JP2003165582A - 電子レンジ用トレイ及びそれを用いた食品包装体 - Google Patents

電子レンジ用トレイ及びそれを用いた食品包装体

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Keitaku Sasaki
敬卓 佐々木
Hirosuke Nagahiro
啓輔 永広
Mizuho Yamada
山田瑞穂
Eiko Furumoto
映子 古本
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YUKIJIRUSHI REITO SHOKUHIN KK
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加熱によって流動化した食品材料が垂れるの
を防止できると共に、均一に高温加熱でき、更に、加熱
調理時に発生した蒸気によって蒸れるのを防止できる電
子レンジ用トレイ、及び、それを用いた食品包装体を提
供すること。 【解決手段】 冷凍食品を載置して電子レンジでの加熱
調理に用いる略平皿状のトレイにおいて、冷凍食品が載
置されるトレイの載置部に、冷凍食品を支持する複数の
リブを立設し、中央側の載置部に配置された中央側リブ
の高さを、周縁側の載置部に配置された周縁側リブの高
さより低くすると共に、複数の中央側リブの間、並び
に、中央側リブと周縁側リブとの間、複数の周縁側リブ
の間に、加熱調理時に発生する蒸気の排出路を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍ピザなどの冷
凍食品を載置して電子レンジでの加熱調理に用いるトレ
イ、及び、そのトレイを用いた食品包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍食品を載置して電子レンジでの加熱
調理に用いる略平皿状のトレイは公知である。そのよう
なトレイを使って加熱調理する食品には、冷凍ピザなど
の冷凍食品が挙げられる。冷凍ピザには、加熱によって
流動化するシュレッドチーズがトッピングされている。
冷凍ピザのように、加熱によって流動化する食品材料を
有する冷凍食品は少なくない。
【0003】冷凍ピザを従来のトレイに載置して電子レ
ンジで加熱すると、シュレッドチーズか溶融して、ピザ
クラストの周縁から垂れてしまうことが多い。また、従
来のトレイによると、トレイと冷凍ピザとが広い面積で
密着するので、加熱調理時に発生した蒸気によって、ピ
ザクラストが蒸れてしまっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、従
来技術の問題点を解消するため、加熱によって流動化し
た食品材料がピザクラストの周縁から垂れるのを防止で
きると共に、ピザクラストを均一に高温加熱でき、更
に、加熱調理時に発生した蒸気によってピザクラストが
蒸れるのを防止できる電子レンジ用トレイ、及び、それ
を用いた食品包装体を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の電子レンジ用トレイは、次の構成を備え
る。すなわち、冷凍食品を載置して電子レンジでの加熱
調理に用いる略平皿状のトレイにおいて、冷凍食品が載
置されるトレイの載置部に、冷凍食品を支持する複数の
リブを立設し、中央側の載置部に配置された中央側リブ
の高さを、周縁側の載置部に配置された周縁側リブの高
さより低くすると共に、複数の中央側リブの間、並び
に、中央側リブと周縁側リブとの間、複数の周縁側リブ
の間に、加熱調理時に発生する蒸気の排出路を設けるこ
とを特徴とする。
【0006】ここで、中央側リブを、同心円状または渦
巻き状に配列して、加熱調理時に発生する蒸気の排出路
の形成に寄与させてもよい。なお、中央側リブの最中央
部分を、その外側の中央側リブより若干高くして、加熱
調理時に発生する蒸気の排出効率向上に寄与させてもよ
い。
【0007】中央側リブと周縁側リブとを一体化して、
トレイの周縁から中央に向かって伸びた一本の曲線状に
して、トレイの強度増強や調理時におけるピザクラスト
の割れ防止に寄与させてもよい。
【0008】トレイの周縁を、略U字状に屈曲した形状
にして、トレイの強度向上に寄与させてもよい。
【0009】トレイの周縁に設けられたフランジに、上
に膨出した凸状部と下に膨出した凹状部とを設けて、ト
レイを重ねた時の分離しやすさに寄与させてもよい。
【0010】載置部に、マイクロ波によって発熱するフ
ィルム状の発熱体を付設して、均一な高温加熱に寄与さ
せてもよい。
【0011】載置部の周縁の下部に脚部を設けて、均一
な加熱調理に寄与させてもよい。
【0012】このような電子レンジ用トレイに、加熱に
よって流動化する食品材料を有する冷凍食品を載置し、
シュリンクフィルムで包装して、食品包装体としてもよ
い。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施形態を、図
面に示した実施例を基に説明する。ここでは、シュレッ
ドチーズがトッピングされた冷凍ピザのための電子レン
ジ用トレイを例示するが、本発明のトレイは、加熱によ
って流動化する食品材料を有する冷凍食品一般に適用可
能である。図1及び2は、本発明によるトレイの平面図
及び正面断面図である。トレイの概形は略平皿状であ
り、その上面のうち周縁(20)を除いた略全域が、冷
凍ピザの載置される載置部(10)を形成している。
【0014】載置部(10)の略全面には、略網目状の
小さな凹凸(11)が施されている。この凹凸(11)
は、トレイの強度増強の他に、冷凍ピザがもし接触した
場合にその面積を減少させることで、ピザクラストの蒸
れを防止する。
【0015】載置部(10)には、凹凸(11)の他
に、冷凍ピザに接して支持する複数のリブ(12)(1
3)(14)(15)(16)が同心円状に立設してい
る。図示のリブは、頂部が平らな台状であるが、頂部を
曲面にして、冷凍ピザとの接触面積を減らしてもよい。
いずれにしろ、ピザクラストは、リブの頂部に支持され
るので、その裏面に空隙ができて蒸れが防止される。
【0016】これら複数のリブのうち、中央側の載置部
(10)に配置された中央側リブ(12)(13)(1
4)(15)の高さは、周縁側の載置部(10)に配置
された周縁側リブ(16)の高さより低く形成されてい
る。そのため、ピザクラストが加熱に伴って軟化する
と、その中央部が低い形状に変形する。従って、加熱に
よって流動化したシュレッドチーズは、周縁側から中央
に向かって集まり、外部に垂れるのが防止される。ま
た、ピザクラストの中央部が低く窪むので、そこにマイ
クロ波が集中しやすく、加熱しにくかった箇所の加熱が
促進され、ピザ全体を均一に高温加熱できる。
【0017】軟化したピザクラストは、自重により、そ
の中央ほど低く変形しやすい。変形が大きくなった場
合、ピザクラストが載置部(10)の凹凸(11)まで
達する危惧がある。そこで、最中央に位置する中央側リ
ブ(12)を、他の中央側リブ(13)(14)(1
5)より若干高くして、蒸気の排出効率向上とピザクラ
ストの安定支持に寄与させてもよい。また、リブ(1
2)(13)(14)(15)(16)の上部に小孔や
スリット等の通気孔(12a)(13a)(14a)
(15a)(16b)を開口することで、ピザクラスト
から発生した蒸気をトレイの下面に排出して、ピザクラ
ストが蒸れることを防止してもよい。
【0018】また図示のように、各リブは小さくて、そ
れらの間には、十分な容積の空隙が形成されている。そ
のため、この空隙が、加熱調理時に発生する蒸気の排出
路となって、ピザクラストが蒸気によって蒸れるのが防
止される。特に、図示の各リブは、同心円状に配列され
ているので、電子レンジ台の回転に伴って蒸気が排出さ
れやすく構成されている。
【0019】トレイの周縁(20)には、複数の周縁側
リブ(16)の間に、周縁より低い段差部(21)(2
1a)が2段形成されている。各リブの間の空隙を経た
蒸気は、この段差部(21)(21a)から外部へ排出
される。また、この段差部(21)(21a)は、加熱
調理後のピザを取り出す際に、ピザの端を把持しやすく
している。なお、周縁側リブ(16)の上面のうち周縁
側は、上方に向かって屈曲して、立壁部(16a)を形
成している。ピザは、この立壁部(16a)によって横
ずれが防止され、載置部(10)に安定して置かれる。
【0020】トレイの材質としては、ポリプロピレンと
ポリエチレンとの混合物や、フィラー入りポリプロピレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレン等の合成樹脂、また
は、葦製等のパルプ、陶磁器などが利用できる。薄いシ
ート状のポリプロピレンとポリエチレンとの混合物等を
用いる場合は、トレイの周縁(20)を、上に凸状に屈
曲した略U字状などの形状にして、トレイの強度向上に
寄与させることが好ましい。
【0021】トレイの周縁(20)に設けられたフラン
ジ(22)に、上に膨出した凸状部(23)と下に膨出
した凹状部(24)とを設けてもよい。すると、トレイ
を重ねる時に、上側のトレイの凹状部(24)の下に、
下側のトレイの凸状部(23)を位置させるか、また
は、上側のトレイの凸状部(23)の下に、下側のトレ
イの凹状部(24)を位置させておけば、トレイの使用
時に、上下のトレイを分離させることが容易になる。
【0022】トレイの周縁(20)には、前述のよう
に、段差部(21)(21a)が設けられている。段差
部(21)(21a)の配置は左右非対称であり、一方
の段差部(21a)の高さは載置部(10)の高さに近
い。そのため、2枚のトレイを左右逆にして重ねると、
上側のトレイの段差部(21a)が、下側のトレイのフ
ランジ側壁(22a)に当たって、その上下のトレイ間
に隙間ができ、分離させることが容易になる。
【0023】トレイを製造する過程において、フランジ
(22)の凹凸形状が異なる2種類のトレイを製造する
2種類の金型を、原材料シートの流れ方向に同じ金型を
2個単位で配置すると、同じ形状のトレイを2枚ずつ容
易に分離できるようにすることができる。
【0024】ここで、フランジ(22)の形状が同一で
あるトレイのうち、一方の載置部(10)の模様を一部
改変すると、トレイが2枚重なっているか否かを容易に
視認できるようになる。
【0025】図3は、別実施例のトレイの正面断面図で
ある。図1及び2に示した上記実施例とは、脚部とマイ
クロ波反射材料が付装されている点が異なる。載置部
(10)の周縁の下部に、台状の脚部(30)が3個以
上延設されている。高さ3mm以上の脚部(30)を設
けると、載置部(10)と電子レンジ皿との間に間隙が
生じるので、電子レンジ皿に反射されたマイクロ波をト
レイの下面に誘導できて、均一な加熱調理に寄与する。
【0026】載置部(10)の下面には、マイクロ波に
よって発熱する発熱体から成る蒸着フィルム(サセプタ
ー)(31)が付設されている。加熱しにくい中央部な
ど適宜所望の位置に蒸着フィルム(31)を設けること
で、均一な加熱調理に寄与させている。図示の例では、
蒸着フィルム(31)は、載置部(10)の下面に添付
されているが、載置部(10)の上面に設けてもよい。
なお、蒸着フィルム(31)は、マイクロ波によるスパ
ーク防止ために、合成樹脂等の被覆部材(32)で覆わ
れている。
【0027】図4及び5は、別実施例のトレイの平面図
及び正面断面図である。図1及び2に示した前記実施例
とは、リブとフランジの形状が異なる。本実施例のリブ
(17)は、渦巻き状に形成されている。渦巻き状にし
たのは、加熱調理時に電子レンジ台を回転させることに
呼応させて、蒸気を排出しやすくするためです。なお、
このリブ(17)の上部にも通気孔(17c)が開口
し、リブ(17)の上面のうち周縁側には立壁部(17
d)が形成されている。
【0028】また、このリブ(17)は、トレイの周縁
から中央に向かって伸びた一本の曲線状に形成されてい
る。これは、前記実施例における周縁側リブ(16)と
中央側リブ(12)(13)(14)(15)とを一体
化したものに相当する。すなわち、周縁側(17a)か
ら中央側へ向かって低くなっている。なお、最中央部分
(17b)のみ若干高くしてもよい。また、このリブ
(17)は一本の曲線状なので、トレイの強度増強や調
理時におけるピザクラストの割れ防止にも寄与してい
る。
【0029】前記実施例では、フランジ(22)が略均
一な高さであったが、本実施例では、高低差が設けられ
ている。すなわち、一方のフランジ(25)では、端部
(25a)(25c)が低いのに対し、中央部(25
b)が高く、他方のフランジ(26)では、端部(26
a)(26c)が高いのに対し、中央部(26b)が低
く設計されている。ここで、端部(25a)(25c)
(26a)(26c)と中央部(25b)(26b)と
の高低が、両フランジ(25)(26)で異なっている
ので、前記実施例と同様に、重ねられたトレイの2枚ご
との分離が可能である。
【0030】以上のような電子レンジ用トレイに、シュ
レッドチーズ等がトッピングされた冷凍ピザを載置し、
切れ目の入ったシュリンクフィルムで包装すると、流通
及び加熱調理に便利な食品包装体として提供できる。
【0031】
【実施例】実験1:図1及び2に示した電子レンジ用容
器と、従来型の容器とを用いて、比較実験を行った。本
発明容器においては、周縁側リブ(16)の高さが15
mmであり、載置部(10)の中央から周縁側リブ(1
6)までの径が80mmであるものを使用した。比較対
象の従来型容器としては、同様の大きさで紙製の平皿状
のものを使用した。これらの容器に載置した円盤状の冷
凍ピザは、70gのピザクラストに、トマトソースを塗
り、30gのシュレッドチーズを載せた上に、ピーマン
等の野菜類やサラミなどの具を載せたものを使用した。
トマトソースと具とを合わせた重量は30gであった。
調理には、出力500Wの電子レンジ(シャープ社製R
E−90型)で、3分間加熱した。
【0032】調理後のピザについて、チーズの容器外へ
の垂れ防止性と、ピザクラストの蒸れ防止性を評価し
た。表1は、容器外へ垂れたチーズの重量と、垂れ防止
性に関する官能評価の結果を示す。官能評価は、5点満
点で、垂れが防止されているほど点数が高い。また、表
2は、ピザクラストの蒸れ防止性に関する官能評価の結
果を示す。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】表1及び2の通り、本発明容器を使用する
と、チーズの垂れと、ピザクラストの蒸れが大幅に改善
された。垂れたチーズの重量も80%減少した。
【0036】実験2:図1及び2に示した電子レンジ用
容器と、2種の従来型の容器とを用いて、比較実験を行
った。本発明容器においては、周縁側リブ(16)の高
さが15mmであり、載置部(10)の中央から周縁側
リブ(16)までの径が80mmであるものを使用し
た。比較対象の従来型容器としては、同様の大きさで紙
製の平皿状のものと、その上面にマイクロ波によって発
熱する発熱体から成る蒸着フィルムを添着したものとを
使用した。これらの容器に、上記実験1と同様のピザを
載置し、同様に加熱調理した。
【0037】調理後のピザについて、ピザの加熱性を評
価した。表3は、ピザの表面及び裏面の平均温度、最高
温度、最低温度、並びに、60℃以上に加熱された部分
の割合を示す。
【0038】
【表3】
【0039】表3の通り、本発明容器を使用すると、表
面裏面ともに高温に加熱でき、表面積の90%以上が6
0℃以上に達してチーズが溶け均一に加熱できた。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上の構成を備えることによ
って、次の効果を奏する。すなわち、請求項1に記載の
電子レンジ用トレイによると、略平皿状のトレイに立設
されたリブが、周縁側から中央側へ向かって低くなって
いるので、加熱によって流動化した食品材料が外部に垂
れるのが防止されると共に、冷凍食品の中央部の加熱が
促進され均一に高温加熱できる。また、複数のリブの間
に、加熱調理時に発生する蒸気の排出路が備わるので、
調理食品の蒸れが防止される。
【0041】請求項2に記載の電子レンジ用トレイによ
ると、トレイの中央側に配置されたリブが、同心円状ま
たは渦巻き状に配列されるので、加熱調理時に発生する
蒸気の有効な排出路を備えられる。
【0042】請求項3に記載の電子レンジ用トレイによ
ると、リブがトレイの周縁から中央に向かって伸びた一
本の曲線状なので、トレイの強度が増強すると共に、調
理時におけるピザクラストの割れが防止される。
【0043】請求項4に記載の電子レンジ用トレイによ
ると、トレイの周縁が略U字状に屈曲しているので強度
が高く、シュリンクフィルム包装の時などの応力に耐え
られる。
【0044】請求項5に記載の電子レンジ用トレイによ
ると、トレイの周縁のフランジに、凸状部と凹状部との
双方が備わるので、重ねられたトレイを容易に分離する
ことができる。
【0045】請求項6に記載の電子レンジ用トレイによ
ると、載置部に発熱体が備わるので、ピザクラストの下
面が有効に加熱されて均一に高温調理することができ
る。
【0046】請求項7に記載の電子レンジ用トレイによ
ると、載置部の周縁の下部に脚部が備わるので、ピザク
ラストの下面にマイクロ波が誘導されて均一に加熱調理
することができる。
【0047】請求項8に記載の食品包装体によると、上
記電子レンジ用トレイを用いて、シュリンクフィルム包
装するので、流通と加熱調理に便利な食品包装体として
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトレイの平面図
【図2】同、正面断面図
【図3】別実施例のトレイの正面断面図
【図4】別実施例のトレイの平面図
【図5】同、正面断面図
【符号の説明】
10 載置部 11 凹凸 12〜15 中央側リブ 12a〜15a、16b、17c 通気孔 16 周縁側リブ 16a 立壁部 17 リブ 17a 周縁側 17b 最中央部分 17d 立壁部 20 周縁 21、21a 段差部 22、25、26 フランジ 22a フランジ側壁 23 凸状部 24 凹状部 25a、25c、26a、26c 端部 25b、26b 中央部 30 脚部 31 蒸着フィルム 32 被覆部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 敬卓 埼玉県狭山市青柳63 新狭山ハイツ14− 305 (72)発明者 永広 啓輔 埼玉県熊谷市中西3−4−19 ダイアモン ドマンション2号館105 (72)発明者 山田瑞穂 群馬県邑楽郡大泉町吉田2325 (72)発明者 古本 映子 東京都三鷹市下連雀4−15−37−201 Fターム(参考) 3E067 AA11 AB01 AC01 BA10B BA20C BB09B BB14C BB15B BB16B BB22B BB26B BB30B BC02B BC07C CA01 CA14 CA21 EA29 EE48 EE49 FB01 GB05 4B055 AA10 BA53 BA63 CA90 CB03 CB30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍食品を載置して電子レンジでの加熱調
    理に用いる略平皿状のトレイであって、 冷凍食品が載置されるトレイの載置部に、冷凍食品を支
    持する複数のリブを立設し、 中央側の載置部に配置された中央側リブの高さを、周縁
    側の載置部に配置された周縁側リブの高さより低くする
    と共に、 複数の中央側リブの間、並びに、中央側リブと周縁側リ
    ブとの間、複数の周縁側リブの間に、加熱調理時に発生
    する蒸気の排出路を設けることを特徴とする電子レンジ
    用トレイ。
  2. 【請求項2】中央側リブが、同心円状または渦巻き状に
    配列された請求項1に記載の電子レンジ用トレイ。
  3. 【請求項3】中央側リブと周縁側リブとが一体化され、
    トレイの周縁から中央に向かって伸びた一本の曲線状で
    ある請求項1または2に記載の電子レンジ用トレイ。
  4. 【請求項4】トレイの周縁が、略U字状に屈曲した形状
    である請求項1ないし3に記載の電子レンジ用トレイ。
  5. 【請求項5】トレイの周縁に設けられたフランジが、上
    に膨出した凸状部と下に膨出した凹状部とを備える請求
    項1ないし4に記載の電子レンジ用トレイ。
  6. 【請求項6】載置部が、マイクロ波によって発熱するフ
    ィルム状の発熱体を備える請求項1ないし5に記載の電
    子レンジ用トレイ。
  7. 【請求項7】載置部の周縁の下部に脚部が備わる請求項
    1ないし6に記載の電子レンジ用トレイ。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7に記載の電子レンジ用ト
    レイに、加熱によって流動化する食品材料を有する冷凍
    食品を載置し、シュリンクフィルムで包装したことを特
    徴とする食品包装体。
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