JP2003158531A - ノード判定方法、通信システム及びノード計測装置 - Google Patents

ノード判定方法、通信システム及びノード計測装置

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    • H04Q2011/0079Operation or maintenance aspects
    • H04Q2011/0083Testing; Monitoring

Abstract

(57)【要約】 【課題】 妨害ノード及び障害ノードを簡単に特定でき
るようにする。 【解決手段】 局伝送装置10は、試験モードで周期的
にトリガ光信号20を光ファイバ12に送出する。トリ
ガ光信号20は、試験パターンを返信すべき光送受信装
置を指定するノード指定子20aと、目的の光送受信装
置を局伝送装置10に同期させるためのアイドルパター
ン信号20bからなる。指定された光送受信装置、例え
ば18−1は、割り当てられたタイムスロットで、アイ
ドルパターン22bに同期した試験パターン光信号22
を局伝送装置10に返信する。局伝送装置10は、光フ
ァイバ12からの入力信号を、指定の光送受信装置に割
り羽照られたタイムルスロットで参照パターンとの相関
を演算し、相関結果を積分する。積分結果から、指定の
光送受信装置が妨害光を出力していないかどうかを判定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノード判定方法、
通信システム及びノード計測装置に関し、より具体的に
は、妨害ノードを特定する方法及びその通信システム、
並びに妨害ノードを特定するノード計測装置に並びに関
する。
【0002】
【従来の技術】図7は、1台の局伝送装置と複数の加入
者ノードとを接続するTDM(時分割多重)方式のパッ
シブパッシブ光加入者網の概略構成図を示す。
【0003】局伝送装置110は、光ファイバ112を
介して光合分波器114の共通ポート#Cに接続する。
光合分波器114は、共通ポート#Cの入力光をN分割
し、各分割光をポート#1〜#Nに出力し、各ポート#
1〜#Nの入力光を合波して共通ポート#Cから出力す
る光素子からなる。光合分波器114のポート#1〜#
Nは、それぞれ、光ファイバ116−1〜116−Nを
介して各加入者#1〜#Nの光送受信装置118−1〜
118−Nに接続する。
【0004】局伝送装置110と各加入者#1〜#Nの
光送受信装置118−1〜118−Nとの間の通信には
TDM方式が採用される。すなわち、各光送受信装置1
18−1〜118−Nは、局伝送装置110からの時分
割多重信号(下り信号)から自分に割り当てられたタイ
ムスロットの信号を抽出して受信し、その他のタイムス
ロットの信号を破棄する。光送受信装置118−1〜1
18−Nはまた、局伝送装置110に送信すべき信号
を、自分に割り当てられたタイムスロットに相当するタ
イミングで光ファイバ116−1〜116−Nに出力す
る。局伝送装置110は、予め及び継続的に、局伝送装
置110及び光送受信装置118−1〜118−Nを同
期させる。これにより、同送受信装置118−1〜11
8−Nが自分に割り当てられた受信用及び送信用のタイ
ムスロットのタイミングを理解できる。局伝送装置11
0と光送受信装置118−1〜118−Nを同期させる
同期手順の説明は省略する。
【0005】局伝送装置110から各加入者#1〜#N
の光送受信装置118−1〜118−Nへの下り信号
と、各加入者#1〜#Nの光送受信装置118−1〜1
18−Nから局伝送装置110への上り信号には、互い
に異なる波長の光キャリアが使用される。ある既存シス
テムでは、下り信号には1.5μm帯の光キャリアが使
用され、上り信号には1.3μm帯の光キャリアが使用
される。
【0006】従来例の動作を簡単に説明する。局伝送装
置110は、各加入者#1〜#Nに向けた下り光信号D
(但し、i=1〜N)を時分割多重して、光ファイバ
112に出力する。下り光信号Dは光ファイバ112
を伝搬して光合分波器114の共通ポート#Cに入力す
る。光合分波器114は、時分割多重された下り光信号
をN分割し、各分割光をポート#1〜#Nから光フ
ァイバ116−1〜116−Nに出力する。形式的に
は、各加入者#1〜#N宛ての下り光信号D1〜D
全て、どの送受信装置118−1〜118−Nにも入力
する。各光送受信装置118−1〜118−Nは、入力
信号光の内から、自分に割り当てられたタイムスロット
内の信号光を抽出して受信し、それ以外のタイムスロッ
トの信号光を破棄する。例えば、光送受信装置118−
1は下り光信号D1のみを受信し、光送受信装置118
−2は下り光信号Dのみを受信する。
【0007】各光送受信装置118−1〜118〜N
は、それぞれに割り当てられたタイムスロットで上り光
信号U(i=1〜N)を光ファイバ116−1〜11
6−Nに出力する。各上り光信号U(i=1〜N)
は、光ファイバ116−1〜116−Nを伝搬して、光
合分波器114のポート#1〜#Nに入力する。光合分
波器114は光ファイバ116−1〜116−Nから入
力する各上り光信号U(i=1〜N)を合波して、共
通ポート#Cから光ファイバ112に出力する。
【0008】各光送受信装置118−1〜118〜Nが
それぞれに割り当てられた正しいタイムスロットで上り
光信号U(i=1〜N)を光ファイバ116−1〜1
16−Nに出力している場合、図7に示すように、光フ
ァイバ112上では、各上り光信号Uは、時間軸上で
互いに重複しない正しいタイムスロットに位置する。す
なわち、光合分波器114は、各上り光信号Uを、そ
の時間位置を調整せずに合波する。
【0009】光合分波器114から光ファイバ112に
出力された上り信号光Uは、光ファイバ112を伝搬
して局伝送装置110に入力する。局伝送装置110
は、各光送受信装置118−1〜118−Nと同期して
いるので、光ファイバ112から入力する光信号から各
上り信号光Uを正しく分離できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述のパッシブ光加入
者網では、複数の加入者が1つの信号帯域を時間軸上で
シェアしている。従って、何らかの障害により、加入者
装置の一つが、自分に割り当てられたタイムスロット以
外に上り光信号を出力すると、誤ったタイムスロットを
利用する他の加入者の通信が阻害されてしまう。
【0011】例えば、光送受信装置118−1が、持続
的な妨害光を光ファイバ116−1に出力したとする。
この妨害光は、他の光送受信装置118−2〜118−
Nが局伝送装置110に向け出力する上り信号光U
の信号対雑音電力比(SNR)を、光ファイバ11
2上で著しく劣化させる。これは、光送受信装置118
−2〜118−Nから局伝送装置110への信号伝送を
阻害する。このようなことは、例えば、加入者が、光フ
ァイバコードの接続を誤り、保有する他の光通信装置に
接続する場合、及び、悪意を持って規定外の上り光信号
を出力する場合に起こり得る。
【0012】このような障害時には、一刻も早く障害要
因を排除することが必要である。特に持続的に光信号が
送出される場合、全ての加入者信号が不通になるので、
速やかに対処しなければならない。しかし、このような
場合には、どの光送受信装置118−1〜118−Nが
妨害光を出力しているかを特定できないので、個々の光
送受信装置118−1〜118−Nを個別にチェックす
るしかなかった。
【0013】本発明は、少なくとも一部を共有する信号
伝送路を介して、局伝送装置と複数のノードがTDM方
式で通信する通信システムにおいて、容易に正常ノード
を判定する方法、そのようなノード特定機能を有する通
信システム、及び、ノードが正常かどうかを計測するノ
ード計測装置を提示することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るノード判定
方法は、少なくとも一部を共有する信号伝送路を介して
局伝送装置と複数のノードがTDM方式で通信する通信
システムにおいて、当該局伝送装置の側から正常動作の
ノードを判定する方法であって、当該複数のノードの内
の指定ノードにトリガ信号を送信して、試験パターン信
号の返信を要求する要求ステップと、当該指定ノードに
割り当てられたタイムスロットの受信信号と、当該指定
ノードに対応する参照パターンとの相関を演算する相関
演算ステップと、その相関演算の結果により指定ノード
が妨害ノードか否かを判定する判定ステップとを具備す
ることを特徴とする。
【0015】本発明に係る通信システムは、少なくとも
一部を共有する信号伝送路を介して、局伝送装置と複数
のノードがTDM方式で通信する通信システムであっ
て、当該局伝送装置が、指定ノードに同期用パターン信
号を含むトリガ信号を送信するトリガ信号送信手段と、
当該指定ノードに対応する参照パターンを発生する参照
パターン発生手段と、当該指定ノードに割り当てられた
タイムスロットの受信信号と当該参照パターンとの相関
を演算する相関演算手段と、当該相関演算手段の相関演
算結果により、当該指定ノードが妨害ノードか否かを判
定する判定手段とを具備し、当該複数のノードのそれぞ
れは、当該トリガ信号に応じて所定の試験パターン信号
を出力する手段を具備することを特徴とする。
【0016】本発明に係るノード計測装置は、複数のノ
ードの内の指定ノードにトリガ信号を送信し、これによ
り試験パターン信号の返信を当該指定ノードに要求する
トリガ信号送信手段と、当該指定ノードに対応する参照
パターンを発生する参照パターン発生手段と、当該指定
ノードに割り当てられたタイムスロットの受信信号と当
該参照パターンとの相関を演算する相関演算手段と、当
該相関演算手段の相関演算結果により、当該指定加入者
ノードが妨害ノードか否かを判定する判定手段とを具備
することを特徴とする。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例の概略構成図を
示す。
【0019】局伝送装置10は、光ファイバ12を介し
て光合分波器14の共通ポート#Cに接続する。光合分
波器14は、共通ポート#Cの入力光をN分割し、各分
割光をポート#1〜#Nに出力し、各ポート#1〜#N
の入力光を合波して共通ポート#Cから出力する光素子
からなる。光合分波器14のポート#1〜#Nは、それ
ぞれ、光ファイバ16−1〜16−Nを介して各加入者
#1〜#Nの光送受信装置18−1〜18−Nに接続す
る。
【0020】局伝送装置10と各加入者#1〜#Nの光
送受信装置18−1〜18−Nとの間の通信は、図7に
示す従来例と同じである。即ち、局伝送装置110と各
加入者#1〜#Nの光送受信装置118−1〜118−
Nとの間の通信にはTDM方式が採用され、上り信号と
下り信号は、使用する光キャリアの波長で区別される。
本実施例では、局伝送装置10から各加入者#1〜#N
の光送受信装置18−1〜118−Nへの下り信号には
波長λdの光キャリアが使用され、各加入者#1〜#N
の光送受信装置18−1〜18−Nから局伝送装置10
への上り信号には、波長λdとは異なる波長λuの光キ
ャリアが使用される。従来例と同様に、λdは1.5μ
m帯、λuは1.3μm帯である。
【0021】図1では、送受信装置18−2が定常的に
妨害光を光ファイバ16−2に出力する妨害ノードにな
っている。妨害ノード(光送受信装置18−2)を特定
する本実施例の動作を詳細に説明する。
【0022】局伝送装置10は、妨害ノード及び障害を
計測するノード計測装置を具備する。以下の説明では、
ノードが正常がどうかを計測する際の局伝送装置10の
動作は、局伝送装置10に内蔵されるノード計測装置の
動作である。
【0023】先ず、局伝送装置10は、試験しようとす
る光送受信装置18−1〜18−Nの全部又はその内の
1又は複数の試験対象に対して、試験モードへの移行を
指示する。
【0024】局伝送装置10は、光送受信装置18−1
〜18−Nが予め定められたタイミングで試験パターン
を送出するように、周期的にトリガ光信号20(波長λ
d)を光ファイバ12に送出する。トリガ光信号20
は、試験パターンを返信すべき光送受信装置を指定する
ノード指定子20aと、目的の光送受信装置を局伝送装
置に同期させるためのアイドルパターン信号20bから
なる。ノード指定子20aでは、光送受信装置18−1
〜18−Nの内の特定の1つを指定できるし、全光送受
信装置18−1〜18−Nを一括して指定することもで
きる。図1では、ノード指定子20aは、光送受信装置
18−1を指定している。アイドルパターン信号20b
は、光送受信装置18−1〜18−Nから返信されるべ
き試験パターンと同じパターンであってもよいし、マー
ク及びスペースの一定の繰り返しからなる固定パターン
信号であってもよい。
【0025】光合分波器14は、局伝送装置10から光
ファイバ12を介して入力するトリガ光信号20をN分
割し、各分割光を光ファイバ16−1〜16−Nを介し
て光送受信装置18−1〜18−Nに送信する。トリガ
光信号20のノード指定子20aで指定される光送受信
装置18−1のみが、試験パターン光信号22を光ファ
イバ16−1に出力する。その際、光送受信装置18−
1は、入力するトリガ光信号20のアイドルパターン信
号20bに同期して、試験パターン光信号22(波長λ
u)を光ファイバ16−1に出力する。これにより、局
伝送装置10と光送受信装置18−1との間で同期が確
立される。
【0026】試験パターン光信号22(波長λu)によ
り搬送される試験パターンは、局伝送装置10が知って
いる限り、任意のパターンでよい。例えば、アイドルパ
ターン20bと同じでもよいし、アイドルパターンを符
号化したものでもよいし、個々の光送受信装置18−1
〜18−Nで同じでも異なっても良い。但し、何れの場
合も、試験パターンは、擬似ランダムパターンであるの
が好ましい。
【0027】全ての光送受信装置18−1〜18−Nを
同時に試験する場合、各光送受信装置18−1〜18−
Nは、互いに異なるパターンからなる試験パターン光信
号を局伝送装置10に返信するのが好ましい。局伝送装
置10の間の距離が同じになる複数の光送受信装置があ
る場合、局伝送装置10は、それらから出力される試験
パターン信号光を、後述する相関法でも個別に検出でき
なくなるからである。
【0028】単一の光送受信装置を順に試験する場合に
は、各光送受信装置18−1〜18−Nは同じ試験パタ
ーン信号光22を局伝送装置10に返信してもよいし、
互いに異なる試験パターン信号光22を局伝送装置10
に返信してもよい。
【0029】光送受信装置18−1から出力される試験
パターン光信号22を光ファイバ16−1を伝搬して光
合分波器14に入力する。また、光送受信装置18−2
が光ファイバ16−2に出力する妨害光24(波長λ
u)は、光ファイバ16−2を伝搬して光合分波器14
に入力する。光合分波器14は、その試験パターン光信
号22(波長λu)と妨害光24(波長λu)を光ファ
イバ12を介して局伝送装置10に供給する。光ファイ
バ12上では、妨害光24により、試験パターン光信号
22のSNRは大幅に劣化する。
【0030】局伝送装置10は、光ファイバ12から入
力した試験パターン光信号22と妨害光24からなる光
を光電変換し、その出力と参照パターンとの間の相関を
計算し、相関結果を積分する。参照パターンは、試験パ
ターン光信号22で搬送される試験パターンと同じパタ
ーンからなる。この相関演算により、試験パターン光信
号22を検出できる。試験パターン光信号22のSNR
が大幅に劣化している場合でも、相関結果を積分するこ
とにより、確実に試験パターン光信号22を検出でき
る。
【0031】詳細は後述するが、試験パターンを検出す
る際には、参照パターンは、トリガ光信号20の光ファ
イバ12への出力時点から、試験対象の光送受信装置
(ここでは、装置18−1)と局伝送装置10との間の
往復距離に応じた時間及び装置18−1内での折り返し
の時間の後に、相関演算回路に印加される。参照パター
ンを、試験パターンの存在しないタイミングで相関演算
回路に印加することにより、光ファイバ12から入力す
る信号との相互相関値を計算できる。この相互相関値
は、バックグラウンド雑音の指標を示す。
【0032】相関結果の積分値が所定値以上であれば、
試験対象の光送受信装置が正常に動作していることにな
る。局伝送装置10は、次の光送受信装置、例えば、装
置18−2を試験対象としてトリガ光信号20を光ファ
イバ12に出力する。このようにして、各光送受信装置
18−1〜18−Nを順に調査する。
【0033】妨害光24を出力する光送受信装置18−
2は、トリガ光信号20に対して試験パターン光信号を
出力しない。従って、光送受信装置18−2を試験対象
としているとき、局伝送装置10における相関演算の積
分結果は、所定閾値より低い。これにより、局伝送装置
10は、光送受信装置18−2に障害があることを知る
ことができる。
【0034】各光送受信装置18−1〜18−Nが、互
いに異なるパターンの試験パターン光信号を出力する場
合、局伝送装置10は、各光送受信装置18−1〜18
−Nからの試験パターン光信号の相関演算を並列に実行
することで、より短時間に障害のある光送受信装置、即
ち、障害ノードを特定できる。勿論、局伝送装置10
は、各光送受信装置18−1〜18−Nからの試験パタ
ーン光信号の相関演算を逐次的に実行してもよい。各光
送受信装置18−1〜18−Nに個別にトリガ光信号2
0を出力する場合に比べれば、障害ノードの特定に要す
る時間は短い。
【0035】通常、妨害光が存在する場合、全ての上り
信号が阻害されると予想される。しかし、中にはタイミ
ング回路等の不具合で、指定されたタイムスロット以外
のタイムスロットで妨害光を送出することが考えられ
る。この場合、送出タイミングは周期性を有すると思わ
れ、1又は複数の他の加入者に影響を及ぼすものの、そ
れ以外の加入者の通信には影響しない。このような状況
では、正常に通信が行われているノードへの影響を避け
るために、通信障害が生じているノードに限り、それに
割り当てられた局向けの通信データに代わり試験データ
を送出するようにして、上述の検出処理を行えばよい。
この場合、この試験データが存在する期間のみ積分処理
を行う必要がある。
【0036】局伝送装置10の内部構成を説明する。図
2は、局伝送装置10の構成例の概略構成ブロック図を
示す。但し、主として、送受信装置18−1〜18−N
が正常かどうかを計測するノード計測装置の構成を図示
してある。制御回路30は、試験すべき光送受信装置を
特定する加入者ID及びアイドルパターンを光送信器3
2に供給し、同時に、トリガ信号及び、試験すべき光送
受信装置と局伝送装置10との間の往復距離を勘案した
遅延時間を参照パターン発生回路34に印加する。
【0037】光送信器32は、制御回路30からの加入
者ID及びアイドルパターン信号を波長λdの光信号に
変換することにより、その加入者IDを探索対象とする
トリガ光信号20を生成する。そのトリガ信号光20
は、WDM光合分波器36を介して光ファイバ12に印
加され、先に説明したように、光送受信装置18−1〜
18−Nに到達する。
【0038】WDM光合分波器36は、光送信器32か
ら出力猿波長λdの光を光ファイバ12に結合し、光フ
ァイバ12からの波長λuの光を光受信器58に入力す
る波長選択性の光カップラである。
【0039】WDM光合分波器36は、光ファイバ12
から入力する試験パターン光信号22及び妨害光24を
含む波長λuの光を光受信器38に印加する。光受信器
38は、入力光を電気信号に変換して、相関演算回路4
0に印加する。相関演算回路40には、試験パターン光
信号22で搬送された試験パターンが入力する。
【0040】他方、参照パターン発生回路34は、制御
回路30からのトリガ信号から制御回路30からの遅延
時間分だけ遅れて、参照パターンを発生し、相関演算回
路40に印加する。参照パターン発生回路34はまた、
相関演算回路40の相関結果に対する、試験対象の光送
受信装置が試験パターン信号光の出力に使用するタイム
スロットを示すゲート信号を積分回路42に印加する。
このゲート信号は、試験対象の光送受信装置からの試験
パターン信号に対する相関演算結果を積分するタイミン
グを示す。
【0041】相関演算回路40は、光受信器38から入
力する受信試験パターンと参照パターン発生回路34か
らの参照パターンとの間の相関を演算し、相関結果を積
分回路42に印加する。積分回路42は、参照パターン
発生回路34からのゲート信号で指定されるタイムスロ
ットでの、相関演算回路40の相関結果を積分する。
【0042】制御回路30は、各光送受信装置18−1
〜18−Nに対する積分回路42の積分結果から、妨害
光を発生している1又は2以上の光送受信装置を特定す
る。
【0043】図3は、受信試験パターンと参照パターン
が一致する場合の、相関結果及び積分結果の波形例を示
し、図4は、受信試験パターンと参照パターンが一致し
ない場合の、相関結果及び積分結果の波形例を示す。受
信試験パターンと参照パターンが一致する場合、積分回
路42の積分結果は、時間と共に増加する。これは、試
験対象の光送受信装置が正常に動作しており、妨害光を
出力していないことを意味する。逆に、受信試験パター
ンと参照パターンが一致しない場合、積分回路42の積
分結果は、0値の近辺又はマイナス値で変動するのみで
ある。これは、試験対象の光送受信装置が正常に動作せ
ずに、妨害光を出力していることを意味する。このよう
に、積分回路42の積分結果出力により、試験対象の光
送受信装置が正常に動作しているかどうか、即ち、妨害
光を出しているかどうかを判別できる。
【0044】参照パターン発生回路34、相関回路40
及び積分回路42をデジタル演算回路で構成する場合、
光受信器38と相関演算回路40の間に、アナログ/デ
ジタル(A/D)変換器を配置すればよい。
【0045】先に説明したように、複数の光送受信回路
18−1〜18−Nからそれぞれに割り当てられたタイ
ムスロットで試験パターン光信号を出力させ、局伝送装
置10が、複数の受信試験パターン信号の相関演算を同
時に実行するように構成することで、より迅速に妨害ノ
ードを特定できる。
【0046】図5は、複数の受信試験パターン信号を並
列処理する局伝送装置10の構成例の概略構成ブロック
図を示す。
【0047】トリガ発生回路50は、全部又は複数の光
送受信装置18−1〜18−Nを示す識別子及びアイド
ルパターンを光送信器52に印加する。光送信器52
は、これらの入力信号に従い、全部又は複数の光送受信
装置18−1〜18−Nにブロードキャスト又はマルチ
キャストすべきトリガ光信号20(波長λd)を生成
し、同時に、各光送受信装置18−1〜18−Nから返
信される試験パターンの相関を判定する相関判定回路5
4−1〜54−Nに、試験開始タイミングを示すトリガ
信号を印加する。相関判定回路54−1〜54−Nに
は、局伝送装置10から対応する光送受信装置18−1
〜18−Nまでの往復距離を勘案した遅延時間が入力さ
れる。光送信器52で生成されたトリガ信号光20(波
長λd)は、WDM光合分波器56を介して光ファイバ
12に印加され、先に説明したように、光送受信装置1
8−1〜18−Nに到達する。WDM光合分波器56
は、WDM光合分波器36と同じ光素子からなる。
【0048】WDM光合分波器56は、光ファイバ12
から入力する波長λuの光を光受信器58に印加する。
光受信器58は、WDM光合分波器56から入力する波
長λuの光を電気信号に変換して、各相関判定回路54
−1〜54−Nに印加する。光受信器58の出力は、ト
リガ光信号20で指定された光送受信装置入から返信さ
れた試験パターン信号、及び妨害ノードからの妨害信号
を含む。
【0049】各相関判定回路54−1〜54−Nは、図
1に示す実施例の参照パターン発生回路34、相関演算
回路40及び積分回路42からなる回路ブロックと同様
の構成からなる。図1に示す実施例で説明したのと同様
の動作で、各相関判定回路54−1〜54−Nは、光受
信器58の出力から、対応する光送受信装置18−1〜
18−Nが正常に試験パターン信号を返信しているかど
うかを判定する。各相関判定回路54−1〜54−Nの
判定結果は、積分回路42の出力に対応する。各相関判
定回路54−1〜54−Nの判定結果は、判定回路60
に印加される。判定回路60は、各相関判定回路54−
1〜54−Nの判定出力からどの光送受信装置18−1
〜18−Nが妨害信号又は妨害光を出力しているかを特
定する。
【0050】図5に示す実施例では、複数の光送受信装
置18−1〜18−Nから返信される試験パターン信号
を並列に処理できるので、妨害ノードを迅速に検出でき
る。
【0051】図5に示す実施例でも、光受信器38のア
ナログ出力をデジタル信号に変換してから各相関判定回
路54−1〜54−Nに印加しても良い。
【0052】各光送受信装置18−1〜18−Nでの試
験パターン信号の生成方法には2つの方法が考えられ
る。第1の方法は、局伝送装置10から送られたパター
ンをそのまま又は符号化して返信する方法である。この
方法では、光送受信装置18−1〜18−Nの内部構成
が簡略化できる。第2の方法は、局伝送装置10からの
アイドルパターン20bを局伝送装置10との同期にの
み使用し、各光送受信装置18−1〜18−Nが、独自
の試験パターンを生成する方法である。この場合、各光
送受信装置18−1〜18−Nにパターン発生回路が必
要になり、しかも、その発生するパターンが局伝送装置
10内で発生される参照パターンと同じでなければなら
ない。
【0053】図6は、独自の試験パターンを発生可能な
光送受信装置18−1の構成例の概略構成ブロック図を
示す。他の光送受信装置18−2〜18−Nの構成も同
じである。
【0054】WDM光合分波器70は、光ファイバ16
−1から入力する光を光受信器72に印加する。光受信
器72は、入力光の内の、光送受信装置18−1に割り
当てられているタイムスロット部分を電気信号に変換し
て、送受信回路74に出力する。
【0055】送受信回路74は、通信モードでは、局伝
送装置10との間でデータを送受信する。試験モードで
は、送受信回路74は、局伝送装置10からトリガ光信
号20で搬送される信号から、返信する試験パターンを
示すIDを識別して試験パターン発生回路78に印加
し、試験パターンをアイドルパターンに同期させる同期
信号を試験パターン発生回路78に印加する。試験パタ
ーン発生回路78は、ID識別回路76で識別されたI
Dに応じたパターン内容の試験パターンを、送受信回路
74からの同期信号に同期して発生し、スイッチ80の
b接点に印加する。
【0056】送受信回路74はまた、光送受信装置18
−1に対する制御コマンドも受信し、受信コマンドに応
じて光送受信装置18−1の各部を制御する。例えば、
スイッチ80は通常、a接点(送受信回路74の出力)
に接続しているが、局伝送装置10から試験モードへの
移行を指示するコマンドを受信すると、送受信回路74
は、スイッチ80をb接点(試験パターン発生回路78
の出力)に接続する。
【0057】スイッチ80で選択された信号は、光送信
器82に印加され、ここで波長λuの光信号に変換され
る。光送信器82から出力される光信号(波長λu)
は、WDM光合分波器70により光ファイバ16−1に
送出され、光ファイバ16−1、光合分波器14及び光
ファイバ12を介して局伝送装置10に到達する。
【0058】試験モードでは、スイッチ80がb接点に
接続するので、試験パターン発生回路78から出力され
る試験パターンを搬送する試験パターン光信号22が、
光送受信装置18−1から局伝送装置10に伝送され
る。
【0059】ノード計測装置が局伝送装置10に内蔵さ
れる実施例を説明したが、勿論、以上の機能を有するノ
ード計測装置を局伝送装置の外側に配置してもよいこと
はいうまでもない。
【0060】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、特定のノード装置の不具合によっ
てTDM光ネットワークの通信が阻害されている場合で
も、容易に且つ精度よく、正常動作しているノードを確
認できる。即ち、不具合が発生しているノードを迅速に
特定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 局伝送装置10の概略構成ブロック図であ
る。
【図3】 受信試験パターンと参照パターンが一致する
場合の、相関結果及び積分結果の波形例である。
【図4】 受信試験パターンと参照パターンが一致しな
い場合の、相関結果及び積分結果の波形例である。
【図5】 局伝送装置10の別の構成例の概略構成ブロ
ック図である。
【図6】 光送受信装置18−1の概略構成ブロック図
である。
【図7】 従来のTDM(時分割多重)方式のパッシブ
パッシブ光加入者網の概略構成図である。
【符号の説明】
10:局伝送装置 12:光ファイバ 14:光合分波器 16−1〜16−N:光ファイバ 18−1〜18−N:光送受信装置 20:トリガ光信号 20a:ノード指定子 20b:アイドルパターン信号 22:試験パターン光信号 24:妨害光 30:制御回路 32:光送信器 34:参照パターン発生回路 36:WDM光合分波器 38:光受信器 40:相関演算回路 42:積分回路 50:トリガ発生回路 52:光送信器 54−1〜54−N:相関判定回路 56:WDM光合分波器 58:光受信器 60:判定回路 70:WDM光合分波器 72:光受信器 74:送受信回路 78:試験パターン発生回路 80:スイッチ 82:光送信器 110:局伝送装置 112:光ファイバ 114:光合分波器 116−1〜116−N:光ファイバ 118−1〜118−N:光送受信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04J 3/14 H04L 12/26 14/08 H04B 9/00 K H04L 7/08 B 12/26 D Fターム(参考) 5K002 AA05 DA03 DA05 DA31 EA06 GA03 5K028 AA14 BB08 CC02 CC05 KK01 MM14 MM16 NN05 PP02 PP03 PP11 PP22 5K030 GA14 JL03 LA17 MB01 MB20 MC02 MC03 5K033 CA11 CA17 DA15 DB05 DB22 EA05 5K047 AA11 BB02 BB11 CC02 HH12 KK11 MM35

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部を共有する信号伝送路を
    介して局伝送装置と複数のノードがTDM方式で通信す
    る通信システムにおいて、当該局伝送装置の側から正常
    動作のノードを判定する方法であって、 当該複数のノードの内の指定ノードにトリガ信号を送信
    して、試験パターン信号の返信を要求する要求ステップ
    と、 当該指定ノードに割り当てられたタイムスロットの受信
    信号と、当該指定ノードに対応する参照パターンとの相
    関を演算する相関演算ステップと、 その相関演算の結果により指定ノードが妨害ノードか否
    かを判定する判定ステップとを具備することを特徴とす
    るノード判定方法。
  2. 【請求項2】 当該相関演算ステップは、当該トリガ信
    号の送信から、当該指定ノードまでの信号往復距離に相
    当する遅延時間後に、当該受信信号と当該参照パターン
    との相関演算を開始する請求項1に記載のノード判定方
    法。
  3. 【請求項3】 当該判定ステップは、当該相関演算結果
    を所定期間、積分する積分ステップを具備し、その積分
    結果により当該指定ノードが妨害ノードか否かを判定す
    る請求項1に記載のノード判定方法。
  4. 【請求項4】 当該要求ステップは、当該指定ノードに
    同期用パターン信号を含むトリガ信号を送信するトリガ
    送信ステップと、当該指定ノードが当該トリガ信号に同
    期して試験パターン信号を返信する返信ステップとを具
    備する請求項1に記載のノード判定方法。
  5. 【請求項5】 当該返信ステップは、当該指定ノードが
    当該指定ノードに割り当てられたタイムスロットで試験
    パターン信号を返信するステップである請求項4に記載
    のノード判定方法。
  6. 【請求項6】 更に、当該複数のノードから当該指定ノ
    ードを順次、選択し、当該要求ステップ、当該相関演算
    ステップ及び当該判定ステップを実行する請求項1に記
    載のノード判定方法。
  7. 【請求項7】 当該複数のノードのそれぞれが、当該ト
    リガ信号に対して互いに異なる試験パターンを返信する
    請求項1に記載のノード判定方法。
  8. 【請求項8】 2以上の当該ノードを指定して、当該要
    求ステップ、当該相関演算ステップ及び当該判定ステッ
    プを実行する請求項1に記載のノード判定方法。
  9. 【請求項9】 当該複数の当該指定ノードのそれぞれに
    対応する参照パターンと受信信号との相関演算を並列実
    行する請求項8に記載のノード判定方法。
  10. 【請求項10】 当該信号伝送路が、 当該局伝送装置及び当該ノード計測装置に信号を入出力
    する第1の信号線と、 当該複数のノードのそれぞれに信号を入出力する複数の
    第2の信号線と、 当該第1の信号線からの信号を当該複数の第2の信号線
    のそれぞれに供給し、当該複数の第2の信号線からの信
    号を当該第1の信号線に供給する合分波器とからなる請
    求項1に記載のノード判定方法。
  11. 【請求項11】 当該第1の信号線及び当該複数の第2
    の信号線が、それぞれ、光ファイバからなる請求項10
    に記載のノード判定方法。
  12. 【請求項12】 少なくとも一部を共有する信号伝送路
    を介して、局伝送装置と複数のノードがTDM方式で通
    信する通信システムであって、 当該局伝送装置が、指定ノードに同期用パターン信号を
    含むトリガ信号を送信するトリガ信号送信手段と、当該
    指定ノードに対応する参照パターンを発生する参照パタ
    ーン発生手段と、当該指定ノードに割り当てられたタイ
    ムスロットの受信信号と当該参照パターンとの相関を演
    算する相関演算手段と、当該相関演算手段の相関演算結
    果により、当該指定ノードが妨害ノードか否かを判定す
    る判定手段とを具備し、 当該複数のノードのそれぞれは、当該トリガ信号に応じ
    て所定の試験パターン信号を出力する手段を具備するこ
    とを特徴とする通信システム。
  13. 【請求項13】 当該参照パターン発生手段は、当該ト
    リガ信号の送信から、当該局伝送装置と当該指定ノード
    の往復距離に相当する遅延時間後に、当該参照パターン
    を発生する請求項12に記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 当該判定手段は、当該相関演算手段の
    演算結果を所定期間、積分する積分手段を具備し、その
    積分結果により当該指定ノードが妨害ノードか否かを判
    定する請求項12に記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 当該指定ノードは、当該指定ノードに
    割り当てられたタイムスロットで当該試験パターン信号
    を出力する請求項12に記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 当該局伝送装置は、複数のノードのそ
    れぞれに対して、当該参照パターン発生手段、当該相関
    演算手段及び当該判定手段を具備する請求項12に記載
    の通信システム。
  17. 【請求項17】 当該複数のノードのそれぞれが、当該
    トリガ信号に対して互いに異なる試験パターンを返信す
    る請求項12に記載の通信システム。
  18. 【請求項18】 当該信号伝送路が、 当該局伝送装置に信号を入出力する第1の信号線と、 当該複数のノードのそれぞれに信号を入出力する複数の
    第2の信号線と、 当該第1の信号線からの信号を当該複数の第2の信号線
    のそれぞれに供給し、当該複数の第2の信号線からの信
    号を当該第1の信号線に供給する合分波器とからなる請
    求項12に記載の通信システム。
  19. 【請求項19】 当該第1の信号線及び当該複数の第2
    の信号線が、それぞれ、光ファイバからなる請求項18
    に記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 複数のノードの内の指定ノードにトリ
    ガ信号を送信し、これにより試験パターン信号の返信を
    当該指定ノードに要求するトリガ信号送信手段と、 当該指定ノードに対応する参照パターンを発生する参照
    パターン発生手段と、 当該指定ノードに割り当てられたタイムスロットの受信
    信号と当該参照パターンとの相関を演算する相関演算手
    段と、 当該相関演算手段の相関演算結果により、当該指定加入
    者ノードが妨害ノードか否かを判定する判定手段とを具
    備することを特徴とするノード計測装置。
  21. 【請求項21】 当該参照パターン発生手段は、当該ト
    リガ信号の送信から、当該指定ノードとの間の往復距離
    に相当する遅延時間後に、当該参照パターンを発生する
    請求項20に記載のノード計測装置。
  22. 【請求項22】 当該判定手段は、当該相関演算手段の
    演算結果を所定期間、積分する積分手段を具備し、その
    積分結果により当該指定ノードが妨害ノードか否かを判
    定する請求項20に記載のノード計測装置。
  23. 【請求項23】 当該指定ノードは、当該トリガ信号に
    応じて、当該指定ノードに割り当てられたタイムスロッ
    トで当該試験パターン信号を出力する請求項20に記載
    のノード計測装置。
  24. 【請求項24】 複数のノードのそれぞれに対して、当
    該参照パターン発生手段、当該相関演算手段及び当該判
    定手段を具備する請求項20に記載のノード計測装置。
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