JP2003158138A - 薄膜トランジスタ用の多層を形成する方法およびこれによって形成されたデバイス - Google Patents

薄膜トランジスタ用の多層を形成する方法およびこれによって形成されたデバイス

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JP2003158138A JP2002220491A JP2002220491A JP2003158138A JP 2003158138 A JP2003158138 A JP 2003158138A JP 2002220491 A JP2002220491 A JP 2002220491A JP 2002220491 A JP2002220491 A JP 2002220491A JP 2003158138 A JP2003158138 A JP 2003158138A
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physical vapor
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Yukihiko Nakada
行彦 中田
Apostolos Voutsas
ヴォーサス アポストロス
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
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    • H01L29/78606Thin film transistors, i.e. transistors with a channel being at least partly a thin film with supplementary region or layer in the thin film or in the insulated bulk substrate supporting it for controlling or increasing the safety of the device

Abstract

(57)【要約】 【課題】 TFTの製造プロセスを簡素化し、水分また
はSi−OHの含有量を減らしつつ、BC層および活性
層などの薄膜材料を形成する方法を提供する 【解決手段】 本発明の方法は、薄膜トランジスタを製
造するための多層を形成する方法であって、第1層を第
1の物理蒸着法を用いて透明基板の上に形成するステッ
プと、真空破壊されることなく、第2層を第2の物理蒸
着法を用いて該第1層の上に連続的に形成するステップ
とを含む。また、前記第1層を形成すための前記の物理
蒸着法はパルスDCまたはRFスパッタリングを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には薄膜トラ
ンジスタ(TFT)に関し、より詳細には、液晶ディス
プレイ(LCD)などのデバイス用の薄膜トランジスタ
(TFT)製造において用いられる多数の薄膜材料を形
成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜トランジスタ(TFT)液晶ディス
プレイ(LCD)の製造において、このディスプレイの
活性領域は、ガラス基板上に構築されたピクセル配列か
ら構成される。このTFTはこのガラス基板上に通常の
種々のプロセスによって作成される。
【0003】TFTを製造する前に、一般に、このガラ
ス基板は、ガラス材料の中に通常存在する不純物のTF
T層への拡散を防ぐために、ベースコート(BC)層で
コーティングされる必要がある。最も典型的なベースコ
ート材料は、従来のCVD(化学蒸着法)プロセスによ
って堆積される二酸化ケイ素である。
【0004】不幸にも、このような従来方法に従って形
成された二酸化ケイ素は、しばしばTFTの性能を劣化
させる受容し難い高い水分含有量を有する。従って、良
質のTFT特性および信頼性を得るために、この水分を
このBC層から除去することが極めて重要である。
【0005】この理由のため従来技術では、BC層堆積
後、通常、連続的に堆積されるTFT層に接触する前に
追加のアニーリング(高密度化(densificat
ion)プロセスを伴う。
【0006】しかしながら、このような追加のアニーリ
ングプロセスはTFTの製造工程を複雑にし、そして汚
染源にもなる。これは、このガラス基板がアニーリング
され、アニーリング炉と堆積チャンバとの間に運ばれて
いる間に、BC層の表面が外気に曝され、したがって汚
染されるためである。さらに、このベースコート層から
の水分除去は、特に表面が外気に曝されている場合、従
来方法では困難である。
【0007】他のアプローチでは、デュアルBC層の利
用が後続の堆積アニーリングプロセスの必要性を低減す
る方法として提案される。この場合は、SiN/Si
スタックが堆積される。このSiN層は良質なバ
リア特性を示すが、SiO層は、このBCスタック
と、連続的に堆積されるTFT層間の界面の品質を主に
改善する。しかしながら、このアプローチは結果として
さらなるプロセス工程となる2層の堆積を必要とし、そ
してさらに堆積化学処理の結果として、この層の中で捕
捉された−OHラジカルを完全に除去できない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、2、3のプロ
セス工程、または簡素化されたプロセス工程を用いて、
水分またはSi−OHの含有量を減らしつつ、BC層お
よび活性層などの薄膜材料を形成する、さらに有効な方
法が必要である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は、薄膜ト
ランジスタを製造するための多層を形成する方法であっ
て、第1層を第1の物理蒸着法を用いて透明基板の上に
形成するステップと、真空破壊されることなく、第2層
を第2の物理蒸着法を用いて該第1層の上に連続的に形
成するステップとを含む。
【0010】本発明の方法は、前記第1層を形成すため
の前記の物理蒸着法はパルスDCまたはRFスパッタリ
ングを含んでもよい。
【0011】本発明の方法は、前記第1層は二酸化ケイ
素であってもよい。
【0012】本発明の方法は、前記第2層がアモルファ
スシリコンであってもよい。
【0013】本発明の方法は、前記第1層を形成するス
テップが、所定の抵抗率を有するポリシリコンおよび単
結晶シリコンからなる群から選択されたシリコン材料を
含む第1のターゲットを用いてスパッタリングによって
実現されてもよい。
【0014】本発明の方法は、前記第1層が二酸化ケイ
素であり、酸素反応ガスで前記第1ターゲットからスパ
ッタ堆積されてもよい。
【0015】本発明の方法は、前記第1層は、二酸化ケ
イ素であり、酸素およびヘリウムを含む反応ガス混合気
を用いて前記第1ターゲットからスパッタ堆積されても
よい。
【0016】本発明の方法は、前記第1層が、二酸化ケ
イ素であり、酸素および水素を含む反応ガス混合気を用
いて前記第1ターゲットからスパッタ堆積されてもよ
い。
【0017】本発明の方法は、前記第1層が、二酸化ケ
イ素であり、酸素、ヘリウム、および水素を含む反応ガ
ス混合気を用いて前記第ターゲットからスパッタ堆積さ
れてもよい。
【0018】本発明の方法は、前記第1層が、二酸化ケ
イ素であり、酸素と、アルゴン、ネオンまたはクリプト
ンのうち任意の1つとを含む反応ガス混合気を用いて前
記第1ターゲットからスパッタ堆積されてもよい。
【0019】本発明の方法は、前記第1層は、二酸化ケ
イ素であり、酸素と、ヘリウムと、アルゴン、ネオンま
たはクリプトンのうち任意の1つとを含む反応ガス混合
気を用いて前記第1ターゲットからスパッタ堆積されて
もよい。
【0020】本発明の方法は、前記反応ガス混合気は、
酸素と、ヘリウムおよびアルゴンとを含み、ヘリウム中
のアルゴンの比率は約3〜20%であってもよい。
【0021】本発明の方法は、前記所定の抵抗率R1
が、約1〜50Ω・cmの範囲にあってもよい。
【0022】本発明の方法は、前記第1層を形成するス
テップが、二酸化ケイ素を含む第1のターゲットを用い
てスパッタリングによって実現されてもよい。
【0023】本発明の方法は、前記第2層を形成するス
テップが、単結晶シリコンおよび多結晶シリコンからな
るグループから選択されたシリコン材料で形成されたタ
ーゲットを用いてスパッタリングによって実現されても
よい。
【0024】本発明の方法は、前記第2層を形成すため
の前記物理蒸着法は、規則DC、パルスDCまたはRF
スパッタリングを含んでもよい。
【0025】本発明の薄膜トランジスタは、透明基板
と、第1の物理蒸着法を用いて該透明基板の上に形成す
る第1層と、真空破壊されることなく、第2の物理蒸着
法を用いて該第1層の上に連続的に形成する第2層とを
含む。
【0026】本発明の薄膜トランジスタは、前記第1層
はパルスDCまたはRFスパッタリングを用いて形成さ
れてもよい。
【0027】本発明の薄膜トランジスタは、前記第1層
が二酸化ケイ素であってもよい。
【0028】本発明の薄膜トランジスタは、前記第2層
がアモルファスシリコンであってもよい。
【0029】本発明のポリシリコン薄膜トランジスタ
は、透明基板と、物理蒸着法を用いて該透明基板の上に
形成される第1層と、真空破壊されることなく、該物理
蒸着法および結晶化のためのアニーリングプロセスを用
いて、該第1層の上に連続的に形成される第2層とを含
む。
【0030】本発明のポリシリコン薄膜トランジスタ
は、前記第1層を形成すための前記物理蒸着法はパルス
DCまたはRFスパッタリングを含んでもよい。
【0031】本発明のポリシリコン薄膜トランジスタ
は、前記第1層が二酸化ケイ素であってもよい。
【0032】本発明のポリシリコン薄膜トランジスタ
は、前記第2層が多結晶シリコンであってもよい。
【0033】本発明のディスプレイデバイスは、透明基
板と、第1の物理蒸着法を用いて該透明基板の上に形成
される第1層と、真空破壊されることなく、第2の物理
蒸着法を用いて該第1層の上に連続的に形成される第2
層とを含む。
【0034】本発明のディスプレイデバイスは、前記第
1層はパルスDCまたはRFスパッタリングを用いて形
成されてもよい。
【0035】本発明のディスプレイデバイスは、前記第
1層が二酸化ケイ素であってもよい。
【0036】本発明のディスプレイデバイスは、前記第
2層はアモルファスシリコンであってもよい。
【0037】ベースコート(BC)および活性層などの
多層はTFT用に形成される。本発明の好ましい実施形
態によれば、第1層は第1の物理蒸着法を用いて透明基
板上に形成される。続いて、真空破壊されることなく、
第2層は、第2の物理蒸着法を用いて第1層の上に形成
される。
【0038】本発明は、このTFTの製造プロセスを簡
素化するが、BC層を含む多層での水分または水素含有
量を少なくすることによりTFTのデバイス特性を改善
するなどの利点を有する。
【0039】本発明の好適な実施形態の、添付図面を参
考にして進められる次の詳細な説明から、本発明の先述
した目的と他の目的、特徴、および利点は簡単に理解さ
れる。
【0040】
【発明の実施の形態】次の説明において、本発明の完璧
な理解を与えるために、多くの特別な詳細説明がなされ
る。しかしながら、通常技術を有する当業者は、本発明
がこれらの特別な詳細説明なしで実現され得ることを認
識すべきである。幾つかの例において、本発明の不明瞭
さを避けるために、周知のプロセス工程、デバイス構
造、および技術は詳細に示されていない。
【0041】本発明の発明者は、二酸化ケイ素のベース
コート(BC)層に含まれる水分の源は2つの主な経路
で明らかにされ得ることを決定した。すなわち、(1)
この二酸化ケイ素層におけるSi−OH結合から生じる
水分含有量、(2)外気に曝された二酸化ケイ素層に吸
収される水分から生じる水分含有量。
【0042】第1の源は堆積化学処理に起因し得る。す
なわち、この層のような水素(H)、酸素(O)および
ケイ素(Si)の相互作用はSiHまたはオルトケイ
酸テトラエチル(TEOS)などの前駆物質から形成さ
れる。第2の源はこの二酸化ケイ素層の物理的特性に依
存する。すなわち、多孔性の層(高密度の層でさえも)
は外気に曝されると、ある程度水分を吸収する傾向にあ
る。
【0043】図1は、熱脱離(TDS)実験によって明
確化された2つの寄与する水分源の例を示す。TDSス
ペクトラム(〜270℃および〜400℃)における第
1の2つのピークはリモートプラズマCVDなどの従来
の方法によって調製された二酸化ケイ素層において吸収
された水分に対応する。〜600℃のピークはこの層に
おけるSi−OH結合に対応する。これらの結合を完璧
に排除することは可能ではなく、このことがこれらの層
の信頼性において重要な結論を有し得るという事実が考
えられる。
【0044】これらの観察を基に、本発明は、一般に、
薄膜トランジスタ(TFT)の製造において用いられる
薄膜材料の形成方法を企図する。本発明の好適な実施形
態は、従来の方法とは対照的に、プロセス工程数を減ら
すと同時に、この薄膜材料からの水分含有量または水素
を減少させることも企図する。本発明は、以下でさらに
説明されるように、上述した水分源のそれぞれを処理す
ることによりこれを達成する。
【0045】図2A〜図2Cは、本発明の実施形態に従
った薄膜トランジスタの製造工程を示す断面図である。
【0046】図2Aを参照すると、ガラスもしくは任意
の他の適切な透明材料または半透明材料などの絶縁材料
で形成される透明基板10は、TFT40を形成するた
めに、第1堆積チャンバ(図示されてない)に供給され
る。この図では、部分的にのみ明瞭化および簡素化のた
めに示す。
【0047】次に、バリア層またはベースコート(B
C)層12はこの透明基板10の上に形成される。実際
には、スパッタリングなどの物理蒸着法プロセスは、こ
の透明基板10の上に、二酸化ケイ素などの材料で形成
されるBC層12を堆積するために用いられる。堆積の
間では、堆積されるべき材料のブロック(“sputt
ering target”)は、このターゲットに適
切な電圧を印加することによってプラズマイオンを衝突
させ、このことが所望の層を堆積させるために、ターゲ
ット材料の粒子を透明基板10に向かってスパッタリン
グターゲットから出射させる。
【0048】別の説明を行うと、スパッタリングターゲ
ットと基板との間の電界の影響の下で、イオン化された
化学種はこのスパッタリングターゲットに向かって加速
され、これらのエネルギーの一部をターゲット材料の原
子に与える。この相互作用の結果として、ホスト原子の
幾つかはターゲット本体から出射され、基板10の上に
堆積される。従って、スパッタリングは物理的堆積プロ
セス(すなわち、化学的堆積プロセスではない)であ
り、そのため、酸素(O)原子と組み合わせた場合、−
OH基を生成し得る水素(H)含有化学種が存在しな
い。結果的に、本発明によれば、水分含有量の第1源は
実質的には減少され得る。
【0049】この利点の他に、スパッタリングは、種々
のSiベースのTFT層を形成する際、以下の理由によ
り極めて適切な方法である。
【0050】1.安全でかつ環境的に優しい技術であ
る。
【0051】2.室温であっても用いられ得る。従っ
て、これは任意の種類の基板にも適合する。
【0052】3.非常に低い含有量の水素(H)を有
するシリコン基板が、通常堆積され得る(従って、過剰
な水素を放出する脱水素の必要性はない)。また、水素
がもし必要な場合は、層の中に取りこまれ得る。
【0053】4.他の従来の方法より簡単かつより容易
に拡張可能な方法であり、化学処理に依存しない。
【0054】上述した考察を基に、本発明の好適な実施
形態によれば、BC層12は、好ましくは約100〜2
00nmの厚さで、反応性スパッタリングなどの物理蒸
着法プロセスによって透明基板10の上に形成される。
【0055】さらに詳細に説明すると、スパッタリング
プロセスに関して、パルスDC制御、規則DC制御、ま
たはDCマグネトロン制御等のスパッタリングプロセス
は、好ましくは水素(H)、ヘリウム(He)および
/またはAr+Oのスパッタリング反応性ガスの混合
物が本発明に用いられ得る。ここでは、このプラズマ
は、通常、イオン化されたArガスから構成される。し
かしながら、He/Arの混合物はまた極めて効率的で
あり得る(図3を参照)。好ましくは、ヘリウムに対し
て約3〜20%Arを含むガスが用いられる。Arが3
%未満の場合、プラズマ特性は純粋なHeを用いた場合
の特性と類似し、これはDCスパッタリングでは望まし
くない。Ar比率が20%より高い場合、このプラズマ
特性は純粋のArを用いた場合の特性と類似し、これは
また望ましくない。他の可能な反応性ガス混合は、酸素
とAr、Ne、またはKrの任意の1つから構成される
か、あるいは、酸素とHeとAr、Ne、またはKrの
任意の1つから構成される。BC層12の形成におい
て、単結晶シリコンまたは多結晶シリコンなどのSiの
スパッタリングターゲットが反応性スパッタリング用に
利用される。このSiターゲットは、好ましくは、1〜
50Ω・cmの抵抗を有するようにPドープされる。
【0056】別の実施形態に従うと、RFスパッタリン
グは、化合物SiOターゲットを用いて、Ar+O
またはHe/Ar+Oの混合ガスでBC層12を形成
するために用いられ得る。Heの中のArの百分率(H
e/Arの場合)は最適化目的に従って変化する。
【0057】図2Bに戻って、真空破壊されることなく
(すなわち、基板10を外気または雰囲気に曝すことな
く)、この透明基板10は、このBC層12の上にアモ
ルファスシリコン(a−シリコン)14を連続的に堆積
するために、第1の堆積チャンバから第2の堆積チャン
バ(図示されていない)に移送される。好ましくは、D
Cマグネトロンスパッタリングは、1〜50Ω・cmの
抵抗を有するPドープされたSiターゲット(単結晶シ
リコンまたは多結晶シリコン)を用いて、He/Arの
混合ガスとともに用いる。しかしながら、本発明の意図
および本発明の範囲内の他の物理的堆積プロセスが代わ
りに用いられ得る。Heガス中のArの比率は最適化目
的に従って変化する。
【0058】Heスパッタリングガスによって与えられ
る低減されたプラズマ電圧は、誘電体層堆積の場合には
非常に有益になると考えられる。この場合、プラズマ破
壊は、通常、絶縁層への固定電荷の注入に原因がある。
より低いプラズマ電圧はこのプラズマ破壊を減らすこと
ができ、したがって、誘電体層の品質を向上させ得る。
a−Si層を堆積するために、He/Ar混合ガスは異
なる混合比でも用いられ得る。層12、14のいずれか
の堆積の間、少量の水素の流れもまた、与えられ得る。
【0059】スパッタリングされたSiO層におい
て、OH基の有意な削減を考えると、本発明の方法は、
BC層12のバルク電子的特性(品質)を改善するのに
極めて適切である。さらに、連続(順次)堆積モードを
利用することによって、ここでは、このa−Si層14
が、真空破壊されることなく、BC層12の上面に堆積
されるが、第2水分源の削減が達成され得る。これは、
BC層12が堆積工程間で外気条件に曝されないため、
実質的にBC層には水分が吸収されないことを意味す
る。従って、この品質を改善するために分離されたアニ
ーリング工程が組み込まれる必要がない。このようにし
て、本発明によると、処理工程が簡素化され、かつ削減
され得る。
【0060】ここで図2Cを参照し、本発明の好適な実
施形態に従ってLCDなどのディスプレイデバイス用の
TFT40を形成するために、このTFTの他の部分は
フォトリソグラフィ、イオン注入、およびエッチングな
どの従来技術を用いて、連続的に形成される。例えば、
ポリ−Si(ポリシリコン)TFTの場合では、a−シ
リコン層14はポリシリコン層を結晶化するためにアニ
ーリングされる。このポリシリコンは、ポリシリコン層
パターン15を形成するためにパターン化される。次
に、ゲート酸化物層17はポリシリコン層パターン15
上に堆積される。金属層などの導体層はゲート酸化物層
17上に堆積される。その後、この導体層は、ゲート電
極19を形成するためにパターン化される。続いて、イ
オン注入は、このポリシリコン層パターン15において
ソース/ドレイン領域30を形成するために実施され
る。次に、低温シリコン酸化物(LTO)などの誘電体
層32はこの上に形成される。ソースおよびドレイン電
極34、36は、ゲート酸化物層17およびソース/ド
レイン領域30に対応する誘電体32を介して形成され
る。しかしながら、当業者は、本発明の意図および範囲
内で、下部のゲート構造などの他のTFT構成が考えら
れることを理解する。
【0061】図4は、従来プロセスと本開示したプロセ
スとの間のTFT製造フローの関連部分を比較すること
によって本発明の利点を示す。図4で示されるように、
本発明のスパッタリングされたBCおよびBC/a−S
iの連続堆積(両方ともスパッタリングによって)によ
ると、(a)BCアニーリング工程および(b)a−S
i層の脱水素工程が省かれ得る(このPVD−Siでは
の含有量が極めて低いため)。
【0062】図5を参照し、本発明の方法の利点をさら
に説明すると、すべての化学蒸着法(CVD)の技術
は、結果的にはかなりの量のSi−OH基を生じさせ、
そしてさらに、この種のほとんどの技術によって、かな
りの水分吸収を同様に示す層を生成する。これらのすべ
ての技術は二酸化ケイ素(SiO)を形成するため
に、Si基の化学的分解および酸素(O)との相
互作用に依存するので、Si−OH基が形成されること
が考えられ得る。しかしながら、PVDの場合、この層
周辺には水素が存在せず(基本レベルを越えて)、従っ
て、Si−OH基の副生成物の形成を伴わず、二酸化ケ
イ素の形成が生じる。
【0063】Si−OH基の密度と酸化層の品質との関
係の検証が図6に示される。この場合には、酸化物層の
固定電荷密度(Df)がこの層のSi−OH基の密度に
対してプロットされている。より低い固定電荷密度はよ
り高品質の酸化物と同様に考えられる。明瞭な相関は図
6のデータから推測され得るし、ここでは酸化物はより
低い密度のSi−OH基を有し、したがってこの酸化物
はより高品質である。
【0064】BC層12においてSi−OH基を排除す
ることによって、BC層12の品質の重要な改善が達成
され得る。このことはBC層12の堆積用にスパッタリ
ング方法を実行し、BC層12の水分吸収を阻止するた
めに、真空破壊されることなく活性層(a−Si)を連
続的に堆積することにより達成される。このようにし
て、BC層12の電気的特性を改善するために、標準の
TFT製造プロセスにおいて、現在使用される追加のア
ニーリング工程が削除され得る。したがって、本発明に
よれば、プロセス工程は削減され得る。
【0065】本発明は、TFT用のベースコートおよび
活性層などの多層を形成する方法に関する。本発明の好
適な実施形態に従うと、第1層は物理蒸着法を用いて透
明基板の上に形成される。そして第2層は、真空破壊さ
れることなく、物理蒸着法を用いて該第1層の上に連続
的に形成される。
【0066】本発明はTFT製造を簡素化すると同時
に、ベースコート(BC)層を含む多層内の水分または
水素含有量を低減する。
【0067】本発明の原理を本明細書の好適な実施形態
において説明および例示してきたが、本発明がこれらの
原理を逸脱することなく、構成および細部を変更できる
ことが明かである。全ての改変および変更は上掲の特許
請求の範囲に含まれる。
【0068】
【発明の効果】本発明の方法は、薄膜トランジスタを製
造するための多層を形成する方法であって、第1層を第
1の物理蒸着法を用いて透明基板の上に形成するステッ
プと、真空破壊されることなく、第2層を第2の物理蒸
着法を用いて該第1層の上に連続的に形成するステップ
とを含み、これによりTFTの製造プロセスを簡素化す
ることができ、水分またはSi−OHの含有量を減らし
つつ、BC層および活性層などの薄膜材料を形成してT
FTのデバイス特性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】RP−CVDによって調製された二酸化ケイ素
層の水分源を示すグラフである。
【図2A】本発明の実施形態に従った方法の連続する段
階を概略的に示す断面図である。
【図2B】本発明の実施形態に従った方法の連続する段
階を概略的に示す断面図である。
【図2C】本発明の実施形態に従った方法の連続する段
階を概略的に示す断面図である。
【図3】電力の関数としての堆積比およびスパッタリン
グガスの中でのArの百分率を示すグラフである。
【図4】従来の多層形成プロセスと本発明の好適な実施
形態に従ったプロセスとの比較を示す図である。
【図5】種々のCVD SiO層における水分源およ
び水分の相対的な大きさを示すグラフである。
【図6】種々のCVD方法で調製された酸化物層におけ
るSi−OH密度と固定電荷密度の間の関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
10 透明基板 12 ベースコート(BC)層 14 アモルファスシリコン(a−Si)層 15 ポリシリコン層パターン 17 ゲート酸化層 19 ゲート電極 30 ソース/ドレイン領域 32 誘電体 34 ソース電極 36 ドレイン電極 40 TFT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 626C Fターム(参考) 2H088 FA24 HA08 MA16 MA20 2H092 JA25 KA04 KA05 MA04 MA05 MA13 MA28 NA27 5F058 BA07 BB07 BC02 BF14 5F110 AA01 AA30 BB01 CC02 DD02 DD13 EE02 FF02 GG02 GG13 GG43 HJ13 NN02 NN23 QQ09

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜トランジスタを製造するための多層
    を形成する方法であって、 第1層を第1の物理蒸着法を用いて透明基板の上に形成
    するステップと、 真空破壊されることなく、第2層を第2の物理蒸着法を
    用いて該第1層の上に連続的に形成するステップとを含
    む、方法。
  2. 【請求項2】 前記第1層を形成すための前記の物理蒸
    着法はパルスDCまたはRFスパッタリングを含む、請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記第1層は二酸化ケイ素である、請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記第2層はアモルファスシリコンであ
    る、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1層を形成するステップが、所定
    の抵抗率を有するポリシリコンおよび単結晶シリコンか
    らなる群から選択されたシリコン材料を含む第1のター
    ゲットを用いてスパッタリングによって実現される、請
    求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1層は、二酸化ケイ素であり、酸
    素反応ガスで前記第1ターゲットからスパッタ堆積され
    る、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記第1層は、二酸化ケイ素であり、酸
    素およびヘリウムを含む反応ガス混合気を用いて前記第
    1ターゲットからスパッタ堆積される、請求項5に記載
    の方法。
  8. 【請求項8】 前記第1層は、二酸化ケイ素であり、酸
    素および水素を含む反応ガス混合気を用いて前記第1タ
    ーゲットからスパッタ堆積される、請求項5に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 前記第1層は、二酸化ケイ素であり、酸
    素、ヘリウム、および水素を含む反応ガス混合気を用い
    て前記第1ターゲットからスパッタ堆積される、請求項
    5に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1層は、二酸化ケイ素であり、
    酸素と、アルゴン、ネオンまたはクリプトンのうち任意
    の1つとを含む反応ガス混合気を用いて前記第1ターゲ
    ットからスパッタ堆積される、請求項5に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第1層は、二酸化ケイ素であり、
    酸素と、ヘリウム、アルゴン、ネオンまたはクリプトン
    のうち任意の1つとを含む反応ガス混合気を用いて前記
    第1ターゲットからスパッタ堆積される、請求項5に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 前記反応ガス混合気は、酸素と、ヘリ
    ウムおよびアルゴンとを含み、ヘリウム中のアルゴンの
    比率は約3〜20%である、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記所定の抵抗率R1は、約1〜50
    Ω・cmの範囲にある、請求項5に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記第1層を形成するステップが、二
    酸化ケイ素を含む第1のターゲットを用いてスパッタリ
    ングによって実現される、請求項1に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第2層を形成するステップが、単
    結晶シリコンおよび多結晶シリコンからなるグループか
    ら選択されたシリコン材料で形成されたターゲットを用
    いてスパッタリングによって実現される、請求項1に記
    載の方法。
  16. 【請求項16】 前記第2層を形成すための前記物理蒸
    着法は、規則DC、パルスDCまたはRFスパッタリン
    グを含む、請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】 透明基板と、第1の物理蒸着法を用い
    て該透明基板の上に形成する第1層と、真空破壊される
    ことなく、第2の物理蒸着法を用いて該第1層の上に連
    続的に形成する第2層とを含む、薄膜トランジスタ。
  18. 【請求項18】 前記第1層はパルスDCまたはRFス
    パッタリングを用いて形成される、請求項17に記載の
    薄膜トランジスタ。
  19. 【請求項19】 前記第1層は二酸化ケイ素である、請
    求項17に記載の薄膜トランジスタ。
  20. 【請求項20】 前記第2層はアモルファスシリコンで
    ある、請求項19に記載の薄膜トランジスタ。
  21. 【請求項21】 透明基板と、 物理蒸着法を用いて該透明基板の上に形成される第1層
    と、 真空破壊されることなく、該物理蒸着法および結晶化の
    ためのアニーリングプロセスを用いて、該第1層の上に
    連続的に形成する第2層とを含む、ポリシリコン薄膜ト
    ランジスタ。
  22. 【請求項22】 前記第1層を形成すための前記物理蒸
    着法はパルスDCまたはRFスパッタリングを含む、請
    求項21に記載の薄膜トランジスタ。
  23. 【請求項23】 前記第1層は二酸化ケイ素である、請
    求項21に記載の薄膜トランジスタ。
  24. 【請求項24】 前記第2層は多結晶シリコンである、
    請求項23に記載の薄膜トランジスタ。
  25. 【請求項25】 透明基板と、 第1の物理蒸着法を用いて該透明基板の上に形成される
    第1層と、 真空破壊されることなく、第2の物理蒸着法を用いて該
    第1層の上に連続的に形成される第2層とを含む、ディ
    スプレイデバイス。
  26. 【請求項26】 前記第1層はパルスDCまたはRFス
    パッタリングを用いて形成される、請求項25に記載の
    デバイス。
  27. 【請求項27】 前記第1層は二酸化ケイ素である、請
    求項25に記載のデバイス。
  28. 【請求項28】 前記第2層はアモルファスシリコンで
    ある、請求項27に記載のデバイス。
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