JPH03146843A - 電子部品の衝撃破壊試験方法 - Google Patents

電子部品の衝撃破壊試験方法

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JPH03146843A
JPH03146843A JP28556689A JP28556689A JPH03146843A JP H03146843 A JPH03146843 A JP H03146843A JP 28556689 A JP28556689 A JP 28556689A JP 28556689 A JP28556689 A JP 28556689A JP H03146843 A JPH03146843 A JP H03146843A
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JP
Japan
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load
weight
electronic parts
impact
crack
Prior art date
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Pending
Application number
JP28556689A
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English (en)
Inventor
Masashi Morimoto
森本 正士
Harufumi Bandai
治文 万代
Kanji Ueda
完次 上田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産還f走顆 本発明は、電子部品の衝撃破壊じん性を評価するための
電子部品の衝撃破壊試験方法に関する。
丈来企技先 積層セラミンクコンデンサ等の電子部品においては、そ
の使用範囲拡大等のために衝撃破壊じん性の向上が要求
されている。この要求に応えるためには、衝撃破壊じん
性を正確に測定することが必要である。
従来における衝撃破壊じん性の測定は直接測定法が用い
られていた(例えば実公昭64−10649)。この方
法は、試料たる電子部品の上におもりを落下させ、おも
りの落下エネルギーが試料の破壊に全て消費されたとし
て、破壊エネルギーを算出して衝撃破壊じん性を測定す
る方法である。
Hが 2 しよ゛とするi しかしながら、上記従来方法による場合は、次のような
問題があった。即ち、 ■おもりを試料に衝突させるとき、測定上、点衝撃であ
ることを要するが、いくら工夫をこらしてもその形状の
ために常に一定な点衝撃を確保できないでいた。
■また、おもりの落下エネルギーは、試料までの落差に
基づく位置エネルギーを算出することによって得ている
が、このエネルギーが全て試料の破壊に消費されている
とする裏付けがなく、このため測定値の信憑性に欠けて
いた。
■更に、試料の破壊の有無は外観形状により判断してい
るため、微少なりランクが発生している場合には、検出
精度の信頼性が低いものとなっていた。
本発明は、かかる欠点を解消して電子部品の衝撃破壊じ
ん性を正確に測定することのできる電子部品の衝撃破壊
試験方法を提供することを目的としている。
寡七〇U虻汰t4?、=Z(死4段 本発明に係る電子部品の衝撃破壊試験方法は、電子部品
上に先の尖った圧子を先端側を下にして置く工程と、前
記圧子の基端側におもりを落下させて電子部品にクラッ
クを生じさせると共に、おもりから電子部品に与えられ
た荷重を、電子部品の下に予め配設してある荷重検出器
にて検出する工程と、これに付随して又は前もって、電
子部品にクラックが発生ずる荷重をアコースティックエ
ミッション波を用いて検出する工程と、前記クラックの
長さを測定し、その測定値と荷重検出値とに基づいて電
子部品の衝撃破壊じん性を求める工程とを行うことを特
徴とする 作    用 本発明にあっては、おもりの落下による衝撃を先の尖っ
た圧子を介して試料に与えるので、試料は点衝撃を受け
る。このときの衝撃荷重は試料の下の荷重検出器により
正確に検出される。
そして、荷重検出値とクラ、り長さに基づき、これらに
て一義的に定まる衝撃破壊じん性を求めるので、求めた
値の信頼性が高い。
なお、前記荷重検出よりも前に、別の試料を対象として
、アコースティックエミッション波を用いておもりが落
下した際に電子部品にクラックが発生する荷重を検出し
ておくことにより、クラックが発生ずるようにおもりの
落下高さを定めることができる。この検出は同一の試料
に対して荷重検出と同時に行うこともできる。
尖−一嵐一一拠 第1図は本発明にかかる電子部品の衝撃破壊試験方法に
使用される装置を示す正面図、第2図は第1図A付近の
拡大図、第3図は第1図B付近の拡大図である。この装
置は下側支持枠1と、これに対して上下方向にスライド
可能な上側支持枠2とから構成されている。下側支持枠
lには、その底板上に設けたX−Yテーブル3と、その
上のロードセル等の荷重検出器4と、その上に設けられ
ていて上側に試料たる電子部品7がガラス板6を介して
置かれる試料台5と、前記ガラス板6に設ケタアコース
ティックエミッション(以下AEという)センサ10と
、前記試料台5上に置かれた電子部品7に先の尖った側
を下にしてセフ)される、例えばダイアモンド等からな
る圧子8とが備わっている。この圧子8の先端側は、先
端角が例えば140°の四角錐状に形成されている。な
お、9は圧子8を上下方向の移動可能に支持する圧子保
持アームてあり、11はAEセンザ10を保持するため
のホルダである。
一方、上側支持枠2には前記圧子8の直く上に下端が位
置するように設けられた、例えばガラス等からなるおも
り案内用の管12と、この管12の上に設けた電磁石1
3とを有し、この電磁石■3は通電時におもり14を保
持し、非通電時におもり14を圧子8に向けて落下させ
ることができるようになっている。前記管12は、下側
支持枠l側と上側支持枠2側とで2分割され、夫々下側
支持枠lと上側支持枠2に支持されていて、上側支持枠
2のスライドの際に、上側の管12a゛部分が下側の大
径になした管12b部分に入り込む。
前記荷重検出器4とAEセンサ10には、チャージアン
プ21、プリアンプ22、ディスクリ業ネータ23、ウ
ェーブメモリ24から成る荷重・AE検出器20が接続
され、この荷重・AE検出器20は前記電磁石13が通
電時から非通電時に変わるときに、これと同期して与え
られるトリガー信号にて作動を開始し、荷重とAE波を
検出する。この検出信号はウェーブメモリ24からオシ
ロスコープ25及びペンレコーダ26に与えられる。
このように構成された装置の取扱い内容と動作内容につ
いて以下に説明する。
■先ず試料の取付けについては、圧子8を持ち上げてガ
ラス板6の上に電子部品7を置き、その上に圧子8を下
ろす。
■おもり14のセント位置については、下側支持枠1の
上側に設けたスライド・固定部材2aを緩めたり締めた
りすることにより、上側支持枠2の高さを変えると調整
できる。
■圧子8による衝撃痕については、第4図に示すように
、圧子8の先端形状に応じた陥没穴とその周りにクラッ
クが発生した状態となる。なお、第4図の試験条件は、
(a) 、 (b)については、試料ニガラス、おもり
質量W : 0.23g、衝撃速度V : 2.85m
/ Sの場合であり、(c) 、 (d)については、
試料二重層セラミックス、おもり質量W:0.23g、
衝撃速度V : 2.60m/ sの場合である。
■荷重検出器4とAE全センサ0の検出状態については
、夫々第5図(a) 、 (b)に示すように1、同期
して作動を開始する。このため、荷重変化とAE波との
時間的な関連を調べることができる。
具体的に説明すると、電磁石13の通電状態が非通電時
に変わったCから荷重検出器4とAE全センサ0は検出
を始めており、試料に荷重が掛かり始めて暫くして後に
(E、  F時点)AE波が検出され、その後も荷重が
最大となる(D時点)まで試料に加えられている。よっ
て、AE波が検出されたF時点に基づきE時点を求める
と、クラックが生じ始める時の荷重がわかる。
■試料に加える荷重の大きさは、おもり14の重量やセ
ント高さにより変えることができる。セ・7ト高さを変
えた場合は、試料に当たるときの衝撃速度が変わり、第
6図(a) 、 (b) 、 (c) 、 (d>に示
すように最大衝撃荷重を衝撃速度に比例させて増加、減
少させることができる。なお、(a)と(b)は共に試
料がソーダガラスであり、おもり質量Wについて(a)
と(b)で0.13gと0.23gに変えている。(c
) 、 (d)は共に試料が積層セラミクスであり、お
もり質量Wについて(c)と(d)で前同様に変えてい
る。
次に、かかる状態の装置を用いた本発明の試験方法につ
き説明する。先ず、上述のように圧子8を持ち上げてガ
ラス板6の上に試料たる電子部品7を置き、その上に圧
子8を下ろす。
このとき、電子部品7の材質等に応じて最大衝撃荷重を
所望の値となるように定めておく。即ち、おもり14の
重量とセット高さを定めておく。この重量とセント高さ
は既に判っている場合にはその値を採用し、まだ判って
いないものの場合には、試験に先立って同じ電子部品を
用いておもり14の重量とセット高さを決めてやるとよ
い。
このような準備が終了すると、電磁石13の通電状態を
非通電にする。すると、荷重検出器4とAE全センサ0
が作動を開始すると共に、おもり14が自然落下してい
き圧子8に当たる。このときの衝撃荷重は荷重検出器4
にて検出され、また電子部品7に生じるクラックの有無
はAEセンサ10にて検出される。なお、前もってクラ
ックの発生有無がわかっていれば、このときAE全セン
サ0による検出は省略してもよい。
その後、SEM観察を行って、第7図に示すクラックの
長さ2Cを測定すると共に、ペンレコーダ26に記録さ
れた最大衝撃荷重Pを読取る。そして、求まったC2P
と、公知の下式に基づき衝撃破壊じん性に1.を算出す
る。
K+o−X (P/C”” ) X=1/(π3/2  tanψ) ψ(圧子の先端角の半分)−70゜ 発割剰勤巣 以上のように本発明によれば、おもりの落下による衝撃
を先の尖った圧子を介して試料に与えるので試料が点衝
撃を受け、よって一定の状態で試料に荷重を加えること
ができる。また、このときの衝撃荷重が試料の下の荷重
検出器により正確に検出されるため、荷重検出値とクラ
ック長さに基づき求めた衝撃破壊じん性の信頼性が高い
更に、アコースティソクエεソション波ヲ用い0 4゜ て電子部品におけるクラックの発生有無を検出すること
ができ、微少なりランクでも確実に検出することができ
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法に用いると好適な装置を示す正面図
、第2図は第1図へ〇近の拡大図、第3図は第1図B付
近の拡大図、第4図は圧子による衝撃痕の状態を示す図
、第5図は荷重検出器とAEセンザの検出状態を示すチ
ャート、第6図は最大衝撃荷重と衝撃速度との関係を示
すグラフ、第7図はクラック長さを示す斜視図である。 4・・・荷重検出器、7・・・電子部品、8・・・圧子
、10・・・AEセンサ、14・・・おもり。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電子部品上に先の尖った圧子を先端側を下にして
    置く工程と、 前記圧子の基端側におもりを落下させて電子部品にクラ
    ックを生じさせると共に、おもりから電子部品に与えら
    れた荷重を、電子部品の下に予め配設してある荷重検出
    器にて検出する工程と、これに付随して又は前もって、
    電子部品にクラックが発生する荷重をアコースティック
    エミッション波を用いて検出する工程と、 前記クラックの長さを測定し、その測定値と荷重検出値
    とに基づいて電子部品の衝撃破壊じん性を求める工程と を行うことを特徴とする電子部品の衝撃破壊試験方法。
JP28556689A 1989-10-31 1989-10-31 電子部品の衝撃破壊試験方法 Pending JPH03146843A (ja)

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