JP2003160499A - 皮膚外用組成物及びその用途 - Google Patents

皮膚外用組成物及びその用途

Info

Publication number
JP2003160499A
JP2003160499A JP2001363187A JP2001363187A JP2003160499A JP 2003160499 A JP2003160499 A JP 2003160499A JP 2001363187 A JP2001363187 A JP 2001363187A JP 2001363187 A JP2001363187 A JP 2001363187A JP 2003160499 A JP2003160499 A JP 2003160499A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
skin
meth
external
weight
polymer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001363187A
Other languages
English (en)
Inventor
Mamoru Tsuchida
衛 土田
Ken Suzuki
憲 鈴木
Motohiro Mitani
元宏 三谷
Takashi Yamamoto
尚 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
NOF Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NOF Corp filed Critical NOF Corp
Priority to JP2001363187A priority Critical patent/JP2003160499A/ja
Publication of JP2003160499A publication Critical patent/JP2003160499A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】アゼライン酸類を含有する皮膚感覚刺激を抑制
した皮膚外用組成物を提供する。また、脱毛抑制用、ニ
キビ治療用の皮膚外用組成物を提供する。 【解決手段】ホスホリルコリン類似基含有重合体を0.
001〜10重量%又はポリオキシアルキレングリコー
ル誘導体を0.001〜80重量%と、アゼライン酸類
を1〜40重量%とを含むことを特徴とする皮膚外用組
成物。ホスホリルコリン類似基含有重合体を0.001
〜10重量%とポリオキシアルキレングリコール誘導体
を0.001〜80重量%とアゼライン酸類を1〜40
重量%とを共に含むことを特徴とする皮膚外用組成物。
前記記載の、用途が脱毛抑制用、ニキビ治療用である皮
膚外用組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚外用組成物に
関する。さらに詳細には、ホスホリルコリン類似基含有
重合体又はポリオキシアルキレングリコール誘導体と、
アゼライン酸類を含む皮膚外用組成物とその脱毛抑制
用、ニキビ治療用の用途に関する。
【0002】
【従来の技術】アゼライン酸は、穀物に含まれる酸であ
り、皮膚外用剤として配合したものはニキビの治療(米
国特許第4292326号明細書)、美白化粧料(米国
特許第4386104号明細書、特開平7−20663
2号公報)、脱毛症(日本国特許第2505983号)
等への応用が知られている。しかし、アゼライン酸はジ
カルボン酸であり、外用剤の成分として含まれる場合、
非常に酸性が強い外用剤となり、その結果として、アゼ
ライン酸配合外用剤は皮膚感覚刺激の強い外用剤とな
り、その市場拡大が妨げられている。一方、皮膚感覚刺
激を抑制する方法としてストロンチウムを添加する方法
等が知られている(Contact Dermatit
is,2000,42,98−100)。しかし、前記
ストロンチウムを皮膚外用剤に用いることは難しく、ま
たストロンチウムがアゼライン酸の皮膚感覚刺激を抑制
することも知られていない。さらにはアゼライン酸の酸
性度を中和する試みも行われているが、現在、中和した
ことにより、皮膚感覚刺激を抑制したよいアゼライン酸
含有の外用剤は見当たらない。
【0003】ホスホリルコリン類似基含有重合体及びポ
リオキシアルキレングリコール誘導体は、保湿剤として
各種化粧品等皮膚外用剤(特開平5−40321号公
報)に添加されている物質であり、ホスホリルコリン類
似基含有重合体に関しては界面活性剤等により惹起され
る肌荒れを抑制することが知られている(特開平9−3
15949号公報、特開2000−290155号公
報)。しかし、ホスホリルコリン類似基含有重合体や、
ポリオキシアルキレングリコール誘導体がアゼライン酸
含有皮膚外用剤の感覚刺激を抑制することは知られてい
なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、共存
するアゼライン酸類の皮膚感覚刺激を抑制した皮膚外用
組成物を提供することにある。さらには特定の用途の皮
膚外用剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記の問
題点に鑑み鋭意検討した結果、アゼライン酸類とホスホ
リルコリン類似基含有重合体、又はアゼライン酸類とポ
リオキシアルキレングリコール誘導体を共存させること
により、含有するアゼライン酸類の皮膚感覚刺激を抑制
できることを見出し、本発明を完成した。すなわち、本
発明は、次の(1)〜(4)である。
【0006】(1)ホスホリルコリン類似基含有重合体
を0.001〜10重量%又はポリオキシアルキレング
リコール誘導体を0.001〜80重量%と、アゼライ
ン酸類を1〜40重量%とを含むことを特徴とする皮膚
外用組成物。 (2)ホスホリルコリン類似基含有重合体を0.001
〜10重量%とポリオキシアルキレングリコール誘導体
を0.001〜80重量%とアゼライン酸類を1〜40
重量%とを共に含むことを特徴とする皮膚外用組成物。 (3) 脱毛抑制用である前記(1)又は(2)に記載
の皮膚外用組成物。 (4)ニキビ治療用である前記(1)又は(2)に記載
の皮膚外用組成物。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の皮膚外用組成物は、ホス
ホリルコリン類似基含有重合体とアゼライン酸類、又は
ポリオキシアルキレングリコール誘導体とアゼライン酸
類を含むことを特徴とする。前記のホスホリルコリン類
似基含有重合体は、側鎖に次の式[I]で表される基
(PC基と略す。)を有する重合体(以下PC重合体と
略す。)である。
【0008】
【化1】
【0009】{ただし、R1、R2、R3は同一又は異な
る基であって、炭素数1〜8のアルキル基、R4は−
(CH2−CHR6O)m−(CH2−CHR6)−基(こ
こで、R6は水素原子、メチル基又はエチル基を示し、
mは0〜10の整数を示す。)、R 5は−(CH2)g−
(ここで、gは2〜10の整数である。)を示す。} 式[I]のR1、R2、R3の炭素数1〜8のアルキル基
としては、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル
基、ペンチル基、ヘキシル基、イソプロピル基、イソブ
チル基等が挙げられ、同一でも異なっていてもよい。入
手性の点等から、好ましくはメチル基である。
【0010】PC重合体は、例えば、式[I]で表され
る基を有する単量体(PC単量体と略す。)を単独重合
するか又は他の単量体と共重合して得ることができる。
PC単量体としては、分子中に重合性の二重結合と前記
式[I]で表される基を有していればよい。PC単量体
としては、例えば、下記の式[II]で示される単量体が
挙げられる。
【0011】
【化2】
【0012】(式中、Rl、R2及びR3は同一又は異な
る基であって、炭素数1〜8のアルキル基、nは2〜4
の整数を示す。また、R7は水素原子又はメチル基を示
す。)
【0013】式[II]のPC単量体の具体例としては、
例えば、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2’
−(トリメチルアンモニオ)エチルホスフエート、3−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル−2’−(トリメ
チルアンモニオ)エチルホスフエート、4−(メタ)ア
クリロイルオキシブチル−2’−(トリメチルアンモニ
オ)エチルホスフエート、5−(メタ)アクリロイルオ
キシペンチル−2’−(トリメチルアンモニオ)エチル
ホスフエート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル
−2’−(トリエチルアンモニオ)エチルホスフエー
ト、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル−2’−
(トリエチルアンモニオ)エチルホスフエート、4−
(メタ)アクリロイルオキシブチル−2’−(トリエチ
ルアンモニオ)エチルホスフエート、5−(メタ)アク
リロイルオキシペンチル−2’−(トリエチルアンモニ
オ)エチルホスフエート、2−(メタ)アクリロイルオ
キシエチル−2’−(トリプロピルアンモニオ)エチル
ホスフエート、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピ
ル−2’−(トリプロピルアンモニオ)エチルホスフエ
ート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチル−2’−
(トリプロピルアンモニオ)エチルホスフエート、5−
(メタ)アクリロイルオキシペンチル−2’−(トリプ
ロピルアンモニオ)エチルホスフエート、2−(メタ)
アクリロイルオキシエチル−2’−(トリブチルアンモ
ニオ)エチルホスフエート、3−(メタ)アクリロイル
オキシプロピル−2’−(トリブチルアンモニオ)エチ
ルホスフエート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチ
ル−2’−(トリプロピルアンモニオ)エチルホスフエ
ート、5−(メタ)アクリロイルオキシペンチル−2’
−(トリブチルアンモニオ)エチルホスフエート、2−
(メタ)アクリロイルオキシエチル−3’−(トリメチ
ルアンモニオ)プロピルホスフエート、2−(メタ)ア
クリロイルオキシエチル−4’−(トリメチルアンモニ
オ)ブチルエチルホスフエート、2−(メタ)アクリロ
イルオキシエチル−3’−(トリエチルアンモニオ)プ
ロピルホスフエート、2−(メタ)アクリロイルオキシ
エチル−4’−(トリエチルアンモニオ)ブチルホスフ
エート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−3’
−(トリプロピルアンモニオ)プロピルホスフエート、
2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−4’−(トリ
プロピルアンモニオ)ブチルホスフエートが挙げられ
る。
【0014】さらに、2−(メタ)アクリロイルオキシ
エチル−3’−(トリブチルアンモニオ)プロピルホス
フエート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−
4’−(トリブチルアンモニオ)ブチルホスフエート、
3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル−3’−(ト
リメチルアンモニオ)プロピルホスフエート、3−(メ
タ)アクリロイルオキシプロピル−4’−(トリメチル
アンモニオ)ブチルホスフエート、3−(メタ)アクリ
ロイルオキシプロピル−3’−(トリエチルアンモニ
オ)プロピルホスフエート、3−(メタ)アクリロイル
オキシプロピル−4’−(トリエチルアンモニオ)ブチ
ルホスフエート、3−(メタ)アクリロイルオキシプロ
ピル−3’−(トリプロピルアンモニオ)プロピルホス
フエート、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル−
4’−(トリプロピルアンモニオ)ブチルホスフエー
ト、3−(メタ)アクリロイルオキシプロピル−3’−
(トリブチルアンモニオ)プロピルホスフエート、3−
(メタ)アクリロイルオキシプロピル−4’−(トリブ
チルルアンモニオ)ブチルホスフエート、4−(メタ)
アクリロイルオキシブチル−3’−(トリメチルアンモ
ニオ)プロピルホスフエート、4−(メタ)アクリロイ
ルオキシブチル−4’−(トリメチルアンモニオ)ブチ
ルホスフエート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチ
ル−3’−(トリエチルアンモニオ)プロピルエチルホ
スフエート、4−(メタ)アクリロイルオキシブチル−
4’−(トリエチルアンモニオ)ブチルホスフエート、
4−(メタ)アクリロイルオキシブチル−3’−(トリ
プロピルアンモニオ)プロピルホスフエート、4−(メ
タ)アクリロイルオキシブチル−4’−(トリプロピル
アンモニオ)ブチルホスフエート、4−(メタ)アクリ
ロイルオキシブチル−3’−(トリブチルアンモニオ)
プロピルホスフエート、4−(メタ)アクリロイルオキ
シブチル−4’−(トリブチルアンモニオ)ブチルホス
フエートが挙げられる。
【0015】さらに、式[I]で示される基を1〜2個
有するマレイン酸、フマル酸、イタコン酸等の単量体の
誘導体等を挙げることができる。前記PC単量体の中で
も、式[II]で表される単量体が好ましく、特に各種検討
されていて入手性等の点から前記式[II]のRl=R2
3がメチル基、R7がメチル基、nが2である2−メタ
クリロイルオキシエチル−2’−(トリメチルアンモニ
オ)エチルホスフエート(以下MPCと略す。)が好ま
しい。MPCは以下の[III]式で示される。
【0016】
【化3】
【0017】前記PC単量体は、1種を単独で重合に用
いてもよいし、2種以上を混合して重合に用いることも
できる。
【0018】また、PC重合体に用いる他の単量体とし
ては、例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルへキシル(メタ)アクリレート、n−ド
デシル(メタ)アクリレート、シクロへキシル(メタ)
アクリレート等のアルキル(メタ)アクリレート;3−
{(メタ)アクリロイルオキシプロピル}トリメトキシ
シラン、3−{(メタ)アクリロイルオキシプロピル}
トリエートキシシラン、3−{(メタ)アクリロイルオ
キシプロピル}トリプロピルオキシシラン等のシリル基
含有(メタ)アクリレート;2−(ペルフルオロオクチ
ル)エチル(メタ)アクリレート、1H,1H,5H−
オクタフルオロペンチル(メタ)アクリレート、1H,
1H,7H−ドデカフルオロへプチル(メタ)アクリレ
ート、2,2,2−トリフルオロ−1−トリフルオロメ
チルエチル(メタ)アクリレート等のフッ素系(メタ)
アクリレート;2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
ポリエチレングリコールモノ(メタ)アクリレート、ポ
リプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート等の
水酸基含有(メタ)アクリレート;(メタ)アクリル酸
アミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリル酸アミド等
のアミド系単量体;(メタ)アクリル酸を挙げることが
できる。さらに他の単量体として、例えば、スチレン、
メチルスチレン、クロロメチルスチレン等の置換もしく
は無置換のスチレン系単量体;エチルビニルエーテル、
ブチルビニルエーテル等のビニルエーテル系単量体;酢
酸ビニル等のビニルエステル系単量体;トリメトキシビ
ニルシラン、トリエートキシビニルシラン等のビニルシ
ラン系単量体;エチレン、プロピレン、イソブチレン、
塩化ビニル、塩化ビニリデン等の置換もしくは無置換の
炭化水素系単量体;ジエチルフマレート、ジエチルマレ
ート等の二塩基酸エステル系単量体;N−ビニルピロリ
ドン等を挙げることができる。これらの単量体の内、よ
り好ましくは水酸基含有(メタ)アクリレート、アルキ
ル(メタ)アクリレート、スチレン系単量体、ビニルシ
ラン系単量体が挙げられる。それらの中でも炭素数1〜
8のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を有するメタ
クリル酸エステルが特性上からより好ましい。
【0019】前記のPC重合体は、前記のPC単量体を
単独で、又は、PC単量体とその他の単量体との単量体
混合組成物を、公知の溶液重合、塊状重合、乳化重合、
懸濁重合等の方法を用いて製造することができる。ま
た、その重合の際に、重合系を、窒素、二酸化炭素、ヘ
リウム等の不活性ガスの雰囲気下、重合温度0〜100
℃、重合時間10分〜48時間の重合条件でラジカル重
合させる方法等が挙げられる。重合に際しては、通常の
ラジカル重合開始剤を用いることができる。ラジカル重
合開始剤としては、例えば、2,2’−アゾビス(2−
アミジノプロピル)二塩酸塩、4,4’−アゾビス(4
−シアノ吉草酸)、2,2’−アゾビス(2−(5−メ
チル−2−イミダゾリン−2−イル)プロパン)二塩酸
塩、2,2’−アゾビスイソブチルアミド二水和物、
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(AIBN)、
過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム、過酸化ベンゾイ
ル、ジイソプロピルペルオキシジカーボネート、t−ブ
チルペルオキシ−2−エチルヘキサノエート、t−ブチ
ルペルオキシピバレート、t−ブチルペルオキシジイソ
ブチレート、過酸化ラウロイル、2,2’−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)、t−ブチルペル
オキシネオデカノエート等が挙げられる。これらのラジ
カル重合開始剤は、単独で用いても2種以上を混合して
用いてもよい。また、前記重合開始剤には各種レドック
ス系の促進剤を併用してもよい。重合開始剤の使用量
は、単量体もしくは単量体組成物100重量部に対して
0.01〜5.0重量部が好ましい。
【0020】前記のPC重合体は、重量平均分子量で5
000〜10000000が望ましい。使用目的に応じ
て重量平均分子量は種々調整することができるが、効
果、使用感、扱い易さ等を勘案した場合、好ましくは重
量平均分子量で10000〜1000000である。ま
た、重合体中におけるPC単量体と他の単量体に基づく
構成単位のモル比は20:80〜100:0が好まし
い。さらに好ましくは60:40〜100:0である。
PC単量体のモル比が20%より少なくなるとPC重合
体のもつ感覚刺激抑制作用の特徴的性能が発揮しにくく
なるので好ましくない。また、皮膚外用組成物のPC重
合体の配合量は0.001〜10重量%が好ましく、よ
り好ましくは0.1〜5重量%である。0.001重量
%未満では感覚刺激抑制の効果を発現するのが困難であ
り、10重量%を超えて配合しても外用剤の粘性が上昇
するため皮膚外用組成物の調製が困難になるばかりでは
なく、添加量の増加に見合う著しい効果の向上が期待で
きないので好ましくない。
【0021】本発明の皮膚外用組成物に用いられるポリ
オキシアルキレングリコール誘導体は、医薬、化粧品用
のポリオキシアルキレングリコール誘導体を用いるのが
よく、ポリアルキレングリコール類、ポリオキシアルキ
レンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレンエステ
ル類等が挙げられる。ポリアルキレングリコール類とし
ては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコ
ール、ポリグリセリン、ポリオキシエチレングリセリ
ン、ポリオキシプロピレングリセリンエーテル、ポリオ
キシエチレンポリオキシプロピレングリセリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレントリメチ
ロールプロパン、ポリオキシエチレンジグリセリルエー
テル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンペンタ
エリスリトールエーテル、ポリオキシプロピレンソルビ
ット等が挙げられる。ポリオキシアルキレンアルキルエ
ーテル類としては、ポリオキシエチレンモノアルキルエ
ーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキ
シエチレンジノニルフェニルエーテル、ポリオキシプロ
ピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンメ
チルグルコシド、ポリオキシプロピレンメチルグルコシ
ド等が挙げられる。ポリオキシアルキレンエステル類と
しては、ポリオキシエチレンモノエステル、ポリオキシ
プロピレングリコールモノエステル、ポリオキシエチレ
ンジエステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルエ
ステル等が挙げられる。これらは各種メーカーより市販
されているものを用いることができる。具体的には、分
子量200〜20000のポリエチレングリコール、分
子量400〜2000のポリプロピレングリコール、分
子量2000〜20000のポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレングリコール等が挙げられる。また、これ
らを単独で用いてもよいし混合して用いてもよい。皮膚
外用組成物へのポリオキシアルキレングリコール誘導体
の配合量は0.001〜80重量%を配合するのが好ま
しく、さらに好ましくは10〜50重量%の範囲であ
る。配合量が0.001重量%より少ないとアゼライン
酸の皮膚感覚刺激を抑制する作用の発現が困難であり、
また80重量%を超えて配合してもそれ以上の効果は期
待できない。ポリオキシアルキレングリコール誘導体の
分子量は各種のものが市販されているがそれらを単独で
用いてもよいし、各種の分子量のものを混合して用いて
もよい。皮膚外用組成物の伸びやべとつき等の使い勝手
を考慮すると、分子量400〜10000を用いるのが
よい。
【0022】本発明の皮膚外用組成物に用いられるアゼ
ライン酸類とは通常一般に知られ市販されているアゼラ
イン酸及びその誘導体である。アゼライン酸の誘導体と
しては、例えば、アゼライン酸モノアルキルエステル等
のアゼライン酸モノエステル類等を挙げることができ
る。アゼライン酸類の皮膚外用組成物への配合量として
は1〜40重量%、特に好ましくは5〜20重量%であ
る。皮膚外用組成物中の配合量が、1重量%未満の場合
には、アゼライン酸類の生理的効果を示しにくくなるた
め好ましくなく、また、40重量%を超える場合、皮膚
外用組成物への配合が難しくなるので好ましくない。ま
た、本発明の皮膚外用組成物は、PC重合体、ポリオキ
シアルキレングリコール誘導体の一方とアゼライン酸類
を配合した2成分の皮膚外用組成物として使用してもよ
いし、PC重合体、ポリオキシアルキレングリコール誘
導体の両方とアゼライン酸類を配合した3成分の皮膚外
用組成物として使用してもよい。3成分を配合した場
合、各々単独の成分の機能に比較して、これらの成分が
相乗的に機能することにより、アゼライン酸類の皮膚感
覚刺激を抑制し、大変皮膚刺激の少ない皮膚外用組成物
を提供することができる点から、3成分を配合した皮膚
外用組成物がより好ましい。
【0023】本発明の皮膚外用組成物は、次のように製
造することができる。アゼライン酸類、精製水、ポリア
ルキレングリコール誘導体を加温溶解した後、室温に冷
却する。その後、PC重合体を混合して皮膚外用組成物
を調製する。
【0024】本発明の皮膚外用組成物は、医薬品、医薬
部外品及び化粧品の形態に広く適用可能である。また、
本発明の皮膚外用組成物の剤型は、水溶液系、可溶化
系、乳化系、粉末系、油液系、ゲル系、軟膏系、エアゾ
ール系、水−油2層系、水−油−粉末3層系等、幅広い
剤型を挙げることができ、これらの剤型に限定されな
い。
【0025】本発明の皮膚外用組成物には、本発明の効
果を損なわない範囲で、上記の必須成分のほかに通常化
粧品や医薬品等の皮膚外用組成物に用いられるほかの成
分、例えば、油分、湿潤剤、紫外線吸収剤、酸化防止
剤、界面活性剤、防腐剤、保湿剤、香料、水、アルコー
ル、増粘剤等を必要に応じて適宜配合することができ
る。
【0026】本発明の皮膚外用組成物は、皮膚外用剤と
して、養毛用、脱毛抑制用、ニキビ治療用の用途に適す
る。特に、脱毛抑制用の用途に好適であり、炎症性症状
(例えば円形脱毛症や、男性型禿頭症のようなホルモン
過敏症)を含む諸種の疾患が原因となって生じる脱毛症
に用いることができる。剤型としては上述の幅広い剤型
を採ることができる。好ましい剤型としてはゲル等の水
溶液系、可溶化系、ゲル系、クリーム等の乳化系が挙げ
られる。用法としては、症状によって異なり、また、使
用量は、塗布面積により変動するが、例えば1日2回、
本発明の皮膚外用組成物を頭皮に塗布することにより使
用する。本発明の皮膚外用剤は、必要により他の養毛
剤、育毛剤、脱毛抑制剤と併用してもよい。
【0027】本発明の皮膚外用組成物は、ニキビ治療用
の用途に好適である。ここで、ニキビ治療用としては、
主として思春期頃より顔面等脂漏部位の脂腺性毛包に発
生する慢性炎症性疾患(病名を尋常性ざ瘡)に用いるこ
とを示し、剤型としては上述の幅広い剤型をとることが
できる。好ましい剤型としてはゲル等の水溶液系、可溶
化系、ゲル系、クリーム等の乳化系が挙げられる。用法
としては、症状によって異なるが、例えば、1日2回、
本発明の皮膚外用組成物をニキビの炎症部位に塗布する
ことにより使用する。
【0028】
【発明の効果】本発明の皮膚外用組成物は、アゼライン
酸類と、ホスホリルコリン類似基含有重合体又はポリオ
キシアルキレングリコール誘導体とを含んでいるので、
大変皮膚感覚刺激が少ないアゼライン酸類含有皮膚外用
組成物を提供することができる。さらに、本発明によ
り、脱毛抑制効果、ニキビ治療効果に優れた皮膚外用組
成物を提供することができる。
【0029】
【実施例】具体例に基づき本発明をさらに詳しく説明す
る。次に、本発明で用いたゲルパーミエーションクロマ
トグラフィー(GPC)による重量平均分子量測定法、
皮膚感覚刺激の評価法、脱毛抑制の評価法、ニキビの状
態の評価法について記す。
【0030】1.GPCによる重量平均分子量測定法 ポリエチレングリコール(PEG;ポリマー・ラボラト
リー社製)を標準試料として、次の条件で重量平均分子
量の測定を行った。 カラム;G3000PWXL及びG6000PWXL
(共に東ソー社製)を直列に配列、 溶離溶媒;20mMリン酸バッファー(pH7.4)、 標準物質;ポリエチレングリコール(PEG;ポリマー
・ラボラトリー社製)、 検出器;視差屈折計RI−8020(東ソー社製)、 重量平均分子量(Mw)、数平均分子量(Mn)及び分
子量分布(Mw/Mn)の計算;インテグレーター内蔵
分子量計算プログラム(東ソー社製、SC−8020用
GPCプログラム)、 流速;0.5mL/分、 試料溶液使用量;10μL、 カラム温度;45℃。
【0031】2.皮膚感覚刺激の評価法 被験者(年齢24〜52歳の男性)20人の頬に綿棒を
用いて、調製した皮膚外用剤を塗布する。塗布10分
後、頬の皮膚刺激感覚の有無をもとに、以下の皮膚感覚
刺激評価基準にて皮膚感覚刺激を評価する。なお、表中
には、比率(%)として、(刺激感がある被験者数/全
被験者数)×100で示し、併せて下記の記号で示し
た。 (皮膚感覚刺激評価基準) ×:刺激感がある被験者80%以上、 △:刺激感がある被験者50%以上80%未満、 ○:刺激感がある被験者30%以上50%未満、 ◎:刺激感がある被験者30%未満。
【0032】3.脱毛抑制の評価法 男性被験者10人の頭皮に調製した皮膚外用剤を毎日2
回塗布する。3ヶ月間塗布後、連続3日間の洗髪時の抜
け毛を回収しその本数を数え、皮膚外用組成物塗布前に
同様に洗髪したときの抜け毛の本数と比較し、以下の脱
毛抑制の評価基準により判定を行い、◎、○の被験者の
割合が50%以上の場合を有効とし、50%未満は無効
とする。 (脱毛抑制の評価基準) ◎:抜け毛本数が70本以上減少しており、著しい効果
を認めた、 ○:抜け毛本数が40本以上減少しており、かなり効果
を認めた、 △:抜け毛本数が10本以上減少しており、やや効果を
認めた、 ×:抜け毛本数が10本未満減少又は抜け毛の本数が増
加し効果は認められなかった。
【0033】4.ニキビの状態の評価法 ニキビがある男性被験者10人に調製した皮膚外用組成
物を渡し毎日2回塗布を行う。1ヶ月間塗布後にニキビ
の状態を目視によって以下のニキビの状態の評価基準に
より評価し、○以上の被験者の割合が50%以上の場合
を有効とし、50%未満は無効とする。 (ニキビの状態の評価基準) ◎:ニキビの数、大きさを著しく減少させ、症状を改善
した、 ○:ニキビの数、大きさを減少させ、症状を改善した、 △:ニキビの数、大きさを減少させる傾向にあった、 ×:ニキビの数、大きさを減少させないか、悪化させ
た。
【0034】合成例1:MPC−Pの製造 MPC14.85g(50mmol)をガラス製重合管
に秤量し、重合開始剤として、2,2’−アゾビスイソ
ブチロニトリル(AIBN)0.82gを加え、エタノ
ール100mlに溶解した。溶液中にアルゴンガスを5
分間吹き込んだ後、重合管を溶封し、60℃で6時間重
合反応を行った。反応終了後、反応混合物をエーテル中
に滴下し、沈殿した重合体をろ別し、未反応のモノマー
を除去した。その後、減圧乾燥して、MPCホモポリマ
ー(以下MPC−Pと略す。)10.43gを得た。前
記の方法で、GPC分析した結果、重量平均分子量は5
7000であった。
【0035】合成例2:MPC・BMA−Pの製造 仕込み組成をMPC23.80g(80mmol)とブ
チルメタアクリレート(BMA)2.82g(20mm
ol)に変更した以外は、合成例1と同様にして重合反
応と精製を行い、MPC/BMAコポリマー(以下MP
C・BMA−Pと略す。)18.10gを得た。その重
合体の重量平均分子量は58300であった。
【0036】実施例1 アゼライン酸(和光純薬工業(株)製)20重量%、精
製水79.5重量%を加温溶解した後、室温に冷却し
た。その後、MPC−P0.5重量%を混合して皮膚外
用組成物を調製した。前記の皮膚感覚刺激の評価法に基
づき、アゼライン酸含有皮膚外用剤の感覚刺激について
評価した。結果を表1に示す。
【0037】
【表1】
【0038】実施例2〜6、比較例1〜3 表1に示す組成に従い、MPC・BMA−P、ポリエチ
レングリコール600、ポリビニルアルコール、ヒアル
ロン酸ナトリウムを用い、実施例1と同様にして皮膚外
用組成物を調製し、前記の皮膚感覚刺激の評価法に基づ
き、アゼライン酸含有皮膚外用剤の感覚刺激について検
討した。結果を表1に示す。
【0039】実施例1、2、4のように本発明のPC重
合体を含む皮膚外用組成物はアゼライン酸の皮膚感覚刺
激を抑制し、刺激を感じる被験者を減少させることがで
きた。また実施例3、5のように本発明のポリオキシア
ルキレングリコール誘導体を含む皮膚外用組成物もアゼ
ライン酸の皮膚感覚刺激を抑制し、刺激を感じる被験者
を減少させることができた。さらに本発明であるPC重
合体とポリオキシアルキレングリコール誘導体の両方を
含有する実施例6ではアゼライン酸の皮膚感覚刺激を大
きく抑制し、刺激を感じる被験者を大きく減少させるこ
とができた。しかし、本発明以外のPC重合体やポリオ
キシアルキレングリコール誘導体を含まない比較例1〜
3は、ポリビニルアルコールやヒアルロン酸ナトリウム
等の他の水溶性重合体を添加してもアゼライン酸の皮膚
感覚刺激を抑制することができず、刺激を感じる被験者
の数を減少させることができなかった。これらのことか
ら本発明のPC重合体又はポリオキシアルキレングリコ
ール誘導体のいずれか、もしくは両方とアゼライン酸と
を含有する皮膚外用組成物は大変皮膚刺激が少ない皮膚
外用組成物であることがわかる。
【0040】実施例7〜22、比較例4、5 表2、3に示す組成に従い、アゼライン酸、精製水、ポ
リエチレングリコール600を加温溶解した後、室温ま
で冷却した。その後、MPC・BMA−Pを混合して皮
膚外用組成物を調製した。前記の皮膚感覚刺激の評価法
に基づき、アゼライン酸含有皮膚外用剤の感覚刺激につ
いて評価した。結果を表2及び表3に示す。
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】実施例7〜22のように本発明の規定量の
PC重合体とポリオキシアルキレングリコール誘導体と
を含有する皮膚外用組成物はアゼライン酸の皮膚感覚刺
激を抑制することができたのに対して、PC重合体を
0.0001重量%しか含まない比較例4、及びポリオ
キシアルキレングリコール誘導体を0.0001重量%
しか含まない比較例5の皮膚外用組成物はアゼライン酸
の皮膚感覚刺激を抑制することができなかった。これら
のことから、本発明の皮膚外用組成物が、アゼライン酸
の皮膚感覚刺激を著しく緩和することがわかる。
【0044】実施例23、比較例6 表4に示す組成に従い、アゼライン酸、精製水、ポリエ
チレングリコール600、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレングリコール(ユニルーブ70DP−950
B:日本油脂(株)製)を加温溶解し、室温まで冷却
後、MPC・BMA−Pを混合し皮膚外用組成物を調製
した。比較例6としてポリエチレングリコール、ユニル
ーブのかわりにポリビニルアルコールを用いた。前記の
脱毛抑制の評価法に基づき、脱毛抑制剤としてのアゼラ
イン酸を含む皮膚外用組成物の有用性について、外用組
成物使用前後の洗髪による脱毛本数の変化で評価した。
【0045】
【表4】
【0046】結果を表4に示すが、本発明のPC重合体
とポリオキシアルキレングリコール誘導体とアゼライン
酸とを含む皮膚外用組成物は、皮膚感覚刺激が少なく、
比較例6のPC重合体とポリオキシアルキレングリコー
ル誘導体を含まないアゼライン酸外用剤と比較し、脱毛
を阻止することができた。なお、表4中の比較例6につ
いては、外用組成物の皮膚感覚刺激が強く毎日の塗布は
困難であった。
【0047】実施例24、比較例7 表4に示す組成に従い、アゼライン酸、精製水、ポリエ
チレングリコール600、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレングリコール(ユニルーブ70DP−950
B:日本油脂(株)製)を加温溶解し、室温まで冷却
後、MPC・BMA−Pを混合し皮膚外用組成物を調製
した。比較例7としてポリエチレングリコール、ユニル
ーブのかわりにポリビニルアルコールを用いた。前記の
ニキビ状態の評価法に基づき、ニキビ治療用のアゼライ
ン酸含有皮膚外用剤の有用性について評価した。
【0048】結果を表4に併せて示すが、実施例24の
ように本発明のPC重合体とポリオキシアルキレングリ
コール誘導体とアゼライン酸とを含有する皮膚外用組成
物は、比較例7のPC重合体とポリオキシアルキレング
リコール誘導体を含まないアゼライン酸外用組成物と比
較しニキビの治療効果を示した。なお、表4中の比較例
7については、外用組成物の皮膚感覚刺激が強く毎日の
塗布は困難であった。
【0049】これらの結果から、本発明のホスホリルコ
リン類似基含有重合体又はポリオキシアルキレングリコ
ール誘導体のいずれか又は両方を含み、且つアゼライン
酸を含むことを特徴とする皮膚外用組成物は皮膚感覚刺
激が少ないことがわかる。また、脱毛抑制、及びニキビ
の治療効果に優れた外用組成物であることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/00 A61K 7/00 Y 7/06 7/06 7/48 7/48 31/194 31/194 31/661 31/661 A61P 17/00 A61P 17/00 17/10 17/10 17/14 17/14 Fターム(参考) 4C083 AC181 AC182 AC291 AC292 AC901 AC902 AD112 AD332 CC04 DD27 EE06 EE10 EE14 EE22 4C086 AA01 AA02 DA34 FA02 MA02 MA03 MA04 MA63 NA05 NA14 ZA89 4C206 AA01 AA02 DA36 MA02 MA03 MA04 MA24 MA29 MA37 MA83 NA05 NA14 ZA89

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスホリルコリン類似基含有重合体を0.
    001〜10重量%又はポリオキシアルキレングリコー
    ル誘導体を0.001〜80重量%と、アゼライン酸類
    を1〜40重量%とを含むことを特徴とする皮膚外用組
    成物。
  2. 【請求項2】ホスホリルコリン類似基含有重合体を0.
    001〜10重量%とポリオキシアルキレングリコール
    誘導体を0.001〜80重量%とアゼライン酸類を1
    〜40重量%とを共に含むことを特徴とする皮膚外用組
    成物。
  3. 【請求項3】脱毛抑制用である請求項1又は2に記載の
    皮膚外用組成物。
  4. 【請求項4】ニキビ治療用である請求項1又は2に記載
    の皮膚外用組成物。
JP2001363187A 2001-11-28 2001-11-28 皮膚外用組成物及びその用途 Pending JP2003160499A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363187A JP2003160499A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 皮膚外用組成物及びその用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001363187A JP2003160499A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 皮膚外用組成物及びその用途

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003160499A true JP2003160499A (ja) 2003-06-03

Family

ID=19173572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001363187A Pending JP2003160499A (ja) 2001-11-28 2001-11-28 皮膚外用組成物及びその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003160499A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60306687T2 (de) Mehrzweckpolymere, verfahren und zusammensetzungen
ES2326674T3 (es) Copolimeros etilenicos, composiciones que los contienen y procedimiento de tratamiento.
EP1465932B2 (en) Alkali-swellable associative polymers, methods and compositions
JP2004512399A (ja) レオロジー改質性共重合体組成物
BRPI0917110B1 (pt) composição aquosa para o cuidado pessoal, cuidado doméstico, ou para o cuidado de tecidos, e, método para a modificação reológica de uma composição para o cuidado pessoal, o cuidado doméstico ou o cuidado dos tecidos
CN107735072B (zh) 用于去除孢子的组合物
EP1685827A1 (en) Rheology modifier for aqueous systems
JP2002322219A (ja) 両親媒性高分子化合物及び毛髪化粧料
KR20110125594A (ko) 손상된 장벽을 갖는 피부를 세정하는 방법
JP2002080401A (ja) ゲル状外用剤組成物
JP2002138033A (ja) 抗アクネ用皮膚外用剤
JPH06503566A (ja) 改善された油コントロール性を有するゲルタイプ組成物
JP4394869B2 (ja) 皮膚外用剤
JPH06157271A (ja) 化粧料
JP3197797B2 (ja) ゲル状組成物
JP5778586B2 (ja) ホスホリルコリン単位を含む架橋共重合体及びそれを含む化粧料組成物
JP2003160499A (ja) 皮膚外用組成物及びその用途
JP2000026249A (ja) 毛髪用洗浄剤組成物
JP2003171257A (ja) 化粧料用保湿剤
JP3990541B2 (ja) 保湿用のゲル状組成物
JP7259319B2 (ja) ジェル状化粧料
JP2006045432A (ja) 新規共重合体及びこれを配合する化粧料
KR20120096711A (ko) 포스포릴콜린 유사기 함유 단량체 기반의 가교 결합 공중합체, 역상 에멀젼 및 화장료 조성물
JPH04108723A (ja) シャンプー組成物
JP3626603B2 (ja) 化粧料