JP2003160879A - 長期保管性および耐キズ付き性に優れたアルミニウム下地処理材の製造方法 - Google Patents
長期保管性および耐キズ付き性に優れたアルミニウム下地処理材の製造方法Info
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Abstract
性および耐食性に優れ、長期保管による性能低下および
保管中のキズ付きの発生しにくい飲料缶または食缶用の
アルミニウム蓋材の製造方法を提供する。 【解決手段】アルミニウム材表面に、厚さ=1〜200
nmで、かつ最表面〜酸化皮膜/アルミ界面までの深さ
方向での最大濃度がMgで5mass%以下、Hで10
mass%以下のAlおよびOを主成分とする酸化皮膜
を設けた後、水分の含有量が10mass%以下の油脂
を塗布し、直ちに表面同士を重ね合わせ、かつ重ねられ
た状態の油脂量を1〜20mg/m2の範囲とする。
Description
蓋用に適するアルミニウム塗装下地処理材に関し、特に
クロメート皮膜、ジルコニウム皮膜等の化成下地処理を
行わずに樹脂皮膜を塗装するアルミニウム材に関する。
特性を有し、かつ美感、成形加工性、耐食性等に優れた
特徴を有しているため、各種容器類等に広く使われてい
る。例えば、食品のアルミニウム等容器は、アルミニウ
ムの優れた成形加工性を利用して、樹脂塗装を行った
後、絞り加工する方法等により成形されている。
ム表面と樹脂塗装との間の密着性を優れたものとするた
めに、アルミニウム表面に密着性向上効果の大きい下地
皮膜を予め施しておくことが一般的に行われている。こ
のため従来は、リン酸、クロム酸およびフッ酸を主成分
とする化成処理液でアルミニウム材を処理する、クロメ
ート処理が施されてきた。例えば特開平3−17758
0号には下地皮膜としてクロム付着量を7〜25mg/
m2としたリン酸クロメート皮膜層を設けた樹脂塗装材
が提案されている。このようなクロメート処理は、製造
工程管理が容易でコストが安く、しかも性能が安定する
ため、広く用いられてきた。しかし近年、環境汚染、環
境破壊、健康に対する安全性、エネルギー需給等への関
心が急激に高まっており、クロムを使用しない処理が重
要視されるようになった。
イオンを含まない化成処理液を塗布またはスプレー等で
アルミニウム材表面に付着させた、いわゆるノンクロメ
ート皮膜と言われる下地処理アルミニウム材が提案され
ており、これらの処理液は有害な6価クロムを含まない
ことから、環境汚染や健康被害といった問題が著しく軽
減されている。しかし、これらの皮膜は成形加工後の塗
膜密着性やレトルト処理といった苛酷な条件下での耐食
性に問題を残しており、リン酸クロメート皮膜の性能レ
ベルに達していない。
先立ち、アルミニウム酸化皮膜の厚みおよび構成成分を
的確に制御することによって、重金属を含む化成皮膜を
付与しなくとも塗膜密着性に優れた材料を提供できるこ
とを発明した。(特願2001−316776)。具体
的には、表面に厚さ=1〜200nmで、かつ最表面〜
酸化皮膜/アルミ界面までの深さ方向での最大濃度がM
gで5mass%以下、Hで10mass%以下のAl
およびOを主成分とする酸化皮膜を設けることにより、
塗料の塗膜密着性および耐食性に優れた缶蓋用アルミニ
ウム下地処理材を低コストで得ることができるものであ
る。
ラインによって酸化皮膜形成直後に樹脂塗料を塗布する
ため、酸化皮膜の物性は問題にならず、この発明は十分
実用的である。しかし、酸化皮膜のままの状態で客先に
納入し、客先で樹脂塗料を塗布する場合や、酸化皮膜形
成ラインと塗装ラインが分割されている場合など、酸化
皮膜形成から樹脂塗料塗布処理までが連続しない場合に
は、材料の長期保管性および耐キズ付き性が問題にな
る。すなわち、この酸化皮膜は反応活性が高く、空気中
の酸素や水分と反応して水酸化物等を生成し、皮膜中に
Hが増加して塗膜密着性および耐食性が劣化するので、
塗装前状態における長期保管性が極めて低い。加えて、
この酸化皮膜には潤滑作用が期待できないため、塗装前
状態のコイル状の材料を巻き取る際などに、材料表面同
士がこすれあい、キズが入りやすい。こうした事情か
ら、酸化皮膜形成〜塗装処理の不連続に耐える長期保管
性と、材料表面の耐キズ付き性を併せ持つ、化成皮膜を
持たないアルミニウム下地処理材の開発が望まれてい
た。
保護方法を種々検討した結果、先の発明をさらに改良し
て、酸化皮膜の上に水分の含有量が10mass%以下
の油脂を塗布し、直ちに表面同士を重ね合わせる方法で
あって、重ねられた状態の油脂量を1〜20mg/m2
の範囲とすることにより、上記課題を解決できることを
見出した。すなわち本発明は、アルミニウム材表面に、
厚さ=1〜200nmで、かつ最表面〜酸化皮膜/アル
ミ界面までの深さ方向での最大濃度がMgで5mass
%以下、Hで10mass%以下のAlおよびOを主成
分とする酸化皮膜があり、アルミニウム材同士が重ねら
れた状態でアルミニウム材表面に水分の含有量が10m
ass%以下で油脂量が1〜20mg/m2の油膜が存
在することを特徴とする長期保管性および耐キズ付き性
に優れた缶蓋用アルミニウム下地処理材である。またア
ルミニウム材表面に、厚さ=1〜200nmで、かつ最
表面〜酸化皮膜/アルミ界面までの深さ方向での最大濃
度がMgで5mass%以下、Hで10mass%以下
のAlおよびOを主成分とする酸化皮膜を設けた後、水
分の含有量が10mass%以下の油脂を塗布し、直ち
に表面同士を重ね合わせ、かつ重ねられた状態の油脂量
が1〜20mg/m2の範囲であることを特徴とする長
期保管性および耐キズ付き性に優れた缶蓋用アルミニウ
ム下地処理材の製造方法である。
度、加工性を満足させるために2〜5mass%程度の
Mgを添加したアルミニウム合金(JIS−5021、
5052、5082、5182等)が使われており、こ
れらの材料は、加熱−圧延時にアルミニウム材マトリク
ス中のMgが表面に偏析濃化することが知られている。
発明者らはGDS(グロー放電発光スペクトル)、オー
ジェといった解析機器を用い、酸化皮膜の深さ方向の元
素分布、いわゆるデプスプロファイルを詳細に調査し
た。その結果、各元素は酸化皮膜全体に均一に存在する
のではなく、また明確な二層を形成しているのでもな
く、各元素ごとの濃度分布が異なることを確認した。な
お、測定対象とした元素は、H,C,O,Mg,Al,
Mn,Si,Fe,Zn,CrおよびZrであり、以
後、各元素のmass%は、この11元素を母集団とし
て議論するが、これらはアルミニウム材表面のほとんど
全てを網羅していると考えられるため、議論の一般性を
何ら損なうものではない。また、その深さ方向の測定精
度は1nmの精度が十分に保証されるものである。
ではなく、また従来の2層構造モデルで示されるような
明確な層を形成しておらず、最表面よりやや深い部位が
最も濃化した濃度勾配を有して分布している。この時、
最表面〜酸化皮膜/アルミ界面までの深さ方向でのMg
の最大濃度が5mass%以下となるよう調製した酸化
皮膜は、缶用塗料の塗膜とアルミニウム材の塗膜密着
性、特に、板厚減少を伴う強加工後の塗膜密着性が十分
高いのに対し、最大濃度が5mass%を超えている
と、加工後の塗膜密着性が著しく低下することを見出し
た。その理由として、Mg化合物は純粋なアルミ酸化膜
との親和性に乏しく、Mg化合物/アルミ酸化膜の界面
から塗膜剥離しやすいためと考えられる。また、Mg化
合物は水への溶解度が高いので、多量に存在すると耐食
性をも低下させる。そしてそれらの悪影響は、深さ方向
でのMgの最大濃度が5mass%を超えた時に顕著に
現れる。
も、Mgと同様に深さ方向に傾斜構造を有していた。そ
して、最表面〜酸化皮膜/アルミ界面までの深さ方向で
の最大濃度が10mass%以下となるよう調製した
時、塗料の塗膜とアルミニウム材の加工後の塗膜密着性
が十分高いのに対し、最大濃度が10mass%を超え
ていると、加工後の塗膜密着性が低下することを見出し
た。その理由として、Hを含む化合物(水酸化Al,水
酸化Mg,他)はもろいので、缶蓋のような強加工を行
うと、Hを含む化合物を起点にして酸化皮膜が破壊され
るためと考えられる。そしてその悪影響は、Hの最大濃
度が10mass%を超えた時に顕著に現れる。なお、
上記のMgとHの効果はどちらも大きいので、その最大
濃度は同時に規定されるべきであり、どちらか片方を規
定しただけでは十分な塗膜密着性を発揮することはでき
ない。これらの発明の範囲を図示すると、図1のとおり
である。
れ規定した酸化皮膜をアルミニウム材表面に形成するこ
とにより、CrやZrといった重金属を含む下地処理皮
膜を付与しなくとも、優れた塗膜密着性および耐食性が
得られる。
0nmが良い。1nm未満では酸化皮膜が少量のため、
むき出しのアルミニウム表面が出現するなどで、塗膜密
着性および耐食性が十分に発揮されない。一方、200
nmを超えると、酸化皮膜が多量のためもろくなり、コ
イル巻取りなどの材料変形や蓋加工などの強い加工に耐
えられず、酸化皮膜自身の微小なひび割れ(マイクロク
ラック)を引き起こし、やはり塗膜密着性が低下する。
例として、エッチング量が50〜200mg/m2のア
ルカリ脱脂を行った後、pHが4.0以下かつAl,M
gイオン濃度がそれぞれ1mass%以下の酸(希硫酸
など)にて酸洗浄を行う方法を挙げることができる。ア
ルカリ脱脂によるエッチング量が50mg/m2では均
質な酸化皮膜が形成されず、200mg/m2を超える
とアルミニウム板厚の精度に悪影響を及ぼす。また、酸
洗がMgの低減に寄与することは、主に自動車用アルミ
ニウム材の分野において公知であるが、pHが4.0を
超えるとその効果が半減する。さらに本発明の特徴であ
る酸化皮膜中のMgおよびH濃度の規定にあたって、酸
洗浴中のAlイオン濃度が1mass%を超えると表面
に水酸化Al等が残存するのでHが、Mgイオン濃度が
1mass%を超えると表面にMg化合物が析出するの
でMgが、それぞれ酸化皮膜中に濃縮するので好ましく
ない。
においてはこの油膜が重要であり、適切な水分量を油を
適切な油膜量となるように制御することによって、優れ
た長期保管性および耐キズ性を得ることができる。
保護し、さらに潤滑性を与えてキズ付きを防止するに
は、油脂類を塗布することが行われている。ただし、上
記課題を解決するためには、単に油脂を塗布するのでは
なく、その油脂に含まれる水分を10mass%以下に
する必要がある。すなわち、油脂に含まれる水分が10
mass%を超えた場合、その水分が酸化皮膜と反応
し、塗膜密着性および耐食性を低下させるので好ましく
ない。市販される潤滑油の中には、水と混合しエマルシ
ョンとして用いるものがあり、こうしたものは本発明に
適さない。また、水と混合しないタイプの潤滑油でも、
潤滑性向上のため成分中に界面活性剤を含む場合が多
く、こうした油脂を高温多湿環境下で保管すると、空気
中の水分を取り込むことがあるので、本発明を適用する
際には注意が必要である。
用途の場合には、食品衛生上無害な植物油を原料とした
ものが好ましく用いられる。例えば、植物油から得られ
る有機エステル系の油脂で、高級脂肪酸(セバシン酸、
アジピン酸など)を高級アルコール(オクチルアルコー
ルなど)でエステル化したもの、具体的には、ジ−2−
エチルヘキシルセバケートや、市販品のDOS−A油、
DOA油などを挙げることができる。
食性を最大限に発揮するためには、塗膜と酸化皮膜の間
に有機物が極力介在しないことが望ましい。なぜなら、
塗膜と酸化皮膜の界面における好ましい相互作用が、有
機物によって阻害されるためである。加えて、近年急速
に普及してきた水性塗料を塗装する場合、過度の有機物
の存在は、塗工時のハジキをまねく危険もある。そこ
で、重ねられた状態の油脂量を1〜20mg/m2の範
囲とすることによって、上記課題を全て満足できる。重
ねられた状態の油脂量が1mg/m2未満では、油脂に
よる保護作用が十分に機能しないため、長期保管中に酸
化皮膜が劣化する上、取り扱いの際にキズも入りやす
い。また、20mg/m2を超えると、長期保管性は良
好であるが、塗料の塗膜密着性が低下し、特に水性塗料
においては、塗工時のハジキも発生しやすい。なお、重
ねられていない状態では、この油脂量の範囲で長期保管
中の酸化皮膜の劣化を防ぎきれない。こうした理由か
ら、塗布する油脂の量を最小限にする方法を模索した結
果、油脂の塗布後、直ちに表面同士を重ね合わせ、外気
と表面の接触を防ぐのが有効であることを見出した。表
面同士を重ね合わせる方法は、油脂の塗布直後にコイル
状に巻き取るのが生産効率の点で最も好適だが、切り揃
えて積み重ねる方法でも問題ない。巻き取る際は、コイ
ルの形態をなす程度にきつく張力がかけられていれば十
分である。なお、油脂塗布から重ね合わせまでの時間
は、コイル巻き取り、切り揃えともに数秒以内であるこ
とが強く推奨される。
施の形態を具体的に説明する。アルミニウム材は全てJ
IS5021合金(板厚0.25mm、コイル状)を用
いた。酸化皮膜は、常法によりアルカリ脱脂(エッチン
グ量=約100mg/m2)した後、50℃の1%硫酸
(当社酸洗ラインにて一週間使用した液)に5秒間浸漬
し、常温の純水にて5秒間洗浄、150℃の熱風で3秒
間乾燥させることにより形成した。この板に表1に示す
油を静電塗油法により塗布し、連続的にコイル状に巻き
取り、あるいは板状に切り出して積み重ねた後、3ヶ月
間室内に放置した後にエポキシ樹脂を主成分とする水性
塗料を塗布量=7g/mm2、乾燥温度250℃の条件
で塗布・焼付した。
価試験を実施した。 [キズ]材料を重ね合わせた際などに入った、長さ10m
m以上のキズの個数を計数する。A4サイズの材料5枚
の表裏で計数し、平均する。 [塗料ハジキ]塗料焼付後、塗料ハジキに由来する塗装ヌ
ケの個数を計数する。A4サイズの材料5枚の片面(塗
装面)で計数し、平均する。 [レトルト密着性試験]加圧滅菌装置により、試験片を水
道水中にて125℃×30分保持した後、JIS−K5
400に準拠した1mm角碁盤目試験を行う。 [30%圧延密着性試験]圧延機により、30%の板厚減
少となるまで圧延加工した後、JIS−K5400に準
拠した1mm角碁盤目試験を行う。 [モデルジュース耐食性試験]試験片に×型の切り込み
(各辺の長さ40mm)を入れ、1.0mass%クエ
ン酸一水和物+0.5mass%塩化ナトリウムの水溶
液に70℃×72時間浸漬し、腐食の発生度合いを評価
する。(◎:腐食なし,○:切り込みの一部に1mm以
下の腐食,△:切り込みの一部に1〜2mmの腐食,△
×:切り込み全面に1〜2mmの腐食,×:切り込み全
面に2mm以上の腐食)
板同士を重ねたもの、発明例2は板状に切り出して直ち
に積み重ねたものであり、発明例3は発明例1の塗布量
を変えたもの、また発明例4は市販DOS−A油に界面
活性剤を3mass%、水分を7mass%加えて、油
の水分量を本発明の範囲内で変化させたものである。表
2から明らかなように、本発明条件を満足するこれら発
明例1〜4は、いずれも各評価試験とも優秀な結果とな
った。これに対し、比較例1は市販エマルションタイプ
潤滑油(水分=22mass%)を用いたもの、比較例
2は市販DOS−A油に界面活性剤を3mass%、水
分を15mass%加えた油を用いたもので、塗布した
油脂に水分が多く含まれていたため、これが酸化皮膜の
塗膜密着性および耐食性を低下させた。比較例3は市販
DOS−A油を0.4mg/m2塗布したもので、油脂
の量が少ないためキズが入り、比較例4は逆に29mg
/m2と油量が多すぎるため水性塗料のハジキが発生し
ている。また比較例5は、発明例2と同じ量の塗布だ
が、油の塗布後に重ねずに放置したために酸化皮膜の変
質が進み、塗膜密着性および耐食性が低下した。
の有害重金属を含まず、塗料の塗膜密着性および耐食性
に優れ、しかも長期保管による性能低下および保管中の
キズ付きの発生しにくいアルミニウム材を提供すること
ができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 アルミニウム材表面に、厚さ=1〜20
0nmで、かつ最表面〜酸化皮膜/アルミ界面までの深
さ方向での最大濃度がMgで5mass%以下、Hで1
0mass%以下のAlおよびOを主成分とする酸化皮
膜があり、アルミニウム材同士が重ねられた状態でアル
ミニウム材表面に水分の含有量が10mass%以下で
油脂量が1〜20mg/m2の油膜が存在することを特
徴とする長期保管性および耐キズ付き性に優れたアルミ
ニウム下地処理材。 - 【請求項2】 アルミニウム材表面に、厚さ=1〜20
0nmで、かつ最表面〜酸化皮膜/アルミ界面までの深
さ方向での最大濃度がMgで5mass%以下、Hで1
0mass%以下のAlおよびOを主成分とする酸化皮
膜を設けた後、水分の含有量が10mass%以下の油
脂を塗布し、直ちに表面同士を重ね合わせ、かつ重ねら
れた状態の油脂量が1〜20mg/m2の範囲であるこ
とを特徴とする長期保管性および耐キズ付き性に優れた
アルミニウム下地処理材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001358167A JP2003160879A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 長期保管性および耐キズ付き性に優れたアルミニウム下地処理材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001358167A JP2003160879A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 長期保管性および耐キズ付き性に優れたアルミニウム下地処理材の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003160879A true JP2003160879A (ja) | 2003-06-06 |
Family
ID=19169391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001358167A Pending JP2003160879A (ja) | 2001-11-22 | 2001-11-22 | 長期保管性および耐キズ付き性に優れたアルミニウム下地処理材の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003160879A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005065846A1 (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | 加工品の油剤付着方法 |
JP2006200007A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Furukawa Sky Kk | 脱脂後水濡れ性及び接着性に優れた自動車ボディーシート用アルミニウム合金板 |
-
2001
- 2001-11-22 JP JP2001358167A patent/JP2003160879A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005065846A1 (ja) * | 2004-01-08 | 2005-07-21 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | 加工品の油剤付着方法 |
CN100381215C (zh) * | 2004-01-08 | 2008-04-16 | 日本特殊陶业株式会社 | 在工件上涂附油剂的方法 |
US7575782B2 (en) | 2004-01-08 | 2009-08-18 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Method for depositing oil agent on workpiece |
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