JP2003163093A - 光源装置 - Google Patents

光源装置

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JP2003163093A JP2001359961A JP2001359961A JP2003163093A JP 2003163093 A JP2003163093 A JP 2003163093A JP 2001359961 A JP2001359961 A JP 2001359961A JP 2001359961 A JP2001359961 A JP 2001359961A JP 2003163093 A JP2003163093 A JP 2003163093A
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】音響共鳴の不都合を回避したHIDランプ光源
装置を提供すること。 【解決手段】一対の電極が対向配置された放電ランプ
と、前記放電ランプを始動し、前記電極に放電電流を供
給するための給電装置(Ex)とを接続してなる光源装
置において、前記給電装置(Ex)は、前記放電ランプ
への給電量調整のためにスイッチング素子を使用するも
のであって、前記スイッチング素子の略周期的なスイッ
チング動作に対して、位相変調を加えるように光源装置
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、プロジェ
クタ用の光源として使用される、高圧水銀放電ランプや
メタルハライドランプ等の高輝度放電ランプ(HIDラ
ンプ)を用いた光源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶プロジェクタやDLPTM(テキサ
ス・インスツルメンツ)プロジェクタ等の光学装置ため
の光源装置においては、HIDランプなどの放電ランプ
が使用される。放電ランプの駆動に関しては、放電ラン
プの両極の電極の極性、すなわち一方が陰極で他方が陽
極という関係が変化しないDC駆動と、陰極と陽極の関
係が略周期的に交代するAC駆動とがある。また、AC
駆動においては、その極性変化の速さ、すなわち駆動周
波数については、数十ヘルツから数メガヘルツまで、広
い周波数での駆動が可能である。
【0003】ところで、このような放電ランプにおいて
は、放電空間が音響的共鳴空洞のはたらきを示し、もし
この共鳴周波数と給電電流の周波数成分が一致もしくは
近接する場合は、音響共鳴と呼ばれる現象が発生する。
【0004】一般に、前記共鳴周波数はランプの形状に
応じて複数のものが存在し、共鳴周波数の値自体は、寸
法や放電空間内のガスの音速に依存するため、ランプの
種類毎に、またランプの種類が同じでも、放電空間の形
状寸法にバラツキがあれば個々のランプ毎に共鳴周波数
は変化し、さらに同じランプであっても、ランプの温度
が変われば共鳴周波数は変化する。
【0005】給電装置の駆動方式が前記DC駆動の場合
は、電流リプルおよびその高調波成分に対して共鳴す
る。また駆動方式が前記AC駆動の場合は、駆動周波数
およびその高調波成分に対して共鳴し、さらに駆動半周
期のなかにリプルが存在すれば、そのリプル成分および
その高調波成分に対しても共鳴する。
【0006】音響共鳴が発生すると、放電空間内におい
て放電アークが振動するために、プロジェクタ画面の照
度にチラツキが現れたり、程度のひどい場合は、放電が
立ち消えてしまう場合がある。前記したように、音響共
鳴周波数は、ランプの条件に応じて様々に変化するし、
給電装置の様々な周波数成分に対して共鳴するため、ラ
ンプの音響共鳴周波数と給電装置の周波数成分とを安定
的に分離することが非常に困難であった。
【0007】従来技術において、例えば特開昭63−5
8793号においては、リプル成分の周波数とリプル率
を制限するものが開示されているが、前記したように、
ランプの音響共鳴周波数と給電装置の周波数成分とを安
定的に分離することが困難であるため、実現不可能の場
合もあった。また、例えば特開昭60−262392号
においては、音響共鳴が全く発生しない周波数帯と、発
生しうる周波数帯とを、所定の周期で切り換えるものが
開示されているが、音響共鳴が全く発生しない周波数帯
が存在しない場合は適用できない。
【0008】特表2001−505360号、および米
国許庁特許公報5859505号においては、ランプ点
灯の安定性を測定し、動的に周波数を切り換えるものが
開示されているが、構造が複雑でコスト高となる問題が
あった。
【0009】また、これらの、周波数を切り換える方式
については、ノイズフィルタや部分共振回路、擬似共振
回路などの周波数特性を有する周辺回路が存在する場合
は、周波数の切り換えの前後で特性が変化し、これによ
り、発光量が変化する可能性があるなどの問題があっ
た。またこの変化を生じないようにするためには、例え
ばランプ電力制御のフィードバック応答を速くするなど
のさらなる工夫が必要で、回路技術が高度化し、コスト
高となる問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、音響共鳴の
不都合を回避したHIDランプ光源装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の請求項1の発明は、一対の電極が対向配置
された放電ランプと、前記放電ランプを始動し、前記電
極に放電電流を供給するための給電装置(Ex)とを接
続してなる光源装置において、前記給電装置(Ex)
は、前記放電ランプへの給電量調整のためにスイッチン
グ素子を使用するものであって、前記スイッチング素子
の略周期的なスイッチング動作に対して、位相変調を加
えることを特徴とするものである。
【0012】本発明の請求項2の発明は、一対の電極が
対向配置された放電ランプと、前記放電ランプを始動
し、前記電極に放電電流を供給するための給電装置(E
x)とを接続してなる光源装置において、前記給電装置
(Ex)は、前記放電ランプにAC駆動の給電を行うも
のであって、略周期的なAC駆動の給電動作に対して、
位相変調を加えることを特徴とするものである。
【0013】
【作用】図1に、前記したDC駆動方式による、本発明
の光源装置の構成の、簡略化された一例を示す。給電装
置(Ex)において、降圧チョッパ型のバラスト回路
(Bx)は、PFC等のDC電源(Mx)より電圧の供
給を受けて動作し、放電ランプ(Ld)への給電量調整
を行う。前記バラスト回路(Bx)においては、FET
等のスイッチ素子(Qx)によってDC電源(Mx)よ
りの電流をオン・オフし、チョークコイル(Lx)を介
して平滑コンデンサ(Cx)に充電が行われ、この電圧
が放電ランプ(Ld)に印加され、放電ランプ(Ld)
に電流を流すことができるように構成されている。
【0014】なお、前記スイッチ素子(Qx)がオン状
態の期間は、スイッチ素子(Qx)を通じた電流によ
り、直接的に平滑コンデンサ(Cx)への充電と負荷で
ある放電ランプ(Ld)への電流供給が行われるととも
に、チョークコイル(Lx)に磁束の形でエネルギーを
蓄え、前記スイッチ素子(Qx)がオフ状態の期間は、
チョークコイル(Lx)に磁束の形で蓄えられたエネル
ギーによって、フライホイールダイオード(Dx)を介
して平滑コンデンサ(Cx)への充電と放電ランプ(L
d)への電流供給が行われる。
【0015】前記降圧チョッパ型のバラスト回路(B
x)においては、前記スイッチ素子(Qx)の動作周期
に対する、前記スイッチ素子(Qx)がオン状態の期間
の比、すなわちデューティサイクル比により、前記放電
ランプへの給電量を調整することができる。
【0016】スタータ(Ui)においては、抵抗(R
i)を介して、ランプ電圧(VL)によってコンデンサ
(Ci)が充電される。ゲート駆動回路(Gi)を活性
化すると、サイリスタ等よりなるスイッチ素子(Qi)
が導通することにより、前記コンデンサ(Ci)がトラ
ンス(Ki)の1次側巻線(Pi)を通じて放電し、2
次側巻線(Hi)に高電圧パルスを発生する。
【0017】スタータ(Ui)の2次側巻線(Hi)に
発生した高電圧は、バラスト回路(Bx)の出力電圧に
重畳されて電極(E1,E2)間に印加され、放電ラン
プ(Ld)の放電を始動することができる。
【0018】ゲート駆動信号生成回路(Upm)はある
デューティサイクル比を有するゲート駆動信号(Sg)
を生成し、前記ゲート駆動信号(Sg)は、ゲート駆動
回路(Gx)を介して、前記スイッチ素子(Qx)のゲ
ート端子を制御することにより、前記したDC電源(M
x)よりの電流のオン・オフが制御される。
【0019】前記放電ランプ(Ld)の電極(E1,E
2)間を流れるランプ電流(IL)と、電極(E1,E
2)間に発生するランプ電圧(VL)とは、電流検出手
段(Ix)と、電圧検出手段(Vx)とによって、検出
できるように構成される。なお、前記電流検出手段(I
x)については、シャント抵抗を用いて、また前記電圧
検出手段(Vx)については、分圧抵抗を用いて簡単に
実現することができる。
【0020】前記電流検出手段(Ix)よりのランプ電
流信号(Si)、および前記電圧検出手段(Vx)より
のランプ電圧信号(Sv)は、給電制御回路(Fx)に
入力され、ランプ電流(IL)とランプ電圧(VL)の
積であるランプ電力が所期の値となるように、ランプ電
流信号(Si)の目標値を決定し、その目標値と実測値
の誤差が減少するように、誤差積分信号(Sf)が調整
される。
【0021】ゲート駆動信号生成回路(Upm)におい
ては、前記誤差積分信号(Sf)に基づき、パルス幅変
調により適当なデューティサイクル比が与えられ、フィ
ードバック的に制御された前記ゲート駆動信号(Sg)
を生成する。
【0022】先ず、本発明の請求項1の発明について説
明する。前記したように、前記スイッチ素子(Qx)は
オンとオフとを繰り返す動作をするため、放電ランプ
(Ld)への供給電流にはリプル成分が含まれる。具体
的には、前記スイッチ素子(Qx)がオンになると、チ
ョークコイル(Lx)から供給される電流が、概ね直線
的に増加するため、ランプ電流も概ね直線的に増加し、
逆に前記スイッチ素子(Qx)がオフになると、チョー
クコイル(Lx)から供給される電流が、概ね直線的に
減少するため、ランプ電流も概ね直線的に減少する。す
なわち、ランプ電流は、ある平均的な値を中心にして、
増加と減少を繰り返すリプル成分を含んでいる。
【0023】このリプル成分が、放電ランプ(Ld)の
もつ音響共鳴周波数と一致もしくは近接すると、音響共
鳴が発生する。一般に共鳴現象は、系に共鳴周波数近辺
の周期的な擾乱が与えられた場合に、系が振動エネルギ
ーを選択的に蓄積して行くことにより発生する。したが
って、系に共鳴周波数に一致した擾乱が与えられても、
有害な程度の共鳴現象として現れるためには、このエネ
ルギー蓄積のための共鳴の成長時間、すなわち時間的な
猶予が存在することになる。
【0024】これを別の共鳴現象とのアナロジーで説明
するならば、例えば重りと支点とを糸で結んだ振り子の
系を挙げることができる。振り子の振動周波数は糸の長
さで決まり、この振動周波数が共鳴周波数となる。
【0025】始め、振り子は静止していたとして、共鳴
周波数に等しい周波数にて、前記支点を微小な振幅で水
平に動かした場合、共鳴によって振り子に振動エネルギ
ーが与えられるが、静止していた振り子が徐々に振幅を
増大させるのであって、前記支点を動かし始めると同時
に、振り子が激しく振動するわけではない。
【0026】なお、共鳴現象においては、一般に振り子
の振動の位相は、擾乱である支点運動の位相に対して約
90度の遅れを持つ。
【0027】図2aは、本発明における前記スイッチ素
子(Qx)のオンとオフとを繰り返す動作に位相変調を
与える様子を概念的に示す図である。なお、この位相変
調は、前記図1のゲート駆動信号生成回路(Upm)に
おいて、パルス幅変調を行う際に、同時に行うことがで
きる。
【0028】本発明の請求項1の発明に従い、前記スイ
ッチ素子(Qx)の周期的なスイッチング動作に対し
て、期間(τ011)を、他の周期より延長することに
より、適当な量の位相シフトを与える、すなわち位相変
調を加えることにより、期間(τ011)以前において
成長したランプの音響共鳴を減衰させることができる。
【0029】この状況を、再び先述の振り子の例におい
て説明するならば、支点を共鳴周波数で動したことによ
り増大し始めた振り子の振動が、支点を動かす(周波数
は変えずに)位相を適当にずらすことにより振り子の振
幅を減少に向かわせることができる。
【0030】なお、この場合、振り子の振幅の減少を効
果的に行うためには、振り子の振動の位相に対して、支
点運動の位相が約90度の遅れを持つようにする。
【0031】当然ながら、期間(τ011)における位
相シフトによりランプの音響共鳴を減衰させたとして
も、やがては共鳴は増大に向かって成長し始めるため、
適当な時間が経過後の期間(τ012)において、再度
位相シフトを与えなばければならず、このような位相シ
フトの付加を、周期的または略周期的に繰り返す必要が
ある。この繰り返しの頻度の適正値については、実験的
に求める必要がある。
【0032】なお、先の振り子の例についての説明から
は、期間(τ011,τ012,…)で与える位相シフ
トは、約90度の進み状態から約90度の遅れ状態へ、
約180度のシフトを与える必要があることになるが、
ランプの音響共鳴の場合は、非線形であるため、必ずし
も180度が最適であるとは限らず、適当な位相シフト
量、すなわち適当な位相進みまたは遅れの量を実験的に
求める必要がある。
【0033】期間(τ011,τ012,…)における
位相シフトの与え方については,前記図2aのように、
スイッチ素子(Qx)のオフ期間の延長により与えるも
のの他に、図2bのように期間(τ021,τ022,
…)においてオン期間の延長により与えるものとするこ
とができ、さらに、図2cのように期間(τ031,τ
032,…)においてオフ期間の短縮により与えるも
の、図2dのように期間(τ041,τ042,…)に
おいてオン期間の短縮により与えるものとすることがで
きる。
【0034】また、前記図2a〜dのように、1個のオ
ン期間またはオフ期間により1回の必要な位相シフトを
与えるものの他に、複数のオンまたはオフ期間にわたっ
て、1回の位相シフトを与えるものとすることもでき
る。例えば、図3aのようにオフの期間(τ111)と
オンの期間(τ112)を延長するもの、図3bのよう
にオフの期間(τ121,τ122)を延長するもの、
図3cのようにオンの期間(τ131,τ132)を延
長するもの、図3dのようにオフの期間(τ141,τ
143)とオンの期間(τ142,τ144)を短縮す
るもの、図3eのようにオンの期間(τ151,τ15
2)を短縮するもの、図3fのようにオフの期間(τ1
61,τ162)を短縮するものなどとすることができ
る。
【0035】なお、前記図1には、バラスト回路(B
x)として降圧チョッパを用いるものを記載したが、図
4に示す昇圧チョッパを用いるものや、図5に示す反転
チョッパを用いるもの、あるいは他の方式のバラスト回
路でも、スイッチング素子による略周期的なスイッチン
グ動作を行うものについて、本発明の効果は良好に発揮
される。
【0036】これまで、DC駆動方式の光源装置に基づ
いて説明を行ってきたが、この種の放電ランプの点灯に
際して、ランプ電流のリプルの影響は、AC駆動方式の
ものにおいても同様である。何となれば、例えば放電ラ
ンプに矩形波的な交流の放電電圧を印加する場合、極性
が反転してから、次に反転するまでの半周期の期間は、
短期間的にはDC駆動と何ら変わるところは無いため、
前記したDC駆動の場合に発生する現象が、AC駆動の
場合も発生し得るからである。
【0037】図6に記載のような、前記降圧チョッパな
どによるバラスト回路(Bx)の後段に、FET等のス
イッチ素子(Q1,Q2、Q3,Q4)を追加してフル
ブリッジ方式のインバータ(Ub)を構成することによ
り、放電ランプ(Ld’)に対して、矩形波的な交流の
放電電圧を印加するようにした、AC駆動方式の光源装
置についても、そのバラスト回路(Bx)の降圧チョッ
パにおいて、スイッチ素子(Qx)のスイッチング動作
に対して本発明を適用することができ、その効果は良好
に発揮される。
【0038】なお、前記図6に記載のフルブリッジ方式
のインバータ(Ub)においては、FET等によるスイ
ッチ素子(Q1)とスイッチ素子(Q4)のみを導通さ
せる状態と、スイッチ素子(Q2)とスイッチ素子(Q
3)のみを導通させる状態の2状態を交互に繰り返す動
作をさせる。その際、スイッチ素子(Q1)とスイッチ
素子(Q2)とが、スイッチ素子(Q3)とスイッチ素
子(Q4)とが同時に導通しないように、前記2状態の
間には、例えば何れのスイッチ素子も導通させない、短
い期間が挿入される。このような、各スイッチ素子の制
御は、インバータ制御回路(Fh)からの信号に基づ
き、各スイッチ素子に付属のゲート駆動回路(G1,G
2,G3,G4)を介して行なわれる。
【0039】当然ながら、前記図6のバラスト回路(B
x)として、前記した昇圧チョッパや反転チョッパなど
を用いるものでも、そのバラスト回路(Bx)のスイッ
チ素子のスイッチング動作に対して本発明を適用するこ
とができ、その効果は良好に発揮される。
【0040】また、インバータとして、図6に記載のよ
うな、フルブリッジ方式以外にも、例えばハーフブリッ
ジ方式のものなどの場合に対しても、本発明を適用する
ことができ、その効果は良好に発揮される。
【0041】次に、本発明の請求項2の発明について説
明する。例えば、前記した図6に記載のような、AC駆
動方式の光源装置において、リプルの影響について先に
述べたが、仮にバラスト回路(Bx)が発生するリプル
が無くとも、インバータのAC駆動成分によっても、ラ
ンプの音響共鳴が発生する可能性がある。
【0042】何となれば、ランプに印加する電圧が矩形
波的であって、したがってランプ電流が矩形波的であっ
ても、その立ち上がり(および立ち下がり)速度が有限
であることにより、ランプ電流の絶対値の波形を完全な
直流とすることはできないため、基本周波数は低くて
も、その高調波成分がランプの音響共鳴周波数に一致ま
たは近接する場合があり、さらに、インバータの周波数
を高くしてゆくと、仮にランプ電流が正弦波であって
も、基本周波数がランプの音響共鳴周波数に一致または
近接する場合があるからである。
【0043】図7aは、本発明における前記インバータ
の反転を繰り返す動作を概念的に示す図で、縦軸はラン
プ電圧(VL)を表す。本発明の請求項2の発明に従
い、前記インバータの周期的な反転動作に対して、期間
(τ211)を延長することにより、適当な量の位相シ
フトを与える、すなわち位相変調を加えることにより、
期間(τ211)以前において成長したランプの音響共
鳴を減衰させることができる。
【0044】当然ながら、期間(τ211)における位
相シフトによりランプの音響共鳴を減衰させたとして
も、やがては共鳴は増大に向かって成長し始めるため、
適当な時間が経過後の期間(τ212)において、再度
位相シフトを与えなばければならず、このような位相シ
フトの付加を、周期的または略周期的に繰り返す必要が
ある。この繰り返しの頻度の適正値については、実験的
に求める必要がある。
【0045】なお、期間(τ211,τ212,…)で
与える位相シフトは、約90度の進み状態から約90度
の遅れ状態へ、約180度のシフトを与える必要がある
ことになるが、ランプの音響共鳴の場合は、非線形であ
るため、必ずしも180度が最適であるとは限らず、適
当な位相シフト量、すなわち適当な位相進みまたは遅れ
の量を実験的に求める必要がある。
【0046】期間(τ211,τ212,…)における
位相シフトの与え方については、前記図7aのように、
ランプ電圧が一方の極性にある期間の延長により与える
ものの他に、図7bのように期間(τ221,τ22
2,…)においてランプ電圧が一方の極性にある期間の
短縮により与えるものとすることができる。
【0047】また、前記図7a,bのように、ランプ電
圧が一方の極性にある期間の1個により1回の必要な位
相シフトを与えるものの他に、ランプ電圧がある極性に
ある期間の複数個にわたって、1回の位相シフトを与え
るものとすることもできる。例えば、図8aのようにラ
ンプ電圧が一方の極性にある期間(τ311)と、これ
に続くランプ電圧が他方の極性にある期間(τ312)
を延長するもの、図8bのようにランプ電圧が一方の極
性にある期間(τ321,τ322)を延長するもの、
図8cのようにランプ電圧が一方の極性にある期間(τ
331,τ333)と、ランプ電圧が他方の極性にある
期間(τ332,τ334)を短縮するもの、図8dの
ようにランプ電圧が一方の極性にある期間(τ341,
τ342)を短縮するものなどとすることができる。
【0048】当然ながら、前記図6のバラスト回路(B
x)については、その方式(降圧チョッパや昇圧チョッ
パ、反転チョッパなどの別)には無関係に本発明を適用
することができる。また、インバータとして、図6に記
載のような、フルブリッジ方式以外にも、例えばハーフ
ブリッジ方式のものなどの場合に対しても、本発明を適
用することができ、その効果は良好に発揮される。
【0049】ここで、従来の技術の部分で参照したよう
な、周波数を切り換える方式、すなわち周波数変調の方
式との差異について簡単に述べておく。周波数変調も、
本発明で応用した位相変調も、ともに角度変調という変
調方式の一種であり、両者は区別されている。
【0050】従来の技術の部分でも述べたように、HI
Dランプの給電装置に応用した場合、周波数変調方式に
ついては、周波数特性を有する周辺回路が存在する場合
は、周波数の切り換えの前後で特性が変化する問題があ
った。そのため、例えば、ランプの明るさが、ある周波
数で駆動する期間と他の周波数で駆動する期間とで変化
したり、あるいは、周波数の切換えにより特性が変化し
て、これをフィードバック系が補正し終えるまでの過渡
期間においてランプの明るさが変化するなどの問題が生
じる場合があった。
【0051】しかし、本発明が応用する位相変調方式の
場合は、給電装置のチョッパまたはインバータの周波数
は、ほとんど至るところで同じであり、位相変化を発生
させる部分において、周期性における一瞬の不均一が生
じるに過ぎず、したがって、周波数特性を有する周辺回
路が存在する場合でも、位相変化の影響は、全体に対す
る比率で言えば、極めて僅かとなる利点がある。
【0052】またそのため、部分共振回路、擬似共振回
路などの技術によってチョッパのスイッチング損失を低
減したい場合においても、その技術が有する特長を損な
うことなく、本発明の位相変調技術を併用することがで
きる。
【0053】当然ながら、本発明の請求項1の発明と請
求項2の発明とを併用して実施することも可能である。
【0054】
【実施例】先ず、本発明の請求項1の発明に基づく、第
1の実施例について説明する。図9は、前記図1に記載
の本発明の光源装置における給電制御回路(Fx)およ
びゲート駆動信号生成回路(Upm)の簡略化された構
成例を示すものである。
【0055】前記ランプ電圧信号(Sv)は、総合制御
部(Xpu)のなかのAD変換器(Adc)に入力され
て、適当な桁数を有するディジタルのランプ電圧データ
(Sxv)に変換され、マイクロプロセッサユニット
(Mpu)に入力される。
【0056】ここで、マイクロプロセッサユニット(M
pu)は、CPUやプログラムメモリ、データメモリ、
クロックパルス発生回路、タイムカウンタ、ディジタル
信号の入出力のためのIO制御器などを含む。
【0057】マイクロプロセッサユニット(Mpu)
は、前記ランプ電圧データ(Sxv)を参照した計算
や、その時点の系の状態に応じた条件判断に基づき、後
述するチョッパ能力制御回路(Ud)のための、チョッ
パ能力制御目標データ(Sxt)を生成する。前記チョ
ッパ能力制御目標データ(Sxt)は、DA変換器(D
ac)によって、アナログのチョッパ能力制御目標信号
(St)に変換され、チョッパ能力制御回路(Ud)に
入力される。
【0058】さらに、許容されるランプ電流(IL)の
上限値ILmaxを規定するためのランプ電流上限信号
(Sk)が、ランプ電流上限信号発生回路(Uc)によ
り発生され、チョッパ能力制御回路(Ud)に入力され
る。
【0059】前記チョッパ能力制御回路(Ud)内にお
いては、前記チョッパ能力制御目標信号(St)は、必
要に応じて設ける増幅器またはバッファ(Ad1)とダ
イオード(Dd1)を介して、さらに、前記ランプ電流
上限信号(Sk)は、必要に応じて設ける増幅器または
バッファ(Ad2)とダイオード(Dd2)を介して、
ともにプルアップ抵抗(Rd1)の一端に接続され、チ
ョッパ駆動目標信号(Sd2)が生成される。なお、前
記プルアップ抵抗(Rd1)の他端は適当な電圧を有す
る基準電圧源(Vd1)に接続される。
【0060】したがって前記チョッパ駆動目標信号(S
d2)は、前記チョッパ能力制御目標信号(St)に対
応する信号(Sd3)または前記ランプ電流上限信号
(Sk)に対応する信号(Sd4)のうちの、何れか大
きくない方が選択された信号となる。
【0061】すなわち、前記総合制御部(Xpu)が、
例えば、定格電力に対応する定数を前記ランプ電圧デー
タ(Sxv)で除算して、定格電力を達成するためのラ
ンプ電流(IL)の値を算出し、この値に対応するもの
として生成するなど、何らかの方法で前記チョッパ能力
制御目標信号(St)を生成したとして、仮にこれが不
適当であった場合でも、前記チョッパ能力制御回路(U
d)内において、ハードウェア的に、ランプ電流(I
L)が前記ランプ電流上限信号(Sk)を超えないよう
に、前記チョッパ駆動目標信号(Sd2)が制限される
ことになる。
【0062】因みに、前記したAD変換器(Adc)や
マイクロプロセッサユニット(Mpu)を介した制御
は、動作速度が遅い(もしくは速いものとすると高コス
トとなる)ため、例えばランプの放電状態が急変するな
どの事態が生じた場合には、その動作遅れによって、前
記したチョッパ能力制御目標信号(St)の不適当が発
生し得るため、このような電流制限機能をハードウェア
的に構成することは、ランプや給電装置の保護の観点か
らも有益なことである。
【0063】一方、前記ランプ電流信号(Si)は、必
要に応じて設ける増幅器またはバッファ(Ad3)とダ
イオード(Dd3)を介して、一端がグランド(Gnd
x)に接続されたプルダウン抵抗(Rd5)の他端に接
続され、制御対象信号(Sd5)が生成される。
【0064】さらに、前記ランプ電圧信号(Sv)は、
比較器(Cmv)によって、前記した無負荷開放電圧に
対応する電圧を有する基準電圧源(Vd2)の電圧と比
較され、もし、前記ランプ電圧信号(Sv)が、無負荷
開放電圧より高い場合は、トランジスタ(Qd1)がオ
フまたは能動状態になり、適当な電圧源(Vd3)か
ら、抵抗(Rd4)とダイオード(Dd4)を介して、
前記プルダウン抵抗(Rd5)に電流を流すことによ
り、前記制御対象信号(Sd5)の水準を上げるように
動作する。
【0065】逆に前記ランプ電圧信号(Sv)が、無負
荷開放電圧より低い場合は、前記トランジスタ(Qd
1)がオン状態になるため、前記電圧源(Vd3)から
の電流は短絡され、前記制御対象信号(Sd5)は、前
記ランプ電流信号(Si)に対応するものとなる。
【0066】何となれば、前記のプルダウン抵抗(Rd
5)とダイオード(Dd3)、ダイオード(Dd4)よ
りなる回路は、各ダイオードのアノード側の信号(Sd
6)と信号(Sd7)の何れか小さくない方に対応する
電圧が選択されてプルダウン抵抗(Rd5)に発生する
からである。
【0067】なお、前記比較器(Cmv)については、
その出力端子と非反転入力端子に正帰還抵抗を挿入する
(図示を省略)などして、比較動作にヒステリシスを持
たせることにより、比較出力が変化する際の意図しない
発振現象を防止することができる。
【0068】このように構成したことにより、たとえ出
力電流がほとんど停止して、前記ランプ電流信号(S
i)がほとんど入らない状態であっても、前記ランプ電
圧信号(Sv)が、前記無負荷開放電圧より高くなろう
とすると、前記制御対象信号(Sd5)が急速に上昇す
ることにより、ランプ電圧(VL)は、概略無負荷開放
電圧以下に、常にハードウェア的に制限される。
【0069】前記チョッパ駆動目標信号(Sd2)は、
抵抗(Rd2)と抵抗(Rd3)で分圧されて、演算増
幅器(Ade)の反転入力端子に入力される。一方、前
記制御対象信号(Sd5)は、前記演算増幅器(Ad
e)の非反転入力端子に入力される。そして、前記演算
増幅器(Ade)の出力、すなわち前記誤差積分信号
(Sf)は、積分コンデンサ(Cd1)とスピードアッ
プ抵抗(Rd6)を介して反転入力端子にフィードバッ
クされているため、前記演算増幅器(Ade)は、前記
チョッパ駆動目標信号(Sd2)の抵抗(Rd2)と抵
抗(Rd3)による分圧電圧に対する、前記制御対象信
号(Sd5)の電圧の差を積分する、誤差積分回路とし
てはたらく。
【0070】前記誤差積分信号(Sf)は、前記ゲート
駆動信号生成回路(Upm)のゲート変調回路(Uw)
に入力され、PWM変調により前記ゲート駆動信号(S
g)を生成する。前記ゲート変調回路(Uw)は、位相
変調制御回路(Ut)の位相変調信号(Sm)を受け
て、前記ゲート駆動信号(Sg)の生成に際して位相変
調を加える。
【0071】なお、前記ゲート変調回路(Uw)は、前
記位相変調制御回路(Ut)の動作に必要なタイミング
パルス(Ckw)を生成する。
【0072】図10は、前記ゲート変調回路(Uw)の
簡略化された構成例を示すものである。適当な電圧を有
するDC電圧源(Vcc)から、抵抗(Rw6)を介し
て、コンデンサ(Cw1)が充電される。充電される速
さは、前記抵抗(Rw6)の抵抗値と前記コンデンサ
(Cw1)の静電容量により決まり、前記コンデンサ
(Cw1)の電圧、すなわち充電電圧信号(Sw1)
は、例えば図12aに示すように時間的に単調に増加す
る。
【0073】DC電圧源(Vcc)の電圧は、分圧抵抗
(Rw7,Rw8)によって適当な比で分圧され、比較
器(Cmw1)の一方の入力端子に入力される。また、
前記充電電圧信号(Sw1)は、前記比較器(Cmw
1)の他方の入力端子に入力されて、前記分圧抵抗(R
w7,Rw8)の電圧と比較される。
【0074】前記充電電圧信号(Sw1)の電圧が前記
分圧抵抗(Rw7,Rw8)の電圧より高くなると、前
記比較器(Cmw1)は、ハイレベルの信号(Sw2)
を出力し(図12b)、この信号を受けて、モノステー
ブルマルチバイブレータ(Tw)は、一定の時間幅を有
する、ハイレベルの前記タイミングパルス(Ckw)を
生成する(図12c)。
【0075】前記タイミングパルス(Ckw)は、前記
したように前記位相変調制御回路(U)に送られるとと
もに、抵抗(Rw5)を介してトランジスタ(Qw3)
をオン状態にすることにより、前記コンデンサ(Cw
1)の電荷を放電するため、前記充電電圧信号(Sw
1)は概略0ボルトに落ち、この状態は、前記タイミン
グパルス(Ckw)がハイレベルである期間において維
持される。
【0076】そして前記モノステーブルマルチバイブレ
ータ(Tw)の設定時間が経過すると、前記タイミング
パルス(Ckw)がローレベルに戻り、トランジスタ
(Qw3)がオフ状態になるため、前記したコンデンサ
(Cw1)の充電が再開される。このような動作を繰り
返すため、前記充電電圧信号(Sw1)は、概略鋸歯状
波形を呈するものとなる(図12a)。
【0077】なお、前記モノステーブルマルチバイブレ
ータ(Tw)のハイレベルの時間幅は、少なくとも前記
したトランジスタ(Qw3)によるコンデンサ(Cw
1)の放電が確実に行われる程度の幅が確保できるもの
であればよいため、図10においては、一例として、前
記比較器(Cmw1)の信号(Sw2)に対して、抵抗
(Rwt)とコンデンサ(Cwt)を用いた遅延回路の
出力によってゲート(Gwt)でマスクをかける方式
の、最も簡単なものを記載したが、他の方式のものでも
よい。
【0078】前記誤差積分信号(Sf)を、抵抗(Rw
9)およびダイオード(Dw1,Dw2)を介して適当
な電圧を有するDC電圧源(Vcc)に接続されること
により、前記抵抗(Rw9)のダイオード(Dw2)側
の端子からとった信号(Sf’)は、前記誤差積分信号
(Sf)よりもダイオード(Dw1,Dw2)の順方向
電圧だけオフセットを加えた信号となる。この信号(S
f’)と概略鋸歯状波形の前記充電電圧信号(Sw1)
とは、比較器(Cmw2)で比較される。前記充電電圧
信号(Sw1)の電圧が前記信号(Sf’)の電圧より
も高い期間においてハイレベルとなる前記ゲート駆動信
号(Sg)が生成される。図12aには、前記信号(S
f’)のレベルを破線で示し、これよりも前記充電電圧
信号(Sw1)が高い期間(τ412)では、図12i
において前記ゲート駆動信号(Sg)がハイレベルとな
る様子を示してある。
【0079】前記ゲート駆動信号生成回路(Upm)か
ら出力された前記ゲート駆動信号(Sg)が、前記ゲー
ト駆動回路(Gx)に入力されることにより、結果とし
て、前記ランプ電流信号(Si)および前記ランプ電圧
信号(Sv)が、スイッチ素子(Qx)の動作にフィー
ドバックされたフィードバック制御系が完成する。
【0080】なお、前記したように、前記信号(S
f’)は誤差積分信号(Sf)にオフセットを加えたも
のであるため、前記誤差積分信号(Sf)が仮に零であ
ったとしても、前記ゲート駆動信号(Sg)のデューテ
ィサイクル比は、100%より小さいある最大値、すな
わち最大デューティサイクル比DXmax以下になる。
加えるオフセット量については、ダイオード(Dw1,
Dw2)の数を増減したり、適当なツェナー電圧を有す
るツェナーダイオードに置き換えるなどして変更するこ
とができる。
【0081】図11は、前記位相変調制御回路(Ut)
の簡略化された構成例を示すものである。前記ゲート変
調回路(Uw)に対して位相変調を加える周期を規定す
るための信号(St0)が、発信器(Osct)により
生成される(図12d)。この信号は、Dフリップフロ
ップ(FFt1)により同期化された信号(St1)に
変換され(図12e)、さらにこれは、Dフリップフロ
ップ(FFt2,FFt3)により遅延がかけられた信
号(St2,St3)が生成される(図12f,g)。
なお、Dフリップフロップ(FFt1,FFt2,FF
t3)の動作のためのクロック信号として前記タイミン
グパルス(Ckw)が使用される。
【0082】最も遅延の多い信号(St3)と、それよ
り遅延の少ない信号の反転信号(St4)が(いまの場
合は、ジャンパ端子(Jt1)へのジャンパ接続により
信号(st1)の反転信号が前記反転信号(St4)と
して選択されて)NOR論理のゲート(Gt1)に入力
されるため、このゲート(Gt1)からは、前記タイミ
ングパルス(Ckw)の所定周期の期間(τ411)だ
け(いまの場合は、前記タイミングパルス(Ckw)の
2周期だけ)ハイレベルとなる信号(St5)が生成さ
れる(図12h)。
【0083】前記信号(St5)は、(ジャンパ端子
(Jt3)へのジャンパ接続により選択されて)前記位
相変調信号(Sm)として前記ゲート変調回路(Uw)
に送られる。前記ゲート変調回路(Uw)においては、
抵抗(Rw1,Rw2)およびトランジスタ(Qw1)
からなる反転回路により、前記位相変調信号(Sm)が
ハイレベルの期間(τ411)は、抵抗(Rw3)を介
してトランジスタ(Qw2)をオン状態にすることによ
り、DC電圧源(Vcc)より抵抗(Rw4)を介し
て、前記コンデンサ(Cw1)への充電電流を供給す
る。
【0084】前記したように、通常はコンデンサ(Cw
1)へは、抵抗(Rw6)を介して充電が行われるが、
前記位相変調信号(Sm)がハイレベルの期間は、抵抗
(Rw4)を介しても充電が行われるため、図12aの
期間(τ411)に示すように、前記充電電圧信号(S
w1)の波形の充電期間における傾きが増加し、前記ゲ
ート駆動信号(Sg)の周期、すなわちハイレベルの期
間とローレベルの期間が短縮され、結果として前記スイ
ッチ素子(Qx)のオン期間とオフ期間の両方が短縮さ
れ、位相変調が実現される。なお、この様子は、前記図
3dに対応する。
【0085】このとき、ランプ電流(IL)のリプル
は、これを模式的に表した図12jの実線に示すように
なり、期間(τ411)およびそれ以降において1点鎖
線で示したところの位相変調がなかったとした場合のリ
プルに比べて位相がシフトしており、したがって、ラン
プの音響共鳴による不都合を回避する機能を発揮するこ
とがわかる。
【0086】なお、図10の前記ゲート変調回路(U
w)の前記抵抗(Rw4)を小さくするほど、前記位相
変調信号(Sm)がハイレベルの期間における前記スイ
ッチ素子(Qx)の周期短縮の度合いが大きくなるた
め、前記抵抗(Rw4)の値の調整により期間(τ41
1)において与える位相シフト量を調整することができ
る。
【0087】また、図11の前記位相変調制御回路(U
t)においては、ジャンパ端子(Jt1)にジャンパを
接続した場合を説明したが、これをジャンパ端子(Jt
2)にジャンパを接続することにより、前記タイミング
パルス(Ckw)の1周期だけ前記スイッチ素子(Q
x)のオン期間とオフ期間が短縮されるように変更する
ことができる。
【0088】このように、ゲート(Gt1)への2個の
入力信号の遅延の段数の差に等しい前記タイミングパル
ス(Ckw)の周期の数の期間にわたって前記スイッチ
素子(Qx)のオン期間とオフ期間が短縮されるため、
Dフリップフロップの数を適宜増減して、前記スイッチ
素子(Qx)のオン期間とオフ期間が短縮される前記タ
イミングパルス(Ckw)の周期の数を調整することが
できる。
【0089】さらに、図11の前記位相変調制御回路
(Ut)においては、ジャンパ端子(Jt3)にジャン
パを接続した場合を説明したが、これをジャンパ端子
(Jt4)にジャンパを接続することにより、前記位相
変調信号(Sm)が反転するため、前記スイッチ素子
(Qx)のオン期間とオフ期間の両方が延長されるよう
にして、位相変調が実現されるように変更することがで
きる。なお、このようにジャンパ端子(Jt4)を採用
するとともにジャンパ端子(Jt2)を採用した場合の
様子は、前記図3aのようになる。
【0090】次に、本発明の請求項2の発明に基づく、
第2の実施例について説明する。図13は、前記図6に
記載の本発明のAC駆動方式の光源装置における前記イ
ンバータ制御回路(Fh)の簡略化された構成例を示す
ものである。
【0091】前記図13における発振ブロック(Uos
c’)は、前記図10における発振ブロック(Uos
c)と同様の構成を有し、動作も同様であるため、詳細
の説明は省略する。また、位相変調制御回路(Ut’)
は、前記図11に記載の位相変調制御回路(Ut)と同
様の構成を有し、動作も同様であるため、詳細の説明は
省略する。
【0092】したがって、前記発振ブロック(Uos
c’)のなかのコンデンサ(Cw1)の充電電圧信号
(Sh1)およびモノステーブルマルチバイブレータ
(Th)が生成するタイミングパルス(Ckh)、また
位相変調制御回路(Ut’)が生成する位相変調信号
(Sm’)の様子は、図14a,b,cに示すようなも
のになる。
【0093】前記タイミングパルス(Ckh)は、クロ
ックパルスとしてDフリップフロップ(FFH1)に供
給され、また、前記Dフリップフロップ(FFH1)の
出力の反転信号(Sh4)が、その入力信号として入力
されているため、前記Dフリップフロップ(FFH1)
が出力する信号(Sh3)は、前記タイミングパルス
(Ckh)が立ち上がる度毎にその出力を反転する(図
14d,e)。
【0094】一方、NOR論理のゲート(Gh1)には
前記タイミングパルス(Ckh)と前記Dフリップフロ
ップ(FFH1)からの信号(Sh3)とが入力され、
NOR論理のゲート(Gh2)には前記タイミングパル
ス(Ckh)と前記Dフリップフロップ(FFH1)の
反転信号(Sh4)とが入力されるため、前記ゲート
(Gh1)が出力する信号(Gs1)および前記ゲート
(Gh2)が出力する信号(Gs2)は、図14f,g
に示すように、前記タイミングパルス(Ckh)がハイ
レベルである期間はローレベルであり、交互にハイレベ
ルとなるものとなる。
【0095】前記信号(Gs1)を用いて、前記フルブ
リッジ方式のインバータ(Ub)の前記スイッチ素子
(Q1,Q4)を制御する前記ゲート駆動回路(G1,
G4)を制御し、また前記信号(Gs2)を用いて、前
記スイッチ素子(Q2,Q3)を制御する前記ゲート駆
動回路(G2,G3)を制御することにより、前記フル
ブリッジ方式のインバータ(Ub)を駆動することがで
きる(図14h)。
【0096】前記位相変調制御回路(Ut’)からの前
記位相変調信号(Sm’)がハイレベルになると、先に
前記ゲート変調回路(Uw)と前記位相変調制御回路
(Ut)に関して説明したものと同様の動作により、前
記位相変調信号(Sm’)がハイレベルである期間(τ
511)においては、前記Dフリップフロップ(FFH
1)からの前記信号(Sh3)およびその前記反転信号
(Sh4)の周期が短縮され、したがって前記信号(G
s1)および前記信号(Gs2)の周期も短縮されるた
め、前記したように、インバータの周期的な反転動作に
対して、適当な量の位相シフトを与えることができる。
結果としてランプの音響共鳴の不都合を回避する機能を
発揮することがわかる。
【0097】なお、本発明に従って前記図9に記載のチ
ョッパ能力制御回路(Ud)や前記図10に記載のゲー
ト変調回路(Uw)、前記図13に記載のインバータ制
御回路(Fh)を構成するに際しては、前記演算増幅器
(Ade)や発振ブロック(Uosc,Uosc’)の
一部、比較器(Cmw2)、フリップフロップ(FFh
1)とゲート(Gh1,Gh2)に相当するものなどが
集積された、市販の集積回路(例えば、テキサスインス
ツルメンツ社製TL494、日本電気(株)製μPC4
94など)を利用することができる。
【0098】図15は、前記集積回路(IC1)として
TL494を用いて、前記チョッパ能力制御回路(U
d)の一部、およびゲート駆動信号生成回路(Upm)
を構成して、チョッパ駆動のための前記ゲート駆動信号
(Sg)を生成する場合の、簡略化された構成例を示す
ものである。
【0099】抵抗(Rj3)を前記集積回路(IC1)
の発振周波数決定抵抗接続端子に接続し、コンデンサ
(Cj1)を前記集積回路(IC1)の発振周波数決定
コンデンサ接続端子に接続して前記集積回路(IC1)
を動作させることにより、前記コンデンサ(Cj1)に
は、前記図12aと同様の鋸歯状波の信号が現れるた
め、分圧抵抗(Rj4,Rj5)により適当なスレショ
ルド電圧を生成し、これと、前記コンデンサ(Cj1)
の電圧とを、比較器(Cmj1)を用いて比較すること
により、前記図12cと同様のタイミングパルス(Ck
w)を生成することができる。
【0100】このタイミングパルス(Ckw)を、前記
位相変調制御回路(Ut)に入力することにより、前記
図12hと同様の位相変調信号(Sm)が生成される。
前記位相変調信号(Sm)がハイレベルの期間は、抵抗
(Rj1)を介してトランジスタ(Qj1)がオン状態
にされることにより、前記抵抗(Rj3)に並列に抵抗
(Rj2)が挿入されるため、この期間においては、前
記集積回路(IC1)の発振周期が短くなり、前記図1
2の期間(τ411)におけるものと同様の動作を行
う。結果として、前記図12iと同様の、位相変調が加
えられたゲート駆動信号(Sg)が生成される。
【0101】また、前記インバータ制御回路(Fh)を
構成して、インバータ駆動のための前記信号(Gs1,
Gs2)を生成する場合にも、前記図15の回路を適用
することができ、この場合に相違する部分を括弧内に併
記してある。前記比較器(Cmj1)の出力をタイミン
グパルス(Ckh)として前記位相変調制御回路(U
t’)に入力することにより、前記図14cと同様の位
相変調信号(Sm’)が生成されるから、前記14f,
gと同様の信号(Gs1,Gs2)が生成される。これ
に基づいてインバータ(Ub)を動作させることによ
り、結果として、前記図14hに示すような、位相変調
が加えられたインバータ動作を実現することができる。
【0102】なお、前記図15の回路においては、前記
ゲート駆動信号(Sg)は、前記集積回路(IC1)の
発振周期の各周期毎にパルスを生成させるモードで、一
方、前記信号(Gs1,Gs2)は、前記集積回路(I
C1)の発振周期の2周期に1回づつ、交互にパルスを
生成させるモードで動作する必要があるが、このため
に、前記集積回路(IC1)は、これら2種のモードか
ら目的のモードを選択して設定するようになっている。
【0103】また、当然ながら、前記図15の回路をチ
ョッパの駆動のために使用する場合と、インバータの駆
動のために使用する場合では、前記集積回路(IC1)
の発振周波数が異なるため、コンデンサ(Cj1)の値
は、それぞれの周波数に適合したものとする必要があ
る。
【0104】以上においては、位相変調信号(Sm,S
m’)はタイミングパルス(Ckw,Ckh)に同期し
て遷移するものについて説明したが、回路を簡略化し
て、非同期に遷移するものとすることもできる。図16
は、前記集積回路(IC1)として、前記と同じくTL
494を用いて、前記チョッパ能力制御回路(Ud)の
一部、および前記ゲート駆動信号生成回路(Upm)を
構成して、チョッパ駆動のための前記ゲート駆動信号
(Sg)を生成する場合の、簡略化された構成例を示す
ものである。
【0105】この回路は、前記図15の回路において
は、コンデンサ(Cj1)の電圧信号に基づいてタイミ
ングパルス(Ckw)を生成していたものを、これを省
略した上で、前記位相変調信号(Sm)と類似している
が非同期の信号を得るために、位相変調を行う周期を決
定するための発振器(Osck)の信号の、例えば立ち
上がり部にてモノステーブルマルチバイブレータ(T
k)を活性化することにより、前記位相変調信号(S
m)と類似の、一定の時間幅を有する位相変調信号(S
m2)を生成するようにした点が相違する。
【0106】このように、位相変調信号(Sm2)を前
記集積回路(IC1)の発振周期に対して非同期とした
ことにより、位相変調の様子が非再現的なものとなり、
例えば、前記位相変調信号(Sm2)がローレベルのパ
ルスを発生させるものでは、前記図2のaとb、図3の
aのものが混在して発生するが、このようになっても、
前記位相変調信号(Sm2)の時間幅が一定であり、し
たがって、その期間に与えられる位相のシフト量は概ね
一定であるため、その時間幅が適当に設定されていれ
ば、位相変調によるランプの音響共鳴の不都合を有効に
回避することができる。
【0107】また、前記図15の回路について説明した
のと全く同様に、前記インバータ制御回路(Fh)を構
成して、インバータ駆動のための前記信号(Gs1,G
s2)を生成する場合にも、前記図15の回路を適用す
ることができる。
【0108】当然ながら、本発明は、放電ランプにおけ
る放電開始後、特にアーク放電の開始後において機能を
発揮するものであるから、前記スタータ(Ui,U
i’)の構造や、前記スタータ(Ui,Ui’)が発生
する高電圧の放電ランプへの印加の仕方には無関係に適
用することができる。
【0109】したがって例えば、放電ランプの放電空間
内または封体の外面に補助電極を設け、主たる放電のた
めの両極の電極の何れか一方と前記補助電極との間に、
スタータよりの高電圧を印加する、(DC駆動またはA
C駆動方式の)外部トリガ方式の光源装置においても、
本発明の効果は良好に発揮される。
【0110】本明細書に記載の回路構成は、本発明の光
源装置の動作や機能、作用を説明するために、必要最少
限のものを記載したものである。したがって、実施例で
説明した回路動作の詳細事項、例えば、信号の極性であ
るとか、具体的な回路素子の選択や追加、省略、或いは
素子の入手の便や経済的理由に基づく変更などの創意工
夫は、実際の装置の設計業務において、精力的に遂行さ
れることを前提としている。
【0111】とりわけ過電圧や過電流、過熱などの破損
要因から給電装置のFET等のスイッチ素子などの回路
素子を保護するための機構、または、給電装置の回路素
子の動作に伴って発生する放射ノイズや伝導ノイズの発
生を低減したり、発生したノイズを外部に出さないため
の機構、例えば、スナバ回路やバリスタ、クランプダイ
オード、(パルスバイパルス方式を含む)電流制限回
路、コモンモードまたはノーマルモードのノイズフィル
タチョークコイル、ノイズフィルタコンデンサなどは、
必要に応じて、実施例に記載の回路構成の各部に追加さ
れることを前提としている。
【0112】本発明になる光源装置の構成は、本明細書
の実施例などに記載の回路方式のものに限定されるもの
ではなく、また、実施例などに記載の波形やタイミング
図に限定されるものではない。例えば、位相変調制御回
路(Ut,Ut')においては、位相変調を加える周期
を規定するための信号(St0)を生成する発信器(O
sct)が、本光源装置に内蔵される例を示したが、こ
れが外部、例えば、本光源装置を内蔵するプロジェクタ
等の光学装置本体の側に存在して、信号(St0)は、
光学装置本体の画像処理上において好都合なタイミング
で生成され、これが本光源装置に供給されるようにして
もよい。
【0113】さらに、例えば、前記図1における前記給
電制御回路(Fx)の前記総合制御部(Xpu)は、ラ
ンプ電圧(VL)に対応する前記ランプ電圧信号(S
v)をAD変換し、これに基づいて前記チョッパ能力制
御目標信号(St)を設定するものとしたが、ランプ電
流(IL)に対応する前記ランプ電流信号(Si)につ
いてもこれをAD変換し、得られた電流値が目標電流値
に一致するように前記チョッパ能力制御目標信号(S
t)を補正して設定することにより、各回路素子パラメ
ータのバラツキの影響を補正するような高精度化や高機
能化、あるいは逆に、例えば、前記マイクロプロセッサ
ユニット(Mpu)を廃して、より単純な制御回路に代
えるような簡素化などの光源装置の構成の多様化のもと
でも、本発明の効果は良好に発揮される。
【0114】
【発明の効果】本発明の請求項1の光源装置は、DC駆
動またはAC駆動の放電ランプの音響共鳴による不都合
を回避することができる。
【0115】本発明の請求項2の光源装置は、AC駆動
の放電ランプの音響共鳴による不都合を回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】降圧チョッパ方式の給電装置によるDC駆動方
式の本発明の光源装置の構成の簡略化された一例を示す
図である。
【図2】本発明の光源装置の給電装置のチョッパの動作
の一例を示す図である。
【図3】本発明の光源装置の給電装置のチョッパの動作
のさらなる一例を示す図である。
【図4】昇圧チョッパの一例を示す図である。
【図5】反転チョッパの一例を示す図である。
【図6】AC駆動方式の本発明の光源装置の構成の簡略
化された一例を示す図である。
【図7】AC駆動方式の本発明の光源装置の給電装置の
インバータの動作の一例を示す図である。
【図8】AC駆動方式の本発明の光源装置の給電装置の
インバータの動作のさらなる一例を示す図である。
【図9】本発明の光源装置の給電制御回路およびゲート
駆動信号生成回路の構成の一例を示す図である。
【図10】本発明の光源装置の給電装置のチョッパのた
めのゲート変調回路の構成の一例を示す図である。
【図11】本発明の光源装置の給電装置のチョッパのた
めの位相変調制御回路の構成の一例を示す図である。
【図12】本発明の光源装置の給電装置のチョッパの動
作の一例を示す図である。
【図13】AC駆動方式の本発明の光源装置の給電装置
のインバータ制御回路の構成の一例を示す図である。
【図14】AC駆動方式の本発明の光源装置の給電装置
のインバータの動作の一例を示す図である。
【図15】本発明の光源装置の給電装置のチョッパ能力
制御回路の一部とゲート駆動信号生成回路、またはAC
駆動方式の本発明の光源装置の給電装置のインバータ制
御回路の構成の一例を示す図である。
【図16】本発明の光源装置の給電装置のチョッパ能力
制御回路の一部とゲート駆動信号生成回路、またはAC
駆動方式の本発明の光源装置の給電装置のインバータ制
御回路の構成のさらなる一例を示す図である。
【符号の説明】
Ad1 バッファ Ad2 バッファ Ad3 バッファ Adc AD変換器 Ade 演算増幅器 Bx バラスト回路 Cd1 積分コンデンサ Ch1 コンデンサ Ci コンデンサ Cj1 コンデンサ Ck1 コンデンサ Ckh タイミングパルス Ckw タイミングパルス Cmh1 比較器 Cmj1 比較器 Cmv 比較器 Cmw1 比較器 Cmw2 比較器 Cw1 コンデンサ Cwt コンデンサ Cx 平滑コンデンサ Cxr 平滑コンデンサ Cxu 平滑コンデンサ Dac DA変換器 Dd1 ダイオード Dd2 ダイオード Dd3 ダイオード Dd4 ダイオード Dw1 ダイオード Dw2 ダイオード Dx フライホイールダイオード Dxr ダイオード Dxu ダイオード E1 電極 E2 電極 Ex 給電装置 FFH1 Dフリップフロップ FFh1 フリップフロップ FFt1 Dフリップフロップ FFt2 Dフリップフロップ FFt3 Dフリップフロップ Fh インバータ制御回路 Fx 給電制御回路 G1 ゲート駆動回路 G2 ゲート駆動回路 G3 ゲート駆動回路 G4 ゲート駆動回路 Gh1 ゲート Gh2 ゲート Gi ゲート駆動回路 Gndx グランド Gs1 信号 Gs2 信号 Gt1 ゲート Gwt ゲート Gx ゲート駆動回路 Gxr ゲート駆動回路 Gxu ゲート駆動回路 Hi 2次側巻線 IC1 集積回路 IL ランプ電流 Ix 電流検出手段 Jt1 ジャンパ端子 Jt2 ジャンパ端子 Jt3 ジャンパ端子 Jt4 ジャンパ端子 Ki トランス Ld 放電ランプ Ld’ 放電ランプ Lx チョークコイル Lxr チョークコイル Lxu チョークコイル Mpu マイクロプロセッサユニット Mx DC電源 Osck 発振器 Osct 発信器 Pi 1次側巻線 Q1 スイッチ素子 Q2 スイッチ素子 Q2、Q3 スイッチ素子 Q3 スイッチ素子 Q4 スイッチ素子 Qd1 トランジスタ Qh1 トランジスタ Qh2 トランジスタ Qh3 トランジスタ Qi スイッチ素子 Qj1 トランジスタ Qk1 トランジスタ Qw1 トランジスタ Qw2 トランジスタ Qw3 トランジスタ Qx スイッチ素子 Qxr スイッチ素子 Qxu スイッチ素子 Rd1 プルアップ抵抗 Rd2 抵抗 Rd3 抵抗 Rd4 抵抗 Rd5 プルダウン抵抗 Rd6 スピードアップ抵抗 Rh1 抵抗 Rh2 抵抗 Rh3 抵抗 Rh4 抵抗 Rh5 抵抗 Rh6 抵抗 Rh7 抵抗 Rh8 抵抗 Ri 抵抗 Rj1 抵抗 Rj2 抵抗 Rj3 抵抗 Rj4 分圧抵抗 Rj5 分圧抵抗 Rk1 抵抗 Rk2 抵抗 Rk3 抵抗 Rw1 抵抗 Rw2 抵抗 Rw3 抵抗 Rw4 抵抗 Rw5 抵抗 Rw6 抵抗 Rw7 分圧抵抗 Rw8 分圧抵抗 Rw9 抵抗 Rwt 抵抗 Sd2 チョッパ駆動目標信号 Sd3 信号 Sd4 信号 Sd5 制御対象信号 Sd6 信号 Sd7 信号 Sf 誤差積分信号 Sf’ 信号 Sg ゲート駆動信号 Sh1 充電電圧信号 Sh3 信号 Sh4 反転信号 Si ランプ電流信号 Sk ランプ電流上限信号 Sm 位相変調信号 Sm’ 位相変調信号 Sm2 位相変調信号 St チョッパ能力制御目標信号 St0 信号 St1 信号 St2 信号 St3 信号 St4 反転信号 St5 信号 Sv ランプ電圧信号 Sw1 充電電圧信号 Sw2 信号 Sxt チョッパ能力制御目標データ Sxv ランプ電圧データ T11 端子 T12 端子 T21 端子 T22 端子 Th モノステーブルマルチバイブレータ Tk モノステーブルマルチバイブレータ Tw モノステーブルマルチバイブレータ Ub インバータ Uc ランプ電流上限信号発生回路 Ud チョッパ能力制御回路 Ui スタータ Ui’ スタータ Uosc 発振ブロック Uosc’ 発振ブロック Upm ゲート駆動信号生成回路 Ut 位相変調制御回路 Ut’ 位相変調制御回路 Uw ゲート変調回路 VL ランプ電圧 Vcc DC電圧源 Vd1 基準電圧源 Vd2 基準電圧源 Vd3 電圧源 Vx 電圧検出手段 Xpu 総合制御部 st1 信号 τ011 期間 τ012 期間 τ021 期間 τ022 期間 τ031 期間 τ032 期間 τ041 期間 τ042 期間 τ111 期間 τ112 期間 τ121 期間 τ122 期間 τ131 期間 τ132 期間 τ141 期間 τ142 期間 τ143 期間 τ144 期間 τ151 期間 τ152 期間 τ161 期間 τ162 期間 τ211 期間 τ212 期間 τ221 期間 τ222 期間 τ311 期間 τ312 期間 τ331 期間 τ332 期間 τ333 期間 τ334 期間 τ341 期間 τ342 期間 τ411 期間 τ412 期間 τ511 期間
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月25日(2002.12.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】本発明の請求項2の発明は、一対の電極が
対向配置された放電ランプと、前記放電ランプを始動
し、前記電極に放電電流を供給するための給電装置(E
x)とを接続してなる光源装置において、前記給電装置
(Ex)は、前記放電ランプにAC駆動の給電を行うも
のであって、略周期的なAC駆動の給電動作に対して、
位相変調を加えることを特徴とするものである。本発明
の請求項3の発明は、放電ランプを始動して放電電流を
供給するための給電装置(Ex)において、放電ランプ
への給電量調整のためにスイッチング素子を使用するも
のであって、前記スイッチング素子の略周期的なスイッ
チング動作に対して、位相変調を加えることを特徴とす
るものである。本発明の請求項4の発明は、放電ランプ
を始動して放電電流を供給するための給電装置(Ex)
において、前記放電ランプにAC駆動の給電を行うもの
であって、略周期的なAC駆動の給電動作に対して、位
相変調を加えることを特徴とする給電装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】先ず、本発明の請求項1および請求項3
発明について説明する。前記したように、前記スイッチ
素子(Qx)はオンとオフとを繰り返す動作をするた
め、放電ランプ(Ld)への供給電流にはリプル成分が
含まれる。具体的には、前記スイッチ素子(Qx)がオ
ンになると、チョークコイル(Lx)から供給される電
流が、概ね直線的に増加するため、ランプ電流も概ね直
線的に増加し、逆に前記スイッチ素子(Qx)がオフに
なると、チョークコイル(Lx)から供給される電流
が、概ね直線的に減少するため、ランプ電流も概ね直線
的に減少する。すなわち、ランプ電流は、ある平均的な
値を中心にして、増加と減少を繰り返すリプル成分を含
んでいる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】本発明の請求項1および請求項3の発明に
従い、前記スイッチ素子(Qx)の周期的なスイッチン
グ動作に対して、期間(τ011)を、他の周期より延
長することにより、適当な量の位相シフトを与える、す
なわち位相変調を加えることにより、期間(τ011)
以前において成長したランプの音響共鳴を減衰させるこ
とができる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】次に、本発明の請求項2および請求項4
発明について説明する。例えば、前記した図6に記載の
ような、AC駆動方式の光源装置において、リプルの影
響について先に述べたが、仮にバラスト回路(Bx)が
発生するリプルが無くとも、インバータのAC駆動成分
によっても、ランプの音響共鳴が発生する可能性があ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】当然ながら、本発明の請求項1および請求
項3の発明と、請求項2および請求項4の発明とを併用
して実施することも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K072 AA12 AA13 AC01 AC11 AC20 BA05 BB01 BB10 BC01 CA05 DE02 DE05 GB03 GB18 GC04 HA09 HA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極が対向配置された放電ランプ
    と、前記放電ランプを始動し、前記電極に放電電流を供
    給するための給電装置(Ex)とを接続してなる光源装
    置において、前記給電装置(Ex)は、前記放電ランプ
    への給電量調整のためにスイッチング素子を使用するも
    のであって、前記スイッチング素子の略周期的なスイッ
    チング動作に対して、位相変調を加えることを特徴とす
    る光源装置。
  2. 【請求項2】 一対の電極が対向配置された放電ランプ
    と、前記放電ランプを始動し、前記電極に放電電流を供
    給するための給電装置(Ex)とを接続してなる光源装
    置において、前記給電装置(Ex)は、前記放電ランプ
    にAC駆動の給電を行うものであって、略周期的なAC
    駆動の給電動作に対して、位相変調を加えることを特徴
    とする光源装置。
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