JP2003164646A - 遊技機、遊技情報報知プログラム及びその遊技情報報知プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
遊技機、遊技情報報知プログラム及びその遊技情報報知プログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2003164646A JP2003164646A JP2001364569A JP2001364569A JP2003164646A JP 2003164646 A JP2003164646 A JP 2003164646A JP 2001364569 A JP2001364569 A JP 2001364569A JP 2001364569 A JP2001364569 A JP 2001364569A JP 2003164646 A JP2003164646 A JP 2003164646A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、遊技途中で電源供給が遮断された
後、電源供給が復帰した際に遊技を再開するときにも遊
技者にとって不利とならず、また、遊技意欲を減殺する
ことがない遊技機、遊技情報報知プログラム及びその遊
技情報報知プログラムを記録した記録媒体の提供を目的
としている。 【解決手段】 本発明は、遊技情報を一時的に記憶する
ための記憶手段21と、電源供給が遮断されたときの遊
技情報を上記記憶手段21に記憶させる記憶制御手段1
9Aと、遊技情報を報知するための報知手段9と、電源
供給が復帰した際、上記記憶手段21に記憶されている
遊技情報を、遊技者に報知可能にするよう上記報知手段
9を制御する報知制御手段19Bとを有していることを
特徴としている。
後、電源供給が復帰した際に遊技を再開するときにも遊
技者にとって不利とならず、また、遊技意欲を減殺する
ことがない遊技機、遊技情報報知プログラム及びその遊
技情報報知プログラムを記録した記録媒体の提供を目的
としている。 【解決手段】 本発明は、遊技情報を一時的に記憶する
ための記憶手段21と、電源供給が遮断されたときの遊
技情報を上記記憶手段21に記憶させる記憶制御手段1
9Aと、遊技情報を報知するための報知手段9と、電源
供給が復帰した際、上記記憶手段21に記憶されている
遊技情報を、遊技者に報知可能にするよう上記報知手段
9を制御する報知制御手段19Bとを有していることを
特徴としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源供給が遮断さ
れたときの遊技情報を報知する例えばぱちんこ等の遊技
機、遊技情報報知プログラム及びその遊技情報報知プロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
れたときの遊技情報を報知する例えばぱちんこ等の遊技
機、遊技情報報知プログラム及びその遊技情報報知プロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ぱちんこ等の遊技機においては、
例えば停電等により遊技途中において電源供給が遮断さ
れる場合がある。このような場合、電源供給が復帰した
際には、通常遊技機に配設された例えば特別図柄表示装
置に特別図柄が単に再表示されたり、電源供給が復帰し
た旨のメッセージが表示されるにすぎないものであり、
遊技者にとってわかりずらいものであった。
例えば停電等により遊技途中において電源供給が遮断さ
れる場合がある。このような場合、電源供給が復帰した
際には、通常遊技機に配設された例えば特別図柄表示装
置に特別図柄が単に再表示されたり、電源供給が復帰し
た旨のメッセージが表示されるにすぎないものであり、
遊技者にとってわかりずらいものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記従来の
遊技機においては、電源遮断時の遊技情報、例えば大当
たり状態になっていること等の情報がクリアされていた
ため、電源供給が復帰した際、遊技を再開した遊技者
は、電源供給が遮断された時の遊技状態を知ることがで
きず、当該遊技者にとって不利な状況での遊技の再開を
余儀なくされているという欠点があった。
遊技機においては、電源遮断時の遊技情報、例えば大当
たり状態になっていること等の情報がクリアされていた
ため、電源供給が復帰した際、遊技を再開した遊技者
は、電源供給が遮断された時の遊技状態を知ることがで
きず、当該遊技者にとって不利な状況での遊技の再開を
余儀なくされているという欠点があった。
【0004】そこで本発明は、遊技途中で電源供給が遮
断された後、電源供給が復帰した際に遊技を再開すると
きにも遊技者にとって不利とならず、また、遊技意欲を
減殺することがない遊技機、遊技情報報知プログラム及
びその遊技情報報知プログラムを記録した記録媒体の提
供を目的としている。
断された後、電源供給が復帰した際に遊技を再開すると
きにも遊技者にとって不利とならず、また、遊技意欲を
減殺することがない遊技機、遊技情報報知プログラム及
びその遊技情報報知プログラムを記録した記録媒体の提
供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次の構成を有する。請求項1記載の遊技機
は、遊技情報を一時的に記憶するための記憶手段と、電
源供給が遮断されたときの遊技情報を上記記憶手段に記
憶させる記憶制御手段と、遊技情報を報知する報知手段
と、電源供給が復帰した際、上記記憶手段に記憶されて
いる遊技情報を、遊技者に報知可能にするよう上記報知
手段を制御する報知制御手段とを有した構成になってい
る。
め、本発明は次の構成を有する。請求項1記載の遊技機
は、遊技情報を一時的に記憶するための記憶手段と、電
源供給が遮断されたときの遊技情報を上記記憶手段に記
憶させる記憶制御手段と、遊技情報を報知する報知手段
と、電源供給が復帰した際、上記記憶手段に記憶されて
いる遊技情報を、遊技者に報知可能にするよう上記報知
手段を制御する報知制御手段とを有した構成になってい
る。
【0006】この構成では、電源供給が遮断されたとき
の遊技情報を上記記憶手段に一時的に記憶させ、電源供
給が復帰した際、電源供給が遮断されたときの上記遊技
情報を、遊技者に報知可能にすることができる。従っ
て、電源供給が復帰した際、遊技を再開する遊技者は、
電源供給が遮断されたときの遊技情報を知ることができ
るようになるため、遊技を再開する遊技者にとって不利
とならず、また、遊技意欲を減殺することがない。
の遊技情報を上記記憶手段に一時的に記憶させ、電源供
給が復帰した際、電源供給が遮断されたときの上記遊技
情報を、遊技者に報知可能にすることができる。従っ
て、電源供給が復帰した際、遊技を再開する遊技者は、
電源供給が遮断されたときの遊技情報を知ることができ
るようになるため、遊技を再開する遊技者にとって不利
とならず、また、遊技意欲を減殺することがない。
【0007】請求項2記載の遊技機は、報知手段が、遊
技盤上に配設された特別図柄表示装置であり、報知制御
手段が、特別図柄変動中に電源供給が遮断された後、電
源供給が復帰した際、電源供給が遮断されたときの遊技
情報を上記特別図柄表示装置に表示する構成になってい
る。
技盤上に配設された特別図柄表示装置であり、報知制御
手段が、特別図柄変動中に電源供給が遮断された後、電
源供給が復帰した際、電源供給が遮断されたときの遊技
情報を上記特別図柄表示装置に表示する構成になってい
る。
【0008】請求項3記載の遊技機は、遊技情報に、電
源供給が遮断されたときの特別図柄作動記憶個数を含ん
でいるものである。
源供給が遮断されたときの特別図柄作動記憶個数を含ん
でいるものである。
【0009】請求項4記載の遊技機は、遊技情報に、低
確率遊技状態又は高確率遊技状態を含んでいるものであ
る。
確率遊技状態又は高確率遊技状態を含んでいるものであ
る。
【0010】請求項5記載の遊技機は、遊技情報に、過
剰賞球やエラー状態等の異常発生情報を含んでいるもの
である。
剰賞球やエラー状態等の異常発生情報を含んでいるもの
である。
【0011】請求項6記載の遊技情報報知プログラム
は、電源供給が遮断されたときの遊技情報を記憶手段に
一時的に記憶させる遊技情報記憶ステップと、電源供給
が復帰した際、上記記憶手段に記憶されている上記遊技
情報を、遊技者に報知可能とする遊技情報報知ステップ
とを、遊技機を制御するコンピュータに実行させること
を内容とするものである。
は、電源供給が遮断されたときの遊技情報を記憶手段に
一時的に記憶させる遊技情報記憶ステップと、電源供給
が復帰した際、上記記憶手段に記憶されている上記遊技
情報を、遊技者に報知可能とする遊技情報報知ステップ
とを、遊技機を制御するコンピュータに実行させること
を内容とするものである。
【0012】請求項7記載のコンピュータ読取り可能な
記録媒体は、上記の遊技情報報知プログラムを記録した
ものである。
記録媒体は、上記の遊技情報報知プログラムを記録した
ものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照して説明する。図1は、一実施形態に係る遊技
機の外観斜視図、図2は、図1に示す遊技機に設けられ
た遊技盤の正面図である。
面を参照して説明する。図1は、一実施形態に係る遊技
機の外観斜視図、図2は、図1に示す遊技機に設けられ
た遊技盤の正面図である。
【0014】一実施形態に係る遊技機(以下、単に遊技
機という)Aは、正面に遊技盤1を固定した縦長の遊技
機本体2に、その遊技盤1を覆うガラス扉3を開閉自在
に取り付けた外観構成になっている。
機という)Aは、正面に遊技盤1を固定した縦長の遊技
機本体2に、その遊技盤1を覆うガラス扉3を開閉自在
に取り付けた外観構成になっている。
【0015】ガラス扉3は、縦長の方形枠4に、詳細を
後述する遊技盤1を視認できるほぼ円形のガラス5を嵌
め込んだものであり、その方形枠4の上部中央には枠ラ
ンプ6が、また、これの左右にはスピーカ7,7が配設
されている。
後述する遊技盤1を視認できるほぼ円形のガラス5を嵌
め込んだものであり、その方形枠4の上部中央には枠ラ
ンプ6が、また、これの左右にはスピーカ7,7が配設
されている。
【0016】遊技機本体2の正面であって、ガラス扉3
の下方には、遊技球を1発ずつ遊技盤1に向けて発射す
るための操作ハンドルHaを設けた発射装置Hと、払い
出された賞球を貯留する受け皿8とが並設されている。
の下方には、遊技球を1発ずつ遊技盤1に向けて発射す
るための操作ハンドルHaを設けた発射装置Hと、払い
出された賞球を貯留する受け皿8とが並設されている。
【0017】図2に示すように、遊技盤1は正面略方形
に形成されており、これには、特別図柄表示装置9、始
動入賞口10、4つの保留玉ランプ11…、盤面ランプ
12,12、電動役物13、通常入賞口14,14、大
入賞口15及び風車16…等が適宜配設されている。な
お、釘については図示していない。
に形成されており、これには、特別図柄表示装置9、始
動入賞口10、4つの保留玉ランプ11…、盤面ランプ
12,12、電動役物13、通常入賞口14,14、大
入賞口15及び風車16…等が適宜配設されている。な
お、釘については図示していない。
【0018】特別図柄表示装置9は、特別図柄を変動表
示させることができる例えばLCD(Liquid Crystal D
isplay)によって形成されており、遊技盤1の中央部分
に配置されている。ここで、特別図柄とは、例えば大当
たり等の特別な遊技状態に移行することを示唆するよう
な図柄を指し、例えば「777」等を挙げることができ
る。
示させることができる例えばLCD(Liquid Crystal D
isplay)によって形成されており、遊技盤1の中央部分
に配置されている。ここで、特別図柄とは、例えば大当
たり等の特別な遊技状態に移行することを示唆するよう
な図柄を指し、例えば「777」等を挙げることができ
る。
【0019】始動入賞口10は、特別図柄表示装置9の
下部に配置されており、上記発射装置Hから発射され、
誘導レール17に沿って遊技領域1aに打ち出された遊
技球が入賞することによって、その特別図柄表示装置9
の表示を変動させるものである。
下部に配置されており、上記発射装置Hから発射され、
誘導レール17に沿って遊技領域1aに打ち出された遊
技球が入賞することによって、その特別図柄表示装置9
の表示を変動させるものである。
【0020】保留玉ランプ11…は、保留玉の個数、す
なわち特別図柄作動記憶個数から1引いた変動記録回数
を表示するためのものであり、それは、特別図柄表示装
置9の表示変動中に、始動入賞口10に遊技球が入賞す
る度に入賞回数を所定回数(例えば4回)まで加算する
とともに、特別図柄表示装置9の変動表示が1変動分終
了する度に変動記憶回数を減算する保留玉カウンタ(図
示しない)の値を表示させるものである。ここで、変動
記憶回数は、変動を保留されている変動記憶の数を示
し、特別図柄作動記憶個数は、変動中ならば変動記憶回
数に1加算した値を示し、客待ち中ならば0を示す。
なわち特別図柄作動記憶個数から1引いた変動記録回数
を表示するためのものであり、それは、特別図柄表示装
置9の表示変動中に、始動入賞口10に遊技球が入賞す
る度に入賞回数を所定回数(例えば4回)まで加算する
とともに、特別図柄表示装置9の変動表示が1変動分終
了する度に変動記憶回数を減算する保留玉カウンタ(図
示しない)の値を表示させるものである。ここで、変動
記憶回数は、変動を保留されている変動記憶の数を示
し、特別図柄作動記憶個数は、変動中ならば変動記憶回
数に1加算した値を示し、客待ち中ならば0を示す。
【0021】次に、回路系統について説明する。図3
は、上記遊技機Aの制御回路を示すブロック図である。
18は主制御装置であり、これには、遊技制御プログラ
ムに従って本遊技機A全体を制御する機能を有する中央
処理装置(CPU:Central Processing Unit)19、上
記遊技制御プログラム(乱数テーブルを含む)等が記憶
されたROM(Read Only Memory)20及び中央処理装
置(以下、単にCPUという)19のワーク用メモリ(状
態データテーブル、乱数メモリを含む)として機能する
RAM(Random Access Memory)21が搭載されてい
る。
は、上記遊技機Aの制御回路を示すブロック図である。
18は主制御装置であり、これには、遊技制御プログラ
ムに従って本遊技機A全体を制御する機能を有する中央
処理装置(CPU:Central Processing Unit)19、上
記遊技制御プログラム(乱数テーブルを含む)等が記憶
されたROM(Read Only Memory)20及び中央処理装
置(以下、単にCPUという)19のワーク用メモリ(状
態データテーブル、乱数メモリを含む)として機能する
RAM(Random Access Memory)21が搭載されてい
る。
【0022】CPU19は、上記遊技制御プログラムに
従って遊技機A全体を制御する機能の他、記録媒体であ
るROM20に記憶された遊技情報報知プログラムによ
って、次の機能を実行するようになっている。
従って遊技機A全体を制御する機能の他、記録媒体であ
るROM20に記憶された遊技情報報知プログラムによ
って、次の機能を実行するようになっている。
【0023】遊技情報は、電源供給が遮断されたときの
特別図柄作動記憶個数、低確率遊技状態又は高確率遊技
状態、過剰賞球やエラー状態等の異常発生情報を含むも
のである。
特別図柄作動記憶個数、低確率遊技状態又は高確率遊技
状態、過剰賞球やエラー状態等の異常発生情報を含むも
のである。
【0024】遊技情報報知プログラムは、電源供給が遮
断されたときの遊技情報を、記憶手段であるRAM21
に一時的に記憶させる遊技情報記憶ステップと、電源供
給が復帰した際、上記記憶手段に記憶されている上記遊
技情報を、遊技者に報知可能とする遊技情報報知ステッ
プとを、遊技機Aを制御するコンピュータであるCPU
19に実行させることを内容とするものである。この遊
技情報報知プログラムにより、CPU19は下記の,
に示す各機能を実行できるようになっている。
断されたときの遊技情報を、記憶手段であるRAM21
に一時的に記憶させる遊技情報記憶ステップと、電源供
給が復帰した際、上記記憶手段に記憶されている上記遊
技情報を、遊技者に報知可能とする遊技情報報知ステッ
プとを、遊技機Aを制御するコンピュータであるCPU
19に実行させることを内容とするものである。この遊
技情報報知プログラムにより、CPU19は下記の,
に示す各機能を実行できるようになっている。
【0025】 電源供給が遮断されたときの遊技情報
を、記憶手段であるRAM21に記憶させる機能(記憶
制御手段)19A。
を、記憶手段であるRAM21に記憶させる機能(記憶
制御手段)19A。
【0026】 電源供給が復帰した際、上記記憶手段
であるRAM21に記憶されている遊技情報を、遊技者
に報知可能にするよう報知手段である特別図柄表示装置
9を制御する機能(報知制御手段)19B。なお、報知手
段としては、本実施形態において例示した特別図柄表示
装置9の他、電源供給が遮断されたときの遊技情報を、
後述する普通図柄表示装置40に表示させるようにして
もよい。また、上記スピーカ7,7を利用して遊技情報
を音声で報知することもできる。
であるRAM21に記憶されている遊技情報を、遊技者
に報知可能にするよう報知手段である特別図柄表示装置
9を制御する機能(報知制御手段)19B。なお、報知手
段としては、本実施形態において例示した特別図柄表示
装置9の他、電源供給が遮断されたときの遊技情報を、
後述する普通図柄表示装置40に表示させるようにして
もよい。また、上記スピーカ7,7を利用して遊技情報
を音声で報知することもできる。
【0027】ROM20には、上記遊技制御プログラ
ム,遊技情報報知プログラムの他、図4に示す内容の対
応表Tが記憶されている。図示の対応表Tは、報知手段
である特別図柄表示装置9に表示しようとする電源断復
帰画面NO.1〜20を、遊技情報1〜3及び打出し再開
ナビゲーション情報(図中、「打ち出し再開ナビ」と表
記している)に対応させたものである。
ム,遊技情報報知プログラムの他、図4に示す内容の対
応表Tが記憶されている。図示の対応表Tは、報知手段
である特別図柄表示装置9に表示しようとする電源断復
帰画面NO.1〜20を、遊技情報1〜3及び打出し再開
ナビゲーション情報(図中、「打ち出し再開ナビ」と表
記している)に対応させたものである。
【0028】なお、電源断復帰画面(以下、報知画面と
いう)とは、電源供給が復帰したとき、すなわち電源が
投入されたときに、報知手段である特別図柄表示装置9
に一時的に表示させる画面のことである。
いう)とは、電源供給が復帰したとき、すなわち電源が
投入されたときに、報知手段である特別図柄表示装置9
に一時的に表示させる画面のことである。
【0029】この報知画面は、図5に示すように、上半
部側に遊技情報1表示領域9A,遊技情報2表示領域9
B及び遊技情報3表示領域9Cが上下2段にして表示さ
れ、また、下半部側に、打出し再開ナビゲーション情報
表示領域9Dが表示される構成になっている。
部側に遊技情報1表示領域9A,遊技情報2表示領域9
B及び遊技情報3表示領域9Cが上下2段にして表示さ
れ、また、下半部側に、打出し再開ナビゲーション情報
表示領域9Dが表示される構成になっている。
【0030】遊技情報1は、図6に示すように、図示左
欄に示す特別図柄作動記憶個数1〜5であり、「復帰時
スタート保留数=0〜5」の文言とともに、それらに対
応して、右欄に示す4つの方形マークを点灯/消灯表示
することを内容としている。
欄に示す特別図柄作動記憶個数1〜5であり、「復帰時
スタート保留数=0〜5」の文言とともに、それらに対
応して、右欄に示す4つの方形マークを点灯/消灯表示
することを内容としている。
【0031】具体的には、復帰時スタート保留数=0の
時には、4つの方形マーク全てが消灯状態で表示され、
復帰時スタート保留数=1の時には、4つの方形マーク
のうち図示左側のものが1つだけ点灯した状態で表示さ
れるようになっている。なお、復帰時スタート保留数=
2〜4については、これらに対応する数の方形マークが
点灯状態で表示される。
時には、4つの方形マーク全てが消灯状態で表示され、
復帰時スタート保留数=1の時には、4つの方形マーク
のうち図示左側のものが1つだけ点灯した状態で表示さ
れるようになっている。なお、復帰時スタート保留数=
2〜4については、これらに対応する数の方形マークが
点灯状態で表示される。
【0032】遊技情報2は、図7に示すように、図示左
欄に示す高確率遊技状態と低確率状態であり、これらに
対応して、何も表示しない状態と「只今、確変中!」の
文言を表示するものである。具体的には、低確率状態の
ときには何も表示せず、高確率遊技状態のときには「只
今、確変中!」の文言を表示するようにしている。
欄に示す高確率遊技状態と低確率状態であり、これらに
対応して、何も表示しない状態と「只今、確変中!」の
文言を表示するものである。具体的には、低確率状態の
ときには何も表示せず、高確率遊技状態のときには「只
今、確変中!」の文言を表示するようにしている。
【0033】なお、低確率状態のときにも何らかの表示
を行うようにしてもよく、高確率遊技状態のときにも
「只今、確変中!」の文言に限らず、例えば確変中であ
ることを示唆する内容の表示を行うようにしてもよい。
を行うようにしてもよく、高確率遊技状態のときにも
「只今、確変中!」の文言に限らず、例えば確変中であ
ることを示唆する内容の表示を行うようにしてもよい。
【0034】遊技情報3は、図8に示すように、図示左
欄に示すリーチ無し変動とリーチ変動からなる変動種別
であり、それらに対応して、何も表示しない状態と「リ
ーチ中、chance!」の文言を表示するものであ
る。具体的には、リーチ無し変動のときには何も表示せ
ず、リーチ変動のときには「リーチ中、chance
!」の文言を表示することを内容としている。
欄に示すリーチ無し変動とリーチ変動からなる変動種別
であり、それらに対応して、何も表示しない状態と「リ
ーチ中、chance!」の文言を表示するものであ
る。具体的には、リーチ無し変動のときには何も表示せ
ず、リーチ変動のときには「リーチ中、chance
!」の文言を表示することを内容としている。
【0035】ここで、「リーチ中、chance!」の
文言は、現在リーチ変動中であり、残り1つの図柄が揃
えば大当たりになることを期待できる状態を示してい
る。換言すると、その状態に続いて大当たりになるかも
知れないという期待を遊技者が抱くことのできる遊技状
態を示している。
文言は、現在リーチ変動中であり、残り1つの図柄が揃
えば大当たりになることを期待できる状態を示してい
る。換言すると、その状態に続いて大当たりになるかも
知れないという期待を遊技者が抱くことのできる遊技状
態を示している。
【0036】打出し再開ナビゲーション情報は、図9に
示すように、図示左欄の打出し可又はしばらく待つの打
出し判別情報であり、それらに対応して、「電源断によ
り、遊技を復帰しています。通常の画面ではありません
が、打ち出しを再開できます。」又は「電源断により、
遊技を復帰していますが、通常の変動画面に戻る迄は、
打ち出しをしばらく待ってください。」の文言を表示す
ることを内容としている。
示すように、図示左欄の打出し可又はしばらく待つの打
出し判別情報であり、それらに対応して、「電源断によ
り、遊技を復帰しています。通常の画面ではありません
が、打ち出しを再開できます。」又は「電源断により、
遊技を復帰していますが、通常の変動画面に戻る迄は、
打ち出しをしばらく待ってください。」の文言を表示す
ることを内容としている。
【0037】ところで、上記主制御装置18の入力側に
は、電源回路22、リセットパルスを定期的にCPU1
9に送信する乱数発生回路23、玉貸信号制御回路2
4、集中管理装置25の他、入力インターフェース26
を介して、上記始動入賞口10に入賞した遊技球を検知
する始動入賞球検知センサ27、上記発射装置Hから発
射される遊技球を検知する遊技球発射検知センサ28、
大入賞球検知センサ29、継続球検知センサ30、小入
賞球検知センサ31及び賞品球払出検知センサ32等が
接続されている。
は、電源回路22、リセットパルスを定期的にCPU1
9に送信する乱数発生回路23、玉貸信号制御回路2
4、集中管理装置25の他、入力インターフェース26
を介して、上記始動入賞口10に入賞した遊技球を検知
する始動入賞球検知センサ27、上記発射装置Hから発
射される遊技球を検知する遊技球発射検知センサ28、
大入賞球検知センサ29、継続球検知センサ30、小入
賞球検知センサ31及び賞品球払出検知センサ32等が
接続されている。
【0038】上記主制御装置18の出力側には、出力イ
ンターフェース33を介して、図柄制御装置34、ラン
プ制御装置35、音声制御装置36、払出制御装置37
及び発射制御装置38が接続されており、それらの詳細
は次の通りである。
ンターフェース33を介して、図柄制御装置34、ラン
プ制御装置35、音声制御装置36、払出制御装置37
及び発射制御装置38が接続されており、それらの詳細
は次の通りである。
【0039】図柄制御装置34は、CPU34A、この
CPU34Aに接続されたROM34B及びRAM34
Cが搭載されてなるものであり、これの出力側には、画
像表示用プロセッサ(VDP:Video Display Processo
r)39を介して特別図柄表示装置9が、また、画像表
示用プロセッサ39を介することなく、例えばLCD等
の普通図柄表示装置40が接続されている。
CPU34Aに接続されたROM34B及びRAM34
Cが搭載されてなるものであり、これの出力側には、画
像表示用プロセッサ(VDP:Video Display Processo
r)39を介して特別図柄表示装置9が、また、画像表
示用プロセッサ39を介することなく、例えばLCD等
の普通図柄表示装置40が接続されている。
【0040】すなわち、図柄制御装置34は、上記主制
御装置18から送信される制御信号に基づき、画像表示
用プロセッサ39を介して特別図柄表示装置9を表示制
御するとともに、普通図柄表示装置40を表示制御す
る。ここで、普通図柄とは、始動入賞口10に設けられ
た電動役物13を開くことによって、より入賞し易い状
態になることを示唆するような図柄をいう。
御装置18から送信される制御信号に基づき、画像表示
用プロセッサ39を介して特別図柄表示装置9を表示制
御するとともに、普通図柄表示装置40を表示制御す
る。ここで、普通図柄とは、始動入賞口10に設けられ
た電動役物13を開くことによって、より入賞し易い状
態になることを示唆するような図柄をいう。
【0041】ランプ制御装置35は、CPU35A、こ
のCPU35Aに接続されたROM35B及びRAM3
5Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置18か
ら送信される制御信号に基づいて、保留玉ランプ11
…、盤面ランプ12,12及び枠ランプ6を点滅制御す
る機能を有している。
のCPU35Aに接続されたROM35B及びRAM3
5Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置18か
ら送信される制御信号に基づいて、保留玉ランプ11
…、盤面ランプ12,12及び枠ランプ6を点滅制御す
る機能を有している。
【0042】音声制御装置36は、CPU36A、この
CPU36Aに接続されたROM36B及びRAM36
Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置18から
送信される制御信号に基づいて、スピーカ7,7を制御
する機能を有するものである。
CPU36Aに接続されたROM36B及びRAM36
Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置18から
送信される制御信号に基づいて、スピーカ7,7を制御
する機能を有するものである。
【0043】払出制御装置37は、CPU37A、この
CPU37Aに接続されたROM37B及びRAM37
Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置18から
送信される制御信号に基づいて、払出装置41及びCR
(Card Reader)ユニット42を制御する機能を有して
いる。
CPU37Aに接続されたROM37B及びRAM37
Cを搭載してなるものであり、上記主制御装置18から
送信される制御信号に基づいて、払出装置41及びCR
(Card Reader)ユニット42を制御する機能を有して
いる。
【0044】発射制御装置38は、上記主制御装置18
から送信される制御信号に基づき、発射装置Hを制御す
る機能を有しているものである。
から送信される制御信号に基づき、発射装置Hを制御す
る機能を有しているものである。
【0045】上記の構成からなる遊技機Aの動作につい
て説明する。図10は、電源供給が遮断されたときの割
込み動作を示すフローチャート、図11は、電源投入時
の動作を示すフローチャート、図12は、タイミングチ
ャートである。
て説明する。図10は、電源供給が遮断されたときの割
込み動作を示すフローチャート、図11は、電源投入時
の動作を示すフローチャート、図12は、タイミングチ
ャートである。
【0046】<電源供給の遮断時>電源供給が遮断され
たときには、次のステップからなる割込み処理が実行さ
れる。
たときには、次のステップからなる割込み処理が実行さ
れる。
【0047】ステップ1(図中、S1と略記する。以下
同様):CPU19内の各レジスタを退避する。 ステップ2:割込み状態を退避する。 ステップ3:スタックポインタを退避する。
同様):CPU19内の各レジスタを退避する。 ステップ2:割込み状態を退避する。 ステップ3:スタックポインタを退避する。
【0048】ステップ4:賞球を検出する。具体的に
は、割込み時間内に検知した賞球の管理(RAM領域の
更新)を行う。
は、割込み時間内に検知した賞球の管理(RAM領域の
更新)を行う。
【0049】ステップ5:RAMチェックサムを算出す
る。具体的には、電源供給が遮断された後の復帰時に、
電源供給の遮断が発生した時のRAM領域の値が正常か
否かのチェックを行うために算出する。算出方法は、R
AMチェックサム格納領域を除くすべてのRAM領域の
値を加算し、その加算値をRAMチェックサム格納領域
に格納することを内容としている。
る。具体的には、電源供給が遮断された後の復帰時に、
電源供給の遮断が発生した時のRAM領域の値が正常か
否かのチェックを行うために算出する。算出方法は、R
AMチェックサム格納領域を除くすべてのRAM領域の
値を加算し、その加算値をRAMチェックサム格納領域
に格納することを内容としている。
【0050】ステップS6:電源供給が遮断されたこと
を示すチェックフラグをセットする。すなわち、電源投
入時に、電源供給が遮断されたときからの復帰か否かの
チェックに使用するRAM領域への、電源供給の遮断が
発生した値を格納する。
を示すチェックフラグをセットする。すなわち、電源投
入時に、電源供給が遮断されたときからの復帰か否かの
チェックに使用するRAM領域への、電源供給の遮断が
発生した値を格納する。
【0051】<電源投入時>電源が投入されたときに
は、次のステップからなる処理が実行される。 ステップ1′(図中、S1′と略記する。以下同様):
CPU19のリセットを行う。 ステップ2′:電源供給が遮断されていることをチェッ
クする。
は、次のステップからなる処理が実行される。 ステップ1′(図中、S1′と略記する。以下同様):
CPU19のリセットを行う。 ステップ2′:電源供給が遮断されていることをチェッ
クする。
【0052】ステップ3′:電源供給が遮断されている
状態からの復帰か否かを判断し、電源供給が遮断されて
いる状態からの復帰であればステップ4′に、また、電
源が遮断されていない状態からの復帰であればステップ
5′に進む。具体的には、RAMクリアスイッチの状態
をチェックし、そのRAMクリアスイッチのオン/オフ
により、電源供給が遮断されている状態からの復帰か否
かの判断を行う。
状態からの復帰か否かを判断し、電源供給が遮断されて
いる状態からの復帰であればステップ4′に、また、電
源が遮断されていない状態からの復帰であればステップ
5′に進む。具体的には、RAMクリアスイッチの状態
をチェックし、そのRAMクリアスイッチのオン/オフ
により、電源供給が遮断されている状態からの復帰か否
かの判断を行う。
【0053】ステップ4′:電源供給が遮断されている
状態からの復帰処理を行う。具体的には、スタックポイ
ンタを復帰させるとともに、電源供給の遮断が発生する
直前の遊技状態に対応した各制御コマンドへの復帰コマ
ンドの送信、各レジスタの復帰、及び割込み状態の復帰
を行う。
状態からの復帰処理を行う。具体的には、スタックポイ
ンタを復帰させるとともに、電源供給の遮断が発生する
直前の遊技状態に対応した各制御コマンドへの復帰コマ
ンドの送信、各レジスタの復帰、及び割込み状態の復帰
を行う。
【0054】このとき、上記特別図柄表示装置9には、
図12に(イ)で示すタイミングで、例えば図13(A)に
示す報知画面が表示される。この報知画面は、上記対応
表において、特別図柄作動記憶個数3、高確率遊技状
態、リーチ無し変動、打ち出し可である場合を示してお
り、従って、報知画面NO.11に対応するものである。
図12に(イ)で示すタイミングで、例えば図13(A)に
示す報知画面が表示される。この報知画面は、上記対応
表において、特別図柄作動記憶個数3、高確率遊技状
態、リーチ無し変動、打ち出し可である場合を示してお
り、従って、報知画面NO.11に対応するものである。
【0055】この場合、特別図柄表示装置9の遊技情報
1表示領域9Aには、復帰時スタート保留数=2と4つ
の方形マークのうちの2つが点灯した画面、遊技情報2
表示領域9Bには、「只今、確変中!」の文言が表示さ
れる。この場合、遊技情報3表示領域9Cには、何も表
示されない。
1表示領域9Aには、復帰時スタート保留数=2と4つ
の方形マークのうちの2つが点灯した画面、遊技情報2
表示領域9Bには、「只今、確変中!」の文言が表示さ
れる。この場合、遊技情報3表示領域9Cには、何も表
示されない。
【0056】打出し再開ナビゲーション情報表示領域9
Dには、「電源断により、遊技を復帰しています。通常
の画面ではありませんが、打ち出しを再開できます。」
の文言とともに、打ち出している状態を示す発射装置H
が表示される。
Dには、「電源断により、遊技を復帰しています。通常
の画面ではありませんが、打ち出しを再開できます。」
の文言とともに、打ち出している状態を示す発射装置H
が表示される。
【0057】図13(B)に示す報知画面は、対応表にお
いて、特別図柄作動記憶個数4、低確率遊技状態、リー
チ無し変動、打ち出し可である場合を示しており、従っ
て、報知画面NO.13に対応するものである。
いて、特別図柄作動記憶個数4、低確率遊技状態、リー
チ無し変動、打ち出し可である場合を示しており、従っ
て、報知画面NO.13に対応するものである。
【0058】この場合、特別図柄表示装置9の遊技情報
1表示領域9Aには、復帰時スタート保留数=4と4つ
の方形マーク全てが点灯した画面、遊技情報3表示領域
9Cには、「リーチ中 チャンス!」の文言が表示され
る。この場合、遊技情報2表示領域9Bには、何も表示
されない。
1表示領域9Aには、復帰時スタート保留数=4と4つ
の方形マーク全てが点灯した画面、遊技情報3表示領域
9Cには、「リーチ中 チャンス!」の文言が表示され
る。この場合、遊技情報2表示領域9Bには、何も表示
されない。
【0059】また、打出し再開ナビゲーション情報表示
領域9Dには、「電源断により、遊技を復帰しています
が、通常の変動画面に戻る迄は、打ち出しをしばらく待
ってください。」の文言が表示されるとともに、発射装
置Hとともに、これから手を離した状態が表示される。
領域9Dには、「電源断により、遊技を復帰しています
が、通常の変動画面に戻る迄は、打ち出しをしばらく待
ってください。」の文言が表示されるとともに、発射装
置Hとともに、これから手を離した状態が表示される。
【0060】ステップ5′:通常の起動時処理を行う。
具体的には、スタックポインタの初期設定を行うととも
に、全RAM領域をクリアし、また、通常起動時RAM
領域を初期化する。
具体的には、スタックポインタの初期設定を行うととも
に、全RAM領域をクリアし、また、通常起動時RAM
領域を初期化する。
【0061】ステップ6′:メインループ処理を行う。
具体的には、特別図柄初期値乱数の更新処理、演出選択
用乱数の更新処理、及び特別図柄はずれ図柄選択用乱数
の更新処理をそれぞれ行う。
具体的には、特別図柄初期値乱数の更新処理、演出選択
用乱数の更新処理、及び特別図柄はずれ図柄選択用乱数
の更新処理をそれぞれ行う。
【0062】特別図柄初期値乱数とは、特別図柄大当た
り判定用乱数値が一周した時点で、次の開始乱数値を決
定するための乱数をいう。演出選択用乱数とは、変動開
始時に当該変動のゲーム内容を決定するための乱数をい
う。特別図柄はずれ図柄選択乱数とは、はずれ変動時の
停止図柄を決定するための乱数をいう。
り判定用乱数値が一周した時点で、次の開始乱数値を決
定するための乱数をいう。演出選択用乱数とは、変動開
始時に当該変動のゲーム内容を決定するための乱数をい
う。特別図柄はずれ図柄選択乱数とは、はずれ変動時の
停止図柄を決定するための乱数をいう。
【0063】その後、タイマの更新や特別図柄大当たり
判定用乱数の更新等を内容とする通常のシステムタイマ
割込み処理が所定の時間間隔で行われる。
判定用乱数の更新等を内容とする通常のシステムタイマ
割込み処理が所定の時間間隔で行われる。
【0064】なお、本発明は前述した実施形態に限るも
のではなく、次のような変形実施が可能である。電源を
オン/オフするスイッチを設けるとともに、そのスイッ
チをオン/オフ操作することにより、電源供給が遮断さ
れたときの上記した遊技情報を例えば特別図柄表示装置
に一時的に表示させるようにしてもよい。これにより、
実際に電源供給が遮断されたとき、上記した遊技情報が
表示されるか否かの確認を各遊技機毎に行うことができ
る。
のではなく、次のような変形実施が可能である。電源を
オン/オフするスイッチを設けるとともに、そのスイッ
チをオン/オフ操作することにより、電源供給が遮断さ
れたときの上記した遊技情報を例えば特別図柄表示装置
に一時的に表示させるようにしてもよい。これにより、
実際に電源供給が遮断されたとき、上記した遊技情報が
表示されるか否かの確認を各遊技機毎に行うことができ
る。
【0065】上記においては、報知手段を、既存の特別
図柄表示装置を利用した例について説明したが、それら
に代わる新たな報知手段を設けた構成にしてもよい。
図柄表示装置を利用した例について説明したが、それら
に代わる新たな報知手段を設けた構成にしてもよい。
【0066】上記においては、ROM(Read Only Memo
ry)に遊技情報報知プログラムを記録しているものを例
示したが、磁気,光,光磁気ディスク等の他、ハードデ
ィスク等の所謂記録媒体に記録されている場合も含む。
ry)に遊技情報報知プログラムを記録しているものを例
示したが、磁気,光,光磁気ディスク等の他、ハードデ
ィスク等の所謂記録媒体に記録されている場合も含む。
【0067】また、上記においては、遊技機の一例とし
てぱちんこを例示しているが、これに限るものではな
く、例えば所謂スロットマシンに適用できる他、コンピ
ュータネットワークにおいて、ホストコンピュータに格
納されている上記の遊技情報報知プログラムを端未のコ
ンピュータで利用する場合に適用できることは勿論であ
る。
てぱちんこを例示しているが、これに限るものではな
く、例えば所謂スロットマシンに適用できる他、コンピ
ュータネットワークにおいて、ホストコンピュータに格
納されている上記の遊技情報報知プログラムを端未のコ
ンピュータで利用する場合に適用できることは勿論であ
る。
【0068】
【発明の効果】請求項1〜7記載の発明によれば、電源
供給が遮断されたときの遊技情報を記憶手段に一時的に
記憶させ、電源供給が復帰した際、電源供給が遮断され
たときの上記遊技情報を、報知手段により遊技者に報知
可能にできる。従って、電源供給が復帰した後の遊技
を、遊技者にとって有利な状態で行うことができ、遊技
意欲を減殺することがない。
供給が遮断されたときの遊技情報を記憶手段に一時的に
記憶させ、電源供給が復帰した際、電源供給が遮断され
たときの上記遊技情報を、報知手段により遊技者に報知
可能にできる。従って、電源供給が復帰した後の遊技
を、遊技者にとって有利な状態で行うことができ、遊技
意欲を減殺することがない。
【0069】請求項1〜7記載の発明で得られる上記共
通の効果に加え、各請求項記載の発明によれば次の効果
を得ることができる。請求項2記載の発明によれば、報
知手段として、遊技盤上に配設された特別図柄表示装置
を利用しているので、電源供給が遮断されたときの遊技
情報を詳細に表示させることができる。
通の効果に加え、各請求項記載の発明によれば次の効果
を得ることができる。請求項2記載の発明によれば、報
知手段として、遊技盤上に配設された特別図柄表示装置
を利用しているので、電源供給が遮断されたときの遊技
情報を詳細に表示させることができる。
【0070】請求項3記載の発明によれば、遊技情報
に、電源供給が遮断されたときの特別図柄作動記憶個数
を含んでいるので、電源供給が復帰したときに、その特
別図柄作動記憶個数を表示することができる。従って、
遊技者は、その特別図柄作動記憶個数を確認しながら、
遊技玉の発射/非発射を行うことができる。
に、電源供給が遮断されたときの特別図柄作動記憶個数
を含んでいるので、電源供給が復帰したときに、その特
別図柄作動記憶個数を表示することができる。従って、
遊技者は、その特別図柄作動記憶個数を確認しながら、
遊技玉の発射/非発射を行うことができる。
【0071】請求項4記載の発明によれば、遊技情報
に、低確率遊技状態又は高確率遊技状態を含んでいるの
で、電源供給が復帰したときに、その低確率遊技状態又
は高確率遊技状態を表示することができる。
に、低確率遊技状態又は高確率遊技状態を含んでいるの
で、電源供給が復帰したときに、その低確率遊技状態又
は高確率遊技状態を表示することができる。
【0072】請求項5記載の発明によれば、遊技情報
に、過剰賞球やエラー状態等の異常発生情報を含んでい
るので、電源供給が復帰したときに、過剰賞球やエラー
状態等の異常発生情報を表示することができる。
に、過剰賞球やエラー状態等の異常発生情報を含んでい
るので、電源供給が復帰したときに、過剰賞球やエラー
状態等の異常発生情報を表示することができる。
【図1】一実施形態に係る本発明遊技機の外観斜視図で
ある。
ある。
【図2】同上の遊技機に設けられた遊技盤の正面図であ
る。
る。
【図3】同上の遊技機の制御回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】遊技情報1〜3、打出し再開ナビゲーション情
報及び報知画面の対応表を示す説明図である。
報及び報知画面の対応表を示す説明図である。
【図5】報知手段に表示される報知画面の説明図であ
る。
る。
【図6】遊技情報1の表示態様を示す説明図である。
【図7】遊技情報2の表示態様を示す説明図である。
【図8】遊技情報3の表示態様を示す説明図である。
【図9】打出し再開ナビゲーション情報の表示態様を示
す説明図である。
す説明図である。
【図10】電源供給が遮断されたときの割込み動作を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図11】電源投入時の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図12】電源供給の遮断と復帰、及びそれらと報知画
面の報知タイミングを示すタイミングチャートである。
面の報知タイミングを示すタイミングチャートである。
【図13】(A)は報知画面の一例、(B)は報知画面の他
例を示す説明図である。
例を示す説明図である。
1 遊技盤
9 報知手段としての特別図柄表示装置
19 コンピュータであるCPU
19A 記憶制御手段
19B 報知制御手段
20 記録媒体
21 記憶手段としてのRAM
A 遊技機
Claims (7)
- 【請求項1】 遊技情報を一時的に記憶するための記憶
手段と、電源供給が遮断されたときの遊技情報を上記記
憶手段に記憶させる記憶制御手段と、遊技情報を報知す
る報知手段と、電源供給が復帰した際、上記記憶手段に
記憶されている遊技情報を、遊技者に報知可能にするよ
う上記報知手段を制御する報知制御手段とを有している
ことを特徴とする遊技機。 - 【請求項2】 報知手段は、遊技盤上に配設された特別
図柄表示装置であり、報知制御手段は、特別図柄変動中
に電源供給が遮断された後、電源供給が復帰した際、電
源供給が遮断されたときの遊技情報を上記特別図柄表示
装置に表示することを特徴とする請求項1記載の遊技
機。 - 【請求項3】 遊技情報は、電源供給が遮断されたとき
の特別図柄作動記憶個数を含むものであることを特徴と
する請求項2記載の遊技機。 - 【請求項4】 遊技情報は、低確率遊技状態又は高確率
遊技状態を含むものであることを特徴とする請求項1,
2又は3記載の遊技機。 - 【請求項5】 遊技情報は、過剰賞球やエラー状態等の
異常発生情報を含むものであることを特徴とする請求項
1,2,3又は4記載の遊技機。 - 【請求項6】 電源供給が遮断されたときの遊技情報を
記憶手段に一時的に記憶させる遊技情報記憶ステップ
と、電源供給が復帰した際、上記記憶手段に記憶されて
いる上記遊技情報を、遊技者に報知可能とする遊技情報
報知ステップとを、遊技機を制御するコンピュータに実
行させることを特徴とする遊技情報報知プログラム。 - 【請求項7】 請求項6記載の遊技情報報知プログラム
を記録したことを特徴とするコンピュータ読取り可能な
記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364569A JP2003164646A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 遊技機、遊技情報報知プログラム及びその遊技情報報知プログラムを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001364569A JP2003164646A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 遊技機、遊技情報報知プログラム及びその遊技情報報知プログラムを記録した記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003164646A true JP2003164646A (ja) | 2003-06-10 |
Family
ID=19174735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001364569A Pending JP2003164646A (ja) | 2001-11-29 | 2001-11-29 | 遊技機、遊技情報報知プログラム及びその遊技情報報知プログラムを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003164646A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007252756A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Samii Kk | 雀球遊技機 |
JP2008237577A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2014008327A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2016116557A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2017029864A (ja) * | 2016-11-17 | 2017-02-09 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP2020099636A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
-
2001
- 2001-11-29 JP JP2001364569A patent/JP2003164646A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007252756A (ja) * | 2006-03-24 | 2007-10-04 | Samii Kk | 雀球遊技機 |
JP2008237577A (ja) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Samii Kk | 遊技機 |
JP2014008327A (ja) * | 2012-07-02 | 2014-01-20 | Heiwa Corp | 遊技機 |
JP2016116557A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2017029864A (ja) * | 2016-11-17 | 2017-02-09 | 株式会社平和 | 遊技機 |
JP2020099636A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050816 |
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A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051013 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060322 |