JP2003163294A - メモリセルの製造方法 - Google Patents

メモリセルの製造方法

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JP2003163294A JP2002294069A JP2002294069A JP2003163294A JP 2003163294 A JP2003163294 A JP 2003163294A JP 2002294069 A JP2002294069 A JP 2002294069A JP 2002294069 A JP2002294069 A JP 2002294069A JP 2003163294 A JP2003163294 A JP 2003163294A
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charge
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カプララ パオロ
Claudio Brambilla
ブランビッラ クラウディオ
Manlio Sergio Cereda
マンリオ ツェレダ セルジオ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 二重電荷蓄積ロケーションメモリセルの製造
工程を簡単にする。 【解決手段】 誘電性スタック120を、構造の上側表
面全体に亘って配置する。コンタクト開口121は、メ
モリセルサブアレイに対して外側にある規定された領域
のビットライン拡散部115の表面まで下がった誘電層
120に形成される。通常のコンタクト形成技術及びメ
タライゼーション技術によって、金属ビットライン12
3A,123Bは、そのように規定された領域に対応す
る箇所に接触するようにビットライン拡散部115上の
ワードライン119を横切るように規定される。金属ビ
ットラインは、ビットライン拡散部115に沿った電圧
降下を制約する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体メモリ、特
に不揮発性メモリの分野に関するものであり、詳しく
は、電気的にプログラム可能な不揮発性メモリに関する
ものである。さらに詳しくは、本発明は、二重電荷蓄積
ロケーション(dual charge storage location)不揮発性
半導体メモリセル、特にその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】既知のように、EPROM,EEPRO
M及びフラッシュEEPROMのような不揮発性メモリ
セルの情報記憶機構は、電荷蓄積部(電荷蓄積素子)に
トラップした電荷を有することができることに基づく。
電荷蓄積部の電荷の存在によって、メモリセルしきい値
電圧に変化が生じ、それを、規定されたバイアス状態の
メモリセルによって電流降下を測定することによってア
クセスすることができる。
【0003】電荷蓄積部は、メモリセルのチャネル領域
の上で絶縁状態で配置されたポリシリコンフローティン
グゲートによって表され、制御ゲートと容量的に結合さ
れている。電荷のキャリアは、EPROM及びフラッシ
ュEPROMにおけるホットエレクトロン注入機構又は
EEPROMにおけるトンネル効果によってフローティ
ングゲートに注入される。フローティングゲートに電荷
が存在することによって、チャネル領域の導電性チャネ
ルの情報に悪影響が及ぼされる。
【0004】数年前まで、各メモリセルは、1ビットの
情報を格納するのに使用され、その情報は、フローティ
ングゲートに電荷が存在しない状態(通常、論理“1”
と解釈される状態)及び規定された最小量以上の電荷が
フローティングゲートに存在する状態(論理“0”)に
対応する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、常にチ
ップ領域ごとの半導体メモリの記憶容量が増大する傾向
があるので、1ビットより多くのビットを格納するため
に各メモリセルを使用することが提案されている。
【0006】したがって、複数のしきい値電圧レベルを
有するメモリセルが提案されている。多重レベルメモリ
セルと一般に称されるそのようなメモリセルにおいて、
フローティングゲートでトラップされる電荷の量は、正
確に制御され、2より多い値例えば4をとることができ
る。電荷の各値に対して、メモリセルの各しきい値電圧
が対応する。例えば四つの許容されたしきい値電圧を有
する多重レベルメモリセルは、2ビットを格納すること
ができる。
【0007】最近では、二つの電荷格納ロケーションを
有するメモリセルが提案されている。これらメモリセル
において、通常ソース/ドレイン領域の付近にあるチャ
ネル領域の各側に存在するメモリセルの物理的に切り離
された二つのロケーションでトラップした電荷を有する
ことができる。
【0008】2タイプの二重電荷蓄積ロケーションメモ
リセルが従来知られている。第1のタイプの二重電荷蓄
積ロケーションメモリセルは、例えば米国特許番号第
5,949,711号に記載されている。このメモリセ
ルは、チャネル領域の上に絶縁的に配置された制御ゲー
トを具える。ソース/ドレイン拡散部の付近にある制御
ゲートの両側には、電気的に絶縁された2個のポリシリ
コン製のスペーサが、2個のフローティングゲートを形
成する。
【0009】電荷は、選択的に各フローティングゲート
に注入され、そこで捕獲される。各フローティングゲー
トは、メモリセルのチャネルの短い一部を制御する。ソ
ース/ドレイン拡散部の各々は、隣接するフローティン
グゲートで捕獲された電荷の値を読み出す際のソース電
極として機能するとともに、対向するフローティングゲ
ートで捕獲された電荷の値を読み出す際のドレイン電極
として機能する。
【0010】従来の単一ビット又は単一フローティング
ゲートを有するマルチレベルメモリセルと同様に、この
二重電荷蓄積ロケーションメモリセルの動作は、制御ゲ
ートと2個のフローティングゲートとの間の容量性結合
に依存する。
【0011】しかしながら、制御ゲートの両側の2個の
フローティングゲートの物理的なロケーションのため
に、これらの間の結合領域が幾分小さくなる。したがっ
て、制御ゲートとフローティングゲートとの間の容量性
結合が不十分となり、少量の電荷の注入しか許容されな
い。
【0012】第2のタイプの二重電荷蓄積ロケーション
メモリセルは、例えば、米国特許明細書第6,201,
282号に記載されている。この場合において、メモリ
セルは、チャネル領域上に絶縁的に配置された制御ゲー
トを具え、制御ゲートとチャネル領域の間には、酸化物
層−窒化物層−酸化物層(ONO)のスタックが介在す
る。電荷は、メモリセルのソース/ドレイン領域の付近
の窒化層内で見つけられる二つの切り離された個別に荷
電可能(chargeable)な区域に注入され及び捕獲される。
後者は、上記二重電荷蓄積ロケーションメモリセルと同
様に、二つの区域のうちのいずれか一方で捕獲された電
荷を読み出す間にその役割を変更する。
【0013】既に説明したものに比べて、このような二
重電荷蓄積ロケーションメモリセルは、一つ少ないポリ
シリコン層しか必要とせず、これによって、製造工程が
簡単になる。しかしながら、この構造は、窒化層内の二
つの区域の電荷の閉じ込めの問題によって悪影響が及ぼ
される。実際には、二つの電荷を個別に保持するのは困
難である。その理由は、これらの間が物理的に切り離さ
れていないからである。この問題は、メモリセルの寿命
中の書込み動作及び消去動作中に生じ、記憶された情報
が消失するおそれがある。
【0014】米国特許出願番号第6,238,633号
において、対のMONOS構造を有する二重電荷蓄積ロ
ケーションメモリセルが開示されている。メモリセル
は、ポリシリコンワードゲートの両側の混合ONOスタ
ック上に配置された2個のポリシリコン側壁制御ゲート
を具える。後者は、ゲート酸化膜の上に配置される。
【0015】各側壁制御ゲートの下にあるONOスタッ
クの層内の窒素は、電子をメモリに格納するための領域
となる。二つの側壁制御ゲートの下の二つの窒化層領域
が互いに物理的に切り離されているので、この構造に対
しては、既に説明した電子閉じ込めの問題による悪影響
が及ぼされないと考えられる。
【0016】しかしながら、上記文献に記載されたMO
NOS二重電荷蓄積ロケーションメモリセルの種々の製
造工程は、幾分複雑である。例えば、メモリセルのチャ
ネルを形成するためにディスポーザブルポリシリコン側
壁スペーサが使用されており、これによって、処理工程
が増大する。
【0017】従来技術の観点から、本発明の目的は、電
気的にプログラム可能な二重電荷蓄積ロケーションメモ
リセルの他の製造方法を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、請求項1に記載した電気的にプログラム可能な二重
電荷蓄積ロケーションメモリセルの製造方法を提供す
る。本発明による工程は、半導体基板の上に中央の絶縁
ゲートを形成し、誘電層/電荷トラッピング材料層/誘
電層スタックの物理的に切り離された電荷閉じ込め層ス
タック部を、前記中央の絶縁ゲートの両側に形成し、各
電荷閉じ込め層スタック部の電荷トラッピング材料層が
電荷蓄積部を形成し、前記電荷閉じ込め層スタック部の
各々の上にサイド制御ゲートを形成し、前記サイド制御
ゲートの横側に前記メモリセルのソース/ドレイン領域
を形成し、前記サイド制御ゲートに前記中央の絶縁ゲー
トを電気的に接続する。
【0019】前記中央の絶縁ゲートの側部の電荷閉じ込
め層スタック部の各々を、L形状に形成し、ベースの電
荷閉じ込め層スタック部が、前記基板の表面上に存在
し、垂直な電荷閉じ込め層スタック部が、前記中央の絶
縁ゲートの各側部に対向して存在する。
【0020】本発明の他の態様によれば、請求項18に
記載した電気的にプログラム可能な二重電荷蓄積ロケー
ションメモリセルのアレイの製造方法を提供する。本発
明の他の態様によれば、請求項35に記載した電気的に
プログラム可能な二重電荷蓄積ロケーションメモリセル
を提供する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、説明する本発明の互いに相
違する実施の形態の同一パーツを識別するために、同一
参照番号を採用する。図1A〜1Kは、本発明の第1の
実施の形態による製造工程の主要ステップ中のメモリセ
ルの一部を示す線形断面図である。図1Aを参照する
と、参照番号11は、半導体例えばシリコン基板、又は
半導体基板に交互に形成したドープされたウェルを示す
(この場合、基板は可視状態でない。)。本明細書の文
脈中、用語「基板」は、両タイプ(both of alternativ
e)の双方を包囲するものとして意図すべきである。例え
ば、半導体基板を、P導電型のものとし、それは、10
15〜1018原子/cmのドーピングレベルを有す
る。
【0022】半導体基板11の上側表面上に、酸化物の
層12が形成される。酸化層12、例えば、好適には5
0×10−10〜200×10−10mの範囲の厚さを
有する二酸化ケイ素層は、一般的に、熱成長又は化学気
相成長法(CVD)によって形成され、メモリセルのゲ
ート酸化膜を形成する。二酸化ケイ素の代わりに、他の
誘電材料、特に、二酸化ケイ素より高い誘電率を有する
誘電材料を用いることができる。
【0023】図1Bに線形的に示すように、ドーパント
イオン13は、ゲート酸化膜12を通じて基板11に注
入される。注入されたドーパントイオンは、熱処理によ
って基板11を通じて拡散されて、基板11の上側表面
に対応するドープ層14を形成する。ドーパントイオン
を拡散する代わりに、ドーパントイオンを注入するとと
もに単に活性化してもよい。注入されるイオンを、例え
ばホウ素のようなP型ドーパントとし、1×1012
5×1013イオン/cmの範囲のドーズ量で注入さ
れる。ドープ層14は、しきい値電圧を設定するととも
に基板11のドーピングレベルに依存することなく形成
されるメモリセルのパンチスルーを制御する機能を有す
る。
【0024】図1Cを参照すると、ポリシリコンの第1
層15が、例えば、CVDによってゲート酸化膜12上
の全体に亘って形成される。好適には、第1ポリシリコ
ン層15は、500×10−10〜3000×10
−10mの範囲の厚さを有する。第1ポリシリコン層を
ドーピングして、その導電性を増大することもできる。
【0025】通常のホトリソグラフィク及びエッチング
工程によって、第1ポリシリコン層15及びその下側に
あるゲート酸化膜12が選択的に除去される。これによ
って、図1Dに示すように、図面平面に直角に延在する
ゲート酸化膜12及び第1ポリシリコン層15のストリ
ップ16は、メモリセルアレイ領域に規定される。場合
によっては、少なくとも浅いメモリセル書込みエンハン
スメント注入(shallowmemory cell write enhancement
implant)が実行される。例えばホウ素のP型ドーパント
イオン17が、1×1012〜5×1013イオン/c
の範囲のドーズ量で注入される。このようにして、
特にP型ドープ層14より高いドーピングレベルを有す
るP型ドープ領域18が、ストリップ16間に形成され
る。ストリップ16に平行に延在するドープ領域14
は、ホットエレクトロン発生過程を向上することによっ
て、メモリセルの書込みに利用される電子注入機構の効
率を向上し、したがって、メモリセルの書込み効果を向
上する。
【0026】図1Eを参照すると、3層のスタックが、
構造の上側表面全体に亘って形成される。スタックは、
酸化物の下側層19と、窒化ケイ素の中間層110と、
酸化物の上側層111とを具える。酸化膜−窒化膜−酸
化膜(oxide-nitride-oxide)すなわちONOスタック
を、熱成長又はCVDによって形成することができ、O
NOスタックは、100×10−10〜200×10
−10mの範囲の全体に亘る均一の厚さを有する。例え
ば、3層19,110及び111の各々は、50×10
−10mの均一の厚さを有する。窒化膜110から、メ
モリセルの電荷蓄積部が形成される。
【0027】次いで、図1Fに示すように、ポリシリコ
ンの第2層112が、例えば堆積によってONO層スタ
ック19,110,111の上に形成される。第2ポリ
シリコン層112は、例えば300×10−10〜15
00×10−10mの範囲の厚さを有する。第2ポリシ
リコン層をドーピングして、その導電性を増大すること
ができる。
【0028】次いで、第2ポリシリコン層112は、異
方性プラズマエッチング工程、例えば反応性イオンエッ
チング(RIE)によってエッチングされる。図1Gに
示すように、エッチング工程の結果、ポリシリコン側壁
スペーサ113A,113Bが、第1ポリシリコン層1
5及びゲート酸化膜12の各ストリップ16に対応する
ONOスタック19,110,111の側部に残され
る。側壁スペーサは、メモリセルの横方向(lateral)制
御ゲートを形成する。
【0029】次いで、図1Hに示すように、N型ドーパ
ントイオン114の注入及び拡散が行われて、P型ドー
プ領域18の内側に、ストリップ16に平行に延在する
ビットライン拡散部115を形成する。ビットライン拡
散部115は、メモリセルアレイのビットラインと、メ
モリセルのソース/ドレイン領域とを形成する。ドーパ
ントイオンを、例えば砒素とし、ドーパントイオンは、
浅い注入を行うのに適切なエネルギーで1×1015
5×1015イオン/cmの範囲のドーズ量で注入さ
れる。注入に対してマスクを行う側壁スペーサ113
A,113Bの存在のために、ビットライン拡散部11
5は、側壁スペーサに自己位置合せを行い、P型領域1
8のエッジから離間し、すなわち、ストリップ16のエ
ッジから離間する。そのエッジからビットライン拡散部
115までのP型領域18の表面部は、横方向制御ゲー
トによって制御されるメモリセルの横方向チャネル部を
形成する。
【0030】図1Iを参照すると、例えば1000×1
−10〜3000×10−10mの範囲の厚さを有す
るポリシリコンの第3層116が、例えばCVDによっ
て構造の上側表面全体に亘って形成される。第3ポリシ
リコン層をドーピングして、その導電性を増大する。
【0031】その後、第3ポリシリコン層116及びO
NOスタック19,110,111が、図1Jに示すよ
うに第1ポリシリコン層15まで除去される。適切な除
去技術は、例えば、プラズマエッチング工程、化学−機
械研磨(CMP)又はこれら2工程の組合せである。こ
のステップの後、構造の上側表面はほぼ平坦になる。ス
トリップ16間の領域において、第3ポリシリコン層1
16は、側壁スペーサ113A,113Bの互いに対向
する対の間に存在するギャップを充填する。
【0032】図1Kを参照すると、例えば1000×1
−10〜5000×10−10mの範囲の厚さを有す
るポリシリコンの第4層117が、例えばCVDによっ
て構造の上側表面全体に亘って形成される。第4ポリシ
リコン層をドープして、その導電性を増大することがで
きる。場合によっては、シリサイド層118を第4ポリ
シリコン層117の上側表面に形成して、その導電性を
向上することができる。シリサイド層を、通常の工程、
すなわち、シリコンに反応しうるWやTiのような20
0×10−10〜2000×10−10mの厚さの金属
層を堆積するステップと、熱処理を行って、下側にある
ポリシリコンと金属とを反応させるステップとによって
形成することができる。
【0033】その後、第4ポリシリコン層117(存在
する場合には、シリサイド層118)が通常のホトリソ
グラフィク技術及びエッチング技術によって選択的に除
去されて、最初に形成されたストリップ16及びビット
ライン拡散部115を横切るストリップ119を規定す
る。ストリップ119は、メモリセルアレイのワードラ
インを形成する。第1ポリシリコン層15のストリップ
16、第3ポリシリコン層116の一部、スペーサ11
3A,113B及びONOスタック19,110,11
1も選択的にエッチングして、ワードライン間の領域の
これら全ての層を除去する。好適には、この工程の後、
ホウ素のようなP型ドーパントを、例えば1×1012
〜5×1013イオン/cmの範囲のドース量で注入
し、ビットライン間の電気的な絶縁のために、特に、パ
ンチスルーが発生するのを防止するためにドープ層14
を拡散する。
【0034】図1Lを参照すると、イオンのゲッタリン
グ特性が良好である通常の誘電性スタック120を、構
造の上側表面全体に亘って配置する。好適には、メモリ
セルアレイを、いわゆるコンタクトレスタイプ(contact
-less type)とする。このタイプのメモリセルアレイ
を、典型的には、メモリセルソース/ドレイン領域に接
触しない(例えば32,64又は128ワードラインに
対して延在する)メモリセルの複数のサブアレイすなわ
ちブロックから構成される。コンタクト開口121は、
メモリセルサブアレイに対して外側にある規定された領
域のビットライン拡散部115の表面まで下がった誘電
層120に形成される。通常のコンタクト形成技術及び
メタライゼーション技術によって、金属ビットライン1
23A,123Bは、そのように規定された領域に対応
する箇所に接触するようにビットライン拡散部115上
のワードライン119を横切るように規定される。図示
したものに対して他の配置を有することができる金属ビ
ットラインは、ビットライン拡散部115に沿った電圧
降下を制約する。
【0035】図1Mは、図1Lに示すメモリセルの電気
的な等価図である。メモリセルは、左側のビットライン
123A及び右側のビットライン123Bとの間に直列
接続した3個のMOSトランジスタT1,T2,T3と
等価である。横方向トランジスタT1及びT3はそれぞ
れ、ポリシリコン側壁スペーサ113A,113Bによ
って形成された制御ゲートと、各側壁スペーサの下でO
NOスタック窒化層110の一部110A,110Bに
よって形成された電荷蓄積素子とを有する。中央のトラ
ンジスタT2を通常のMOSFETとし、それは、第1
ポリシリコン層15によって形成されたゲートと、ゲー
ト酸化膜12の下のドープ層14の一部によって形成さ
れたチャネルとを有する。トランジスタT2のゲート及
びトランジスタT1及びT3の制御ゲートは全て、ワー
ドライン119に接続される。特に、互いに対向する側
壁スペーサの対の間のギャップを充填する第3ポリシリ
コン層116の一部によって、ワードライン119を通
じたポリシリコン側壁スペーサ113A,113Bとト
ランジスタT2のゲートとの間の電気的なコンタクトを
確実に行う。
【0036】ワードライン119及びビットライン12
3A,123B(したがって、ビットライン拡散部11
5)に適切な電圧を印加することによって、窒化層部分
110A,110Bの一方又は両方に電子を選択的に注
入する。2個の横方向トランジスタT1及びT3の各々
が、互いに相違するレベルの電荷を格納して、二重電荷
蓄積ロケーションメモリセル(dual charge storage loc
ation memory cell)の利点とマルチレベルメモリセルの
利点とを組み合わせる。
【0037】メモリセルに格納された情報を読み出す際
に、2個のビットライン拡散部115によって形成され
た2個のメモリセルのソース/ドレインドープ領域は、
メモリセルの交換可能なソース/ドレイン領域S/Dと
しての役割を果たす。特に、トランジスタT1に格納さ
れたビットを読み出すことが所望される場合には、それ
に隣接するビットライン拡散部115は、ソースとして
機能し、同時に、反対側のビットライン拡散部115は
ドレインとして機能する。ビットライン123Aはグラ
ンド電位までバイアスがかけられ、同時に、ビットライ
ン123Bは、例えば2Vまでバイアスがかけられる。
ワードライン119は、通常、メモリセルの電源電圧V
DD(例えば、約3V)までバイアスがかけられる。ト
ランジスタT3に生じる短チャネル効果のために、窒化
層110の右側部110Bの電荷の存在によって、トラ
ンジスタT3の導電性に影響を及ぼさない。窒化層11
0の左側部分110Aに電荷が存在しない場合には、ビ
ットライン123Bからビットライン123Aまでのみ
電流が流れ、窒化層110の左側部分110Aに電荷が
存在する場合には、ビットライン123Bからビットラ
イン123Aまでのみ電流が流れない。トランジスタT
3に格納された情報を、上記状態を逆にすることによっ
て読み出すことができる。本発明の第1の実施の形態に
よる工程において、4層のポリシリコンが用いられる。
【0038】図2A〜2Hは、ポリシリコン層が1個少
なくなる本発明の第2の実施の形態による工程の主要ス
テップを線形的に示す。上記実施の形態と同様に、この
第2の実施の形態による工程は、基板11の上にゲート
酸化膜12を形成し(図1A)、メモリセルのしきい値
電圧を設定するためのドープ層14を形成するためにド
ーパントイオンを注入及び拡散し(図1B)、かつ、基
板の上側表面全体に亘って第1ポリシリコン層15(図
1C)を形成する。
【0039】図2Aを参照すると、通常のホトリソグラ
フィク工程及びエッチング工程によって、第1ポリシリ
コン層15が選択的に除去される。これによって、図面
平面に直角に延在する第1ポリシリコン層15のストリ
ップ26が規定される。場合によっては、書込みエンハ
ンスメント注入が実行される。P型ドーパントイオン2
7が注入されて、それは基板11に拡散され、この場
合、後者は、第1ポリシリコン層ストリップ26によっ
てカバーされていない。このようにして、P型ドープ層
14より高いドーピングレベルを有するP型のドープ領
域28は、ストリップ26の間に形成される。ドープ層
28は、ストリップ26に平行に延在する。ドーパン
ト、注入ドーズ量及びエネルギーを、例えば、第1の実
施の形態に関連して既に特定したものと同一にすること
ができる。
【0040】図2Bを参照すると、酸化物例えば二酸化
ケイ素の層21は、構造の上側表面全体に亘って形成さ
れる。好適には100×10−10〜500×10
−10mの範囲の厚さを有する酸化層20をCVDによ
って形成することができ、それは、次のエッチング工程
に対するエッチングストッパの機能を有する。酸化層2
1の上の全体に亘って、窒化ケイ素の層22を、例えば
CVDによって形成する。窒化層21は、好適には、2
00×10−10〜1000×10−10mの範囲の厚
さを有する。
【0041】その後、図2Cに線形的に示すように、N
型ドーパントイオン214が注入され、そのドーパント
イオン214は、ストリップ26に平行に延在するN型
ビットライン拡散部215をドープ領域28の内側に形
成するように拡散される。ドーパントイオン及び注入ド
ーズ量を、例えば、第1の実施の形態に対して特定した
ものと同一にし、同時に、更に深い層にイオンが突入す
るように、更に高いエネルギーを用いる。
【0042】窒化層22は、注入されるイオンに対する
注入マスクとしての役割を果たす。このようにして、ビ
ットライン拡散部215は、P型ドープ領域28のエッ
ジ、すなわち、ポリシリコンストリップ26のエッジか
ら離間される。そのエッジからビットライン拡散部21
5までのP型領域18の表面部分は、メモリセルの横方
向チャネル部分を形成する。
【0043】その後、図2Dに示すように、窒化層22
と、酸化層21と、ポリシリコンストリップ26によっ
て被覆されていないゲート酸化膜12が、エッチング工
程によってポリシリコン層15及び基板の上側表面まで
除去され、この場合、後者は、ポリシリコンストリップ
26によって被覆されていない。ゲート酸化膜12は、
ポリシリコンストリップ26の下のみに残る。
【0044】図2Eを参照すると、3層のスタックが、
構造の上側表面上の全体に亘って形成される。スタック
は、酸化物の下側層29と、窒化シリコンの中間層21
0と、酸化物の上側層211とを具える。酸化膜−窒化
膜−酸化膜すなわちONO層スタックは、例えば、既に
説明した実施の形態のONOスタック19,110,1
11と同一特性を有し、同様にして形成される。窒化層
210は、メモリセルの電荷蓄積素子を形成する。
【0045】その後、図2Fに示すように、ポリシリコ
ンの第2の層212が、CVDによってONOスタック
29,210,211の上全体に亘って形成される。第
2のポリシリコン層212は、500×10−10〜4
000×10−10mの範囲の厚さを有する。ドーパン
トを第2のポリシリコン層に添加して、その導電性を増
大する。
【0046】その後、第2のポリシリコン層212及び
ONOスタック29,210,211が、プラズマエッ
チング、CMP又はこれら2工程の組合せによってポリ
シリコンストリップ26まで除去される。図2Gに示す
ように、このステップの結果として、ポリシリコンスト
リップ26が被覆されない状態となり、ストリップ26
間のスペースには、第2ポリシリコン層212の部分に
よって充填される。構造の上側表面は、ほぼ平坦とな
る。
【0047】図2Hを参照すると、例えば500×10
−10〜2000×10−10mの範囲の厚さのポリシ
リコンの第3の層216は、構造の上側表面上に形成さ
れる。ドーパントを第3ポリシリコン層に添加して、そ
の導電性を増大することができる。場合によっては、シ
リサイド層218を、第3ポリシリコン層216の上側
表面上に形成して、その導電性を更に向上することがで
きる。
【0048】その後、第3ポリシリコン層216(存在
する場合には、シリサイド層218も)が、通常のホト
リソグラフィク技術及びエッチング技術によって選択的
に除去され、ストリップ26を横切るストリップ219
を規定する。ストリップ219は、メモリセルアレイの
ワードラインを形成する。第1ポリシリコン層15のス
トリップ26、第2ポリシリコン層212の一部及びO
NOスタック29,210,211も選択的にエッチン
グされて、ワードライン間の領域のこれら全ての層を除
去する。好適には、このステップの後、ビットライン間
の電気的な絶縁のために、特にパンチスルーの発生を防
止するために、ホウ素のようなP型ドーパントが、ドー
プ層14に注入され及び拡散される。
【0049】次いで、図2Iを参照すると、良好なイオ
ンのゲッタリング特性を有する誘電性スタック220
が、構造の上側表面の全体に亘って配置される。上記実
施の形態のように、コンタクト開口221が、メモリセ
ルサブアレイの外側に規定された領域のビットライン拡
散部215の表面まで誘電層220に形成される。通常
のコンタクト形成技術及びメタライゼーション技術によ
って、金属ビットライン223A,223Bが、上記規
定された領域に対応する箇所に接触するビットライン拡
散部215の上のワードライン219を横切るように規
定される。第1の実施の形態のように、金属ビットライ
ンの他の配置も可能である。
【0050】本発明の第2の実施の形態による工程によ
って得られるメモリセルは、図1Lに示すものと機能的
に同一であり、図1Mの同一の等価回路によって電気的
に記載することができる。しかしながら、構造的な観点
から、このメモリセルは、上記のものと異なる。その理
由は、このメモリがポリシリコン側壁スペーサで形成し
た側壁制御ゲートを有しないからである。第1ポリシリ
コン層15間のスペースを充填する第2ポリシリコン層
212の一部は、トランジスタT1及びT2の制御ゲー
トとして機能する。ONOスタックの窒化層210の部
分210A,210Bは、メモリセルの電荷蓄積部とな
る。
【0051】図3A〜3Gは、第2の実施の形態のよう
に3層のポリシリコンしか必要としない本発明の第3の
実施の形態による工程の主要ステップを線形的に示す。
上記第1の実施の形態と同様に、この第3の実施の形態
による工程は、基板11の上にゲート酸化膜12を形成
し(図1A)、ドーパントイオンを注入し及び拡散し
て、メモリセルのしきい値電圧を設定するためのドープ
層14を形成し(図1B)、基板の上側表面全体に亘っ
て第1ポリシリコン層15を形成し(図1C)、第1ポ
リシリコン層15及びゲート酸化膜12をエッチングし
てストリップ16を形成し、場合によっては、書込みエ
ンハンスメント注入を行って、ドープ領域18を形成し
(図1D)、かつ、構造の上側表面全体に亘ってONO
スタック19,110,111を形成する。
【0052】次いで、図3Aを参照すると、液相の材料
を、基板11をスピンすることによって構造の上側表面
上に堆積する。その後、液相材料が濃縮される。適切な
液体材料を、例えば、下側有機反射防止コーティング(o
rganic bottom anti-reflecting coating :BARC)及びス
ピンオンガラス(spin on glass :SOG)とする。これによ
って、少なくとも部分的に構造の上側表面の凹部を充填
し、特にポリシリコンストリップ16の間のスペーサを
充填するフィルム31が形成される。ポリシリコンスト
リップ16の上のONOスタックは、フィルム31によ
ってほとんどカバーされない。
【0053】次いで、図3Bに示すように、フィルム3
1及びONOスタック19,110,111が、ポリシ
リコンストリップ16を全体に亘ってエッチングするこ
とによって除去される。好適には、エッチングをプラズ
マRIEとする。ポリシリコンストリップ16の間のス
ペースのフィルム31の存在によって、下にあるONO
スタックをエッチングエージェントから保護し、その除
去を防止する。その後、フィルム31の残りの部分が除
去されて、図3Cに示す構造を得る。
【0054】次いで、図3Dを参照すると、ポリシリコ
ンの第2層312が、構造の上側表面全体に亘って形成
される。第2ポリシリコン層322は、堆積によって形
成され、好適には、200×10−10〜1000×1
−10mの範囲の厚さを有する。ドーパントを第2ポ
リシリコン層に添加して、その導電性を増大することが
できる。
【0055】その後、図3Eに線形的に示すように、N
型ドーパントイオン314がドープ領域18に注入及び
拡散されて、ポリシリコンストリップ16に平行に延在
するビットライン拡散部315を形成する。ドーパント
イオン、注入ドーズ量及びエネルギーを、例えば、上記
第1の実施の形態に関連して特定したものと同一にする
ことができる。第2ポリシリコン層は、注入マスクとし
ての役割を果たす。ビットライン拡散部315は、P型
領域18のエッジから離間される。そのエッジからビッ
トライン拡散部までのP型領域18の表面部は、メモリ
セルの横方向チャネル部を形成する。
【0056】次いで、図3Fを参照すると、例えば20
0×10−10〜1000×10 10mの範囲の厚さ
を有するポリシリコンの第3層316が、構造の上側表
面に形成される。第3ポリシリコン層316は、構造の
上側表面の凹部、特に第2ポリシリコン層312の凹部
を充填する。ドーパントを第3ポリシリコン層316に
添加して、その導電性を増大する。所望の場合には、第
3ポリシリコン層316を、通常の平坦化技術を用いて
平坦化することができる。
【0057】場合によっては、図3Gに示すように、シ
リサイドの層318が、第3ポリシリコン層316の上
側表面に形成されて、その導電性を増大する。シリサイ
ド層318、第3ポリシリコン層316及び第2ポリシ
リコン層122が選択的に除去されて、ビットライン拡
散部315を横切って延在するストリップ319を規定
する。ストリップ319は、メモリセルアレイのワード
ラインを形成する。第1ポリシリコン層15のストリッ
プ16、第3ポリシリコン層116の一部及びONOス
タック19,110,111も選択的にエッチングされ
て、ワードライン間の領域のこれら全ての層を除去す
る。好適には、このステップの後、ホウ素のようなP型
ドーパントを、ビットライン間の電気的な分離するため
に、特にパンチスルーの発生を防止するために、ドープ
層14に注入及び拡散する。
【0058】次いで、図3Hを参照すると、良好なイオ
ンゲッタリング特性を有する通常の誘電性スタック32
0が、構造の上側表面全体に亘って配置される。上記の
二つの実施の形態のように、コンタクト開口すなわちビ
アス(vias)321が、メモリセルサブアレイの外側に規
定された領域のビットライン拡散部315の表面まで誘
電層320に形成される。通常のコンタクト形成技術及
びメタライゼーション技術によって、金属ビットライン
323A,323Bは、そのように規定された領域に対
応する箇所に接触するビットライン拡散部の上でワード
ライン319を横切るように規定される。金属ビットラ
インに対する他の配置も可能である。
【0059】本発明の第3の実施の形態による工程によ
って得られるメモリセルは、図1L及び2Iに示したも
のと機能的に同一であり、図1Mの等価回路によって電
気的に示すことができる。しかしながら、構造的な観点
から、このメモリセルは、第1の実施の形態による工程
から得られたものと異なる。その理由は、このメモリセ
ルがポリシリコンスペーサから形成された側壁制御ゲー
トを有しないからである。第1ポリシリコン層15のス
ペーサを充填する第2ポリシリコン層312の一部は、
トランジスタT1及びT2の制御ゲートとしての役割を
果たす。ONOスタック窒化層110の部分110A,
110Bは、メモリセルの電荷蓄積部となる。
【0060】図4A〜4Dは、本発明の第4の実施の形
態による工程の主要ステップを線形的に示す。第2及び
第3の実施の形態に対して、この工程は、3層のポリシ
リコンしか必要としない。
【0061】上記第1の実施の形態と同様に、この第4
の実施の形態による工程は、基板11の上にゲート酸化
膜12を形成し(図1A)、ドーパントイオンを注入及
び拡散して、メモリセルのしきい値電圧を設定するため
のドープ層14を形成し(図1B)、基板の上側表面に
第1ポリシリコン層15を形成し(図1C)、第1ポリ
シリコン層15及びゲート酸化膜12をエッチングし
て、ストリップ16を形成し、場合によっては、書込み
エンハンスメント注入を行って、ドープ領域18を形成
し(図1D)、構造の上側表面にONOスタック19,
110,111を形成し、構造の上側表面上に第2ポリ
シリコン層112を堆積する(図1F)とともに、第2
ポリシリコン層112の異方性エッチングによってポリ
シリコン側壁スペーサ113A,113Bを規定する。
【0062】図4Aを参照すると、エッチング工程を行
って、ポリシリコンストリップ16の上に予め形成され
たONOスタック及びスペーサ113A,113B間で
露出したONOスタック部を除去する。したがって、ス
ペーサ113A及び113Bによって被覆されたL形状
のONOスタック部49A,410A,411A及び4
9B,410B,411Bは、各ストリップ16の二つ
の側部に残される。ストリップ16の側部にL形状のO
NOスタック部を形成する以前の実施の形態とは異な
り、この場合のように一般的なストリップ16の側部の
L形状のONOスタック部は、隣接するストリップ16
の側部のL形状のONOスタック部から物理的に分離さ
れる。
【0063】図4Bに線形的に示すように、N型ドーパ
ントが選択的にP型ドープ領域18に注入及び拡散され
て、ストリップ16に平行に延在するN型ビットライン
拡散部415を形成する。ドーパントイオン及び注入さ
れたドーズ量を、例えば、第1の実施の形態に関連して
既に指定した例示と同一にすることができる。ドーパン
トイオンがONOスタックを通過する必要がないので、
注入エネルギーを更に低くすることができる。この注入
を、ONOスタックのエッチングの前に行うこともで
き、この場合、既に説明したものと同一の注入エネルギ
ーを用いることができる。場合によっては、(図示しな
い)シリサイド層を、ビットライン拡散部415の上で
自己整列して形成して、その抵抗を低減する。
【0064】図4Cを参照すると、誘電材料の層41
を、構造の上側表面上に形成する。例えば1000×1
−10〜7000×10−10mの範囲の厚さを有す
るTEOSの層とすることができる誘電層は、構造の上
側表面をほぼ平坦にする主要機能を有する。
【0065】次いで、誘電層41は、プラズマエッチン
グ、CMP又はこれら二つの工程の組合せによって、非
選択的にポリシリコンストリップ16まで除去される。
除去工程中、L形状ONO部分49A,410A,41
1A及び49B,410B,411B並びに側壁スペー
サ113A,113Bのポリシリコンストリップ16の
上側部分も除去される。結果的に得られる構造を、図4
Dに線形的に示す。このようにして、平坦な上側表面を
有する台形形状の側壁スペーサ413A,413Bが得
られる。スペーサ413A,413B間のスペースは、
誘電層41の一部によって充填されたままである。構造
の上側表面はほぼ平坦である。
【0066】図4Eを参照すると、ポリシリコンの第3
層416が、例えばCVDによって構造の上側表面に形
成される。第3ポリシリコン層は、例えば、1000×
10 −10〜5000×10−10mの範囲の厚さを有
する。第3ポリシリコン層をドーピングして、その導電
性を増大することができる。場合によっては、シリサイ
ド層418をポリシリコン層416の上側に形成して、
その導電性を更に増大することができる。
【0067】シリサイド層418及び第3ポリシリコン
層416が選択的に除去されて、ビットライン拡散部4
15を横切るように延在するストリップ419を規定す
る。ストリップ419は、メモリセルアレイのワードラ
インを形成する。第1ポリシリコン層15のストリップ
16、誘電層41の一部、側壁スペーサ413A,41
3B及びONOスタックのL形状部分も選択的にエッチ
ングされて、ワードライン419間の領域のこれら全て
の層を除去する。好適には、このステップの後、ホウ素
のようなP型ドーパントが、ビットライン間の電気的な
絶縁のために、特にパンチスルーの発生を防止するため
に、ドープ層14に注入及び拡散される。
【0068】次いで、図4Fを参照すると、良好なイオ
ンゲッタリング特性を有する通常の誘電性スタックが、
構造の上側表面上に配置される。上記実施の形態のよう
に、コンタクト開口421は、メモリセルのサブアレイ
の外側でビットライン拡散部415の表面まで誘電層4
20に形成される。通常のコンタクト形成技術及びメタ
ライゼーション技術によって、金属ビットライン423
A,423Bが、ビットライン各三部415上でワード
ライン419を横切るように延長するとともにメモリセ
ルのサブアレイの外側に規定された領域で後者が接触す
るように規定される。相違する配置の金属ビットライン
も可能である。
【0069】この第5の実施の形態による工程によって
得られたメモリセルは、図1Lに示したものと機能的に
等価であり、これを、図1Mの電気的な等価回路によっ
て表すことができる。図4Fのメモリセルは、スペーサ
413A,413Bがポリシリコンではなく誘電体によ
って充填されている点で図1Lのメモリセルと構造的に
異なる。このようにして、ワードライン419の寄生容
量が著しく減少する。実際には、ビットライン拡散部4
15を有するワードラインの容量性結合が、図1Lの構
造に比べて小さくなる。トランジスタT1及びT3を形
成するスペーサ413A,413Bは、平坦な上側表面
が小さいためにワードライン419に電気的に接続す
る。さらに、同一のワードラインに沿って隣接するメモ
リセルのL形状ONOスタック部が物理的に分離してい
るので、電子が確実に窒化層部410A,410Bに閉
じ込められ、互いに隣接する2個のメモリセル間で電荷
が共有されるおそれが回避される。
【0070】上記工程によって製造した二重電荷蓄積ロ
ケーションメモリセル(dual chargestorage location m
emory cell)は、物理的に切り離されたL形状のONO
スタック部を有することによって特徴付けられ、その各
々は、中央のトランジスタT2のゲートの側部にそれぞ
れ存在する。L形状のONOスタック部はそれぞれ、基
板表面上にあるベース部と、中央のトランジスタのゲー
トの側部にある垂直部とがある。既に説明した最初の三
つの実施の形態において、所定のメモリセルのゲートの
側部のL形状のONOスタック部は、メモリセルアレイ
のワードラインに沿った互いに隣接する2個のメモリセ
ルのL形状スタック部に接続される。それに対して、第
4の実施の形態において、アレイの任意のメモリセルの
L形状スタック部は、ワードラインに沿って隣接するメ
モリセルのL形状のONOスタック部から物理的に切り
離される。
【0071】米国特許番号第6,248,633号に記
載された工程とは異なり、ディスポーザブルポリシリコ
ン側壁スペーサが使用されず、その結果、工程が更に簡
単になる。
【0072】本発明による工程は、EPROM,EEP
ROM及びフラッシュEPROMタイプの二重電荷蓄積
ロケーションメモリセルの製造に適している。本発明の
工程によって実現される二重電荷蓄積ロケーションメモ
リセル(dualcharge storage location memory cell)
は、多重レベルのメモリセルの使用にも適合される。図
1Mを参照すると、これは、トランジスタT1及びT3
の各々の電荷保持部からトラップした電荷の量が2値よ
り大きく、例えば、互いに相違する四つのしきい値電圧
に対応する4値をとることができることを意味する。こ
の場合、トランジスタT1及びT3の各々は、1ビット
より多くのビット、例えば、互いに相違する四つのしき
い値の場合には2ビットを格納する。メモリセルの記憶
容量は、個別のトランジスタT1及びT3の記憶容量の
2倍となる。
【0073】本発明は、上記実施の形態に限定されるも
のではなく、幾多の変更及び変形が可能である。例え
ば、明細書中、常にONOサンドイッチを参照したが、
これは本発明を制限するものではない。実際には、他の
タイプの材料を用いることができる。例えば、窒化ケイ
素層を、相違する電荷トラッピング誘電材料に置換して
もよい。また、ONOサンドイッチの下側層及び上側層
を形成する二酸化ケイ素層の一方又は両方を、相違する
誘電体、特にZrOやHfOのような高いk(すな
わち、高い誘電率)の誘電体に置換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1B】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1C】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1D】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1E】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1F】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1G】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1H】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1I】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1J】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1K】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図1L】 本発明の第1の実施の形態による製造工程
によって得られた二重電荷蓄積ロケーションメモリセル
の拡大断面図である。
【図1M】 図1Nのメモリセルの電気的な等価な図で
ある。
【図2A】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図2B】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図2C】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図2D】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図2E】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図2F】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図2G】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図2H】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図2I】 本発明の第2の実施の形態による製造工程
によって得られた二重電荷蓄積ロケーションメモリセル
の拡大断面図である。
【図3A】 本発明の第3の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図3B】 本発明の第3の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図3C】 本発明の第3の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図3D】 本発明の第3の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図3E】 本発明の第3の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図3F】 本発明の第3の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図3G】 本発明の第3の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図3H】 本発明の第3の実施の形態による製造工程
によって得られた二重電荷蓄積ロケーションメモリセル
の拡大断面図である。
【図4A】 本発明の第4の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図4B】 本発明の第4の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図4C】 本発明の第4の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図4D】 本発明の第4の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図4E】 本発明の第4の実施の形態による製造工程
の一部のステップを示す断面図である。
【図4F】 本発明の第4の実施の形態による製造工程
によって得られた二重電荷蓄積ロケーションメモリセル
の拡大断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パオロ カプララ イタリア国 20100 ミラノ ヴィア グ リヴォーラ 18 (72)発明者 クラウディオ ブランビッラ イタリア国 ミラノ 20049 コンコレッ ツォ ヴィア リベルタ 9 (72)発明者 セルジオ マンリオ ツェレダ イタリア国 レッコ 23871 ロマーニャ ヴィア 4 ノヴェンブレ 7 Fターム(参考) 5F083 EP18 EP32 EP35 EP64 EP69 JA02 JA04 JA35 PR40 ZA21 5F101 BA45 BD10 BD22 BE02 BE05 BF05

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的にプログラム可能な二重電荷蓄積
    ロケーションメモリセルの製造方法であって、 半導体基板(11)の上に中央の絶縁ゲート(12,1
    5)を形成するステップと、 誘電層/電荷トラッピング材料層/誘電層スタック(1
    9,110,111;29,210,211,49A,
    B,410A,B,411A,B)の物理的に切り離さ
    れた電荷閉じ込め層スタック部を、前記中央の絶縁ゲー
    トの両側に形成し、各電荷閉じ込め層スタック部の電荷
    トラッピング材料層(110;210;410A,B)
    が電荷蓄積部を形成するステップと、 前記電荷閉じ込め層スタック部の各々の上にサイド制御
    ゲート(113A,B;212;312;413A,
    B)を形成するステップと、 前記サイド制御ゲートの横側に前記メモリセルのソース
    /ドレイン領域を形成するステップと、 前記サイド制御ゲートに前記中央の絶縁ゲートを電気的
    に接続する(116,117;216;312;41
    6)ステップとを具えるメモリセルの製造方法におい
    て、 前記中央の絶縁ゲートの側部の電荷閉じ込め層スタック
    部の各々を、L形状に形成し、ベースの電荷閉じ込め層
    スタック部が、前記基板の表面上に存在し、垂直な電荷
    閉じ込め層スタック部が、前記中央の絶縁ゲートの各側
    部に対向して存在することを特徴とするメモリセルの製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記電荷トラッピング材料層が、窒化シ
    リコン層であることを特徴とする請求項1記載のメモリ
    セルの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記電荷閉じ込め層スタック部の誘電層
    が、酸化ケイ素層であることを特徴とする請求項1又は
    2記載のメモリセルの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記電荷閉じ込め層スタック部の誘電層
    が、高誘電率材料層であることを特徴とする請求項1又
    は2記載のメモリセルの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記中央の絶縁ゲートを形成した後、前
    記中央の絶縁ゲートをマスクとして用いて、第1の導電
    型のドーパントを前記基板に導入して、前記中央の絶縁
    ゲートの側部に第1の導電型の書込みエンハンスメント
    ドープ領域(18;28)を形成し、前記書込みエンハ
    ンスメント領域が、前記基板より高いドーピングレベル
    を有するステップを具えることを特徴とする請求項1か
    ら4のうちのいずれか1項に記載のメモリセルの製造方
    法。
  6. 【請求項6】 前記中央の絶縁ゲート及びその側部の基
    板表面上に、誘電層−電荷トラッピング材料層−誘電層
    スタック(9,10,11)を形成するステップと、 前記層スタック上に第1ポリシリコン層(112)を形
    成するとともに、その第1ポリシリコン層を異方性エッ
    チングして、前記中央の絶縁ゲートの側部に側壁スペー
    サ(113A,B)を形成するステップと、 前記側壁スペーサをマスクとして用いて、第2導電型の
    ドーパント(114)を前記基板に導入し、前記側壁ス
    ペーサの側部に前記メモリセルのソース/ドレイン領域
    (115)を形成するステップとを具えることを特徴と
    する請求項1から5のうちのいずれか1項に記載のメモ
    リセルの製造方法。
  7. 【請求項7】 前記側壁スペーサに第2ポリシリコン層
    部を形成するとともに、前記中央の絶縁ゲートから前記
    層スタックを除去する請求項6記載のメモリセルの製造
    方法であって、 前記層スタック及び前記側壁スペーサに第2ポリシリコ
    ン層(116)を形成するステップと、 前記第2ポリシリコン層及び前記層スタックを前記中央
    の絶縁ゲートまで除去して、前記側壁スペーサの側部の
    凹部を充填するために前記第2ポリシリコン層の一部を
    残すステップとを具えることを特徴とするメモリセルの
    製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第2ポリシリコン層を除去するステ
    ップが、プラズマエッチング、化学−機械研磨又はこれ
    らの組合せの実行するステップを具えることを特徴とす
    る請求項7記載のメモリセルの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記中央の絶縁ゲート及び前記絶縁層の
    側部の基板表面を、マスク層(22)によって被覆する
    ステップと、 第2導電型のドーパント(214)を前記基板に導入し
    て、前記メモリセルのソース/ドレイン領域(215)
    を形成し、前記マスク層によって、前記ソース/ドレイ
    ン領域が前記中央ゲートの側部から離間されるステップ
    と、 前記マスク層を除去するとともに、前記中央の絶縁ゲー
    ト及び基板表面を、誘電層−電荷トラッピング材料層−
    誘電層スタック(29,210,211)で被覆するス
    テップと、 前記層スタック上に第1ポリシリコン層(212)を形
    成するステップと、 前記第1ポリシリコン層及び前記層スタックを前記中央
    の絶縁ゲートまで除去し、前記中央の絶縁ゲートの側部
    で第1ポリシリコン層部によって被覆された前記誘電層
    −電荷トラッピング材料層−誘電層スタックの物理的に
    分離された電荷閉じ込め層スタック部を残すステップ
    と、 前記中央の絶縁ゲート及び前記第1ポリシリコン層部を
    第2ポリシリコン層によって被覆するステップとを具え
    ることを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1
    項に記載のメモリセルの製造方法。
  10. 【請求項10】 前記中央の絶縁ゲート及びその側部の
    基板表面をマスク層によって被覆するステップが、 前記中央の絶縁ゲート及びその側部の基板表面上に、前
    記マスク層のステップ中のエッチング停止の役割を果た
    すためのエッチング停止層(21)を形成するステップ
    と、 そのエッチング停止層上に前記マスク層を形成するステ
    ップとを具えることを特徴とする請求項9記載のメモリ
    セルの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記エッチング停止層が酸化物層であ
    り、前記マスク層が窒化層であることを特徴とする請求
    項10記載のメモリセルの製造方法。
  12. 【請求項12】 前記第1ポリシリコン層及び前記層ス
    タックを前記中央の絶縁ゲートまで除去するステップ
    が、プラズマエッチング、化学−機械研磨又はその組合
    せを実行するステップを具えることを特徴とする請求項
    11記載のメモリセルの製造方法。
  13. 【請求項13】 前記誘電層−電荷トラッピング材料層
    −誘電層スタック(9,10,11)を、前記中央ゲー
    ト及びその側部の基板表面上に形成するステップと、 前記層スタック上に液相ギャップ充填材料(31)を堆
    積し、その液相ギャップ充填材料を濃縮し、そのギャッ
    プ充填材料が、前記中央の絶縁ゲートの側部の層スタッ
    クと、前記中央の絶縁ゲート上の層スタックとの間のギ
    ャップを充填し、後者から前記ギャップ充填材料がほと
    んど除去しうるステップと、 前記ギャップ充填材料を保護部として用いて、前記中央
    の絶縁ゲート上の層スタックを除去し、前記中央の絶縁
    ゲートの側部の誘電層−電荷トラッピング材料層−誘電
    層スタックの物理的に切り離された電荷閉じ込め層スタ
    ック部を残すステップと、 前記電荷閉じ込め層スタック部から前記ギャップ充填材
    料を除去するステップと、 前記中央の絶縁ゲート及びその側部の電荷閉じ込め層ス
    タック部上に第1ポリシリコン層(312)を形成する
    ステップと、 前記第1ポリシリコン層をマスクとして用いて、第2導
    電型のドーパント(314)を前記基板に導入し、前記
    中央の絶縁ゲートの側部から離間したソース/ドレイン
    領域(215)を形成するステップと、 前記第1ポリシリコン層(316)上に第2ポリシリコ
    ン層を形成するステップとを具えることを特徴とする請
    求項1から5のうちのいずれか1項に記載のメモリセル
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記液相ギャップ充填材料を堆積する
    ステップが、前記基板をスピンすることによって前記液
    相ギャップ充填材料を堆積するステップを具えることを
    特徴とする請求項13記載のメモリセルの製造方法。
  15. 【請求項15】 前記液相ギャップ充填材料が、下側反
    射防止コーティング材料又はスピンオンガラスであるこ
    とを特徴とする請求項14記載のメモリセルの製造方
    法。
  16. 【請求項16】 前記中央の絶縁ゲート及びその側部の
    基板表面上に、誘電層−電荷トラッピング材料層−誘電
    層スタック(9,10,11)を形成するステップと、 前記層スタック上に第1ポリシリコン層(112)を形
    成するとともに、前記ポリシリコン層をエッチングし
    て、前記中央の絶縁ゲートの側部に側壁スペーサ(11
    3A,113B)を形成するステップと、 前記側壁スペーサをマスクとして用いて、第2導電型の
    ドーパント(414)を前記基板に導入し、前記側壁ス
    ペーサの側部にソース/ドレイン領域(415)を形成
    するステップと、 前記層スタックを前記ソース/ドレイン領域から除去す
    るステップと、 前記中央の絶縁ゲート及び側壁スペーサの上に誘電層
    (41)を形成し、前記側壁スペーサとソース/ドレイ
    ン領域との間のギャップに前記誘電層を充填するステッ
    プと、 前記中央の絶縁ゲートまで構造を平坦化し、前記中央の
    ゲート及び側壁スペーサの上側部分を部分的に除去し
    て、ほぼ平坦な上側表面を形成し、前記誘電層のギャッ
    プ充填部が、前記ソース/ドレイン領域と前記側壁スペ
    ーサの上側表面との間のギャップを充填するステップ
    と、 前記中央ゲート、前記側壁スペーサ及び前記絶縁層のギ
    ャップ充填部を、ポリシリコン層によって被覆するステ
    ップとを具えることを特徴とする請求項1から5のうち
    のいずれか1項に記載のメモリセルの製造方法。
  17. 【請求項17】 前記構造を平坦化するステップが、プ
    ラズマエッチング、化学−機械研磨又はその組合せを行
    うステップを具えることを特徴とする請求項16記載の
    メモリセルの製造方法。
  18. 【請求項18】 電気的にプログラム可能な二重電荷蓄
    積ロケーションメモリセルのアレイの製造方法であっ
    て、 半導体基板上に絶縁ゲートストリップ(16;26)を
    形成するステップと、 前記絶縁ゲートストリップの側部の基板表面上に、誘電
    −電荷トラッピング材料−誘電層の電荷閉じ込め層スタ
    ック部を形成し、各電荷閉じ込め層の電荷トラッピング
    材料層が、電荷蓄積部を形成するステップと、 前記電荷閉じ込め層スタック部の各々の上に、サイド制
    御ゲート(113A,B;212;312;413A,
    B)を形成するステップと、 互いに平行に延在する絶縁ゲートストリップ間で、前記
    基板にビットライン拡散部(115;215;315;
    415)を形成するステップと、 前記絶縁ゲートストリップを横切り、前記サイド制御ゲ
    ート及び前記絶縁ゲートストリップに電気的に接続する
    ワードライン(119;219;319;419)を形
    成するステップと、 前記ワードライン間の領域の絶縁ゲートストリップ及び
    電荷閉じ込め層スタック部を除去して、前記アレイのメ
    モリセルに対する物理的に切り離された絶縁ゲート及び
    電荷閉じ込め層スタック部を形成するステップとを具え
    るメモリセルのアレイの製造方法において、 前記中央の絶縁ゲートの側部の電荷閉じ込め層スタック
    部の各々が、L形状を有し、ベースの電荷閉じ込め層ス
    タック部が、前記基板の表面上に存在し、垂直な電荷閉
    じ込め層スタック部が、前記中央の絶縁ゲートの各側部
    に対向して存在することを特徴とするメモリセルのアレ
    イの製造方法。
  19. 【請求項19】 前記電荷トラッピング材料層が、窒化
    ケイ素層であることを特徴とする請求項18記載のメモ
    リセルのアレイの製造方法。
  20. 【請求項20】 前記電荷閉じ込め層スタック部の誘電
    体が、酸化ケイ素であることを特徴とする請求項18又
    は19記載のメモリセルのアレイの製造方法。
  21. 【請求項21】 前記電荷閉じ込め層スタック部の誘電
    体が、高誘電率材料であることを特徴とする請求項18
    又は19記載のメモリセルのアレイの製造方法。
  22. 【請求項22】 前記絶縁ゲートストリップを形成した
    後、前記絶縁ゲートストリップをマスクとして用いて、
    前記基板に第1導電型のドーパントを導入し、前記絶縁
    ゲートストリップ間に書込みエンハンスメントドープ領
    域(18;28)を形成し、その書込みエンハンスメン
    ト領域が、基板より高いドーピングレベルを有するステ
    ップを具えることを特徴とする請求項18から21のう
    ちのいずれか1項に記載のメモリセルのアレイの製造方
    法。
  23. 【請求項23】 前記絶縁ゲートストリップ上及びこれ
    ら絶縁ゲートストリップ間の基板表面上に、誘電層−電
    荷トラッピング材料層−誘電層スタック(9,10,1
    1)を形成するステップと、 前記層スタック上に第1ポリシリコン層(112)を形
    成するとともに、前記ポリシリコン層を異方性エッチン
    グして、前記絶縁ゲートストリップの側部に側壁スペー
    サ(113A,113B)を形成するステップと、 前記側壁スペーサをマスクとして用いて、前記基板に第
    2導電型のドーパント(114)を導入し、互いに平行
    に延在する絶縁ゲートストリップ間にビットライン拡散
    部(115)を形成するステップと、 第2ポリシリコン層(116)を堆積するとともに、そ
    の第2ポリシリコン層及び前記層スタックを前記絶縁ゲ
    ートストリップまで除去して、前記絶縁ゲートストリッ
    プ間の基板表面上に前記層スタックの電荷閉じ込め層ス
    タック部を残し、第2ポリシリコン層部が、前記電荷閉
    じ込め層スタック部と前記絶縁ゲートストリップの上側
    表面との間のギャップを充填するステップと、 第3ポリシリコン層(117)を堆積し及びパターン化
    して、前記絶縁ゲートストリップを横切るワードライン
    (119)を形成するステップと、 前記絶縁ゲートストリップ、側壁スペーサ、電荷閉じ込
    め層スタック部及び第2ポリシリコン層部を、選択的に
    前記ワードライン間の領域から除去するステップとを具
    えることを特徴とする請求項18から22のうちのいず
    れか1項に記載のメモリセルのアレイの製造方法。
  24. 【請求項24】 前記第2ポリシリコン層部を前記側壁
    スペーサに形成するとともに、前記絶縁ゲートストリッ
    プから前記層スタックを除去するステップが、前記層ス
    タック及び前記側壁スペーサ上に第2ポリシリコン層
    (116)を形成するステップと、 前記第2ポリシリコン層及び前記層スタックを前記絶縁
    ゲートストリップまで除去して、前記側壁スペーサの側
    部にある凹部を充填するための第2ポリシリコン層部を
    残すステップとを更に具えることを特徴とする請求項2
    3記載のメモリセルのアレイの製造方法。
  25. 【請求項25】 前記第2ポリシリコン層を除去するス
    テップが、プラズマエッチング、化学−機械研磨又はそ
    の組合せを行うステップを具えることを特徴とする請求
    項24記載のメモリセルのアレイの製造方法。
  26. 【請求項26】 前記絶縁ゲートストリップ及びその間
    の基板表面をマスク層(22)によって被覆するステッ
    プと、 第2導電型のドーパント(214)を前記基板に導入し
    て、前記絶縁ゲートストリップに平行に延在するビット
    ライン拡散部(215)を形成し、前記マスク層によっ
    て、前記ビットライン拡散部を、前記絶縁ゲートストリ
    ップの側部から離間するステップと、 前記マスク層を除去するとともに、前記絶縁ゲートスト
    リップ及び基板表面を、誘電層−電荷トラッピング材料
    層−誘電層スタック(29,210,211)によって
    被覆するステップと、 前記層スタック上に第1ポリシリコン層(212)を堆
    積するステップと、 前記第1ポリシリコン層及び層スタックを前記絶縁ゲー
    トストリップまで除去して、前記絶縁ゲートストリップ
    間の基板表面上の第1ポリシリコン層部によって被覆さ
    れた前記誘電層−電荷トラッピング材料層−誘電層スタ
    ックの電荷閉じ込め層スタック部を残すステップと、 第3ポリシリコン層(216)を堆積し及びパターン化
    して、前記絶縁ゲートストリップを横切るワードライン
    (219)を形成するステップと、 前記絶縁ゲートストリップ、電荷閉じ込め層スタック部
    及び第1ポリシリコン層部を、選択的にワードライン間
    の領域から除去するステップとを具えることを特徴とす
    る請求項18から21のうちのいずれか1項に記載のメ
    モリセルのアレイの製造方法。
  27. 【請求項27】 前記絶縁ゲートストリップ及びその側
    部の基板表面をマスク層によって被覆するステップが、 前記絶縁ゲートストリップ及びその間の基板表面の上
    に、前記マスク層を除去するステップ中のエッチング停
    止の役割を果たすためのエッチング停止層(21)を形
    成するステップと、 前記エッチング停止層の上に前記マスク層を形成するス
    テップとを具えることを特徴とする請求項26記載のメ
    モリセルのアレイの製造方法。
  28. 【請求項28】 前記エッチング停止層が酸化物層であ
    り、前記マスク層が窒化層であることを特徴とする請求
    項27記載のメモリセルのアレイの製造方法。
  29. 【請求項29】 前記第1ポリシリコン層及び層スタッ
    クを前記絶縁ゲートストリップまで除去するステップ
    が、プラズマエッチング、化学−機械研磨又はその組合
    せを行うステップを具えることを特徴とする請求項28
    記載のメモリセルのアレイの製造方法。
  30. 【請求項30】 前記誘電層−電荷トラッピング材料層
    −誘電層スタック(9,10,11)を、前記絶縁ゲー
    トストリップ上及びその間の基板表面上に形成するステ
    ップと、 前記層スタック上に液相ギャップ充填材料(31)を堆
    積するとともに、前記液相ギャップ充填材料を濃縮し、
    前記ギャップ充填材料が、前記絶縁ゲートストリップ間
    の層スタックのギャップ及び前記絶縁ゲートストリップ
    上の層スタックのギャップを充填し、後者から前記ギャ
    ップ充填材料をほとんど除去しうるステップと、 前記ギャップ充填材料を保護部として用いて、前記絶縁
    ゲートストリップ上から前記層スタックを除去して、前
    記絶縁ゲートストリップ間の誘電層−電荷トラッピング
    材料層−誘電層スタックの電荷閉じ込め層スタック部を
    残すステップと、 前記ギャップ充填材料を、前記電荷閉じ込め層スタック
    部から除去するステップと、 第1ポリシリコン層(312)を堆積するステップと、 その第1ポリシリコン層をマスクとして用いて、第2導
    電型のドーパント(314)を前記基板に導入し、前記
    絶縁ゲートストリップの側部から離間したビットライン
    拡散部(315)を形成するステップと、 第2ポリシリコン層(316)を堆積するステップと、 第3ポリシリコン層及び第2ポリシリコン層をパターン
    化して、前記絶縁ゲートストリップを横切るワードライ
    ン(319)を形成するステップと、 選択的に前記絶縁ゲートストリップ及び電荷閉じ込め層
    スタック部を前記ワードライン間の領域から除去するス
    テップとを具えることを特徴とする請求項18から21
    のうちのいずれか1項に記載のメモリセルのアレイの製
    造方法。
  31. 【請求項31】 前記液相ギャップ充填材料を堆積する
    ステップが、前記基板をスピンすることによって前記液
    相ギャップ充填材料を堆積するステップを具えることを
    特徴とする請求項32記載のメモリセルのアレイの製造
    方法。
  32. 【請求項32】 前記液相ギャップ充填材料が、下側反
    射防止コーティング材料又はスピンオンガラスであるこ
    とを特徴とする請求項31記載のメモリセルのアレイの
    製造方法。
  33. 【請求項33】 前記誘電層−電荷トラッピング材料層
    −誘電層スタック(9,10,11)を、絶縁ゲートス
    トリップ上及びその間の基板上に形成するステップと、 前記層スタック上に第1ポリシリコン層(112)を形
    成するとともに、ポリシリコン層をエッチングして、前
    記絶縁ゲートストリップの側部に側壁スペーサ(113
    A,113B)を形成するステップと、 前記側壁スペーサをマスクとして用いて、第2導電型の
    ドーパント(414)を前記基板に導入し、互いに延在
    する絶縁ゲートストリップ間にビットライン拡散部(4
    15)を形成するステップと、 前記ビットライン拡散部から前記層スタックを除去する
    ステップと、 前記絶縁ゲートストリップ間のギャップを充填する誘電
    層(41)を堆積するステップと、 前記絶縁ゲートストリップまで構造を平坦化し、部分的
    に前記絶縁ゲートストリップ及び側壁スペーサの上側部
    分を除去して、その上側表面をほぼ平坦にし、前記誘電
    層のギャップ充填部が前記絶縁ゲートストリップ間のギ
    ャップを充填するステップと、 第2ポリシリコン層(416)を堆積し及びパターン化
    して、ワードライン(416)を形成するステップと、 前記絶縁ゲートストリップ、側壁スペーサ及び誘電層−
    電荷トラッピング材料層−誘電層スタックを、選択的に
    前記ワードライン間の領域から除去するステップとを具
    えることを特徴とする請求項18から21のうちのいず
    れか1項に記載のメモリセルのアレイの製造方法。
  34. 【請求項34】 前記構造を平坦化するステップが、プ
    ラズマエッチング、化学−機械研磨又はその組合せ行う
    ステップを具えることを特徴とする請求項33記載のメ
    モリセルのアレイの製造方法。
  35. 【請求項35】 電気的にプログラム可能な二重電荷蓄
    積ロケーションメモリセルであって、半導体基板(1
    1)上に配置された絶縁ゲート(15)と、そのゲート
    の側部の基板表面上の誘電層−電荷トラッピング材料層
    −誘電層スタック(19,110,111;29,21
    0,211;49A,B,410A,B,411A,
    B)の物理的に切り離された電荷閉じ込め層スタック部
    とを具え、各電荷閉じ込め層スタック部の電荷トラッピ
    ング材料層が、フローティングゲートと、前記電荷閉じ
    込め層スタック部の各々の上のサイド制御ゲート(11
    3A,B;212;312;413A,B)と、そのサ
    イド制御ゲートの横側に存在するメモリセルのソース/
    ドレイン領域と、前記サイド制御ゲートを前記ゲートに
    接続する電気的な接続部(116,117;216;3
    12;416)とを形成するメモリセルにおいて、 前記中央の絶縁ゲートの側部の電荷閉じ込め層スタック
    部の各々が、L形状を有し、ベースの電荷閉じ込め層ス
    タック部が、前記基板の表面上に存在し、垂直な電荷閉
    じ込め層スタック部が、前記中央の絶縁ゲートの各側部
    に対向して存在することを特徴とするメモリセル。
  36. 【請求項36】 前記サイド制御ゲートが、前記絶縁ゲ
    ートの側部に形成されたポリシリコン側壁スペーサであ
    ることを特徴とする請求項35記載のメモリセル。
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