JP2003160347A - 帯状ガラス板を接合する接合方法および接合装置、ガラス枠の製造方法および製造装置、並びに、ガラス枠を備えた画像表示装置の製造方法および製造装置 - Google Patents

帯状ガラス板を接合する接合方法および接合装置、ガラス枠の製造方法および製造装置、並びに、ガラス枠を備えた画像表示装置の製造方法および製造装置

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JP2003160347A
JP2003160347A JP2002265776A JP2002265776A JP2003160347A JP 2003160347 A JP2003160347 A JP 2003160347A JP 2002265776 A JP2002265776 A JP 2002265776A JP 2002265776 A JP2002265776 A JP 2002265776A JP 2003160347 A JP2003160347 A JP 2003160347A
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glass plate
shaped glass
glass
plate
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Koji Hirota
耕司 廣田
Kazuyuki Kiyono
和之 清野
Koji Nishimura
孝司 西村
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帯状ガラス板同士を容易に、かつ、高い平坦度
で接合することが可能な帯状ガラス板の接合方法、接合
装置、ガラス枠の製造方法、製造装置、およびガラス枠
を備えた画像表示装置の製造方法、製造装置を提供する
ことにある。 【解決手段】帯状ガラス板の端部同士を接合する際、帯
状ガラス板10、12の端部同士をガラス板幅の範囲内
で重複して配置した後、端部をバーナ19で加熱軟化さ
せる。加熱軟化された帯状ガラス板端部の重複部分を少
なくとも1回、帯状ガラス板の肉厚方向に沿って両側か
ら押圧型20により挟圧し、重複部分を接合するととも
に帯状ガラス板の板厚に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、帯状ガラス板の
端部同士を接合する接合方法および接合装置、ガラス枠
の製造方法および製造装置、並びに、ガラス枠を備えた
画像表示装置の製造方法および製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス薄板は、各種電子機器のカバーガ
ラス、スペーサ、ギャップ板などに使用されている。ま
た、ペアガラスのようにコーナ部を持つ二重ガラス製品
を組み立てる場合、対向する2枚のガラス薄板間にスペ
ーサとして、例えば帯状のガラス板からなる矩形状のガ
ラス枠を設ける必要がある。特に、これらの二重ガラス
製品が真空気密性を保持する場合、枠状のスペーサには
そりや皺のないことは勿論、高い平坦度が要求される。
【0003】このようなガラス枠は、比較的小形の場
合、溶融ガラスから直接プレス成形したり、あるいは、
大判の薄板ガラスから直接切り出して製造することも出
来るが、大形のスペーサの場合、これらの方法で製造す
ることは技術的にもコスト面からも困難となる。
【0004】また、長尺な帯状薄板ガラスを折り曲げ、
端部同士を接合することによりガラス枠を製造すること
ができる。ガラス枠の材料となる長尺の帯状薄板ガラス
としては、近年、リドロー法(加熱延伸法)などの進歩
発展により安定した高い品質の製品が得られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように長尺の帯
状薄板ガラスを用いてガラス枠を製造する場合、帯状薄
板ガラスの水平面を維持した状態で4箇所あるいは3箇
所を加熱軟化させ直接直角に曲げることはできるが、連
続曲げ加工を行った後、少なくとも1個所で帯状薄板ガ
ラスの端部同士を溶着一体化する必要がある。そのた
め、個々の曲げ成形部分も含めガラス枠全体の肉厚を高
い精度で均一にし、平坦度の高い製品を得るることは極
めて難しい。また、製造工程も多くなり自動化による低
コスト化も困難となる。
【0006】また、所定長さに切断された複数枚の帯状
薄板ガラスを枠状に配置し、四隅でその端末同士を突き
合わせ加熱軟化および溶着する方法も考えられる。この
場合、接合部の強度を維持するためには接合する帯状薄
板ガラスが相互に十分融合化する必要がある。そのた
め、溶着するガラス同士を一旦押し込んで接合部に肉だ
まりを形成した後、接合部を引き伸ばすことにより、接
合部の完全一体化および平坦化がなされる。しかしなが
ら、これらの操作は、工程を複雑化し高い品質の製品を
製造することは困難となる。
【0007】この発明は以上の点に鑑みなされたもの
で、その目的は、帯状ガラス板同士を容易に、かつ、高
い平坦度で接合することが可能な帯状ガラス板の接合方
法および接合装置、ガラス枠の製造方法および製造装
置、並びに、ガラス枠を備えた画像表示装置の製造方法
および製造装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係る帯状ガラスの接合方法は、帯状ガラ
ス板の端部同士をガラス板幅の範囲内で重複して配置し
た後、上記端部を加熱軟化させ、上記加熱軟化された上
記端部の重複部分を少なくとも1回、帯状ガラス板の肉
厚方向に両側から挟圧し、上記重複部分を接合するとと
もに上記帯状ガラス板の板厚に成形することを特徴とし
ている。
【0009】接合後においける帯状ガラス板の全体的な
平坦度を維持するため、帯状ガラス板としては、リドロ
ー法などにより製作された曲がりのない帯状ガラス、あ
るいは大判の同薄板ガラスを帯状に切断した切断品を使
用することが望ましい。
【0010】また、この発明によれば、上記加熱軟化さ
れた上記端部を挟圧する1回の挟圧時間は約2秒以下に
設定されていることが望ましい。1回の挟圧では接合部
の接合および厚さ修正が不十分な場合は、再度、帯状ガ
ラス板の端部を加熱軟化させた後、重複部分を板厚方向
に沿って両側から挟圧する。
【0011】この発明に係る帯状ガラス板の端部同士を
接合する接合装置は、複数の帯状ガラス板を、その端部
同士がガラス板幅の範囲内で重複した状態に保持するガ
ラス板保持部と、上記保持された帯状ガラス板の端部を
加熱軟化する加熱手段と、上記加熱軟化された上記端部
の重複部分を上記帯状ガラス板の肉厚方向に沿って両側
から挟圧し、上記重複部分を接合するとともに上記帯状
ガラス板の板厚に成形する挟圧機構と、を備えたことを
特徴としている。
【0012】また、この発明に係るガラス枠の製造方法
は、複数の帯状ガラス板をほぼ同一平面内に枠状に配置
して保持するとともに、隣合う帯状ガラス板の端部同士
をガラス板幅の範囲内で重複して配置し、上記帯状ガラ
ス板の上記端部を加熱軟化させ、上記加熱軟化された上
記端部の重複部分を少なくとも1回、帯状ガラス板の肉
厚方向に沿って両側から挟圧し、上記重複部分を接合す
るとともに上記帯状ガラス板の板厚に成形することを特
徴としている。
【0013】更に、この発明に係る帯状ガラス板の端部
同士を接合してガラス枠を製造する製造装置は、ほぼ同
一平面内に枠状に配置された複数の帯状ガラス板を、そ
の端部同士がガラス板幅の範囲内で重複した状態に保持
するガラス板保持部と、上記保持された帯状ガラス板の
端部を加熱軟化する加熱手段と、上記加熱軟化された上
記端部の重複部分を上記帯状ガラス板の肉厚方向に沿っ
て両側から挟圧し、上記重複部分を接合するとともに上
記帯状ガラス板の板厚に成形する挟圧機構と、を備えた
ことを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明の実施の形態について説明する。まず、本発明に係
る接合方法の基本工程および接合装置の基本構成につい
て説明する。
【0015】まず、図1(a)、図1(b)に示すよう
に、所定の長さに切断された2本の帯状ガラス板10、
12を用意する。帯状ガラス板としては、接合後におい
ける帯状ガラス板の全体的な平坦度を維持するため、リ
ドロー法などにより製作された曲がりのない帯状ガラ
ス、あるいは大判の同薄板ガラスを帯状に切断した切断
品を使用することが望ましい。例えば、帯状ガラス板1
0、12は、同一の板厚および同一の幅に形成されてい
る。なお、帯状ガラス板の幅は、互いに相違していても
良い。
【0016】続いて、2本の帯状ガラス板10、12を
互いに交差する方向に延びるように、例えば、直角の角
部18を成すように、ほぼ同一平面上に配置し、その
際、帯状ガラス板の端部同士をガラス板幅の範囲内で重
複して配置する。この場合、重複部分14の面積は、接
合後、2本の帯状ガラス板10、12によって形成され
た角部の形状、特に肉厚分布、内外曲率半径等に影響を
及ぼす。そのため、重複部分14の面積は、ガラス板幅
の半分以内とすることが望ましい。そして、端部の溶着
時により生ずる余分なガラスは、端部同士をガラス板幅
の範囲内でずらして重複させることにより生じた外側の
空隙部16に逃がしてやることが可能となる。
【0017】また、本接合方法によれば、図2に示すよ
うに、帯状ガラス板10、12をその表面が垂直平面内
に位置するように、垂直に立てた状態に保持し、同時
に、角部18の内角側が垂直方向上方を向くように保持
する。この状態で、両帯状ガラス板10、12の端部を
両側からバーナ19などにより加熱して軟化させる。
【0018】そして、図3に示すように、軟化と同時
に、帯状ガラス板10、12の重複部分14を少なくと
も1回、帯状ガラス板の肉厚方向に両側から一対の押圧
型20によって瞬間的に挟圧し、重複部分14を溶着接
合するとともに、接合部の肉厚を帯状ガラス板の板厚と
ほぼ同一の板厚に均等化し、更に、接合部を帯状ガラス
板の表面とほぼ同一平面となるように平坦化する。
【0019】一対の押圧型20は、それぞれ矩形箱状に
形成され、帯状ガラス板10、12の重複部分14に当
接する平坦な挟圧面20aを有している。そして、これ
らの押圧型20は、それぞれ回動自在なアーム21に固
定され、互いに離間した図2に示す開放位置と、挟圧面
20a同士が帯状ガラス板の板厚とほぼ等しい隙間を置
いて対向する図3に示す挟持位置と間を移動可能に支持
されている。2本のアーム21にはそれぞれギア22が
固定され互いに歯合している。
【0020】また、一方のアーム21には、図示しない
モータ、歯車機構等を有した駆動機構24が接続されて
いる。そして、駆動機構24により一方のアーム21を
回転駆動すると、2本のアーム21が同期して回動し、
一対の押圧型20が開放位置と挟持位置との間を移動さ
れる。従って、一対の押圧型20間に帯状ガラス板1
0、12の重複部分14を配置した状態で、一対の押圧
型を開放位置から挟持位置に移動させることにより、こ
れら一対の押圧型により重複部分14を両側から挟圧す
ることができる。
【0021】なお、各押圧型20は、例えば、ステンレ
ス、鋳鉄等によって形成され、その表面はガラスの付着
しにくいカーボン層等によって被覆されている。
【0022】帯状ガラス板の加熱軟化後に押圧型20で
重複部分14を瞬間的に挟圧する場合、軟化した余分な
ガラスが角部18の内角側に溜まり、接合後における角
部18の曲率形状にバラツキを生じる可能性がある。そ
こで、本実施の形態に係る接合方法によれば、上述した
ように、帯状ガラス板10、12をその表面が垂直平面
内に位置するように垂直に立てて保持し、同時に、角部
18の内角側が垂直方向上方を向くように保持する。こ
の状態で、重複部分14を加熱軟化することにより、軟
化した内角部分のガラスは重力の作用によって下方に流
れ、空隙部16内へ移動することができる。これによ
り、角部18内側へのガラスの突出を押え、肉厚および
曲率形状が均一な接合部を得ることが可能となる。
【0023】一方、加熱軟化した重複部分14のガラス
を押圧型で挟圧し、接合部の肉厚および形状を修正する
ためには、ガラスの粘度が十分低く、容易に粘性流動が
生じる範囲内でなければならない。特に、熱容量の小さ
い帯状ガラス板の場合、軟化したガラス表面に金属製の
押圧型20が接触すると、その表面は急速に熱を奪われ
冷却固化する。そのため、接合部の肉厚平坦度を円滑に
修正をすることが困難となり、熱衝撃によるクラックも
発生し易くなる。
【0024】そこで、本実施の形態に係る接合方法によ
れば、加熱軟化した帯状ガラス板の重複部分14の表面
温度が歪点以下にまで冷却されないよう、押圧型20に
より重複部分14を瞬間的に挟圧し、肉厚分布、曲率形
状などの修正を行う。この場合、押圧型20と帯状ガラ
ス板との接触時間、つまり、挟圧時間が重要であり、こ
の挟圧時間が長くなると熱衝撃によりクラックを生じ易
い。そのため、1回の挟圧時間を約2秒以下とし、1回
の挟圧で十分な接合および修正効果が得られない場合
は、再加熱軟化および瞬間的な挟圧を繰り返す。
【0025】これにより、図1(c)に示すように、帯
状ガラス板10、12の端部同士を確実に溶着接合し、
かつ、接合部を帯状ガラス板の他の部分とほぼ同一の板
厚に均一化し全体を平坦化することができ、良好な品質
を得ることが可能となる。
【0026】なお、図4ないし図6に示すように、各帯
状ガラス板10、12の末端における少なくとも一方の
角に切欠き26を形成した状態で端部同士を重複配置し
た後、上述した方法で接合することにより、接合部にお
ける角部18の内外曲率形状を任意に調整することがで
きる。そして、切欠き26は、角部18の外側あるいは
内側のいずれにも形成することができ、切欠きの程度も
任意に設定することができる。
【0027】また、図7に示すように、各帯状ガラス板
10、12の末端における両方の角に切欠き26を形成
した状態でガラス板10、12の端部同士を重複配置し
た後、上述した方法で接合しても良い。この場合でも、
接合部における角部18の内側および外側曲率形状を任
意に調整することができる。
【0028】更に、帯状ガラス板の接合は、上述した実
施の形態のように、帯状ガラス板が直角に交差するよう
に接合する場合に限らず、任意の角度で接合することが
でき、図8に示すように、帯状ガラス板が直線状に整列
するように接合することも可能である。
【0029】次に、上述した接合方法および接合装置
を、複数の帯状ガラス板からなるガラス枠を製造するガ
ラス枠製造方法および製造装置に適用した実施の形態に
ついて詳細に説明する。
【0030】ここでは、画像表示装置として、例えば、
フィールドエミッションディスプレイ(以下、FEDと
称する)の外囲器の側壁として用いられるガラス枠を製
造する製造方法および製造装置について説明する。
【0031】始めに、ガラス枠からなる側壁を備えたF
EDについて説明する。図9および図10に示すよう
に、FEDは、それぞれ矩形状のガラス板からなる前面
基板41および背面基板42を備え、これらの基板は1
〜2mmの隙間を置いて対向配置されている。背面基板
42の大きさは前面基板41よりも大きく、その外周部
には映像信号を入力するための配線44が引出されてい
る。
【0032】前面基板41および背面基板42は、ガラ
スからなる矩形枠状の側壁43を挟んで周縁部同士が接
合され、内部が真空状態に維持された扁平な矩形状の真
空外囲器40を構成している。背面基板42と側壁43
とはフリットガラス50により接合され、前面基板41
と側壁43とはフリットガラスや低融点金属などの封着
材52により接合されている。
【0033】真空外囲器40の内部には、前面基板41
および背面基板42に加わる大気圧荷重を支えるため、
複数の板状の支持部材45が設けられている。支持部材
45は板状に限らず、柱状のものを用いてもよい。
【0034】前面基板41の内面には、画像表示面とし
て機能する蛍光体スクリーン46が形成されている。こ
の蛍光体スクリーン46は、赤、緑、青の蛍光体層およ
びこれらの蛍光体層間に位置した黒色遮光層を並べて構
成されている。蛍光体スクリーン46上には、たとえば
アルミニウムからなるメタルバック層47が形成されて
いる。
【0035】背面基板42の内面上には、蛍光体スクリ
ーン46の蛍光体層を励起する電子放出源として、それ
ぞれ電子ビームを放出する多数の電子放出素子48が設
けられている。これらの電子放出素子48は、画素毎に
対応して複数列および複数行に配列されている。
【0036】上記構成のFEDでは、背面基板42上に
形成された配線44を介して電子放出素子48に電圧を
印加することにより、電子放出素子は蛍光体スクリーン
46に向けて電子を放出する。これにより、蛍光体スク
リーン46の蛍光体層が励起されて発光し、画像を表示
する。
【0037】次に、上記のように構成されたFEDの側
壁に用いる矩形状のガラス枠の製造方法および製造装置
について説明する。図11に示すように、この製造装置
は、水平な中心軸28の回りで回動自在に設けられた回
動基盤6と、回動基盤に支持され垂直平面内に配置され
たほぼ矩形状の架台5と、を備えている。ガラス板保持
部として機能する架台5は、アルミニュームなどの軽量
金属製アングルで組み立てられている。そして、架台5
の各側縁部には、ガラス枠の長短辺に相当する正確な長
さに切断された4本の帯状ガラス板10がマグネット付
押さえ金具23により矩形枠状をなすようにセットされ
ている。この際、各帯状ガラス板10は、図1(b)で
示すように、その端部が隣合う他の帯状ガラス板の端部
と直角に交差して重複するようセットされている。
【0038】図11に符号Aで示す接合位置には、図2
および図3に示した一対のバーナ19、一対の押圧型2
0、アーム21、ギア22、および駆動機構24が設け
られ、架台5とともに接合装置を構成している。
【0039】上記のように架台5にセットされた帯状ガ
ラス板10の各重複部分を接合して矩形状のガラス枠を
製造する場合、四隅の接合部を1個所の接合位置Aで接
合すると能率的であり、自動化にも有利となる。正方形
のガラス枠の場合、帯状ガラス板をセットした架台5を
対角線の交点となる回転中心の回りで回転することによ
り、ガラス枠の各角部を一個所の接合位置Aに順次移動
させ接合加工することできる。
【0040】長方形のガラス枠の場合は、2組の角部に
対し異なる回転中心7a、7bが必要となり、1個所の
接合位置Aで加工を行うには、帯状ガラス板をセットし
た架台5を回転基盤6に対し平行移動させ、2組のコー
ナ部に対する回転中心位置の切り替えを行う。
【0041】そのため、架台5は、その長辺と平行に延
びた2本の支持ロッド8を備え、これらの支持ロッド
は、回動基盤6に固定された一対の支持フレーム30に
4個のベアリング9を介して摺動自在に支持されてい
る。それにより、架台5は、長辺と平行な方向に沿って
平行移動可能に支持されている。これら支持ロッド8、
支持フレーム30は摺動機構を構成している。
【0042】従って、1組の角部については回転基盤を
45度回転して接合加工を行い、もう1組の角部に対し
ては、架台5を平行移動することにより回転中心位置を
調整した後、回動基盤5に回転して接合加工を行う。こ
れにより、4つの角部全てに対して1個所の接合位置A
で接合加工を行うことができる。
【0043】架台5の回転中心位置の移動切り替え、す
なわち、架台5の平行移動は、架台5に取付けられた切
替取手15を一方の側に倒すことによりギア11、1
2、13を駆動し、ギア13と連動する滑車14で、架
台5上の4個の滑車17を経て張られたケーブル19を
巻き取ることにより行うことができる。
【0044】ガラス枠の製造においては、まず、図11
に示すように、回動中心7aが回転基盤6の中心軸28
と一致するように架台5を調整した後、接合する角部が
接合位置Aにくるよう回転基盤6を回動させる。そし
て、回動基盤6の端面に90度毎に形成された窪みにス
トッパ34を挿入し、回動基盤および架台5を固定す
る。
【0045】接合位置Aにおける接合加工は、図2およ
び図3で示したように、接合部における角部の内角側が
垂直方向上方を向いた状態で、両側からバーナ19によ
って加熱軟化させ、一対の押圧型20によって接合部を
瞬間的に挟圧することにより行う。1回の挟圧により目
標とする接合部が成形できない場合、適宜加熱軟化操作
および瞬間的な挟圧を数回繰り返せば良い。
【0046】1つの角部の接合加工を終了した後、スト
ッパ34を外して回動基盤6を90度回転させ、他方の
角部を接合位置Aにセットする。そして、再びストッパ
34によって回動基盤6および架台5を固定した後、他
方の角部の接合加工を実施する。
【0047】ガラス枠を構成するもう1組の角部の溶着
加工を行う場合は、切替取手15を他方の側に倒すこと
により、架台5の回転中心位置7bが回動基盤6の中心
軸28と一致する位置まで、架台5を平行移動させる。
回転中心位置の調整後、上記と同様の方法により、2つ
の角部に対し接合位置Aで順次接合加工を行う。これに
より、矩形状の薄板ガラス枠が完成する。
【0048】以上のように構成されたガラス枠の製造方
法および製造装置によれば、ガラス枠の各角部におい
て、帯状ガラス板の端部同士を確実に溶着接合し、か
つ、接合部を帯状ガラス板の他の部分とほぼ同一の板厚
に均一化し、ガラス枠全体を平坦化することができる。
従って、完全な水平面を維持し、均等な肉厚、板幅で精
密な寸法を有したガラス枠を得ることができる。
【0049】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。この発明の接合方法および接合装置は、ガラス枠
の製造に限定されることなく、種々のガラス製品の製造
に適用することができる。また、この発明は、矩形状の
ガラス枠に限らず、三角形、五角形等、異なる形状のガ
ラス枠の製造にも適用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、帯状ガラス板同士を容易に、かつ、高い平坦度で接
合することが可能な帯状ガラス板の接合方法および接合
装置を提供することができる。また、そりや皺がなく均
一な肉厚、板幅で高い平坦度を有するガラス枠を製造可
能な製造方法および製造装置、並びに、ガラス枠を備え
た画像表示装置の製造方法および製造装置を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る帯状ガラス板の接
合過程を概略的に示す平面図。
【図2】上記接合方法における加熱軟化工程、および接
合装置を示す斜視図。
【図3】上記接合方法における挟圧工程を示す斜視図。
【図4】この発明の他の実施の形態に係る帯状ガラス板
の接合過程を概略的に示す平面図。
【図5】この発明の更に他の実施の形態に係る帯状ガラ
ス板の接合過程を概略的に示す平面図。
【図6】この発明の他の実施の形態に係る帯状ガラス板
の接合過程を概略的に示す平面図。
【図7】この発明の他の実施の形態に係る帯状ガラス板
の接合過程を概略的に示す平面図。
【図8】この発明の他の実施の形態に係る帯状ガラス板
の接合過程を概略的に示す平面図。
【図9】ガラス枠を備えた画像表示装置を示す斜視図。
【図10】図9の線A−Aに沿った断面図。
【図11】この発明の実施の形態に係るガラス枠製造装
置を示す正面図。
【符号の説明】
5…架台 6…回転基盤 10、12…帯状ガラス板 14…重複部分 18…角部 19…バーナ 20…押圧型 21…アーム 24…駆動機構 40…真空外囲器 41…前面基板 42…背面基板 43…側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 孝司 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番地2 株式 会社東芝深谷工場内 Fターム(参考) 5C012 AA05 BB07

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状ガラス板の端部同士を接合する接合方
    法において、 帯状ガラス板の端部同士をガラス板幅の範囲内で重複し
    て配置した後、上記端部を加熱軟化させ、 上記加熱軟化された上記端部の重複部分を少なくとも1
    回、帯状ガラス板の肉厚方向に沿って両側から挟圧し、
    上記重複部分を接合するとともに上記帯状ガラス板の板
    厚に成形することを特徴とする帯状ガラス板の接合方
    法。
  2. 【請求項2】上記加熱軟化された上記端部を約2秒以下
    の挟圧時間で少なくとも1回挟圧することを特徴とする
    請求項1に記載の帯状ガラス板の接合方法。
  3. 【請求項3】上記帯状ガラス板で角部を形成するように
    端部同士を重複して配置した後、上記角部の内側が垂直
    方向上方を向いた状態で、上記帯状ガラス板をほぼ垂直
    平面内に保持し、その後、上記端部を加熱軟化させ挟圧
    することを特徴とする請求項1又は2に記載の帯状ガラ
    ス板の接合方法。
  4. 【請求項4】上記帯状ガラス板の末端の角の一部をそれ
    ぞれ切欠いた状態で、上記帯状ガラス板の端部同士を重
    複して配置することを特徴とする請求項3に記載の帯状
    ガラス板の接合方法。
  5. 【請求項5】帯状ガラス板の端部同士を接合する接合装
    置において、 複数の帯状ガラス板を、その端部同士がガラス板幅の範
    囲内で重複した状態に保持するガラス板保持部と、 上記保持された帯状ガラス板の端部を加熱軟化する加熱
    手段と、 上記加熱軟化された上記端部の重複部分を上記帯状ガラ
    ス板の肉厚方向に沿って両側から挟圧し、上記重複部分
    を接合するとともに上記帯状ガラス板の板厚に成形する
    挟圧機構と、 を備えたことを特徴とする帯状ガラス板の接合装置。
  6. 【請求項6】上記挟圧機構は、上記帯状ガラス板の板厚
    とほぼ等しい隙間を置いて対向する挟圧位置と互いに離
    間する開放位置との間を移動可能に設けられた一対の押
    圧型と、 上記一対の押圧型間に上記帯状ガラス板の重複部分が位
    置した状態で、上記一対の押圧型を開放位置から挟持位
    置に移動させ、上記重複部分を挟圧する駆動機構と、を
    備えていることを特徴とする請求項5に記載の接合装
    置。
  7. 【請求項7】上記ガラス板保持部は、上記複数の帯状ガ
    ラス板が互いに交差する方向に延びた状態で、かつ、上
    記帯状ガラス板で角部を形成するように端部同士が重複
    した状態で、上記帯状ガラス板をほぼ同一平面内に保持
    する架台と、 上記角部の内側が垂直方向上方を向いた状態で、上記帯
    状ガラス板がほぼ垂直平面内に位置し、かつ、上記重複
    部分が上記一対の押圧型間に位置するように上記架台を
    支持した基盤と、 を備えていることを特徴とする請求項6に記載の接合装
    置。
  8. 【請求項8】複数の帯状ガラス板をほぼ同一平面内に枠
    状に配置して保持するとともに、隣合う帯状ガラス板の
    端部同士をガラス板幅の範囲内で重複して配置し、 上記帯状ガラス板の上記端部を加熱軟化させ、 上記加熱軟化された上記端部の重複部分を少なくとも1
    回、帯状ガラス板の肉厚方向に沿って両側から挟圧し、
    上記重複部分を接合するとともに上記帯状ガラス板の板
    厚に成形することを特徴とするガラス枠の製造方法。
  9. 【請求項9】上記加熱軟化された上記端部を約2秒以下
    の挟圧時間で少なくとも1回挟圧することを特徴とする
    請求項8に記載のガラス枠の製造方法。
  10. 【請求項10】上記帯状ガラス板の端部によって形成さ
    れた角部の内側が垂直方向上方を向いた状態で、上記帯
    状ガラス板をほぼ垂直平面内に保持し、上記端部を加熱
    軟化させ挟圧することを特徴とする請求項8又は9に記
    載のガラス枠の製造方法。
  11. 【請求項11】帯状ガラス板の端部同士を接合してガラ
    ス枠を製造する製造装置において、 ほぼ同一平面内に枠状に配置された複数の帯状ガラス板
    を、その端部同士がガラス板幅の範囲内で重複した状態
    に保持するガラス板保持部と、 上記保持された帯状ガラス板の端部を加熱軟化する加熱
    手段と、 上記加熱軟化された上記端部の重複部分を上記帯状ガラ
    ス板の肉厚方向に沿って両側から挟圧し、上記重複部分
    を接合するとともに上記帯状ガラス板の板厚に成形する
    挟圧機構と、 を備えたことを特徴とする製造装置。
  12. 【請求項12】上記挟圧機構は、上記帯状ガラス板の板
    厚とほぼ等しい隙間を置いて対向する挟圧位置と互いに
    離間する開放位置との間を移動可能に設けられた一対の
    押圧型と、 上記一対の押圧型間に上記帯状ガラス板の重複部分が位
    置した状態で、上記一対の押圧型を開放位置から挟持位
    置に移動させ、上記重複部分を挟圧する駆動機構と、を
    備えていることを特徴とする請求項11に記載の製造装
    置。
  13. 【請求項13】上記帯状ガラス板がほぼ垂直な平面内に
    位置するように上記架台を支持しているとともに、ほぼ
    水平な回転軸の回りで回動自在に設けられ上記帯状ガラ
    ス板の端部を所定の接合位置に移動可能な基盤と、 上記基盤に対し、上記架台を1つの帯状ガラス板の長手
    方向に沿って移動可能に支持した摺動機構と、を備えて
    いることを特徴とする請求項11又は12に記載の製造
    装置。
  14. 【請求項14】対向配置された前面基板および背面基板
    と、上記前面基板および背面基板の周辺部間に設けられ
    た矩形のガラス枠からなる側壁とを有した外囲器と、上
    記外囲器内に設けられた複数の素子とを備えた画像表示
    装置の製造方法であって、 複数の帯状ガラス板をほぼ同一平面内に枠状に配置して
    保持するとともに、隣合う帯状ガラス板の端部同士をガ
    ラス板幅の範囲内で重複して配置し、 上記帯状ガラス板の上記重複配置された各端部を加熱軟
    化させ、 上記加熱軟化された上記端部の重複部分を少なくとも1
    回、帯状ガラス板の肉厚方向に沿って両側から挟圧し、
    上記重複部分を接合するとともに上記帯状ガラス板の板
    厚に成形し上記側壁を形成することを特徴とする画像表
    示装置の製造方法。
  15. 【請求項15】対向配置された前面基板および背面基板
    と、上記前面基板および背面基板の周辺部間に設けられ
    た矩形のガラス枠からなる側壁とを有した外囲器と、上
    記外囲器内に設けられた複数の素子と、を備えた画像表
    示装置の製造装置であって、 ほぼ同一平面内に枠状に配置され上記ガラス枠を構成す
    る複数の帯状ガラス板を、その端部同士がガラス板幅の
    範囲内で重複した状態に保持するガラス板保持部と、 上記保持された帯状ガラス板の端部を加熱軟化する加熱
    機構と、 上記加熱軟化された上記端部の重複部分を上記帯状ガラ
    ス板の肉厚方向に沿って両側から挟圧し、上記重複部分
    を接合するとともに上記帯状ガラス板の板厚に成形する
    挟圧機構と、 を備えたことを特徴とする画像表示装置の製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005108318A1 (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Kabushiki Kaisha Toshiba ガラス枠の製造方法、製造装置、及び帯状ガラス板の接合方法
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