JP2003161948A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2003161948A JP2003161948A JP2001358731A JP2001358731A JP2003161948A JP 2003161948 A JP2003161948 A JP 2003161948A JP 2001358731 A JP2001358731 A JP 2001358731A JP 2001358731 A JP2001358731 A JP 2001358731A JP 2003161948 A JP2003161948 A JP 2003161948A
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- Japan
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- pattern
- substrate
- display device
- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カラーフィルタオンアレイ型液晶表示装置に
おいて、基板貼り合わせずれ起因のシール樹脂密着不良
を防止する。 【解決手段】 スイッチング能動素子４を有する基板上
にカラーフィルタパターン５が形成されたカラーフィル
タオンアレイ基板１３と、ＩＴＯパターン２’が形成さ
れた対向基板１４とを位置合わせして貼り合わせ、パネ
ルギャップに液晶を封入した液晶表示装置であって、パ
ネルギャップを形成するための柱状樹脂パターン７’
と、基板貼り合わせ時に使用するアライメントマーク１
５とが同一の樹脂材料で対向基板１４上に形成されてい
る。これにより、アライメントマーク１５を精度良く形
成することが容易にでき、基板貼り合わせずれ起因のシ
ール密着不良が生じない。また、このマークを柱状樹脂
膜のパターニングと同時に形成することにより、工程ロ
ス、材料ロスを防止することができる。
おいて、基板貼り合わせずれ起因のシール樹脂密着不良
を防止する。 【解決手段】 スイッチング能動素子４を有する基板上
にカラーフィルタパターン５が形成されたカラーフィル
タオンアレイ基板１３と、ＩＴＯパターン２’が形成さ
れた対向基板１４とを位置合わせして貼り合わせ、パネ
ルギャップに液晶を封入した液晶表示装置であって、パ
ネルギャップを形成するための柱状樹脂パターン７’
と、基板貼り合わせ時に使用するアライメントマーク１
５とが同一の樹脂材料で対向基板１４上に形成されてい
る。これにより、アライメントマーク１５を精度良く形
成することが容易にでき、基板貼り合わせずれ起因のシ
ール密着不良が生じない。また、このマークを柱状樹脂
膜のパターニングと同時に形成することにより、工程ロ
ス、材料ロスを防止することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、液晶表示装置に
関する。
関する。
【０００２】
【従来の技術】液晶表示装置は主要な表示デバイスとし
て、特に小型、軽量性が要求される用途を中心に幅広く
使用されている。液晶表示装置は、図２に示すように、
画素電極を駆動するためのスイッチング能動素子４が形
成されたアレイ基板１１と、カラーフィルタパターン５
およびブラックマトリクス６が形成されたカラーフィル
タ基板１０との間に液晶８を封入してなる液晶表示装置
である。図２において、１，１’はガラス基板、２，
２’は透明電極、３，３’は配向膜、７はスペーサ、８
は液晶、９はシール剤である。
て、特に小型、軽量性が要求される用途を中心に幅広く
使用されている。液晶表示装置は、図２に示すように、
画素電極を駆動するためのスイッチング能動素子４が形
成されたアレイ基板１１と、カラーフィルタパターン５
およびブラックマトリクス６が形成されたカラーフィル
タ基板１０との間に液晶８を封入してなる液晶表示装置
である。図２において、１，１’はガラス基板、２，
２’は透明電極、３，３’は配向膜、７はスペーサ、８
は液晶、９はシール剤である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】近年、大型モニタ、テ
レビ用途等、従来ＣＲＴが使用されていたデバイス分野
への液晶の応用展開がなされるに伴い、液晶表示装置に
は更なる性能向上が要求されている。特に、レントゲン
写真表示等の医療用途、インターネット商取引への液晶
パネルの応用展開に際し、高輝度、高精細な液晶パネル
が要求されている。しかしながら、従来の液晶パネル
は、カラーフィルタに形成されたブラックマトリクスに
よる遮光のため高輝度と高精細の両立が困難であり、上
記用途に使用するには十分な性能とは言えなかった。
レビ用途等、従来ＣＲＴが使用されていたデバイス分野
への液晶の応用展開がなされるに伴い、液晶表示装置に
は更なる性能向上が要求されている。特に、レントゲン
写真表示等の医療用途、インターネット商取引への液晶
パネルの応用展開に際し、高輝度、高精細な液晶パネル
が要求されている。しかしながら、従来の液晶パネル
は、カラーフィルタに形成されたブラックマトリクスに
よる遮光のため高輝度と高精細の両立が困難であり、上
記用途に使用するには十分な性能とは言えなかった。
【０００４】このような背景の元、高輝度・高精細の両
立を目的とし、ＴＦＴアレイ基板上にカラーフィルタパ
ターンを形成するカラーフィルタオンアレイ型液晶表示
装置の開発が行なわれている。
立を目的とし、ＴＦＴアレイ基板上にカラーフィルタパ
ターンを形成するカラーフィルタオンアレイ型液晶表示
装置の開発が行なわれている。
【０００５】しかしながら、カラーフィルタオンアレイ
型液晶表示装置では、対向基板側に基板貼り合わせ時に
使用するマークを精度良く形成することが困難である。
すなわち、従来の方法では、工程数を増やすことなく対
向基板上にアライメントマークを形成するには、（対向
基板側に）ＩＴＯをマスク蒸着により形成する際、配向
膜をフレキソ印刷により形成する際、あるいは、シール
パターンをスクリーン印刷で形成する際に同時に形成す
ることになるが、いずれの場合においても±１０μｍ以
内の精度の達成は不可能である。また、一般に基板エッ
ジ認識でのアラインメント手法を行っているが、この場
合の基板貼り合わせ精度は±０．６ｍｍ程度と悪く、シ
ール樹脂密着不良等の貼り合わせずれ起因不良が生じる
おそれがあった。
型液晶表示装置では、対向基板側に基板貼り合わせ時に
使用するマークを精度良く形成することが困難である。
すなわち、従来の方法では、工程数を増やすことなく対
向基板上にアライメントマークを形成するには、（対向
基板側に）ＩＴＯをマスク蒸着により形成する際、配向
膜をフレキソ印刷により形成する際、あるいは、シール
パターンをスクリーン印刷で形成する際に同時に形成す
ることになるが、いずれの場合においても±１０μｍ以
内の精度の達成は不可能である。また、一般に基板エッ
ジ認識でのアラインメント手法を行っているが、この場
合の基板貼り合わせ精度は±０．６ｍｍ程度と悪く、シ
ール樹脂密着不良等の貼り合わせずれ起因不良が生じる
おそれがあった。
【０００６】したがって、この発明の目的は、上記従来
の問題点を解決するもので、カラーフィルタオンアレイ
型液晶表示装置において、基板貼り合わせずれ起因のシ
ール樹脂密着不良を防止することができる液晶表示装置
を提供することである。
の問題点を解決するもので、カラーフィルタオンアレイ
型液晶表示装置において、基板貼り合わせずれ起因のシ
ール樹脂密着不良を防止することができる液晶表示装置
を提供することである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項１記載の液晶表示装置は、画素電極
を駆動するためのスイッチング能動素子を有する基板上
にカラーフィルタパターンが形成されたカラーフィルタ
オンアレイ基板と、ＩＴＯパターンが形成された対向基
板とを位置合わせして貼り合わせ、パネルギャップに液
晶を封入した液晶表示装置であって、前記パネルギャッ
プを形成するための柱状樹脂パターンと、基板貼り合わ
せ時に使用するアライメントマークとが同一の樹脂材料
で前記対向基板上に形成されている。
にこの発明の請求項１記載の液晶表示装置は、画素電極
を駆動するためのスイッチング能動素子を有する基板上
にカラーフィルタパターンが形成されたカラーフィルタ
オンアレイ基板と、ＩＴＯパターンが形成された対向基
板とを位置合わせして貼り合わせ、パネルギャップに液
晶を封入した液晶表示装置であって、前記パネルギャッ
プを形成するための柱状樹脂パターンと、基板貼り合わ
せ時に使用するアライメントマークとが同一の樹脂材料
で前記対向基板上に形成されている。
【０００８】このように、パネルギャップを形成するた
めの柱状樹脂パターンと、基板貼り合わせ時に使用する
アライメントマークとが同一の樹脂材料で対向基板上に
形成されているので、アライメントマークを精度良く形
成することが容易にできる。このため、基板貼り合わせ
ずれ起因のシール密着不良が生じない。また、このアラ
イメントマークを柱状樹脂パターンのパターニングと同
時に形成することにより、工程ロス、材料ロスを防止す
ることができる。
めの柱状樹脂パターンと、基板貼り合わせ時に使用する
アライメントマークとが同一の樹脂材料で対向基板上に
形成されているので、アライメントマークを精度良く形
成することが容易にできる。このため、基板貼り合わせ
ずれ起因のシール密着不良が生じない。また、このアラ
イメントマークを柱状樹脂パターンのパターニングと同
時に形成することにより、工程ロス、材料ロスを防止す
ることができる。
【０００９】請求項２記載の液晶表示装置は、請求項１
記載の液晶表示装置において、対向基板上に形成される
柱状樹脂パターンと、アライメントマークとが遮光性樹
脂により形成されている。このように、対向基板上に形
成される柱状樹脂パターンと、アライメントマークとが
遮光性樹脂により形成されているので、アレイ基板に形
成されたトランジスタの遮光保護を行える。
記載の液晶表示装置において、対向基板上に形成される
柱状樹脂パターンと、アライメントマークとが遮光性樹
脂により形成されている。このように、対向基板上に形
成される柱状樹脂パターンと、アライメントマークとが
遮光性樹脂により形成されているので、アレイ基板に形
成されたトランジスタの遮光保護を行える。
【００１０】請求項３記載の液晶表示装置は、請求項１
記載の液晶表示装置において、対向基板上にパネル周辺
部の光漏れを防止するための額縁パターンが形成されて
いる。このように、対向基板上にパネル周辺部の光漏れ
を防止するための額縁パターンが形成されているので、
周辺額縁部位の光漏れが生じない。
記載の液晶表示装置において、対向基板上にパネル周辺
部の光漏れを防止するための額縁パターンが形成されて
いる。このように、対向基板上にパネル周辺部の光漏れ
を防止するための額縁パターンが形成されているので、
周辺額縁部位の光漏れが生じない。
【００１１】請求項４記載の液晶表示装置は、請求項１
記載の液晶表示装置において、対向基板上に形成される
柱状樹脂パターンがＩＴＯパターン上に形成されてい
る。このように、対向基板上に形成される柱状樹脂パタ
ーンがＩＴＯパターン上に形成されているので、対向シ
ョート不良が生じない。
記載の液晶表示装置において、対向基板上に形成される
柱状樹脂パターンがＩＴＯパターン上に形成されてい
る。このように、対向基板上に形成される柱状樹脂パタ
ーンがＩＴＯパターン上に形成されているので、対向シ
ョート不良が生じない。
【００１２】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図１に基
づいて説明する。図１はこの発明の実施の形態による液
晶表示装置の一例の構造を示す断面図である。
づいて説明する。図１はこの発明の実施の形態による液
晶表示装置の一例の構造を示す断面図である。
【００１３】図１に示すように、この液晶表示装置は、
画素電極を駆動するためのスイッチング能動素子４が形
成されたＴＦＴアレイ基板上にカラーフィルタパターン
５が形成されたカラーフィルタオンアレイ基板１３と、
ＩＴＯパターン（透明電極２’）が形成された対向基板
１４とを位置合わせして貼り合わせ、パネルギャップに
液晶８を封止した構成において、パネルギャップを制御
するための柱状樹脂パターン（スペーサ）７’と、基板
貼り合わせ時に使用するアライメントマーク１５とが同
一の樹脂材料で対向基板１４上に形成されている。この
際、上記のようにカラーフィルタ５およびブラックマト
リクス６を形成したカラーフィルタオンアレイ基板１３
と、柱状樹脂パターン７’とアライメントマーク１５が
形成された対向基板１４とを配向処理し、シール材９に
より前記配向処理を施した２枚の基板１３，１４を接着
し、かつ、シール材９により液晶８を封止している。ま
た、アライメントマーク１５と位置合わせする別のアラ
イメントマーク１５’がカラーフィルタオンアレイ基板
１３のシール材９の外側の位置に形成されている。図１
において、１，１’はガラス基板、２，２’は対向透明
電極、３、３’はポリイミド配向膜、１２は透明電極２
とスイッチング能動素子４を導通するコンタクトホール
である。
画素電極を駆動するためのスイッチング能動素子４が形
成されたＴＦＴアレイ基板上にカラーフィルタパターン
５が形成されたカラーフィルタオンアレイ基板１３と、
ＩＴＯパターン（透明電極２’）が形成された対向基板
１４とを位置合わせして貼り合わせ、パネルギャップに
液晶８を封止した構成において、パネルギャップを制御
するための柱状樹脂パターン（スペーサ）７’と、基板
貼り合わせ時に使用するアライメントマーク１５とが同
一の樹脂材料で対向基板１４上に形成されている。この
際、上記のようにカラーフィルタ５およびブラックマト
リクス６を形成したカラーフィルタオンアレイ基板１３
と、柱状樹脂パターン７’とアライメントマーク１５が
形成された対向基板１４とを配向処理し、シール材９に
より前記配向処理を施した２枚の基板１３，１４を接着
し、かつ、シール材９により液晶８を封止している。ま
た、アライメントマーク１５と位置合わせする別のアラ
イメントマーク１５’がカラーフィルタオンアレイ基板
１３のシール材９の外側の位置に形成されている。図１
において、１，１’はガラス基板、２，２’は対向透明
電極、３、３’はポリイミド配向膜、１２は透明電極２
とスイッチング能動素子４を導通するコンタクトホール
である。
【００１４】この実施の形態によれば、パネルギャップ
を制御するための柱状樹脂パターン７’と、基板貼り合
わせ時に使用するアライメントマーク１５とが同一の樹
脂材料で対向基板１４上に形成されているので、アライ
メントマーク１５を精度良く形成することが容易にでき
る。このため、基板貼り合わせずれ起因のシール密着不
良が生じない。また、このアライメントマーク１５を柱
状樹脂膜のパターニングと同時に形成することにより、
工程ロス、材料ロスを防止することができる。また、対
向基板１４上に形成される柱状樹脂パターン７’がＩＴ
Ｏパターン２’上に形成されることで、対向ショート不
良が生じない。
を制御するための柱状樹脂パターン７’と、基板貼り合
わせ時に使用するアライメントマーク１５とが同一の樹
脂材料で対向基板１４上に形成されているので、アライ
メントマーク１５を精度良く形成することが容易にでき
る。このため、基板貼り合わせずれ起因のシール密着不
良が生じない。また、このアライメントマーク１５を柱
状樹脂膜のパターニングと同時に形成することにより、
工程ロス、材料ロスを防止することができる。また、対
向基板１４上に形成される柱状樹脂パターン７’がＩＴ
Ｏパターン２’上に形成されることで、対向ショート不
良が生じない。
【００１５】なお、対向基板１４上に形成される柱状樹
脂パターン７’と、アライメントマーク１５とを遮光性
樹脂により形成してもよい。この場合、柱状樹脂パター
ン７’がスイッチング能動素子４上に配置されることで
トランジスタの遮光保護を行える。また、対向基板１４
上にパネル周辺部の光漏れを防止するための額縁パター
ンを形成してもよい。図１の場合、一般に額縁パターン
は、アライメントマーク１５の内側、シール材９の下面
あるいは内側に形成される。また、工程数を増加させる
ことなく、アライメントマーク１５を形成する本発明の
趣旨より、柱状樹脂パターン７’と額縁パターンとアラ
イメントマーク１５は同一の材料で同時に形成する。こ
れにより、周辺額縁部位での光漏れが生じない。
脂パターン７’と、アライメントマーク１５とを遮光性
樹脂により形成してもよい。この場合、柱状樹脂パター
ン７’がスイッチング能動素子４上に配置されることで
トランジスタの遮光保護を行える。また、対向基板１４
上にパネル周辺部の光漏れを防止するための額縁パター
ンを形成してもよい。図１の場合、一般に額縁パターン
は、アライメントマーク１５の内側、シール材９の下面
あるいは内側に形成される。また、工程数を増加させる
ことなく、アライメントマーク１５を形成する本発明の
趣旨より、柱状樹脂パターン７’と額縁パターンとアラ
イメントマーク１５は同一の材料で同時に形成する。こ
れにより、周辺額縁部位での光漏れが生じない。
【００１６】
【実施例】この発明の実施例について説明する。ＴＦＴ
アレイ基板上に着色感光性樹脂（ＣＦＰＲ−７０８Ｓ、
東京応化（株）製、体積固有抵抗１．０×１０８Ω・ｃ
ｍ）をスピンコーティングし、露光・現像を行ない、ブ
ラックマトリクスパターンを形成した。同様に前記アレ
イ基板上にさらに着色感光性樹脂（ＣＭ７０００、富士
フィルムオーリン（株）製、体積固有抵抗１．０×１０
１４Ω・ｃｍ）を用い、同様の手法でカラーフィルタパ
ターンを形成した後、画素ＩＴＯパターンを形成し、カ
ラーフィルタオンアレイ基板を得た。一方、対向基板に
ＩＴＯパターンを蒸着により形成した後、感光性樹脂
（ＮＮ７００、ＪＳＲ（株）製）をスピンコート、露
光、現像し、パネルギャップ形成のための柱状樹脂パタ
ーンと基板貼り合わせ用アラインメントマークを形成し
た。さらに、前記カラーフィルタオンアレイ基板及び、
対向基板に、配向膜パターンを形成、ラビングによる配
向処理を施した後、両基板シール樹脂を介し、前記アラ
インメントマークを基準に張り合わせ、空セルを形成し
た。空セルに真空注入法により液晶注入後、封口を行な
い液晶パネルを作製した（図１）。作製した液晶パネル
を６０℃、湿度９０％中に５００時間放置後、シール密
着不良は生じなかった。
アレイ基板上に着色感光性樹脂（ＣＦＰＲ−７０８Ｓ、
東京応化（株）製、体積固有抵抗１．０×１０８Ω・ｃ
ｍ）をスピンコーティングし、露光・現像を行ない、ブ
ラックマトリクスパターンを形成した。同様に前記アレ
イ基板上にさらに着色感光性樹脂（ＣＭ７０００、富士
フィルムオーリン（株）製、体積固有抵抗１．０×１０
１４Ω・ｃｍ）を用い、同様の手法でカラーフィルタパ
ターンを形成した後、画素ＩＴＯパターンを形成し、カ
ラーフィルタオンアレイ基板を得た。一方、対向基板に
ＩＴＯパターンを蒸着により形成した後、感光性樹脂
（ＮＮ７００、ＪＳＲ（株）製）をスピンコート、露
光、現像し、パネルギャップ形成のための柱状樹脂パタ
ーンと基板貼り合わせ用アラインメントマークを形成し
た。さらに、前記カラーフィルタオンアレイ基板及び、
対向基板に、配向膜パターンを形成、ラビングによる配
向処理を施した後、両基板シール樹脂を介し、前記アラ
インメントマークを基準に張り合わせ、空セルを形成し
た。空セルに真空注入法により液晶注入後、封口を行な
い液晶パネルを作製した（図１）。作製した液晶パネル
を６０℃、湿度９０％中に５００時間放置後、シール密
着不良は生じなかった。
【００１７】次に比較例について説明する。ＴＦＴアレ
イ基板上に着色感光性樹脂（ＣＦＰＲ−７０８Ｓ、東京
応化（株）製、体積固有抵抗１．０×１０８Ω・ｃｍ）
をスピンコーティングし、露光・現像を行ない、ブラッ
クマトリクスパターンを形成した。同様に前記アレイ基
板上にさらに着色感光性樹脂（ＣＭ７０００、富士フィ
ルムオーリン（株）製、体積固有抵抗１．０×１０１４
Ω・ｃｍ）を用い、同様の手法でカラーフィルタパター
ンを形成した後、画素ＩＴＯパターンを形成し、カラー
フィルタオンアレイ基板を得た。一方、対向基板にＩＴ
Ｏパターンを蒸着により形成した後、感光性樹脂（ＮＮ
７００、ＪＳＲ（株）製）をスピンコート、露光、現像
し、パネルギャップ形成のための柱状樹脂パターンを形
成した。さらに、前記カラーフィルタオンアレイ基板及
び、対向基板に、配向膜パターンを形成、ラビングによ
る配向処理を施した後、両基板シール樹脂を介し、基板
エッジ認識でのアラインメントにより張り合わせ、空セ
ルを形成した。空セルに真空注入法により液晶注入後、
封口を行ない液晶パネルを作製した。作製した液晶パネ
ルを６０℃、湿度９０％中に５００時間放置後、シール
密着不良が発生した。
イ基板上に着色感光性樹脂（ＣＦＰＲ−７０８Ｓ、東京
応化（株）製、体積固有抵抗１．０×１０８Ω・ｃｍ）
をスピンコーティングし、露光・現像を行ない、ブラッ
クマトリクスパターンを形成した。同様に前記アレイ基
板上にさらに着色感光性樹脂（ＣＭ７０００、富士フィ
ルムオーリン（株）製、体積固有抵抗１．０×１０１４
Ω・ｃｍ）を用い、同様の手法でカラーフィルタパター
ンを形成した後、画素ＩＴＯパターンを形成し、カラー
フィルタオンアレイ基板を得た。一方、対向基板にＩＴ
Ｏパターンを蒸着により形成した後、感光性樹脂（ＮＮ
７００、ＪＳＲ（株）製）をスピンコート、露光、現像
し、パネルギャップ形成のための柱状樹脂パターンを形
成した。さらに、前記カラーフィルタオンアレイ基板及
び、対向基板に、配向膜パターンを形成、ラビングによ
る配向処理を施した後、両基板シール樹脂を介し、基板
エッジ認識でのアラインメントにより張り合わせ、空セ
ルを形成した。空セルに真空注入法により液晶注入後、
封口を行ない液晶パネルを作製した。作製した液晶パネ
ルを６０℃、湿度９０％中に５００時間放置後、シール
密着不良が発生した。
【００１８】
【発明の効果】この発明の請求項１記載の液晶表示装置
によれば、パネルギャップを形成するための柱状樹脂パ
ターンと、基板貼り合わせ時に使用するアライメントマ
ークとが同一の樹脂材料で対向基板上に形成されている
ので、アライメントマークを精度良く形成することが容
易にできる。このため、基板貼り合わせずれ起因のシー
ル密着不良が生じない。また、このアライメントマーク
を柱状樹脂パターンのパターニングと同時に形成するこ
とにより、工程ロス、材料ロスを防止することができ
る。
によれば、パネルギャップを形成するための柱状樹脂パ
ターンと、基板貼り合わせ時に使用するアライメントマ
ークとが同一の樹脂材料で対向基板上に形成されている
ので、アライメントマークを精度良く形成することが容
易にできる。このため、基板貼り合わせずれ起因のシー
ル密着不良が生じない。また、このアライメントマーク
を柱状樹脂パターンのパターニングと同時に形成するこ
とにより、工程ロス、材料ロスを防止することができ
る。
【００１９】請求項２では、対向基板上に形成される柱
状樹脂パターンと、アライメントマークとが遮光性樹脂
により形成されているので、アレイ基板に形成されたト
ランジスタの遮光保護を行える。
状樹脂パターンと、アライメントマークとが遮光性樹脂
により形成されているので、アレイ基板に形成されたト
ランジスタの遮光保護を行える。
【００２０】請求項３では、対向基板上にパネル周辺部
の光漏れを防止するための額縁パターンが形成されてい
るので、周辺額縁部位の光漏れが生じない。
の光漏れを防止するための額縁パターンが形成されてい
るので、周辺額縁部位の光漏れが生じない。
【００２１】請求項４では、対向基板上に形成される柱
状樹脂パターンがＩＴＯパターン上に形成されているの
で、対向ショート不良が生じない。
状樹脂パターンがＩＴＯパターン上に形成されているの
で、対向ショート不良が生じない。
【図１】この発明の実施の形態の液晶表示装置の一例の
構造を示す断面図
構造を示す断面図
【図２】従来例の液晶表示装置の一例の構造を示す断面
図
図
１，１’ ガラス基板
２，２’ 透明電極
３，３’ 配向膜
４ スイッチング能動素子
５ カラーフィルタパターン
６ ブラックマトリクス
７’ 柱状樹脂スペーサ
８ 液晶
９ シール材
１２ コンタクトホール
１３ カラーフィルタオンアレイ基板
１４ 対向基板
１５，１５’ アライメントマーク
Claims (4)
- 【請求項１】 画素電極を駆動するためのスイッチング
能動素子を有する基板上にカラーフィルタパターンが形
成されたカラーフィルタオンアレイ基板と、ＩＴＯパタ
ーンが形成された対向基板とを位置合わせして貼り合わ
せ、パネルギャップに液晶を封入した液晶表示装置であ
って、前記パネルギャップを形成するための柱状樹脂パ
ターンと、基板貼り合わせ時に使用するアライメントマ
ークとが同一の樹脂材料で前記対向基板上に形成されて
いることを特徴とする液晶表示装置。 - 【請求項２】 対向基板上に形成される柱状樹脂パター
ンと、アライメントマークとが遮光性樹脂により形成さ
れている請求項１記載の液晶表示装置。 - 【請求項３】 対向基板上にパネル周辺部の光漏れを防
止するための額縁パターンが形成されている請求項１記
載の液晶表示装置。 - 【請求項４】 対向基板上に形成される柱状樹脂パター
ンがＩＴＯパターン上に形成されている請求項１記載の
液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001358731A JP2003161948A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001358731A JP2003161948A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003161948A true JP2003161948A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19169862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001358731A Withdrawn JP2003161948A (ja) | 2001-11-26 | 2001-11-26 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003161948A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-11-26 JP JP2001358731A patent/JP2003161948A/ja not_active Withdrawn
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