JP2003159491A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

ドラム式洗濯機

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JP2003159491A
JP2003159491A JP2002022866A JP2002022866A JP2003159491A JP 2003159491 A JP2003159491 A JP 2003159491A JP 2002022866 A JP2002022866 A JP 2002022866A JP 2002022866 A JP2002022866 A JP 2002022866A JP 2003159491 A JP2003159491 A JP 2003159491A
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drum
eccentric load
magnetic pole
washing machine
drive motor
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Application number
JP2002022866A
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English (en)
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Tairyo Sonoda
泰亮 園田
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Yasuhiko Yokoi
康彦 横井
Takao Kinouchi
隆生 紀之内
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドラムを回転させる駆動モータのロータ磁極
の極性変化を測定することにより、ドラムに発生する偏
心荷重の位置と大きさを特定する。 【解決手段】 回転中心が水平又は傾斜したドラムと、
ロータ側に複数の磁極が交互に配備され、ステータ側に
複数のコイルを有し、ドラムを回転させる駆動モータ
と、ドラムの周方向に複数設けられ、ドラムの回転によ
って生ずる遠心力によって液体を貯留する貯液室と、洗
濯物の偏在によるドラムの回転変化を検知する偏心荷重
検出手段と、ドラムの回転変化に基づいて、偏心荷重の
位置と大きさを求め、偏心荷重の位置と大きさに対応し
て貯液室の液量を調節する制御手段とを具えたドラム式
洗濯機において、偏心荷重検出手段は、ロータの磁極に
接近して配置され、該磁極の極性を検知する磁極検出手
段であって、制御手段は、磁極検出手段で検知されたロ
ータの極性変化の間隔に基づいて、貯液室の液量を調節
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転中心が水平又
は傾斜した状態で回転するドラムを具えたドラム式洗濯
機に関するものであり、
【0002】
【従来の技術】ドラム式洗濯機(90)は、図12に示すよ
うに、洗濯、脱水するドラム(91)を、水平又は傾斜した
状態で回転させる洗濯機である。ドラム(91)は、外槽(9
2)の内部に回転自在に支持されており、外槽(92)に配備
された駆動モータ(93)とベルト(94)及びプーリ(95)(95)
を介して連繋され、駆動モータ(93)の駆動によって回転
する。このドラム式洗濯機(90)では、特に脱水の際に、
遠心力作用によって濡れた洗濯物がドラム(91)の内周壁
に偏在する結果、ドラム(91)に偏心荷重が生じて、回転
中心周りの重量バランスが不均衡となり、振動や騒音の
発生する問題があった。
【0003】振動が外部へ伝達されないようにするため
に、ドラム(91)を支持する外槽(92)と洗濯機筐体(96)と
の間に、振動減衰ダンパ(97)やスプリング(97a)を配し
たものがある。さらに、偏心荷重の発生自体を抑えて、
振動と騒音の低減を図るため、ドラム端面に複数の貯液
室(98)を同方向に等間隔に設けると共に、荷重の偏心位
置を検出する手段(99)を配したものもある。貯液室(98)
の液量は、偏心荷重検出手段(99)で検出された偏心荷重
位置に応じて調節され、ドラム(91)の偏心荷重を相殺
し、振動や騒音を低減している。
【0004】偏心荷重検出手段(99)として、従来、外槽
(92)に加速度センサを配備し、外槽(92)の上下方向の加
速度を検知して、偏心荷重の位置を特定する洗濯機があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】振動が外部へ伝達され
ないようにするには、ダンパ(97)やスプリング(97a)の
耐荷重を高くする必要がある。しかしながら、ダンパ(9
7)やスプリング(97a)の耐荷重を高くすると、ドラム(9
1)内で洗濯物が偏在していても、その偏在に対応する振
動がドラム(91)に生じない。このため、加速度センサで
は、偏心位置を正確に検出できないことがあった。偏心
位置の不正確な情報に基づいて、貯液室(98)の液量の調
節を行なうと、ドラム(91)の振動がさらに増長する虞れ
があった。
【0006】また、偏心荷重のみを検出する目的で、加
速度センサを取り付けることは、部品点数の増加やコス
トの上昇に繋がるため、新たな部品を取り付けることな
く、荷重の偏心位置を特定することが望まれている。
【0007】本発明の目的は、ドラムを回転させる駆動
モータのロータ磁極の極性変化を測定することにより、
ドラムに発生する偏心荷重の位置と大きさを特定できる
ドラム式洗濯機を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のドラム式洗濯機は、洗濯物を収容し、回転
中心が水平又は傾斜した状態で回転するドラムと、ロー
タ側に複数の磁極が交互に配備され、ステータ側に複数
のコイルを有し、ドラムを回転させる駆動モータと、ド
ラムの周方向に等間隔に複数設けられ、ドラムの回転に
よって生ずる遠心力によって、内部に液体を貯留する貯
液室と、洗濯物の偏在によるドラムの回転変化を検知す
る偏心荷重検出手段と、偏心荷重検出手段で検知された
ドラムの回転変化に基づいて、偏心荷重の位置と大きさ
を求め、偏心荷重の位置と大きさに対応して貯液室の液
量を調節する制御手段と、を具えたドラム式洗濯機にお
いて、偏心荷重検出手段は、ロータの磁極に接近して配
置され、該磁極の極性を検知する磁極検出手段であっ
て、制御手段は、磁極検出手段で検知されたロータの極
性変化の間隔に基づいて、ドラムの偏心荷重の位置と大
きさを求め、偏心荷重の位置と大きさに対応して貯液室
の液量を調節する。
【0009】
【作用及び効果】駆動モータを駆動すると、ロータの極
性の変化が磁極検出手段によって検出され、制御手段に
送信される。制御手段は、ロータの極性の変化の間隔に
基づいて、ロータが1回転する間のドラムの回転速度変
化を検出する。ドラムに偏心荷重がない場合には、ドラ
ムは等速で回転するから、ロータの1回転中に、磁極検
出手段から出力される極性の変化は等間隔となる。ドラ
ム内に洗濯物が偏在する場合は、ドラムの回転速度は一
様とはならず1回転中で変化する。つまり、ドラムの偏
心荷重(洗濯物)が回転中心の真上を通過するときには、
ドラムの回転速度は最も遅くなり、逆に、偏心荷重が回
転中心の真下を通過するときには、ドラムの回転速度は
最も速くなる。ドラムの回転速度の変化により、ロータ
の回転速度も変化する。磁極検出手段から出力される極
性の変化は、回転速度の速い部分で間隔が短くなり、逆
に、回転速度の遅い部分では間隔が長くなる。制御手段
は、極性の変化の間隔から、ドラム内の偏心荷重の位置
を求めると共に、回転速度の差から偏心荷重の大きさを
求め、偏心荷重が大きい位置に近い貯液室の液量を、偏
心荷重が大きい位置から遠い貯液室の液量に対して相対
的に減じることにより、偏心荷重を相殺して、ドラムの
重量バランスの均衡化を図る。
【0010】偏心荷重検出手段として、磁極検出手段を
用いると、駆動モータの回転を直接検知できるから、偏
心荷重の位置と大きさを正確に特定することができる。
正確に特定されたドラムの偏心荷重の位置と大きさの情
報に基づいて、貯液室の液量を調節することにより、ド
ラムの重量バランスの均衡化が図れ、振動及び騒音の低
減を達成できる。
【0011】磁極検出手段として、一般に駆動モータに
配備されているホール素子を利用することによって、部
品点数の増加やコストの上昇を抑えることができる。
【0012】また、駆動モータとして、ダイレクトドラ
イブモータを用い、減速機構を介せずにドラムを直接駆
動モータの回転軸と接続することにより、ドラムと駆動
モータとの間に滑りが生じない。従って、駆動モータの
回転が、ドラムの回転と一致し、偏心荷重の位置と大き
さをより正確に特定することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明のドラム式洗濯機(1
0)について説明する。図1は、本発明のドラム式洗濯機
(10)の全体構成を示す断面図である。ドラム式洗濯機(1
0)は、洗濯機筐体(12)の内部に、ダンパ(14)及びスプリ
ング(16)(16)を介して外槽(18)が支持されており、外槽
(18)の内部に円筒状のドラム(20)が回転可能に支持され
ている。図示のドラム式洗濯機(10)は、洗濯物を筐体(1
2)の上部から出し入れするタイプのものであり、筐体(1
2)及び外槽(18)の上面には、洗濯物を出し入れする洗濯
物投入口(22)(24)が開設されており、ドラム(20)の周面
にも外槽(18)の洗濯物投入口(24)と位置合わせ可能に洗
濯物投入口(26)が開設されている。各洗濯物投入口(22)
(24)(26)には、夫々、扉(図示せず)が取り付けられてい
る。なお、洗濯物投入口は、洗濯機の側面に設けてもよ
い。
【0014】ドラム(20)は、両端が閉塞した円筒体であ
り、周面に多数の通水孔(図示せず)が穿孔されており、
内周面には、洗濯物を掻き上げるバッフル(図示せず)が
複数突設されている。また、洗濯物投入口(26)と対向す
るドラム(20)の内周面には、洗濯物投入口(26)(扉を含
む)の重量バランスを保持するために洗濯物投入口(26)
の重さに対応した重量のバランサ(28)が配備されてい
る。ドラム(20)の両端中央には、回転軸(30)(32)が外向
きに突設されており、外槽(18)にベアリング(34)(34)を
介して回転自在に支持される。一方の回転軸(30)は、外
槽(18)の外側に配置された駆動モータ(50)(後述する)の
回転軸を兼ねている。
【0015】ドラム(20)の両端には、周方向に等間隔に
て複数の貯液室(36)が設けられている。各貯液室(36)
は、ドラム(20)の回転中心から等距離にあり、回転中心
に向けて開口している。ドラム(20)の一方の端面には、
回転中心の上側を通過する貯液室(36)から重力作用によ
ってこぼれ落ちる液体(後述する)が、下側の貯液室(36)
に進入しないように環状の遮蔽板(38)が突設されてい
る。ドラム(20)の他方の端面には、中空環状の流体バラ
ンサ(40)が取り付けられている。流体バランサ(40)の内
部には、空間体積の約半分程度の液体が入れられてい
る。流体バランサ(40)の内周面は、上述の遮蔽板を兼ね
ている。
【0016】外槽(18)には、洗濯、すすぎ用の水を外槽
(18)の内部に供給する給水管(図示せず)と、上記貯液室
(36)に液体(本実施例では水)を供給する注水管(42)、及
び、外槽(18)内の水を排出する排水管(44)が接続されて
いる。注水管(42)は、一端が給水設備(図示せず)に接続
されており、注水バルブ(46)(46)を介して、外槽(18)を
貫通した他端から、ドラム(20)の回転中心の真下位置に
ある貯液室(36)(36)に給水可能となっている。注水バル
ブ(46)(46)を開くと、下側の貯液室(36)に水が貯留す
る。また、排水管(44)は、一端が外槽(18)の下部に接続
され、排水バルブ(48)を介して、他端が外部の排水口
(図示せず)に接続される。排水バルブ(48)を閉じると外
槽(18)内に水が貯留し、排水バルブ(48)を開くと外槽(1
8)内の水が外部に排出される。
【0017】外槽(18)の側面には、駆動モータ(50)が配
備される。駆動モータ(50)として、ダイレクトドライブ
モータを例示することができ、この場合、駆動モータ(5
0)の回転軸は、前述のとおり、ドラム(20)の回転軸(30)
を兼ねる。駆動モータ(50)は、後述する制御手段(72)に
よって制御され、外槽(18)に固定されたステータ(52)
と、ステータ(52)に回転自在に嵌まるロータ(54)から構
成される。図2に示すように、ステータ(52)は、複数の
コイル(56)を並べて構成され、ロータ(54)は、コイル(5
6)に接近して、複数の磁極を交互に並べて構成される。
コイル(56)に制御手段(72)から駆動電圧を印加すること
により、ロータ(54)は、正回転又は逆回転する。
【0018】ロータ(54)には、図2に示すように、ステ
ータ(52)のコイル(56)とは反対側に、磁極(58)に接近し
て1又は複数の磁極検出手段(60)が配備される。磁極検
出手段(60)として、ホール素子(62)を例示することがで
き、図2では、3つのホール素子(62)を等間隔に複数配
置している。ホール素子(62)は後述する制御手段(72)に
電気的に接続され、磁極(58)のうち、S極を検知すると
「High」、N極を検知すると「Low」を出力して(図4参
照)、制御手段(72)に送信する。
【0019】また、外槽(18)の外側下面には乾燥機ユニ
ット(64)が配備される。その他、洗濯機筐体(12)の外面
には、操作部(66)や表示部(68)(図3参照)を有する操作
パネル(70)を具える。
【0020】上記構成のドラム式洗濯機(10)のすべての
制御は、洗濯機筐体(12)の適所に配備された制御手段(7
2)によって行なわれる。制御手段(72)は、図3に示すよ
うに、マイコン(74)を主体として構成される。マイコン
(74)は、メモリ(図示せず)やカウンタ(76)(78)を含んで
おり、メモリには、各洗濯工程の運転プログラムや、各
種メモリテーブルが格納されている。制御手段(72)に
は、操作部(66)、表示部(68)が接続されている。操作部
(66)及び表示部(68)は、洗濯機筐体(12)に設けられた操
作パネル(70)から、使用者による操作に応じた入力信号
を制御手段(72)に与えると共に、操作に対応した情報や
運転状況に関連する状況を表示する。
【0021】マイコン(74)には、バルブ(46)(48)の開閉
を行なうバルブ駆動部(80)、駆動モータ(50)のインバー
タ制御部(82)と、ホール素子(62)に接続されたパルス測
定部(84)をさらに含んでいる。マイコン(74)は、回転速
度信号をインバータ制御部(82)に送出し、インバータ制
御部(82)は、この指示信号をPWM信号に変換して、P
WM信号に応じた駆動電圧を駆動モータ(50)に印加す
る。これによって、駆動モータ(50)は所望の回転速度で
正回転又は逆回転する。駆動モータ(50)が回転している
ときに、その回転方向とは逆方向に駆動モータ(50)を回
転させると、駆動モータ(50)に逆転ブレーキが作用す
る。
【0022】パルス測定部(84)は、図4に示すように、
ホール素子(62)が磁極(58)の極性を検出することによっ
て出力するHigh信号とLow信号を受信し、以下の要領
で、受信された信号のパルス間隔を測定して、洗濯物の
偏心位置と大きさを特定する。
【0023】ドラム(20)内に洗濯物が偏在していない場
合には、ロータの1回転中に、磁極検出手段(60)から出
力される信号のパルス間隔は一定となる。しかしなが
ら、ドラム(20)内に洗濯物が偏在する場合には、ドラム
(20)の回転速度が偏心荷重によって一様とはならず、図
4に示すように、1回転中で変化する。ドラム(20)の偏
心荷重(洗濯物)が回転中心の真上を通過するときには、
ドラム(20)に直接接続された駆動モータ(50)の回転速度
は最も遅くなり、磁極検出手段(60)から出力されるパル
スの間隔は長くなる。逆に、偏心荷重が回転中心の真下
を通過するときには、ドラム(20)及び駆動モータ(50)の
回転速度は最も速くなり、磁極検出手段(60)から出力さ
れるパルスの間隔は短くなる。従って、パルス間隔の広
狭から洗濯物の偏在位置が特定される。また、洗濯物の
偏心重量が大きいほど、ドラム(20)の回転速度のばらつ
きが大きくなる。従って、回転速度のばらつきを測定す
ることにより、偏在重量の大きさが特定される。上述の
通り、図4に示すように、回転速度はパルス間隔で換算
できるため、パルスの間隔の最大と最小との差から偏在
重量の大きさが判る。
【0024】パルス測定部(84)は、磁極検出手段(60)か
ら出力されたパルスの間隔を測定し、マイコン(74)にて
偏心荷重の位置と大きさを特定する。得られた洗濯物の
偏心荷重の位置と大きさの情報に基づいて、偏心荷重位
置に近い貯液室(36)の水量を、偏心荷重位置から遠い貯
液室(36)の水量に対して相対的に減じ、偏心荷重を相殺
して、ドラム(20)の重量バランスの均衡化を図る。貯液
室(36)の水量を調節する方式には、排水式と給水式の2
つの方法がある。排水式は、ドラム(20)を回転しつつ偏
心荷重位置と大きさを特定した後、注水バルブ(46)を開
いて、すべての貯液室(36)にほぼ均一量の水を供給して
注水バルブ(46)を閉じ、偏心荷重位置がドラム(20)の回
転中心の真上近傍に到達したときに、駆動モータ(50)を
瞬間的に逆回転させて逆転ブレーキを掛けて、偏心荷重
側の貯液室(36)内の水を自然落下させる方法である。な
お、偏心荷重位置を特定する際に、貯液室(36)に水を予
め貯留させておいてもよい。また、給水式は、すべての
貯液室(36)を予め空にしておき、ドラム(20)を回転さ
せ、偏心荷重位置を測定した後、偏心荷重位置がドラム
(20)の回転中心の真上近傍に到達したときに、駆動モー
タ(50)に逆転ブレーキを掛けると共に、注水バルブ(46)
を開いて、偏心荷重とは反対側に位置する下側の貯液室
(36)に水を供給する方法である。上記何れかの方法を採
ることにより、ドラム(20)の偏心荷重が相殺される。
【0025】ドラム(20)に偏心荷重が発生し、振動等を
抑える必要が生ずるのは、特に、脱水工程であるため、
洗濯運転やすすぎ運転については説明を省略し、脱水工
程における制御手段(72)及び洗濯機(10)の動作につい
て、図5及び図6のフローチャートに沿って説明を行な
う。
【0026】脱水工程は、図5のステップ4、5で示す
偏心荷重測定工程と、図6のステップ15〜17で示す
偏心荷重調整工程、及び、図5のステップ20に示す洗
濯物の高速回転脱水工程に大別することができる。偏心
荷重測定工程及び偏心荷重調整工程は、夫々、偏心荷重
の測定又は調整が正しく実行できなかった場合を考慮し
て、夫々試行回数に上限を設定し、その回数をマイコン
(74)のカウンタ(76)(78)にてカウントするようにしてい
る(ステップ7及びステップ18)。
【0027】すすぎ運転の後、又は、使用者による操作
パネル(70)の操作により、脱水工程が開始される(ステ
ップ1)。
【0028】偏心荷重の測定に際して、まず、偏心荷重
測定工程の試行回数C1がカウントされるカウンタ(76)
をリセットする(ステップ2)。
【0029】次に、駆動モータ(50)を駆動して、ドラム
(20)の回転数を約30rpmから100rpmまで徐々
に上げて(ステップ3)、ドラム(20)内に偏在する洗濯物
をほぐし、できるだけドラム(20)内で均等に分散させ
る。その後、偏心荷重測定工程が実行される。
【0030】偏心荷重測定工程は、ドラム(20)内の洗濯
物の総重量(水重量を含む)を測定する工程(ステップ4)
と、偏心荷重の位置と大きさを測定する工程(ステップ
5)を有する。なお、本実施例では、洗濯物の総重量
は、慣性モーメントで換算して測定する。ドラム(20)内
の洗濯物の慣性モーメントは、後述するステップ14
(図6)で、逆転ブレーキを掛ける際の強さを決定するた
めに測定される。また、偏心荷重の位置と大きさの測定
は、貯液室(36)の水量調節(図6のステップ16)のため
に行なわれる。
【0031】次に、ドラム(20)の回転に伴う慣性モーメ
ントを測定する(ステップ4)。ドラム(20)の慣性モーメ
ントは、駆動モータ(50)を駆動し、所定の速度でドラム
を回転させた後、さらに高速まで加速した際の駆動モー
タ(50)の加速度合い、或いは所定の速度でドラムを回転
させた後、一定条件で駆動モータ(50)に逆転ブレーキを
掛けた際の駆動モータ(50)の減速の度合い、等を検知
し、予め測定されたデータと比較することによって測定
できる。慣性モーメントを表わすパラメータとして、減
速又は加速開始後の所定時間後の駆動モータ(50)の回転
速度や回転数、或は、所定の回転速度に達するまでの時
間を用いることができる。
【0032】図7は、所定の回転数で駆動モータ(50)を
駆動し、逆転ブレーキを掛けたときの駆動モータ(50)の
回転数の減少度合いを示すグラフである。図7に示すよ
うに、洗濯物の量が多いときには、ドラム(20)の慣性が
大きいから、一定時間後の駆動モータ(50)の回転数は大
きく、逆に、洗濯物の量が少ないときには、ドラム(20)
の慣性も小さくなるから、一定時間後の駆動モータ(50)
の回転数は小さくなっていることがわかる。つまり、ド
ラム(20)に作用する慣性モーメントを測定することによ
り、ドラム(20)内の洗濯物の総重量が測定できる。
【0033】慣性モーメントを測定するために、ステッ
プ4では、ホール素子(62)の出力パルス間隔をパルス測
定部(84)で計測している。図8は、100rpmで駆動
モータ(50)を回転し、0.1秒間、駆動モータ(50)に逆
転ブレーキを掛けたときのホール素子(62)からの出力パ
ルスの間隔をグラフ化したものである。図中、0.6秒
の位置からブレーキが掛かり、パルス間隔が長くなり、
回転数も低下していることがわかる。ブレーキを掛けて
から0.07秒後のパルス間隔を測定し、得られたデー
タを慣性パラメータに換算する。なお、偏心荷重が回転
降下中か上昇中かによって、駆動モータ(50)の回転に与
える影響が異なるので、測定精度を高めるために、計測
地点をずらして複数回実施することが望ましい。図示の
例は、180°ずらして2回計測を行なったものであ
り、測定結果の平均は10900μsecであった。図9
は、予め実験により得られたデータを、x軸にホール素
子(62)のパルス間隔、y軸に慣性モーメントをプロット
したもので、このデータに基づいて、ホール素子(62)の
パルス間隔と慣性モーメントの関係式が得られる。図8
のパルス間隔測定結果(10900μsec)を、図9の関
係式に当てはめると、慣性モーメントのレベルを3.8
と見積もることができる。なお、図9中、慣性モーメン
トのレベルとは、慣性モーメントの大小を示すための参
考値であって、この値が大きいほど慣性モーメントが大
きいことを意味するが、慣性モーメントそのものの大き
さを表わすものではない。
【0034】なお、上記では、洗濯物の総重量を、ドラ
ム(20)の慣性モーメントから測定したが、重量センサ
(図示せず)等を用いて測定してもよい。
【0035】ドラム(20)の慣性モーメントを測定した
後、偏心荷重の位置と大きさを測定する(ステップ5)。
偏心荷重の位置と大きさは、ドラム(20)、つまり、駆動
モータ(50)を所定の速度、例えば100rpmで回転さ
せ、約1.3周におけるホール素子(62)の出力パルス間
隔の変化を測定することによって検出できる。約1.3
周とするのは、1周では、測定開始時に出力パルスのピ
ークがくると、偏心位置が特定しにくいためである。約
1.3周とすることによって、出力パルス中に極大点を
少なくとも一つ検出できる。図4は、ホール素子(62)か
らの出力パルスと、対応する駆動モータ(50)の回転数を
示すグラフである。図4を参照すると、洗濯物がドラム
(20)の回転中心より上側に位置するときには、ホール素
子(62)から出力されたパルス信号の間隔t1、t2…が広く
なって、駆動モータ(50)の回転数が減少し、逆に、洗濯
物がドラム(20)の回転中心より下側に位置するときに
は、ホール素子(62)から出力されたパルス信号の間隔が
狭くなって、駆動モータ(50)の回転数が増大しているこ
とがわかる。これら相関関係から、ドラム(20)内の洗濯
物の偏心位置が特定される。また、駆動モータ(50)の1
回転におけるパルス間隔の最大と最小との差から、偏心
荷重の大きさも特定される。この場合、パルス間隔の差
と、偏心荷重の大きさとの関係は、予め実験によって測
定し、マイコン(74)のメモリに記憶しておく。
【0036】上記偏心荷重測定工程(ステップ4及びス
テップ5)により、ドラム(20)の慣性モーメントと、洗
濯物の偏心荷重の位置と大きさを求めることができる。
【0037】偏心荷重は、上述のように、貯液室(36)の
水量の調節によって行なわれるから、貯液室(36)の大き
さによって、相殺できる偏心重量の大きさに限度があ
る。そこで、偏心荷重が、貯液室(36)によって相殺でき
る大きさであるかどうかを判断する(ステップ6)。偏心
荷重の大きさが許容値Aを超えていると、偏心荷重を相
殺できないため、偏心荷重測定工程の試行回数C1をカ
ウントアップし(ステップ7)、試行回数C1が規定回数
Nに満たない場合には、再度、ステップ3に戻って、洗
濯物をほぐして、洗濯物をできるだけドラム(20)内で均
等に分散させ、再度偏心荷重測定工程を試みる。試行回
数C2がNを越えると、偏心荷重の調整はできないと判
断し、表示部(68)にエラー表示を行ない(ステップ9)、
脱水工程を終了する(ステップ21)。
【0038】偏心荷重の大きさが許容値A以下であれ
ば、貯液室(36)の水量調節によって、偏心荷重を相殺で
きるため、ステップ10に進む。
【0039】ステップ10では、偏心荷重の相殺が必要
か否かを判断する。偏心荷重の大きさが許容値B以下で
あれば、偏心荷重調整工程を行なわずに、高速回転脱水
(ステップ20)しても、偏心荷重による振動や騒音は殆
んど発生しないからである。従って、偏心荷重の大きさ
が許容値Bを越えたときのみ、図6に示す偏心荷重調整
工程に移る(ステップ11)。
【0040】偏心荷重調整工程のフローチャートは、図
6に示される。偏心荷重調整工程は、注水バルブ(46)を
開いて、すべての貯液室(36)が一杯になるまで、注水を
行なうことから始まる(ステップ12)。貯液室(36)への
注水が完了すると、注水バルブ(46)を閉じて、偏心荷重
測定工程の試行回数C2がカウントされるカウンタ(78)
をリセットする(ステップ13)。
【0041】次に、ステップ4で測定された慣性モーメ
ントに基づいて、逆転ブレーキの強さを決定し(ステッ
プ14)、洗濯物(偏心荷重)がドラム(20)の回転中心の
真上を通過するタイミングに合わせて、逆転ブレーキを
掛けて、ドラム(20)の偏心荷重側の貯液室(36)の水の一
部を自然落下させ、偏心荷重を調整する(ステップ1
5)。
【0042】上記ステップ15により、ドラム(20)の偏
心荷重が調整されたかどうかを、前述のステップ5と同
様の方法で再度測定し(ステップ16)、得られた偏心荷
重が許容値B(前述のステップ10参照)以下となってい
れば(ステップ17)、偏心荷重調整工程を終了し、高速
回転脱水(ステップ20)に移る。偏心荷重が許容値Bを
越えている場合には、偏心荷重調整工程の試行回数C2
をカウントアップし(ステップ18)、試行回数C2が規
定回数Mに満たない場合には、再度、ステップ15に戻
って、偏心荷重の調整を行なう。試行回数C2が規定回
数M以上であれば、ステップ7に戻る。
【0043】偏心荷重の調整が完了すると、ドラム(20)
を約1000rpmで一定時間回転して、高速回転脱水
(ステップ20)を行ない、洗濯物を脱水する。洗濯物は
ドラム(20)内で偏心していないから、高速回転させて
も、振動は小さく、また、振動に伴う騒音も小さくでき
る。高速回転脱水が完了すると、脱水工程を終了する
(ステップ21)。
【0044】<ホール素子のパルス検出の異なる実施例
>上記実施例では、複数配備されたホール素子(62)から
連続的に送出されるHigh信号とLow信号の間隔に基づい
て、洗濯物の偏心位置と大きさを特定しているが、各ホ
ール素子毎にHigh信号及び/又はLow信号の間隔を測定
してもよい。
【0045】例えば、上記フローチャート図5のステッ
プ5にて、図10に示すように、各ホール素子(62)がS
極を検知してHigh信号を送出する間隔を、各ホール素子
毎に測定する。具体的には、図10のホール素子1がS
極を検知した時間t1から次にS極を検知する時間t4まで
の間隔、ホール素子2がS極を検知した時間t2から次に
S極を検知する時間t5までの間隔、ホール素子3がS極
を検知した時間t3から次にS極を検知する時間t6までの
間隔を測定し、時系列順にグラフ化して、上記実施例と
同様に偏心荷重の位置と大きさを特定する。
【0046】各ホール素子毎の出力信号の間隔を測定し
ているから、ホール素子(62)の取付位置や取付間隔にば
らつきがあったり、素子どうしの感度のばらつき等があ
っても、正確な偏心位置と大きさを測定できる利点があ
る。例えば、図11は、ホール素子(62)の取付間隔を等
間隔とせず、ホール素子2とホール素子3の間隔を広く
した場合の測定データである。ホール素子1、ホール素
子2及びホール素子3のパルス形状はほぼ同じである
が、ホール素子2から出力されるパルスの立ち上がりか
ら、ホール素子3のパルスの立ち上がりまでの間隔が広
くなっていることがわかる。この場合、すべてのホール
素子(62)のHigh信号とLow信号の間隔を連続的に測定す
ると、検出されるパルス間隔もこの取付誤差の影響を受
けるため、正確な制振制御は困難である。しかしなが
ら、上記のように、ホール素子毎の出力信号の間隔(t1
とt4、t2とt5、t3とt6の間隔)を測定することにより、
取付誤差の影響を受けることなく、正しい測定結果が得
られ、正確な制振制御ができる。
【0047】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
【0048】例えば、本発明は、洗濯や脱水だけでな
く、乾燥機能を具えた洗濯機にも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明のドラム式洗濯機の断面図であ
る。
【図2】図2は、ステータ、ロータ及びホール素子の位
置関係を示す説明図である。
【図3】図3は、制御手段を示すブロック図である。
【図4】図4は、ホール素子の出力パルスと、駆動モー
タの回転数の関係を示すグラフである。
【図5】図5は、脱水工程を示すフローチャート図であ
る。
【図6】図6は、図5中の偏心荷重調整工程を示すフロ
ーチャート図である。
【図7】図7は、駆動モータの回転数と、洗濯物の量及
び慣性モーメントの関係を示すグラフである。
【図8】図8は、慣性モーメントを測定するために検出
されたホール素子のパルス間隔を示すグラフである。
【図9】図9は、ホール素子のパルス間隔と、慣性モー
メントのレベルとの関係を示すグラフである。
【図10】図10は、ホール素子毎にHigh信号を測定し
た場合の出力パルスと、駆動モータの回転数の関係を示
すグラフである。
【図11】ホール素子の取付位置にばらつきがある場合
の出力パルスと、駆動モータの回転数の関係を示すグラ
フである。
【図12】従来のドラム式洗濯機の断面図である。
【符号の説明】
(10) ドラム式洗濯機 (20) ドラム (50) 駆動モータ (60) 磁極検出手段 (62) ホール素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横井 康彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 紀之内 隆生 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA06 BA03 BA04 BA16 BB05 BB19 CA02 CB06 DC07 FA36 HB10 KA32 KA35 KA36 KB07 KB11 LA14 LB21 LB27 LB29 LB35 MA02 MA05 MA06 MA07 MA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯物を収容し、回転中心が水平又は傾
    斜した状態で回転するドラムと、 ロータ側に複数の磁極が交互に配備され、ステータ側に
    複数のコイルを有し、ドラムを回転させる駆動モータ
    と、 ドラムの周方向に等間隔に複数設けられ、ドラムの回転
    によって生ずる遠心力によって、内部に液体を貯留する
    貯液室と、 洗濯物の偏在によるドラムの回転変化を検知する偏心荷
    重検出手段と、 偏心荷重検出手段で検知されたドラムの回転変化に基づ
    いて、偏心荷重の位置と大きさを求め、偏心荷重の位置
    と大きさに対応して貯液室の液量を調節する制御手段
    と、 を具えたドラム式洗濯機において、 偏心荷重検出手段は、ロータの磁極に接近して配置さ
    れ、該磁極の極性を検知する磁極検出手段であって、 制御手段は、磁極検出手段で検知されたロータの極性変
    化の間隔に基づいて、ドラムの偏心荷重の位置と大きさ
    を求め、偏心荷重の位置と大きさに対応して貯液室の液
    量を調節することを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 磁極検出手段は、ロータの磁極に接近し
    て配置された1又は複数のホール素子である請求項1に
    記載のドラム式洗濯機。
  3. 【請求項3】 ホール素子は複数配備され、制御手段
    は、各ホール素子から出力される信号の間隔を連続的に
    測定することによって、ドラムの偏心荷重の位置と大き
    さを検出する請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 ホール素子は複数配備され、制御手段
    は、ホール素子から出力される信号の間隔を、ホール素
    子毎に測定することによって、ドラムの偏心荷重の位置
    と大きさを検出する請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  5. 【請求項5】 駆動モータは、回転軸がドラムの端面に
    直接接続されている請求項1乃至請求項4の何れかに記
    載のドラム式洗濯機。
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