JP2003161741A - 電子部品の衝撃荷重測定方法およびその測定装置 - Google Patents

電子部品の衝撃荷重測定方法およびその測定装置

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JP2003161741A
JP2003161741A JP2001360889A JP2001360889A JP2003161741A JP 2003161741 A JP2003161741 A JP 2003161741A JP 2001360889 A JP2001360889 A JP 2001360889A JP 2001360889 A JP2001360889 A JP 2001360889A JP 2003161741 A JP2003161741 A JP 2003161741A
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Koichi Teramura
晃一 寺村
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子部品の衝撃試験において電子部品に対する
直接的な衝撃荷重を検出できるようにして、より精度の
高い衝撃測定を行うことができるようにする。 【解決手段】強誘電特性を有する電子部品1の端子間電
流を測定する測定手段12を電子部品1に接続するとと
もに、電子部品1を、電圧印加手段Bからの印加電圧に
より予め分極させた状態にして、衝撃付与手段17によ
って電子部品に外部から衝撃を与え、この衝撃を受けた
ときの電子部品1の端子間電流を測定手段12で測定
し、この測定結果に基づいて電子部品1が受けた衝撃を
算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として素子が電
圧印加により分極する性質を有するチップ部品などの電
子部品の衝撃荷重測定方法およびその測定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンデンサや、圧電体素子などの強誘電
体特性を有する電子部品に対して、例えば測定プローブ
や、部品搬送などのためのノズルチャックを接触させる
ときに、その接触に伴う外力が衝撃荷重として作用す
る。
【0003】この外力が部品に与える影響などを考察す
る上で、この外力の大きさを知る必要がある。そのため
の外力測定方法として、従来においては、次のような測
定方法が知られていた。
【0004】すなわち、従来においては、電子部品に対
して作用する衝撃力を知るために、電子部品の代わりに
ロードセルなどの衝撃荷重を検出する荷重センサを設け
ていた。そして、衝撃荷重は、該荷重センサからの検出
信号に基づいて、間接的に測定していた。
【0005】したがって、例えば検出信号を電流波形と
してオシロスコープで測定する場合、この荷重センサの
検出信号を電流波形の変化としてとらえて、その波形の
ピーク値や、波形周期に基づいて、電子部品に対する衝
撃力や、作用時間を推定していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、衝撃荷
重は、衝突する双方の物体の剛性など機械的特性に依存
するものであるから、上記従来の荷重センサを用いる方
法では、あくまで荷重センサに対する衝撃荷重が測定で
きるのみであって、電子部品に対する実際の衝撃荷重は
不明である。例えば、電子部品の背面にラバーなどの衝
撃緩衝材を設置した場合、質量の大きい荷重センサを介
してはその効果は小さくなり、荷重センサでは精度の良
い測定が困難であった。
【0007】本発明の目的は、電子部品の衝撃試験にお
いて電子部品に対する直接的な衝撃荷重を検出できるよ
うにして、より精度の高い衝撃測定を行うことができる
ようにすることにある。
【0008】また、電子部品に対して直接衝撃を与え、
その与えられた衝撃荷重が例えば電子部品載置用の受け
台の相違に応じてどのように変わるか相対的に比較し、
あるいは、その衝撃荷重を直接測定できるようにするこ
とにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
電子部品の衝撃荷重測定方法は、強誘電体特性を有する
電子部品を、電圧印加により予め分極させた状態にし
て、前記電子部品に外部から衝撃を与え、この衝撃を受
けたときの前記電子部品を流れる電流を測定し、この測
定結果に基づいて前記電子部品が受けた衝撃荷重を検知
することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項1に係る構成によれば、分
極状態の電子部品が衝撃を受けると、その衝撃に応じて
電子部品を通して電流が流れるよう起電力が生じるた
め、そのときの電流を測定し、その端子間電流と衝撃荷
重との関係に基づく計算などを行うことによって、電子
部品に対する実際の衝撃荷重を求めることができる。な
お、本発明の請求項1に係る電子部品は、強誘電特性を
有するコンデンサやフィルタ等の回路部品であって、荷
重センサについては含まれない。
【0011】本発明の請求項2に係る電子部品の衝撃荷
重測定方法は、強誘電体特性を有する電子部品を、電圧
印加により予め分極させた状態にして、前記電子部品に
外部から異なる条件で複数回衝撃を与え、この各衝撃を
受けたときの前記電子部品を流れる電流をそれぞれ測定
し、この測定結果に基づいて前記電子部品が受けた衝撃
荷重を相対的に比較することを特徴とする。
【0012】本発明の請求項2に係る構成によれば、衝
撃荷重を受けたときの電子部品を流れる電流の測定結果
から、異なる条件での衝撃荷重をそれぞれ測定した上
で、その測定された衝撃荷重同士を比較することによっ
て、例えば、電子部品の衝撃を受ける台側の素材を変え
た場合における電子部品での衝撃荷重の相対的な比較を
行うことができ、その衝撃を受け止めるための台の衝撃
吸収性などの比較もできる。
【0013】本発明の請求項3に係る電子部品の衝撃荷
重測定方法は、請求項1または2に記載の電子部品の衝
撃荷重測定方法において、前記電子部品の受ける衝撃を
検出する荷重センサと共に前記電子部品に外部から衝撃
を与え、該荷重センサによる検出結果と、前記電子部品
からの電流の検出結果とに基づいて、予め電流と衝撃荷
重の関係を求めた上で、測定対象ステージ上に前記電子
部品を載置して該電子部品に外部衝撃を与え、この衝撃
が与えられるときに該電子部品に流れる電流を測定し
て、この測定された電流値を衝撃荷重の値に換算するこ
とを特徴とする。
【0014】本発明の請求項3にかかる構成によれば、
電子部品に流れる電流と、衝撃荷重の関係を予め求めて
おくことで、電子部品が部品装着装置などの実機におい
て受ける衝撃荷重を正確に値付けできることになる。
【0015】本発明の請求項4に係る電子部品の衝撃荷
重測定方法は、請求項1から3のいずれかに記載の電子
部品において、2種以上の異なる質量の衝突部品を前記
電子部品に衝突させて衝撃を与え、それぞれの衝撃によ
って発生する前記電子部品に流れる電流の波形に基づい
て、それぞれの衝撃荷重の前記電子部品に作用した時間
を測定し、該測定結果に基づいて前記チップ部品の見か
け質量と剛性係数とを算出し、該算出された見かけ質量
と剛性係数とを係数とする単振動の運動方程式を予め立
て、所定の質量、速度を持った衝突物が前記電子部品に
衝突した際に前記電子部品が受ける衝撃荷重を、該運動
方程式を解くことにより推定する、ことを特徴とする。
【0016】本発明の請求項4に係る構成によれば、部
品装着装置などの実機上における前記チップ部品と衝突
部品との間の衝撃荷重について予め数式化しておくこと
で、実際に衝突試験を行なうことなく、任意の衝突水準
に対する衝撃荷重の値を推定することができる。
【0017】本発明の請求項5に係る電子部品における
衝撃荷重測定装置は、誘電体特性を有する電子部品の端
子間電流を測定する手段と、前記電子部品を分極状態に
する電圧を印加する電圧印加手段と、前記電子部品に衝
撃を与える衝撃付与手段と、分極状態となった前記電子
部品に対して前記衝撃付与手段から与えられる衝撃によ
って前記電子部品を流れる電流の前記測定手段による検
出結果に基づいて前記衝撃の大きさを検知する衝撃算出
手段とを備えていることを特徴とする。
【0018】本発明の請求項5に係る構成によれば、電
子部品に衝撃を与えたときのその衝撃荷重を、その衝撃
に伴い電子部品で発生する電流の測定によって検出する
ことができるものとなり、荷重センサを利用して間接的
に衝撃荷重を検出していた従来に比較して実際の値に近
い衝撃荷重を測定できる。
【0019】本発明の請求項6に係る電子部品における
衝撃荷重測定装置は、請求項5に記載の測定装置であっ
て、前記衝撃付与手段は、前記電子部品を固定設置する
鉛直壁面と、揺動自在に吊下げられる振子とで構成され
るとともに、前記鉛直壁面に固定した前記電子部品より
上位に引き上げられた前記振子が、円弧軌跡を描くよう
に振り下げられ、その軌跡の最下端位置で前記電子部品
に衝突することで衝撃を与えるように構成していること
を特徴とする。
【0020】本発明の請求項6に係る構成によれば、円
弧軌跡を描いて振り下げられる振子はその最下端位置で
ほぼ水平方向に沿って運動するから、振子が電子部品へ
衝突する際には、ほとんど運動方向が変化しないほぼ等
速運動となっている状態で衝突することになって、複数
回試験を行う場合でもその衝突荷重はほぼ安定している
とともに、振子を引き上げた高さを用いて運動方程式を
解くことにより衝突時の振子の速度を簡易に知ることも
できて、与えた衝撃荷重と電子部品を流れる電流の対応
付けも正確にできる。
【0021】本発明の請求項7に係る電子部品の衝撃荷
重測定装置は、請求項6に記載の測定装置であって、前
記振子の前記電子部品への衝突直前の速度を少なくとも
検出する速度検出手段を設けたことを特徴とする。
【0022】本発明の請求項7に係る構成によれば、速
度検出手段によって、振子の実際の電子部品への衝突直
前の速度を精度良く知ることができるので、与えた衝撃
荷重と電子部品を流れる電流の対応付けが一層精度よく
できる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて詳細に説明する。
【0024】図1から図3は、本発明の実施の形態1を
示すものであって、図1は、衝撃測定手段の概略を示す
側面図、図2は、電流測定回路などを示す回路図、図3
は、衝撃を受けたときにおけるチップ型電子部品(以
下、チップ部品とする)の端子間電流のオシロスコープ
で示されるグラフである。
【0025】図1は、本発明の方法による衝撃電流の測
定の様子を示している。
【0026】この実施の形態の場合、誘電体特性を有す
るコンデンサのチップ部品1を実装基板18に装着する
チップマウンタなどの実装機(全体を図示せず)におい
て、その実装機における吸着ノズル17がチップ部品1
に接触する際の衝撃を測定できるようにしているもので
ある。
【0027】チップ部品1は、予め実装基板18の上に
接着剤で貼着して固定設置している。
【0028】なお、このチップ部品1が固定設置された
状態で、チップ部品1に流れる電流の測定が行われるた
め、その端子間が短絡しないよう、実装基板18上でチ
ップ部品1の端子間は絶縁された状態となっていなけれ
ばならない。
【0029】チップ部品1の両端子電極には、電流測定
回路Aへ接続するための信号伝送線3が接続される。こ
の信号伝送線3は、チップ部品1の形状や質量に接続に
よる影響が出ないよう、信号伝送線3は極細線材とし、
そのチップ部品1への取り付けは導電性ペーストを使用
している。
【0030】この実装機で実際に使用される部品ハンド
リング用の吸着ノズル17において、通常のそのハンド
リング動作と同様の動作をチップ部品1に対して行うよ
うにしている。ここで、吸着ノズル17がチップ部品1
に衝撃を与える衝撃付与手段Sの衝突部品となってい
る。
【0031】図2は、本方法に用いられる衝撃電流を測
定する電流測定回路Aを示している。チップ部品1の一
端に電流制限抵抗7を介して直流電源8を接続し、チッ
プ部品1に直流バイアスを印加しておく。これにより、
誘電体であるチップ部品1は、分極状態となる。ここ
で、直流電源8および電流制限抵抗7は、チップ部品1
に対して分極するための電圧印加手段として直流電圧を
付与する電圧印加回路Bを構成するものである。なお、
図示していないが、スイッチング手段が電圧印加回路B
に回路の開閉を行えるように設けられている。
【0032】チップ部品1のもう一端にはローパスフィ
ルタ9を介して増幅器10を接続する。この増幅器10
は、チップ部品1からの電気信号の微小変化を検出でき
るよう、電流帰還型の高周波タイプの増幅器である。増
幅器10には、測定電流に対応させた帰還抵抗11を接
続し、さらに、増幅器10の出力端子には電流測定手段
としてのオシロスコープ12を接続する。ここで、ロー
パスフィルタ9、増幅器10、帰還抵抗11、オシロス
コープ12などは、電流測定回路Aを構成するものであ
る。
【0033】以上の構成によるチップ部品1に対する衝
撃測定方法を以下に説明する。
【0034】(1)まず、電圧印加回路Bの直流電源8
から所定電圧の直流電圧をチップ部品1の両端子間に付
与することによって、チップ部品1を分極させる。
【0035】(2)次に、この分極されたチップ部品1
に対して、図1に示すように、通常の部品吸着動作と同
様の動作により吸着ノズル17を下降させるとともに、
吸着のため接触させる。
【0036】(3)次いで、その吸着ノズル17のチッ
プ部品1への接触に伴い回路に流れる電流をオシロスコ
ープ12に表示して観測する。
【0037】この実施の形態1の場合、実装機における
実際の吸着ノズルのチップ部品への接触の際の衝撃荷重
を測定できることになり、チップ部品に対する実際のハ
ンドリングと同じ条件でチップ部品が受ける衝撃荷重を
測定できるものとなっているから、きわめて精度の高い
測定ができることになり、その測定結果に基づいて吸着
ノズルの動作調整などが行える。
【0038】次に、実装機とは別の専用に受け台として
の衝撃測定台2を設けた衝撃測定装置について、実施の
形態2として説明する。
【0039】図4に示すように、誘電体特性を有するコ
ンデンサのチップ部品1を衝撃測定台2の上に接着剤で
貼着して固定設置する。
【0040】衝撃測定台2の形状および材質は、評価対
象となる測定機や、実装機上でのチップ台に合わせて選
定する。具体的には、SUS材、ガラス、ゴム、セラミ
ック及びこれらを組み合わせて貼着したものなどであ
る。ただし、この衝撃測定台2は、電流測定に供される
ため、絶縁処理してあることが必要条件である。
【0041】チップ部品1の両端子電極には、それぞれ
電流測定回路Aや電圧印加回路Bへ配線するための信号
伝送線3を接続する。この信号伝送線3は、チップ部品
1の形状や質量に接続による影響が出ないよう、信号伝
送線3は極細線材とし、そのチップ部品1への取り付け
は導電性ペーストを使用する。
【0042】衝撃付与手段を構成する衝突部品4は、チ
ップ部品1上方に設置した筒状の落下ガイド5内に収納
してストッパ6で落ちないように保持待機しておく。な
お、その保持高さhは、チップ部品1への落下衝突する
際の評価速度に基づいて予め設定することになる。
【0043】具体的には、サイズが1.6mm×0.8
mmで、0.1μFのコンデンサのチップ部品1に対し
て、落下高さhを3mm〜10mmの適宜高さに設定し
ている。
【0044】そして、衝突部品4は、例えば、0.16
g,0.3g,0.5g,0.9gなどの所定の重量の
ものを適宜選択して用いられる。
【0045】次に、この衝撃測定装置を用いた衝撃測定
方法について説明する。
【0046】(1)まず、電圧印加回路Bの直流電源8
から所定電圧の直流電圧をチップ部品1の両端子間に付
与することによって、チップ部品1を分極させる。
【0047】(2)次に、この分極されたチップ部品1
に対して、ストッパ6による規制を解除することによっ
て、衝突部品4を落下させ、その衝突部品4をチップ部
品1に衝突させる。
【0048】(3)次いで、その衝突部品4のチップ部
品1への衝突に伴い回路に流れる電流をオシロスコープ
12に表示して観測する。
【0049】(4)次に、衝撃測定台2の構成を先の測
定の場合とは異なるものに変更して、チップ部品1、衝
突部品4および落下高さhを共通として、上記(1)か
ら(3)の工程を再度行う。
【0050】このときに得られたオシロスコープ12に
表示された電流波形も、図5において示している。図5
において、波形aは衝撃測定台2をセラミック板で構成
としたときの電流波形を示し、波形bは衝撃測定台2を
セラミック板とゴム板とを積層した構成としたときの電
流波形を示す。ゴム板をセラミック板に介在させること
によってチップ部品1が受ける衝撃がゴム板のない場合
と比較して約半分になっていることが判明した。
【0051】また、それぞれ異なる条件で測定された衝
撃荷重同士をコンピュータにおいて自動的に比較し、そ
の比較結果を表示装置での表示、あるいはプリンタによ
る印刷などでオペレータに明示できるようにしている。
【0052】したがって、材質ごとの衝撃の相対的な比
較を定量的に行うことが、本発明の測定方法では可能と
なる。
【0053】次に、本発明に係る実施の形態3について
説明する。
【0054】図6は、本発明の方法による衝撃電流と衝
撃荷重の同時測定状態を表している。これは、図4の衝
撃測定台2を水晶ロードセル13に置き換えたものに相
当する。水晶ロードセル13の出力は、ロードセルアン
プ(図示せず)によって電圧変換し、オシロスコープ1
2に入力する。図4に示される実施の形態と同様に、衝
突部品4を落下衝突させて、チップ部品1に生じる衝撃
電流をオシロスコープ12で観測する。このとき、水晶
ロードセル13の出力も同時に観測できるが、観測波形
例を図7に示す。
【0055】図7において、波形cは衝撃電流波形を示
し、波形dは水晶ロードセルによる衝撃荷重波形であ
る。図7において、縦軸はチップ部品1を流れる電流
(単位mA)並びに水晶ロードセル13の検出結果で得
られる衝撃の大きさ(単位N)を示し、横軸は時間軸
(単位ms)となっている。
【0056】衝突部品4の落下速度水準を2以上の異な
る水準にしてそれぞれにおける波形を観測すれば、図8
に示すように、衝撃電流ピーク値と衝撃荷重ピーク値と
の関係をプロットできる。すなわち、衝突部品4の落下
高さhを変えてそれぞれの場合で衝撃荷重測定を、チッ
プ部品1の電流値、水晶ロードセル13の出力値のそれ
ぞれについて行い、その電流値をグラフの横軸にとり、
水晶ロードセル13の出力値をグラフの縦軸にとって、
測定結果ごとにプロットすると、電流値と水晶ロードセ
ル13の出力値との関係が図8において各プロット点を
つないで得られるグラフの関係にあることが判明する。
【0057】上記チップ部品を流れる電流と荷重の関係
を明らかにした上で、前述の実施形態1または2を行な
えば、オシロスコープによって観測した電流値を荷重の
値に変換することができる。この衝撃荷重を算出する手
段としてコンピュータを利用してもよい。
【0058】次に、本発明に係る実施の形態4について
説明する。
【0059】図9は、本発明の方法によるチップ部品へ
の衝撃付与に伴うチップ部品を流れる電流の測定状態を
表している。誘電体特性を持つチップ部品1が鉛直壁面
を成す衝撃測定台2の上に接着剤による貼着で固定設置
されている。なお、衝撃測定台2の形状および材質は、
評価対象となる測定機や実装機上でのチップ台に合わせ
て選定するが、電流測定を行うため絶縁体であることが
必要である。
【0060】チップ部品1には、電流測定回路Aへ配線
するための信号伝送線3を接続する。この信号伝送線3
は、チップ部品1の形状や、質量に影響が出ないよう、
信号伝送線3は極細のものとし、その取付けには導電性
ペーストを利用する。
【0061】衝突部品4は、前後それぞれ一対の糸材を
接続して天井から吊下げ支持する。そして、自然に静止
したときに衝突部品4の先端がチップ部品1の前面中央
に接する位置にしておく。衝突部品4は、その糸を張っ
たまま後方へ引き上げ、ストッパ6で保持待機してお
く。その保持高さは、チップ部品1へ落下衝突する際の
評価速度によって設定する。
【0062】さらに、図9に示すように、透過型光電セ
ンサ15,16は衝突部品4が落下する円弧軌跡上のチ
ップ部品1直前に、水平方向で微小間隔Lを隔てて設置
する。
【0063】ストッパ6による保持を解除すると、衝突
部品4が振子運動にて円弧軌跡を描いて落下し、円弧の
最下点で所定の速度でチップ部品1に衝突する。円弧軌
跡の最下点で衝突するため、衝突部品4は、上下方向で
の変位をほぼ無視できる水平方向に沿った等速運動とみ
なすことができる。また、ほぼ等速運動となるその領域
に設置した2個の光電センサ15,16がオンするタイ
ミングのずれ時間tをオシロスコープなどで観測すれ
ば、L/tによって衝突速度を測定できる。そして、測
定結果に基づき、設定した保持高さが、評価速度に対し
て適切であったか検証することができる。
【0064】また、衝突後、衝突部品4が逆向きに戻る
際も前記2個の光電センサ15,16がオフするタイミ
ングのずれ時間Tをオシロスコープなどで観測すれば、
L/Tによって衝突直後の衝突部品4の速度を測定で
き、衝突前後の速度の差、衝突部品4の質量により、衝
突時にチップ部品1に作用した力積も求めることができ
る。
【0065】本装置は、実施形態3の装置に比べ、衝突
部品4の保持高さやチップ部品1の位置による衝突速度
のバラツキの影響を受けにくく、再現性のある衝突試験
が可能となる。
【0066】次に、本発明に係る実施の形態5について
説明する。
【0067】本発明者は、強誘電体特性を有する電子部
品における測定プローブや吸引ノズルなどの接触に伴う
衝撃について、1自由度のバネ−マス系運動方程式に従
うことを見出した。すなわち、2水準以上の異なる質量
の衝突部材を分極状態の電子部品に衝突させて衝撃を与
えたときのそれぞれの場合における端子間電流の波形か
ら得られる衝撃の作用時間と、衝突部材それぞれの質量
と、衝突時の速度とから、前記運動方程式の係数が求め
られること、そして、その運動方程式により計算するこ
とで衝突部品の質量および衝突速度を基に衝撃荷重を推
定できることを見出した。
【0068】まず、運動方程式について説明する。
【0069】一般に単振動の運動方程式は、図10をモ
デルとし、以下の微分方程式で表現できる。
【0070】
【式1】 この時の解は(2)式のとおりである。
【0071】
【式2】 物体同士の衝突についても、衝突した瞬間から再び物体
が離れるまでの期間は、上記式(2)の運動方程式に従
う。衝突する物体の一方を測定プローブまたは吸着ノズ
ルとし、他方を台に固定された電子部品とする。剛性が
より高い測定プローブまたは吸着ノズルを擬似的に完全
剛体とし、電子部品を弾性体とみなすことができるた
め、衝突状態での両物体は図11のモデルで表現でき
る。
【0072】ここで、衝撃荷重で対象とするのは最初の
振動の半周期分のみであるため、減衰項を決める粘性係
数cは無視してよい。したがって、(2)式に対し、m
=M+m、k=k、c=0を代入すれば(3)式とな
り、変位xに剛性係数kを乗じれば、荷重を表す式
(4)となる。
【0073】
【式3】
【0074】
【式4】 なお、衝突前は、MがV0の速度、mは静止状態である
から、衝突直後の両物体の速度Vは、運動量保存則から
以下の式(5)で求められる。
【0075】MV0=(m+M)Vより、
【0076】
【式5】 ここで、電子部品側の質量m・剛性係数kは、電子部品
および衝撃測定台内部の組成が複雑に関連するので直接
測定することはできない。そこで、2水準の衝撃荷重作
用時間を実測し、みかけのm,kを算出する。ここで、
作用時間Δtは次式で表される。
【0077】
【式6】 前述の実施の形態2と同様に、分極を生じさせたチップ
部品1に衝撃を与えたときのチップ部品1を流れる電流
を測定するものであって、衝撃荷重を与える衝突部品4
は、異なる質量のものを2つ用意し、それぞれの衝突部
品4についてチップ部品1に対して衝撃を与え、そのと
きのチップ部品1を流れる電流の波形をオシロスコープ
12で観測する。
【0078】詳述すると、図4に示すように、強誘電体
特性を有するコンデンサのチップ部品1を衝撃測定台2
の上に接着剤により固定設置する。衝撃測定台2の形状
および材質は、評価対象となる測定機や実装機上でのチ
ップ部品1を載置しておく台に合わせて選定するが、電
流測定を行うため、少なくとも載置面が絶縁体であるこ
とが必要とされる。
【0079】チップ部品1には、電流測定回路Aへ配線
するための信号伝送線3を接続する。チップ部品1の形
状や質量に影響がでないよう、信号伝送線3は極細のも
のとし、そのチップ部品1への取り付けは、導電ペース
トを使用する。衝突部品4は、それぞれ、チップ部品1
の上方に配置した落下ガイド5内に収納してストッパ6
で保持待機しておく。保持高さhは、チップ部品へ落下
衝突する際の評価速度により設定する。
【0080】図2は、本発明の方法による衝撃電流の測
定回路を表している。チップ部品1の一端の電極に電流
制限抵抗7を介して直流電源8を接続し、チップ部品1
に直流バイアスをかける。これにより、強誘電体である
チップ部品1は分極状態となる。チップ部品1のもう一
端の電極には、ローパスフィルタ9を介して増幅器10
を接続する。増幅器10は、チップ部品1の微小な振動
が検出できるよう、電流帰還型などの高周波タイプを使
用する。増幅器10には測定電流に合わせた帰還抵抗1
1を接続し、増幅器10の出力端子にはオシロスコープ
12を接続する。
【0081】そして、上記構成の衝撃荷重測定装置を用
いて、異なる質量M1,M2の2水準の衝突部品4をそれ
ぞれチップ部品1に衝突させ、各場合において、チップ
部品1の端子間電流の波形を、オシロスコープ12に表
示させて観測する。
【0082】すなわち、ストッパ6を開放すると、衝突
部品4がガイド5に沿って落下し、分極状態のチップ部
品1に所定の速度で衝突する。この衝突による衝撃力に
よってチップ部品1からは電荷が発生し電流が生じる。
この衝撃による電流は帰還抵抗11を通過し、オシロス
コープ12において電圧値として表示させることでその
観測ができる。
【0083】図12は、この方法によるオシロスコープ
12での衝撃電流の波形を表している。質量M1の衝突
部品4に対する測定波形がe、質量M2の衝突部品に対
する測定波形がfである。ただし、M1>M2である。測
定波形eにおける初回衝撃波形の作用時間をΔt1、測
定波形fにおける初回衝撃波形の作用時間をΔt2とす
る。
【0084】実測された作用時間Δt1,Δt2を(6)
式に代入して連立方程式をたて、これを解いてm,kを
算出する。さらに、m,kを(4)式に代入し、衝撃荷
重の運動方程式とする。本式により、衝突部品の質量
M、衝突速度Vを想定すれば、時間tにおける衝撃荷重
(初回衝撃波形)Fが推定できる。
【0085】なお、この衝撃荷重の運動方程式から、衝
撃荷重Fを推定するのに、前述の実施の形態と同様に、
衝撃算出手段としてのコンピュータにより、実測された
作用時間や、チップ部品の端子間電流の測定による衝撃
荷重に対応するピーク値などに基いて自動的に算出、推
定できるようにしても良い。
【0086】この方法により、荷重センサを用いること
なく、チップ部品そのものに対する衝撃荷重を推定でき
ることになる。また、実際の試験を行わなくても、ある
一定の条件で衝突させる場合の質量や速度の異なる衝突
部品のそれぞれにおける衝撃荷重を予め知ることができ
る。
【0087】上述各実施の形態では、電流測定手段とし
て、電子部品の端子間電流の測定をオシロスコープを利
用して行ったものを示したが、これに限定されるもので
なく、各種電流計などにより、衝撃荷重を受けたときの
電子部品の端子間電流において衝撃の大きさに関連した
電流のピーク値などを電流値や波形として測定できるも
のであれば良い。
【0088】なお、電子部品としてはチップ部品に限定
されるものでなく、例えばチップ部品でないセラミック
コンデンサなどの電子部品についても本発明を適用でき
る。
【0089】
【発明の効果】本発明によれば、分極状態の電子部品が
衝撃を受けると、その衝撃に応じて電子部品に電流が流
れるよう電界の変化が生じるため、そのときの電流を測
定し、その電流と衝撃荷重との関係に基づく計算などを
行うことによって、電子部品に対する実際の衝撃荷重を
求めることができる。
【0090】したがって、電子部品そのものに対する衝
撃荷重を直接測定できるものとなっているから、その測
定された衝撃荷重の精度が従来に比して高いものとな
り、ノズルなどが電子部品に接触させる際の受け台の設
定などを良好に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る衝撃測定装置の概略を示
す説明図
【図2】 衝撃測定装置の要部を示す回路図
【図3】 実施の形態1においてオシロスコープで表示
された電子部品の衝撃による電流を示す図
【図4】 実施の形態2に係る衝撃測定装置の概略を示
す説明図
【図5】 実施の形態2においてオシロスコープで表示
された電子部品の衝撃による電流を示す図
【図6】 実施の形態3に係る衝撃測定装置の概略を示
す説明図
【図7】 実施の形態3においてオシロスコープで表示
された電子部品の衝撃による電流およびロードセルで検
出された衝撃荷重を示す図
【図8】 実施の形態3において検出された電子部品の
衝撃による電流とロードセルで検出された衝撃荷重との
関係を示すグラフ
【図9】 実施の形態4に係る衝撃測定装置の概略を示
す説明図
【図10】 実施の形態5に係り、一般の単振動におけ
る運動状態のモデルを示す説明図
【図11】 実施の形態5に係り、衝突状態での両物体
の運動状態のモデルを示す図
【図12】 実施の形態5においてオシロスコープで表
示された電子部品の衝撃による端子間電流を示す図
【符号の説明】
1 チップ部品(電子部品) 2 衝撃測定台(受け台) 4 衝突部品(衝撃付与手段) 12 オシロスコープ(測定手段) 17 吸着ノズル(衝撃付与手段) B 電圧印加回路(電圧印加手段)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年12月27日(2001.12.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】本発明の請求項4に係る電子部品の衝撃荷
重測定方法は、請求項1または2に記載の電子部品の衝
撃荷重測定方法において、2種以上の異なる質量の衝突
部品を前記電子部品に衝突させて衝撃を与え、それぞれ
の衝撃によって発生する前記電子部品に流れる電流の波
形に基づいて、それぞれの衝撃荷重の前記電子部品に作
用した時間を測定し、該測定結果に基づいて前記電子部
の見かけ質量と剛性係数とを算出し、該算出された見
かけ質量と剛性係数とを係数とする単振動の運動方程式
を予め立て、所定の質量、速度を持った衝突物が前記電
子部品に衝突した際に前記電子部品が受ける衝撃荷重
を、該運動方程式を解くことにより推定する、ことを特
徴とする。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強誘電体特性を有する電子部品を、電圧
    印加により予め分極させた状態にして、 前記電子部品に外部から衝撃を与え、 この衝撃を受けたときの前記電子部品を流れる電流を測
    定し、 この測定結果に基づいて前記電子部品が受けた衝撃荷重
    を検知する、ことを特徴とする電子部品の衝撃荷重測定
    方法。
  2. 【請求項2】 強誘電体特性を有する電子部品を、電圧
    印加により予め分極させた状態にして、 前記電子部品に外部から異なる条件で複数回衝撃を与
    え、 この各衝撃を受けたときの前記電子部品を流れる電流を
    それぞれ測定し、 この測定結果に基づいて前記電子部品が受けた衝撃荷重
    を相対的に比較する、ことを特徴とする電子部品の衝撃
    荷重測定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の電子部品の衝
    撃荷重測定方法において、 前記電子部品の受ける衝撃を検出する荷重センサと共に
    前記電子部品に外部から衝撃を与え、 該荷重センサによる検出結果と、前記電子部品からの電
    流の検出結果とに基づいて、予め電流と衝撃荷重の関係
    を求めた上で、測定対象ステージ上に前記電子部品を載
    置して該電子部品に外部衝撃を与え、この衝撃が与えら
    れるときに該電子部品に流れる電流を測定して、この測
    定された電流値を衝撃荷重の値に換算する、ことを特徴
    とする電子部品の衝撃荷重測定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の測定方法にお
    いて、 2種以上の異なる質量の衝突部品を、前記電子部品に衝
    突させて衝撃を与え、それぞれの衝撃によって発生する
    前記電子部品を流れる電流の波形に基づいて、それぞれ
    の衝撃荷重の前記電子部品に作用した時間を測定し、該
    測定結果に基づいて前記電子部品の見かけ質量と剛性係
    数とを算出し、該算出された見かけ質量と剛性係数とを
    係数とする単振動の運動方程式を予め立て、所定の質
    量、速度を持った衝突物が前記電子部品に衝突した際に
    前記電子部品が受ける衝撃荷重を前記運動方程式を解く
    ことにより前記電子部品に対する衝撃荷重を推定する、
    ことを特徴とする測定方法。
  5. 【請求項5】 強誘電体特性を有する電子部品を流れる
    電流を測定する手段と、 前記電子部品を分極状態にする電圧を印加する電圧印加
    手段と、 前記電子部品に衝撃を与える衝撃付与手段と、 分極状態となった前記電子部品に対して前記衝撃付与手
    段から与えられる衝撃によって前記電子部品を流れる電
    流の前記測定手段による検出結果に基づいて前記衝撃の
    大きさを検知する手段とを備えている、ことを特徴とす
    る測定装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の測定装置であって、 前記衝撃付与手段は、前記電子部品を固定設置する鉛直
    壁面と、揺動自在に吊下げられる振子とで構成されると
    ともに、 前記鉛直壁面に固定した前記電子部品より上位に引き上
    げられた前記振子が、円弧軌跡を描くように振り下げら
    れ、その軌跡の最下端位置で前記電子部品に衝突するこ
    とで衝撃を与えるように構成している、ことを特徴とす
    る測定装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の測定装置であって、 前記振子の前記電子部品への衝突直前の速度を少なくと
    も検出する速度検出手段を設けた、ことを特徴とする測
    定装置。
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