JP2003165876A - 粉体成形用樹脂組成物 - Google Patents

粉体成形用樹脂組成物

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 製造が容易で、粉体成形における脱型時の耐
折り皺性に優れ、改善された耐熱性を有する成形品を与
える粉体成形用の樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 (1)(a)ポリプロピレン樹脂20〜
80重量部、(b)オレフィン系熱可塑性エラストマー
80〜20重量部(但し、(a)と(b)の合計は10
0重量部である。)とからなる(1)ポリプロピレン樹
脂組成物30〜70重量部と、(2)芳香族系ビニル化
合物−共役ジエン共重合体の水素化物70〜30重量部
((1)と(2)の合計は100重量部である。)とを
含んでなる粉体成形用樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体成形用樹脂組
成物に関し、詳しくは、耐熱性、耐折れ曲げ性や耐摩耗
性に優れた成形品を与える、その調製が容易な粉体成形
用樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のインストルメントパネル、コン
ソールボックス、ドアトリム、グローブボックスなどの
内装部品の表皮材は、従来ほとんど軟質塩化ビニル樹脂
成形品が使用されてきたが、最近は、廃品の焼却時に塩
化水素を発生しない樹脂で、しかもリサイクル利用の容
易なオレフィン系樹脂材料による成形品が望まれるよう
になっている。そのため多くのオレフィン系樹脂組成物
が粉体成形用材料として提案されている(例えば、特開
平5−1183号公報、特開平5−5050号公報、特
開平6−170871号公報、特開平6−226763
号公報、特開平7−178742号公報、特開平8−2
17927号公報など)。しかし、これらによると、概
して成形品は、耐光性が悪く、また、従来の軟質塩化ビ
ニル樹脂ほどの柔軟性がなく、軟化剤を添加すると成形
品表面にブリードが生じてべたつくという問題があっ
た。
【0003】本出願人は、上記の問題点を解決すべく検
討した結果、結合スチレン量が20〜50重量%で特定
範囲の数平均分子量を有するスチレンとブタジエンのS
BS型ブロック共重合体(S:ポリスチレンブロック、
B:ポリブタジエンブロック)の水素化物(SEBS)
を含む組成物が、自動車の内装材の表皮等の粉体成形材
料として好適であることを見出した(特開平5−279
484号公報)。しかし、上記の水素化物を用いた成形
品は、耐熱性が十分とはいえず、耐熱性を補うためにポ
リプロピレン樹脂(PP)を配合する方法(特開平7−
82433号公報)、さらにポリオレフィンを配合する
方法(特開2000−336219)などが提案され
た。
【0004】ところが、PPはSEBSとの相溶性が低
いことから、加工性が悪く、両者が均一に混合された組
成物を得ることが困難であったり、PPの高結晶性のた
め、スラッシュ成形における脱型の際に成形品に折り皺
が生じ易いという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の状況に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、製造が容
易で、粉体成形における脱型時の耐折り皺性に優れ、改
善された耐熱性を有する成形品を与える粉体成形用の樹
脂組成物を提供することである。本発明者らは、上記目
的を達成すべく検討した結果、ポリプロピレン樹脂とオ
レフィン系熱可塑性エラストマーからなるポリプロピレ
ン樹脂組成物はSEBSとの相溶性が改良され、脱型時
の折れ皺も生じず、得られる粉体成形品は耐摩耗性にも
優れていることを見出し、この知見に基づいて本発明を
完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】かくして本発明によれ
ば、(1)(a)ポリプロピレン樹脂20〜80重量
部、(b)オレフィン系熱可塑性エラストマー80〜2
0重量部(但し、(a)と(b)の合計は100重量部
である。)とからなるポリプロピレン樹脂組成物30〜
70重量部と、(2)芳香族系ビニル化合物−共役ジエ
ン共重合体の水素化物70〜30重量部((1)と
(2)の合計は100重量部である。)とを含んでなる
粉体成形用樹脂組成物が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳細に説明する。
本発明で使用するポリプロピレン樹脂は、プロピレン単
独重合体(結晶性)またはプロピレン50重量%以上と
炭素数2〜12の他のα−オレフィンとの共重合体であ
る。ここで、プロピレンと炭素数2〜12のα−オレフ
ィンとの共重合体には、ランダム共重合体、交互共重合
体ならびにリニアおよびラジアルのブロック共重合体が
含まれる。これらのポリプロピレン樹脂は、通常、チー
グラー・ナッタ系触媒などを用いて重合することにより
製造される。上記α−オレフィンとしては、例えば、エ
チレン、ブテン−1、4−メチル−ペンテン−1、オク
テン−1などか挙げられる。ポリプロピレン樹脂のメル
トフローレート(以下、MFRと記す。)は特に限定さ
れないが、JlS K7210によるMFR(荷重2.
16kg、測定温度230℃、単位はg/10minで
ある。)が5以上のものが好ましく、MFRが20以上
のものがより好ましい。ポリプロピレン樹脂のMFRが
小さすぎると、溶融性が悪くて成形品にピンホールが発
生し易くなる恐れがあるので好ましくない。
【0008】本発明で使用するオレフィン系熱可塑性エ
ラストマーは、通常TPOまたはTPEと呼ばれるもの
で、例えば、EPR(エチレン−プロピレン共重合ゴ
ム)やEPDM(エチレン−プロピレン−非共役ジエン
モノマー三元共重合ゴム)とPPやPP/PE(ポリエ
チレン)をブレンドしたもの、上記のブレンドをPPや
PP/PEの溶融下にEPDM等を架橋させるいわゆる
動的架橋によってPP等のマトリックス相中にEPDM
等を分散させたもの(エラストマーアロイ)、リアクタ
ー(Reactor)TPOと称される、PPの重合に
引き続きプロピレンとエチレンを共重合させて得られる
エチレン/プロピレン共重合体(EPR)ブロック部分
が多いプロピレン系ブロック共重合体などが挙げられ
る。これらはいずれも市販品があり、入手可能である。
なかでもプロピレン系ブロック共重合体(リアクターT
PO)が好ましく、トクヤマ(株)製P.E.R.とし
て市販されている。
【0009】前記プロピレン系ブロック共重合体(リア
クターTPO)は、エチレン/プロピレン共重合体ブロ
ック成分(EPR成分)とポリプロピレンブロック成分
(PP成分)の割合が、PP成分が1〜40重量%、好
ましくは5〜20重量%であり、EPR成分が60〜9
9重量%、好ましくは80〜95重量%である。また、
EPR成分はエチレンとプロピレンのランダム共重合体
からなり、通常、エチレンに基づく単量体単位の割合が
10〜40モル%、好ましくは15〜35モル%であ
る。さらに、プロピレン系ブロック共重合体の分子量
は、135℃、テトラリン溶媒中で測定した極限粘度が
6〜30dl/gであり、好ましくは10〜20dl/
gである。プロピレン系ブロック共重合体の極限粘度が
6dl/g未満では、弾性回復性が損なわれ、30dl
/gを超えると溶融流動性が低下し、樹脂組成物の成形
が著しく困難となる。
【0010】本発明で使用する芳香族ビニル化合物−共
役ジエン共重合体の水素化物としては、スチレン、α−
メチルスチレン、ビニルトルエンなどの芳香族ビニル化
合物の少なくとも1種と、ブタジエン、イソプレン、
1,3−ペンタジエンなどの共役ジエンの少なくとも1
種をランダムあるいはブロック共重合させて得られるラ
ンダム共重合体またはブロック共重合体の共役ジエン単
位を水素化して得られるものが挙げられる。なかでも好
ましいのは、水素化ブロック共重合体である。
【0011】上記のランダム共重合体としてはスチレン
−ブタジエン共重合ゴム(SBR)、ブロック共重合体
としてはABA型のリニアおよびラジアルブロック共重
合体(Aはポリスチレンブロック、Bはポリブタジエン
ブロックまたはポリイソプレンブロック)が好ましいも
のとして挙げられる。上記の水素化されたブロック共重
合体は、SEBS、SEPS(S:ポリスチレン、E:
ポリエチレン、B:ポリブチレン、P:ポリプロピレ
ン)と通常呼ばれている。これらの水素化物は、通常、
重合体鎖中の不飽和二重結合の80モル%以上、好まし
くは90モル%以上、より好ましくは95モル%以上が
水素化されたものである。芳香族ビニル化合物−共役ジ
エン共重合体の水素化物中の芳香族ビニル化合物単位の
含有量(以下では結合芳香族ビニル量ということがあ
る。)は、通常、 5〜50重量%、好ましくは10〜3
0重量%である。結合芳香族ビニル量が少なすぎると粉
体成形の際にブロッキングが生じ易いので好ましくな
い。多すぎると成形品の硬度が増大するので好ましくな
い。
【0012】本発明の粉体成形用樹脂組成物は、上記の
重合体成分中のポリプロピレン樹脂とオレフィン系熱可
塑性エラストマーからなるポリプロピレン樹脂組成物
(1)と芳香族ビニル化合物−共役ジエン共重合体の水
素化物(2)を含んでなるものである。ポリプロピレン
樹脂組成物(1)は、(a)ポリプロピレン樹脂20〜
80重量部、好ましくは30〜70重量部と、(b)オ
レフィン系熱可塑性エラストマー80〜20重量部、好
ましくは70〜30重量部(但し、(a)と(b)の合
計は100重量部である。)からなるものである。ポリ
プロピレン樹脂が少なすぎると耐熱性が低下し、多すぎ
ると脱型時に折り皺が生じ易くなるので好ましくない。
上記のポリプロピレン樹脂組成物(1)と芳香族ビニル
化合物−共役ジエン共重合体の水素化物(2)の割合
は、(1)が30〜70重量部、好ましくは40〜60
重量部、(2)が70〜30重量部、好ましくは60〜
40重量部(但し(1)と(2)の合計は100重量部
である。)である。ポリプロピレン樹脂組成物(1)が
少なすぎると溶融性が低下し、多すぎると折れ皺が生じ
易く、また成形品の耐傷付性が低下するので好ましくな
い。
【0013】本発明の粉体成形用樹脂組成物は、各重合
体成分が上記の割合で含まれている限り、製造方法は特
に限定されるものではない。また、使用する各重合体成
分の形態や形状なども特に制限されない。製造方法とし
ては、例えば、全重合体成分を一括して混合機に投入し
て混合する方法、先ずポリプロピレン樹脂組成物を、ロ
ール、一軸あるいは二軸押出機、バンバリーミキサー、
ニーダー等の通常の混合機を用いて調製し、これと芳香
族ビニル化合物−共役ジエン共重合体の水素化物とを上
記と同様にして混合して製造する方法などが挙げられ
る。
【0014】また、本発明の樹脂組成物には、所望によ
り種々の添加剤を添加することができる。例えば、成形
時の離型性向上および貯蔵時のブロッキング防止のため
に、バリウムステアレート、カルシウムステアレート、
マグネシウムステアレート、亜鉛ステアレート、アルミ
ニウムステアレートなどの金属石鹸類、多価アルコール
の脂肪酸エステル類を添加することができる。その他の
添加剤として、公知の各種安定剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、顔料などを添加すること
ができる。また、公知の可塑剤もべたついたり、成形性
を損なわない範囲で添加することができる。
【0015】さらに、本発明の趣旨が損なわれない範囲
で、上記の重合体成分以外の重合体を併用することもで
きる。このような重合体としては、例えば、アクリロニ
トリル−ブタジエン−スチレン樹脂(ABS樹脂)、ア
クリロニトリル−スチレン樹脂(AS樹脂)、エチレン
−酢酸ビニル樹脂(EVA樹脂)、ノルボルネン系樹
脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリカー
ボネート樹脂、ポリブタジエン樹脂などが挙げられる。
さらに、スチレンなどの芳香族ビニル化合物とエチレ
ン、プロピレンなどのα−オレフィンを特開平3−77
05号公報、特開平7−70223号公報や特開平10
−168112号公報などに記載の方法で共重合させて
得られる芳香族ビニル化合物−α−オレフィン共重合体
などが挙げられる。これらの他の重合体の使用量は、本
発明の樹脂組成物中40重量%以下、好ましくは30重
量%以下の範囲である。
【0016】本発明の粉体成形用樹脂組成物は、粉末状
で使用される。樹脂組成物を粉末にするには、、ターボ
ミル、ローラミル、ボールミル、遠心力粉砕機、パルベ
ライザーなどの従来公知の粉砕機を用いて粉砕すること
により、粉体流動性に優れた粉末状樹脂組成物を調整す
ることができる。粉末の粒径は、通常、50〜500μ
m、好ましくは100〜300μmの範囲である。この
平均粒径が小さすぎると粉砕工程の効率が悪い上に貯蔵
時に凝集しやすく、逆に大きすぎると、成形品のキメが
荒くなり、厚さの薄い成形品の場合にはピンホールが発
生し易くなるので好ましくない。
【0017】このような粉末状の本発明の粉体成形用樹
脂組成物は、粉体スラッシュ成形、流動浸漬成形または
粉体回転成形などの種々の粉体成形方法に適用でき、特
にインストルメントパネル、ヘッドレスト、コンソール
ボックス、ドアトリム、アームレストなどの自動車内装
品の表層用の粉体成形材料として好適に使用することが
できる。
【0018】
【実施例】以下に実施例と比較例を挙げて本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定される
ものではない。なお、部数および%は特記のない限り重
量基準である。また、試験方法は下記のとおりである。
【0019】(1)耐折曲げ性 粉体成形用樹脂組成物粉体を用いてスラッシュ成形し、
シート状成形品(厚さは約1mm)を折曲げ皺が残らな
いようにして金型から離型し、15×50mmの試験片
を切り取る。この試験片を23℃の室内で180度折り
曲げ、その状態で水平面に置き、1kgの分銅を10秒
間載せた後取り除き、直ちに水平面と折り曲げシートと
の角度を測定する。同様にして65℃において実施す
る。数値が小さい程、耐折り曲げ性は良好である。 (2)耐摩耗性 (1)と同様にして切り取った30×80mmの試験片
を、それが往復移動可能なテーブル上に載置し、幅20
mmの鋼製摩擦子(金幅3号を4枚重ねて被覆したも
の)を試験片上にのせ、これに2.5kgfの荷重を掛
け、試験片の表面を60サイクル/分の速さで5往復さ
せ、その時の試験片の表面の白化度合いを観察した。結
果の表示は以下のとおりである。 ○:白化しない ×:白化する
【0020】(3)耐熱性 (1)と同様にして切り取った150×100mmの試
験片を、120℃のオーブンに100時間放置する。そ
の後取り出した試験片を室温で1時間放置し、表面のべ
とつきの程度を触手にて評価した。結果の表示は以下の
とおりである。 ○:表面がべたつかない ×:表面がべたつく
【0021】実施例1〜3、比較例1〜2 表1に示す種類および量の各重合体成分を二軸押出機
(東芝機械(株)製TEM35B)により混練し、ペレ
ット化した後、ターボミルにて粉砕し、粉末状の各粉体
成形用樹脂組成物を得た。得られた各粉末状樹脂組成物
を用い、スラッシュ成形による溶融性の試験をするとと
もに、得られたシートを用いて耐折曲げ性、耐摩耗性、
耐熱性を評価した。結果を表1に示す。
【0022】
【0023】表1の結果から、本発明の樹脂組成物を用
いた成形体は、耐折曲性、耐摩耗性および耐熱性が良好
であることが分かる(実施例1〜3)。一方、プロピレ
ン系ブロック共重合体を配合しない場合(比較例1)と
PP樹脂を配合しない場合(比較例2)は、耐折曲性と
耐摩耗性が不良である。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、製造が容易で、耐折曲
げ性、耐熱性、耐摩耗性などに優れた粉体成形品が得ら
れる粉体成形用樹脂組成物が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳井 康一 東京都港区芝公園2−4−1 ゼオン化成 株式会社内 (72)発明者 小林 俊哉 東京都港区芝公園2−4−1 ゼオン化成 株式会社内 Fターム(参考) 4J002 AC11Y BB12W BB14W BB15W BB15X BP01Y BP02X GN00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)(a)ポリプロピレン樹脂20〜
    80重量部、(b)オレフィン系熱可塑性エラストマー
    80〜20重量部(但し、(a)と(b)の合計は10
    0重量部である。)とからなるポリプロピレン樹脂組成
    物30〜70重量部と、(2)芳香族系ビニル化合物−
    共役ジエン共重合体の水素化物70〜30重量部
    ((1)と(2)の合計は100重量部である。)とを
    含んでなる粉体成形用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 オレフィン系熱可塑性エラストマーが、
    プロピレン系ブロック共重合体である請求項1に記載の
    粉体成形用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 芳香族系ビニル化合物と共役ジエンとの
    共重合体の水素化物が、芳香族系ビニル化合物と共役ジ
    エンとのブロック共重合体の水素化物である請求項1に
    記載の粉体成形用樹脂組成物。
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JP2003192836A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Nippon Zeon Co Ltd 粉体成形用樹脂組成物
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