JP2003167620A - 生産計画変更支援システム - Google Patents
生産計画変更支援システムInfo
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing
Landscapes
- General Factory Administration (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産ライン側にトラブルが発生したとき、短
時間で製造物変更に対処する生産計画変更支援システム
を提供する。 【解決手段】 生産ライン14側にトラブルが発生した
とき製造中の製造物の成分値から転用可能な類似製造物
を製造物データ保存部22から検索し、生産ライン製造
順管理部13にアクセスして未製造の予定材源を検索し
て、この予定材源の製造物データを製造物データ保存部
22から検索し、検索した類似製造物、予定材源の各製
造物データ及び空き設備の状況に基づいて類似製造物と
予定材源の製造物の何れか一方を選択して既計画分の製
造計画を変更し、その結果を生産ライン製造順管理部1
3に送る。
時間で製造物変更に対処する生産計画変更支援システム
を提供する。 【解決手段】 生産ライン14側にトラブルが発生した
とき製造中の製造物の成分値から転用可能な類似製造物
を製造物データ保存部22から検索し、生産ライン製造
順管理部13にアクセスして未製造の予定材源を検索し
て、この予定材源の製造物データを製造物データ保存部
22から検索し、検索した類似製造物、予定材源の各製
造物データ及び空き設備の状況に基づいて類似製造物と
予定材源の製造物の何れか一方を選択して既計画分の製
造計画を変更し、その結果を生産ライン製造順管理部1
3に送る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の製造工程を
経て所定の製造物を生産しているときにトラブルが発生
した場合の製造物変更に対処する生産計画変更支援シス
テムに関するものである。
経て所定の製造物を生産しているときにトラブルが発生
した場合の製造物変更に対処する生産計画変更支援シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、製鋼生産計画は、生産性向上、製
造コストの低減及び高品質の製品製造を実現するため
に、製造ロットの納期、各プロセスでの処理の制約、製
造ロットの鋼種の成分、及び成分量に依存したプロセス
の制約に基づいて、熟練者が試行錯誤しながら処理のタ
イミングを決定している。即ち、計画策定の熟練者が、
計画策定上の制約条件を守りながら、納期を満足するよ
うに製造の順番を決定している。ところが、客先のニー
ズや高品質な製品の増加に伴って製造鋼種の種類が増加
し計画作成の負荷か増大している。このため、計画を策
定する際に、制約を満足することだけに注意が向けられ
ることから、作成された計画の最適性が不十分であっ
た。そこで、自動的に計画を策定し、しかも最適性を実
現しようとする手法が提案されている。
造コストの低減及び高品質の製品製造を実現するため
に、製造ロットの納期、各プロセスでの処理の制約、製
造ロットの鋼種の成分、及び成分量に依存したプロセス
の制約に基づいて、熟練者が試行錯誤しながら処理のタ
イミングを決定している。即ち、計画策定の熟練者が、
計画策定上の制約条件を守りながら、納期を満足するよ
うに製造の順番を決定している。ところが、客先のニー
ズや高品質な製品の増加に伴って製造鋼種の種類が増加
し計画作成の負荷か増大している。このため、計画を策
定する際に、制約を満足することだけに注意が向けられ
ることから、作成された計画の最適性が不十分であっ
た。そこで、自動的に計画を策定し、しかも最適性を実
現しようとする手法が提案されている。
【0003】例えば、特開2000-315109 号公報では、製
造設備、製造ロットの制約条件を満たすように連々鋳セ
ットの時刻情報を決定する製造スケジュールが提案され
ている。また他の特開2000-317777 号公報では、製造上
の制約条件毎に製造ロットをグループに分類し、製造上
の制約を満たしたグループの中から製造ロットを抽出し
て製造順序を決定する製造スケジュールが提案されてい
る。
造設備、製造ロットの制約条件を満たすように連々鋳セ
ットの時刻情報を決定する製造スケジュールが提案され
ている。また他の特開2000-317777 号公報では、製造上
の制約条件毎に製造ロットをグループに分類し、製造上
の制約を満たしたグループの中から製造ロットを抽出し
て製造順序を決定する製造スケジュールが提案されてい
る。
【0004】さらに、特開平10-217071 号公報では、冷
延鋼板、表面処理鋼板、ステンレス鋼板、レール、シー
ムレス等の多種多様な製品を造るときに、転炉工程、鋳
造工程、圧延工程、表面処理工程、梱包工程等の多数の
工程における製造方法の仕様に基づいた一貫製造設計を
行うシステムが提案されている。これは、一貫製造設計
の結果を記憶手段に記憶させておき、過去に実績のある
製品を造るときに、記憶してあった一貫製造設計の結果
を読み出して、新たな注文に対する製品の一貫製造設計
を迅速に行うようにしたものである。
延鋼板、表面処理鋼板、ステンレス鋼板、レール、シー
ムレス等の多種多様な製品を造るときに、転炉工程、鋳
造工程、圧延工程、表面処理工程、梱包工程等の多数の
工程における製造方法の仕様に基づいた一貫製造設計を
行うシステムが提案されている。これは、一貫製造設計
の結果を記憶手段に記憶させておき、過去に実績のある
製品を造るときに、記憶してあった一貫製造設計の結果
を読み出して、新たな注文に対する製品の一貫製造設計
を迅速に行うようにしたものである。
【0005】また、特開平10-217072 号公報では、前記
の特開平10-217071 号公報に記載の一貫製造設計処理シ
ステムにおいて、一貫製造設計の結果を記憶手段から読
み出した際にそのアクセスの回数を記憶しておき、アク
セス頻度でデータの有用性を判断させる方法が提案され
ている。
の特開平10-217071 号公報に記載の一貫製造設計処理シ
ステムにおいて、一貫製造設計の結果を記憶手段から読
み出した際にそのアクセスの回数を記憶しておき、アク
セス頻度でデータの有用性を判断させる方法が提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した特開2000-315
109 号公報及び特開2000-317777 号公報による方法で
は、予め与えられた製造ロットに対して、製造設備、製
造ロットの制約条件を満たすように製造スケジュールを
決定しているが、製造設備のトラブルや異常状態が発生
した場合には予定していた製造設備では製造できなかっ
た。また、製造の通過工程を変更する必要が発生した場
合や、上工程や原料等の原因で製造ロットの成分が規定
範囲から外れるような状況が発生した場合には、製造中
の製造ロットの変更が行えるようになっていなかった。
109 号公報及び特開2000-317777 号公報による方法で
は、予め与えられた製造ロットに対して、製造設備、製
造ロットの制約条件を満たすように製造スケジュールを
決定しているが、製造設備のトラブルや異常状態が発生
した場合には予定していた製造設備では製造できなかっ
た。また、製造の通過工程を変更する必要が発生した場
合や、上工程や原料等の原因で製造ロットの成分が規定
範囲から外れるような状況が発生した場合には、製造中
の製造ロットの変更が行えるようになっていなかった。
【0007】また、製造設備のトラブルや異常状態が発
生したときに通過工程や成分が代換え可能で、まだ製造
していない製造ロットがある場合には変更可能である
が、代換え可能な製造ロットがない場合には、現状で使
用可能な製造設備で製造できる製造物や、規定成分から
外れた製造物を他の成分構成の製造物に変更することが
できなかった。
生したときに通過工程や成分が代換え可能で、まだ製造
していない製造ロットがある場合には変更可能である
が、代換え可能な製造ロットがない場合には、現状で使
用可能な製造設備で製造できる製造物や、規定成分から
外れた製造物を他の成分構成の製造物に変更することが
できなかった。
【0008】特開平10-217071 号公報によるシステムで
は、一貫製造設計の結果は、注文により微妙に異なる一
貫製造設計のデータが記憶装置に蓄積されていくため、
記憶装置のデータベースが膨大になっていき、過去の結
果を検索するときに検索処理の時間がかかり、また、一
つの製品の製造に対して複数の類似した一貫製造設計が
記憶装置に蓄積されているために、多数の一貫製造設計
の結果が検索され、多数の中から有効なものを判断する
必要があった。
は、一貫製造設計の結果は、注文により微妙に異なる一
貫製造設計のデータが記憶装置に蓄積されていくため、
記憶装置のデータベースが膨大になっていき、過去の結
果を検索するときに検索処理の時間がかかり、また、一
つの製品の製造に対して複数の類似した一貫製造設計が
記憶装置に蓄積されているために、多数の一貫製造設計
の結果が検索され、多数の中から有効なものを判断する
必要があった。
【0009】また、特開平10-217072 号公報によるシス
テムでは、一貫製造設計の結果を記憶手段から読み出す
毎にそのアクセスの回数を記憶して、アクセス頻度でデ
ータの有用性を判断できるようにしているものの、製造
設備のトラブルや異常状態が発生した場合には予定して
いた製造設備で製造できなかった。
テムでは、一貫製造設計の結果を記憶手段から読み出す
毎にそのアクセスの回数を記憶して、アクセス頻度でデ
ータの有用性を判断できるようにしているものの、製造
設備のトラブルや異常状態が発生した場合には予定して
いた製造設備で製造できなかった。
【0010】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、製造設備のトラブルや異常状態が発生し
たとき、短時間で製造物変更に対処する生産計画変更支
援システムを提供することを目的とする。
されたもので、製造設備のトラブルや異常状態が発生し
たとき、短時間で製造物変更に対処する生産計画変更支
援システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】(1)本発明に係る生産
計画変更支援システムは、多品種の製造物の生産要望に
応じて作成された製造計画のスケジュールデータに基づ
いて生産ラインを稼働させ、異常発生によって製造が中
止されたときは製造途中の製造物及び製造に要する空き
設備の各情報を確認する生産ライン製造順管理部に対す
る生産計画変更支援システムであって、前記スケジュー
ルデータが作成される毎にスケジュールデータの中から
製造物の製造に関わる仕様を抽出して保存し、前記生産
ライン製造順管理部によって製造途中の製造物及び製造
に要する空き設備の各情報が確認されたときは、これら
の情報及び前記仕様に基づいて、代換えとなる製造物の
製造が可能かどうかを判定し、代換えとなる製造物の製
造が可能なときはこれに基づいて既計画分の製造計画を
変更し、その結果を前記生産ライン製造順管理部に送る
製造変更手段を備えたものである。
計画変更支援システムは、多品種の製造物の生産要望に
応じて作成された製造計画のスケジュールデータに基づ
いて生産ラインを稼働させ、異常発生によって製造が中
止されたときは製造途中の製造物及び製造に要する空き
設備の各情報を確認する生産ライン製造順管理部に対す
る生産計画変更支援システムであって、前記スケジュー
ルデータが作成される毎にスケジュールデータの中から
製造物の製造に関わる仕様を抽出して保存し、前記生産
ライン製造順管理部によって製造途中の製造物及び製造
に要する空き設備の各情報が確認されたときは、これら
の情報及び前記仕様に基づいて、代換えとなる製造物の
製造が可能かどうかを判定し、代換えとなる製造物の製
造が可能なときはこれに基づいて既計画分の製造計画を
変更し、その結果を前記生産ライン製造順管理部に送る
製造変更手段を備えたものである。
【0012】(2)本発明に係る生産計画変更支援シス
テムは、多品種の製造物の生産要望に応じて作成された
製造計画のスケジュールデータに基づいて生産ラインを
稼働させ、異常発生によって製造が中止されたときは製
造途中の製造物の成分を確認すると共に、製造に要する
空き設備の情報を確認する生産ライン製造順管理部に対
する生産計画変更支援システムであって、製造物データ
保存部と、スケジュールデータが作成される毎にスケジ
ュールデータの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出
して製造物データを作成し、製造物データ保存部に保存
する製造物データ管理部と、異常発生によって製造が中
止された製造物の成分から転用可能な成分を有する類似
製造物が製造物データ保存部に保存されているかどうか
を検索する成分検索部と、異常が発生したときに生産ラ
イン製造順管理部にアクセスして、製造されていない製
造物の予定材源を検索し、かつ、検索した予定材源の製
造物の製造物データを製造物データ保存部から検索する
予定材源検索部と、成分検索部により検索された類似製
造物の製造物データ、及び予定材源検索部により検索さ
れた予定材源の製造物の製造物データ、並びに生産ライ
ン製造順管理部により確認された空き設備の情報に基づ
いて類似製造物と予定材源の製造物の何れか一方を選択
し、かつ、これに基づいて既計画分の製造計画を変更
し、その結果を生産ライン製造順管理部に送る製造計画
変更部とを備えたものである。
テムは、多品種の製造物の生産要望に応じて作成された
製造計画のスケジュールデータに基づいて生産ラインを
稼働させ、異常発生によって製造が中止されたときは製
造途中の製造物の成分を確認すると共に、製造に要する
空き設備の情報を確認する生産ライン製造順管理部に対
する生産計画変更支援システムであって、製造物データ
保存部と、スケジュールデータが作成される毎にスケジ
ュールデータの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出
して製造物データを作成し、製造物データ保存部に保存
する製造物データ管理部と、異常発生によって製造が中
止された製造物の成分から転用可能な成分を有する類似
製造物が製造物データ保存部に保存されているかどうか
を検索する成分検索部と、異常が発生したときに生産ラ
イン製造順管理部にアクセスして、製造されていない製
造物の予定材源を検索し、かつ、検索した予定材源の製
造物の製造物データを製造物データ保存部から検索する
予定材源検索部と、成分検索部により検索された類似製
造物の製造物データ、及び予定材源検索部により検索さ
れた予定材源の製造物の製造物データ、並びに生産ライ
ン製造順管理部により確認された空き設備の情報に基づ
いて類似製造物と予定材源の製造物の何れか一方を選択
し、かつ、これに基づいて既計画分の製造計画を変更
し、その結果を生産ライン製造順管理部に送る製造計画
変更部とを備えたものである。
【0013】(3)本発明に係る生産計画変更支援シス
テムは、多品種の製造物の生産要望に応じて作成された
製造計画のスケジュールデータに基づいて生産ラインを
稼働させ、異常発生によって製造物の製造が中止された
ときは製造中止の製造物に関わる各種情報及び空き設備
の情報を確認する生産ライン製造順管理部に対する生産
計画変更支援システムであって、製造物データ保存部
と、スケジュールデータが作成される毎にスケジュール
データの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出して、
予め定められた製造仕様項目毎に、かつ製造数の多い順
に配列した製造物データを作成して製造物データ保存部
に保存し、異常が発生したときは製造数の多い順に製造
物データを読み出す製造物データ管理部と、製造物デー
タ管理部により読み出された製造物データが、製造中止
の製造物に関わる各種情報及び空き設備の情報を基に代
換えとして使用できるかどうかを判定し、変更可能なと
きは製造中止の製造計画を代換えの製造計画に変更する
製造計画変更部とを備えたものである。
テムは、多品種の製造物の生産要望に応じて作成された
製造計画のスケジュールデータに基づいて生産ラインを
稼働させ、異常発生によって製造物の製造が中止された
ときは製造中止の製造物に関わる各種情報及び空き設備
の情報を確認する生産ライン製造順管理部に対する生産
計画変更支援システムであって、製造物データ保存部
と、スケジュールデータが作成される毎にスケジュール
データの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出して、
予め定められた製造仕様項目毎に、かつ製造数の多い順
に配列した製造物データを作成して製造物データ保存部
に保存し、異常が発生したときは製造数の多い順に製造
物データを読み出す製造物データ管理部と、製造物デー
タ管理部により読み出された製造物データが、製造中止
の製造物に関わる各種情報及び空き設備の情報を基に代
換えとして使用できるかどうかを判定し、変更可能なと
きは製造中止の製造計画を代換えの製造計画に変更する
製造計画変更部とを備えたものである。
【0014】(4)本発明に係る生産計画変更支援シス
テムは、前記(3)において、異常が発生したときに生
産ライン製造順管理部にアクセスして、製造されていな
い製造物の予定材源を検索し、かつ、検索した予定材源
の製造物データを製造物データ保存部から検索する予定
材源検索部を備え、製造計画変更部は、予定材源検索部
により検索された予定材源の製造物データが入力された
とき、その製造物データと、製造中止の製造物に関わる
各種情報及び空き設備の情報とに基づいて、予定材源か
ら計画された製造計画を製造中止の製造計画に変更でき
るかどうかを判定し、変更が可能なときは予定材源を基
にした製造計画を製造中止の製造計画に変更するもので
ある。
テムは、前記(3)において、異常が発生したときに生
産ライン製造順管理部にアクセスして、製造されていな
い製造物の予定材源を検索し、かつ、検索した予定材源
の製造物データを製造物データ保存部から検索する予定
材源検索部を備え、製造計画変更部は、予定材源検索部
により検索された予定材源の製造物データが入力された
とき、その製造物データと、製造中止の製造物に関わる
各種情報及び空き設備の情報とに基づいて、予定材源か
ら計画された製造計画を製造中止の製造計画に変更でき
るかどうかを判定し、変更が可能なときは予定材源を基
にした製造計画を製造中止の製造計画に変更するもので
ある。
【0015】(5)本発明に係る生産計画変更支援シス
テムは、前記(1)〜(4)の何れかにおいて、製造物
データ管理部は、製造物データ保存部に所定期間経過し
た古い製造物データが保存されているかどうかを検索
し、所定期間経過した古い製造物データを確認したとき
は製造物データ保存部から削除するものである。
テムは、前記(1)〜(4)の何れかにおいて、製造物
データ管理部は、製造物データ保存部に所定期間経過し
た古い製造物データが保存されているかどうかを検索
し、所定期間経過した古い製造物データを確認したとき
は製造物データ保存部から削除するものである。
【0016】(6)本発明に係る生産計画変更支援シス
テムは、前記(3)〜(5)の何れかにおいて、製造物
データ管理部は、スケジュールデータの中から製造物の
製造に関わる仕様を抽出した際、製造物の成分毎に、か
つ製造数の多い順に配列した製造物データを作成するも
のである。
テムは、前記(3)〜(5)の何れかにおいて、製造物
データ管理部は、スケジュールデータの中から製造物の
製造に関わる仕様を抽出した際、製造物の成分毎に、か
つ製造数の多い順に配列した製造物データを作成するも
のである。
【0017】(7)本発明に係る生産計画変更支援シス
テムは、前記(3)〜(5)の何れかにおいて、製造物
データ管理部は、スケジュールデータの中から製造物の
製造に関わる仕様を抽出した際、製造設備毎に、かつ製
造数の多い順に配列した製造物データを作成するもので
ある。
テムは、前記(3)〜(5)の何れかにおいて、製造物
データ管理部は、スケジュールデータの中から製造物の
製造に関わる仕様を抽出した際、製造設備毎に、かつ製
造数の多い順に配列した製造物データを作成するもので
ある。
【0018】(8)本発明に係る生産計画変更支援シス
テムは、前記(3)〜(5)の何れかにおいて、製造物
データ管理部は、スケジュールデータの中から製造物の
製造に関わる仕様を抽出した際、製造物のサイズ毎に、
かつ製造数の多い順に配列した製造物データを作成する
ものである。
テムは、前記(3)〜(5)の何れかにおいて、製造物
データ管理部は、スケジュールデータの中から製造物の
製造に関わる仕様を抽出した際、製造物のサイズ毎に、
かつ製造数の多い順に配列した製造物データを作成する
ものである。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明の実
施の形態1を示す生産計画変更支援システムの概略ブロ
ック構成図、図2は製造物データの一例を示す図、図3
は更新及び追加された製造物データの保存の説明図であ
る。
施の形態1を示す生産計画変更支援システムの概略ブロ
ック構成図、図2は製造物データの一例を示す図、図3
は更新及び追加された製造物データの保存の説明図であ
る。
【0020】図において、11は製造順計画部で、例え
ば、製造物A,B,Cの生産要望を受けると、それぞれ
の製造物A,B,Cの生産に必要な製造諸元を製造マス
ターデータ12内に記録された各製造物に関する成分、
通過工程等を参照して決定し、これを基に操業上の制約
を考慮しながら製造順計画のスケジュールデータを作成
する。このスケジュールデータは、定期的(例えば1回
/日)に作成される場合と、不定期に作成される場合と
があり、定期的に作成されるときは、その日に後述する
生産ライン製造順管理部13と製造物データ管理部21
とにそれぞれ送信され、不定期のときはスケジュールデ
ータ作成終了時に生産ライン製造順管理部13と製造物
データ管理部21とにそれぞれ送信される。
ば、製造物A,B,Cの生産要望を受けると、それぞれ
の製造物A,B,Cの生産に必要な製造諸元を製造マス
ターデータ12内に記録された各製造物に関する成分、
通過工程等を参照して決定し、これを基に操業上の制約
を考慮しながら製造順計画のスケジュールデータを作成
する。このスケジュールデータは、定期的(例えば1回
/日)に作成される場合と、不定期に作成される場合と
があり、定期的に作成されるときは、その日に後述する
生産ライン製造順管理部13と製造物データ管理部21
とにそれぞれ送信され、不定期のときはスケジュールデ
ータ作成終了時に生産ライン製造順管理部13と製造物
データ管理部21とにそれぞれ送信される。
【0021】13は製造順計画部11によって作成され
た製造順計画のスケジュールデータに基づいて生産ライ
ン14を稼働させる生産ライン製造順管理部で、生産ラ
イン14側にトラブルが発生したり、製造途中の製造物
に異常が発生したときは、その生産ライン14側を通じ
て、対象となる製造物がどの段階までの通過工程を終了
したかどうかを確認すると共に、製造中止により変化し
た製造物の成分値及び製造物名の確認を行い、かつ、ト
ラブル発生以降の空き設備の状況を確認する。そして、
これらの確認事項を製造異常情報として後述する生産計
画変更支援システム側に伝送する。
た製造順計画のスケジュールデータに基づいて生産ライ
ン14を稼働させる生産ライン製造順管理部で、生産ラ
イン14側にトラブルが発生したり、製造途中の製造物
に異常が発生したときは、その生産ライン14側を通じ
て、対象となる製造物がどの段階までの通過工程を終了
したかどうかを確認すると共に、製造中止により変化し
た製造物の成分値及び製造物名の確認を行い、かつ、ト
ラブル発生以降の空き設備の状況を確認する。そして、
これらの確認事項を製造異常情報として後述する生産計
画変更支援システム側に伝送する。
【0022】20は前述した生産計画変更支援システム
で、製造物データ管理部21と、製造物データ保存部2
2と、成分検索部23と、製造計画変更部25と、予定
材源検索部24と、表示部26と、図示せぬ入力部とか
ら構成されている。
で、製造物データ管理部21と、製造物データ保存部2
2と、成分検索部23と、製造計画変更部25と、予定
材源検索部24と、表示部26と、図示せぬ入力部とか
ら構成されている。
【0023】前記の製造物データ管理部21は、製造順
計画部11によって作成された製造順計画のスケジュー
ルデータが受信されると、その中から例えば製造物名、
製造物の成分値、通過工程、サイズ、製造数、データ登
録日等を読み込んで例えば図2に示すような製造物デー
タを作成し、製造物データ保存部22に保存する。その
製造物データを保存するときに同じ製造物名が保存され
ているときは更新と判断して上書きし、新たな製造物名
に対しては追加の製造物データと判断して製造物データ
保存部22に保存する(図3参照)。製造物データの上
書きは、製造物の成分値や通過工程等が製造マスターデ
ータ12で更新されている可能性があるからであり、上
書きの際には製造数を累積して保存するようになってい
る。
計画部11によって作成された製造順計画のスケジュー
ルデータが受信されると、その中から例えば製造物名、
製造物の成分値、通過工程、サイズ、製造数、データ登
録日等を読み込んで例えば図2に示すような製造物デー
タを作成し、製造物データ保存部22に保存する。その
製造物データを保存するときに同じ製造物名が保存され
ているときは更新と判断して上書きし、新たな製造物名
に対しては追加の製造物データと判断して製造物データ
保存部22に保存する(図3参照)。製造物データの上
書きは、製造物の成分値や通過工程等が製造マスターデ
ータ12で更新されている可能性があるからであり、上
書きの際には製造数を累積して保存するようになってい
る。
【0024】また、この製造物データ管理部21は、製
造物データを製造物データ保存部22に保存した際に、
データ登録日から所定期間経過した古い製造物データが
保存されているかどうかを判定し、所定期間経過した古
い製造物データが保存されているときは製造物データ保
存部22から削除する。この古い製造物データの削除に
より、需要頻度の低い製造物が排除されることになり、
トラブル発生時に在庫となりやすい製造物の生産回避に
繋がっている。また、トラブル発生時に代換えとなる製
造物の検索に要する時間を短縮できる。
造物データを製造物データ保存部22に保存した際に、
データ登録日から所定期間経過した古い製造物データが
保存されているかどうかを判定し、所定期間経過した古
い製造物データが保存されているときは製造物データ保
存部22から削除する。この古い製造物データの削除に
より、需要頻度の低い製造物が排除されることになり、
トラブル発生時に在庫となりやすい製造物の生産回避に
繋がっている。また、トラブル発生時に代換えとなる製
造物の検索に要する時間を短縮できる。
【0025】成分検索部23は、生産ライン製造順管理
部13からの製造異常情報が入力されると、例えば、異
常発生の旨を予定材源検索部24に通知すると共に、入
力された製造異常情報の中に含まれているトラブル発生
以降の空き設備の情報を製造計画変更部25に通知す
る。そして、その製造異常情報の中から製造物名、製造
中止により変化した成分値及び終了した通過工程を表示
部26に表示し、かつ、同じ製造物名の製造物データを
製造物データ保存部22から読み込んで表示部26に表
示する。ここで、入力部(図示せず)の操作によって、
変化した成分値が入力されたときは、その成分値から転
用可能な成分を有する類似製造物が製造物データ保存部
22に保存されているかどうかを検索し、転用可能な成
分を有する類似製造物が保存されているときは、該当す
る製造物データを表示部26に表示すると共に、製造計
画変更部25に通知する。
部13からの製造異常情報が入力されると、例えば、異
常発生の旨を予定材源検索部24に通知すると共に、入
力された製造異常情報の中に含まれているトラブル発生
以降の空き設備の情報を製造計画変更部25に通知す
る。そして、その製造異常情報の中から製造物名、製造
中止により変化した成分値及び終了した通過工程を表示
部26に表示し、かつ、同じ製造物名の製造物データを
製造物データ保存部22から読み込んで表示部26に表
示する。ここで、入力部(図示せず)の操作によって、
変化した成分値が入力されたときは、その成分値から転
用可能な成分を有する類似製造物が製造物データ保存部
22に保存されているかどうかを検索し、転用可能な成
分を有する類似製造物が保存されているときは、該当す
る製造物データを表示部26に表示すると共に、製造計
画変更部25に通知する。
【0026】予定材源検索部24は、成分検索部23か
ら発せられた異常通知が入力されると、これをトリガと
して生産ライン製造順管理部13にアクセスして、生産
ライン14によって製造されていない製造物の予定材源
を検索し、この検索結果の予定材源の製造物の製造物デ
ータを製造物データ保存部22から読み込んで製造計画
変更部25に通知する。
ら発せられた異常通知が入力されると、これをトリガと
して生産ライン製造順管理部13にアクセスして、生産
ライン14によって製造されていない製造物の予定材源
を検索し、この検索結果の予定材源の製造物の製造物デ
ータを製造物データ保存部22から読み込んで製造計画
変更部25に通知する。
【0027】前記の製造計画変更部25は、成分検索部
23によって検索された類似製造物の製造物データと、
予定材源検索部24により得られた製造物データと、生
産ライン製造順管理部13によって確認された空き設備
の情報とに基づいて類似製造物と予定材源の製造物の何
れか一方を製造可能な成分調整及び製造サイズを考慮し
ながら選択し、これに基づいて既計画分の製造計画を変
更する。そして、この結果を生産ライン製造順管理部1
3に伝送すると共に、表示部26に表示してオペレータ
に知らせる。
23によって検索された類似製造物の製造物データと、
予定材源検索部24により得られた製造物データと、生
産ライン製造順管理部13によって確認された空き設備
の情報とに基づいて類似製造物と予定材源の製造物の何
れか一方を製造可能な成分調整及び製造サイズを考慮し
ながら選択し、これに基づいて既計画分の製造計画を変
更する。そして、この結果を生産ライン製造順管理部1
3に伝送すると共に、表示部26に表示してオペレータ
に知らせる。
【0028】なお、前述した生産ライン製造順管理部1
3は、製造計画変更部25によって変更された製造計画
に基づいて仕掛かり材の製造物(製造途中の製造物)と
通過工程とを変更する際、既に製造計画されているトラ
ブル発生以降の計画分の変更を行って、この計画が実行
可能かどうかを確認する。そして、この確認が取れたと
きは、仕掛かり材の変更後の通過工程及び成分値の製造
変更を決定し、生産ライン14側に製造指示を与える。
3は、製造計画変更部25によって変更された製造計画
に基づいて仕掛かり材の製造物(製造途中の製造物)と
通過工程とを変更する際、既に製造計画されているトラ
ブル発生以降の計画分の変更を行って、この計画が実行
可能かどうかを確認する。そして、この確認が取れたと
きは、仕掛かり材の変更後の通過工程及び成分値の製造
変更を決定し、生産ライン14側に製造指示を与える。
【0029】次に、図4及び図5に示すフローチャート
に基づいて動作を説明する。図4は生産計画変更支援シ
ステムにおけるスケジュールデータの作成及び削除のと
きの動作を示すフローチャート、図5は生産計画変更支
援システムによる製造計画変更の動作を示すフローチャ
ートである。例えば、製造順計画部11において製造計
画が決定、もしくは計画作業が終了した場合に、製造順
計画のスケジュールデータが生産ライン製造順管理部1
3と製造物データ管理部21とに送信される。このスケ
ジュールデータは、前述したように一日に1回作成され
ればその日に送信され、不定期に作成される場合には作
成作業終了時に送信される(S1)。
に基づいて動作を説明する。図4は生産計画変更支援シ
ステムにおけるスケジュールデータの作成及び削除のと
きの動作を示すフローチャート、図5は生産計画変更支
援システムによる製造計画変更の動作を示すフローチャ
ートである。例えば、製造順計画部11において製造計
画が決定、もしくは計画作業が終了した場合に、製造順
計画のスケジュールデータが生産ライン製造順管理部1
3と製造物データ管理部21とに送信される。このスケ
ジュールデータは、前述したように一日に1回作成され
ればその日に送信され、不定期に作成される場合には作
成作業終了時に送信される(S1)。
【0030】製造物データ管理部21は、製造順計画部
20によって作成された製造順計画のスケジュールデー
タが受信されたかどうかを監視しており(S2)、スケ
ジュールデータが受信されたときは、その中から製造物
名、製造物の成分値、通過工程、サイズ、製造数、デー
タ登録日等を読み込んで前述した製造物データを作成し
(S3)、製造物データ保存部22に保存する。この
時、同じ製造物名が保存されているときは更新と判断し
て上書きし、新たな製造物名に対しては追加の製造物デ
ータと判断して製造物データ保存部22に保存する。
20によって作成された製造順計画のスケジュールデー
タが受信されたかどうかを監視しており(S2)、スケ
ジュールデータが受信されたときは、その中から製造物
名、製造物の成分値、通過工程、サイズ、製造数、デー
タ登録日等を読み込んで前述した製造物データを作成し
(S3)、製造物データ保存部22に保存する。この
時、同じ製造物名が保存されているときは更新と判断し
て上書きし、新たな製造物名に対しては追加の製造物デ
ータと判断して製造物データ保存部22に保存する。
【0031】その後は、データ登録日から所定期間経過
した古い製造物データが保存されているかどうかを判定
し(S4)、所定期間経過した古い製造物データが保存
されていないときはこの動作を終了するが、所定期間経
過した古い製造物データが保存されているときは製造物
データ保存部22から削除し(S5)、前述した一連の
動作を終了する(S6)。なお、この動作を終了したと
きは、S2に戻ってスケジュールデータの受信の監視に
入る。
した古い製造物データが保存されているかどうかを判定
し(S4)、所定期間経過した古い製造物データが保存
されていないときはこの動作を終了するが、所定期間経
過した古い製造物データが保存されているときは製造物
データ保存部22から削除し(S5)、前述した一連の
動作を終了する(S6)。なお、この動作を終了したと
きは、S2に戻ってスケジュールデータの受信の監視に
入る。
【0032】一方、成分検索部23は、図5に示すよう
に、生産ライン製造順管理部13から情報が送信される
と(S11)、その情報の受信をタイミングに起動して
生産ライン14側のトラブル等の発生による製造異常情
報かどうかを判定する(S12)。受信情報が例えば製
造工程や製造数が同じの異なる製造物への変更であった
場合にはS21に進んで終了するが、受信情報が、製造
中止となった製造物の終了通過工程、製造中止により変
化した製造物の成分値、製造物名、トラブル発生以降の
空き設備の情報等が書き込まれた製造異常情報のとき
は、異常発生の旨を予定材源検索部24に通知すると共
に、製造異常情報の中に含まれているトラブル発生以降
の空き設備の情報を製造計画変更部25に通知する。
に、生産ライン製造順管理部13から情報が送信される
と(S11)、その情報の受信をタイミングに起動して
生産ライン14側のトラブル等の発生による製造異常情
報かどうかを判定する(S12)。受信情報が例えば製
造工程や製造数が同じの異なる製造物への変更であった
場合にはS21に進んで終了するが、受信情報が、製造
中止となった製造物の終了通過工程、製造中止により変
化した製造物の成分値、製造物名、トラブル発生以降の
空き設備の情報等が書き込まれた製造異常情報のとき
は、異常発生の旨を予定材源検索部24に通知すると共
に、製造異常情報の中に含まれているトラブル発生以降
の空き設備の情報を製造計画変更部25に通知する。
【0033】そして、入力された製造異常情報の中から
製造物名、製造中止により変化した成分値及び終了通過
工程を抽出して表示部26に表示し(S13)、かつ、
同じ製造物名の製造物データを製造物データ保存部22
から読み込んで表示部26に表示する(S14)。ここ
で、入力部(図示せず)を通じて、変化した成分値が入
力されたときは、その成分値から転用可能な成分を有す
る類似製造物が製造物データ保存部22に保存されてい
るかどうかを検索し(S15)、類似製造物が保存され
ているときは、該当する製造物データを表示部26に表
示すると共に、その類似製造物の製造物データを製造計
画変更部25に通知する。
製造物名、製造中止により変化した成分値及び終了通過
工程を抽出して表示部26に表示し(S13)、かつ、
同じ製造物名の製造物データを製造物データ保存部22
から読み込んで表示部26に表示する(S14)。ここ
で、入力部(図示せず)を通じて、変化した成分値が入
力されたときは、その成分値から転用可能な成分を有す
る類似製造物が製造物データ保存部22に保存されてい
るかどうかを検索し(S15)、類似製造物が保存され
ているときは、該当する製造物データを表示部26に表
示すると共に、その類似製造物の製造物データを製造計
画変更部25に通知する。
【0034】異常発生通知を受けた予定材源検索部24
は、その通知をトリガとして生産ライン製造順管理部1
3にアクセスし、生産ライン14によって製造されてい
ない製造物の予定材源を検索し(S16)、この検索結
果の予定材源の製造物の製造物データを製造物データ保
存部22から読み込んで(S17)、製造計画変更部2
5に通知する。
は、その通知をトリガとして生産ライン製造順管理部1
3にアクセスし、生産ライン14によって製造されてい
ない製造物の予定材源を検索し(S16)、この検索結
果の予定材源の製造物の製造物データを製造物データ保
存部22から読み込んで(S17)、製造計画変更部2
5に通知する。
【0035】製造計画変更部25は、成分検索部23に
よって検索された類似製造物の製造物データと、予定材
源検索部24により得られた製造物データと、生産ライ
ン製造順管理部13によって確認された空き設備の情報
とに基づいて類似製造物と予定材源の製造物の何れか一
方を製造可能な成分調整及び製造サイズを考慮しながら
選択し、これに基づいて既計画分の製造計画を変更し
(S18)、この結果を生産ライン製造順管理部13に
伝送すると共に、表示部26に表示してオペレータに知
らせ(S19、S20)、前述した一連の動作を終了す
る(S21)。
よって検索された類似製造物の製造物データと、予定材
源検索部24により得られた製造物データと、生産ライ
ン製造順管理部13によって確認された空き設備の情報
とに基づいて類似製造物と予定材源の製造物の何れか一
方を製造可能な成分調整及び製造サイズを考慮しながら
選択し、これに基づいて既計画分の製造計画を変更し
(S18)、この結果を生産ライン製造順管理部13に
伝送すると共に、表示部26に表示してオペレータに知
らせ(S19、S20)、前述した一連の動作を終了す
る(S21)。
【0036】一方、生産ライン製造順管理部13は、製
造計画変更部25によって変更された製造計画が受信さ
れると、その変更された製造計画に基づいて仕掛かり材
の製造物と通過工程とを変更する際、既に製造計画され
ているトラブル発生以降の計画分の変更を行って、この
計画が実行可能かどうかを確認する。そして、この確認
が取れたときは、仕掛かり材の変更後の通過工程及び成
分値の製造変更を決定し、生産ライン14側に製造指示
を与える。
造計画変更部25によって変更された製造計画が受信さ
れると、その変更された製造計画に基づいて仕掛かり材
の製造物と通過工程とを変更する際、既に製造計画され
ているトラブル発生以降の計画分の変更を行って、この
計画が実行可能かどうかを確認する。そして、この確認
が取れたときは、仕掛かり材の変更後の通過工程及び成
分値の製造変更を決定し、生産ライン14側に製造指示
を与える。
【0037】以上のように実施の形態1の生産計画支援
システムによれば、生産ライン14側にトラブルが発生
したり、製造途中の製造物に異常が発生したとき、製造
中止によって変化した製造物の成分値から転用可能な成
分を有する類似製造物を製造物データ保存部22から検
索し、また、生産ライン製造順管理部13にアクセスし
て、製造されていない製造物の予定材源を検索し、か
つ、検索した予定材源の製造物の製造物データを製造物
データ保存部22から検索し、そして、検索した類似製
造物の製造物データ及び予定材源の製造物の製造物デー
タ並びに生産ライン製造順管理部13により確認された
空き設備の情報に基づいて類似製造物と予定材源の製造
物の何れか一方を選択し、かつ、これに基づいて既計画
分の製造計画を変更するようにしたので、生産ライン1
4側のトラブルや製造物の異常によって製造が中止にな
ったとしても代換えとなる製造物を速やかに決定できる
という効果がある。
システムによれば、生産ライン14側にトラブルが発生
したり、製造途中の製造物に異常が発生したとき、製造
中止によって変化した製造物の成分値から転用可能な成
分を有する類似製造物を製造物データ保存部22から検
索し、また、生産ライン製造順管理部13にアクセスし
て、製造されていない製造物の予定材源を検索し、か
つ、検索した予定材源の製造物の製造物データを製造物
データ保存部22から検索し、そして、検索した類似製
造物の製造物データ及び予定材源の製造物の製造物デー
タ並びに生産ライン製造順管理部13により確認された
空き設備の情報に基づいて類似製造物と予定材源の製造
物の何れか一方を選択し、かつ、これに基づいて既計画
分の製造計画を変更するようにしたので、生産ライン1
4側のトラブルや製造物の異常によって製造が中止にな
ったとしても代換えとなる製造物を速やかに決定できる
という効果がある。
【0038】また、製造物データを製造物データ保存部
22に保存した際に所定期間を経過した古い製造物デー
タが保存されているかどうかを検索し、所定期間を経過
した古い製造物データが保存されているときは製造物デ
ータ保存部22から削除するようにしているので、需要
頻度の低い製造物が排除され、このため、異常発生によ
る代換えの製造物の検索時間を短縮でき、しかも、製造
頻度の高い製造物を選択できるという効果がある。
22に保存した際に所定期間を経過した古い製造物デー
タが保存されているかどうかを検索し、所定期間を経過
した古い製造物データが保存されているときは製造物デ
ータ保存部22から削除するようにしているので、需要
頻度の低い製造物が排除され、このため、異常発生によ
る代換えの製造物の検索時間を短縮でき、しかも、製造
頻度の高い製造物を選択できるという効果がある。
【0039】実施の形態2.図6は本発明の実施の形態
2を示す生産計画変更支援システムの概略ブロック構成
図、図7は製造物の成分毎に配列した製造物データの一
例を示す図である。なお、図1で説明した実施の形態1
と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略す
る。
2を示す生産計画変更支援システムの概略ブロック構成
図、図7は製造物の成分毎に配列した製造物データの一
例を示す図である。なお、図1で説明した実施の形態1
と同一又は相当部分には同じ符号を付し説明を省略す
る。
【0040】本実施の形態の生産計画変更支援システム
30は、製造物データ管理部31と、製造物データ保存
部22と、製造計画変更部32と、予定材源検索部33
と、表示部26と、入力部(図示せず)とから構成され
ている。
30は、製造物データ管理部31と、製造物データ保存
部22と、製造計画変更部32と、予定材源検索部33
と、表示部26と、入力部(図示せず)とから構成され
ている。
【0041】製造物データ管理部31は、製造順計画部
11によって作成された1日分の製造順計画のスケジュ
ールデータが受信されたとき、スケジュールデータの中
から製造物名、製造物の成分、通過工程(設備)、製造
物のサイズ、製造数、データ登録日等を読み込んで、例
えば図7に示すように、製造物の成分毎に、かつ製造数
の多い順に並び替えて製造物データを作成し、製造物デ
ータ保存部22に保存する。そして、実施の形態1と同
様にデータ登録日から所定期間経過した古い製造物デー
タを削除するようになっている。
11によって作成された1日分の製造順計画のスケジュ
ールデータが受信されたとき、スケジュールデータの中
から製造物名、製造物の成分、通過工程(設備)、製造
物のサイズ、製造数、データ登録日等を読み込んで、例
えば図7に示すように、製造物の成分毎に、かつ製造数
の多い順に並び替えて製造物データを作成し、製造物デ
ータ保存部22に保存する。そして、実施の形態1と同
様にデータ登録日から所定期間経過した古い製造物デー
タを削除するようになっている。
【0042】また、生産ライン製造順管理部13からの
情報が受信されたときは、生産ライン14側のトラブル
発生による製造異常情報かどうかを判定する。その受信
情報が製造中止の製造物名、成分(変化した成分も含
む)、終了通過工程(設備)、トラブル発生以降の空き
設備などの情報であったときは、製造異常情報と判断し
てそれらの情報を表示部26に表示すると共に、製造中
止となった製造物の製造物データを製造物データ保存部
22から読み込んで表示部26に表示し、オペレータに
計画時の製造物データとの相違点を確認させる。
情報が受信されたときは、生産ライン14側のトラブル
発生による製造異常情報かどうかを判定する。その受信
情報が製造中止の製造物名、成分(変化した成分も含
む)、終了通過工程(設備)、トラブル発生以降の空き
設備などの情報であったときは、製造異常情報と判断し
てそれらの情報を表示部26に表示すると共に、製造中
止となった製造物の製造物データを製造物データ保存部
22から読み込んで表示部26に表示し、オペレータに
計画時の製造物データとの相違点を確認させる。
【0043】そして、予定材源検索部33に対して、生
産ライン製造順管理部13により製造されていない、製
造中止の製造物への変更可能な予定材源の検索指示を出
し、製造計画変更部32に製造中止の製造物名、成分、
終了通過工程及び空き設備の情報を通知する。
産ライン製造順管理部13により製造されていない、製
造中止の製造物への変更可能な予定材源の検索指示を出
し、製造計画変更部32に製造中止の製造物名、成分、
終了通過工程及び空き設備の情報を通知する。
【0044】なお、前記の製造異常情報は、設備がトラ
ブルを起こして製造を継続できなくなったとき、或いは
製造途中で規定範囲外の成分が検出されたときに発せら
れるものである。終了通過工程とは、設備のトラブルに
よる場合、トラブルを起こした設備及びその設備までの
通過工程であり、規定範囲外の成分検出による場合で
は、その成分が検出されたときの設備までの通過工程で
ある。なお、製造異常情報が設備のトラブルによる場合
は、トラブルを起こした設備も製造計画変更部32に通
知する。
ブルを起こして製造を継続できなくなったとき、或いは
製造途中で規定範囲外の成分が検出されたときに発せら
れるものである。終了通過工程とは、設備のトラブルに
よる場合、トラブルを起こした設備及びその設備までの
通過工程であり、規定範囲外の成分検出による場合で
は、その成分が検出されたときの設備までの通過工程で
ある。なお、製造異常情報が設備のトラブルによる場合
は、トラブルを起こした設備も製造計画変更部32に通
知する。
【0045】また、製造物データ管理部31は、予定材
源検索部33から変更可能な予定材源がない旨の通知を
受けたとき、或いは製造計画変更部32から予定材源を
用いての計画変更不可能の通知を受けたときは、製造物
データ保存部22にアクセスして、製造数の多い順に製
造物データ(図7参照)を読み込んで、代換えの製造物
の製造物データとして製造計画変更部32に通知する。
なお、この製造物データを通知した後に、新たな製造物
データの入手の要求を製造計画変更部32から受けたと
きは、前回読み込んだ製造物データの次段から製造物デ
ータを読み込むようになっている。
源検索部33から変更可能な予定材源がない旨の通知を
受けたとき、或いは製造計画変更部32から予定材源を
用いての計画変更不可能の通知を受けたときは、製造物
データ保存部22にアクセスして、製造数の多い順に製
造物データ(図7参照)を読み込んで、代換えの製造物
の製造物データとして製造計画変更部32に通知する。
なお、この製造物データを通知した後に、新たな製造物
データの入手の要求を製造計画変更部32から受けたと
きは、前回読み込んだ製造物データの次段から製造物デ
ータを読み込むようになっている。
【0046】前述した予定材源検索部33は、変更可能
な予定材源の検索指示を受けたとき、生産ライン製造順
管理部13が有するスケジュールデータにアクセスし
て、生産ライン14によって製造されていない製造物の
予定材源があるかどうかを検索する。予定材源がないと
きは、その旨を製造物データ管理部31に通知して、予
定材源の検索を終了し、また、予定材源を確認したとき
は、その予定材源から計画された製造物データを製造物
データ保存部22から読み込んで、製造計画変更部32
に通知する。なお、予定材源が複数あるときは、それぞ
れの製造物データを読み込んで製造計画変更部32に通
知するようになっている。
な予定材源の検索指示を受けたとき、生産ライン製造順
管理部13が有するスケジュールデータにアクセスし
て、生産ライン14によって製造されていない製造物の
予定材源があるかどうかを検索する。予定材源がないと
きは、その旨を製造物データ管理部31に通知して、予
定材源の検索を終了し、また、予定材源を確認したとき
は、その予定材源から計画された製造物データを製造物
データ保存部22から読み込んで、製造計画変更部32
に通知する。なお、予定材源が複数あるときは、それぞ
れの製造物データを読み込んで製造計画変更部32に通
知するようになっている。
【0047】前記の製造計画変更部32は、予定材源検
索部33によって検索された予定材源の製造物データが
入力されたときは、その製造物データと、製造物データ
管理部31から入手した終了通過工程、成分(変化した
成分も含む)、空き設備などの情報とに基づいて、予定
材源から計画された製造計画を製造中止の製造計画に変
更できるかどうかを判定し、変更できないときはその旨
を製造物データ管理部31に通知し、変更が可能なとき
は予定材源を基にした製造計画を製造中止の製造計画に
変更して生産ライン製造順管理部13に伝送し、かつ、
変更した製造計画を表示部26に表示し、オペレータに
知らせる。
索部33によって検索された予定材源の製造物データが
入力されたときは、その製造物データと、製造物データ
管理部31から入手した終了通過工程、成分(変化した
成分も含む)、空き設備などの情報とに基づいて、予定
材源から計画された製造計画を製造中止の製造計画に変
更できるかどうかを判定し、変更できないときはその旨
を製造物データ管理部31に通知し、変更が可能なとき
は予定材源を基にした製造計画を製造中止の製造計画に
変更して生産ライン製造順管理部13に伝送し、かつ、
変更した製造計画を表示部26に表示し、オペレータに
知らせる。
【0048】また、製造計画変更部32は、製造物デー
タ管理部31によって読み込まれた製造物データが入力
されたときは、その製造物データが、前記と同様に終了
通過工程、成分、空き設備などの情報を基に、代換えと
して使用できるかどうかを判定する。変更可能な場合
は、製造中止の製造計画を代換えの製造計画に変更し
て、生産ライン製造順管理部13に伝送し、かつ、変更
した製造物データを表示部26に表示してオペレータに
知らせる。また、入手した終了通過工程、成分、空き設
備などの情報、及び製造物データ管理部31によって読
み込まれた製造物データから製造中止の製造物を変更で
きないと判断したときは、製造物データ管理部31に対
して新たな製造物データの入手を要求する。
タ管理部31によって読み込まれた製造物データが入力
されたときは、その製造物データが、前記と同様に終了
通過工程、成分、空き設備などの情報を基に、代換えと
して使用できるかどうかを判定する。変更可能な場合
は、製造中止の製造計画を代換えの製造計画に変更し
て、生産ライン製造順管理部13に伝送し、かつ、変更
した製造物データを表示部26に表示してオペレータに
知らせる。また、入手した終了通過工程、成分、空き設
備などの情報、及び製造物データ管理部31によって読
み込まれた製造物データから製造中止の製造物を変更で
きないと判断したときは、製造物データ管理部31に対
して新たな製造物データの入手を要求する。
【0049】次に、図8及び図9に示すフローチャート
を参照しながら動作を説明する。図8は生産計画変更支
援システムにおけるスケジュールデータ作成時の動作を
示すフローチャート、図9は生産計画変更支援システム
の製造計画変更時の動作を示すフローチャートである。
を参照しながら動作を説明する。図8は生産計画変更支
援システムにおけるスケジュールデータ作成時の動作を
示すフローチャート、図9は生産計画変更支援システム
の製造計画変更時の動作を示すフローチャートである。
【0050】製造物データ管理部31は、製造順計画部
11によって作成された1日分の製造順計画のスケジュ
ールデータが受信されると(S31)、スケジュールデ
ータの中から製造物名、製造物の成分、通過工程(設
備)、製造物のサイズ、製造数、データ登録日等を読み
込んで一時的に製造物データ保存部22に保存する。そ
して、前述したように製造物の成分毎に、かつ製造数の
多い順に並び替えて図7に示すような製造物データを作
成し(S32)、製造物データ保存部22に保存する。
11によって作成された1日分の製造順計画のスケジュ
ールデータが受信されると(S31)、スケジュールデ
ータの中から製造物名、製造物の成分、通過工程(設
備)、製造物のサイズ、製造数、データ登録日等を読み
込んで一時的に製造物データ保存部22に保存する。そ
して、前述したように製造物の成分毎に、かつ製造数の
多い順に並び替えて図7に示すような製造物データを作
成し(S32)、製造物データ保存部22に保存する。
【0051】その後は、データ登録日から所定期間経過
した古い製造物データが保存されているかどうかを判定
し(S33)、所定期間経過した古い製造物データが保
存されていないときはこの動作を終了するが(S3
5)、所定期間経過した古い製造物データが保存されて
いるときは製造物データ保存部22から削除し(S3
4)、この一連の動作を終了する(S35)。なお、こ
の動作を終了したときは、S31に戻ってスケジュール
データの受信の監視に入る。
した古い製造物データが保存されているかどうかを判定
し(S33)、所定期間経過した古い製造物データが保
存されていないときはこの動作を終了するが(S3
5)、所定期間経過した古い製造物データが保存されて
いるときは製造物データ保存部22から削除し(S3
4)、この一連の動作を終了する(S35)。なお、こ
の動作を終了したときは、S31に戻ってスケジュール
データの受信の監視に入る。
【0052】一方、製造物データ管理部31は、図9に
示すように生産ライン製造順管理部13からの情報が受
信されると(S41)、生産ライン14側のトラブル発
生による製造異常情報かどうかを判定する(S42)。
受信情報が例えば通過工程や製造数に変更のない他の製
造物への変更を知らせる情報のときは、生産計画の変更
支援の処理を行うことなく終了するが(S51)、その
受信情報が製造中止の製造物名、成分(変化した成分も
含む)、終了通過工程(設備)、トラブル発生以降の空
き設備などの情報であったときは、製造異常情報と判断
してそれらの情報を表示部26に表示し(S43)、異
常状況をオペレータに知らせる。そして、予定材源検索
部33に対して、生産ライン製造順管理部13により製
造されていない、製造中止の製造物への変更可能な予定
材源の検索指示を出し、製造計画変更部32に製造中止
の製造物名、成分、終了通過工程、空き設備などの情報
を通知する。
示すように生産ライン製造順管理部13からの情報が受
信されると(S41)、生産ライン14側のトラブル発
生による製造異常情報かどうかを判定する(S42)。
受信情報が例えば通過工程や製造数に変更のない他の製
造物への変更を知らせる情報のときは、生産計画の変更
支援の処理を行うことなく終了するが(S51)、その
受信情報が製造中止の製造物名、成分(変化した成分も
含む)、終了通過工程(設備)、トラブル発生以降の空
き設備などの情報であったときは、製造異常情報と判断
してそれらの情報を表示部26に表示し(S43)、異
常状況をオペレータに知らせる。そして、予定材源検索
部33に対して、生産ライン製造順管理部13により製
造されていない、製造中止の製造物への変更可能な予定
材源の検索指示を出し、製造計画変更部32に製造中止
の製造物名、成分、終了通過工程、空き設備などの情報
を通知する。
【0053】この時、予定材源検索部33は、予定材源
の検索指示に従って、生産ライン製造順管理部13が有
するスケジュールデータにアクセスし、生産ライン14
によって製造されていない予定材源があるかどうかを検
索する(S44)。予定材源がないときはその旨を製造
物データ管理部31に通知して、予定材源の検索を終了
するが、予定材源を確認したときは、その予定材源から
計画された製造物データを製造物データ保存部22から
読み込んで(S45)、製造計画変更部32に通知す
る。
の検索指示に従って、生産ライン製造順管理部13が有
するスケジュールデータにアクセスし、生産ライン14
によって製造されていない予定材源があるかどうかを検
索する(S44)。予定材源がないときはその旨を製造
物データ管理部31に通知して、予定材源の検索を終了
するが、予定材源を確認したときは、その予定材源から
計画された製造物データを製造物データ保存部22から
読み込んで(S45)、製造計画変更部32に通知す
る。
【0054】その製造計画変更部32は、予定材源検索
部33によって検索された製造物データが入力されたと
き、その製造物データと、製造物データ管理部31から
入手した終了通過工程、成分(変化した成分も含む)、
空き設備などの情報とにもとづいて、予定材源から計画
された製造計画を製造中止の製造計画に変更できるかど
うかを判定し(S46)、変更できないときはその旨を
製造物データ管理部31に通知するが、変更が可能なと
きは予定材源を基にした製造計画を製造中止の製造計画
に変更すると共に、生産ライン製造順管理部13に伝送
し(S49,S50)、かつ、変更した製造計画を表示
部26に表示して(S51)、この変更支援の処理を終
了する(S52)。ようになっている。
部33によって検索された製造物データが入力されたと
き、その製造物データと、製造物データ管理部31から
入手した終了通過工程、成分(変化した成分も含む)、
空き設備などの情報とにもとづいて、予定材源から計画
された製造計画を製造中止の製造計画に変更できるかど
うかを判定し(S46)、変更できないときはその旨を
製造物データ管理部31に通知するが、変更が可能なと
きは予定材源を基にした製造計画を製造中止の製造計画
に変更すると共に、生産ライン製造順管理部13に伝送
し(S49,S50)、かつ、変更した製造計画を表示
部26に表示して(S51)、この変更支援の処理を終
了する(S52)。ようになっている。
【0055】一方、製造物データ管理部31は、予定材
源検索部33から変更可能な予定材源がない旨の通知を
受けたとき、或いは製造計画変更部32から予定材源を
用いての計画変更不可能の通知を受けたときは、製造物
データ保存部22にアクセスして、製造数の多い順に製
造物データ(図7参照)を読み込んで(S47)、代換
えの製造物の製造物データとして製造計画変更部32に
通知する。
源検索部33から変更可能な予定材源がない旨の通知を
受けたとき、或いは製造計画変更部32から予定材源を
用いての計画変更不可能の通知を受けたときは、製造物
データ保存部22にアクセスして、製造数の多い順に製
造物データ(図7参照)を読み込んで(S47)、代換
えの製造物の製造物データとして製造計画変更部32に
通知する。
【0056】この時、製造計画変更部25aは、製造物
データ管理部31によって読み込まれた製造物データ
が、製造物データ管理部31から入手した終了通過工
程、成分、空き設備などの情報を基に、代換えとして使
用できるかどうかを判定する(S48)。変更可能な場
合は、製造中止の製造計画を代換えの製造計画に変更し
て(S49)、生産ライン製造順管理部13に伝送し
(S50)、かつ、変更した製造物データを表示部26
に表示して(S51)、生産計画の変更支援の処理を終
了する(S52)。また、前記の終了通過工程、成分、
空き設備などの情報、及び製造物データ管理部31によ
って読み込まれた製造物データから製造中止の製造物を
変更できないと判断したときは、製造物データ管理部3
1に対して新たな製造物データの入手を要求し、その製
造物データが入力されたときは前記と同じ処理を実行す
る。
データ管理部31によって読み込まれた製造物データ
が、製造物データ管理部31から入手した終了通過工
程、成分、空き設備などの情報を基に、代換えとして使
用できるかどうかを判定する(S48)。変更可能な場
合は、製造中止の製造計画を代換えの製造計画に変更し
て(S49)、生産ライン製造順管理部13に伝送し
(S50)、かつ、変更した製造物データを表示部26
に表示して(S51)、生産計画の変更支援の処理を終
了する(S52)。また、前記の終了通過工程、成分、
空き設備などの情報、及び製造物データ管理部31によ
って読み込まれた製造物データから製造中止の製造物を
変更できないと判断したときは、製造物データ管理部3
1に対して新たな製造物データの入手を要求し、その製
造物データが入力されたときは前記と同じ処理を実行す
る。
【0057】一方、この製造変更計画を受けた生産ライ
ン製造順管理部13は、その製造変更計画に基づいて仕
掛材の製造物(製造中止の製造物)と通過工程とを変更
する際、既に製造計画されているトラブル発生以降の計
画分の変更を行って、この計画が実行可能かどうかを確
認する。そして、この確認が取れたときは、仕掛材の変
更後の通過工程及び成分の変更を決定して、生産ライン
14側に製造指示を与え、生産ライン14の稼働を再開
する。
ン製造順管理部13は、その製造変更計画に基づいて仕
掛材の製造物(製造中止の製造物)と通過工程とを変更
する際、既に製造計画されているトラブル発生以降の計
画分の変更を行って、この計画が実行可能かどうかを確
認する。そして、この確認が取れたときは、仕掛材の変
更後の通過工程及び成分の変更を決定して、生産ライン
14側に製造指示を与え、生産ライン14の稼働を再開
する。
【0058】以上のように実施の形態2によれば、製造
順計画部11によって作成された1日分の製造順計画の
スケジュールデータが受信されたとき、スケジュールデ
ータの中から製造物名、製造物の成分、通過工程(設
備)、製造物のサイズ、製造数、データ登録日等を読み
込んで、製造物の成分毎に、かつ製造数の多い順に並び
替えて製造物データを作成し、これを製造物データ保存
部22に保存するようにしたので、設備のトラブルや規
定範囲外の成分検出により製造物を変更するような事態
になったときは、代換えとなる製造物の検索を成分から
行うことができ、このため、代換えの製造物の仕様を決
定する時間を短縮でき、しかも製造数の多い順であるた
め、代換えの製造物が余剰となる確立が小さくなるとい
う効果がある。
順計画部11によって作成された1日分の製造順計画の
スケジュールデータが受信されたとき、スケジュールデ
ータの中から製造物名、製造物の成分、通過工程(設
備)、製造物のサイズ、製造数、データ登録日等を読み
込んで、製造物の成分毎に、かつ製造数の多い順に並び
替えて製造物データを作成し、これを製造物データ保存
部22に保存するようにしたので、設備のトラブルや規
定範囲外の成分検出により製造物を変更するような事態
になったときは、代換えとなる製造物の検索を成分から
行うことができ、このため、代換えの製造物の仕様を決
定する時間を短縮でき、しかも製造数の多い順であるた
め、代換えの製造物が余剰となる確立が小さくなるとい
う効果がある。
【0059】なお、前記の実施の形態2では、1日分の
製造順計画のスケジュールデータから製造物データを作
成する際に、製造物の成分毎に、かつ製造数の多い順に
並び替えて管理するようにしたが、例えば図10に示す
ように設備(通過工程)毎に、かつ製造数の多い順に並
び替えてもよいし、例えば図11に示すように製造物の
サイズ毎に、かつ製造数の多い順に並び替えて管理する
ようにしてもよい。設備のトラブルや規定範囲外の成分
検出により、代換えの製造物を決定する事態が起きたと
きの製造物データ管理部31、製造計画変更部32及び
予定材源検索部33の動作は、実施の形態2とほぼ同じ
である。
製造順計画のスケジュールデータから製造物データを作
成する際に、製造物の成分毎に、かつ製造数の多い順に
並び替えて管理するようにしたが、例えば図10に示す
ように設備(通過工程)毎に、かつ製造数の多い順に並
び替えてもよいし、例えば図11に示すように製造物の
サイズ毎に、かつ製造数の多い順に並び替えて管理する
ようにしてもよい。設備のトラブルや規定範囲外の成分
検出により、代換えの製造物を決定する事態が起きたと
きの製造物データ管理部31、製造計画変更部32及び
予定材源検索部33の動作は、実施の形態2とほぼ同じ
である。
【0060】例えば、設備のトラブルで製造の継続が困
難となったときに、空き設備で製造が可能な製造物に変
更する場合、注文のある予定材源になくとも過去に製造
数の多い製造物であれば、現状は注文がなくても注文が
くる可能性が高いので、在庫となって余剰製造物になり
にくい。また、ある設備で製造の継続が困難となり、他
の設備で製造する場合に、同じサイズの製造物を製造で
きなくなったとしても過去に製造数の多い製造物を製造
しておけば余剰となる確立が小さくなる。
難となったときに、空き設備で製造が可能な製造物に変
更する場合、注文のある予定材源になくとも過去に製造
数の多い製造物であれば、現状は注文がなくても注文が
くる可能性が高いので、在庫となって余剰製造物になり
にくい。また、ある設備で製造の継続が困難となり、他
の設備で製造する場合に、同じサイズの製造物を製造で
きなくなったとしても過去に製造数の多い製造物を製造
しておけば余剰となる確立が小さくなる。
【0061】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明によれば、生産
ライン製造順管理部によって製造途中の製造物及び製造
に要する空き設備の各情報が確認されたときに、これら
の情報及びスケジュールデータの中から抽出した製造物
の製造に関わる仕様に基づいて代換えとなる製造物の製
造が可能かどうかを判定し、代換えとなる製造物の製造
が可能なときはこれに基づいて既計画分の製造計画を変
更するようにしたので、異常発生によって製造物の製造
が中止になったとしても代換えとなる製造物を速やかに
決定できるという効果がある。
ライン製造順管理部によって製造途中の製造物及び製造
に要する空き設備の各情報が確認されたときに、これら
の情報及びスケジュールデータの中から抽出した製造物
の製造に関わる仕様に基づいて代換えとなる製造物の製
造が可能かどうかを判定し、代換えとなる製造物の製造
が可能なときはこれに基づいて既計画分の製造計画を変
更するようにしたので、異常発生によって製造物の製造
が中止になったとしても代換えとなる製造物を速やかに
決定できるという効果がある。
【0062】本発明の請求項2の発明によれば、異常発
生によって製造が中止されたとき、製造中止の製造物の
成分から転用可能な成分を有する類似製造物を製造物デ
ータ保存部から検索し、また、生産ライン製造順管理部
にアクセスして、製造されていない製造物の予定材源を
検索し、かつ、検索した予定材源の製造物の製造物デー
タを製造物データ保存部から検索し、そして、検索した
類似製造物の製造物データ及び予定材源の製造物の製造
物データ並びに生産ライン製造順管理部により確認され
た空き設備の状況に基づいて類似製造物と予定材源の製
造物の何れか一方を選択し、かつ、これに基づいて既計
画分の製造計画を変更するようにしたので、異常発生に
よって製造が中止になったとしても代換えとなる製造物
を速やかに決定できるという効果がある。
生によって製造が中止されたとき、製造中止の製造物の
成分から転用可能な成分を有する類似製造物を製造物デ
ータ保存部から検索し、また、生産ライン製造順管理部
にアクセスして、製造されていない製造物の予定材源を
検索し、かつ、検索した予定材源の製造物の製造物デー
タを製造物データ保存部から検索し、そして、検索した
類似製造物の製造物データ及び予定材源の製造物の製造
物データ並びに生産ライン製造順管理部により確認され
た空き設備の状況に基づいて類似製造物と予定材源の製
造物の何れか一方を選択し、かつ、これに基づいて既計
画分の製造計画を変更するようにしたので、異常発生に
よって製造が中止になったとしても代換えとなる製造物
を速やかに決定できるという効果がある。
【0063】本発明の請求項3の発明によれば、スケジ
ュールデータが作成される毎にスケジュールデータの中
から製造物の製造に関わる仕様を抽出して、予め定めら
れた製造仕様項目毎に、かつ製造数の多い順に配列した
製造物データを作成して製造物データ保存部に保存する
ようにしたので、異常の発生により代換えとなる製造物
を検索する際の時間を短縮でき、しかも製造数の多い順
であるため、代換えの製造物が余剰となる確立が小さく
なるという効果がある。
ュールデータが作成される毎にスケジュールデータの中
から製造物の製造に関わる仕様を抽出して、予め定めら
れた製造仕様項目毎に、かつ製造数の多い順に配列した
製造物データを作成して製造物データ保存部に保存する
ようにしたので、異常の発生により代換えとなる製造物
を検索する際の時間を短縮でき、しかも製造数の多い順
であるため、代換えの製造物が余剰となる確立が小さく
なるという効果がある。
【0064】本発明の請求項4の発明によれば、異常が
発生したときに生産ライン製造順管理部にアクセスし
て、製造されていない製造物の予定材源を検索し、か
つ、検索した予定材源の製造物データを製造物データ保
存部から検索して、その製造物データと、製造中止の製
造物に関わる各種情報及び空き設備の情報とに基づい
て、予定材源から計画された製造計画を製造中止の製造
計画に変更できるかどうかを判定し、変更が可能なとき
は予定材源を基にした製造計画を製造中止の製造計画に
変更するようにしたので、製造中止の製造物を継続して
製造できる可能性があるという効果がある。
発生したときに生産ライン製造順管理部にアクセスし
て、製造されていない製造物の予定材源を検索し、か
つ、検索した予定材源の製造物データを製造物データ保
存部から検索して、その製造物データと、製造中止の製
造物に関わる各種情報及び空き設備の情報とに基づい
て、予定材源から計画された製造計画を製造中止の製造
計画に変更できるかどうかを判定し、変更が可能なとき
は予定材源を基にした製造計画を製造中止の製造計画に
変更するようにしたので、製造中止の製造物を継続して
製造できる可能性があるという効果がある。
【0065】本発明の請求項5の発明によれば、製造物
データ保存部に所定期間を経過した古い製造物データが
保存されているかどうかを検索し、所定期間を経過した
古い製造物データが保存されているときは製造物データ
保存部から削除するようにしているので、需要頻度の低
い製造物が排除され、このため、異常発生による代換え
の製造物の検索時間を短縮でき、しかも、製造頻度の高
い製造物を選択できるという効果がある。
データ保存部に所定期間を経過した古い製造物データが
保存されているかどうかを検索し、所定期間を経過した
古い製造物データが保存されているときは製造物データ
保存部から削除するようにしているので、需要頻度の低
い製造物が排除され、このため、異常発生による代換え
の製造物の検索時間を短縮でき、しかも、製造頻度の高
い製造物を選択できるという効果がある。
【図1】 本発明の実施の形態を示す生産計画変更支援
システムの概略ブロック構成図である。
システムの概略ブロック構成図である。
【図2】 製造物データの一例を示す図である。
【図3】 更新及び追加された製造物データの保存の説
明図である。
明図である。
【図4】 生産計画変更支援システムにおけるスケジュ
ールデータの作成及び削除のときの動作を示すフローチ
ャートである。
ールデータの作成及び削除のときの動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】 生産計画変更支援システムによる製造計画変
更の動作を示すフローチャートである。
更の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の実施の形態2を示す生産計画変更支
援システムの概略ブロック構成図である。
援システムの概略ブロック構成図である。
【図7】 製造物の成分毎に配列した製造物データの一
例を示す図である。
例を示す図である。
【図8】 生産計画変更支援システムにおけるスケジュ
ールデータ作成時の動作を示すフローチャートである。
ールデータ作成時の動作を示すフローチャートである。
【図9】 生産計画変更支援システムの製造計画変更時
の動作を示すフローチャートである。
の動作を示すフローチャートである。
【図10】 通過工程(設備)毎に配列した製造物デー
タの一例を示す図である。
タの一例を示す図である。
【図11】 製造物のサイズ毎に配列した製造物データ
の一例を示す図である。
の一例を示す図である。
11 製造順計画部、12 製造マスターデータ、13
生産ライン製造順管理部、14 生産ライン、20,
30 生産計画支援システム、21,31 製造物デー
タ管理部、22 製造物データ保存部、23 成分検索
部、24,33 予定材源検索部、25,32 製造計
画変更部、26 表示部。
生産ライン製造順管理部、14 生産ライン、20,
30 生産計画支援システム、21,31 製造物デー
タ管理部、22 製造物データ保存部、23 成分検索
部、24,33 予定材源検索部、25,32 製造計
画変更部、26 表示部。
Claims (8)
- 【請求項1】 多品種の製造物の生産要望に応じて作成
された製造計画のスケジュールデータに基づいて生産ラ
インを稼働させ、異常発生によって製造が中止されたと
きは製造途中の製造物及び製造に要する空き設備の各情
報を確認する生産ライン製造順管理部に対する生産計画
変更支援システムであって、 前記スケジュールデータが作成される毎にスケジュール
データの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出して保
存し、前記生産ライン製造順管理部によって製造途中の
製造物及び製造に要する空き設備の各情報が確認された
ときは、これらの情報及び前記仕様に基づいて、代換え
となる製造物の製造が可能かどうかを判定し、代換えと
なる製造物の製造が可能なときはこれに基づいて既計画
分の製造計画を変更し、その結果を前記生産ライン製造
順管理部に送る製造変更手段を備えたことを特徴とする
生産計画変更支援システム。 - 【請求項2】 多品種の製造物の生産要望に応じて作成
された製造計画のスケジュールデータに基づいて生産ラ
インを稼働させ、異常発生によって製造が中止されたと
きは製造途中の製造物の成分を確認すると共に、製造に
要する空き設備の情報を確認する生産ライン製造順管理
部に対する生産計画変更支援システムであって、 製造物データ保存部と、 前記スケジュールデータが作成される毎にスケジュール
データの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出して製
造物データを作成し、前記製造物データ保存部に保存す
る製造物データ管理部と、 異常発生によって製造が中止された製造物の成分から転
用可能な成分を有する類似製造物が前記製造物データ保
存部に保存されているかどうかを検索する成分検索部
と、 異常が発生したときに生産ライン製造順管理部にアクセ
スして、製造されていない製造物の予定材源を検索し、
かつ、検索した予定材源の製造物の製造物データを前記
製造物データ保存部から検索する予定材源検索部と、 前記成分検索部により検索された類似製造物の製造物デ
ータ、及び前記予定材源検索部により検索された予定材
源の製造物の製造物データ、並びに前記生産ライン製造
順管理部により確認された空き設備の情報に基づいて類
似製造物と予定材源の製造物の何れか一方を選択し、か
つ、これに基づいて既計画分の製造計画を変更し、その
結果を前記生産ライン製造順管理部に送る製造計画変更
部とを備えたことを特徴とする生産計画変更支援システ
ム。 - 【請求項3】 多品種の製造物の生産要望に応じて作成
された製造計画のスケジュールデータに基づいて生産ラ
インを稼働させ、異常発生によって製造物の製造が中止
されたときは製造中止の製造物に関わる各種情報及び空
き設備の情報を確認する生産ライン製造順管理部に対す
る生産計画変更支援システムであって、 製造物データ保存部と、 前記スケジュールデータが作成される毎にスケジュール
データの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出して、
予め定められた製造仕様項目毎に、かつ製造数の多い順
に配列した製造物データを作成して前記製造物データ保
存部に保存し、異常が発生したときは製造数の多い順に
製造物データを読み出す製造物データ管理部と、 前記製造物データ管理部により読み出された製造物デー
タが、製造中止の製造物に関わる各種情報及び空き設備
の情報を基に代換えとして使用できるかどうかを判定
し、変更可能なときは製造中止の製造計画を代換えの製
造計画に変更する製造計画変更部とを備えたことを特徴
とする生産計画変更支援システム。 - 【請求項4】 異常が発生したときに生産ライン製造
順管理部にアクセスして、製造されていない製造物の予
定材源を検索し、かつ、検索した予定材源の製造物デー
タを前記製造物データ保存部から検索する予定材源検索
部を備え、前記製造計画変更部は、前記予定材源検索部
により検索された予定材源の製造物データが入力された
とき、その製造物データと、製造中止の製造物に関わる
各種情報及び空き設備の情報とに基づいて、予定材源か
ら計画された製造計画を製造中止の製造計画に変更でき
るかどうかを判定し、変更が可能なときは予定材源を基
にした製造計画を製造中止の製造計画に変更することを
特徴とする請求項3記載の生産計画変更支援システム。 - 【請求項5】 前記製造物データ管理部は、前記製造物
データ保存部に所定期間経過した古い製造物データが保
存されているかどうかを検索し、所定期間経過した古い
製造物データを確認したときは製造物データ保存部から
削除することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載
の生産計画変更支援システム。 - 【請求項6】 前記製造物データ管理部は、スケジュー
ルデータの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出した
際、製造物の成分毎に、かつ製造数の多い順に配列した
製造物データを作成することを特徴とする請求項3〜5
の何れかに記載の生産計画変更支援システム。 - 【請求項7】 前記製造物データ管理部は、スケジュー
ルデータの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出した
際、製造設備毎に、かつ製造数の多い順に配列した製造
物データを作成することを特徴とする請求項3〜5の何
れかに記載の生産計画変更支援システム。 - 【請求項8】 前記製造物データ管理部は、スケジュー
ルデータの中から製造物の製造に関わる仕様を抽出した
際、製造物のサイズ毎に、かつ製造数の多い順に配列し
た製造物データを作成することを特徴とする請求項3〜
5の何れかに記載の生産計画変更支援システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002231549A JP2003167620A (ja) | 2001-09-19 | 2002-08-08 | 生産計画変更支援システム |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001284321 | 2001-09-19 | ||
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