JP2607420Y2 - 商品吊下具 - Google Patents
商品吊下具Info
- Publication number
- JP2607420Y2 JP2607420Y2 JP1993050111U JP5011193U JP2607420Y2 JP 2607420 Y2 JP2607420 Y2 JP 2607420Y2 JP 1993050111 U JP1993050111 U JP 1993050111U JP 5011193 U JP5011193 U JP 5011193U JP 2607420 Y2 JP2607420 Y2 JP 2607420Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hanging
- product
- tape
- plastic sheet
- sensitive adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Display Racks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、商品販売において、商
品を陳列するために吊り下げるプラスチック製商品吊下
具に関する。
品を陳列するために吊り下げるプラスチック製商品吊下
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、商品を袋に入れて陳列して販
売することは、広くスーパー等で行われている。この袋
に包装して販売する形態が小物商品には便利なために、
形態上から見て、袋で包装するに適さないものも商品包
装袋に入れて陳列しているのが現状である。そのため、
袋に入っているため無駄な空間を袋体内に有する包装体
となり、省資源的観点から見ると、袋フイルムが無駄に
消費されているとともに、商品の形態が消費者に分から
ず、陳列品を見過ごされてしまう欠点がある。
売することは、広くスーパー等で行われている。この袋
に包装して販売する形態が小物商品には便利なために、
形態上から見て、袋で包装するに適さないものも商品包
装袋に入れて陳列しているのが現状である。そのため、
袋に入っているため無駄な空間を袋体内に有する包装体
となり、省資源的観点から見ると、袋フイルムが無駄に
消費されているとともに、商品の形態が消費者に分から
ず、陳列品を見過ごされてしまう欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案は、袋形態でな
く、単に、テープで結紮する形態にすることにより、そ
の商品の形状を表したまま陳列できる商品吊下具を提供
することを目的とするものである。
く、単に、テープで結紮する形態にすることにより、そ
の商品の形状を表したまま陳列できる商品吊下具を提供
することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案者は、袋を形成し
ないで、フイルムテープで商品を吊り下げるに際して、
テープ状シートで商品を紐のように結ぶことは困難であ
り、また、テープの先端を従来の開口縁の接着に用いた
感圧接着剤で接着固定した場合には、感圧接着面に重量
がかかると接着が次第に外れて商品が落下する恐れがあ
ることを考慮して、吊り下げ部のヘッダー部分から延設
されたテープで商品を結紮して、そのテープの先端に懸
かる商品の重量が感圧接着剤面が剥離しない構造にする
ことによって、袋に収納しない陳列用商品吊下具を実用
化できることを見いだし、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、プラスチック製シートからなる吊
下具であって、吊り下げ穴を有するヘッダー部の下縁か
ら左右に長さの相違する2枚の吊り下げテープを延設し
て、二つの吊り下げテープのいずれか一方の先端に長手
方向に平行なスリットを設け、他方の先端に感圧接着剤
層を設けたことを特徴とする商品吊下具を提供するもの
である。本考案に用いるプラスチック製シートは、プラ
スチック製シートであれば特に制限なく使用することが
できるが、腰のある厚手のプラスチック製シートの片面
又は両面に薄手のプラスチックフイルムを積層した積層
体を使用するのが、薄手フイルムに印刷すると印刷の見
映えが良くなるので望ましい。厚手のシート及び薄手の
シートの材質としては、熱可塑性樹脂、例えば、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ナイ
ロン、ポリエステル等であれば特に制限なく使用するこ
とができる。積層シートにすることによって、薄手フイ
ルムに裏印刷して商品の広告をヘッダー部分に美麗な印
刷をすることができる。
ないで、フイルムテープで商品を吊り下げるに際して、
テープ状シートで商品を紐のように結ぶことは困難であ
り、また、テープの先端を従来の開口縁の接着に用いた
感圧接着剤で接着固定した場合には、感圧接着面に重量
がかかると接着が次第に外れて商品が落下する恐れがあ
ることを考慮して、吊り下げ部のヘッダー部分から延設
されたテープで商品を結紮して、そのテープの先端に懸
かる商品の重量が感圧接着剤面が剥離しない構造にする
ことによって、袋に収納しない陳列用商品吊下具を実用
化できることを見いだし、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案は、プラスチック製シートからなる吊
下具であって、吊り下げ穴を有するヘッダー部の下縁か
ら左右に長さの相違する2枚の吊り下げテープを延設し
て、二つの吊り下げテープのいずれか一方の先端に長手
方向に平行なスリットを設け、他方の先端に感圧接着剤
層を設けたことを特徴とする商品吊下具を提供するもの
である。本考案に用いるプラスチック製シートは、プラ
スチック製シートであれば特に制限なく使用することが
できるが、腰のある厚手のプラスチック製シートの片面
又は両面に薄手のプラスチックフイルムを積層した積層
体を使用するのが、薄手フイルムに印刷すると印刷の見
映えが良くなるので望ましい。厚手のシート及び薄手の
シートの材質としては、熱可塑性樹脂、例えば、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ナイ
ロン、ポリエステル等であれば特に制限なく使用するこ
とができる。積層シートにすることによって、薄手フイ
ルムに裏印刷して商品の広告をヘッダー部分に美麗な印
刷をすることができる。
【0005】本考案を実施例の図面によって、さらに詳
細に説明する。図1は、吊り下げ穴2のあるヘッダー部
分1の下縁にくびれ部8を介して、左右に2本の吊り下
げテープ3及び4が設けられている。図1の長さの長い
吊り下げテープ3の先端6には、感圧接着剤層7が設け
られていて、この感圧接着剤層の上に剥離紙(図示して
いない)を貼着してある。他方の吊り下げテープ4は吊
り下げテープ3より短く、その先端にスリット5がテー
プの長手方向に平行になるように設けてある。本実施例
の商品吊下具の材質は、腰のある白色プラスチック製シ
ートの両面に、薄手のフイルムを積層したものが使用さ
れている。この積層体を使用することによって、薄手フ
イルムに裏印刷することによって、商品に関する広告及
び説明をヘッダー部分に掲載することができる。図1の
商品吊下具を例えば、リング状商品の吊り下げに使用す
るときは、図2のように、吊り下げテープ3の先端を商
品リング9のなかに挿通して、さらに、他の吊り下げテ
ープ4の先端のスリット5に挿通してから先端6を18
0度折り曲げて、感圧接着剤層7が接する吊り下げテー
プ3の表面に接着させて固定する。図2のように、ヘッ
ダー1の吊り下げ穴2で陳列板に吊り下げると、商品リ
ング9は、吊り下げテープ3の中間部で商品を吊り下げ
ることができる。このとき、吊り下げテープ3にかかる
商品の重さは、吊り下げテープ3及び吊り下げテープ4
に分散され、また、スリット5の結合部分の摩擦によっ
て、感圧接着剤層に商品の重量が殆ど懸からないように
吊り下げられているので、長期の陳列においても感圧接
着剤層から剥離することはない。図3の商品吊下具の実
施例は、図1とは、スリット5のある吊り下げテープを
長くしている点が図1と相違し、さらに、くびれ部8が
なく、ヘッダーから直接吊り下げテープ3及び4が延設
されている。この場合は図4のように、吊り下げテープ
4の先端を商品リング9を挿通してから吊り下げテープ
3の所に曲げられ、水平になったスリット5に吊り下げ
テープ3の先端6を挿通して、これを垂直上方に180
度折り曲げ感圧接着剤層7で接着して先端6を固定す
る。
細に説明する。図1は、吊り下げ穴2のあるヘッダー部
分1の下縁にくびれ部8を介して、左右に2本の吊り下
げテープ3及び4が設けられている。図1の長さの長い
吊り下げテープ3の先端6には、感圧接着剤層7が設け
られていて、この感圧接着剤層の上に剥離紙(図示して
いない)を貼着してある。他方の吊り下げテープ4は吊
り下げテープ3より短く、その先端にスリット5がテー
プの長手方向に平行になるように設けてある。本実施例
の商品吊下具の材質は、腰のある白色プラスチック製シ
ートの両面に、薄手のフイルムを積層したものが使用さ
れている。この積層体を使用することによって、薄手フ
イルムに裏印刷することによって、商品に関する広告及
び説明をヘッダー部分に掲載することができる。図1の
商品吊下具を例えば、リング状商品の吊り下げに使用す
るときは、図2のように、吊り下げテープ3の先端を商
品リング9のなかに挿通して、さらに、他の吊り下げテ
ープ4の先端のスリット5に挿通してから先端6を18
0度折り曲げて、感圧接着剤層7が接する吊り下げテー
プ3の表面に接着させて固定する。図2のように、ヘッ
ダー1の吊り下げ穴2で陳列板に吊り下げると、商品リ
ング9は、吊り下げテープ3の中間部で商品を吊り下げ
ることができる。このとき、吊り下げテープ3にかかる
商品の重さは、吊り下げテープ3及び吊り下げテープ4
に分散され、また、スリット5の結合部分の摩擦によっ
て、感圧接着剤層に商品の重量が殆ど懸からないように
吊り下げられているので、長期の陳列においても感圧接
着剤層から剥離することはない。図3の商品吊下具の実
施例は、図1とは、スリット5のある吊り下げテープを
長くしている点が図1と相違し、さらに、くびれ部8が
なく、ヘッダーから直接吊り下げテープ3及び4が延設
されている。この場合は図4のように、吊り下げテープ
4の先端を商品リング9を挿通してから吊り下げテープ
3の所に曲げられ、水平になったスリット5に吊り下げ
テープ3の先端6を挿通して、これを垂直上方に180
度折り曲げ感圧接着剤層7で接着して先端6を固定す
る。
【0006】
【考案の効果】本考案商品吊下具は、商品を安定に吊り
下げ陳列することができ、しかも、商品の形状がそのま
ま見えるので需要者に分かり易く、包装フイルムの省資
源にも貢献することができる。
下げ陳列することができ、しかも、商品の形状がそのま
ま見えるので需要者に分かり易く、包装フイルムの省資
源にも貢献することができる。
【図1】図1は、本考案実施例の商品吊下具の平面図で
ある。
ある。
【図2】図2は、同実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】図3は、本考案他の実施例の平面図である。
【図4】図4は、同実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
る。
1 ヘッダー部 2 吊り下げ穴 3 吊り下げテープ 4 吊り下げテープ 5 スリット 6 先端部 7 感圧接着剤層 8 くびれ部 9 商品リング
Claims (2)
- 【請求項1】プラスチック製シートからなる吊下具であ
って、吊り下げ穴を有するヘッダー部の下縁から左右に
長さの相違する2枚の吊り下げテープを延設して、二つ
の吊り下げテープのいずれか一方の先端に長手方向に平
行なスリットを設け、他方の先端に感圧接着剤層を設け
たことを特徴とする商品吊下具。 - 【請求項2】プラスチック製シートが厚手のプラスチッ
ク製シートの少なくとも一方の表面に薄手フイルムを積
層した積層シートである請求項1記載の商品吊下具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993050111U JP2607420Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 商品吊下具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993050111U JP2607420Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 商品吊下具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716954U JPH0716954U (ja) | 1995-03-20 |
JP2607420Y2 true JP2607420Y2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=35395486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993050111U Expired - Fee Related JP2607420Y2 (ja) | 1993-08-23 | 1993-08-23 | 商品吊下具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2607420Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-23 JP JP1993050111U patent/JP2607420Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716954U (ja) | 1995-03-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4817805A (en) | Apparatus for securing, displaying and dispensing of envelope package goods | |
US4832301A (en) | Hanger | |
US5728440A (en) | Product display hanger and process | |
US6382676B1 (en) | Hang tab with detachable coupon portion | |
US5598922A (en) | Product display hanger | |
US3900059A (en) | Mounting device | |
JP2607420Y2 (ja) | 商品吊下具 | |
JP2607421Y2 (ja) | 商品吊下具 | |
USRE37764E1 (en) | Product display hanger and process | |
JP4865970B2 (ja) | 吊り下げラベル | |
JPH0321653Y2 (ja) | ||
CN211224241U (zh) | 一种带挂钩的防盗贴 | |
JPH1028630A (ja) | 商品陳列用具およびその製造方法 | |
JP2005008778A (ja) | 易剥離性粘着テープ | |
JP3378423B2 (ja) | 商品包装袋 | |
JPS604919Y2 (ja) | 包装用袋 | |
JPH08266Y2 (ja) | 手提袋 | |
EP1364887A1 (en) | Reclosable self-adhesive hanging tag and package provided therewith | |
JP3228707B2 (ja) | 吊下用包装袋 | |
JP3022963U (ja) | フック付き包装帯 | |
KR200322578Y1 (ko) | 걸이구가 형성된 포장용 비닐봉지 | |
WO2023212163A2 (en) | Dual pouch with tear-away label | |
JP3012674U (ja) | 吊り下げ具 | |
JP3019102U (ja) | 包装袋 | |
JPH0637945Y2 (ja) | ヘッダ−付き商品包装袋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |