JPH1148100A - 工具管理システム及び工具管理プログラムを記録したコンピュータ読み取りが可能な記録媒体 - Google Patents

工具管理システム及び工具管理プログラムを記録したコンピュータ読み取りが可能な記録媒体

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JPH1148100A
JPH1148100A JP9206736A JP20673697A JPH1148100A JP H1148100 A JPH1148100 A JP H1148100A JP 9206736 A JP9206736 A JP 9206736A JP 20673697 A JP20673697 A JP 20673697A JP H1148100 A JPH1148100 A JP H1148100A
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JP
Japan
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tool
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month
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JP9206736A
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Inventor
Tetsunori Tone
徹典 戸根
Tetsushi Murakami
哲史 村上
Koichi Nakano
光一 中野
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

Landscapes

  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具の寿命及び発注時期の正確な予測と、そ
の予測に基づく新品工具の適切な発注支援が可能な工具
管理システム及び工具管理プログラムを記録したコンピ
ュータ読み取りが可能な記録媒体の提供。 【解決手段】 現在対象としている刃具の廃棄予定年月
日を算出し(S1)、その刃具と同一スペックの刃具の納入
リードタイムとにより新品の発注予定年月日を算出する
(S2)。次回の刃研予定年月日を算出し(S3)、新品の発注
予定年月日と次回の刃研予定年月日とを比較して発注を
検討するか否かを決定する(S4,S5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具の寿命及び発
注時期を予測・管理する工具管理システム及び工具管理
プログラムを記録したコンピュータ読み取りが可能な記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、車両等の生産工場におい
ては、切削等を行う刃具のように、長い寿命を有し、単
価が高く、発注から納入までのリードタイムが長い特殊
な工具が多用されている。このような工具は、在庫管
理、発注管理が難しく、ベテラン作業者の勘に頼る面が
多分に有る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、現場側
における現在の工具の使用状況が正確に把握できていな
いため、欠品による生産の中断を恐れる余り必要以上に
発注し、結果として棚資産を増やしてしまうという問題
が生じ易い。
【0004】そこで、例えば、特開昭60−24294
4号には、工具の選択と使用時間、工具の交換時期及び
手配等を管理するシステムが提案されている。しかしな
がら、現場側にて現在使用されている長寿命の工具の現
在の状態(残寿命等)までは考慮できないため、必要量
を上回る在庫を抱える可能性が有る。
【0005】そこで本発明は、工具の寿命及び発注時期
の正確な予測と、その予測に基づく新品工具の適切な発
注支援が可能な工具管理システム及び工具管理プログラ
ムを記録したコンピュータ読み取りが可能な記録媒体の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の工具管理システムは以下の構成を特徴とす
る。
【0007】即ち、所定の再生処理を施すことによって
複数回の再生が可能な工具であって、その工具の所定の
在庫数、現在の在庫数、並びに該再生処理を施して現在
使用している工具の状態情報に基づいて、該工具の新品
の発注時期と、該現在使用している工具の再生処理を施
す時期とを予測する予測手段と、その予測手段により予
測した、前記工具の新品の発注時期と、前記現在使用し
ている工具の再生処理を施す時期とに応じて、前記所定
の在庫数を保持すべく、前記工具の新品の発注を支援す
る発注支援手段と、を備えることを特徴とする。これに
より、新品ではない現在使用途中の工具の情報を考慮し
てその工具の再生時期及び新品の発注時期の予測を行
い、その予測結果を使用して発注支援を行う。
【0008】或は、所定の再生処理を施すことによって
複数回の再生が可能な工具についての現在までの加工実
績量、該工具の現在の長さ量、該工具が前記再生処理に
よって消耗する長さを示す所定の長さ量、該工具の廃棄
時期を表わす所定の長さ量、並びに該工具の今後の使用
予定を表わす情報とに基づいて、該工具の寿命予測を行
う寿命予測手段を備えることを特徴とする。
【0009】更に、好ましくは、前記発注予定年月日及
び前記再生処理を施す予定年月日に応じて、所定の予定
在庫数及び現在の在庫数に基づいて、該所定の在庫数を
保持すべく、前記工具の新品の発注量を算出し、発注を
支援する発注支援手段を備えることを特徴とする。これ
により、新品ではない現在使用途中の工具の情報を考慮
して寿命及び発注時期の予測を行い、その予測結果を使
用して発注支援を行う。
【0010】上記の何れの場合も、略同じ寿命を有する
複数の工具にまとめて管理することにより、現実的なデ
ータ処理量のシステムを実現する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、代表的な工具である刃具を
管理する工具管理システムの一実施形態を図面を参照し
て詳細に説明する。はじめに、本工具管理システムの全
体の構成を図1及び図2を参照して説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態としての工具
管理システムの全体構成を示す図である。また、図2
は、本発明の一実施形態としての工具管理システムにお
ける各部門のパーソナルコンピュータの配置を示す図で
ある。
【0013】図1及び図2において、100は、使用中
の刃具の性能検討や新製品の刃具の比較検討等を行う刃
具検討部門である。400は、刃具を取り付けた工作機
械により切削加工等を行う生産工場であり、本実施形態
では車両の製造組立ラインを想定している。500は、
生産工場400で使用された刃具を研磨することにより
再生し、その刃具に関する実績データを入力する刃具研
磨(以下、刃研)工場である。200は、刃具等の在庫
管理及び出庫指示や調達部門600への発注指示を行う
刃具管理部門である。300は、刃研工場500にて研
磨を終了した刃具や刃具の新品在庫が集積される倉庫で
ある。600は、刃具管理部門200から指示された刃
具等を、公衆回線を介して、或は発注伝票を発行して外
部の業者に発注する調達部門である。
【0014】図1に示した各部門には、図2に示すよう
にそれぞれパーソナルコンピュータ(以下、P/C)2
0が配置されており、イーサネット等の構内LAN30
により相互に通信が可能である。ここで、各部門に配置
されるP/C20のハードウエアについて図3を参照し
て説明する。
【0015】図3は、本発明の一実施形態としてのパー
ソナルコンピュータのブロック構成図である。
【0016】図中、22はCRT等のディスプレイ、2
3は入力手段であるキーボード、24はブートプログラ
ム等を記憶しているROM、25は各種処理結果を一時
記憶するRAM、26は他のP/Cとの通信プログラム
や後述する本実施形態の機能を実現するプログラム等を
記憶するハードディスクドライブ(HDD)等の記憶装
置、27は他のP/C20と通信回線30を介して通信
するための通信インタフェース、そして28は処理結果
等を印刷するプリンタである。これらの各構成は、内部
バス29を介して接続されており、CPU21は記憶装
置26に記憶したプログラムに従ってP/C20の全体
を制御する。
【0017】
【刃具の寿命予測及び発注時期の算出処理】以下、本実
施形態における刃具の寿命予測及び発注時期の算出処理
について説明する。
【0018】<刃具のランニング業務>まず、図1に示
した各部門間で行われる刃具のランニング(巡回)業務
について、図1、図4、図5を参照して説明する。
【0019】本実施形態において、刃具は、スペックが
同じ刃具が複数納められたカセットを1単位として扱わ
れ、廃却までの寿命管理もカセット単位で行う。ここ
で、1カセット内に納められる刃具の数量は、その刃具
を使用する機械が1度に必要とする数量よりもある程度
多く設定する。
【0020】図4は、本発明の一実施形態としてのカセ
ットの概略形状を示す図である。同図に示すように、カ
セット50には、不図示の複数の刃具が納められてお
り、それらの刃具の使用実績等が記入されているLCカ
ード51が添付されている。また、端面には、バーコー
ドのカセットID52が付されている。
【0021】ここで、カセット50のランニング経路を
説明する。倉庫300から出庫されたカセット50は、
カセット毎に所定の生産工場400内の所定の作業エリ
アに配達される。そして、複数台の車両の加工に供され
た後、カセット単位で刃研工場500に回収される。刃
研工場500では、回収したカセット50に納められて
いる刃具を研磨することにより更新する。研磨後の刃具
は、カセット50に納められて倉庫300に一旦格納さ
れ、生産工場400への次回の配達に備える。
【0022】図5は、本発明の一実施形態としてのカセ
ットのLCカードを示す図である。同図に示すように、
LCカード51には、当該カセット50内の刃具の管理
番号(器工具番号)、名称、カセット番号、使用される
生産ラインのエリア名、基準加工台数、基準刃研代(1
回の刃研で研磨する基準長さ)等が予め記入されてい
る。生産工場400の作業員は、刃研工場500へのカ
セット50の回収に先立って、LCカード51に今回の
加工台数と日付を記入する。そして、刃研工場500の
上流工程の作業者は、カセット50内の刃具の研磨後
に、LCカード51に刃研取代(刃具の研磨により取り
払われた刃先の部分)、残り刃研取代(対象としている
刃具を廃却する際の刃具長さまでの余裕長さ)を記入す
る。また、当該カセット内の刃具に折損による欠品や、
廃却対象となる刃具があった場合には、その旨を記入す
る。また、刃研工場500の下流工程のの作業者は、倉
庫300への発送に先立って、LCカード51を参照し
ながら、発送年月日、カセット内の1本の刃具により加
工した加工数、刃研取代、残り刃研取代等の情報を、バ
ーコードリーダ60及びP/C20を使用して入力す
る。これらの情報は、刃具の使用実績データとして構内
LAN30を介して後述するデータベース(D/B−
C)に蓄積される。刃研工場500にてカセット内の刃
具の廃却が入力された場合は、刃具管理部門200にて
補充の指示がなされ、同一スペックの新品刃具が複数納
められたカセットがランニング用に供され、廃却対象と
なったカセット内に納められている刃具は全て廃棄され
る。また、生産工場400において何らかの原因、例え
ばワークの位置決めミスや工作機械の不具合等により、
同一カセット内の刃具を突発的に複数本欠品した場合
も、同一スペックの新品刃具が納められたカセットが出
庫される。尚、本実施形態において、このような欠品が
原因となったカセット内の刃具交換により派生する刃
具、即ち、当該カセットを構成するには数量が少ない
が、廃却するまでには短くなっていない刃具は、後述の
発注処理のための数量管理からは除外するものとする。
【0023】<刃具の寿命予測及び発注時期の算出処理
>次に、刃具管理部門200に設置されたP/C20に
て行われる刃具の寿命予測及び発注時期の算出処理につ
いて図6から図8を参照して説明する。以下の処理は、
LCカード51を参照して刃研工場500にて入力され
た各項目の情報、及び予め入力された月単位の生産計画
(生産予定台数)の情報を使用して行われる。
【0024】図6は、本発明の一実施形態としての刃具
の寿命予測及び発注時期の算出処理の概略を示すフロー
チャートである。
【0025】図中、ステップS1では、現在対象として
いる刃具の廃棄予定年月日を算出する。
【0026】ステップS2では、(1)式により、ステ
ップS1で算出した刃具の廃棄予定年月日と、同一スペ
ックの刃具の納入リードタイムとにより新品の発注予定
年月日を算出する。
【0027】 (新品の発注予定年月日)=(刃具の廃棄予定年月日)−(納入までのリー ドタイム) ・・・・・・(1) ステップS3では、現在対象としている刃具の次回の刃
研予定年月日を算出する。
【0028】ステップS4では、ステップS2で算出し
た新品の発注予定年月日と、ステップS3で算出した次
回の刃研予定年月日とを比較して発注を検討するか否か
を決定する。このとき、(新品の発注予定年月日)<
(次回の刃研予定年月日)であればステップS5に進ん
で発注を検討する。また、(新品の発注予定年月日)≧
(次回の刃研予定年月日)であれば今回は発注を保留す
る。
【0029】ここで、上記のステップS1及びステップ
S3の処理の詳細をそれぞれ図7、図8を参照して説明
する。
【0030】図7は、本発明の一実施形態としての刃具
の廃棄予定年月日の算出処理を示すフローチャートであ
り、上記のステップS1の処理の詳細を示すものであ
る。
【0031】図中、ステップS11では、当該カセット
に納められている複数の刃具が廃却までに加工が可能な
総台数(総加工可能台数)を算出する。ここで、前述し
た通り、同一カセット内に納められている複数の刃具
(M本)の寿命は、基本的に同じである。
【0032】はじめに、(2)式により、対象としてい
るカセット内の1本の刃具が1回の刃研で加工できた平
均実績台数(1本当りの平均加工実績台数)を算出す
る。ここで、加工数は、LCカード51に記入された情
報である。尚、刃具1本当りの平均加工実績台数は、後
述するデータベース(D/B−C)を参照して使用して
も良い。
【0033】 (1本当りの平均加工実績台数)=Σ(加工数)/(加算したデータ件数) ・・・・・・・・・・(2) 次に、(3)式により、当該カセット当りの総加工可能
台数を算出する。但し、K(本実施形態では1)は補正
係数である。
【0034】 (当該カセット当りの総加工可能台数)=((残り刃研取代)/(基準刃研 代)+K)×(刃具1本当りの平均加工実績台数)×M ・・・・・・(3) 次に、ステップS12では、(4)式により、当該カセ
ットに納められている複数の刃具の廃却予定年月を算出
する。
【0035】 (当月末における生産可能台数)=(総加工可能台数)−(当月の残り生産 予定台数), (翌月末における生産可能台数)=(当月末の残り生産可能台数)−(翌月 の生産予定台数), (翌々月末における生産可能台数)=(翌月末の残り生産可能台数)−(翌 々月の生産予定台数),・・・・・ (N月末における生産可能台数)=((N−1)月末の残り生産可能台数) −(N月の生産予定台数), ・・・・・・(4) この計算を繰り返し、(N月末における生産可能台数)
≦0となったときのN月が廃却予定月である。例えば、
総加工可能台数が220台、1月から3月までの各月の
生産予定台数が100台、当該カセットが回収されたと
きの当月の残り生産予定台数が10台であれば、 (1月末における生産可能台数):180=220−40, (2月末における生産可能台数): 80=180−100, (3月末における生産可能台数):−20= 80−100, 従って、3月が廃却予定月である。
【0036】そして、算出したN月と当月との期間から
廃却予定年を求めれば、廃却予定年月が算出できる。
【0037】次に、ステップS13では、(5)式によ
り、当該カセットに納められている複数の刃具の廃却予
定日を算出する。
【0038】 (廃却予定日)=((廃却予定年月の前月における生産可能台数)/(廃却 予定年月における生産予定台数))×(廃却予定月の日数) ・・・(5) 例えば、上記のステップS12の例であれば、廃却予定
月の3月は31日まであるから、廃却予定日は、 (廃却予定日)=80/100×31=24.8≒25
(日) である。
【0039】次に、ステップS14では、(6)式によ
り、当該カセットに納められている複数の刃具の廃却予
定年月日を算出する。
【0040】 (廃却予定年月日)=(廃却予定年月)+(廃却予定日) ・・・(6) 従って、上記のステップS12及びステップS13の例
であれば、廃却予定年月日は、3月25日である。
【0041】図8は、本発明の一実施形態としての次回
の刃研予定年月日の算出処理を示すフローチャートであ
り、上記のステップS3の処理の詳細を示すものであ
る。
【0042】図中、ステップS31では、(7)式によ
り、当該カセットに納められている複数の刃具の次回の
刃研までに加工が可能な総台数(今回加工可能台数)を
設定する。
【0043】 (今回加工可能台数)=(1本当りの平均加工実績台数)×M ・・・・・・・・・(7) 次に、ステップS32では、(8)式により、当該カセ
ットに納められている複数の刃具の次回刃研予定年月を
算出する。
【0044】 (当月末における加工可能台数)=(今回加工可能台数)−(当月の残り生 産予定台数), (翌月末における加工可能台数)=(当月末の残り加工可能台数)−(翌月 の生産予定台数), (翌々月末における加工可能台数)=(翌月末の残り加工可能台数)−(翌 々月の生産予定台数),・・・・・ (N月末における加工可能台数)=((N−1)月末の残り加工可能台数) −(N月の生産予定台数), ・・・・・・(8) この計算を繰り返し、(N月末における加工可能台数)
≦0となったときのN月が次回刃研予定月である。そし
て、算出したN月と当月との期間から刃研予定年を求め
れば、刃研予定年月が算出できる。
【0045】次に、ステップS33では、(9)式によ
り、当該カセットに納められている複数の刃具の刃研予
定日を算出する。
【0046】 (刃研予定日)=((次回刃研予定年月の前月における加工可能台数)/( 刃研予定年月における生産予定台数))×(廃却予定月の日数) ・・(9) 次に、ステップS34では、(10)式により、当該カ
セットに納められている複数の刃具の次回刃研予定年月
日を算出する。
【0047】 (次回刃研年月日)=(次回刃研予定年月)+(刃研予定日) ・・(10 ) <発注支援処理>次に、図6のステップS5の発注支援
処理について図9から図13を参照して説明する。
【0048】図9は、本発明の一実施形態としての発注
支援処理における画面の表示ロジックを示す図である。
また、図10は、本発明の一実施形態としての表示メッ
セージの表わす内容を示す図である。
【0049】発注支援処理においては、マンマシンイン
タフェースである画面が図9に示す表示ロジックで表示
される。尚、図9に示す処理は、現在使用している刃具
についてそれぞれ行われるものとする。
【0050】図9において、ステップS51では、対象
となっている刃具に対して発注する必要が有る否かを算
出する。
【0051】算出方法は、発注数HS=(使用予測量)
−(在庫数)−(注残数)を算出することにより行う。
【0052】ここで、在庫数は、倉庫300に格納して
いる新品予備、及び刃研工場500において刃研するこ
とにより再生した刃具をいう。また、注残数は、注文済
みであるが納入待ちである刃具の数量である。また、当
該刃具の使用予測量は、生産予定台数と刃具の使用実績
データにより算出した値である。
【0053】発注数HS>0であれば当該刃具の「在庫
無し」、HS≦0であれば当該刃具の「在庫あり」とし
て発注数有りと判断する。
【0054】ステップS52では、ステップS51にて
「発注数有り」であるため、当該刃具が後述するツール
サーベイ(TS)データに登録されているか否かを検索
する。尚、詳細は後述するが、TSデータは、当該刃具
の代替え品等の情報が登録されている。検索の結果、T
Sデータが存在しない場合は、当該刃具をパターン0の
「自動発注」として表示する。また、TSデータには、
1つの刃具に対して複数の代替え品等の情報を登録する
ことが可能であり、(TSデータ)>0の場合は、当該
刃具をパターン0’の「TS保留」として表示する。
【0055】ステップS53では、ステップS51にて
「発注数なし」であるため、当該刃具をパターン9の
「0保留」として表示し、TSデータに登録されている
か否かを検索する。検索の結果、(TSデータ)>0の
場合は、当該刃具をパターン0’の「TS保留」として
表示する。
【0056】ステップS54では、ステップS53の検
索の結果、TSデータが存在しない場合は、前述した欠
品KPが有るか否かを判断し、欠品が無い場合はステッ
プS56に進む。また、欠品KP>0の場合はステップ
S55に進む。
【0057】ステップS55では、注残CZが有るか否
かを判断し、注残が無い場合は当該刃具をパターン1の
「発注!」として表示する。一方、注残CZ>0の場合
は、当該刃具をパターン2の「督促!」として表示す
る。
【0058】ステップS56の管理区分KKでは、当該
刃具の所定期間における出庫回数が所定回数より多い場
合は「F区分」と分類してステップS57に進む。
【0059】ステップS57では、当該刃具の在庫数Z
Kが安全在庫数AZより少ないか否かを判断する。一
方、安全在庫数AZより多い場合は、今回発注指示を行
う必要が無いため処理を終了する。
【0060】ステップS59では、ステップS57で当
該刃具の在庫数ZKが安全在庫数AZより少ないと判断
したため、注残CZが有るか否かを判断し、注残が無い
場合は当該刃具をパターン3の「発注?」として表示す
る。一方、注残CZ>0の場合は、当該刃具をパターン
4の「督促?」として表示する。
【0061】ステップS58では、ステップS56で当
該刃具の所定期間における出庫回数が所定回数よりは少
ないと判断したため、在庫数ZKの確認を行う。在庫数
が0より大きければ今回発注指示を行う必要が無いため
処理を終了する。
【0062】ステップS60では、在庫数ZKに応じて
ステップS59と同様の処理を行う。
【0063】図11から図13は、本発明の一実施形態
としての自動発注処理の画面表示例を示す図であり、各
画面には器工具番号で管理されている複数の刃具が表示
されている。図11及び図12の「発注NG」の欄に
は、それぞれ上述した表示ロジックによる処理により、
保留、督促の状態表示が成されている。また、画面の上
半分には、表示中の何れかの刃具を不図示のカーソルキ
ーで選択することにより、その選択した刃具の詳細な情
報が表示される。これらの画面において「発注データ確
認」の欄をクリックすると、図13の自動発注確定画面
が表示される。この確定画面に表示される器工具番号の
刃具は、オペレータが「本発注」の欄をクリックするこ
とにより調達部門600のP/C20を介して外部の業
者に発注される。
【0064】以上説明したように、刃具が刃研工場50
0に回収される度に刃具の寿命予測を行うことにより、
新品予備として倉庫300に在庫している刃具だけでな
く、様々な寿命を有するランニング中の刃具の状態を正
確に管理することができる。これにより、必要な新品刃
具の発注量及び発注時期を正確に予測できるため、適切
な発注支援を行うことができる。
【0065】また、刃具の寿命予測を行うとき、同一場
所で使用する同一刃具を1本単位ではなく、カセット単
位で行うことにより、P/C20が刃研予定日、廃却予
定日を演算する際の演算量(演算負荷)を低減できると
共に、D/B−A及びD/B−Cに記憶するデータ量を
低減できる。
【0066】
【刃具検討支援処理】以下、刃具検討部門100の刃具
検討支援システム110で行われる刃具検討処理につい
て説明する。刃具検討部門100では、上述した刃研工
場500から送られる使用中の刃具の実績情報の管理や
新製品(代替品)の刃具の調査や情報登録等を行ってい
る。刃具検討支援システム110は、それらの情報に基
づいて、現行の刃具から新製品の刃具への切り替え判断
の支援処理を行う。この支援処理に使用するのがTS画
面である。
【0067】図14は、本発明の一実施形態としてのツ
ールサーベイ画面の表示例を示す図である。同図に示す
ツールサーベイ画面は、1画面で1つの刃具を示してお
り、「起因番号」により管理されている。また、「ライ
ンNo」は、生産工場400内の生産ラインの番号であ
る。また、「工程」は、当該ラインNoの生産ラインに
おける作業工程の番号である。「現行器工具」の欄は、
現在当該生産ラインの当該作業工程において使用してい
る刃具(器工具)のスペック(仕様)が登録されてい
る。また、「検討器工具」の欄には、現在使用している
刃具(現行器工具)の代替え候補の刃具が存在する場合
にその刃具のスペックが登録される。「改善項目」及び
「目的」の欄には、検討器工具として登録されている刃
具が、現行器工具に対してどの観点から選択されたかを
表わすコードが登録される。画面下部の「実施計画」の
欄については後述する。
【0068】図15は、本発明の一実施形態としての刃
具検討支援処理におけるデータの流れを示す図であり、
刃具検討支援システム110のP/C20にて行われる
ソフトウェアの構成を示している。同図の刃具検討支援
処理には4つのデータベース(D/B)が使用される。
まず、その4つのD/Bについて説明する。
【0069】図17は、本発明の一実施形態としての使
用中の刃具情報が格納されるデータベース(D/B−
A)を示す図である。同図に示すように、D/B−Aに
は、刃具の識別番号である器工具番号をキーに、当該刃
具の材質や形状に関する刃具情報、当該刃具が使用され
る作業工程に関する工程情報、切削条件情報等が予め登
録されている。このD/B−Aには、複数の刃具の情報
が器工具番号をキーとして登録されるため、同一スペッ
ク(型式)の刃具であっても、工具情報、即ち使用場所
が異なれば、異なる器工具番号を付されて複数存在す
る。
【0070】図18は、本発明の一実施形態としての新
製品の刃具情報が格納されるデータベース(D/B−
B)を示す図であり、工程情報以外の項目はD/B−A
と略同様の項目が新製品について登録されている。この
場合、切削条件情報には、メーカのカタログスペックを
登録する。このD/B−B内のデータは、新製品情報入
力モジュールM1を使用して刃具検討部門100のオペ
レータが入力する。
【0071】図19は、本発明の一実施形態としての使
用中の刃具の実績情報が格納されるデータベース(D/
B−C)を示す図である。同図に示すように、D/B−
Cには、刃具の識別番号である器工具番号をキーに、当
該刃具の出庫数(所定期間内に倉庫から出庫した個数)
や刃研実績(廃却までに何回刃研できるか)等の使用実
績情報、当該刃具が1回の刃研で加工できる台数や廃却
までに加工できる台数等の生産実績情報が登録される。
このD/B−Cには、刃具実績登録モジュールM2によ
り、前述した刃研工場500にて入力されたLCカード
51の情報が自動的に登録されるものとする。
【0072】図15において、刃具実力算出モジュール
M3は、所定期間毎にD/B−AとD/B−Cとを比較
し、図20の(a)から(c)に示す実力データを算出
し、D/B−Dに登録する(尚、D/B−D内の一番古
いデータは削除される)。
【0073】図20は、本発明の一実施形態としての使
用中の刃具の実力情報が格納されるデータベース(D/
B−D)に格納される情報を示す図である。図中、
(a)は、異なる車種(車種Aから車種H)の類似した
加工箇所において使用されている刃具のコスト比較デー
タである。(b)は、異なる車種の類似した加工箇所に
おいて使用されている刃具の寿命データである。(c)
は、類似した加工箇所における刃具の寿命の相関データ
である。
【0074】図20の(a)から(c)において、[カ
レントベスト]として指し示してある刃具は、現在最良
な刃具としてシステム内で認識されており、現場側にて
現在使用中の刃具である。
【0075】刃具実力比較モジュールM4では、刃具実
力算出モジュールM3にて今回新しく登録した刃具実力
データと、D/B−D内に前回登録した同一の刃具の刃
具実力データとを比較する。そして、個々の刃具(加工
箇所)について、今回のデータが、予め登録した所定値
以上に前回データより悪化している刃具を抽出する。こ
こで、悪化しているとは、例えば図20のコスト比較
(a)における刃具(B)であれば、前回の0.8(円
/台)から所定値以上値が大きくなり、コストが高くな
ったときを言う。この比較・抽出処理により、現在カレ
ントベストとして登録されている刃具の実績データが悪
化し、最良な値ではなくなったら、この時点で一番良好
な(例えば、コストの安い)刃具をカレントベストとし
て登録する。
【0076】或は、刃具実力比較モジュールM4におけ
る他の方法として、今回のデータと、現在登録されてい
るカレントベストの刃具のデータとを比較し、予め登録
した所定値以上に差が有る刃具を抽出する。この比較・
抽出処理により、現在D/B−D内に登録されている複
数の刃具間において、最も条件の良い刃具(最良刃具)
と最も条件が悪い刃具(最悪刃具)とを抽出する。
【0077】故障原因入力モジュールM5は、破損等を
起こす刃具を、作業員が現場において特定できる場合
に、その刃具の器工具番号を入力するために使用するモ
ジュールである。
【0078】スペックの一部変更モジュールM6では、
最良刃具のデータと最悪刃具のデータとを、切削条件情
報の各項目毎に比較し、各項目毎に予め設定してある所
定値以上に差が有る項目については、最悪刃具のデータ
を最良刃具のデータに変更する。尚、故障原因入力モジ
ュールM5にて不具合を起している刃具が入力されてい
る場合は、その刃具を最悪刃具として直接設定する。こ
こで、変更する項目のデータとしては、切削時の回転
数、速度等である。このモジュールM6では、D/B−
A内の他の刃具に変更する場合に、TSデータの検討器
工具として登録される。また、現在使用中の刃具の使用
条件だけを変更する場合も、P/C20による処理上は
新たな異なる刃具として扱われ、TSデータの検討器工
具として登録される。そして、実際にその検討器工具に
よりテストを行う(M7)。
【0079】このテストの結果OKだった場合は、登録
更新モジュールM12により当該刃具を検討器工具から
現行器工具に更新すると共に、D/B−A内のデータを
更新する。前述した発注支援処理により発注される刃具
は、この更新処理以降新しく現行器工具としてD/B−
Aに登録された刃具になる。一方、テストの結果NGだ
った場合は、使用中の刃具間での変更モジュールM8に
より、D/B−D内の異なる車種の類似した加工箇所に
おいて使用されている複数の刃具において、切削条件情
報の各項目についてのデータが、各項目毎に予め設定し
てある所定値の範囲にあるか否かを判断する。そして、
その判断によって所定値の範囲にある項目が最も多かっ
た刃具を検討器工具として選択する。
【0080】選択した刃具は、TSデータの検討器工具
として登録し、その検討器工具により実際のテストを行
う(M9)。テストの結果OKだった場合は、登録更新
モジュールM12により上述の処理を行う。一方、テス
トの結果NGだった場合は、新製品の刃具情報と所定値
との比較モジュールM10により、D/B−B内の新製
品の刃具について、切削条件情報の各項目についてのデ
ータがそれぞれの項目の所定値の範囲にある刃具を選択
し、所定値の範囲にある項目が最も多い刃具を選択す
る。このとき、比較対象となる新製品が存在しない場合
は、これ以上選択肢がないので、現在使用している刃具
の使用を継続する。
【0081】D/B−B内の新製品から適当な刃具が選
択できた場合は、その刃具をTSデータの検討器工具と
して登録し、実際にその検討器工具により実際のテスト
を行う(M11)。テストの結果OKだった場合は、登
録更新モジュールM12により上述の処理を行う。この
場合、当該刃具に関するデータをD/B−BからD/B
−Aに登録を変更する。一方、テストの結果NGだった
場合は、これ以上選択肢がないので、加工対象のワーク
の設計を変更する。
【0082】ここで、TS画面下部の「実施計画」の欄
には、刃具検討部門100のオペレータが、上記の各フ
ェーズにおけるテスト結果や実施予定日等をその都度入
力する。また、前述した発注支援処理において、当該刃
具にTSデータが存在する場合はTS画面が表示される
ため、刃具管理部門200のオペレータは、当該刃具の
発注を検討する際、その刃具の代替え候補の検討器工具
が何であり、どのような状況であるか(代替えが実施さ
れるか、取りやめとするか等)を認識できる。
【0083】尚、上記の処理を行うタイミングは、新製
品の刃具をD/B−Bに登録した場合や、生産ラインの
特定の工程において不具合が断続的に発生し、その原因
が現在使用している刃具によるものと想定される場合等
に行えば良い。
【0084】図16は、本発明の一実施形態の変形例と
しての刃具検討支援処理におけるデータの流れを示す図
であり、刃具検討支援システム110のP/C20にて
行われるソフトウェアの構成を示している。本変形例で
は、図15の場合とは異なり、比較モジュールM21に
よってD/B−Aの刃具とD/B−Bの刃具とを比較す
る。
【0085】比較モジュールM21では、D/B−A内
の使用中の刃具について、D/B−B内の新製品の刃具
の切削条件情報の各項目のデータが、予め登録した各項
目の所定値の範囲にあるか否かを判断する。そして、所
定値の範囲にある項目が最も多い刃具を検討器工具とし
て選択する。
【0086】比較モジュールM21によって使用中の刃
具について適当な刃具(検討器工具)が選択できた場合
は、その刃具をTSデータの検討器工具として登録し、
実際にその検討器工具により実際のテストを行う(M2
2)。テストの結果OKだった場合は、登録更新モジュ
ールM23により図15の場合と同様な処理を行う。こ
の場合、選択した刃具が新製品だった場合は、当該刃具
に関するデータをD/B−BからD/B−Aに登録を変
更する。一方、テストの結果NGだった場合は、これ以
上選択肢がないので、現在使用している刃具の使用を継
続する。
【0087】以上説明したように、刃研工場500から
得られる使用中の刃具の情報をD/B−Aにより蓄積
し、D/B−B内に蓄積する新製品の情報と比較するこ
とにより使用中の刃具よりも好ましい代替え刃具を自動
的に選択できるようにした。これにより、ベテラン作業
者でなくても代替え刃具を容易に選定することができ
る。また、代替え刃具が存在する場合はTS画面(図1
4)にその旨の情報を表示した。これにより、刃具管理
部門200の業務担当者が、現在の代替え刃具の検討状
況を現行刃具の発注前に把握することができるため、現
場側の業務及び発注業務への影響を最小限にして、より
好ましい刃具への切り換え(代替え)業務を円滑に行う
ことができる。
【0088】尚、P/C20(図3)のハードウエアを
制御するところの、上述した実施形態におけるソフトウ
ェアを記憶したメモリ、フロッピーディスク等のコンピ
ュータが読み取り可能な記憶媒体も本発明のスコープに
含まれることは言うまでもない。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工具の寿命及び発注時期の正確な予測と、その予測に基
づく新品工具の適切な発注支援が可能な工具管理システ
ム及び工具管理プログラムを記録したコンピュータ読み
取りが可能な記録媒体の提供が実現する。
【0090】即ち、使用中の刃具の寿命予測をカセット
単位で行うことにより、新品予備として在庫している刃
具だけでなく、様々な寿命を有するランニング中の刃具
の状態を正確に管理することができる。これにより、必
要な新品刃具の発注量及び発注時期を正確に予測できる
ため、適切な発注支援が可能となり、結果として、適格
な在庫管理、及び棚資産の低減を図ることができる。
【0091】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての工具管理システム
の全体構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態としての工具管理システム
における各部門のパーソナルコンピュータの配置を示す
図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのパーソナルコンピ
ュータのブロック構成図である。
【図4】本発明の一実施形態としてのカセットの概略形
状を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態としてのカセットのLCカ
ードを示す図である。
【図6】本発明の一実施形態としての刃具の寿命予測及
び発注時期の算出処理の概略を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の一実施形態としての刃具の廃棄予定年
月日の算出処理を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態としての次回の刃研予定年
月日の算出処理を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態としての発注支援処理にお
ける画面の表示ロジックを示す図である。
【図10】本発明の一実施形態としての表示メッセージ
の表わす内容を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態としての自動発注処理の
画面表示例を示す図である。
【図12】本発明の一実施形態としての自動発注処理の
画面表示例を示す図である。
【図13】本発明の一実施形態としての自動発注処理の
画面表示例を示す図である。
【図14】本発明の一実施形態としてのツールサーベイ
画面の表示例を示す図である。
【図15】本発明の一実施形態としての刃具検討支援処
理におけるデータの流れを示す図である。
【図16】本発明の一実施形態の変形例としての刃具検
討支援処理におけるデータの流れを示す図である。
【図17】本発明の一実施形態としての使用中の刃具情
報が格納されるデータベース(D/B−A)を示す図で
ある。
【図18】本発明の一実施形態としての新製品の刃具情
報が格納されるデータベース(D/B−B)を示す図で
ある。
【図19】本発明の一実施形態としての使用中の刃具の
実績情報が格納されるデータベース(D/B−C)を示
す図である。
【図20】本発明の一実施形態としての使用中の刃具の
実力情報が格納されるデータベース(D/B−D)に格
納される情報を示す図である。
【符号の説明】
20 パーソナルコンピュータ(P/C), 21 CPU, 22 ディスプレイ, 23 キーボード, 24 ROM, 25 RAM, 26 記憶装置, 27 通信インタフェース, 28 プリンタ, 29 内部バス, 30 構内LAN, 100 刃具検討部門, 200 刃具管理部門, 300 倉庫, 400 生産工場, 500 刃研工場, 600 調達部門,

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の再生処理を施すことによって複数
    回の再生が可能な工具であって、その工具の所定の在庫
    数、現在の在庫数、並びに該再生処理を施して現在使用
    している工具の状態情報に基づいて、該工具の新品の発
    注時期と、該現在使用している工具の再生処理を施す時
    期とを予測する予測手段と、 その予測手段により予測した、前記工具の新品の発注時
    期と、前記現在使用している工具の再生処理を施す時期
    とに応じて、前記所定の在庫数を保持すべく、前記工具
    の新品の発注を支援する発注支援手段と、を備えること
    を特徴とする工具管理システム。
  2. 【請求項2】 所定の再生処理を施すことによって複数
    回の再生が可能な工具についての現在までの加工実績
    量、該工具の現在の長さ量、該工具が前記再生処理によ
    って消耗する長さを示す所定の長さ量、該工具の廃棄時
    期を表わす所定の長さ量、並びに該工具の今後の使用予
    定を表わす情報とに基づいて、該工具の寿命予測を行う
    寿命予測手段を備えることを特徴とする工具管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記寿命予測手段は、 前記工具の今後の使用予定を表わす情報として、前記工
    具に前記再生処理を施す日が属する月の加工予定量の当
    該日における残り加工予定量、及び当該月の翌月以降の
    月毎の加工予定量を使用して、前記工具の廃棄予定年月
    を算出する手段と、 前記廃棄予定年月における加工予定量及びその予定月が
    有する日数に基づいて、前記工具の廃棄予定年月日を算
    出する手段と、を含むことを特徴とする請求項2記載の
    工具管理システム。
  4. 【請求項4】 更に、前記廃棄予定年月日と、前記工具
    の注文から納入までのリードタイム情報とにより、前記
    工具の新品の発注予定年月日を算出する発注予定算出手
    段を備えることを特徴とする請求項3記載の工具管理シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 更に、前記現在までの加工実績量、前記
    工具に前記再生処理を施す日が属する月の加工予定量の
    当該日における残り加工予定量、及び当該月の翌月以降
    の月毎の加工予定量を使用して、前記工具に前記再生処
    理を施す予定年月を算出する手段と、 前記再生処理を施す予定年月における加工予定量及びそ
    の予定月が有する日数に基づいて、前記工具に前記再生
    処理を施す予定年月日を算出する手段と、を含むことを
    特徴とする請求項4記載の工具管理システム。
  6. 【請求項6】 更に、前記発注予定年月日及び前記再生
    処理を施す予定年月日に応じて、所定の予定在庫数及び
    現在の在庫数に基づいて、該所定の在庫数を保持すべ
    く、前記工具の新品の発注量を算出し、発注を支援する
    発注支援手段を備えることを特徴とする請求項5記載の
    工具管理システム。
  7. 【請求項7】 前記各手段は、略同じ寿命を有する複数
    の工具にまとめて管理することを特徴とする請求項1乃
    至請求項6の何れかに記載の工具管理システム。
  8. 【請求項8】 工具管理を行うプログラムを格納したコ
    ンピュータが読み取り可能な記憶媒体であって、その記
    憶媒体によりコンピュータを、 所定の再生処理を施すことによって複数回の再生が可能
    な工具であって、その工具の所定の在庫数、現在の在庫
    数、並びに該再生処理を施して現在使用している工具の
    状態情報に基づいて、該工具の新品の発注時期と、該現
    在使用している工具の再生処理を施す時期とを予測する
    予測手段と、 その予測手段により予測した、前記工具の新品の発注時
    期と、前記現在使用している工具の再生処理を施す時期
    とに応じて、前記所定の在庫数を保持すべく、前記工具
    の新品の発注を支援する発注支援手段として、動作させ
    ることを特徴とする記憶媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2005325484B2 (en) * 2005-01-21 2009-11-19 Illinois Tool Works Inc. Tool having an integral system for remotely ordering inventory
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CN113909995A (zh) * 2021-09-30 2022-01-11 上汽通用五菱汽车股份有限公司 一种刀具运行分析系统

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