JP2003161646A - 光電式エンコーダ - Google Patents

光電式エンコーダ

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JP2003161646A JP2002256940A JP2002256940A JP2003161646A JP 2003161646 A JP2003161646 A JP 2003161646A JP 2002256940 A JP2002256940 A JP 2002256940A JP 2002256940 A JP2002256940 A JP 2002256940A JP 2003161646 A JP2003161646 A JP 2003161646A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歩留まりを向上させて製造コストを低減する
と共に、装置の小型化をも実現する。 【解決手段】 所定の基準格子12が形成された反射型
スケール10に向けて、面発光光源20から光束が照射
される。面発光光源20と反射型スケール10との間の
位置には、面発光光源20と近接させて受光モジュール
30が配置される。受光モジュール30は、受光素子ア
レイ30A,30Bを有し、この受光素子アレイ30
A,30Bは、面発光光源30からの光束を部分的に遮
光する発光側格子としても作用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光電式エンコーダ
に関し、さらに詳しくは光電式エンコーダの受発光部の
構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種の工作機械や測定装置な
どでは、相対移動する2つの部材の変位を検出する光電
エンコーダが使用されている。この光電エンコ−ダは、
LED等の発光素子から出射される光束をスケールに向
けて照射し、このスケールで透過、回折又は反射された
光束をフォトダイオードなどの受光素子により受光し、
この受光光束の状態に基づき物体の変位量を検出するも
のである。光電式エンコーダが搭載される装置の小型化
の要請により、光電式エンコーダについても小型化の要
請が強い。
【0003】こうした要請に応えるものとして、発光素
子と受光素子とを同一の集積回路基板上にモノリシック
に形成した光電エンコーダが知られている。しかし、こ
うしたモノリシック形成による場合には、製品全体の歩
留まりが発光素子の歩留まりと受光素子の歩留まりとの
両方に影響され、歩留まり率が低下し、その結果製品が
高価格になるという問題がある。また、モノリシック形
成の場合には、受光・発光素子がスケールに対し剥き出
しの状態で向かい合うため、万一接触すると受発光素子
が破損する虞がある。
【0004】一方、発光素子と受光素子とを別々に製造
し、ハイブリッドに実装する方法もあるが、この場合に
は、発光素子、受光素子の個々の保持部材を用意しなけ
ればならず、これが小型化の障害になるという問題があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この点に鑑
み、歩留まりを出来るだけ維持、向上させながら、なお
装置全体の大きさを小さく保つことの出来る光電式エン
コーダを提供することを目的とする。また、この接触に
より、受光・発光素子が破損することがない光電式エン
コーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の課題達成のため、
本発明に係る光電式エンコーダは、所定の基準格子が形
成された反射型スケールと、前記スケール上に照射する
ための光束を発する面状発光面を備えた面発光光源と、
前記面発光光源と前記反射型スケールとの間の位置に前
記面発光光源と近接させて配置される板状の光透過部材
と、該光透過部材の表面又は内部に形成され前記面発光
光源からの光束を部分的に遮光する発光側格子と、前記
光透過型部材の内部に所定の間隔をあけて形成される複
数の受光素子により構成され前記面発光光源からの光束
を前記発光側格子及び前記基準格子を介して受光する受
光素子アレイとを備えたことを特徴とする。
【0007】本発明において、前記発光側格子は、該複
数の受光素子の前記面発光光源側に設けられ前記複数の
受光素子に駆動電流を供給する電極膜とすることができ
る。また、前記光透過部材上の前記面発光光源と対向す
る位置に薄膜形成技術により形成され、前記面発光光源
からの光束を偏向させる偏向光学部材を備えることもで
きる。偏向光学部材としては、例えばフレネルレンズが
好適である。また、前記受光素子アレイは、その検出信
号の位相が異なる複数の受光素子群に分離されるととも
に、この受光素子群と前記発光側格子とが前記反射型ス
ケールの測定軸方向に交互に配置されているようにする
ことができる。この場合、前記発光側格子は、前記受光
素子アレイの配線用の金属膜と同一の工程で同一の材料
により形成されるのが好ましい。また、前記発光側格子
は、前記受光素子と同様の構造を備えたダミー素子と、
このダミー素子上に形成された金属膜とにより構成され
たものとすることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を、図面
に基づいて説明する。 [第一の実施の形態]図1は本発明の第一の実施の形態
による反射型の光電式エンコーダの構成を示す。この実
施の形態の光電式エンコーダは、反射型スケール10
と、この反射型スケール10に光を照射するための面発
光光源20と、スケール10からの反射光を変調して取
り出して受光する受光モジュール30とを有する。
【0009】反射型スケール10は、スケール基板11
に、紙面と垂直な方向(Y軸方向)を長手方向とする基
準格子12を所定のピッチP1で形成したものである。
面発光光源20としては、面発光ダイオードが好適であ
り、その他、面発光レーザダイオード、有機又は無機E
L素子等が採用できる。受光モジュール30は、スケー
ル10に対して所定のギャップをもって対向配置され
て、光源20と共にスケール1に対して図の矢印x方向
に相対移動可能とされる。
【0010】受光モジュール30は、図1に示すよう
に、複数の受光素子PDを所定の間隔を空けてX軸方向
に並べて形成した受光素子アレイ30A,30Bとされ
ている。受光素子アレイ30A、30Bは、その検出信
号の位相が90度異なるものとなるような配置とされて
おり、これにより、変位量のみならず変位方向をも検出
可能にされている。この受光素子PDは、例えば図2に
示すように、ITO,SnO2,ZnO等からなる共通
下部電極としての透明電極32、P型半導体層34、i
型半導体層35、n型半導体層36、上部電極としての
金属膜37からなるpinフォトダイオードとすること
ができるが、PN構造であってもよい。各受光素子PD
は、紙面に垂直な方向(Y軸方向)を長手方向とする短
冊形状を所定間隔で並べた形にされている。これらの受
光素子PDは、透明電極膜32、P型半導体層34、i
型半導体層35、n型半導体層36、金属膜37を順次
透明基板31の全体に堆積させた後、レジスト、露光・
現像、エッチングを行なうことにより形成することがで
きる。又は、ガラス基板上に複数の孔部を形成し、この
孔部に受光素子PDを埋め込むようにしてもよい。ま
た、受光素子アレイ30A、30Bは透明な材料からな
る保護膜33により覆われる。
【0011】各受光素子PDに光束が入射されると、金
属膜37には検出信号が現れ、これがフレキシブルプリ
ント基板FPBにより図示しない内挿回路、信号処理回
路に伝達されてスケール10の相対変位量、変位方向が
検出される。フレキシブルプリント基板FRBは異方性
導電テープにより受光モジュール30と電気的に接続さ
れる。なお、フレキシブルプリント基板FRBを使用せ
ず、図3に示すように、内挿回路や信号処理回路を搭載
した回路基板40を、はんだバンプ又は金バンプ50に
より受光モジュール30と接続してもよい。又は、図4
に示すように、ワイヤボンディング60により回路基板
40と受光モジュール30とを接続してもよい。
【0012】保護膜33は透明な材料で形成される一
方、金属膜37は不透明な材料で形成されているので、
保護膜33と金属膜37とは、面発光光源20からの光
束を部分的に透過させる発光側格子として機能する。
【0013】この発光側格子は、各格子窓が二次光源と
なって、面発光光源20からの光束を変調させつつ透過
させる。この透過した光束は、透明電極32、透明基板
31を透過し、基準格子12を備えるスケール10で反
射される。反射された光束は透明基板31、透明電極3
2を透過して受光素子PDに受光される。発光側格子を
有する受光モジュール30の移動に伴って、スケール1
0からの反射像の明暗のパターンが変化するので、この
変化のしかたを調べることにより、スケール10の相対
変位量及び方向が検出できる。
【0014】このように、本実施の形態では、面発光光
源20と、受光素子アレイ30とを別々の工程にて製造
し、それぞれの合格品のみを組み立てるようにすること
ができるので、発光部と受光部をモノリシック的に製造
する場合に比べて歩留まりが向上し、製造コストを低減
することができ、かつ、面発光ダイオードを面状の受光
モジュールに近接させて配置させても破損の心配が無い
ので、装置の小型化も実現できる。また、面発光光源2
0、受光モジュール30は対向する面が平面であるの
で、異方導電性テープ、はんだバンプなどの手法により
簡単に一体化することができ、面発光光源について別個
の保持機構を必要としない。上記実施の形態では、A,
B相の2相正弦波信号を得るようにしているが、A,B
相に加えてこれらを180度反転させた/A、/B相信
号を生成して4相正弦波信号としてもよい。また、変位
方向を知る必要がない場合には、受光素子アレイ30
A,30Bのいずれか一方を廃止して単相正弦波信号を
得るようにしても良い。
【0015】[第二の実施の形態]次に、本発明の第二
の実施の形態を、図5乃至7を用いて説明する。第一の
実施の形態では、受光素子アレイ30A,30Bが発光
側格子を兼用していたが、本実施の形態では、図5に示
すように、発光側格子70を受光素子アレイ30A(3
0B)の側方に別途設けている。すなわち、第一の実施
の形態では、受光素子アレイ30A(30B)が発光側
格子を兼用しているが、本実施の形態では兼用していな
い。
【0016】また、図5に示すように、面発光光源20
と受光モジュール30A(30B)との間に光束を偏向
させるためのフレネルレンズFLを配置し、これによ
り、側方に位置する受光素子アレイ30A(又は30
B)に基準格子12で反射した光束が入射されるように
してもよい。
【0017】図6は受光モジュール30の断面構造を示
している。透明基板31の上には、受光素子アレイ30
A(30B)のp側共通電極となるITO,SnO2,
ZnO等の透明電極32が形成される。この透明電極3
2上に、p型半導体層34,i型半導体層35,n型半
導体層36が積層されて、pin接合の光電変換領域が
形成されたフォトダイオードPDが形成されている。こ
のフォトダイオードPDは、透明な材料からなる保護膜
33で覆われる。また、各フォトダイオードPDのn型
層36には金属電極37が形成されている。複数本のフ
ォトダイオードPDの金属電極37を共通接続するよう
に、出力信号線となる金属配線38が形成されている。
【0018】透明基板31の発光側格子70の領域に
は、図6に示すように受光素子アレイ30と同様のフォ
トダイオード構造が作られている。これらのフォトダイ
オードはダミー素子である。これらのダミーのフォトダ
イオードの金属電極37が、発光側格子70の不透過部
としてパターニングされている。発光側格子70の格子
ピッチは、スケール10のスケール格子ピッチP1と同
じ(或いはより一般的にはP1の整数倍)とする。な
お、図6では発光側格子70としてダミーのフォトダイ
オードに金属電極37を形成したものを使用している
が、図7に示すように、ダミーのフォトダイオードを形
成させず、保護膜33上に直接金属膜37´を形成させ
てもよい。このとき、金属膜37´は、金属配線38と
同一の工程により形成するようにするのが好ましい。
【0019】本実施の形態においても、面発光光源20
と受光素子アレイ30とは別々の工程で製造され、それ
ぞれの合格品のみを組み立てるようにすることができる
ので、発光部と受光部をモノリシック的に製造する場合
に比べて歩留まりが向上し、製造コストを低減すること
ができ、かつ、面発光ダイオードを面状の受光モジュー
ルに近接させて配置させても破損の心配がないので、装
置の小型化も実現できる。また、上記実施の形態でも、
A,B相の2相正弦波信号を得るようにしているが、
A,B相に加えてこれらを180度反転させた/A、/
B相信号を生成して4相正弦波信号としてもよい。ま
た、変位方向を知る必要がない場合には、受光素子アレ
イ30A,30Bのいずれか一方を廃止して単相正弦波
信号を得るようにしても良い。
【0020】[第三の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態を、図8乃至11に基づいて説明する。
【0021】図8及び9に示すように、受光モジュール
30は、透明基板31のスケール10と対向する面とは
反対側の面に形成された複数の受光素子群45(45
a,45b,45ab,45bb)と、各受光素子群4
5の間に形成された、照射光を変調する発光側格子とし
てのインデックススケール70´とを有する。受光素子
群45とインデックススケール70´とが、スケール1
の測定軸x方向に交互に配置されている点が、前記の実
施の形態とは異なる。面発光光源20は、この様に受光
モジュール30上に分散的に配置されたインデックスス
ケール70´に対して略垂直に入射する照射光を出すも
のとする。複数の受光素子群45は、90°ずつ位相が
ずれたA,B,AB,BB相の変位信号を出力するもの
であり、各受光素子群45はそれぞれ同相の複数本のフ
ォトダイオードPDを含んで構成されている。
【0022】なお実際の受光モジュール30では、複数
の受光素子群45とインデックススケール70´は、図
7に示すように、A,B,AB,BB相を1セットとし
て、複数セット配列され、各セットの同相出力信号線は
共通接続される。これにより、信号強度の保証とS/N
向上が図られる。
【0023】図10は、受光モジュール30の平面図
で、図11は図10のA−A´断面図である。透明基板
31の上には、各受光素子群45のp側共通電極となる
ITO,SnO2,ZnO等の透明電極32が形成され
る。この透明電極32上に、p型半導体層34,i型半
導体層35,n型半導体層36が積層されて、pin接
合の光電変換領域が形成されたフォトダイオードPDが
形成されている。このフォトダイオードPDは、透明な
材料からなる保護膜33で覆われる。また、各フォトダ
イオードPDのn型層36には金属電極37が形成され
ている。各受光素子群45の中の複数本のフォトダイオ
ードPDの金属電極37を共通接続するように、出力信
号線となる金属配線38が形成されている。
【0024】透明基板31のインデックススケール70
´の領域には、図11に示すように受光素子群45の領
域と同様のフォトダイオード構造が作られている。これ
らのフォトダイオードはダミー素子である。これらのダ
ミーのフォトダイオードの金属電極37が、インデック
ススケール70´の不透過部としてパターニングされて
いる。すなわち、本実施の形態でも、第2の実施の形態
と同様、受光素子アレイ30A(30B)が発光側格子
を兼用していない。
【0025】インデックススケール70´は、図10に
示すように、受光素子群45に挟まれる形で分散的に形
成される。インデックススケール70´の格子ピッチ
は、スケール10のスケール格子ピッチP1と同じ(或
いはより一般的にはP1の整数倍)とし、受光素子群4
5を間に挟んで分散されるインデックススケール70´
の配列ピッチP2は、P2=n・P1(nは正の整数)
とする。また受光素子群45に含まれる複数本のフォト
ダイオードPDは同相であるから、ピッチがP1(或い
はより一般的にはP1の整数倍)とする。受光素子群4
5の配列ピッチP3は、P3=(m+1/4)P1(m
は正の整数)としている。これにより、各受光素子群5
から、90°ずつ位相がずれたA,B,AB,BB相の
変位信号が得られることになる。
【0026】なお、受光素子群45の配列ピッチP3
は、4相出力を得るためには、より一般的には、P3=
(m+M/4)P1(mは正の整数,Mは奇数)とすれ
ばよい。例えば、M=3とすれば、受光素子群5から2
70°ずつ位相がずれたA,BB,AB,B相の順で変
位信号が得られる。また、120°ずつ位相がずれた3
相出力を得るためには、受光素子群45の配列ピッチP
3は、P3=(m+1/3)P1(mは正の整数)とす
ればよい。
【0027】この様に、この第3の実施の形態では、受
光モジュール30には、受光素子群45とインデックス
スケール70´とが領域が重ならない状態で交互に配列
される。このため、上述のように受光素子群45に用い
られる金属電極37の材料膜をそのままインデックスス
ケール70´に利用することができる。なお、この第3
の実施の形態では、インデックススケール70´として
ダミーのフォトダイオードに金属電極37を形成したも
のを使用しているが、図12に示すように、ダミーのフ
ォトダイオードを形成させず、保護膜33上に直接金属
膜37´を形成させてもよい。このとき、金属膜37´
は、金属配線38と同一の工程により形成するようにす
るのが好ましい。
【0028】[変形例]上記第1乃至第3の実施の形態で
はスケール10として1次元スケール、1次元受光素子
アレイを使用しているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、2次元スケール、2次元受光素子アレイと
してもよい。また、上記実施の形態において、半導体層
34、35、36はアモルファスシリコンとするのが好
適であるが、応答性の向上させるためポリシリコンを用
いることも可能である。その他ZnSe、CdSe等も
用いることができる。また上記実施の形態では、半導体
層34、35、36をこの順で透明電極32上に積層さ
せていたが、この順を入れ替えて、半導体層36,3
5,34の順で透明電極32上に積層させるようにして
もよい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明に係る光電式
エンコーダは、面発光光源と受光素子アレイとは別々の
工程で製造され、それぞれの合格品のみを組み立てるよ
うにすることができるので、発光部と受光部をモノリシ
ック的に製造する場合に比べて歩留まりが向上し、製造
コストを低減することができ、かつ、面発光光源を面状
の光透過部材に近接させて配置させても破損の心配が無
いので、装置の小型化も実現できる。また、受発光部の
保持機構を簡単化できるので、生産効率を高くすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施の形態に係る光電式エン
コーダの構成を示している。
【図2】 第一の実施の形態に使用される受光モジュー
ル30の構造を示している。
【図3】 第一の実施の形態に使用される受光モジュー
ル30と回路基板50の接続方法の一方法を示してい
る。
【図4】 第一の実施の形態に使用される受光モジュー
ル30と回路基板50の接続方法の他の方法を示してい
る。
【図5】 本発明の第二の実施の形態に係る光電式エン
コーダの構成を示している。
【図6】 図5に示す受光モジュール30の断面構造の
一例を示す。図7は、受光モジュール30の断面構造の
他の例を示す。
【図7】 受光モジュール30の断面構造の他の例を示
す。
【図8】 本発明の第三の実施の形態に係る光電式エン
コーダの構成を示している。
【図9】 同実施の形態の受光素子群とインデックスス
ケールの複数セットの配置構成を示す図である。
【図10】 同実施の形態の受光モジュール30の平面
図である。
【図11】 図8のA―A´断面図である。
【図12】 第三の実施の形態の変形例を示す。
【符号の説明】
10・・・スケール 20・・・面発光光源 30・・・・・・受光モジュール 31・・・・・・透明基板 32・・・・・・透明電極 33・・・・・・保護膜 50・・・・・・回路基板 70・・・・・・発光側格子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の基準格子が形成された反射型スケ
    ールと、 前記スケール上に照射するための光束を発する面状発光
    面を備えた面発光光源と、 前記面発光光源と前記反射型スケールとの間の位置に前
    記面発光光源と近接させて配置される光透過部材と、 該光透過部材に形成され前記面発光光源の前面に配置さ
    れた発光側格子と、 前記光透過型部材の内部又は外部に配置された複数の受
    光素子により構成され前記面発光光源からの光束を前記
    発光側格子及び前記基準格子を介して受光する受光素子
    アレイとを備えたことを特徴とする光電式エンコーダ。
  2. 【請求項2】 前記発光側格子は、該複数の受光素子の
    前記面発光光源側に設けられ前記受光素子アレイに接続
    された電極膜である請求項1に記載の光電式エンコー
    ダ。
  3. 【請求項3】 前記光透過部材上の前記面発光光源と対
    向する位置に形成され、前記面発光光源からの光束を偏
    向させる偏向光学部材を備えた請求項1に記載の光電式
    エンコーダ。
  4. 【請求項4】 前記受光素子アレイは、その検出信号の
    位相が異なる複数の受光素子群からなるとともに、この
    受光素子群と前記発光側格子とが前記反射型スケールの
    測定軸方向に交互に配置されている請求項1に記載の光
    電式エンコーダ。
  5. 【請求項5】 前記発光側格子は、前記受光素子アレイ
    の配線用の金属膜と同一の工程で同一の材料により形成
    される請求項4に記載の光電式エンコーダ。
  6. 【請求項6】 前記発光側格子は、前記受光素子と同様
    の構造を備えたダミー素子と、このダミー素子上に形成
    された金属膜とにより構成されたものである請求項4に
    記載の光電式エンコーダ。
  7. 【請求項7】 前記受光素子アレイは前記発光側格子の
    側方に設けられた請求項1に記載の光電式エンコーダ。
  8. 【請求項8】 前記光透過部材上の前記面発光光源と対
    向する位置に形成され、前記面発光光源からの光束を偏
    向させる偏向光学部材を備えた請求項7に記載の光電式
    エンコーダ。
  9. 【請求項9】 前記発光側格子は、前記受光素子アレイ
    の配線用の金属膜と同一の工程で同一の材料により形成
    される請求項7に記載の光電式エンコーダ。
  10. 【請求項10】 前記発光側格子は、前記受光素子と同
    様の構造を備えたダミー素子と、このダミー素子上に形
    成された金属膜とにより構成されたものである請求項7
    に記載の光電式エンコーダ。
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