JP2003167503A - 電子学習機、学習支援方法及び学習支援方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
電子学習機、学習支援方法及び学習支援方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JP2003167503A JP2003167503A JP2001369931A JP2001369931A JP2003167503A JP 2003167503 A JP2003167503 A JP 2003167503A JP 2001369931 A JP2001369931 A JP 2001369931A JP 2001369931 A JP2001369931 A JP 2001369931A JP 2003167503 A JP2003167503 A JP 2003167503A
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Abstract
形式で表示された問題について、同一の正解の語句を複
数の空所へ入力する際の煩雑さを軽減した電子学習機、
学習支援方法及び学習支援方法を実行するためのプログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を
提供する。 【解決手段】 ユーザがマウスなどの入力部17を使っ
て解答入力部18(正解が同一の語句である複数の空所
の1番目)に正解と思われる語句を入力すると、判定部
21が入力された語句データと記憶部19に記憶された
正解語句データとを比較し、正解であれば表示部23に
よって、その同一の語句に対応する空所のすべてに正解
の語句が表示される。
Description
支援方法及び学習支援方法を実行するためのプログラム
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関
し、特に複数の空所に同一の正解の語句が入る穴埋め形
式の問題を表示する電子学習機、学習支援方法及び学習
支援方法を実行するためのプログラムを記録したコンピ
ュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
題の題材の一例を示した図であり、図20は、穴埋め形
式で空所にする語句を抜き出すための状態を示した図で
あり、図21は、複数の空所に同一の正解の語句が入る
穴埋め形式で画面表示された問題の状態を示した図であ
る。
ると、重要語句などを抜き出して空所とし、穴埋め形式
にすることが考えられる。この題材での抜き出す語句
に、「対象労働者」と「対象業務」とを選んだとする。
その場合、図19の題材では、図20のように、「対象
労働者」という同一の語句について複数の空所になるべ
き部分と「対象業務」という同一の語句について複数の
空所になるべき部分とが生じている。
る場合、すべての部分を空所にしなければ、空所とせず
に残した語句がヒントになってしまい、問題としてはお
もしろみの欠けたものになってしまう。
働者」の部分を全て空所Aとし、「対象業務」の部分を
全て空所Bとして、問題として画面29に表示される。
一の語句が複数の空所に入る形式で画面表示された問題
では、空所ごとにその同一の正解の語句を入力しなけれ
ば、元の題材の形にはならない。すなわち、空所の数だ
けその同一の語句の入力が必要になってしまい煩雑であ
った。
業務」のように、同一の語句自体が複数ある場合には、
その煩雑さはそれに応じて増大してしまう。
け、その解答欄に入力するようにすれば、同一の語句が
複数であっても、同一の語句ごとに一回の入力ですむ。
しかし、同一の正解の語句が複数の空所に入るというこ
とからすれば、それだけ問題の全体を見渡して解答すべ
きであり、空所を全て埋めた題材の形にして解答するこ
とが本来の解答の仕方である。
自体が複数ある場合には、解答欄ではなく、空所自体に
正解の語句が入力されることで、次の語句の解答を考え
る上での思考の助けとなる。すなわち、解答欄を埋めて
いっても、空所だらけの問題を解くのは、視点を動かす
作業という形式的なところに力点が置かれたものになっ
てしまうのに対し、正解の語句が空所に埋まった状態で
次の空所に埋まる語句を考えて問題を解くのは、本来の
問題を解くという点に力点が置かれているものだと考え
られるからである。
一の正解の語句が入る穴埋め形式で表示された問題につ
いて、同一の正解の語句を複数の空所へ入力する際の煩
雑さを軽減した電子学習機、学習支援方法及び学習支援
方法を実行するためのプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体を提供することにある。
は、複数の空所に同一の正解の語句が入る穴埋め形式の
問題を表示する電子学習機において、所定の解答入力部
が表示されており、前記解答入力部に語句が入力された
ことに応答して、前記入力された語句が正解か否かを判
定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が正解の場
合には、前記同一の正解の語句が入るべき複数の空所の
すべてに前記入力された語句を表示する表示手段とを備
えたものである。
力されれば、一度の入力で同一の正解の語句が入るべき
複数の空所の全てに同一の正解の語句が表示される。そ
して、問題にさらに語句が入る空所があれば、正解の語
句が埋まった状態でその空所を埋める語句を考えること
ができる。
て、前記解答入力部は、前記問題の同一の正解の語句が
入るべき複数の空所の一つであるものである。
て用い、別途、解答欄を設けなくてもよく、問題以外の
表示スペースを余分に取らなくてすむ。
て、前記解答入力部は、前記問題の同一の正解の語句が
入るべき複数の空所の第1番目の空所であるものであ
る。
することで、問題を前から解くという思考順序に沿った
空所への語句の入力が行われる。
て、前記解答入力部は、前記問題の同一の正解の語句が
入るべき複数の空所とは別に設けられた解答欄であるも
のである。
答欄を解答入力部とすることで、解答すべき場所が明確
になり、また、問題全体を見渡しての語句の入力が行わ
れる。
て、前記解答入力部は、前記問題の同一の正解の語句が
入るべき複数の空所の一つ及び前記問題の同一の正解の
語句が入るべき複数の空所とは別に設けられた解答欄の
いずれか一方であることを特徴とするものである。
途設けられた解答欄とのいずれか一方であることから、
語句、問題の難易度などに応じて解答入力部を切り替え
ての入力を行える。
のいずれかにおいて、前記判定手段の判定結果が不正解
の場合には、不正解である旨を報知する報知手段を備え
たものである。
示したり、不正解である旨を音声で知らせる場合の他、
正解の語句を表示したり、正解の語句を音声で知らせる
場合が含まれる。そして、正解の語句の表示は、例え
ば、空所及び解答欄以外に表示部分を設けて表示しても
よく、空所の一部若しくは全部又は解答欄に正解の語句
を表示して行ってもよい。
て、解答入力部に入力した語句が誤りであることをユー
ザに知らせることができる。
のいずれかにおいて、前記表示手段は、前記判定手段の
判定結果が不正解の場合には、前記同一の正解の語句が
入るべき複数の空所のすべて及び前記解答入力部に正解
の語句を表示するものである。
部に正解の語句が入力された状態と同じ状態が結果的に
得られる。
て、前記表示手段は、前記同一の正解の語句が入るべき
複数の空所のすべて及び前記解答入力部に正解の語句を
表示した後、前記同一の正解の語句が入るべき複数の空
所のすべて及び前記解答入力部を再入力が可能な状態に
戻して表示するものである。
入力が可能になり、正解を意識しての語句の入力を行え
る。
一の正解の語句が入る穴埋め形式で画面表示された問題
に対してユーザが解答できる学習支援方法において、画
面表示された所定の解答入力部への語句の入力を受け付
ける第1のステップと、前記第1のステップで入力され
た語句が正解か否かを判定する第2のステップと、前記
第2のステップでの判定結果が正解の場合には、前記同
一の正解の語句が入るべき複数の空所のすべてに前記入
力された語句を画面表示する第3のステップとを含むも
のである。
力されれば、一度の入力で同一の正解の語句が入るべき
複数の空所のすべてに同一の正解の語句が画面表示され
る。そして、問題にさらに語句が入る空所があれば、正
解の語句が埋まった状態でその空所を埋める語句を考え
ることができる。
いて、前記第2のステップでの判定結果が不正解の場合
には、前記同一の正解の語句が入るべき複数の空所のす
べて及び前記解答入力部に正解の語句を画面表示する第
4のステップを含むものである。
部に正解の語句が入力された状態と同じ状態が結果的に
得られる。
おいて、前記第4のステップで前記同一の正解の語句が
入るべき複数の空所のすべて及び前記解答入力部に正解
の語句が画面表示された後、前記同一の正解の語句が入
るべき複数の空所のすべて及び前記解答入力部を再入力
が可能な状態に戻して画面表示する第5のステップを含
むものである。
入力が可能になり、正解を意識しての語句の入力を行え
る。
11のいずれかに記載の学習支援方法を実行するための
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体である。
たプログラムをコンピュータが読み取ることで、そのコ
ンピュータは電子学習機となり、請求項9から11のい
ずれかの学習支援方法を実行できる。
態を、図面に基づき説明する。図1は、本発明の実施の
形態にかかる電子学習機の一例を示した図である。
ュータで構成されている。但し、本発明は、電子学習機
1に限定される必要はなく、ワードプロセッサ、電子ブ
ック、電子百科事典、電子手帳などに適用されてもよ
い。さらに、本発明は、スタンドアローンの電子学習機
1以外に、インターネットなどの情報通信ネットワーク
を介した形態でもよく、この場合のシステムは複数のパ
ーソナルコンピュータ及びサーバで構成される。
からプログラムデータを読み出すCD−ROMドライブ
13と、CD−ROMから読み出されたデータ(正解の
解答プログラム及び問題ファイル等)がインストールさ
れるハードディスク5と、ハードディスク5からプログ
ラム等を読み出してメモリ9に記憶し、プログラムに従
った処理動作を実行するCPU7と、問題等を表示する
ディスプレイ3と、プログラムの動作を制御するための
指示を入力し、又は、学習を進めるための答え等のデー
タを、例えば対話形式にて入力するためのキーボード1
1及びマウス15により構成される。
概略ブロック図である。
部18と、記憶部19と、判定部21と、表示部23
と、表示制御部25と、報知部27とを備えている。
マウス15が該当する他、マイクロフォンなどでもよ
い。解答入力部18は、複数の空所に同一の正解の語句
が入る穴埋め形式で表示された問題に対してユーザが正
解と思われる語句を入力できる部分であり、同一の語句
に対して一つ設けられ、後述する表示部23によって表
示される。そして、ユーザが、入力部17を操作して解
答入力部18に正解と思われる語句を入力すると、入力
された語句データが判定部21に出力される。
ブ13で動作する図示していないCD−ROM、ハード
ディスク5、メモリ9のような記憶機能を備えているも
のが該当する。そして、記憶部19は、解答入力部18
から入力された語句データに対応する正解語句データを
判定部21に出力する。
る。そして、判定部21は、入力された語句データと正
解語句データとを比較して、解答入力部18に入力され
た語句が正解か否かを判定する。
当し、図1のCPU7が該当する表示制御部25によっ
て表示状態が制御される。
正解の場合に解答入力部18に入力された語句が不正解
である旨を報知するものである。このように報知を行う
のは、語句を入力しただけでは学習とは言えず、不正解
であれば、自問したりして正解の知識を得るまでが大切
なので、ユーザに入力された語句が不正解であることを
知らせるようにしている。そして、報知部27は、不正
解であることを音声で告げたり、正解の語句を告げたり
する図1でも図示しないスピーカの他、不正解であるこ
とを表示したり、正解の語句を表示したりする表示部2
3が兼ねる場合が含まれる。
の動作を説明するためのフローチャートである。図4
は、出題される問題の一例と解答入力部を説明するため
の図であり、図5は、図4の状態から解答入力部に複数
の空所Aについての同一の正解の語句と思われる語句が
入力されている状態を示した図であり、図6は、図5の
状態から入力された語句が正解の場合の表示状態を示し
た図であり、図7は、図6の状態から解答入力部に他の
複数の空所Bについても同一の正解の語句が入力された
後の表示状態を示した図であり、図8は、図4及び図5
の状態から入力された語句が不正解の場合の表示状態を
示した図である。
って問題が画面29に表示される。ここでの問題は、図
4に示すような同一の正解の語句が複数の空所に入る穴
埋め形式で表示される問題である。なお、図4の問題
は、図21と同じものである。
対しての解答入力部18である空所Aの第1番目に、語
句の入力が可能であることを示すため、カーソルが図4
に示すように表示される。
1番目に設定したのは、二つの理由による。第1は、空
所A自体を解答入力部18とすることで、別途解答入力
部を設けて表示する必要がなく、問題の表示領域をその
分だけ大きく使えるので、文字の大きさなどを見易いよ
うにできるからである。第2は、1番目の空所Aを解答
入力部18とすることで、問題を前から解くという思考
順序に沿った語句の入力が自然に行われるからである。
このような解答入力部18を複数の空所の1番目にする
ことに適した問題としては、方程式のような数学の問題
が挙げられる。
あると思われる語句を解答入力部18に入力する。具体
的には、図5に示すように、解答入力部18に語句の一
部である「た」という文字が入力されている。
いう語句の一部であり、ステップST4において、入力
された語句が正解か否かが判定部21で判定される。
「対象労働者」であることから、判定部21は正解と判
定する。そして、ステップST5において、複数の空所
Aの全てに同一の正解の語句である「対象労働者」が図
6のように表示される。
が入力されれば、一度の入力で同一の語句に対応する複
数の空所の全てに正解の語句が表示されるので、空所ご
とに同じ正解の語句を入力する必要がなく、ユーザの煩
雑さが軽減される。したがって、ユーザは、形式的な作
業の時間に煩わされず、思考を使うことに力点を置いた
学習を行える。
っているかが判断される。この空所は、正解の語句で埋
められた同一の語句以外の他の同一の語句についての複
数の空所であってもよいし、単独の語句についての空所
であってもよい。この問題では、図6に示すように、他
の同一の語句についての複数の空所Bがあるので、ステ
ップST2に戻って、空所Bについての解答入力部18
である空所Bの第1番目に、語句の入力が可能であるこ
とを示すため、カーソルが表示される。
労働者」という語句が埋まった状態で、空所Bに入るべ
き正解の語句が何であるかを考え、ステップST3から
ステップST5までの処理が繰り返されて、解答入力部
18に正解の語句である「対象業務」が入力されると、
図7に示すように、「対象業務」という同一の正解の語
句が一度の入力により空所Bの全てに表示される。
ついての解答入力部18に入力された語句が不正解の場
合について説明する。
ることから、ステップST7において、図8に示すよう
に、表示部23により、×印が表示されて不正解である
ことが報知され、空所Aの全てに同一の正解の語句が表
示される。
句に対応する空所Aの全てを再入力可能な状態にすべ
く、ユーザがEnterキーを押すと、一旦表示された
正解の語句である「対象労働者」の表示が消される。そ
して、ステップST2に戻って、解答入力部18である
空所Aの1番目にカーソルが表示され、ステップST3
以降の処理が可能になる。このように、再度の入力を可
能にしたのは、単に入力した語句が不正解であることを
認識して正解を入力することなく視認のみで次の語句の
解答に移るより、正解の定着がよいと考えられるからで
ある。
及び図5の状態から入力された語句が不正解の場合の他
の表示状態を示した図である。図8の場合には、×印の
表示と空所Aの全てに正解の語句「対象労働者」の表示
を行ったが、図9では、代わりに、正解の語句「対象労
働者」が入れられた正解表示欄31を表示して、不正解
の報知と正解の語句を知らせるようにしている。そし
て、ユーザがEnterキーを押すと、図8の場合と同
様に、再入力可能になる。なお、図9以外のさらに他の
方法としては、空所Aの一部(例えば1番目の空所であ
る解答入力部18)にのみ、不正解という文字を表示
し、その後に正解の語句を表示するようにしてもよい。
機の動作を説明するための他のフローチャートである。
図11は、出題される問題の一例と図4と異なる他の解
答入力部を説明するための図であり、図12は、図11
の状態から解答入力部に複数の空所Aについての同一の
正解の語句と思われる語句が入力されている状態を示し
た図であり、図13は、図12の状態から入力された語
句が正解の場合の表示状態を示した図であり、図14
は、図13の状態から解答入力部に他の複数の空所Bに
ついても同一語句が入力された後の表示状態を示した図
である。
て問題が画面29に表示される。ここでの問題は、図4
及び図21と同じものである。
空所A以外に別途設けられた解答欄であり、その空所A
に対応する解答欄にカーソルが表示される。
は、空所と区別して、解答すべき場所を明確にするため
であり、また、空所が問題の全体に広がって存在するよ
うな場合には問題全体を見渡して思考した上で入力すべ
き意識を持たせることが好ましいからである。解答入力
部18を解答欄とする問題としては、例えば法律の条文
などのように表現が繰り返される問題が挙げられる。
ると思われる語句を解答入力部18に入力する。具体的
には、図12に示すように、解答入力部18に語句の一
部である「た」という文字が入力されている。
いう語句の一部であり、ステップS4において、入力さ
れた語句が正解か否かが判定部21で判定される。
「対象労働者」であることから、判定部21は正解と判
定する。そして、ステップS5において、空所Aの全て
に同一の正解の語句である「対象労働者」が図13のよ
うに表示される。
の解答入力部18に正解の語句が入力される場合も、一
度の入力で同一の語句についての複数の空所の全てに正
解の語句が表示されるので、空所ごとに正解の語句を入
力する必要がなく、ユーザの煩雑さが軽減される。した
がって、ユーザは、形式的な作業の時間に煩わされず、
思考を使うことに力点を置いた学習を行える。
っているかが判断される。ここでの空欄は、同一の正解
の語句で埋められた複数の空所に対応する解答欄以外の
他の同一の語句についての複数の空所に対する解答欄で
あってもよいし、単独の語句についての空所に対する解
答欄であってもよい。この問題では、図13に示すよう
に、他の同一の語句についての複数の空所Bに対する空
欄があるので、ステップS2に戻って、解答入力部18
である空所Bに対する解答欄の空欄に、語句の入力が可
能であることを示すため、カーソルが表示される。
する解答欄に「対象労働者」という語句が埋まった状態
で、空所Bに対応する解答欄に入るべき正解の語句が何
であるかを考え、ステップS3からステップS5までの
処理が繰り返されて、図14に示すように、解答入力部
18である解答欄に正解の語句である「対象業務」が入
力されると、空所Bの全てに「対象業務」という正解の
語句が表示される。
いての解答入力部18である解答欄に入力された語句が
不正解の場合について説明する。
ことから、ステップS7において、図示を省略するが、
不正解が報知され、正解の語句が表示部23により空所
Aの全て及び対応する解答欄に正解の語句が表示され
る。
に対応する空所Aの全て及び対応する解答欄を再入力可
能な状態にすべく、ユーザがEnterキーを押すと、
一旦表示した正解の語句である「対象労働者」の表示が
消される。そして、ステップS2に戻って、解答入力部
18である空所Aに対応する解答欄にカーソルが表示さ
れ、ステップS3以降の処理が可能になる。
の語句の表示については、図8、図9と同様に行えばよ
い。すなわち、図8と同様にするには、解答欄付近で×
印を表示して不正解を報知し、解答欄及び空所Aの全て
に正解の語句を表示すればよく、図9と同様にするに
は、解答欄付近に正解の語句「対象労働者」が入れられ
た正解表示欄31を表示すればよい。さらに、不正解の
場合の他の方法として、不正解を報知して、解答欄には
正解を表示せずに空所Aの全てにのみ正解の語句を表示
する方法、空所Aの一部にのみ正解の語句を表示する方
法、解答欄にのみ正解の語句を表示する方法、空所Aの
一部及び解答欄に正解の語句を表示する方法がある。
機の動作を説明するためのさらに他のフローチャートで
ある。
うになっている。すなわち、ステップT1において、問
題が表示部23に表示され、解答入力部18が第1番目
の空所であるか否かが判断される。装置側が第1番目の
空所を解答入力部18として指定する場合には、ステッ
プT3に進んで、カーソルが表示され、図3のステップ
ST3以降の処理が行われ、装置側が解答欄を解答入力
部18として指定する場合には、ステップT4に進ん
で、空所に対応する解答欄の空欄にカーソルが表示さ
れ、図10のステップS3以降の処理が行われる。
解答欄のいずれかを解答入力部18として指定するよう
にしたが、ユーザが指定するようにしてもよい。指定の
仕方は、ユーザがマウスで入力したい空所の一つをクリ
ックするとカーソルが移動し、Tabキー等を押すとカ
ーソルが次の空所に移動するなどで行えばよい。
ことができるようにしているのは、前述したような理由
の他、語句、問題の難易度などによって、解答入力部に
適するものが変わることがあり、さらにユーザの好みや
能力などが異なることでその要望に答えるようにするこ
とが好ましいからである。
2に示した電子学習機で出題される他の問題の例を示し
た図である。ここでの問題は、方程式という数学の問題
である。
番目(解答入力部)に正解と思われる語句の入力が可能
であることを示すため、カーソルが表示される。そし
て、語句「3x」が入力されて、正解か否かが判定さ
れ、この場合は正解であることから、図17に示すよう
に、空所Aの全てには正解の語句「3x」が表示され
る。
正解と思われる語句の入力が可能であることを示すた
め、カーソルが表示される。そして、語句「5x」が入
力されて、正解か否かが判定され、この場合も正解であ
ることから、図18に示すように、空所Bの全てには正
解の語句「5x」が表示される。
力が行われ、入力された語句が正解か否か判定される処
理が行われる。なお、不正解の場合の処理は、図3及び
図10の処理と同様に行えばよい。
所の第1番目を解答入力部とする場合を示したが、複数
の空所のいずれの空所を解答入力部としてもよい。但
し、電子学習機側からユーザに対して解答入力部を指定
するのであれば、いずれの空所が解答入力部であるかを
ユーザに示すために、該当する空所にカーソルが表示さ
れるようにしておくことが好ましい。また、ユーザが複
数の空所のいずれかを選択できるようにしておき、選択
された空所を解答入力部としてもよい。
句が不正解の場合には、複数の空所の全て及び解答入力
部に正解の語句を表示し、その後、再入力が可能な元の
状態に戻すようにしたが、複数の空所の全て及び解答入
力部に正解の語句を表示した後、再入力することなく次
の語句に対する解答入力部への入力というように、次の
段階に移行してしまうようにしてもよい。
定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した技術
思想の範囲内において種々の変更が可能なのはいうまで
もない。
正解の語句が入力されれば、一度の入力で同一の正解の
語句が入るべき複数の空所の全てに同一の正解の語句が
表示されるので、空所ごとに正解の語句を入力する必要
がなく、入力の際の煩雑さが軽減される。
答入力部として用い、別途、解答欄を設けなくてもよ
く、問題以外の表示スペースを余分に取らなくてすむの
で、問題の表示スペースを大きくとることができ、文字
の大きさなどを見易いものにできる。
番目の空所にすることで、問題を前から解くという思考
順序に沿った空所への語句の入力が行われるので、例え
ば数学の方程式などの前から順序立てて解くような問題
での入力の煩雑さを軽減できる。
設けられた解答欄を解答入力部とすることで、解答すべ
き場所が明確になり、また、問題全体を見渡しての語句
の入力が行われるので、例えば法律の条文などの繰り返
しの表現が頻繁で全体を見渡して考える必要がある問題
での入力の煩雑さを軽減できる。
所の一つと別途設けられた解答欄とのいずれか一方であ
ることから、語句、問題の難易度などに応じて解答入力
部を切り替えての入力を行え、ユーザの要望に適切に応
じることができる。
が報知されて、解答入力部に入力した語句が誤りである
ことをユーザに知らせることができるので、ユーザが不
正解の語句を正解と誤ってインプットしてしまうことを
防ぐように働きかけることができる。
も、解答入力部に正解の語句が入力された状態と同じ状
態が結果的に得られ、ユーザは正解の語句を認識してそ
の正解の語句についての知識を得ることができる。
部への語句の入力が可能になり、正解を意識して語句の
入力を行え、ユーザは正解の語句を認識した上で再入力
という作業を行うことで正解の語句についての知識を確
実に定着させることができる。
解の語句が入力されれば、一度の入力で同一の正解の語
句が入るべき複数の空所の全てに同一の正解の語句が画
面表示されるので、空所ごとに正解の語句を入力する必
要がなく、煩雑さが軽減される。
にも、解答入力部に正解の語句が入力された状態と同じ
状態が結果的に得られ、ユーザは正解の語句を認識して
その正解の語句についての知識を得ることができる。
力部への語句の入力が可能になり、正解を意識して語句
の入力を行え、ユーザは正解の語句を認識した上で再入
力という作業を行うことで正解の語句についての知識を
確実に定着させることができる。
録された請求項9から11のいずれかの学習支援方法を
実行できるプログラムをコンピュータが読み取ること
で、そのコンピュータは電子学習機となり、請求項9か
ら11のいずれかの学習支援方法による効果が得られ
る。
を示した図である。
図である。
するためのフローチャートである。
ための図である。
いての同一の正解の語句と思われる語句が入力されてい
る状態を示した図である。
表示状態を示した図である。
についても同一の正解の語句が入力された後の表示状態
を示した図である。
解の場合の表示状態を示した図である。
態から入力された語句が不正解の場合の他の表示状態を
示した図である。
明するための他のフローチャートである。
答入力部を説明するための図である。
についての同一の正解の語句と思われる語句が入力され
ている状態を示した図である。
合の表示状態を示した図である。
所Bについても同一語句が入力された後の表示状態を示
した図である。
明するためのさらに他のフローチャートである。
る他の問題の例を示した図であって、第1の状態を示し
た図である。
る他の問題の例を示した図であって、第2の状態を示し
た図である。
る他の問題の例を示した図であって、第3の状態を示し
た図である。
を示した図である。
の状態を示した図である。
形式で表示された問題の状態を示した図である。
Claims (12)
- 【請求項1】 複数の空所に同一の正解の語句が入る穴
埋め形式の問題を表示する電子学習機において、 所定の解答入力部が表示されており、 前記解答入力部に語句が入力されたことに応答して、前
記入力された語句が正解か否かを判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果が正解の場合には、前記同一の
正解の語句が入るべき複数の空所のすべてに前記入力さ
れた語句を表示する表示手段とを備えた、電子学習機。 - 【請求項2】 前記解答入力部は、前記問題の同一の正
解の語句が入るべき複数の空所の一つである、請求項1
記載の電子学習機。 - 【請求項3】 前記解答入力部は、前記問題の同一の正
解の語句が入るべき複数の空所の第1番目の空所であ
る、請求項2記載の電子学習機。 - 【請求項4】 前記解答入力部は、前記問題の同一の正
解の語句が入るべき複数の空所とは別に設けられた解答
欄である、請求項1記載の電子学習機。 - 【請求項5】 前記解答入力部は、前記問題の同一の正
解の語句が入るべき複数の空所の一つ及び前記問題の同
一の正解の語句が入るべき複数の空所とは別に設けられ
た解答欄のいずれか一方であることを特徴とする、請求
項1記載の電子学習機。 - 【請求項6】 前記判定手段の判定結果が不正解の場合
には、不正解である旨を報知する報知手段を備えた、請
求項1から5のいずれかに記載の電子学習機。 - 【請求項7】 前記表示手段は、前記判定手段の判定結
果が不正解の場合には、前記同一の正解の語句が入るべ
き複数の空所のすべて及び前記解答入力部に正解の語句
を表示する、請求項1から6のいずれかに記載の電子学
習機。 - 【請求項8】 前記表示手段は、前記同一の正解の語句
が入るべき複数の空所のすべて及び前記解答入力部に正
解の語句を表示した後、前記同一の正解の語句が入るべ
き複数の空所のすべて及び前記解答入力部を再入力が可
能な状態に戻して表示する、請求項7記載の電子学習
機。 - 【請求項9】 複数の空所に同一の正解の語句が入る穴
埋め形式で画面表示された問題に対してユーザが解答で
きる学習支援方法において、 画面表示された所定の解答入力部への語句の入力を受け
付ける第1のステップと、 前記第1のステップで入力された語句が正解か否かを判
定する第2のステップと、 前記第2のステップでの判定結果が正解の場合には、前
記同一の正解の語句が入るべき複数の空所のすべてに前
記入力された語句を画面表示する第3のステップとを含
む、学習支援方法。 - 【請求項10】 前記第2のステップでの判定結果が不
正解の場合には、前記同一の正解の語句が入るべき複数
の空所のすべて及び前記解答入力部に正解の語句を画面
表示する第4のステップを含む、請求項9記載の学習支
援方法。 - 【請求項11】 前記第4のステップで前記同一の正解
の語句が入るべき複数の空所のすべて及び前記解答入力
部に正解の語句が画面表示された後、前記同一の正解の
語句が入るべき複数の空所のすべて及び前記解答入力部
を再入力が可能な状態に戻して画面表示する第5のステ
ップを含む、請求項10記載の学習支援方法。 - 【請求項12】 請求項9から11のいずれかに記載の
学習支援方法を実行するためのプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013072927A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Dainippon Printing Co Ltd | 情報処理システム、及びプログラム |
JP2013072926A (ja) * | 2011-09-27 | 2013-04-22 | Dainippon Printing Co Ltd | コンピュータ装置及びプログラム |
-
2001
- 2001-12-04 JP JP2001369931A patent/JP3935718B2/ja not_active Expired - Lifetime
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