JP2003159063A - Gatewayエントリークローンの作製方法 - Google Patents
Gatewayエントリークローンの作製方法Info
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- C12N15/63—Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
- C12N15/66—General methods for inserting a gene into a vector to form a recombinant vector using cleavage and ligation; Use of non-functional linkers or adaptors, e.g. linkers containing the sequence for a restriction endonuclease
Abstract
NAのGatewayエントリークローンを選択的に作製する
技術を提供する。 【解決手段】 2ステップアダプターPCRにおいて、
鋳型cDNAを増幅する第1ステップのPCRを、アダ
プターaを含む5末端プライマーAを用い、又アダプタ
ーbを含む3’末端プライマーB及びB’を混合して行
い、第2ステップのPCRを、第1ステップでの増幅産
物を鋳型として、配列attB1を持つアダプターcを
含む5’末端共通プライマーCを用い、3’末端のPC
Rプライマーとしてプラスミドへの接続部位となる配列
attB2を含むアダプターdを持つプライマーDを用
いてそれぞれ増幅を行い、両末端に異なる接続塩基配列
を持つネイティブ型cDNA及びC末端融合型cDNA
を作製し、得られたcDNAをattPプラスミドに組
み込みこれをコンピテントセルに導入するGatewayエン
トリークローンの作製方法。
Description
に属する。特に本発明は、遺伝子の組換え技術に関す
る。
cDNAやPCR DNAの機能解析、たんぱく質発現
やクローニング/サブクローニングのための迅速で高効
率な汎用クローニングシステムである(USP5,88
8,732)。このGatewayシステムは、部位特異的D
NA組換え反応を利用して、異なるベクター間でのイン
サートDNAの載せ換えを、制限酵素やリガーゼなし
で、短時間にin vitroで行う技術であり、基本となるエ
ントリークローンを構築して、多種類の発現クローンを
迅速かつ容易に作製することを可能とした技術である。
を、まずエントリーベクターに入れてエントリークロー
ンを作製する。該エントリークローンは、PCR、制限
酵素消化、リガーゼ接続でも作ることができ、Gateway
ベクターで構築されたcDNAライブラリーからの部位
特異的組み換え反応でも作製できることが知られてい
る。attサイトと呼ばれる組み換え部位に接続された目
的DNAを、適切なデスティネーションベクター及びCL
ONASE酵素ミックスと混合することにより、attサイト間
の部位特異的組換えによって生成した中間体(co-integ
rate)分子が2個の分子に分解し、このうち1個は目的
DNAを含む新しいベクター分子(発現クローン)が作
製される。もう1個の分子は陰性選択(ccdB)遺伝子を含
むため、宿主菌が殺され、この陽性、陰性選択により、
目的とするクローンを効率よく(90%以上)回収でき
るものである。
R法は、まず、5'末端に配列表の配列番号3に記載の2
5bpのattB1の組換え配列を、3’末端に配列番号5に
記載の25bpのattB2の組換え配列をそれぞれアダプター
として持つ2種類のプライマーによって目的の遺伝子D
NAをPCR増幅し、アダプターPCR産物を得る。こ
の目的遺伝子DNAをattPプラスミドに移し換える場合
に、in vitroのBP反応(Gatewayクローニングテクノ
ロジー(2000),五島直樹,木須康智,今本文男,実験医
学,18(19)2716-2717)によって目的遺伝子の方向性を
維持したまま移すことができる。
作製における高効率化は、該Gatewayシステムの有効性
を高めるための重要な課題である。中でも、融合たんぱ
く質の発現クローンを選択的に得ることは、該システム
の汎用性と応用範囲の拡大を図る重要な技術としてその
開発が要請されている。
型cDNA及びC末端融合型cDNAのGatewayエント
リークローンを選択的に作製する技術を提供することを
その課題とする。
題を解決するために鋭意検討をした結果、本発明を完成
するに至った。即ち、本発明によれば、以下に示す方法
が提供される。 (1)2ステップアダプターPCRにおいて、鋳型cD
NAを増幅する第1ステップのPCRを、アダプターa
を含む5'末端プライマーAを用い、アダプターbを含
み、鋳型cDNAの停止コドンにハイブリダイズする部
位の塩基配列が異なる3'末端プライマーB及びB'を混
合して行い、第2ステップのPCRを、第1ステップで
の増幅産物を鋳型として、5’末端にプラスミドへの接
続部位となる配列attB1を持つアダプターcを含む5’
末端共通プライマーCを用い、3'末端のPCRプライ
マーとしてプラスミドへの接続部位となる配列attB2を
含むアダプターdを持つネイティブ型共通プライマーD
又はC末端融合型共通プライマーD'を用いてそれぞれ
増幅を行い、両末端に異なる接続塩基配列を持つネイテ
ィブ型cDNA及びC末端融合型cDNAを作製し、得
られたcDNAをattPプラスミドに組み込み、これを
コンピテントセルに導入することを特徴とするGateway
エントリークローンの作製方法。 (2)配列表の配列番号4に記載の塩基配列を有する前
記(1)に記載のPCRプライマーC。 (3)該プライマーBは、その停止コドンにハイブリダ
イズする塩基配列がATTであり、該プライマーB'
は、その停止コドンにハイブリダイズする塩基配列がA
TAであり、該プライマーDは、配列番号7に記載の塩
基配列であり、該プライマーD'は、配列番号8に記載
の塩基配列であることを特徴とする前記(1)に記載の
Gatewayエントリークローンの作製方法。 (4)配列表の配列番号7に記載の塩基配列を有する前
記(1)又は(3)に記載のPCRプライマーD。 (5)配列表の配列番号8に記載の塩基配列を有する前
記(1)又は(3)に記載のPCRプライマーD'。 (6)該プライマーBは、その停止コドンにハイブリダ
イズする塩基配列がACTであり、該プライマーB'
は、その停止コドンにハイブリダイズする塩基配列がA
CAであり、該プライマーDは、配列番号9に記載の塩
基配列であり、該プライマーD'は、配列番号10に記
載の塩基配列であることを特徴とする前記(1)に記載
のGatewayエントリークローンの作製方法。 (7)配列表の配列番号9に記載の塩基配列を有する前
記(1)又は(6)に記載のPCRプライマーD。 (8)配列表の配列番号10に記載の塩基配列を有する
前記(1)又は(6)に記載のPCRプライマーD'。 (9)該プライマーBは、その停止コドンにハイブリダ
イズする塩基配列がACTであり、該プライマーB'
は、その停止コドンにハイブリダイズする塩基配列がC
CTであり、該プライマーDは、配列番号9に記載の塩
基配列であり、該プライマーD'は、配列番号11に記
載の塩基配列であることを特徴とする前記(1)に記載
のGatewayエントリークローンの作製方法。 (10)配列表の配列番号11に記載の塩基配列を有す
る前記(1)又は(9)に記載のPCRプライマー
D'。 (11)前記(1)〜(10)のいずれかに記載の該エ
ントリークローンの作製方法により作製されたネイティ
ブ型cDNA及びC末端融合型cDNAのGatewayエン
トリークローン。
(PCR)による、ネイティブ型cDNA及び融合型c
DNAのGatewayエントリークローンを選択的に効率良
く作製する独創的な方法に関する。好ましい態様におい
て、本発明では、目的とする遺伝子cDNAを含むDN
A断片からネイティブ型cDNA及びC末端融合型cD
NAのGatewayエントリークローン作製の前駆体であ
る、5'末端に該attB1の組換え配列を、3’末端に該a
ttB2の組換え配列をそれぞれアダプターとして持つそ
れぞれのcDNAのPCR産物を構築するために、2ス
テップアダプターPCRを用いる。
Rにおいては、目的とする鋳型cDNAを増幅する第1
ステップのPCRを、該アダプターaを含む5'末端プラ
イマーAを用い、該アダプターbを含み、鋳型cDNA
の停止コドンにハイブリダイズする部位の塩基配列が異
なる3'末端プライマーB及びB'を混合して行い、第2
ステップのPCRを、第1ステップでの増幅産物を鋳型
として、5’末端にプラスミドへの接続部位となる該配
列attB1を持つアダプターcを含む該5’末端共通プラ
イマーCを用い、3'末端のPCRプライマーとしてプ
ラスミドへの接続部位となる該配列attB2を含む該アダ
プターdを持つネイティブ型共通プライマーD又はC末
端融合型共通プライマーD'を用いてそれぞれ増幅を行
い、5'末端にattB1配列を、3'末端にattB2配列を持
つネイティブ型cDNA及びC末端融合型cDNAのP
CR産物をそれぞれ効率良く得ることができる。その概
略図を図1に示す。
ンにハイブリダイズする塩基配列において、ATT及び
ATA(なお、図1ではこの組み合わせの場合のみを例
示してある)、ACT及びACAあるいはACT及びC
CTであるそれぞれ2種類組み合わせの該プライマーB
及び該プライマーB'を混合して用いて増幅された該c
DNAの3'末端が、それぞれTAA及びTAT、TG
A及びTGTあるいはTGA及びGGAである2種類の
DNAが増幅されるが、得られた第1ステップのPCR
産物を鋳型とした第2ステップでのPCRに際して、該
3'末端のPCRプライマーとして、それぞれATTあ
るいはACTの配列を3’末端に持つ、配列番号7ある
いは9に記載の該ネイティブ型共通プライマーD及びそ
れぞれATA、ACAあるいはCCTの配列を3’末端
に持つ配列番号8、10あるいは11に記載の該C末端
融合型共通プライマーD'を用いることにより、停止コ
ドンによる読みとりを停止するネイティブ型cDNA及
び停止コドンが破壊されC末端を読み繋ぐC末端融合型
cDNAを選択的に且つ効率良く、それぞれ作製するこ
とができる。
cを含む該5’末端の該共通プライマーCを用い、3'
末端のPCRプライマーとして、該アダプターdを含む
該ネイティブ型共通プライマーD及び該C末端融合型共
通プライマーD'の2種類を用いて行うことにより、5'
末端にattB1配列を、3'末端にattB2は配列を持つネ
イティブ型cDNA及びC末端融合型cDNAのPCR
産物を、それぞれ得ることができ、得られたcDNAを
attPプラスミドに組み込み、これをコンピテントセルに
導入することでGatewayエントリークローンを作製する
ことができる。
て、用いられる5'末端側プライマーA中のアダプター
aの塩基配列は、配列表の配列番号1に記載の配列を用
いることができる。3'末端側プライマーB及びB'中の
アダプターbの塩基配列は、配列番号2を用いることが
できる。
おける5’末端のアダプターを含む共通プライマーCが
用いられるが、該プライマーCにおけるアダプターcの
塩基配列は、配列番号3に記載の配列を持つアダプター
を用いることができ、該プライマーCは、配列番号4に
記載の塩基配列を持つものを用いることができる。3'
末端側はアダプターを含む該ネイティブ型共通プライマ
ーD及び該C末端融合型共通プライマーD'の2種類を
用いて行うが、両共通プライマーにおけるアダプターd
の塩基配列は、配列番号6に記載の配列を持つアダプタ
ーを用いることができる。
全長cDNAポリヌクレオチド配列を含むDNA断片を
用いる。該DNA断片は、ウイルス、細菌、酵母、糸状
菌、植物、昆虫、及びヒトを含む動物など自然の材料か
ら由来することができる。また、あらゆるRNA材料か
ら調製することもできる。
なDNAポリメラーゼを用いることができる。好ましく
は、サーマス・アクアティクス(Thermus aquaticus)
(Taq)、サーマス・サーモフィラス(Thermus thermophi
lus)(Tth)及びパイロコカスフリオサス(Pyrococcus f
uriosus)(Pfu)を含む様々な細菌から得られるような熱
安定的な該DNAポリメラーゼである。
ハンサー溶液(インビトロジェン社製)を用いることに
より反応効率を上げることができる。該エンハンサー溶
液を加える場合には、PCR反応溶液組成中に、5〜1
5%であり、好ましくは8〜12%である。
ては、PCRの反応プログラムのサイクル数は3〜10
が好ましく、さらに好ましくは4〜6である。該第2ス
テップPCRにおいては、PCRの反応プログラムのサ
イクル数は5〜20が好ましく、さらに好ましくは8〜
12である。
条件の一例として、反応溶液組成を表1に、反応プログ
ラムを表2にそれぞれ示した。
条件の一例として、反応溶液組成を表3に、反応プログ
ラムを表4にそれぞれ示した。
って、エントリークローン作製のためのcDNAの長さ
等に対応して、例えば鋳型DNAの量等その条件は適宜
選択することができる。
PCR法による反応の結果、5'末端にattB1配列を、
3'末端にattB2は配列を持つネイティブ型cDNA及
びC末端融合型cDNAのPCR産物を同時に効率良く
得ることができる。エントリークローン作製のための、
第2ステップ(以後、2ndと略記)PCR産物のatt
Pプラスミドへの組み込みは、BP反応により容易に行
うことができる。表5にBP反応における、反応溶液組
成の一例を示す。
より行うことができる。氷上で表5における2ndPC
R産物を含まない反応溶液を混合しておき、2ndPC
R産物を所定量加えて、25℃で1時間以上インキュベ
ートした後、1μlの10xプロテナーゼK(2μg/μl)を
加え、37℃で10minインキュベートして反応を停止
する。
れた産物を、例えば以下の操作によりコンピテントセル
をトランスフォメーションすることで、Gatewayエント
リークローンを作製することができる。即ち、氷上で5
0μlのコンピテントセル溶液に5μlのBP反応産物を
加え、そのまま30minインキュベートする。その後、
42℃でセルを30sec熱ショックを行い、直ちに2min
氷上に置く。続いて、250μlのSOC培地を加え
て、37℃で1.5時間振とう培養する。選択培地プレ
ート(50μg/mlのカナマイシンを含むLB培地プレー
ト)上にセル100〜150μlを蒔き、37℃でイン
キュベートする。生えてきたそれぞれのクローンから4
個のコロニーをとり、50μg/mlのカナマイシンを含む
0.2mlのTB培地中で振とう培養する。その後、80
%グリセロール溶液に50μlの培養液を加えて、良く
攪拌し、シールした後−80℃で保存する。得られたク
ローンについて、目的とするエントリークローンが作製
されていることの確認を行う。
の生成の確認は、前記クローンから得られ保存したコロ
ニーについて、コロニーPCRによるcDNAの増幅を
行うことにより可能となる。コロニーPCRの反応条件
の一例として、反応溶液組成を表6に、反応プログラム
を表7にそれぞれ示した。なお、プライマーCの塩基配
列は、配列表の配列番号4に、attB2プライマーの塩基
配列は、配列番号12にそれぞれ記載のものを用いるこ
とができる。
物は、その反応産物の5μlを1.5%のアガロースゲ
ル上で分離し、所定のエントリークローン作製の確認を
行うことができる。
るが、本発明はこの実施例によって限定されるものでは
ない。また、実施例で用いた酵素及び試薬は、特記しな
い限りインビトロジェン社又は和光純薬社製の分析レベ
ル及び生化学レベルのものを使用した。
ーbを持つプライマーとして、鋳型cDNAの停止コド
ンにハイブリダイズする塩基配列が、ATT及びATA
の2種類であるプライマーB及びB'を混合して用いるG
atewayエントリークローン作製の実施例。
見出されたORF624、1473、915、138
9、498、1410、378及び672のそれぞれの
cDNAを含むDNA断片を2ステップアダプターPC
RによりcDNAの増幅を行い、Gatewayエントリーク
ローンの作製を行った。第1ステップのPCR反応は、
プライマーA及び配列番号2に記載ののアダプターbを
持ち、鋳型cDNAの停止コドンにハイブリダイズする
塩基配列が、ATT及びATAの2種類であるプライマ
ーB及びB'を混合して用いて、基本的には表1の反応
組成溶液により、表2の反応プログラムでPCR反応を
行った。なお、第1及び第2ステップのPCR反応にお
いて、DNAポリメラーゼとしては、表1、表3にある
PLATINUMTaq DNA polymerase High Fidelity(以後、Taq
HiFiと略記)以外にPLATINUM Pfx DNA polymerase(以
後、Pfxと略記)の2種類について検討した。また、Taq
HiFiを用いた場合については、エンハンサー溶液を添加
した時と、添加しないと時について検討を行った。
レートを用いて行い、表8の反応溶液組成(124反応
分)を調製し、12チャンネルピペットを用いて各チュ
ーブに20μl分注した後、プライマーA(10μM)を0.
5μl、プライマーB及びB'の混合液(10μM)を0.5μl
及び鋳型DNAを5.0μl(50ng〜)をそれぞれのチューブ
に加えて、表2の反応プログラムにより反応を行った。
に記載のプライマーC及び配列番号7に記載の配列を持
つプライマーDあるいは配列番号8に記載の配列を持つ
プライマーD'用いて、基本的には表3の反応組成溶液
により、表4の反応プログラムでPCR反応を行った。
テップのPCR反応においても96ウエルプレートを用
いて行い、表9の反応溶液組成(124反応分)を調製
し、12チャンネルピペットを用いて各チューブに20
μl分注した後、第1ステップのPCR反応溶液5.0μl
をそれぞれのチューブに加えて、表4の反応プログラム
により反応を行った。
の結果、5'末端にattB1配列を、3'末端にattB2配列
を持つネイティブ型cDNA及びC末端融合型cDNA
のPCR産物が得られる。エントリークローン作製のた
めの、attPプラスミドへの組み込みは、BP反応によ
り行う。BP反応は、基本的には表5に示した反応溶液
組成により行うが、PCR反応と同様に96ウエルプレ
ートを用いて行い、表10の反応溶液組成(124反応
分)を調製した。
反応溶液を混合しておき、各チューブに5μl を分注し
た後、2ndPCR産物を5μl加えて、25℃で一晩
インキュベートした後、1μlの10xプロテナーゼK(2μ
g/μl)を加え、37℃で10minインキュベートして反
応を停止した。
作によりコンピテントセルをトランスフォメーション
し、Gatewayエントリークローンを作製した。即ち、氷
上で50μlのコンピテントセル(DH5α)溶液に5
μlのBP反応産物を加え、そのまま30minインキュベ
ートした。その後、42℃でセルを30sec熱ショック
し、直ちに2min氷上に置いた。続いて、250μlのS
OC培地を加えて、37℃で1.5時間振とう培養し
た。選択培地プレート(50μg/mlのカナマイシンを含
むLB培地プレート)上に培養液100〜150μlを
蒔き、37℃でインキュベートした。
ついて得られたコロニー数を確認した結果を表11に示
した。
反応条件により各クローンにおいて、充分なコロニー数
が得られることが分かる。生えてきたそれぞれのクロー
ンのコロニーから任意に4個のコロニーを選びとり、5
0μg/mlのカナマイシンを含む0.2mlのTB培地中で
振とう培養した。その後、80%グリセロール溶液に5
0μlの培地を加えて、良く攪拌し、シールした後−8
0℃で保存した。
目的とするエントリークローンが作製されていることの
確認を行った。即ち、各クローンから得られ、保存した
コロニーについて、コロニーPCRによるcDNAの増
幅を行った。コロニーPCRは、基本的には反応溶液組
成を表6に示したものを用いて、反応プログラムを表7
に示した方法で行った。
コロニーPCR反応においても284ウエルプレートを用
いて行い、表12の反応溶液組成(416反応分)を調
製し、12チャンネルピペットを用いて各チューブに1
5μl分注した後、各コロニー培養液0.5μlをそれぞ
れのチューブに加えて、表7の反応プログラムにより反
応を行った。
ーンの4個のコロニーについて、停止コドンの塩基配列
についての確認結果を表13にまとめて示した。2ステ
ップアダプターPCRによる停止コドンの改変を、任意
に選別した4個のコロニー中での目的の配列を持つもの
の数で示した。
テップアダプターPCRによるエントリークローンの作
製において、同時に選択性良くネイティブ型及びC末端
融合型cDNAのクローンができていることが分かる。
特に、Taq HiFiにエンハンサー溶液添加の場合には、ネ
イティブ型、C末端融合型cDNAとも100%の選択
率でクローン化されていることが分かる。
ーbを持つプライマーとして、鋳型cDNAの停止コド
ンにハイブリダイズする塩基配列が、ACT及びACA
の2種類であるプライマーB及びB'を混合して用いるG
atewayエントリークローン作製の実施例。
ロジェクトにおいてにおいて見出されたORF624、
1473、915、1389、498、1410、37
8及び672のそれぞれのcDNAを含むDNA断片を
2ステップアダプターPCRによりcDNAの増幅を行
い、Gatewayエントリークローンの作製を行った。第1
ステップのPCR反応は、プライマーA及び配列番号2
に記載ののアダプターbを持ち、鋳型cDNAの停止コ
ドンにハイブリダイズする塩基配列が、ACT及びAC
Aの2種類であるプライマーB及びB'を混合して用い
て、基本的には表1の反応組成溶液により、表2の反応
プログラムでPCR反応を行った。なお、第1及び第2
ステップのPCR反応において、DNAポリメラーゼと
しては、表1、表3にあるTaq HiFi以外にPfxの2種類
について検討した。
レートを用いて行い、実施例1と同様に、表8の反応溶
液組成(124反応分)を調製し、表2の反応プログラ
ムにより反応を行った。ただし、表8におけるDNAポ
リメラーゼを Taq HiFiを用いた場合、エンハンサー溶
液の無添加の反応は、本実施例では行っていない。
反応においても96ウエルプレートを用いて行い、表9
の反応溶液組成(124反応分)を調製し、表4の反応
プログラムにより反応を行った。
反応は、配列番号4に記載のプライマーC及び配列番号
9に記載の配列を持つプライマーDあるいは配列番号1
0に記載の配列を持つプライマーD'用いて、基本的に
は表3の反応組成溶液により、表4の反応プログラムで
PCR反応を行った。
PCR法による反応の結果得られたネイティブ型cDN
A及びC末端融合型cDNAのPCR産物について、エ
ントリークローン作製のための、BP反応を行った。
と同様に、コンピテントセルをトランスフォメーション
し、Gatewayエントリークローンを作製した。以上の実
験により、それぞれのクローンについて得られたコロニ
ー数を確認した結果を表14に示した。
PCRの反応条件により各クローンにおいて、必要なコ
ロニー数が得られることが分かる。実施例1と同様に、
任意に4個のコロニーを選びとり、処理後−80℃で保
存した。
クローンのコロニーについて、目的とするエントリーク
ローンが作製されていることをコロニーPCRにより確
認を行った。
ーンの4個のコロニーについて、停止コドンの塩基配列
についての確認結果を表15にまとめて示した。2ステ
ップアダプターPCRによる停止コドンの改変を、任意
に選別した4個のコロニー中での目的の配列を持つもの
の数で示した。
テップアダプターPCRによるエントリークローンの作
製において、同時に選択性良くネイティブ型及びC末端
融合型cDNAのクローンができていることが分かる。
ーbを持つプライマーとして、鋳型cDNAの停止コド
ンにハイブリダイズする塩基配列が、ACT及びCCT
の2種類であるプライマーB及びB'を混合して用いるG
atewayエントリークローン作製の実施例。
ロジェクトにおいて見出されたORF624、147
3、915、1389、498、1410、378及び
672のそれぞれのcDNAを含むDNA断片を2ステ
ップアダプターPCRによりcDNAの増幅を行い、Ga
tewayエントリークローンの作製を行った。第1ステッ
プのPCR反応は、プライマーA及び配列番号2に記載
ののアダプターbを持ち、鋳型cDNAの停止コドンに
ハイブリダイズする塩基配列が、ACT及びCCTの2
種類であるプライマーB及びB'を混合して用いて、基
本的には表1の反応組成溶液により、表2の反応プログ
ラムでPCR反応を行った。なお、第1及び第2ステッ
プのPCR反応において、DNAポリメラーゼとして
は、表1、表3にあるTaq HiFi以外にPfxの2種類につ
いて検討した。また、Taq HiFiを用いた場合について
は、エンハンサー溶液を添加した時と、添加しないと時
について検討を行った。
レートを用いて行い、実施例1と同様に、表8の反応溶
液組成(124反応分)を調製し、表2の反応プログラ
ムにより反応を行った。
反応は、配列番号4に記載のプライマーC及び配列番号
9に記載の配列を持つプライマーDあるいは配列番号1
1に記載の配列を持つプライマーD'用いて、基本的に
は表3の反応組成溶液により、表4の反応プログラムで
PCR反応を行った。
PCR法による反応の結果得られたネイティブ型cDN
A及びC末端融合型cDNAのPCR産物について、エ
ントリークローン作製のための、BP反応を行った。
と同様の操作によりコンピテントセルをトランスフォメ
ーションし、Gatewayエントリークローンを作製した。
それぞれのクローンについて得られたコロニー数を確認
した結果を表16に示した。
反応条件により各クローンにおいて、充分なコロニー数
が得られることが分かる。それぞれのクローンのコロニ
ーから任意に4個のコロニーを選びとり、処理後−80
℃で保存した。
目的とするエントリークローンが作製されていること
を、コロニーPCRによるcDNAの増幅を行うことに
より確認した。コロニーPCRは、実施例1と同様に行
った。
ーンの4個のコロニーについて、停止コドンの塩基配列
についての確認結果を表17にまとめて示した。2ステ
ップアダプターPCRによる停止コドンの改変を、任意
に選別した4個のコロニー中での目的の配列を持つもの
の数で示した。
テップアダプターPCRによるエントリークローンの作
製において、同時に選択性良くネイティブ型及びC末端
融合型cDNAのクローンができていることが分かる。
特に、DNAポリメラーゼとしてTaq HiFiをもちいて、
エンハンサー溶液添加の場合には、ネイティブ型及びC
末端融合型cDNAともほぼ100%の選択率でクロー
ン化されていることが分かる。
ンの作成方法は、多種類の発現クローンを迅速かつ容易
に作製することを可能とした技術である。cDNAやP
CRDNAの機能解析、たんぱく質発現等が容易とな
り、ヒトゲノムcDNA等による医薬品開発などの進展
に寄与する。
るcDNAの増幅の概略を示したものである。
称) ORF:cDNAの翻訳領域
Claims (11)
- 【請求項1】 2ステップアダプターPCRにおいて、
鋳型cDNAを増幅する第1ステップのPCRを、アダ
プターaを含む5'末端プライマーAを用い、アダプター
bを含み、鋳型cDNAの停止コドンにハイブリダイズ
する部位の塩基配列が異なる3'末端プライマーB及び
B'を混合して行い、第2ステップのPCRを、第1ス
テップでの増幅産物を鋳型として、5’末端にプラスミ
ドへの接続部位となる配列attB1を持つアダプターcを
含む5’末端共通プライマーCを用い、3'末端のPC
Rプライマーとしてプラスミドへの接続部位となる配列
attB2を含むアダプターdを持つネイティブ型共通プラ
イマーD又はC末端融合型共通プライマーD'を用いて
それぞれ増幅を行い、両末端に異なる接続塩基配列を持
つネイティブ型cDNA及びC末端融合型cDNAを作
製し、得られたcDNAをattPプラスミドに組み込
み、これをコンピテントセルに導入することを特徴とす
るGatewayエントリークローンの作製方法。 - 【請求項2】 配列表の配列番号4に記載の塩基配列を
有する請求項1に記載のPCRプライマーC。 - 【請求項3】 該プライマーBは、その停止コドンにハ
イブリダイズする塩基配列がATTであり、該プライマ
ーB'は、その停止コドンにハイブリダイズする塩基配
列がATAであり、該プライマーDは、配列番号7に記
載の塩基配列であり、該プライマーD'は、配列番号8
に記載の塩基配列であることを特徴とする請求項1に記
載のGatewayエントリークローンの作製方法。 - 【請求項4】 配列表の配列番号7に記載の塩基配列を
有する請求項1又は3に記載のPCRプライマーD。 - 【請求項5】 配列表の配列番号8に記載の塩基配列を
有する請求項1又は3に記載のPCRプライマーD'。 - 【請求項6】 該プライマーBは、その停止コドンにハ
イブリダイズする塩基配列がACTであり、該プライマ
ーB'は、その停止コドンにハイブリダイズする塩基配
列がACAであり、該プライマーDは、配列番号9に記
載の塩基配列であり、該プライマーD'は、配列番号1
0に記載の塩基配列であることを特徴とする請求項1に
記載のGatewayエントリークローンの作製方法。 - 【請求項7】 配列表の配列番号9に記載の塩基配列を
有する請求項1又は6に記載のPCRプライマーD。 - 【請求項8】 配列表の配列番号10に記載の塩基配列
を有する請求項1又は6に記載のPCRプライマー
D'。 - 【請求項9】 該プライマーBは、その停止コドンにハ
イブリダイズする塩基配列がACTであり、該プライマ
ーB'は、その停止コドンにハイブリダイズする塩基配
列がCCTであり、該プライマーDは、配列番号9に記
載の塩基配列であり、該プライマーD'は、配列番号1
1に記載の塩基配列であることを特徴とする請求項1に
記載のGatewayエントリークローンの作製方法。 - 【請求項10】 配列表の配列番号11に記載の塩基配
列を有する請求項1又は9に記載のPCRプライマー
D'。 - 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の該
エントリークローンの作製方法により作製されたネイテ
ィブ型cDNA及びC末端融合型cDNAのGatewayエ
ントリークローン。
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