JP2003160146A

JP2003160146A - 商品包装袋

Info

Publication number: JP2003160146A
Application number: JP2001402195A
Authority: JP
Inventors: Mitsuo Sugimoto; 充男杉本
Original assignee: Kyoei Kikai KK
Current assignee: Kyoei Kikai KK
Priority date: 2001-11-26
Filing date: 2001-11-26
Publication date: 2003-06-03

Abstract

(57)【要約】【課題】商品包装袋に立体的商品を包装することを課
題としている。【解決手段】商品包装袋の袋部表フィルムに、立体的
商品収納箱を貼り付ける目的で、粘着剤を塗布し、塗布
面に使用時以外は他のものに接着させないための剥離紙
を付着させて形成する商品包装袋において、立体的商品
収納箱を袋部の粘着剤塗布面に付着された、剥離紙を取
り除き、粘着剤を露出させ、塗布面に立体的商品収納箱
を貼り付けることを目的に構成されている商品包装袋。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本願発明は、商品包装袋に関
する。

【０００２】

【従来の技術】小型商品を収納し、効果的に陳列するこ
とができるようにした商品包装袋として、ヘッダ付き商
品包装袋がある。このヘッダ付き商品包装袋は、ヘッダ
部と、このヘッダ部の下方につながる袋部とを有し、ヘ
ッダ部には、フックが形成されている。陳列装置として
は、垂直状の陳列壁から複数の陳列棒が出ている形状の
ものが使用され、この陳列棒に上記のフックを引っ掛け
るようにして、商品が収納された上記の包装袋が陳列さ
れている。

【０００３】このようなヘッダ付き包装袋に平面的商品
は、上記のようにして陳列棒に引っ掛けて陳列する場合
には都合が良い。しかしながら、立体的商品を包装袋に
収納して陳列するのには必ずしも適切な形態であるとは
いえない。すなわち、袋部は平面的商品を対象に袋部が
形成されているため、立体的商品に袋部が合った収納が
出来ない。また、袋部と収納商品との違和感を購買者に
与え、このようなことは、売り場の品位を悪化させて好
ましくない。

【０００４】また、このようなヘッダ付き包装袋を多数
梱包して輸送する場合においても、袋部に立体的商品を
袋部に合った収納がされていない。また、袋部のフィル
ムが薄く強度が弱いため袋部が破袋が多く発生する問題
もある。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記した
問題を解決することをその課題としている。

【０００６】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、陳列棒に引っ掛けて吊り下げ陳
列をすることと、立体的商品の包装袋としてより効率的
に良く陳列することを容易にすることができる新たな商
品包装袋を提供することをその課題としている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本願発明では、次の技術的手段を採用した。

【０００８】本願発明に係る商品包装袋は、合成樹脂製
の表フィルムと裏フィルムを有し、これら表フィルムと
裏フィルムの両側縁どうし、および上縁どうしが連結さ
れて、上縁より下方に吊り下げ部と袋部との区画線を設
け、区画線より上方を吊り下げ部、区画線より下方を袋
部が形成されている商品包装袋である。表フィルムに
は、裏フィルムの下縁よりさらに下方に延出する蓋部が
連続しているとともに、この蓋部の裏面所定部位または
裏フィルムの外面の所定部位に粘着剤が塗布されてい
て、上記蓋部を折り返し線で折り返してこの蓋部を裏フ
ィルムの外面上に上記粘着剤により付着させて封緘する
ことができるように構成されている。上記一方のフィル
ム外面には、商品収納箱が貼り付けられる手段の粘着剤
が塗布され塗布面に剥離紙が付着されていることを特徴
としている。

【０００９】また、好ましい実施形態においては、吊り
下げ部には、陳列棒に吊り下げる孔、または、陳列棒に
引っ掛けられるフックを構成するための切り溝が形成さ
れている。

【００１０】さらに、好ましい実施形態においては、吊
り下げ部には、表フィルムと裏フィルムにはさまれた芯
材が形成されている。また、芯材が袋部に連続されてい
る。

【００１１】

【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図面を参照しつつ具体的に説明する。

【００１２】本願発明に係る商品包装袋は、合成樹脂製
の表フィルム１と裏フィルム２を有し、これら表フィル
ム１と裏フィルム２の両側縁３どうしが接着されてお
り、上縁どうしが連結されて、上縁より下方に吊り下げ
部５と袋部６との区画する区画線４を設け、区画線４よ
り上方を吊り下げ部５、区画線４より下方を袋部６が形
成されている。

【００１３】表フィルム１には、裏フィルム２の下縁よ
りさらに下方に延出する蓋部７が連続しているととも
に、この蓋部７の裏面所定部位または裏フィルム２の外
面の所定部位に粘着剤が塗布されていて、上記蓋部を折
り返し線で折り返してこの蓋部を裏フィルムの外面上に
上記粘着剤により付着させて封緘することができるよう
に構成されている。

【００１４】上記袋部の一方フィルム外面には、商品収
納箱８が貼り付けられる手段の粘着剤が塗布され塗布面
９には使用時以外は他のものに付着しないための剥離紙
１０が付着されている。

【００１５】上記袋部一方のフィルム外面に粘着剤が塗
布９され、塗布面９の剥離紙１０を取り除き粘着剤を露
出させ、塗布面９に立体的商品１３の収納された、商品
収納箱８を一方のフィルム１粘着剤塗布面９に貼り付け
る。

【００１６】上記袋部６は袋部として、平面的商品、ま
たは、印刷物を収納することができる。よった、袋部と
して十分な役割を構成されている。

【００１７】立体的商品が収納箱に合った収納がされて
いるため、袋部６の破袋が発生しない、また、輸送方法
も容易に輸送することができる。袋部に収納箱が貼り付
けられていることによって、より効率的に購買者により
よい陳列効果を与える。

【００１８】また、吊り下げ部５には、陳列棒に吊り下
げる孔１２、または、陳列棒に引っ掛けられるフックを
構成するための切り溝が形成されている。

【００１９】さらに、吊り下げ部５には、表フィルム１
と裏フィルム２にはさまれた芯材１１が形成されてい
る。また、芯材１１が袋部６に連続されている。よっ
て、収納箱に収納された商品の重量に十分な芯材を構成
させる。

【００２０】この発明の範囲は上述した実施形態に限定
されるものではない。包装の大きさ、吊り下げる孔１２
の形状は変更が可能である。商品収納箱８を貼り付ける
粘着剤塗布面９形状は商品収納箱８の形状によって変更
される。また、立体的商品収納箱８は、紙製、プラスチ
ック製、商品収納箱８の形状は袋部側が開放された箱、
および、容器においても限定されるものではない。各請
求項に記載した事項の範囲内でのあらゆる形態の変更
は、すべて本願発明の範囲に包摂される。

【００２１】

【発明の効果】本願発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載されるような効果を確信す
る。

【００２２】本願発明は、商品包装袋に立体的商品１３
を包装することを目的としている。商品包装袋の袋部表
フィルム１に、立体的商品収納箱８を貼り付ける目的
で、粘着剤を塗布し、塗布面９に使用時以外は他のもの
に接着させないための剥離１０紙を付着させて形成する
商品包装袋において、立体的商品収納箱８を袋部６の粘
着剤塗布面９に付着された、剥離紙１０を取り除き、粘
着剤を露出させ、塗布面９に立体的商品収納箱８を貼り
付けることを目的に構成されている商品包装袋。

【００２３】上記袋部６は袋部として、平面的商品、ま
たは、印刷物を収納することができる。よった、袋部と
して十分な役割を構成されている。

【００２４】

【図面の簡単な説明】

【図１】本願実施形態を示し、商品包装袋の一例の正面
側から見た説明図である。

【図２】図１のＡ−Ａ線に沿う断面図であるる

【図３】本願実施形態を示し、商品包装袋の一例の正面
側から見た説明図である。

【図４】図３のＢ−Ｂ線に沿う断面図であるる

【図５】本願実施形態を示し、商品包装袋の一実施例の
正面側から見た説明図である。

【図６】図５のＣ−Ｃ線に沿う断面図であるる

【図７】本願実施形態を示し、商品包装袋の一実施例の
正面側から見た説明図である。

【図８】図７のＤ−Ｄ線に沿う断面図であるる

【図９】本願実施形態を示し、商品包装袋の一実施例の
正面側から見た説明図である。

【図１０】図９のＥ−Ｅ線に沿う断面図であるる

【符号の説明】

１表フィルム２裏フィルム３両側縁４区画線５吊り下げ部６袋部７蓋部８商品収納箱９塗布面１０剥離紙１１芯材１２吊り下げ孔１３立体的商品

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】ヘッダ付き商品包装袋において、袋部一方
の外面に商品収納箱が貼り付けられる手段の粘着剤が塗
布され塗布面に剥離紙が付着されていることを特徴とす
る。商品包装袋。
【請求項２】上記ヘッダ付き商品包装袋の袋部におい
て、表フィルムと裏フィルムの内側に挟まれた芯材が形
成されている。請求項１に記載の商品包装袋。