JP2003158117A - ダメージのないウェハードライエッチングのプラズマ処理装置 - Google Patents

ダメージのないウェハードライエッチングのプラズマ処理装置

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JP2003158117A
JP2003158117A JP2001353734A JP2001353734A JP2003158117A JP 2003158117 A JP2003158117 A JP 2003158117A JP 2001353734 A JP2001353734 A JP 2001353734A JP 2001353734 A JP2001353734 A JP 2001353734A JP 2003158117 A JP2003158117 A JP 2003158117A
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electrode
plasma
wafer
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dry etching
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JP2001353734A
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Wikuramanayaka Snil
ウィクラマナヤカ スニル
Tsutomu Tsukada
勉 塚田
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Anelva Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】プラズマ生成初期におけるプラズマ誘導ダメッ
ジのないウエハー全面積に渡ってプラズマ密度の径方向
に均一にするドライエッチング装置を提供することであ
る。 【解決手段】 プラズマ処理装置は主rf電極1とリン
グ状第2rf電極4を有する。主rf電極はHFとVH
Fで動作するrf電流が与えられる。ウェハーは主rf
電極に配置された平板誘電体部材の上に置かれる。第2
rf電極4は主rf電極の周りに配置される。第2主r
f電極4はリング形状であり、かつ垂直方向に移動可能
である。主rf電極1と第2rf電極4はワイヤまたは
ケーブルによって電気的に互いに接続されている。リン
グ状誘電体部材5は第2rf電極4を覆うごとく配置さ
れている。少なくとも第2rf電極4のちょうど上方の
領域におけるリング状誘電体部材の厚みは小さい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダメージのないウェ
ハードライエッチングのプラズマ処理装置に関し、特
に、プラズマ発生の初期で、そしてプラズマによって支
援されたウェハー処理の間でシリコン(Si)ウェハー
の表面上の自己バイアス電圧(Vdc)の均一性を改善で
き、それによってプラズマ支援誘電体エッチングの応用
におけるダメージのない処理が得られるプラズマ処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】シリコン(Si)ウェハー上に堆積した
誘電体膜(例えばSiO2)のためのプラズマ支援ドラ
イエッチング処理は半導体デバイス製造における基本的
な段階である。このドライエッチング処理は基板の全体
にわたって均一なエッチング速度で実行されなければな
らない。このことはウェハー全体にわたって均一なエッ
チングの深さを得るためであり、そしてウェハー上のデ
バイスにプラズマ誘導ダメージが起きることを防ぐため
である。最近、デバイスの特徴的サイズが縮小したた
め、特に半導体デバイスにおけるゲート電極の厚みが薄
くなるに伴ってプラズマ誘導ダメージのないウェハー処
理が難しくなりつつある。プラズマ誘導ダメージはウェ
ハーの表面上で異なる電位部分が発生するために起き
る。プラズマが生成されるとき、イオンと電子はウェハ
ーの表面に衝突し、その結果ウェハー表面上に自己バイ
アス電圧(Vdc)を生成する。Vdcの値はイオンと電子
の流れの量に依存し、そしてそれは同様にプラズマの密
度に依存する。もしプラズマ密度がウェハーの表面に渡
って不均一であるならば、ウェハー表面上のイオンと電
子の流れは同様にまた場所に依存して異なる。このこと
はウェハーの表面上で異なるVdcを作り出すということ
の結果をもたらす。もし2点の間のVdcの差が薄い誘電
体ゲートを通して直流電流を流すというトリガを与える
十分な大きさであるならば、デバイスを損傷させる電流
が流れる。このプロセスはプラズマ誘導ダメージと呼ば
れており、単一電力電極を備えたリアクティブイオンエ
ッチャーにおいては通常のことである。このことは図9
を参照して詳細に説明される。
【0003】図9は単一rf電極を備えた従来のリアク
ティブイオンエッチャー(RIE)の模式図である。こ
の装置はrf電極101、当該rf電極101の上面に
取り付けられた平板誘電体部材102、ガス導入部10
3、そしてガス排出部104を有する反応容器を備えて
いる。rf電極101は、10MHzから100MHz
の範囲の周波数で動作する、代表的には13.56MH
zで動作するrf発生器105から整合回路106およ
びキャパシタ107を経由してrf電力が与えられる。
キャパシタ107は、しかしながら、整合回路106の
一部をなしている。電極101と平板誘電体部材102
を含む部分は、その上に処理されるべきシリコン(S
i)ウェハーが搭載されるウェハーホルダを作る。側壁
108は金属で作られており、電気的に接地されてい
る。ドライエッチングの処理のためには、プラズマ生成
チャンバ100内において、適当なガスの組み合わせが
ガス導入部103を通して加えられ、適当な圧力、代表
的に10mTorrよりも小さくなる圧力が維持されてい
る。ウェハーは平板誘電体部材102の上に配置され
る。rf電極101はウェハーを静電的な力によって固
定するため、通常は静電チャック(ESC)と呼ばれる
ところのものであるが、直流バイアス電圧を与えられて
もよいし、与えられなくてもよい。この直流電圧供給器
は図9において示されていない。
【0004】その内部空間に前述した構造を有する反応
容器99はトッププレート110、円筒形側壁112、
底壁113を有するように形成されている。反応容器9
9はガス排出部104につながる排気装置201を有し
ている。側壁108は、反応容器99の円筒形側壁11
2に沿って所定の距離をあけて配置される内側円筒形壁
である。プラズマ生成チャンバ100における上部領域
に前述のガス導入部103とガスリザーバ115を有す
るガスシャワーヘッド109が設けられる。ガスシャワ
ーヘッド109は側壁108の上縁に接続されるトップ
プレートとして用いられている。ガス導入パイプ111
はガスシャワーヘッド109につながっている。ウェハ
ーホルダは絶縁部材114によって支持された底壁11
3に設けられる。rf電極101と平板誘電体部材10
2の側面はリング形状の絶縁部材116によって覆われ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】rf発生器105がr
f電極101に対してrf電力を与えるとき、プラズマ
は、プラズマ生成チャンバ100内のガスへのrf電力
の容量的結合によって発生させられる。ちょうどプラズ
マが発火する直前に高いrf電圧がrf電極101上で
生じる。この高いrf電圧は、rf電極101から、接
地された側壁108と接地されたガスシャワーヘッド1
09への電界を生成する原因となる。従ってウェハーホ
ルダの上に搭載されたウェハーは電界の中に存在する。
ウェハー表面上の電界の強さは、側壁108、ガスシャ
ワーヘッド109、そして他のハードウェアの構成部分
はウェハーに関して完全に対称的なものとはなっていな
いので、その位置に依存して著しく異なる。この電界は
プラズマ生成チャンバ100内において、自由電子を加
速させ、そしてエネルギーを得る原因となる。電界が電
子に対してそれがガス原子をイオン化することができる
ほど十分にエネルギが与えられる程度に強いとき、プラ
ズマはチャンバ100内に生成される。従ってプラズマ
はもっとも強い電界が存在する場所で発火する。ウェハ
ーの周りのハードウェアーの非対称な性質のためプラズ
マの発火はウェハー表面上において均一に生じない。そ
れ故に、発火時点におけるプラズマの均一性は、ウェハ
ー表面上で非常に非均一なものとなっている。
【0006】プラズマが生成されるとき、イオンと電子
はウェハー表面に衝突し、これによりウェハー表面上に
dcを生成させる。rf電極の表面面積に比較して接地
された表面のより大きな表面面積のために、前述のVdc
はマイナスになる。誘電体エッチングにおいて、ウェハ
ー表面上のいかなる場所における当該Vdcは、誘電体膜
は電子伝導を支えないので、関係する位置の上のプラズ
マ密度に依存する。ウェハー表面上の全面に渡るプラズ
マ密度はプラズマの生成初期において非常に非均一であ
るので、ウェハー表面上のイオンと電子の流れも同様に
また非均一である。それ故にウェハー表面上で生成され
たVdcは同様にまた非均一となる。これは先に説明した
ごとくデバイスのプラズマ誘導ダメージの原因となる。
【0007】図9に示されたドライエッチング装置にお
けるプラズマは、いつもrf電極101からウェハーを
経由してガスへrf電流が流れることによって始まる。
それ故に、上で説明したように、ウェハー表面上のデバ
イスは顕著にプラズマ誘導ダメージを受けることにな
る。
【0008】本発明の目的は、プラズマ生成の初期にお
けるプラズマ誘導ダメージからウェハー上に形成された
膜またはデバイスを防止することができ、大面積ウェハ
ーの全表面に渡ってプラズマ密度を径方向に均一にする
ことができるダメージのないウェハードライエッチング
のプラズマ処理装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダメージの
ないウェハードライエッチングのプラズマ処理装置は、
上記目的を達成するため、次のように構成される。
【0010】本発明のプラズマ処理装置は、主rf電
極、平板誘電体部材、第2rf電極、そしてリング形状
の誘電体部材から構成される。主rf電極はHF(例え
ば0.1〜30MHz)またはVHF(例えば30〜3
00MHz)の領域で動作するrf電力発生器からrf
電流が与えられ、そして平板誘電体部材は主rf電極の
上面に取り付けられている。処理されるべきウェハーは
平板誘電体部材の上に配置される。第2rf電極は主r
f電極の周りに配置されている。第2rf電極はリング
形状であって垂直方向に移動自在である。主rf電極と
第2rf電極は単一またはいくつかの可撓性のあるワイ
ヤによって互いに電気的に接続されている。リング形状
の誘電体部材は、第2rf電極を被うように設けられて
いる。少なくともちょうど第2rf電極の上方の領域に
おけるリング形状の誘電体部材の厚みは、主rf電極の
上に配置された平板誘電体部材のそれよりも小さくなっ
ている。
【0011】上記の構成において、前記主rf電極の周
りに配置されるリング形状の第2rf電極の代わりに、
主rf電極の側方において配置されたいかなる形状の小
さい片(piece)として作ることもできる。
【0012】上記の構成において、第2rf電極は互い
に接続されたいくつかの金属片から構成され、等しい間
隔で主rf電極の周りに配置される。
【0013】上記の構成において、第2rf電極は主r
f電極から分離されており、HFまたはVHFの領域で
動作する他のrf電力発生器からrf電流が与えられ
る。
【0014】上記の構成において、第2rf電極はもっ
とも高い位置に配置され、プラズマを発火するための相
対的に低いrf電力が与えられる。
【0015】上記の構成において、小さいrf電力を与
えることによって生成されたプラズマの後、第2rf電
極は、rf電力が次第に増加される間、次第にその位置
が低下される。
【0016】上記の構成において、第2rf電極は、ウ
ェハー表面に渡って径方向に均一なプラズマが作られる
まで垂直方向に適当に移動させられる。
【0017】本発明のプラズマ処理装置によれば、ウェ
ハーがほとんど浮遊状態にある間、第2rf電極を用い
ることによってウェハー表面から離れた位置に容易にプ
ラズマを発火させることができる。これは、プラズマが
発火している間に、ウェハー表面の上に非常に低い、そ
して均一な自己バイアス電圧(Vdc)を生成する。それ
からプラズマの発生は、主rf電極に与えられるrf電
力が増加している間、次第に第2rf電極から主rf電
極へ移行していく。rf電力の移行およびウェハー処理
の間、ウェハー表面上に均一なVdcがあるので、本発明
のプラズマ処理装置の構成はダメージのないウェハー処
理を作り出す。さらに本発明は、容易にウェハー表面上
のVdcの均一性を改善することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、好ましい実施形態を添付
された図面を参照して説明する。実施形態の説明を通し
て本発明の詳細が明らかにされる。
【0019】本実施形態は図1,2,3を参照して説明
される。図1は第1実施形態のプラズマ処理装置の断面
図を示し、図2はrf電極構成の上面図を示す。第1実
施形態のプラズマ処理装置は主rf電極1の上に配置さ
れた平板誘電体部材に、主rf電極の周りに配置された
リング形状の誘電体部材3を有している。このプラズマ
処理装置の反応容器51は円筒形側壁10、トッププレ
ート15、そして中央開口部を備えた底壁28を有して
いる。さらに反応容器51は内部空間においてガスシャ
ワーヘッド6と内側円筒形側壁7を有している。内側側
壁7の内部空間50はプラズマ生成チャンバを作る。ガ
スシャワーヘッド6はガスリザーバ12と複数のガス導
入口13を備えている。ガスリザーバ12はガス導入パ
イプ29につながっている。プラズマ生成チャンバ50
はガスシャワーヘッド6の下側に形成される。他の空間
は外側側壁10と内側側壁7の間に形成される。
【0020】プラズマ処理装置は主rf電極1、平板誘
電体部材2、そしてリング形状の誘電体部材3を有す
る。これらの構成部分はプラズマ生成チャンバ50の下
部中央に設けられたウェハーホルダを作る。電極カバー
8はウェハーホルダの外側を覆う。ウェハーは平板誘電
体部材2の上に配置される。さらに、プラズマ処理装置
は下側にて主rf電極1の周りに配置されたリング状第
2rf電極4、リング状第2rf電極4の上方に配置さ
れたリング状誘電体部材5を備える。リング状誘電体部
材5は電極カバー8と側壁7の間に設けられている。内
側側壁7は排気口14と排気装置18を有している。
【0021】前述したrf電極1,4は金属、代表的に
はアルミニウムで作られている。主rf電極1の直径は
重要な事項ではなく、シリコン(Si)ウェハーの直径
よりも少し小さくまたは大きくすることができる。例え
ば、もしウェハーの直径が300mmであるならば、主
rf電極1の直径は290mmから400mmの範囲に
なりうる。主rf電極1は整合回路15とキャパシタ1
6を介してrf発生器14に接続されている。しかしな
がら、キャパシタ16を整合回路の15の一部として取
り扱うこともできる。rf発生器14の動作周波数は重
要な事項ではなく、およそ1MHzからおよそ300M
Hの範囲に存在することができる。
【0022】円形状の平板誘電体部材2は主rf電極1
の上面上に固定されている。誘電体部材2の直径は重要
なことではなく、代表的にはウェハーの直径よりも少し
小さくなっている。誘電体部材2の厚みは、それは図3
においてaによって示されており、これは2mmから1
0mmの範囲にあり得る。
【0023】主rf電極1の側壁の表面はリング形状の
誘電体部材3によって覆われている。さらに、このリン
グ状誘電体部材3は電極カバー8によって覆われてお
り、それは金属で作られかつ電気的に接地されている。
【0024】リング状第2rf電極4は下側にて主rf
電極1の周りに配置されている。リング状第2rf電極
4の幅は重要な事項ではなく、5mmから30mmの範
囲に存する。通常、このリング状第2rf電極4は主r
f電極1の上面の下側数cm、例えば3cm下側に配置
されている。このことは電極カバー8と側壁7との間に
小さなキャビティ(空間)を作るためである。小さなキ
ャビティの存在は中空カソード閉込めメカニズムによっ
てプラズマ密度を強める。しかしながら、このリング状
第2rf電極4を主rf電極1の上面をなす平面に存す
るように置くこともある。リング状第2rf電極4は1
つまたは2つのロッド9の上に置かれ、それらは一部分
が誘電体部材で作られている。これらの2つ(または1
つ)のロッド9は適当なギヤ装置を介して電気モータ2
7につながれており、そのため、リング状第2rf電極
4は数mm、例えば10mm、垂直方向に移動させるこ
とができる。
【0025】リング状第2rf電極4は電気的に1つま
たはいくつかのケーブル19と可撓性を有するケーブル
30を経由して主rf電極1に接続されている。これら
のケーブルは誘電体支持部17を通して埋設された気密
なチューブ20を通して挿通されている。
【0026】リング状誘電体部材5はリング状第2rf
電極4の上方に配置されている。リング状rf電極4の
ちょうど上方の誘電体リング5の厚みはできるだけ薄く
なるように作られている。このリング状誘電体部材5の
この薄い領域とその厚みはそれぞれ図3においてxとb
によって示される。誘電体リング5におけるリング状誘
電体部材5に対応する領域の厚みは好ましくは誘電体部
材2のそれよりも小さくなっている。
【0027】プラズマ生成チャンバ50の外側の境界は
側壁7によって定められている。たとえ側壁7がウェハ
ー処理のためのプラズマ生成にとって本質的でないとし
ても、側壁7を用いることは、プラズマ処理の間、ポリ
マーの堆積を制御するため、そして反応容器の壁10を
きれいに保持するため、重要なことである。側壁7は複
数のガス排出口11を含んでいる。ガスシャワーヘッド
6の材質は金属、誘電体、あるいは半導体にすることが
できる。適当な材質はウェハー処理の化学的な反応を考
慮することによって選択される。プロセスガスまたはガ
スの組み合わせは第1にガスリザーバ12に供給され、
そしてそれから複数のガス導入口13を経由してプラズ
マ生成チャンバ50へ導入される。
【0028】次に、上記の構成を備えたプラズマ処理装
置における作用について説明する。ここで、rf電流の
周波数はf、平板誘電体部材2におけるキャパシタンス
(容量)はC1、そしてリング状誘電体部材5における
xの領域でのキャパシタンスはC2であると仮定する。
そのとき、C1=ε11/a、そしてC2=ε22/b、
ここでε1とε2はそれぞれ平板誘電体部材2とリング状
誘電体部材5の誘電率であり、A1とA2はそれぞれ主r
f電極1とリング状第2rf電極4の上面面積である。
このプラズマ処理装置においてε1,ε2,a,b,xは
1≪C2という条件を作るように選択される。C1とC2
における電流のためのインピーダンス(Ω)は、ΩC1
1/(2πfC1)、ΩC2=1/(2πfC2)として与
えられる。C1≪C2であるので、インピーダンス間の関
係はΩC1≫ΩC2である。
【0029】プラズマが発火段階にあるとき、リング状
第2rf電極4はその最も高い位置に配置されている。
この位置において、最も低いrf電流のためのインピー
ダンスがリング状第2rf電極4を経由する。それ故に
rf電流がrf発生器14からrf電極1に与えられる
とき、rf電力はリング状rf電極4を経由して反応容
器51内のガスに結合され、プラズマを発火する。従っ
て、最初に、プラズマは図3において31の符号が与え
られた領域に生成される。
【0030】プラズマ発火の直前に、リング状第2rf
電極4から側壁7へのリング形状の領域に強い電界が生
成される。たとえハードウェアの構成が対称的に設けら
れていたとしても、リング状第2rf電極4から均一な
電界を生成すること、そしてリング状第2rf電極4の
全面に渡るリング形状の領域31で均一なプラズマを生
成することはとてもありそうなことではない。プラズマ
は可能性としてリング状第2rf電極4の上方の1つの
制限された位置(領域31)で始まり、そしてそれから
プラズマ生成チャンバ50を通して中央のrf電極1の
上方の中央領域へと広がる。
【0031】リング状領域31におけるプラズマの発火
の間および発火の後、リング状誘電体部材5はイオンと
電子の衝突を受ける。これは、リング状誘電体部材5の
上にVdcを発生させる原因となる。平板誘電体部材2を
介したrf電流のためのより高いインピーダンスが原因
となってウェハーを経由したrf電流の結合がないの
で、ウェハーは電気的に浮遊状態にあると考えられ、そ
の電位は浮遊電位Vfとして与えられる。プラズマの発
火は代表的に非常に低いrf電力を用いてより高い圧力
にて実行される。低いrf電力の応用は非常に低いプラ
ズマ密度という結果をもたらす。より高い圧力の応用は
ウェハー表面の上を全面的に覆う領域へ電子とイオンを
拡散させることを最小化することである。この条件はウ
ェハー全体にわたってVpを最小化させることを支え
る。それ故に、VpとVfの間の電位差は非常に小さい
値をもたらすことができる。従って、たとえプラズマが
発火するときにおけるプラズマの拡張の間であったとし
ても、デバイスへのプラズマ誘導ダメージが防止され
る。
【0032】プラズマが発火した後、弱いプラズマがプ
ラズマ生成チャンバ50の全体に渡って広がる。これは
ウェハー表面に非常に薄いシース(sheath)を作り出す。
そのとき、主電極に与えられたrf電力はリング状第2
rf電極4を低下させる間に次第に増加される。すなわ
ち、プラズマに結合するrf電力は次第にリング状第2
rf電極4から主rf電極1へ移される。ウェハー表面
の全面に渡る均一なシースのために、ウェハーを経由し
てプラズマに結合されているrf電力はウェハー表面を
通して均一に起きる。これは、ウェハーへのプラズマ誘
導ダメージを防止する。第2rf電極4から主rf電極
1へのrf電力の推移の間またはその後、圧力は適当な
レベルに低下させられる。通常、圧力の徐々の変化はい
かなるプラズマ誘導ダメージも起こさせない。
【0033】従って、このプラズマの発火と電力の移行
の方法は2つの利点を与える。第1に、プラズマが発火
する間にウェハーは浮遊状態にあり、こうしてプラズマ
とウェハーの間の電位差は非常に小さい値である。第2
に、rf電力はrf電力が増加している間にウェハーを
通して均一にプラズマに結合する。これらの2つの事実
はウェハー上のデバイスへのプラズマ誘導ダメージを防
止する。
【0034】次に、図4を参照して第2実施形態が説明
される。この実施形態は第1実施形態の変形である。第
2実施形態のハードウェアの構成はリング状第2rf電
極を除いて第1実施形態におけるそれと同じである。こ
の装置において、リング状第2rf電極は電極の小さな
片(piece)によって置きかえられる。図4は第2実施
形態におけるrf電極の配列の上面図を示す。第2rf
電極4の形状は重要なことではなく、四角形、長方形、
あるいはいかなる他の形状にもすることができる。実質
的に、第2rf電極41は第1実施形態のリング状第2
rf電極4の一部に相当している。第2rf電極41は
第1実施形態に類似して主rf電極1に接続されてい
る。この装置の作用の原理も同様にまた第1実施形態で
説明されたそれと同じである。すなわち第1にプラズマ
はプラズマ生成チャンバ50に近づくように第2rf電
極41を配置することによって発火される。このとき、
第2rf電極41は高い位置にあるように設定される。
それから第2rf電極41は第2rf電極を増大する間
に次第に低下させられる。
【0035】第2実施形態の装置において、プラズマは
第2rf電極41が配置されているところの場所で発火
される。それ故に、プラズマ生成の時間において、プラ
ズマは非常に不均一である。しかしながら、このときに
おいて、誘電体部材2の上に配置されたウェハーは浮遊
状態にあり、そしてプラズマ密度は非常に小さい。それ
故に、ウェハー表面の全面に渡るプラズマ密度はあまり
にも小さくデバイスに対してプラズマ誘導ダメージを引
き起こすことはできない。それから、rf電力結合は第
2rf電極41から主rf電極1へと第1実施形態で説
明されたように移行される。この工程は、先に説明した
ように、プラズマ誘導ダメージを起こさせない。
【0036】第2実施形態において、第2rf電極41
の構成は、第1実施形態のそれよりもより簡素となって
いる。それ故に、第2実施形態を用いることはプラズマ
処理装置の全体の構成を簡易化する。
【0037】プラズマが発火されるときにおける当該プ
ラズマは非常に不均一であるということに注意しておく
ことが必要である。プラズマ発火のときにおけるプラズ
マの均一性を増大させるため、第2rf電極41の構成
は図5と図6に示されるように変形させることができ
る。ここで、rf第2電極41の1つの片の代わりに、
いくつかの片、1つのリング状部材42を作るように互
いに結合されている例えば4つの片42が採用される。
第2rf電極42のこの構成は、プラズマは第2rf電
極42の各片42aで生成するので、初期の段階におけ
るプラズマの均一性を改善する。
【0038】本発明の第3実施形態は図7を参照して説
明される。第3実施形態においてウェハー表面の全面に
渡るプラズマの均一性を改善するための方法が説明され
る。この目的のため、第1実施形態において説明された
プラズマ源の構成が用いられる。通常、プラズマはrf
電極の全体に渡って生成され、例えば、主rf電極1の
全体に渡るとき、プラズマ密度はrf電極1の最大で示
し、次第にその縁に向かって減衰する。これは図として
は図7において曲線27によって示されている。これ
は、大面積rf電極、例えば300mmウェハーのため
のrf電極では重要な問題になる。
【0039】ウェハー表面に渡るプラズマ均一性を改善
するために、第2プラズマがリング状第2rf電極の上
方に渡って生成される。第2プラズマは、この領域はリ
ング状第2rf電極4に対応して形成されるので、リン
グ形状の領域において生成される。リング状rf電極4
が最も高い位置にあるとき、より高いrf電力がプラズ
マに結合され、そしてリング状rf電極4の上方を覆う
箇所ではプラズマ密度はより高くなる。このプラズマに
ついてのプラズマ密度の分散は、図7において曲線22
によって示されている。リング形状のrf電極4が低く
させられるとき、その上のプラズマ密度は次第に減少す
る。従ってリング状rf電極4の上の第2プラズマのプ
ラズマ密度はリング状rf電極4を適当に上下に動かす
ことによって制御され得る。この第2プラズマはプラズ
マ生成チャンバ50の中央部に向かって拡散する。この
ことが、図7で曲線23によって示されるごとく、ウェ
ハーの縁近傍におけるプラズマ密度の増加の原因とな
る。それ故に、第2プラズマのプラズマ密度を適当に調
整することによって、ウェハー表面上の均一なプラズマ
を得ることができる。
【0040】本発明の第4実施形態が図8を参照して説
明される。第4実施形態は第1実施形態の拡張である。
第4実施形態のハードウェアの構成は基本的に第1実施
形態のそれと同じである。唯一の相違するところはリン
グ状第2rf電極4が電気的に主rf電極1に接続され
ていないことである。その代わりに、リング状第2rf
電極4は整合回路25を経由して他のrf電力発生器2
4に接続されている。rf発生器24の周波数は重要な
ことではなく、10MHz〜300MHzの範囲にあり
うる。しかしながら、これらの周波数で動作するrf電
流は容易に低い圧力でプラズマを発火させ、より低いV
pを生成するので、VHF電流を用いることは有益であ
ろう。このことはプラズマの初期においてVpとVfの
間における低い電位差という結果をもたらす。このこと
はウェハー上のデバイスへのプラズマ誘導ダメージの可
能性を最小化させる。第4実施形態の作用的な工程は、
第1実施形態で説明されたものと同じである。
【0041】加えて、第4実施形態はウェハー表面上の
プラズマ均一性を制御することに用いることができる。
これは次のように行われる。
【0042】リング状第2rf電極4は異なるrf発生
器24に接続されているので、この電極24に与えられ
るrf電力は独立に制御され得る。それ故に、リング状
第2rf電極4上のプラズマ密度は電極4に与えられる
rf電力を変えることによって制御され得る。rf電力
が主電極1のみに与えられるとき、プラズマ密度は図7
を用いて第3実施形態で説明されたように不均一にな
る。この場合において、リング状第2rf電極4の上の
プラズマ密度はウェハー表面上に均一なプラズマを作り
出すために第2rf電極4に与えられるrf電力を変え
ることによって調整される。プラズマの均一性の改善の
メカニズムは図7を用いて第3実施形態において説明さ
れている。
【0043】
【発明の効果】本発明のプラズマ処理装置は、プラズマ
の発火の間と発火の後のウェハー上の表面電位の均一性
を改善することができ、それによって半導体デバイス製
造工程におけるウェハーのプラズマ誘導ダメージの生じ
ないドライエッチング処理を作り出すことができる。さ
らに本発明のプラズマ処理装置は大面積ウェハーの表面
上の径方向のプラズマ密度の均一性を改善することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は第1実施形態のプラズマ処理装置の断
面図である。
【図2】この図は第1実施形態のrf電極の配列の上面
図である。
【図3】この図は主rf電極と第2rf電極によるプラ
ズマ生成領域を示すプラズマ処理装置の断面図である。
【図4】この図は第2実施形態のrf電極配列の上面図
である。
【図5】この図は第2実施形態における第2rf電極の
他の構成の上面図である。
【図6】この図は図5で示した第2rf電極の斜視図で
ある。
【図7】この図は電力が別々にかつ同時に与えられると
きの主rf電極と第2rf電極上のプラズマ密度のプロ
ファイル(分布特性の外形)を示す図である。
【図8】この図は第4実施形態のプラズマ処理装置の断
面図である。
【図9】この図はドライエッチング応用のために用いら
れる従来のプラズマ処理装置の断面図である。
【参照符号の説明】
1 主rf電極 2 平板誘電体部材 3 リング状誘電体部材 4 リング状第2rf電極 5 リング状誘電体部材 6 ガスシャワーヘッド 9 部分的に誘電体で作られたロッド 12 ガスリザーバ 14 rf発生器 18 排気装置 20 中央導体を供えた気密チューブ 21 プラズマ密度の径方向プロファイル 22 プラズマ密度の径方向プロファイル 23 プラズマ密度の径方向プロファイル 24 rf発生器 31 第2rf電極上のプラズマ発生領域 32 主rf電極上のプラズマ発生領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HFまたはVHFの領域で動作するrf
    電力発生器からrf電流が与えられる主rf電極と、 前記主rf電極の上面に取り付けられ、前記ウェハーが
    配置される平板誘電体部材と、 前記主rf電極の周りに配置され、リング形状を有し、
    かつ垂直方向に移動可能な第2rf電極であって、そこ
    で前記主rf電極と前記第2rf電極は互いに1本また
    は複数本のワイヤ接続され、そして前記第2rf電極を
    覆い、少なくとも前記第2rf電極のちょうど上方の領
    域においてその厚みが前記主rf電極上に配置された前
    記平板誘電体部材の厚みよりも小さいリング形状の誘電
    体部材と、 から成るダメージのないウェハードライエッチングのプ
    ラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記第2rf電極は、前記主rf電極の
    周りのリング形状ではなく、前記主rf電極の側方に配
    置された任意形状の小さな金属片である請求項1記載の
    ダメージのないウェハードライエッチングのプラズマ処
    理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2rf電極は互いに接続されたい
    くつかの金属片からなり、これらの金属片は等しい間隔
    をあけて前記主rf電極の周りに配置される請求項1記
    載のダメージのないウェハードライエッチングのプラズ
    マ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第2rf電極は前記主rf電極から
    分離されており、HFまたはVHFの領域で動作する他
    のrf電力発生器からrf電流が与えられる請求項1〜
    3のいずれか1項に記載のダメージのないウェハードラ
    イエッチングのプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記第2rf電極はもっとも高い位置に
    配置され、プラズマを発火させるための相対的に低いr
    f電力が与えられる請求項1〜3のいずれか1項に記載
    のダメージのないウェハードライエッチングのプラズマ
    処理装置。
  6. 【請求項6】 小さな電力を与えることによってプラズ
    マが生成された後、前記第2rf電極はrf電力が次第
    に増加されるに従って次第にその位置が低下される請求
    項1〜5のいずれか1項に記載のダメージのないウェハ
    ードライエッチングのプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 前記第2rf電極はウェハーの表面の全
    体にわたって半径方向に均一なプラズマが生成されるま
    で垂直方向に適当に移動させられる請求項1,3,4の
    いずれか1項に記載のダメージのないウェハードライエ
    ッチングのプラズマ処理装置。
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