JP2003159944A - サンルーフ装置の駆動モータ - Google Patents

サンルーフ装置の駆動モータ

Info

Publication number
JP2003159944A
JP2003159944A JP2001357628A JP2001357628A JP2003159944A JP 2003159944 A JP2003159944 A JP 2003159944A JP 2001357628 A JP2001357628 A JP 2001357628A JP 2001357628 A JP2001357628 A JP 2001357628A JP 2003159944 A JP2003159944 A JP 2003159944A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive motor
opening
vehicle
housing
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001357628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3987327B2 (ja
Inventor
Yoshiaki Saito
祥彰 齋藤
Kazuto Kito
和人 木藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2001357628A priority Critical patent/JP3987327B2/ja
Publication of JP2003159944A publication Critical patent/JP2003159944A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3987327B2 publication Critical patent/JP3987327B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】制御回路基板を収容する基板収容部を備えたサ
ンルーフ装置の駆動モータであって、基板収容部の出っ
張りを極力なくすこと。 【解決手段】駆動モータ1は、制御回路基板を収容する
基板収容部21eを回転軸7の軸線L1に対してフロン
トガラス55側に位置するように構成されて、車両の車
幅方向に延びるフロントガラス55の上端部55aとル
ーフ開口部の前端部との間に配置される。そして、この
ような基板収容部21eは、車両の車幅方向に延びるフ
ロントガラス55の上端部55aに沿って形成された斜
面21f(蓋体13の外側面13b)を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のサンルーフ
装置の駆動源に好適なモータに関する。
【0002】
【従来の技術】車両用サンルーフ装置の駆動源には、モ
ータ部と該モータ部の回転を減速する減速部とが一体に
組み付けられた駆動モータが一般に用いられている。即
ち、モータ部は回転軸を有するアーマチャ(電機子)や
マグネット等を収容するヨークハウジングを備える一
方、減速部は回転軸の回転を減速する減速機構を収容す
る樹脂製のギヤハウジングを備え、ヨークハウジングと
ギヤハウジングは互いに開口部が対向するようにネジに
より連結固定される。このようなモータには、更にモー
タ部の回転を制御するための電子制御装置(ECU)を
一体に装備したものがある。即ち、ギヤハウジングの一
部にECUを構成する制御回路基板を収容する基板収容
部が一体に備えられている。
【0003】そして、このようなサンルーフ装置の駆動
モータは、従来より、減速機構を回転軸の軸線に対して
ルーフ開口部側に位置する一方、制御回路基板を回転軸
の軸線に対してフロントガラス側に位置するように構成
されて、フロントガラス(ウインドシールドガラス)の
上端部とルーフ開口部の前端部との間に配置されるのが
一般的となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ルーフ開口
部は、車両のより前方に配することが好ましいとされて
いる。そのため、駆動モータが配置されるフロントガラ
スの上端部とルーフ開口部の前端部との間の空間が狭く
なるため、該モータ、特に外観形状を変更し易い基板収
容部には無用な出っ張りを極力なくすことが要求されて
いる。
【0005】又、基板収容部には制御回路基板(EC
U)を収容する必要があるため、単に基板収容部を小型
化するだけでは、該収容部の開口部を小さくし、回路基
板を収容し難くなる。そのため、基板収容部の無用な出
っ張りを極力なくしながら、該収容部の開口部を大きく
確保することが要求されている。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、第1の目的は、制御回路基板を収
容する基板収容部を備えたサンルーフ装置の駆動モータ
であって、基板収容部の出っ張りを極力なくすことがで
きるサンルーフ装置の駆動モータを提供することにあ
る。
【0007】又、第2の目的は、第1の目的に加え、基
板収容部の開口部を大きく確保することができるサンル
ーフ装置の駆動モータを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、回転軸を有するモータ部
と、前記モータ部に組み付けられ前記回転軸の回転を減
速するための減速機構を収容するためのギヤハウジング
を有する減速部と、前記モータ部の回転を制御する制御
回路基板を収容するための基板収容部とを備え、車両の
ルーフパネルに形成されたルーフ開口部に配置される開
閉体を開閉作動させるためのサンルーフ装置の駆動モー
タであって、前記駆動モータは、前記減速機構を前記回
転軸の軸線に対して前記ルーフ開口部側に位置する一
方、前記制御回路基板を前記回転軸の軸線に対して前記
フロントガラス側に位置するように構成されて、前記車
両の車幅方向に延びる前記フロントガラスの上端部とル
ーフ開口部の前端部との間に配置され、前記基板収容部
は、前記車両の車幅方向に延びる前記フロントガラスの
上端部に沿って形成された外側面を有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のサンルーフ装置の駆動モータにおいて、前記モータ部
が前記ルーフ開口部から離間するように、前記回転軸の
軸線方向が前記車両の車幅方向に対して傾斜している。
【0010】請求項3に記載の発明は、回転軸を有する
モータ部と、前記モータ部に組み付けられ前記回転軸の
回転を減速するための減速機構を収容するためのギヤハ
ウジングを有する減速部と、前記モータ部の回転を制御
する制御回路基板を収容するための基板収容部とを備
え、車両のルーフパネルに形成されたルーフ開口部に配
置される開閉体を開閉作動させるためのサンルーフ装置
の駆動モータであって、前記駆動モータは、前記減速機
構を前記回転軸の軸線に対して前記ルーフ開口部側に位
置する一方、前記制御回路基板を前記回転軸の軸線に対
して前記フロントガラス側に位置するように構成され
て、前記車両の車幅方向に延びる前記フロントガラスの
上端部とルーフ開口部の前端部との間に配置され、更に
基板収容部は、前記フロントガラス側から前記車両の車
幅方向に対して傾斜した方向に前記回路基板を挿入する
ための開口部を有するものであり、前記基板収容部は、
前記車両の車幅方向に延びる前記フロントガラスの上端
部に沿って形成された外側面を有するとともに、該収容
部の開口部はその外側面側まで連続して設けられてい
る。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項3に記載
のサンルーフ装置の駆動モータにおいて、前記モータ部
が前記ルーフ開口部から離間するように、前記回転軸の
軸線方向が前記車両の車幅方向に対して傾斜しているも
のであり、前記基板収容部には、その軸線方向に沿って
前記制御回路基板が挿入される。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項3又は4
に記載のサンルーフ装置の駆動モータにおいて、前記ギ
ヤハウジングは、前記モータ部から延びる回転軸を収容
する回転軸収容部と前記基板収容部とが同一の開口部を
有している。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項3〜5の
いずれか1項に記載のサンルーフ装置の駆動モータにお
いて、前記開口部は蓋体にて塞がれるものであり、その
蓋体に前記外側面が形成されている。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のサンルーフ装置の駆動モータにおいて、前記モータ部
は、ブラシを保持するブラシホルダを有するものであ
り、前記蓋体は、そのブラシホルダに一体に形成されて
いる。
【0015】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
駆動モータは、制御回路基板を回転軸の軸線に対してフ
ロントガラス側に位置するように構成されて、車両の車
幅方向に延びるフロントガラスの上端部とルーフ開口部
の前端部との間に配置される。そして、制御回路基板を
収容する基板収容部は、車両の車幅方向に延びるフロン
トガラスの上端部に沿って形成された外側面を有してい
る。従って、このような外側面により、基板収容部がフ
ロントガラス側に出っ張ることを極力抑えることができ
る。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、モータ部
がルーフ開口部から離間するように、回転軸の軸線方向
が車両の車幅方向に対して傾斜している。ここで、駆動
モータの近傍のルーフ開口部寄りには、サンルーフ駆動
機構が配置されているので、該駆動機構が配置されるル
ーフ開口部からモータ部を極力離間させることで、相互
の干渉を防止することができる。
【0017】請求項3に記載の発明によれば、駆動モー
タは、制御回路基板を回転軸の軸線に対してフロントガ
ラス側に位置するように構成されて、車両の車幅方向に
延びるフロントガラスの上端部とルーフ開口部の前端部
との間に配置され、更に制御回路基板を収容する基板収
容部は、フロントガラス側から車両の車幅方向に対して
傾斜した方向に該回路基板を挿入するための開口部を有
している。そして、このような基板収容部は、車両の車
幅方向に延びるフロントガラスの上端部に沿って形成さ
れた外側面を有するとともに、該収容部の開口部はその
外側面側まで連続して設けられる。従って、このような
外側面により、基板収容部がフロントガラス側に出っ張
ることを極力抑えることができる。又、基板収容部は、
フロントガラス側から車両の車幅方向に対して傾斜した
方向に該回路基板を挿入する構成ため、前記外側面はそ
の開口部の内側に向かって形成されることになるが、該
収容部の開口部をその外側面側まで連続して設けたの
で、大きく確保することができる。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、モータ部
がルーフ開口部から離間するように、回転軸の軸線方向
が車両の車幅方向に対して傾斜しているものであり、基
板収容部には、その軸線方向に沿って制御回路基板が挿
入される。ここで、駆動モータの近傍のルーフ開口部寄
りには、サンルーフ駆動機構が配置されているので、相
互の干渉を防止すべく、該駆動機構が配置されるルーフ
開口部からモータ部が極力離間される。そして、このよ
うに車幅方向に対して傾斜された軸線方向に沿って制御
回路基板が基板収容部内に挿入される。
【0019】請求項5に記載の発明によれば、ギヤハウ
ジングは、モータ部から延びる回転軸を収容する回転軸
収容部と制御回路基板を収容する基板収容部とが同一の
開口部を有している。そのため、開口部を蓋体で塞ぐ
際、蓋体の数を少なくすることができ、駆動モータの部
品点数を少なくすることができる。
【0020】請求項6に記載の発明によれば、開口部は
蓋体にて塞がれるものであり、その蓋体に外側面が形成
される。つまり、開口部を塞ぐ蓋体がフロントガラス側
に出っ張らない。
【0021】請求項7に記載の発明によれば、蓋体は、
ブラシを保持するブラシホルダに一体に形成される。そ
のため、駆動モータの部品点数を少なくすることができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図4は、サンルーフ装置
を装備した車両の斜視図であって、車両51のルーフパ
ネル52に形成した矩形状のルーフ開口部53に対して
ルーフガラス54が配置されている。ルーフガラス54
は、例えば前後方向に往復スライド移動(スライド開閉
作動)可能、かつ、その前端部において車幅方向を支点
として上下動(チルト開閉作動)可能に設けられてい
る。ルーフガラス54は、同図4の破線で示す駆動モー
タ1をその駆動源としたサンルーフ駆動機構(図示略)
の作動により開閉するようになっている。このような駆
動モータ1は、図3に示すように、フロントガラス(ウ
インドシールドガラス)55の上端部55aとルーフ開
口部53の前端部53aとの間に配置され、ルーフパネ
ル52と室内側の成形天井パネル(図示略)との間に収
容されている。
【0023】前記駆動モータ1は、図1に示すように、
モータ部2と該モータ部2の回転を減速する減速部3と
が一体に組み付けられて構成されている。モータ部2
は、有底扁平円筒状のヨークハウジング4を有してい
る。ヨークハウジング4の内側面には複数個のマグネッ
ト5が所定位置に固着され、該マグネット5の内側には
アーマチャ(電機子)6が回転可能に収容されている。
アーマチャ6は回転軸7を有し、該回転軸7の基端部は
ヨークハウジング4の底部に設けた軸受8により回転可
能に支持されている。回転軸7の先端部側には整流子9
が固着されている。
【0024】ヨークハウジング4の開口部4aには、樹
脂製のブラシホルダ10が嵌挿されている。ブラシホル
ダ10には、前記整流子9に摺接する一対のブラシ11
が保持されている。ブラシホルダ10の中央部には軸受
12が保持されており、該軸受12は前記回転軸7の先
端部側を回転可能に支持している。
【0025】又、ブラシホルダ10には、フランジ状を
なし、ヨークハウジング4の開口部4aと後述するギヤ
ハウジング21の開口部21aとで狭持される狭持部1
0aが形成されている。又、ブラシホルダ10には、ヨ
ークハウジング4の径方向外側に位置するギヤハウジン
グ21の残りの開口部21aを塞ぐための蓋体13が一
体に形成されている。蓋体13は、狭持部10aから径
方向の外側に延出形成されている。更に、蓋体13の先
端側は、ギヤハウジング21側に傾斜するように略く字
状に屈曲した形状をなす延長部13aとなっている。延
長部13aは、駆動モータ1を車両51に取り付けた場
合に、その外側面13bが車幅方向に沿うように形成さ
れている。
【0026】又、ブラシホルダ10には、図2に示すよ
うに、駆動モータ1の制御を行う電子制御装置(EC
U)31が装着される。具体的には、ブラシホルダ10
は、ECU31と連結及び電気的に接続するためのモー
タ部側コネクタ10bを備えている。モータ部側コネク
タ10bは、前記ブラシ11と電気的に接続されてい
る。
【0027】これに対し、ECU31は、制御回路基板
31aを有している。制御回路基板31aは、図2にお
ける裏面側が各種電子部品を搭載する搭載面となってい
る。因みに、基板31aの搭載面には、制御ICや後述
するセンサマグネット23の外周面と対向する位置に、
駆動モータ1の回転とともに回転するセンサマグネット
23の磁界の変化を検出し、駆動モータ1の回転数を検
出するホール素子(図示略)等が搭載されている。
【0028】制御回路基板31aの基端側(モータ部2
側)には、モータ部側コネクタ10bと連結及び電気的
に接続するためのECU側コネクタ31bが設けられて
いる。そして、制御回路基板31a(ECU31)は、
ECU側コネクタ31bとモータ部側コネクタ10bと
が連結されることにより、モータ部2と電気的に接続さ
れるとともに、ブラシホルダ10に対して保持される。
又、制御回路基板31aの先端側(モータ部2と反対
側)には、車両側からの電源供給を受けるための給電用
コネクタ31cが設けられている。
【0029】そして、このような制御回路基板31a
(ECU31)を先端側(給電用コネクタ31c側)か
ら軸線L1方向に沿ってギヤハウジング21内に挿入
し、モータ部2とギヤハウジング21とが組み合わされ
る。モータ部2は、そのヨークハウジング4がギヤハウ
ジング21に対して複数のネジ14により締付固定され
る。即ち、ギヤハウジング21には、ナット15及びネ
ジ孔(図示略)を有する金属製の支持プレート16が所
定部位にそれぞれ装着され、該ナット15及び支持プレ
ート16に対してそれぞれネジ14が螺着され、ヨーク
ハウジング4がギヤハウジング21に対して固定されて
いる。
【0030】前記減速部3は、樹脂製のギヤハウジング
21を有している。ギヤハウジング21は、回転軸収容
部21bと、該収容部21bに連通し前記駆動モータ1
の軸線L1方向に延びるウォーム軸収容部21cとを備
えている。又、ギヤハウジング21は、該ウォーム軸収
容部21cと連通し前記駆動モータ1の軸線L1方向と
直交する方向に延びるウォームホイール収容部21dを
備えている。更に、ギヤハウジング21は、前記回転軸
収容部21bと連通し前記ウォームホイール収容部21
dとはウォーム軸収容部21cを挟んだ反対側において
基板収容部21eを備えている。回転軸収容部21bと
基板収容部21eとは、前記モータ部2側に開口する同
一の開口部21aを有している。
【0031】ここで、ギヤハウジング21は、前記蓋体
13が密着するように該蓋体13の延長部13aの傾斜
に対応する斜面21fを有している。この場合、開口部
21aは、斜面21fにも連続して形成されている。そ
のため、本実施形態では、このような斜面21fを設け
ることにより、ギヤハウジング21の出っ張りを極力な
くしながら、該斜面21fにも開口部21aを連続させ
たので、図2に示すように、開口部21aの開口幅Wを
大きく確保することができる。つまり、制御回路基板3
1a(ECU31)を開口部21a内に容易に収容する
ことが可能に構成されている。
【0032】前記回転軸収容部21bにおいて、前記回
転軸7の先端部には緩衝連結部材22を構成する駆動側
部22aが一体回転可能に連結されている。ここで、緩
衝連結部材22は、該駆動側部22aと、後述するウォ
ーム軸24に一体回転可能に設けられる従動側部22b
と、それら駆動側部22aと従動側部22bとの間に介
在される緩衝部材22cとから構成され、回転軸7とウ
ォーム軸24とを相互に駆動連結する。
【0033】そして、緩衝連結部材22は、モータ部2
が駆動されて回転軸7が回転駆動されると、該回転軸7
と駆動側部22aが一体回転され、その回転力は同駆動
側部22aから緩衝部材22cを介して従動側部22b
に伝達される。これにより駆動側部22aと共に従動側
部22b及びウォーム軸24が略一体回転される。この
際、緩衝連結部材22は、その緩衝部材22cにより、
回転軸7とウォーム軸24間の衝撃を吸収する。
【0034】前記ウォーム軸収容部21cにおいて、ウ
ォーム24aが一体に形成されるウォーム軸24が該収
容部21c内に配設される一対の軸受25により回転可
能に支持されている。ウォーム軸24の基端部には、前
記緩衝連結部材22を構成する従動側部22bが一体回
転可能に設けられている。又、この従動側部22bがウ
ォーム軸24に固定される前に、該ウォーム軸24の基
端部にはセンサマグネット23が固定される。
【0035】前記ウォームホイール収容部21dにおい
て、前記ウォーム24aと噛合する前記ウォームホイー
ル26が回転可能に収容されている。ウォームホイール
26は支持軸27に回転可能に支持され、該支持軸27
にはサンルーフ駆動機構と駆動連結するためのギヤ26
aが一体に設けられている。そして、ウォーム軸24の
回転力がウォームホイール26に伝達され、それにより
ギヤ26aが回転されてルーフガラス54が開閉するよ
うになっている。
【0036】前記基板収容部21eにおいて、制御回路
基板31a(ECU31)が収容される。制御回路基板
31aは、該基板31aの搭載された給電用コネクタ3
1cがギヤハウジング21に形成される連通孔21gを
介して外部に露出される。そして、この給電用コネクタ
31cは、車両側から延びる車両側コネクタ(図示略)
と連結され、車両側から電源供給を受けるようになって
いる。
【0037】このように構成された駆動モータ1は、図
3に示すように、車両51に対して固定される。即ち、
ギヤハウジング21のウォームホイール収容部21d側
の外側面には、図1に示すように、該収容部21dを挟
むように一対の固定部21hが設けられている。各固定
部21hには、取付孔21iがそれぞれ設けられてい
る。これら取付孔21iを結んだ直線L2は、フロント
ガラス55の上端部55a及びルーフ開口部53の前端
部53aと同様に、車幅方向に沿うように各取付孔21
iが配置されている。そして、この取付孔21iにネジ
(図示略)を螺着したり、ネジを挿通させてナット(図
示略)と螺着したりして、駆動モータ1が車両51に対
して固定される。この場合、ギヤハウジング21のウォ
ーム軸収容部21cに対して制御回路基板31aを収容
する基板収容部21eが車両51のフロントガラス55
側に位置し、ウォームホイール26を収容するウォーム
ホイール収容部21dがルーフ開口部53側に位置する
ように、駆動モータ1が車両51に対して固定される。
【0038】このように駆動モータ1を車両51に対し
て固定すると、蓋体13の延長部13aの外側面13b
を車幅方向(フロントガラス55の上端部55a)に沿
うように形成し、その延長部13aに合わせてギヤハウ
ジング21の角部を斜面21fとしたことで、駆動モー
タ1(ギヤハウジング21)がフロントガラス55側に
極力出っ張ることが抑えられている。そのため、車両5
1の前後方向において駆動モータ1を小型化できるの
で、フロントガラス55の上端部55aとルーフ開口部
53の前端部53aとの間隔を極力狭くでき、ルーフ開
口部53を車両51のより前方位置に設けることが可能
となる。
【0039】又、この場合、基板収容部21eは、フロ
ントガラス55側から車両51の車幅方向に対して傾斜
した方向に該回路基板31a(ECU31)を挿入する
構成ため、ギヤハウジング21の斜面21fは開口部2
1aの内側に向かって形成されることになるが、該開口
部21aがその斜面21f側まで連続して設けたので、
該開口部21aを大きく確保することができる。そのた
め、制御回路基板31a(ECU31)を開口部21a
内に容易に収容することが可能である。
【0040】又、本実施形態の駆動モータ1は、上記し
た各取付孔21iを結んだ直線L2(車両51の車幅方
向)に対し、モータ部2がルーフ開口部53から離間す
るように回転軸7の軸線L1を傾斜させて構成されてい
る。これは、駆動モータ1の近傍のルーフ開口部53寄
りには、図示しないサンルーフ駆動機構が配置されてい
るので、該駆動機構が配置されるルーフ開口部53から
モータ部2を極力離間させることで、相互の干渉を防止
するようになっている。
【0041】上記したように、本実施形態によれば、以
下の効果を有する。 (1)本実施形態の駆動モータ1は、制御回路基板31
a(ECU31)を回転軸7の軸線L1に対してフロン
トガラス55側に位置するように構成されて、車両51
の車幅方向に延びるフロントガラス55の上端部55a
とルーフ開口部53の前端部53aとの間に配置され、
更に制御回路基板31aを収容する基板収容部21e
は、フロントガラス55側から車両51の車幅方向に対
して傾斜した方向に該回路基板31aを挿入するための
開口部21aを有している。そして、このような基板収
容部21eは、車両51の車幅方向に延びるフロントガ
ラス55の上端部55aに沿って形成された斜面21f
(蓋体13の外側面13b)を有するとともに、該収容
部21eの開口部21aはその斜面21f側まで連続し
て設けられる。
【0042】従って、このような斜面21f(蓋体13
の外側面13b)により、基板収容部21e(ギヤハウ
ジング21)がフロントガラス55側に出っ張ることを
極力抑えることができる。又、基板収容部21eは、フ
ロントガラス55側から車両51の車幅方向に対して傾
斜した方向に該回路基板31aを挿入する構成ため、前
記斜面21fはその開口部21aの内側に向かって形成
されることになるが(図2参照)、該収容部21eの開
口部21aをその斜面21f側まで連続して設けたの
で、大きく確保することができる。そのため、制御回路
基板31a(ECU31)を開口部21a内に容易に収
容することができる。
【0043】(2)本実施形態では、モータ部2がルー
フ開口部53から離間するように、回転軸7の軸線L1
方向が車両51の車幅方向に対して傾斜している。これ
は、駆動モータ1の近傍のルーフ開口部53寄りには、
サンルーフ駆動機構が配置されているので、該駆動機構
が配置されるルーフ開口部53からモータ部2を極力離
間させることで、相互の干渉を防止することができる。
そして、本実施形態では、このように車幅方向に対して
傾斜された軸線L1方向に沿って制御回路基板31aが
基板収容部21e内に挿入されている。
【0044】(3)本実施形態のギヤハウジング21
は、モータ部2から延びる回転軸7を収容する回転軸収
容部21bと制御回路基板31aを収容する基板収容部
21eとが同一の開口部21aを有している。そのた
め、開口部21aを蓋体13で塞ぐ際、蓋体13の数を
少なくすることができ、駆動モータ1の部品点数を少な
くすることができる。
【0045】(4)本実施形態では、蓋体13がブラシ
11を保持するブラシホルダ10に一体に形成される。
そのため、駆動モータ1の部品点数を少なくすることが
できる。
【0046】尚、上記各実施形態は、以下のように変更
してもよい。 ○上記実施形態の駆動モータ1(モータ部2や減速部
3)の構成を適宜変更してもよい。又、上記実施形態で
は、図1及び図2に示すようにフロントガラス55側か
ら見てモータ部2を右側、減速部3を左側に配置した
が、図5及び図6に示す駆動モータ1aのように、モー
タ部2を左側、減速部3を右側に配置した構成としても
よい。尚、図5及び図6に示す駆動モータ1aは、図1
及び図2に示す駆動モータ1と若干の形状が異なるが、
基本的な構成は同じであるので、同一の符号を付して説
明を省略する。
【0047】又、モータ部2がルーフ開口部53から離
間するように、回転軸7の軸線L1方向を車両51の車
幅方向に対して傾斜させたが、回転軸7の軸線L1方向
を車両51の車幅方向に沿うように駆動モータ1を構成
してもよい。
【0048】○上記実施形態では、制御回路基板31a
をブラシホルダ10に予め連結及び電気的に接続を行っ
てからギヤハウジング21内に収容するようにしたが、
先に制御回路基板31aをギヤハウジング21内に収容
して、その後ブラシホルダ10を組み付けて制御回路基
板31aとブラシホルダ10とを電気的に接続するよう
にしてもよい。
【0049】○上記実施形態では、回転軸収容部21b
と基板収容部21eとを同一の開口部21aとしたが、
それぞれ独立した開口部を設けていてもよい。又、基板
収容部21eをギヤハウジング21とは別体とし、互い
を組み付ける構成としてもよい。
【0050】○上記実施形態では、蓋体13とブラシホ
ルダ10とが一体に形成されていたが、それぞれ別体と
してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,2に記
載の発明によれば、制御回路基板を収容する基板収容部
を備えたサンルーフ装置の駆動モータであって、基板収
容部の出っ張りを極力なくすことができるサンルーフ装
置の駆動モータを提供することができる。
【0052】又、請求項3〜7に記載の発明によれば、
上記効果に加え、基板収容部の開口部を大きく確保する
ことができるサンルーフ装置の駆動モータを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるサンルーフ装置の駆動モ
ータの平面図。
【図2】 本実施形態の駆動モータの分解図。
【図3】 車両に駆動モータを搭載した状態を示す車両
の平面図。
【図4】 サンルーフ装置を装備した車両の斜視図。
【図5】 別例の駆動モータの平面図。
【図6】 別例の駆動モータの分解図。
【符号の説明】
1…駆動モータ、2…モータ部、3…減速部、7…回転
軸、10…ブラシホルダ、11…ブラシ、13…蓋体、
13b…外側面、21…ギヤハウジング、21a…開口
部、21b…回転軸収容部、21e…基板収容部、21
f…斜面(外側面)、26…減速機構を構成するウォー
ムホイール、31a…制御回路基板、51…車両、52
…ルーフパネル、53…ルーフ開口部、53a…前端
部、54…開閉体としてのルーフガラス、55…フロン
トガラス、55a…上端部、L1…軸線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H607 AA12 BB01 BB14 CC03 CC05 DD09 DD19 EE36 EE47 EE52 EE55 FF24 GG04 GG09 HH07 JJ01 JJ05 KK07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸を有するモータ部と、前記モータ
    部に組み付けられ前記回転軸の回転を減速するための減
    速機構を収容するためのギヤハウジングを有する減速部
    と、前記モータ部の回転を制御する制御回路基板を収容
    するための基板収容部とを備え、車両のルーフパネルに
    形成されたルーフ開口部に配置される開閉体を開閉作動
    させるためのサンルーフ装置の駆動モータであって、 前記駆動モータは、前記減速機構を前記回転軸の軸線に
    対して前記ルーフ開口部側に位置する一方、前記制御回
    路基板を前記回転軸の軸線に対して前記フロントガラス
    側に位置するように構成されて、前記車両の車幅方向に
    延びる前記フロントガラスの上端部とルーフ開口部の前
    端部との間に配置され、 前記基板収容部は、前記車両の車幅方向に延びる前記フ
    ロントガラスの上端部に沿って形成された外側面を有す
    ることを特徴とするサンルーフ装置の駆動モータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のサンルーフ装置の駆動
    モータにおいて、 前記モータ部が前記ルーフ開口部から離間するように、
    前記回転軸の軸線方向が前記車両の車幅方向に対して傾
    斜していることを特徴とするサンルーフ装置の駆動モー
    タ。
  3. 【請求項3】 回転軸を有するモータ部と、前記モータ
    部に組み付けられ前記回転軸の回転を減速するための減
    速機構を収容するためのギヤハウジングを有する減速部
    と、前記モータ部の回転を制御する制御回路基板を収容
    するための基板収容部とを備え、車両のルーフパネルに
    形成されたルーフ開口部に配置される開閉体を開閉作動
    させるためのサンルーフ装置の駆動モータであって、 前記駆動モータは、前記減速機構を前記回転軸の軸線に
    対して前記ルーフ開口部側に位置する一方、前記制御回
    路基板を前記回転軸の軸線に対して前記フロントガラス
    側に位置するように構成されて、前記車両の車幅方向に
    延びる前記フロントガラスの上端部とルーフ開口部の前
    端部との間に配置され、更に基板収容部は、前記フロン
    トガラス側から前記車両の車幅方向に対して傾斜した方
    向に前記回路基板を挿入するための開口部を有するもの
    であり、 前記基板収容部は、前記車両の車幅方向に延びる前記フ
    ロントガラスの上端部に沿って形成された外側面を有す
    るとともに、該収容部の開口部はその外側面側まで連続
    して設けられていることを特徴とするサンルーフ装置の
    駆動モータ。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のサンルーフ装置の駆動
    モータにおいて、 前記モータ部が前記ルーフ開口部から離間するように、
    前記回転軸の軸線方向が前記車両の車幅方向に対して傾
    斜しているものであり、 前記基板収容部には、その軸線方向に沿って前記制御回
    路基板が挿入されることを特徴とするサンルーフ装置の
    駆動モータ。
  5. 【請求項5】 請求項3又は4に記載のサンルーフ装置
    の駆動モータにおいて、 前記ギヤハウジングは、前記モータ部から延びる回転軸
    を収容する回転軸収容部と前記基板収容部とが同一の開
    口部を有していることを特徴とするサンルーフ装置の駆
    動モータ。
  6. 【請求項6】 請求項3〜5のいずれか1項に記載のサ
    ンルーフ装置の駆動モータにおいて、 前記開口部は蓋体にて塞がれるものであり、その蓋体に
    前記外側面が形成されていることを特徴とするサンルー
    フ装置の駆動モータ。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のサンルーフ装置の駆動
    モータにおいて、 前記モータ部は、ブラシを保持するブラシホルダを有す
    るものであり、 前記蓋体は、そのブラシホルダに一体に形成されている
    ことを特徴とするサンルーフ装置の駆動モータ。
JP2001357628A 2001-11-22 2001-11-22 サンルーフ装置の駆動モータ Expired - Fee Related JP3987327B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001357628A JP3987327B2 (ja) 2001-11-22 2001-11-22 サンルーフ装置の駆動モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001357628A JP3987327B2 (ja) 2001-11-22 2001-11-22 サンルーフ装置の駆動モータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003159944A true JP2003159944A (ja) 2003-06-03
JP3987327B2 JP3987327B2 (ja) 2007-10-10

Family

ID=19168936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001357628A Expired - Fee Related JP3987327B2 (ja) 2001-11-22 2001-11-22 サンルーフ装置の駆動モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3987327B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100909104B1 (ko) 2004-02-24 2009-07-23 아스모 가부시키가이샤 모터, 모터의 제어회로부재 및 모터의 제조방법
KR100937347B1 (ko) 2007-07-31 2010-01-20 대산이엔씨(주) 제어 유닛이 탈부착 가능한 모터 구동 장치
JP2017169337A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 本田技研工業株式会社 電動パワーユニット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100909104B1 (ko) 2004-02-24 2009-07-23 아스모 가부시키가이샤 모터, 모터의 제어회로부재 및 모터의 제조방법
KR100937347B1 (ko) 2007-07-31 2010-01-20 대산이엔씨(주) 제어 유닛이 탈부착 가능한 모터 구동 장치
JP2017169337A (ja) * 2016-03-15 2017-09-21 本田技研工業株式会社 電動パワーユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JP3987327B2 (ja) 2007-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6787953B2 (en) Motor having circuit board
US7579730B2 (en) Motor and manufacturing method thereof
JP2003304666A (ja) 駆動装置
JP5317751B2 (ja) モータおよびモータの組付け方法
JP2004147377A (ja) モータ
JP4394530B2 (ja) 電動駆動装置
JP4545495B2 (ja) モータ
JP3679022B2 (ja) モータ
JP2003159944A (ja) サンルーフ装置の駆動モータ
JP2004147490A (ja) モータ
JP2006034073A (ja) モータ
JP4652925B2 (ja) モータ及びモータの組立方法
JP4099032B2 (ja) モータ
JP4255792B2 (ja) モータ
JP2572012Y2 (ja) アクチュエータ装置
JP5053921B2 (ja) モータ及びその製造方法
JP2002262516A (ja) モータ
JP4099045B2 (ja) モータ
JP2006050884A (ja) モータ及びその製造方法
JP2011125191A (ja) モータ
JP3715896B2 (ja) モータ
JP4025610B2 (ja) モータ
JP4659471B2 (ja) 電動駆動装置
JP2003153488A (ja) 減速機構付き電動モータ
JP4754961B2 (ja) モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040820

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061121

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3987327

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100720

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110720

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120720

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130720

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140720

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees