JP2003164001A - セル電圧検出装置 - Google Patents

セル電圧検出装置

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JP2003164001A JP2001364287A JP2001364287A JP2003164001A JP 2003164001 A JP2003164001 A JP 2003164001A JP 2001364287 A JP2001364287 A JP 2001364287A JP 2001364287 A JP2001364287 A JP 2001364287A JP 2003164001 A JP2003164001 A JP 2003164001A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セルの電圧を検出する電圧検出回路で消費する
電力を低減する。 【解決手段】モジュールM1〜M12内のある1つのセ
ルC1〜C96を対応する電圧検出回路VT1〜VT9
6により検出し、他のセルと対応する電圧検出回路とは
スイッチSW1〜SW97を開いて非接続とする。他の
セルの電圧は、検出したセル電圧と、予め記憶したモジ
ュール内の全セルの電圧とに基づいて推定する。電圧を
検出するセルを順次切り替えることにより、特定のセル
の電圧のみが消費されることはなく、かつ、全ての電圧
検出回路を作動させずに、全セルの電圧を得ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電気自動車
やハイブリッド車に搭載される組電池を構成するセルの
電圧を検出するセル電圧検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の単セルを直列や並列に接続
して組電池を構成し、この組電池の電力を駆動源の一つ
として車両を駆動する電気自動車やハイブリッド車が知
られている。このような車両においては、組電池の制御
や車両の制御を目的として、セルの電圧を検出するセル
電圧検出装置が搭載されている。すなわち、各セルごと
に、対応するセルの電圧を検出する電圧検出回路を備
え、電圧検出回路で検出された各セルの電圧を用いて、
組電池の制御や車両の制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セル電圧検出装置では、各セルごとに電圧検出回路を備
えており、各電圧検出回路は組電池に蓄電されている電
力を用いて駆動するので、各セルの電圧を検出する際に
消費する電力が大きいものとなり、組電池の電力を駆動
源として走行する車両の航続距離が短くなるという問題
があった。
【0004】本発明の目的は、組電池を構成するセルの
電圧を検出する電圧検出回路で消費する電力を低減する
セル電圧検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
を参照して本発明を説明する。 (1)請求項1の発明は、組電池10を構成する複数の
セルC1〜C96ごとに設けられ、対応するセルの電圧
を検出する電圧検出回路VT1〜VT96と、複数の電
圧検出回路VT1〜VT96のうち、電圧を検出する対
象セルを選択し、この電圧検出対象セルに対応する電圧
検出回路だけを作動し、電圧検出非対象セルに対応する
電圧検出回路を非作動とする制御回路50,C/C1〜
C/C12と、電圧検出非対象セルの電圧を推定する電
圧推定回路50とを備え、制御回路50,C/C1〜C
/C12は、電圧検出対象セルを順次切り替えることに
より、上記目的を達成する。 (2)請求項2の発明は、請求項1のセル電圧検出装置
において、組電池10は、複数のセルを直列に接続して
構成されるモジュールM1〜M12を複数直列に接続し
て構成されるものであり、電圧検出回路VT1〜VT9
6により検出されたモジュールM1〜M12内の全セル
の電圧を記憶する記憶回路50をさらに備え、制御回路
50,C/C1〜C/C12は、モジュールM1〜M1
2ごとに電圧検出対象セルを順次切り替え、電圧推定回
路50は、電圧検出回路で検出されたセル電圧と、記憶
回路50に記憶されたモジュールM1〜M12内の全セ
ルの電圧とに基づいて、電圧検出非対象セルの電圧を推
定することを特徴とする。 (3)請求項3の発明は、請求項2のセル電圧検出装置
において、制御回路50,C/C1〜C/C12は、電
圧検出対象セルの順次切り替えによりモジュールM1〜
M12内の全セルの電圧を検出した後、モジュールM1
〜M12内の全セルC1〜C96を電圧検出対象セルと
し、記憶回路50は、電圧検出回路VT1〜VT96に
より検出される全セルの電圧を新たに記憶する。 (4)請求項4の発明は、請求項2または3のセル電圧
検出装置において、同一のセルに対して、電圧検出回路
VT1〜VT96により検出されたセル電圧と、電圧推
定回路50により推定されたセル電圧との差が所定値以
上であるか否かを判定する電圧誤差判定回路50と、記
憶回路50に記憶されたモジュールM1〜M12内の全
セルの電圧に基づいて、モジュール内の異常セルを検出
する異常セル検出回路50とをさらに備え、制御回路5
0,C/C1〜C/C12は、電圧誤差判定回路50に
より検出電圧と推定電圧との差が所定値以上であると判
定されたときに、モジュールM1〜M12内の全セルC
1〜C96を電圧検出対象セルとし、記憶回路50は、
電圧検出回路VT1〜VT96により検出される全セル
の電圧を新たに記憶し、異常セル検出回路50は、記憶
回路50に新たに記憶された全セルの電圧に基づいて、
異常セルを検出することを特徴とする。 (5)請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかのセ
ル電圧検出装置において、組電池10のSOCが第1の
しきい値以上であるか、または第2のしきい値以下であ
るか否かを判定するSOC判定回路50をさらに備え、
制御回路50,C/C1〜C/C12は、SOC判定回
路50により、組電池10のSOCが第1のしきい値以
上であるか、または第2のしきい値以下であると判定さ
れると、電圧検出対象セルの順次切り替えを中止して、
全てのセルC1〜C96を電圧検出対象セルとすること
を特徴とする。 (6)請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかのセ
ル電圧検出装置において、組電池10に流れる電流を検
出する電流検出回路60と、電流検出回路60により検
出された電流が所定の電流値以上であるか否かを判定す
る過電流判定回路50とをさらに備え、制御回路50,
C/C1〜C/C12は、過電流判定回路50により組
電池10に所定の電流値以上の電流が流れていると判定
されると、電圧検出対象セルの順次切り替えを中止し
て、全てのセルC1〜C96を電圧検出対象セルとする
ことを特徴とする。
【0006】なお、上記課題を解決するための手段の項
では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態
の図1と対応づけたが、これにより本発明が実施の形態
に限定されるものではない。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果を奏す
る。 (1)請求項1〜6の発明によれば、電圧検出対象セル
を対応する電圧検出回路により検出するとともに、電圧
検出非対象セルの電圧を推定し、制御回路により電圧検
出対象セルを順次切り替えるので、電圧を検出する際に
全ての電圧検出回路を駆動する必要が無く、電圧検出回
路による消費電力を低減することができる。(2)請求
項2の発明によれば、組電池は、複数のセルを直列に接
続して構成されるモジュールを複数直列に接続して構成
されるものであり、制御回路は、モジュールごとに電圧
検出対象セルを順次切り替え、電圧推定回路は、電圧検
出回路で検出されたセル電圧と、記憶回路に記憶された
モジュール内の全セルの電圧とに基づいて、電圧検出非
対象セルの電圧を推定するので、電圧検出非対象セルの
電圧を確実に推定することができる。 (3)請求項3の発明によれば、電圧検出対象セルの順
次切り替えにより、モジュール内の全セルの電圧を順次
検出した後、モジュール内の全セルを電圧検出対象セル
とし、電圧検出回路により検出される全セルの電圧を記
憶回路に新たに記憶するので、電圧推定回路で推定する
電圧の推定精度を向上することができる。 (4)請求項4の発明によれば、同一のセルに対して、
電圧検出回路で検出された電圧と、電圧推定回路で推定
された電圧との差が所定値以上であるときには、モジュ
ール内の全セルを電圧検出対象セルとし、電圧検出回路
により全セルの電圧を検出して記憶回路に新たに記憶
し、新たに記憶された全セルの電圧に基づいて、異常セ
ルの検出を行うので、組電池の安全性を確保することが
できる。 (5)請求項5の発明によれば、組電池のSOCが第1
のしきい値以上か第2のしきい値以下であると判定され
ると、電圧検出対象セルの順次切り替えを中止して、全
てのセルを電圧検出対象セルとするので、組電池の過充
電/過放電を防いで、組電池の安全性を確保することが
できる。 (6)請求項6の発明によれば、組電池に所定の電流値
以上の電流が流れていると判定されると、電圧検出対象
セルの順次切り替えを中止して、全てのセルを電圧検出
対象セルとするので、組電池の安全性を確保することが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるセル電圧検
出装置を電気自動車に適用した一実施の形態の構成を示
す図である。この電気自動車はインバータ80を有し、
複数の単セルを直列に接続して構成される二次電池10
の直流電力をインバータ80で交流電力に変換し、変換
した交流電力を走行駆動源である三相同期モータ90へ
供給する。供給された交流電力により三相同期モータ9
0が回転駆動することにより、減速機100、ドライブ
シャフト105a,105bを介して左右の駆動輪11
0a,110bが回転して電気自動車が駆動することが
できる。
【0009】組電池10は、複数のセルC1〜C96を
直列に接続して構成されており、セルC1〜C96は8
個ずつまとめられてモジュールM1,…,M12を構成
している。なお、組電池および各モジュールを構成する
セルの個数は上述の個数に限定されるものではない。各
モジュールM1〜M12には、それぞれセルコントロー
ラC/C1〜C/C12が接続されている。セルコント
ローラC/C1〜C/C12は、図示しないCPU、R
OM及びRAMを有し、対応するモジュールM1〜M1
2内のセルを管理する。
【0010】各セルC1〜C96には、対応するセルC
1〜C96の電圧を検出する電圧検出回路VT1〜VT
96が設けられている。各電圧検出回路VT1〜VT9
6で検出されたセル電圧は、各セルを管理するセルコン
トローラC/C1〜C/C12に送られる。例えば、モ
ジュールM1内のセルC1〜C12の電圧は、それぞれ
対応する電圧検出回路VT1〜VT12で検出されて、
セルコントローラC/C1に送られる。
【0011】各セルC1〜C96と対応する電圧検出回
路VT1〜VT96との間には、スイッチSW1〜SW
97が設けられており、セルC1〜C96と対応する電
圧検出回路VT1〜VT96とを接続/非接続とするこ
とができる。各スイッチSW1〜SW97は、各セルコ
ントローラC/C1〜C/C12からのオン/オフ信号
に基づいて、開閉する。例えば、電圧検出回路VT1と
セルC1とを接続する時は、電圧検出回路VT1とセル
C1との間に設けられているスイッチSW1とSW2と
をオンとし、それ以外のスイッチSW3〜SW97はオ
フとする。
【0012】尚、以下の説明では、一般的なセルC1〜
C96を表すのに、セルCn(nは、自然数)と表現す
る。同様に、一般的なモジュールM1〜M12、セルコ
ントローラC/C1〜C/C12、電圧検出回路VT1
〜VT96、スイッチSW1〜SW97もそれぞれ、モ
ジュールMn、セルコントローラC/Cn、電圧検出回
路VTn、スイッチSWnと表すことにする。
【0013】バッテリーコントローラ50は、カウンタ
51、タイマ52、不図示のCPU,ROMおよびRA
Mを備えている。各セルコントローラC/Cnは、隣接
するセルコントローラC/Cnと通信線で接続されてお
り、バッテリーコントローラ50は、両端のセルコント
ローラC/Cn、すなわち、セルコントローラC/C1
とC/C12と接続されている。従って、バッテリーコ
ントローラ50は、シリアル通信により各セルコントロ
ーラC/Cnを制御するとともに、各セルコントローラ
C/Cnからのデータを受信する。これにより、バッテ
リーコントローラ50は、各セルコントローラC/Cn
を制御して組電池10全体を管理する。
【0014】電流センサ60は、組電池10に流れる充
放電電流を検出する。また、電圧センサ70は、組電池
10の総電圧を検出する。電流センサ60により検出さ
れた充放電電流、および電圧センサ70により検出され
た総電圧は、バッテリコントローラ50に送られる。
【0015】トルクプロセッシングコントローラ130
は、不図示のCPUやメモリなどを備え、図示しないア
クセルペダルやブレーキペダルの操作量等に基づいて、
三相同期モータ90のトルク指令値を演算する。演算し
たトルク指令値は、モータコントローラ120に送信さ
れる。モータコントローラ120は、トルクプロセッシ
ングコントローラ130から送られてきたトルク指令値
や、三相同期モータ90の回転位置情報などに基づい
て、インバータ80の制御を行う。また、バッテリーコ
ントローラ50とトルクプロセッシングコントローラ1
30は、図示しない接続線によって接続され、バッテリ
ーコントローラ50は組電池に関する各種情報をトルク
プロセッシングコントローラ130へと出力している。
また、トルクプロセッシングコントローラ130には、
組電池10の異常を含む車両の異常を乗員に報知するた
めのインジケータ140およびブザー150が接続され
ている。
【0016】図2〜図4は、バッテリコントローラ50
で行われる制御の一実施の形態の手順を示すフローチャ
ートである。図2に示すフローチャートは、車両の起動
時に1回のみ演算される制御手順を示すものであり、図
3に示すフローチャートは、車両の起動とともに処理を
開始し、以後、所定周期ごとに行われる制御手順を示す
ものである。また、図4に示すフローチャートの制御
も、車両の起動とともに開始される。ただし、車両の起
動時に行われる順番としては、初めに図2に示すフロー
チャートによる制御が行われ、次に図3に示すフローチ
ャートによる制御、最後に図4に示すフローチャートに
よる制御が行われる。
【0017】始めに、図2に示すフローチャートの制御
について説明する。ステップS10では、図示しないイ
グニッションスイッチがオンとなっているか否かを判定
する。オンとなっていると判定するとステップS20に
進み、オンになっていないと判定すると、オンされるま
でステップS10で待機する。ステップS20では、ス
イッチSWnを全てオンにする。これは、バッテリコン
トローラ50が、各セルコントローラC/Cnにスイッ
チSWnを全てオンにする旨の信号を送出し、各セルコ
ントローラC/Cnが全スイッチSWnのオン信号を出
力することにより行われる。スイッチSWnを全てオン
にすると、ステップS30に進む。
【0018】ステップS30では、各モジュールMnご
とに、各電圧検出回路VTnを用いて全てのセルCnの
電圧を検出する。検出されたセル電圧は、バッテリコン
トローラ50に送られる。次のステップS40では、ス
テップS30で検出した各モジュールMnごとの全セル
電圧を図示しないRAMに記憶する。なお、以下の説明
では、後述する処理の時点で検出するセル電圧と、本処
理で記憶するセル電圧とを区別するために、本処理で記
憶するセル電圧は、「セル電圧分布」と呼ぶことにす
る。上述したように、全セル電圧は、各モジュールMn
ごとに検出されるので、セル電圧分布も各モジュールM
nごと、換言すれば、セルコントローラC/Cnごとに
区別して記憶する。セル電圧分布を記憶するとステップ
S50に進む。
【0019】ステップS50では、電圧値が異常値を示
す異常セルがあるか否かを判定する。この判定は、モジ
ュールMnごとに行われる。すなわち、ステップS40
で記憶したセル電圧分布から、モジュールMn内の全セ
ルの平均電圧を算出し、そのモジュールMn内の各セル
Cnの電圧と算出した平均電圧との差が所定値以上であ
るセルがあるか否かを判定する。各セルCnの電圧と平
均電圧との差が所定値以上であるセルが1つでもあると
きは、異常セルがあると判定して、ステップS60に進
む。ステップS60では、異常セルの存在を示すフラグ
Fをセットして、ステップS70に進む。ステップS7
0では、インジケータ140および/またはブザー15
0により、異常セルの存在を乗員に報知して、本制御を
終了する。
【0020】一方、ステップS50で、モジュールMn
ごとに判定を行った結果、全てのセルCnの電圧と異常
判定値である平均電圧との差が所定値より小さいとき
は、全てのセルCnが正常であると判定して、ステップ
S80に進む。ステップS80では、スイッチSWnを
全てオフにして本制御を終了する。
【0021】次に、図3に示すフローチャートの制御に
ついて説明する。ステップS100では、図示しないイ
グニッションスイッチがオンとなっているか否かを判定
する。オンとなっていると判定するとステップS110
に進み、オンになっていないと判定すると、オンされる
までステップS100で待機する。ステップS110で
は、電圧センサ70により組電池10の総電圧を検出す
る。検出した総電圧は、バッテリコントローラ50に送
られる。次のステップS120では、ステップS110
で検出した総電圧に基づいて、組電池のSOC(充電
率)を算出する。SOCの算出は、組電池10の総電圧
とSOCとの関係を定めたマップを予め用意しておき、
このマップを用いて表引き計算することにより行われ
る。SOCを算出するとステップS130に進む。
【0022】ステップS130では、電流センサ60に
より、組電池10に流れる電流を検出する。検出した電
流は、バッテリコントローラ50に送られる。次のステ
ップS140では、組電池10が過充電となっていない
かを判定する。この判定のために、予め、組電池10が
過充電(過電圧)となるときのSOCのしきい値Xを定
めておく。各セルCnの電圧にはバラツキがあるため、
しきい値Xからバラツキを考慮した値αを引いたX−α
を判定しきい値とする。このαは、全セル電圧のうち、
最も値の大きい電圧を考慮して定める必要がある。従っ
て、ステップS140では、ステップS120で算出し
たSOCが判定しきい値X−αより大きいときは、過充
電であると判定してステップS170に進み、判定しき
い値X−α以下であるときは、過充電ではないと判定し
てステップS150に進む。
【0023】ステップS150では、組電池10が過放
電となっていないかを判定する。この判定のために、予
め、組電池10が過放電となるときのSOCのしきい値
Yを定めておく。各セルCnの電圧にはバラツキがある
ため、しきい値Yからバラツキを考慮した値βを引いた
Y+βを判定しきい値とする。ただし、βは、全セル電
圧のうち、最低電圧を考慮して定める必要がある。従っ
て、ステップS150では、ステップS120で算出し
たSOCが判定しきい値Y+βより小さいときは、過放
電であると判定してステップS170に進み、判定しき
い値Y+β以上であるときは、過放電ではないと判定し
てステップS160に進む。
【0024】ステップS160では、ステップS130
で検出した電流の絶対値|I|が所定の規定値Imax以
上であるか否かを判定する。この判定は、組電池10に
流れる電流が規定値Imax以上である場合、組電池10
およびセルCnの電圧変動率が高くなる可能性があるの
で、組電池10の安全性を確保するために行われる。ま
た、絶対値とするのは、充電電流および放電電流のいず
れの電流も対象とするためである。電流の絶対値|I|
が所定の規定値Imax以上であると判定すると、ステッ
プS170に進み、所定の規定値Imaxより小さいと判
定すると本制御を終了する。以上の説明では、この電流
の絶対値|I|が所定の規定値Imax以上であることを
「過電流である」と記載する。
【0025】ステップS170では、組電池10が過充
電または過放電であるか、過電流が流れているので、フ
ラグFをセットして、ステップS180に進む。ステッ
プS180では、スイッチSWnを全てオンにする。こ
れにより、各セルCnの電圧を、対応する電圧検出回路
VTnでそれぞれ検出することができる。
【0026】上述した図3に示すフローチャートによる
制御では、組電池10が過充電であるか否か(ステップ
S140)、過放電であるか否か(ステップS15
0)、過電流が流れているか否か(ステップS160)
を判定し、いずれかの判定において肯定されるときは、
フラグFをセットするとともに、スイッチSWnを全て
オンにした。すなわち、過充電、過放電および過電流な
どの状況下では、後述するセル電圧の推定を正確に行う
ことができないので、従来通り、全ての電圧検出回路V
Tnを用いてセル電圧を検出するようにしている。
【0027】最後に、図4に示すフローチャートによる
制御について説明する。ステップS200では、フラグ
Fがセットされているか否かを判定する。フラグFがセ
ットされていないと判定するとステップS210に進
み、セットされていると判定すると本制御を終了する。
ステップS210では、モジュールMn内のある1つの
セルCnの電圧を検出するために、対応するスイッチS
Wnをオンにするとともに、他のスイッチをオフにす
る。本実施の形態では、モジュールM1を例にあげる
と、セルC1、C2、C3の順に電圧を検出していくこ
とにする。例えば、セルC1の電圧を検出するときは、
スイッチSW1とSW2とをオンにするとともに、他の
スイッチをオフにする。スイッチ制御を行うと、ステッ
プS220に進む。
【0028】ステップS220では、タイマ52をスタ
ートさせて、ステップS230に進む。このタイマ52
は、ステップS210でスイッチの切り替え制御を行う
ためのものであり、切り替え時間を制御することによ
り、各セル間の電力消費の偏りを防ぐことができる。ス
テップS230では、ステップS210でスイッチSW
nをオンにすることにより、電圧の検出が可能となった
セルCnの電圧を、対応する電圧検出回路VTnにより
検出する。検出したセル電圧は、バッテリコントローラ
50に送られる。次のステップS240では、ステップ
S220でタイマ52をスタートさせてから、所定の時
間が経過したか否かを判定する。所定の時間が経過した
と判定するとステップS250に進む。所定の時間が経
過していないと判定すると、所定の時間が経過するまで
待機する。
【0029】ステップS250では、タイマ52をリセ
ットしてステップS260に進む。ステップS260で
は、ステップS230で検出したセル電圧と、後述する
ステップS270で推定したセル電圧との差が所定値以
上であるか否かを判定する。ステップS230でセル電
圧を検出する処理と、ステップS270でセル電圧を推
定する処理は、モジュールMn内の全てのセルCnに対
して行われるので、後述するステップS300で図示し
ないイグニッションスイッチがオフされたと判定されな
い限り繰り返し行われる。従って、ステップS260で
は、前回のステップS270の処理時に推定したセル電
圧と、今回のステップS230で検出したセル電圧とを
用いて判定を行う。この判定の結果、検出セル電圧と推
定セル電圧との差が所定値以上であると判定(肯定)す
るとステップS340に進み、所定値より小さいと判定
(否定)すると、ステップS270に進む。また、ステ
ップS230で最初のセル電圧を検出したときは、推定
セル電圧が存在しないことになるので、判定を行わずに
ステップS270に進む。
【0030】ステップS270では、ステップS230
で検出したセル電圧と、図2に示すフローチャートのス
テップS40で不図示のRAMに記憶したセル電圧分布
とに基づいて、ステップS230で検出したセル電圧以
外のセルの電圧を推定する。例えば、ステップS230
でセルC1の電圧を検出したときは、モジュールM1内
の他のセルC2〜C8の電圧を推定する。電圧の推定方
法は、例えば、ステップS40で記憶したセルC1の電
圧とステップS230で検出したセルC1との電圧差を
算出し、ステップS40で記憶した他のセルC2〜C8
の電圧に対して、セルC1の電圧差分を加減算すること
により行う。
【0031】ステップS230で検出したセル電圧以外
のセルの電圧を推定すると、ステップS280に進む。
ステップS280では、ステップS230で電圧を検出
したセル数(カウント値)Nが、モジュールMn内のセ
ル数(本実施の形態では8)以上であるか否かを判定す
る。ステップS230でセルの電圧を検出する処理は、
モジュールMn内の全てのセルCnに対して行うもので
あるが、電圧を検出したセル数は、カウンタ51を用い
てカウントする。モジュールMn内の全てのセルCnに
対して電圧を検出したと判定すると、ステップS340
に進み、全てのセルCnの電圧を検出していないと判定
すると、同じモジュールMn内の他のセルに対しても、
ステップS260の処理を行うために、ステップS29
0に進む。
【0032】ステップS290では、カウンタ51のカ
ウント値Nに1を足して新たなカウント値Nとして、ス
テップS300に進む。ステップS300では、図示し
ないイグニッションスイッチがオフとなっているか否か
を判定する。オフになっていないと判定するとステップ
S200に戻り、次のセルCnに対して、ステップS2
00以降の処理を行う。一方、図示しないイグニッショ
ンスイッチがオフになっていると判定すると本制御を終
了する。
【0033】ステップS260で、ステップS230で
検出したセル電圧と、前回のステップS270で推定し
たセル電圧との差が所定値以上であると判定すると、ス
テップS340に進む。ステップS260での判定は、
推定した電圧を用いており、また、タイミングの異なる
処理で検出および推定した電圧を用いて行うことから、
直ちに異常が発生しているとは判断せず、ステップS3
40以降の処理により、異常セルの有無の判断を正確に
行う。また、モジュールMn内の全てのセルCnに対し
て、ステップS260の処理が行われた時もステップS
340に進む。
【0034】ステップS340では、全てのスイッチS
WnをオンにしてステップS350に進む。ステップS
350では、カウンタ51のカウント値Nをリセットし
て、ステップS360に進む。ステップS360では、
各電圧検出回路VTnにより対応する全てのセルCnの
電圧を検出する。検出されたセル電圧は、バッテリコン
トローラ50に送られる。次のステップS370では、
ステップS360で検出した全セル電圧、すなわちセル
電圧分布を図示しないRAMに記憶して、ステップS3
80に進む。
【0035】尚、以後の処理において、ステップS27
0のセル電圧の推定を行うときは、ステップS370で
記憶したセル電圧分布を用いる。すなわち、モジュール
Mn内の全てのセルに対して、ステップS260の処理
が行われると、ステップS280を経てステップS37
0に進み、最新のセル電圧分布が記憶される。後述する
ように、セルに異常が発生していないときは、再びステ
ップS200以降の処理が行われるので、ステップS2
70にてセル電圧の推定を行うときは、最新のセル電圧
分布が用いられる。これにより、セル電圧の推定精度を
向上させることができる。
【0036】ステップS380では、電圧値が異常値を
示す異常セルがあるか否かを判定する。ここでの判定
は、図2に示すフローチャートのステップS50で行う
判定と同じである。すなわち、ステップS370で記憶
したセル電圧分布から、全セルの平均電圧を算出し、各
セルCnの電圧と算出した平均電圧との差が所定値以上
であるセルがあるか否かを判定する。異常セルがあると
判定すると、ステップS390に進み、異常セルが無い
と判定すると、ステップS200に戻る。ステップS3
90では、異常セルの存在を示すフラグFをセットし
て、ステップS400に進む。ステップS400では、
インジケータ140および/またはブザー150によ
り、異常セルの存在を乗員に報知して、ステップS30
0に進む。
【0037】以上、本発明によるセル電圧検出装置によ
れば、異常セルが存在するとき(ステップS50,S3
90)、組電池10が過充電または過放電であると判定
されたとき(ステップS140,S150)および組電
池10に過大電流が流れているとき(ステップS16
0)には、フラグFをセットする。このフラグFがセッ
トされているときは、従来と同様に、全ての電圧検出回
路VTnを用いて対応するセルCnの電圧を検出する。
一方、フラグFがセットされていないときは、モジュー
ルMn内の1つの電圧検出回路VTnのみを駆動して対
応するセルの電圧を検出し(ステップS210〜S23
0)、検出したセル電圧と、記憶されているセル電圧分
布(ステップS50)とに基づいて、検出したセル以外
のセルの電圧を推定する(ステップS270)。次に他
のセルの電圧を検出した時には、この推定したセル電圧
と、実際に検出したセル電圧との差が所定値以下の時に
は、検出したセル以外のセル電圧を推定し(ステップS
270)、所定値より大きいときには、全セルの電圧を
検出して、異常の判断を正確に行う(ステップS340
〜S380)。
【0038】本実施の形態によるセル電圧検出装置によ
れば、1つのセル電圧を検出し、他のセル電圧を推定す
ることにより、組電池の管理を行うので、全ての電圧検
出回路を駆動させる必要がなく、電圧検出回路で消費す
る電力を低減することができる。従って、組電池を搭載
する電気自動車の航続距離を長くすることができる。ま
た、電圧を検出するセルは、順次切り替えていくので、
1つのセルの電力のみが消費されることはなく、各セル
電圧間のバランスを保つことができるとともに、電気自
動車の航続距離を長くすることができる。すなわち、電
気自動車の航続距離は、電圧の最も低いセルを基準に定
められるので、他のセル電圧に比べて極端に低い電圧を
示すセルを無くすことにより、電気自動車の航続距離を
長くすることができる。さらに、検出電圧と推定電圧と
の誤差の判定を行うので、推定電圧の精度をある一定以
上に確保することができる。
【0039】また、組電池のSOCに基づいて、過充
電、過放電である領域や、過電流が流れる場合には、全
てのセル電圧を検出してセルの異常判定を行うので、過
充電や過放電になるのを未然に防いで、組電池の安全性
を確保することができる。
【0040】本発明は、上述した実施の形態に限定され
ることはない。例えば、上述した一実施の形態では、本
発明によるセル電圧検出装置を電気自動車に適用した例
について説明したが、ハイブリッド車に適用することも
できる。一般に、ハイブリッド車に搭載される組電池の
容量は、電気自動車に搭載される組電池の容量よりも小
さいので、電圧検出回路で消費される電力の影響は大き
い。従って、本発明によるセル電圧検出装置をハイブリ
ッド車に適用すれば、航続距離の向上等の効果は、電気
自動車に適用した場合よりも大きくなる。
【0041】また、電圧を検出するセルの切り替えや、
電圧を検出しない(電圧検出回路と非接続とされた)セ
ルの電圧の推定は、モジュールMnごとに行ったが、モ
ジュールMnごとではなく組電池10全体で行ってもよ
い。さらに、電圧を検出するセルの切り替えも、1つず
つ行うのではなく、複数のセルを1単位として行うこと
もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるセル電圧検出装置を電気自動車に
適用した一実施の形態の構成を示す図
【図2】車両起動時に行われる制御手順を示す一実施の
形態のフローチャート
【図3】車両起動時および以後所定周期ごとに行われる
制御手順を示す一実施の形態のフローチャート
【図4】車両起動時に行われる制御手順を示す一実施の
形態のフローチャート
【符号の説明】
10…組電池、50…バッテリコントローラ、51…カ
ウンタ、52…タイマ、60…電流センサ、70…電圧
センサ、80…インバータ、90…三相同期モータ、1
00…減速機、105a,105b…ドライブシャフ
ト、110a,110b…駆動輪、120…モータコン
トローラ、130…トルクプロセッシングコントロー
ラ、140…インジケータ、150…ブザー、C1〜C
96…セル、M1〜M12…モジュール、C/C1〜C
/C12…セルコントローラ、SW1〜SW97…スイ
ッチ、VT1〜VT96…電圧検出回路
フロントページの続き Fターム(参考) 2G035 AA20 AB03 AC01 AC16 AD26 AD28 AD29 AD44 5G003 AA07 BA03 CA04 CA14 EA08 FA04 5H030 AA06 AS08 FF44 5H115 PA08 PA11 PC06 PG04 PI16 PU08 PU21 PV09 SE06 TI05 TI06 TU16 TU17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組電池を構成する複数のセルごとに設けら
    れ、対応するセルの電圧を検出する複数の電圧検出回路
    と、 前記複数の電圧検出回路のうち、電圧を検出する対象セ
    ルを選択し、この電圧検出対象セルに対応する電圧検出
    回路だけを作動し、電圧検出非対象セルに対応する電圧
    検出回路を非作動とする制御回路と、 前記電圧検出非対象セルの電圧を推定する電圧推定回路
    とを備え、 前記制御回路は、前記電圧検出対象セルを順次切り替え
    ることを特徴とするセル電圧検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のセル電圧検出装置におい
    て、 前記組電池は、複数のセルを直列に接続して構成される
    モジュールを複数直列に接続して構成されるものであ
    り、 予め前記電圧検出回路により検出された前記モジュール
    内の全セルの電圧を記憶する記憶回路をさらに備え、 前記制御回路は、前記モジュールごとに前記電圧検出対
    象セルを順次切り替え、 前記電圧推定回路は、前記電圧検出回路で検出されたセ
    ル電圧と、前記記憶回路に記憶された前記モジュール内
    の全セルの電圧とに基づいて、前記電圧検出非対象セル
    の電圧を推定することを特徴とするセル電圧検出装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のセル電圧検出装置におい
    て、 前記制御回路は、前記電圧検出対象セルの順次切り替え
    により前記モジュール内の全セルの電圧を検出した後、
    前記モジュール内の全セルを前記電圧検出対象セルと
    し、 前記記憶回路は、前記電圧検出回路により検出される全
    セルの電圧を新たに記憶することを特徴とするセル電圧
    検出装置。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載のセル電圧検出装
    置において、 同一のセルに対して、前記電圧検出回路により検出され
    たセル電圧と、前記電圧推定回路により推定されたセル
    電圧との差が所定値以上であるか否かを判定する電圧誤
    差判定回路と、 前記記憶回路に記憶された前記モジュール内の全セルの
    電圧に基づいて、前記モジュール内の異常セルを検出す
    る異常セル検出回路とをさらに備え、 前記制御回路は、前記電圧誤差判定回路により前記検出
    電圧と前記推定電圧との差が所定値以上であると判定さ
    れたときに、前記モジュール内の全セルを前記電圧検出
    対象セルとし、 前記記憶回路は、前記電圧検出回路により検出される全
    セルの電圧を新たに記憶し、 前記異常セル検出回路は、前記記憶回路に新たに記憶さ
    れた全セルの電圧に基づいて、前記異常セルを検出する
    ことを特徴とするセル電圧検出装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のセル電圧
    検出装置において、 前記組電池のSOCが第1のしきい値以上であるか、ま
    たは第2のしきい値以下であるか否かを判定するSOC
    判定回路をさらに備え、 前記制御回路は、前記SOC判定回路により、前記組電
    池のSOCが前記第1のしきい値以上であるか、または
    前記第2のしきい値以下であると判定されると、前記電
    圧検出対象セルの順次切り替えを中止して、全てのセル
    を前記電圧検出対象セルとすることを特徴とするセル電
    圧検出装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のセル電圧
    検出装置において、 前記組電池に流れる電流を検出する電流検出回路と、 前記電流検出回路により検出された電流が所定の電流値
    以上であるか否かを判定する過電流判定回路とをさらに
    備え、 前記制御回路は、前記過電流判定回路により前記組電池
    に前記所定の電流値以上の電流が流れていると判定され
    ると、前記電圧検出対象セルの順次切り替えを中止し
    て、全てのセルを前記電圧検出対象セルとすることを特
    徴とするセル電圧検出装置。
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