JP2013512157A - 通気機構を有するマイクロ波加熱用構造体 - Google Patents

通気機構を有するマイクロ波加熱用構造体 Download PDF

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Abstract

マイクロ波加熱用構造体が、マイクロ波エネルギー相互作用材料を含むプラットフォームと、複数の通気機構とを備える。通気機構は、開口を画定するようにプラットフォームの平面から押しやられる複数のタブを含む。タブは、開口と連通する間隙を画定するようにプラットフォームの真下に配置される。

Description

本開示は、電子レンジ対応の食品を加熱又は調理するための構造体に関する。詳細には、本開示は、焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げされることが望ましい表面を有する食品を電子レンジ内で加熱又は調理するための種々の構造体に関する。
[関連出願の相互参照]
本願は、2009年11月30日に出願された米国仮特許出願第61/283,151号(該出願は参照によってその全体が本明細書に援用される)の利益を主張する。
電子レンジは、サンドイッチ及び他のパン、並びに/又はピザ及びパイのようなパン生地ベースの製品を含む種々の食品を加熱する便利な手段を提供する。しかしながら、電子レンジは、そのような食品を不均一に加熱調理する傾向があり、徹底的な加熱と皮の焦げ目付け、カリカリ仕上げとの所望のバランスを達成することができない。したがって、電子レンジ内での種々の食品の所望の程度の加熱、焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げを提供する、改良された材料、パッケージ及び構造体が依然として必要とされている。
本開示は、電子レンジ内で食品を加熱、焦げ目付け、及び/又はカリカリ仕上げするための構造体又は装置、該構造体を形成するためのブランク、並びに該構造体を使用する方法に関する。構造体は、食品を受け取るための実質的に平坦なプラットフォームと、表面又は電子レンジの床面からプラットフォームの少なくとも一部を持ち上げる複数の通気機構とを含む。通気機構は、例えば、食品の焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げを高めるために、食品から水分を除去することができるようにする。
加えて、所望であれば、構造体は、食品に対するマイクロ波エネルギーの効果を変える1つ又は複数のマイクロ波エネルギー相互作用要素として構成されるマイクロ波エネルギー相互作用材料を含むことができる。一例として、構造体は、食品を焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げするためのサセプタを含むことができる。別の例として、構造体は、マイクロ波エネルギーを食品の特定の部分に誘導するための1つ又は複数のマイクロ波エネルギー誘導要素を含むことができる。
構造体は、電子レンジにおいて種々の食品、例えばピザ、風味のある若しくは甘いペストリー、パン粉をまぶした食品、又は望ましくは加熱、焦げ目付け及び/若しくはカリカリ仕上げされる任意の他の筒状の食品を調理するために用いることができる。
構造体は概して、使い捨て可能な材料、例えば板紙から形成することができる。構造体は従来のオーブンにおいても用いることができる。
本発明の更なる態様、特徴及び利点は、以下の説明及び添付の図面から明らかになる。
説明では、複数の図面を通して同様の参照符号が同様の部分を指す添付の概略的な図面を参照する。
複数の通気機構を含む例示的なマイクロ波加熱用構造体の片面の概略上面図である。 線1B―1Bに沿った、図1Aの構造体の一部の概略断面図である。 線1C―1Cに沿った、図1Aの構造体の一部の概略断面図であり、断面のみを示す。 図1Aのマイクロ波加熱用構造体を形成する例示的なブランクの片面の概略上面図である。 図1Dのブランクの1つの十字型の切れ目の概略上面図である。 1つのタブが機能している状態である、図1Eの十字型の切れ目の概略上面図である。 各タブが機能している状態である、図1Eの十字型の切れ目の概略上面図である。
本発明の種々の態様は、図面を参照することによって更に理解することができる。簡明化のために、同様の符号は同様の特徴を説明するために使用され得る。複数の同様の特徴が示される場合、このような特徴の全てが必ずしも各図に記される必要がないことが理解されるであろう。また、構造体を形成するのに用いられる種々の構成要素を入れ替えることができることが理解されるであろう。したがって、或る特定の組み合わせのみを本明細書において例示するが、多くの他の組み合わせ及び構成が本明細書によって意図される。
図1Aは、例示的なマイクロ波加熱用構造体100の上面図を概略的に示す。構造体100は、概して、食品を支持する第1の面104と、該第1の面とは反対の第2の面106(図1B)とを含む一対の対向する面を有する実質的に平坦で寸法安定的なプラットフォーム102を含む。この例では、構造体100は、実質的に円形の食品(不図示)、例えばピザを加熱するのに好適な、実質的に円形の形状である。しかしながら、異なった形状の構造体及び食品を用いてもよい。
依然として図1Aを参照すると、構造体100は、複数の通気機構108を含む。各通気機構108は、開口110と、少なくとも1つのタブ112、幾つかの例では、図1Bに示されるようにプラットフォーム102から下方向に延びる複数のタブ112とを備える。タブ112は、構造体100が表面上に位置決めされる場合にプラットフォーム102の真下に少なくとも1つの間隙Vを画定するようにプラットフォーム102の真下に(すなわち、プラットフォーム102の第2の面106に隣接して)配置される。タブ112は、開口110と概ね連続しており、かつ開口110に概ね外接するため、間隙Vが開口110と連通した状態で、開口の周りのエリアを構造体100が着座する表面から持ち上げることができる。
この例では、開口110は、第1の開口が構造体100内の実質的に中央にあり、第1の複数の開口がその中央開口を囲み、第2の複数の開口が第1の複数の開口を囲むように配置されている。開口110は概して、構造体100の外周すなわち周縁部114から遠位にある(すなわち離間している)。さらに、この例では、開口110は、形状が概ね正方形である。しかしながら、開口は、以下で更に論考されるように、必要に応じてあらゆる適した個数、形状及び構成を有することができる。
所望であれば、構造体100は、食品に対するマイクロ波エネルギーの効果を変える1つ又は複数のマイクロ波エネルギー相互作用要素を画定するように構成されるマイクロ波エネルギー相互作用材料を含むことができる。例えば、図1Aに概略的に示される構造体100において、マイクロ波エネルギー相互作用材料は、サセプタ116(薄い点描で概略的に示される)及び複数のマイクロ波エネルギー分散要素118、120(濃い点描で概略的に示される)として構成されている。
サセプタ116は、概して、入射するマイクロ波エネルギーの少なくとも一部を吸収してそれを食品との接触部において熱エネルギー(すなわち熱)に変換する傾向にある、マイクロ波エネルギー相互作用材料の薄層(概ね厚さが約100オングストローム未満、例えば厚さが約60オングストローム乃至約100オングストローム、約0.15乃至約0.35、例えば約0.21乃至約0.28の光学密度を有する)を備えることができる。このように、サセプタ116は、概して、食品(不図示)の底面の加熱、焦げ目付け、及び/又はカリカリ仕上げを高めるために、構造体100の最上の、食品と接触する表面122に近接するように構造体内に位置決めすることができる。
図1Cに示されるように、サセプタ116は、マイクロ波エネルギー透過性基材124、例えばポリマーフィルムに接して支持されることができ、それにより、合わせて「サセプタフィルム」126を形成することができる。ポリマーフィルム124の最外面は、構造体100の第1の面104の、食品と接触する表面122の少なくとも一部を画定することができる。
マイクロ波エネルギー分散要素118、120は、概して、通常は食品がより均一に加熱されるように、マイクロ波エネルギーを隣接する食品の1つ又は複数の部分に誘導するように構成される複数の金属セグメント(例えば、金属箔又は高光学密度材料)を含むことができる。この例では、マイクロ波エネルギー分散要素118は、食品のバルク加熱を改善するためにマイクロ波エネルギーを構造体の中心に向けて誘導するように構成することができ、マイクロ波エネルギー分散要素120は、周縁部(すなわち、構造体100の外周114に近接し、かつ隣接したエリア)に沿ってマイクロ波エネルギーを分散するように構成することができる。
サセプタフィルム116及びマイクロ波エネルギー分散要素118、120は、任意の好適な技法を用いて、例えば接着剤の層(不図示)を用いて、板紙のベース層128(又は他の好適なベース層)上に支持及び/又は接合することができる。この例では、マイクロ波エネルギー分散要素118、120は、サセプタ116と板紙のベース層128との間に配設されていることに留意されたい。しかしながら、他の構成が意図される。さらに、他の実施形態では、そのような要素116、118、120の1つ又は複数は、更に以下で論考されるように、省略、再構成、及び/又は他のマイクロ波エネルギー相互作用要素と置換することができることが理解されるであろう。多くの可能性が意図される。
1つの例示的な方法によるマイクロ波加熱用構造体100を使用するには、食品F(図1A乃至図1Cにおいて破線で概略的に示される)を、構造体100の食品と接触する表面122上に置き、パッケージの指示に従って電子レンジ内で加熱することができる。マイクロ波エネルギーへの十分な曝露後、サセプタ116は、入射するマイクロ波エネルギーの少なくとも一部を熱エネルギーに変換し、熱エネルギーは次いで食品Fの底面に伝わって焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げを高めることができる。マイクロ波エネルギー誘導要素118、120は、構造体100に沿ってマイクロ波エネルギーを分散するのを補助して食品Fのより均一な加熱をもたらすことができる。
食品Fが加熱されるにつれて、食品の真下に閉じ込められている水蒸気及び他の気体は、図1Bにおいて矢印で概略的に示されるように構造体100の真下の少なくとも1つの間隙Vと連通する開口110(下方向に延びるタブ112によって形成される)を通じて、食品から除去することができる。結果として、食品Fを、より効果的に焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げすることができる。さらに、種々の持ち上げタブ112は協働して食品Fを電子レンジ内の上昇位置に維持するため、構造体100と電子レンジとの間の間隙V内の空気は、サセプタ116から加熱環境への熱損失を低減する断熱効果をもたらすことができる。このため、サセプタ116によって生成されるいっそう多くの熱を、食品Fに伝わるように利用可能とすることができる。
通気機構108は、食品からの所望の程度の水分搬送を提供するように、必要に応じて構成及び寸法決めすることができることが理解されるであろう。例えば、(より小さなタブ112によって画定される)より小さな開口110、及び構造体100の真下のより小さな間隙V又は空隙を、ほとんど通気及び/又は断熱が必要ではない場合に用いることができる。反対に、更なる断熱及び/又は通気が必要である場合、(より大きなタブ112によって画定される)より大きな開口110、及び構造体100の真下のより大きな間隙V又は空隙を提供することができる。
種々の例のそれぞれにおいて、開口110は、概して、約0.8インチ未満、例えば、約0.7インチ未満、約0.6インチ未満、約0.5インチ未満、約0.4インチ未満、約0.3インチ未満、又は約0.2インチ未満の主一次元寸法(例えば、正方形の開口の隅部から隅部まで、円形形状の開口の直径等)を有することができる。負荷がない状態では、プラットフォームの真下にある間隙の高さHは、概して約0.4インチ未満、約0.3インチ未満又は約0.2インチ未満とすることができる。食品Fが構造体100上に置かれると、間隙Vの高さHは減少する場合があることが理解されるであろう。同様に、間隙Vの幾つかは、閉塞されるかつ/又は完全に閉じられる場合がある。しかしながら、負荷(例えば、食品)が存在する状態であっても、下方向に押圧(例えば、圧迫及び/又は圧壊)されるものがあることによって、構造体100の第2の面106と構造体100が着座する表面との間にギャップが形成される。
図1Dは、図1A乃至図1Cのマイクロ波加熱用装置又は構造体100を形成する例示的なブランク130を概略的に示す。図示の実施形態において、ブランク130は、形状が実質的に円形である。しかしながら、異なった形状のブランクを用いてもよい。ブランク130は、第1の面104、及び第1の面104とは反対の第2の面106(図1B)を有する。
図1Dに示されるように、ブランク130は、ブランク130の厚さを貫通する複数の切れ目(例えば、スリット又は切欠部)132を含む。この例では、切れ目132は、第1の切れ目がブランク130の実質的に中央にあり、第1の複数の切れ目が中央の切れ目を囲み、第2の複数の切れ目が第1の複数の切れ目を囲むように配置されている。切れ目132は、ブランク130の外周すなわち周縁部114から遠位にある(すなわち離間している)。さらに、この例では、第1の複数の切れ目及び第2の複数の切れ目はそれぞれが8個の切れ目を含む。しかしながら、他の個数及び配置の切れ目を用いて、例えば、より少数又はより多数のタブ112を画定することができる。
図示の実施形態において、各切れ目132は、概ね十字型であり、概して、第1の実質的に線形の切れ目134及び第2の実質的に線形の切れ目136を含む。第1の切れ目134及び第2の切れ目136は、実質的に等しい長さを有しており、実質的にそれらの中間点で交差する。この例では、切れ目134、136は、切れ目134が切れ目136に対して実質的に垂直であるように配置されている。結果として、各切れ目134、136の長さは他方の切れ目によって半分に分割されるため、各十字型の切れ目132は、中心点に向かって内側に延びるとともに中心点で交差する4つのより小さな切れ目、すなわち半分の切れ目134a、134b、136a、136bを含む。
一対の切れ目の各切れ目134、136は、独立して任意の好適な寸法を有することができる。一例では、各切れ目134、136は、約0.6インチ未満、例えば、約0.5インチ未満、約0.4インチ未満、約0.3インチ未満、又は約0.2インチ未満である長さを有するため、各半分の切れ目134a、134b、136a、136bは、約0.3インチ未満、約0.25インチ未満、約0.2インチ未満、又は約0.1インチ未満である長さを有する。しかしながら、各切れ目に関する他の寸法及びその範囲が意図される。
図1E乃至図1Gを参照すると、半分の切れ目(又は単に「切れ目」)の各隣接した対(例えば、切れ目134b、136b)は、幾分三角形の形状のタブ112(図1F)を画定する。そのようなタブ112の各々を、ブランク130の残りの部分の平面から、例えばブランク130の第2の面106に向かって移動させるか又は押しやることができる。所望であれば、タブを機能させることを促進するために(すなわち、ブランク130の残りの部分の平面からのタブ112の移動を促進するために)、スコア線又は他の弱化線(不図示)を、隣接した切れ目の端点間に設けることができる。図1Fに示されるように、各タブ112が下方向に押しやられる場合、幾分三角形の開口部138が形成される。このため、切れ目134、136の各対によって画定される4つのタブ112からなる各群は、幾分正方形の形状の開口部110(図1G)を画定する。
図1Aは、構造体100が複数の幾分正方形の形状の開口又は開口部110を含むように、すべてのタブ112が機能している構成であり、かつプラットフォーム102の真下に配置された状態である、構造体100に形成されるブランク130を概略的に示す。各開口110は概して、連続的なタブ112の集合面積(すなわち、それぞれの切れ目132の主一次元寸法によって概ね画定される面積)におおよそ等しい面積を有する。
上記で論考したように、構造体100が表面(例えば、電子レンジのターンテーブル又は底部)上に置かれると、構造体100の第2の面106のタブ112が構造体100の食品と接触する表面122を持ち上げ、それにより、構造体100の第2の面106と構造体100が着座する表面との間に間隙Vを形成する(図1B)。この構成では、開口110及びタブ112は合わせて、食品から水分を除去するように動作可能である通気機構108を画定する。
十字型の切れ目132(及び/又は個々の切れ目134、136、134a、134b、136a、136b)、したがってタブ112及び開口110は、特定の食品に必要とされる所望の程度の断熱及び/又は通気を提供するようにサイズ決め及び構成することができることが理解されるであろう。例えば、通気及び/又は断熱があまり必要とされない場合、切れ目132は、より小さなタブ112、したがってより小さな開口部110、及びプラットフォーム102の真下のより小さな間隙Vを提供するように構成することができる。反対に、より多くの通気及び/又は断熱が必要とされる場合、切れ目132は、より大きなタブ112、したがってより大きな開口部110、及びプラットフォーム102の真下のより大きな間隙Vを提供するように構成することができる。異なった形状の切れ目132及び/又は異なって寸法決めされた切れ目132(及びしたがって開口110)の組合せを用いてもよいことも意図される。
さらに、十字型の切れ目132が図示の実施形態では示されているが、多くの他の切れ目形状、例えば、星形形状、渦巻き形状等、又は形状(及び/若しくはサイズ)の任意の組合せを用いてもよいことが理解されるであろう。そのような形状の各々は各形状内に任意の個数の個々の切れ目を含むことができることも理解されるであろう。切れ目は、複数のより小さな切れ目を含むものとして記載することができるが、単一の切れ目、複数の切れ目として、又は任意の好適な方式でブランク及び/又は構造体内に形成することができることも理解されるであろう。
多くの他のマイクロ波加熱用構造体が本開示によって意図される。構造体は、任意の好適な形状、例えば、円形、楕円形、三角形、正方形、長方形、五角形、六角形、七角形、八角形、又は任意の他の規則的若しくは不規則的な形状を有することができる。構造体の形状は、食料品の形状によって決めることができ、様々な食料品、例えば、サンドイッチ、ピザ、ペストリー、パン生地等に関して様々な形状が意図されることが理解されるであろう。さらに、通気機構は、上記で述べたように必要に応じて又は所望に応じて、任意の形状、サイズ、及び/又は構成を有することができることが理解されるであろう。例えば、開口及び/又はタブは、楕円形、長方形、正方形、ダイヤモンド形、台形、多角形、又は任意の他の規則的若しくは不規則的な形状とすることができる。
そのような構造又は構造体のいずれかは、種々の材料から形成することができるが、これらの材料は、典型的な電子レンジ加熱温度、例えば華氏約250度乃至華氏約425度で軟化、焦げ、燃焼又は劣化に対して実質的に耐性を示すことが好ましい。これらの材料としては、マイクロ波エネルギー相互作用材料、例えば、サセプタ及び他のマイクロ波エネルギー相互作用要素を形成するのに使用される材料、並びにマイクロ波エネルギー透過性又は不活性材料、例えば構造体の残りの部分を形成するのに使用される材料を挙げることができる。
サセプタの場合、マイクロ波エネルギー相互作用材料は、導電性又は半導電性材料、例えば真空蒸着金属若しくは合金、又は金属インク、有機インク、無機インク、金属ペースト、有機ペースト、無機ペースト、又はそれらの任意の組み合わせを含むことができる。好適であるものとすることができる金属及び合金の例としては、アルミニウム、クロム、銅、インコネル合金(ニオブを含む、ニッケル−クロム−モリブデン合金)、鉄、マグネシウム、ニッケル、ステンレス鋼、スズ、チタン、タングステン及びそれらの任意の組み合わせ又は合金が挙げられるが、それらに限定されない。
代替的には、マイクロ波エネルギー相互作用材料は、任意選択的に導電性材料と併せて使用される金属酸化物、例えばアルミニウム、鉄及びスズの酸化物を含むことができる。好適であるものとすることができる別の金属酸化物は酸化インジウムスズ(ITO)である。ITOは、より均一な結晶構造を有するため、ほとんどのコーティング厚さにおいて透明である。
更に代替的には、マイクロ波エネルギー相互作用材料は、好適な導電性、半導電性若しくは非導電性の人工誘電体又は強誘電体を含むことができる。人工誘電体は、重合体又は他の好適なマトリクス又は結合剤中に導電性の細分された材料を含み、導電性金属、例えばアルミニウムのフレークを含むことができる。
他の実施形態では、マイクロ波エネルギー相互作用材料は、例えば米国特許第4,943,456号、同第5,002,826号、同第5,118,747号及び同第5,410,135号に開示されているように炭素を主成分とすることができる。
更に他の実施形態では、マイクロ波エネルギー相互作用材料は、電子レンジ内で電磁エネルギーの磁気部分と相互作用することができる。この種の正しく選択されている材料は、材料のキュリー温度に達すると相互作用を失うことに基づいて自己制限することができる。そのような相互作用コーティングの例が米国特許第4,283,427号に記載されている。
上記で述べたように、マイクロ波エネルギー相互作用要素(例えば、サセプタ116)は、取り扱いを簡単にするために、及び/又はマイクロ波エネルギー相互作用材料と食品との間の接触を防ぐために、マイクロ波不活性基材又は透過性基材(例えば、ポリマーフィルム124)に接して支持することができる。ポリマーフィルムの最外面は、パッケージの食品と接触する表面(例えば、表面122)の少なくとも一部を画定することができる。好適であるものとすることができるポリマーフィルムの例としては、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド、ポリイミド、ポリスルホン、ポリエーテルケトン、セロファン、又はそれらの任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。特定の一例では、ポリマーフィルムはポリエチレンテレフタレートを含む。フィルムの厚さは概ね、約35ゲージ乃至約10ミルとすることができる。種々の例のそれぞれでは、フィルムの厚さは、約40ゲージ乃至約80ゲージ、約45ゲージ乃至約50ゲージ、約48ゲージ、又は任意の他の好適な厚さとすることができる。他の非導電性基材材料、例えば紙及び紙積層体、金属酸化物、ケイ酸塩、セルロース系材料又はそれらの任意の組み合わせも使用することができる。
所望であれば、ポリマーフィルムは、マイクロ波エネルギー相互作用材料を該ポリマーフィルム上に堆積する前にその表面を改質するために1つ又は複数の処理に付すことができる。限定するものではなく例として、ポリマーフィルムは、該ポリマーフィルムの表面の粗さを改質するためにプラズマ処理に付すことができる。理論によって縛られることは望まないが、そのような表面処理は、マイクロ波エネルギー相互作用材料を受け入れるより均一な表面を与えることができ、これはさらに、結果として生じるサセプタ構造の熱流束及び最高温度を増大させることができると考えられる。そのような処理は、2010年8月26日に公開された米国特許出願公開第2010/0213192号において説明されており、該公開は参照によってその全体が本明細書に援用される。
マイクロ波エネルギー相互作用材料は、任意の好適な方法で基材に適用することができ、幾つかの場合では、基材に印刷、押出、スパッタリング、蒸着又はラミネートされる。マイクロ波エネルギー相互作用材料は、食品の所望の加熱効果を達成するために、任意のパターンで、また任意の技法を用いて基材に適用することができる。例えば、マイクロ波エネルギー相互作用材料は、連続的若しくは不連続的な層として、又は円、ループ、六角形、島、正方形、四角形、八角形等を含むコーティングとして提供することができる。
所望であれば、サセプタは、他のマイクロ波エネルギー相互作用要素及び/又は構造と併せて用いることができる。複数のサセプタ層を含む構造も同様に意図される。
例として、構造体は、入射するマイクロ波エネルギーのかなりの部分を反射するのに十分な厚さを有する箔又は高光学密度の蒸着材料を含むことができる。そのような要素は通常、約0.000285インチ乃至約0.005インチ、例えば約0.0003インチ乃至約0.003インチの厚さを概ね有する中実の「パッチ」の形態の、導電性の反射金属又は合金、例えばアルミニウム、銅又はステンレス鋼から形成される。他のそのような要素は、約0.00035インチ乃至約0.002インチ、例えば0.0016インチの厚さを有することができる。
幾つかの場合では、マイクロ波エネルギー反射要素は、食品が加熱中に焦げやすいか又は乾ききってしまいやすい場合、遮蔽要素として用いることができる。他の場合では、マイクロ波エネルギーを拡散するか又はその強度を低下させるために、より小さいマイクロ波エネルギー反射要素を用いることができる。そのようなマイクロ波エネルギー反射要素を用いる一例の材料が、Graphic Packaging International社(ジョージア州マリエッタ所在)から、MicroRite(登録商標)パッケージング材料という商標名で市販されている。他の例では、マイクロ波エネルギーを食品の特定のエリアに誘導するために、複数のマイクロ波エネルギー反射要素を配置してマイクロ波エネルギー分散要素(例えば要素118、120)を形成することができる。所望であれば、そのループは、マイクロ波エネルギーを共鳴させる長さを有することができ、それによって、分散効果を高める。マイクロ波エネルギー分散要素は、米国特許第6,204,492号、同第6,433,322号、同第6,552,315号及び同第6,677,563号に記載されており、これらはそれぞれ参照によってその全体が援用される。
所望であれば、本明細書に記載されるか又は本明細書によって意図される多くのマイクロ波エネルギー相互作用要素のいずれかを、実質的に連続的にし、すなわち実質的な破断部若しくは中断部を有しないものとすることができ、又は例えばマイクロ波エネルギーを透過させる1つ又は複数の破断部若しくは開口を含むことによって不連続的とすることができる。破断部又は開口は、構造全体を貫通するか、又は1つ又は複数の層のみを貫通することができる。そのような破断部又は開口の数、形状、サイズ及び位置決めは、形成される構造体の種類、構造体内若しくは構造体上で加熱される食品、加熱、焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げの所望の程度、食品の均一な加熱を達成するためにマイクロ波エネルギーへの直接暴露が必要又は望ましいか否か、直接加熱による食品の温度変化の調節の必要性、並びに通気する必要があるのか否か、またどの程度までその必要があるのかに応じて、特定の用途に関して変わることができる。
例示として、マイクロ波エネルギー相互作用要素は、食品の誘電加熱を行うために1つ又は複数の透過性エリアを含むことができる。しかしながら、マイクロ波エネルギー相互作用要素がサセプタを含む場合、そのような開口は全体的なマイクロ波エネルギー相互作用エリアを減らすため、食品の表面を加熱、焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げするために利用可能なマイクロ波エネルギー相互作用材料の量が減る。したがって、特定の食品の所望の全体的な加熱特性を達成するために、マイクロ波エネルギー相互作用エリア及びマイクロ波エネルギー透過性エリアの相対的な量のバランスをとらなければならない。幾つかの実施形態では、マイクロ波エネルギーが、焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げされることが意図されない食品の部分又は加熱環境に失われるのではなく、加熱、焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げされるべきエリアに効率的に集中することを確実にするために、サセプタの1つ又は複数の部分をマイクロ波エネルギー不活性であるように設計することができる。加えて、又は代替的には、食品、及び/又はサセプタを含む構造体の過熱又は炭化を防ぐように1つ又は複数の不連続部又は不活性領域を作ることが有益である場合がある。例として、サセプタは、サセプタ構造内での亀裂の伝播を制限し、それによって、サセプタ構造の、食品への伝熱が少なくサセプタが高温になり過ぎる傾向があるエリアにおける過熱を制御する1つ又は複数の「ヒューズ」要素を組み込むことができる。ヒューズのサイズ及び形状は必要に応じて変えることができる。そのようなヒューズを含むサセプタの例は、例えば、米国特許第5,412,187号、米国特許第5,530,231号、2008年2月14日に公開された米国特許出願公開第2008/0035634号、及び2007年11月8日に公開されたPCT出願公開第WO2007/127371号において提供されており、これらはそれぞれ参照によってその全体が本明細書に援用される。
サセプタの場合、そのような不連続部又は開口のいずれかは、構造又は構造体を形成するのに用いられる1つ又は複数の層又は材料にある物理的な開口若しくは空隙(例えば開口110)を含むことができるか、又は非物理的な「開口」とすることができる。非物理的な開口は、構造を切り抜かれる実際の空隙又は孔を有することなくマイクロ波エネルギーに構造を通過させるマイクロ波エネルギー透過性エリアである。そのようなエリアは、単にマイクロ波エネルギー相互作用材料を特定のエリアに適用しないことによって、特定のエリアからマイクロ波エネルギー相互作用材料を取り除くことによって、又は特定のエリアを機械的に不活性化する(このエリアを電気的に不連続にする)ことによって形成することができる。代替的には、これらのエリアは、特定のエリアのマイクロ波エネルギー相互作用材料を化学的に不活性化し、それによってそのエリアのマイクロ波エネルギー相互作用材料をマイクロ波エネルギーに対して透過性の(すなわちマイクロ波エネルギー不活性の)物質に変えることによって形成することができる。物理的な開口でも非物理的な開口でも食品をマイクロ波エネルギーによって直接加熱することができるが、物理的な開口は、水蒸気若しくは他の蒸気、又は食品から放出される液体を食品から除去することを可能にする通気機能も提供する。
サセプタフィルム126(及び/又は他のマイクロ波エネルギー相互作用要素)は、構造に寸法安定性を与えることができる紙若しくは板紙のベース層又は支持部(例えば、支持部128)に接合することができる。紙は、約15lb/ream乃至約60lb/ream(lb/3000平方フィート)、例えば約20lb/ream乃至約40lb/ream、例えば約25lb/reamの坪量を有することができる。板紙は、約60lb/ream乃至約330lb/ream、例えば約80lb/ream乃至約140lb/reamの坪量を有することができる。板紙は概ね、約6ミル乃至約30ミル、例えば約12ミル乃至約28ミルの厚さを有することができる。特定の一例では、板紙は約14ミルの厚さを有することができる。例えばInternational Paper Company社(テネシー州メンフィス所在)から市販されているFortress(登録商標)板紙等の無地漂白クラフト板紙、又はGraphic Packaging International社(ジョージア州マリエッタ所在)から市販されているSUS(登録商標)板紙等の無地無漂白クラフト板紙等の任意の好適な板紙を使用することができる。
パッケージは、接着結合、熱結合、超音波結合、機械的な縫合、又は任意の他の好適なプロセスを使用することを含む、当業者に既知の多くのプロセスに従って形成することができる。パッケージを形成するのに使用される種々の構成要素のいずれかを、形成されるべきパッケージの形状の材料シート、材料ロール又は打ち抜き材料(例えばブランク)として提供することができる。
本発明は、本明細書中において特定の態様及び実施形態に関して詳細に説明されているが、この詳細な説明は、本発明の例証的かつ例示的なものに過ぎず、単に本発明の完全な権利が与えられる開示を提供する目的で、また本発明がなされた時点で本発明者らが知っていた本発明を実施するための最良の形態を記載するためになされていることを理解されたい。本明細書に記載される詳細な説明は、例証的なものに過ぎず、本発明を限定するか、又はそうでなくとも本発明の任意のそのような他の実施形態、適合、変形、変更及び均等な配置を除外する意図はなく、またそのように解釈されるべきではない。全ての方向に関する言及(例えば上側、下側、上方、下方、左、右、左側、右側、上部、底部、上、下、垂直、水平、時計回り及び反時計回り)は、本発明の種々の実施形態を読み手が理解することを助けるために識別する目的で使用されるに過ぎず、特許請求の範囲において具体的に記載されない限り、特に本発明の位置、向き又は使用に関して限定するものではない。接合に関する言及(例えば接合される、取り付けられる、結合される、接続される等)は、広範に解釈されるべきであり、要素と要素とを接続する中間の部材、及び要素間の相対的な移動を含むことができる。したがって、接合に関する言及は、必ずしも2つの要素が直接的に接続されて互いに固定された関係にあることを示唆するものではない。さらに、種々の実施形態を参照して説明された種々の要素を入れ替えて、本発明の範囲内にある全く新しい実施形態を形成することができる。

Claims (21)

  1. マイクロ波加熱用構造体であって、
    マイクロ波エネルギー相互作用材料を含む、実質的に平坦で寸法安定的なプラットフォームと、
    開口と近接したタブをそれぞれが含む複数の通気機構であって、該タブは前記プラットフォームを貫通する切れ目によって画定される、複数の通気機構と、
    を備え、
    前記タブは、前記開口を画定するように前記プラットフォームの平面から押しやられ、
    前記タブは前記プラットフォームの真下に間隙を画定するように該プラットフォームの真下に配置され、前記間隙は前記開口と連通する、マイクロ波加熱用構造体。
  2. 前記複数の通気機構のうちの少なくとも幾つかの通気機構は、前記構造体の周縁部から遠位にある、請求項1に記載の構造体。
  3. 前記複数の通気機構は、前記構造体の実質的に中央にある真ん中の通気機構を含む、請求項1に記載の構造体。
  4. 前記複数の通気機構は、第1のリングに沿って配置される第1の複数の通気機構を含む、請求項1に記載の構造体。
  5. 前記複数の通気機構は、前記第1のリングと同心円である第2のリングに沿って配置される第2の複数の通気機構を更に含む、請求項4に記載の構造体。
  6. 前記タブは、前記開口が該タブによって実質的に閉塞されないように該開口から折り曲げられる、請求項1に記載の構造体。
  7. 少なくとも1つの通気機構において、前記タブは、前記通気機構の複数のタブのうちの第1のタブである、請求項1に記載の構造体。
  8. 前記通気機構の前記複数のタブは4つのタブを含む、請求項7に記載の構造体。
  9. 前記タブは、形状が実質的に三角形である、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  10. 前記切れ目は実質的に十字型である、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  11. 前記切れ目は第1の切れ目及び第2の切れ目を含み、該第1の切れ目及び該第2の切れ目はそれぞれが中間点を有しており、
    前記第1の切れ目及び前記第2の切れ目は、実質的にそれぞれの中間点で互いに交差する、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  12. 前記切れ目は、それぞれの中間点に沿って互いに交差する複数の切れ目を含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  13. 前記切れ目はスリットを含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  14. 前記切れ目は切欠部を含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  15. 前記マイクロ波エネルギー相互作用材料は、入射するマイクロ波エネルギーの少なくとも一部を熱エネルギーに変換するように機能する金属の層を含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  16. 前記マイクロ波エネルギー相互作用材料は、マイクロ波エネルギーを前記構造体の中心に向けて誘導するように機能する複数の金属セグメントを含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  17. 前記マイクロ波エネルギー相互作用材料は、マイクロ波エネルギーを反射するように機能する金属箔パッチを含む、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の構造体。
  18. 食品を加熱、焦げ目付け、及び/又はカリカリ仕上げする方法であって、該方法は、
    マイクロ波加熱用構造体上の食品をマイクロ波エネルギーに曝露するステップであって、該食品は焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げされることが望ましい底面を有している、曝露するステップ
    を含み、
    前記マイクロ波加熱用構造体は、
    マイクロ波エネルギー相互作用材料を含む、実質的に平坦で寸法安定的なプラットフォームであって、前記マイクロ波エネルギー相互作用材料は、入射するマイクロ波エネルギーの少なくとも一部を熱エネルギーに変換するように機能する、プラットフォームと、
    開口と近接したタブをそれぞれが含む複数の通気機構であって、該タブは前記プラットフォームを貫通する切れ目によって画定される、複数の通気機構と、
    を含み、
    前記タブは、前記開口を画定するように前記プラットフォームの平面から押しやられ、
    前記タブは前記プラットフォームの真下に間隙を画定するように該プラットフォームの真下に配置され、前記間隙は前記開口と連通する、食品を加熱、焦げ目付け、及び/又はカリカリ仕上げする方法。
  19. 前記マイクロ波エネルギー相互作用材料は、前記マイクロ波エネルギーの少なくとも一部を熱エネルギーに変換し、前記食品の前記底面を少なくとも部分的に焦げ目付け及び/又はカリカリ仕上げする、請求項18に記載の方法。
  20. 前記食品が水分を放出するにつれて、該水分は、該食品から前記開口、及び任意選択的に前記間隙を通じて除去される、請求項19に記載の方法。
  21. マイクロ波加熱用構造体であって、
    実質的に平坦で寸法安定的なプラットフォームと、
    前記プラットフォームに接合されたマイクロ波エネルギー相互作用材料と、
    前記マイクロ波エネルギー相互作用材料及び前記プラットフォームを貫通する切れ目によって画定されている、複数の持ち上げタブと、
    を備える、マイクロ波加熱用構造体。
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