110と、データ
モデル1110で選択された定義情報のデータ項目を編
集するためのデータモデル:データ項目定義1120
と、エラー判定のために用いる状態値等の設定を行うた
めのデータモデル:状態値判定1130から構成されて
いる。
【0040】データモデル1110では、識別ID、タ
ーゲット会計システム情報取得1000で入力したター
ゲット会計システム170に接続するための情報である
システム名称1001、定義情報172中の任意の定義
情報を特定するための定義情報名称1111を入力す
る。定義情報名称1111はデータ検証に用いる定義情
報172中の特定の定義情報に対応している。データモ
デル:データ項目定義1120では、データモデル11
10で編集を選択した定義情報について、データ項目
名、データ型、データ長、説明等の情報を入力する。デ
ータモデル:状態値判定1130では、データモデル中
の状態値項目名およびその項目に格納されている状態値
ごとの判定結果等を入力する。
【0041】また、定義情報取得1141を選択するこ
とで、データモデル:データ項目定義1120で定義す
る情報の一部を、データモデル1110およびターゲッ
ト会計システム情報取得1000で定義した情報を用い
て、定義情報172から取得する。
【0042】これらのインターフェイスを用いて定義す
る情報は、定義情報取得に関するデータ155に格納さ
れている。ただし、これらの定義情報はデータ比較15
1が利用可能な場所であれば、どこに格納されていても
よい。
【0043】以上、仕訳データをソース会計システム1
00から取得し、変換・検証後、ターゲット会計システ
ム170に書き込む際の、エラー処理に用いるためのデ
ータ検証を例として説明を行った。本発明は、会計シス
テムに限らず、値の検証が必要となる情報システムすべ
てに、利用することが可能である。例えば、受注管理シ
ステムから受注伝票を会計システムに投入する場合に、
取り引き日が会計システムで有効であるかを検証した
り、同様に受注管理システムから顧客の発注履歴情報を
顧客管理システムに投入する場合に、受注時の電話番号
のようなデータが顧客管理システムでのそれと一致して
いるかを検証することができる。
【0044】また、データ検証の結果は、エラー処理に
用いるだけでなく、変換テーブル120の変更や、定義
情報172の変更に用いることも可能である。前者の例
としては、会計システムで勘定科目の新規の対応関係が
入力された場合、変換テーブルを更新する手段を起動す
ることができる。後者の例としては、顧客管理システム
との連携で電話番号の不一致を検出した場合、電話番号
が変更されたと判定して、顧客管理システムの電話番号
を更新する手段を起動することができる。
【0045】本発明の実施の形態により、データを書き
込む対象となる情報システムに書き込む前に、そのデー
タを、書き込む対象となる情報システムの定義情報を用
いて検証を行うことにより、書き込む対象となる情報シ
ステム内部でデータ検証を行う必要性をなくし、エラー
発生の可能性を低下させることができる。その定義情報
は、検証の種類により異なる形態であることがあるた
め、それぞれの検証に対応した取得のための情報と検証
方法を準備することで、その違いに対応する。また、そ
の定義情報を、書き込む対象となる情報システムからデ
ータ検証時に取得することで、定義情報の鮮度の問題に
よるデータ検証の失敗の可能性を無くすことができる。
また、定義情報を定義する際に、定義情報についての情
報を書き込む対象となる情報システムから取得して、そ
れをもとに定義することで、定義情報を定義する際のミ
スの可能性を低下させることができる。
【0046】
【発明の効果】本発明よれば、データ連携におけるエラ
ー発生を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の全体構成図である。
【図2】計算機構成を示すブロック図である。
【図3】処理手順の実施の形態を示すフローチャートで
ある。
【図4】処理手順の実施の形態を示すフローチャートで
ある。
【図5】処理手順の実施の形態を示すフローチャートで
ある。
【図6】データの遷移図である。
【図7】データの遷移図である。
【図8】データの遷移図である。
【図9】のデータの遷移図である。
【図10】インターフェイスとデータモデル図である。
【図11】インターフェイスとデータモデル図である。
【符号の説明】
100…ソース会計システム 130…データ変換・検証プログラム 140…データ変換処理部 150…データ検証処理部 151…データ比較 152…定義情報取得 153…比較結果通知 154…データ型・フォーマット検証 155…定義情報取得に関するデータ 160…エラー処理・データ投入 170…ターゲット会計システム 172…定義情報 180…定義ツール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白井 克昌 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 (72)発明者 福田 弘忠 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町5030番地 株 式会社日立製作所ソフトウェア事業部内 Fターム(参考) 5B082 GA02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】値を有するデータを格納する第1の情報処
    理装置と接続する手段と、 前記第1の記憶装置から所定のデータを読み出す手段
    と、 読み出された前記データを、第2の情報処理装置に対応
    した形式に変換する手段と、 変換された前記データの値が、前記第2の情報処理装置
    での処理に適応しているか、前記第2の情報処理装置が
    格納しているデータに基づく定義情報を用いて検証する
    手段と、 前記検証の結果、前記第2の情報処理装置での処理に適
    応している場合に、前記第2の情報処理装置へ、変換さ
    れた前記データを送信する手段とを有することを特徴と
    するデータ検証装置。
  2. 【請求項2】請求項2に記載のデータ検証装置におい
    て、 前記データは、複数のデータ項目を有し、 前記検証する手段は、前記複数のデータ項目のうち、前
    記第2の情報処理装置の処理に応じたデータ項目の検証
    を実行することを特徴とするデータ検証装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のデータ検証装置におい
    て、 前記検証する手段は、前記複数のデータ項目それぞれに
    対応した検証方法で前記検証を実行することを特徴とす
    るデータ検証装置。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ
    検証装置において、 前記定義情報には、前記データの値の取り得る範囲が含
    まれ、 前記検証する手段は、変換されたデータに含まれる値が
    前記取り得る範囲に含まれるか否かを検証することを特
    徴とするデータ検証装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のデータ検証装置におい
    て、 前記定義情報には、前記第2の情報処理装置での処理に
    おいて、前記データの値が有効か無効か判別する基準と
    なる情報の集合である状態値が含まれ、 前記検証する手段は、前記状態値と前記データの値を比
    較し、有効か無効かを検証することを特徴とするデータ
    検証装置。
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