JP2003157474A - 自動プリント受付受渡装置 - Google Patents

自動プリント受付受渡装置

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JP2003157474A
JP2003157474A JP2001355743A JP2001355743A JP2003157474A JP 2003157474 A JP2003157474 A JP 2003157474A JP 2001355743 A JP2001355743 A JP 2001355743A JP 2001355743 A JP2001355743 A JP 2001355743A JP 2003157474 A JP2003157474 A JP 2003157474A
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JP2001355743A
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Kazunobu Shima
和伸 志摩
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業者の作業が煩雑となることなく、プリント
処理物の保管部への収納時にオーダーミスを起こすこと
がない自動プリント受付受渡装置を提供する。 【解決手段】記録媒体を自動で受付ける自動受付部とプ
リント処理物を自動で受渡しする自動受渡部とオーダー
管理制御を行う制御部とを備える。自動受付部は、記録
媒体受入部、オーダーする内容を制御部に入力する情報
入力部、オーダー書を出力するオーダー情報出力部を有
する。記録媒体受入部は記録媒体にオーダー情報を添付
するオーダー情報添付機能を有する。自動受渡部は、オ
ーダー情報確認部、料金受領部、プリント処理物を収納
する複数の保管室を備える保管部を有する。保管部は保
管室ごとにオーダー情報を読み取る読取機能を有する。
オーダー情報確認部に入力されたオーダー情報と読取機
能で読み取ったオーダー情報に基づいてオーダーに対応
したプリント処理物のみを保管室から取り出し可能に制
御部で制御する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、無人状態で自動的
に記録媒体の受付けとプリント処理物の受渡しを可能と
した自動プリント受付受渡装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般に、カメラやデジカメで撮影した画
像を印画紙にプリントするときは、カメラ店やスーパー
マーケットなどの店先に客が画像が記録されたフイルム
やフレキシブルディスクなどの記録媒体を持って行って
プリント処理をしてもらっていた。 【0003】そして記録媒体を店に持って行った場合に
は、プリント処理がなされたプリント処理物を客が店ま
で受け取りに行っていた。 【0004】しかしながら、カメラ店やスーパーマーケ
ットなどのプリント取扱店は、営業時間が決められてい
る場合が多く、営業時間中に来店できない人は、なかな
かプリント処理の依頼ができないという不具合がある。 【0005】そこで、特開平7−49905号公報にも
示されるように、プリント仕上がり状態などのオーダー
情報の入力、料金の支払いを行う操作部と、オーダー情
報が印字されるオーダー情報出力部と、オーダーごとに
フイルム等の記録媒体を入れる番号付きで取り出しでき
ないようにロックすることができる複数のロッカーとを
設けた自動取次装置が提案されている。 【0006】この自動取次装置は、客が、自動取次装置
の操作部において、オーダーに必要な暗証番号、仕上が
り状態などのオーダー情報を入力するとともに、自動取
次装置が指定する空き状態のロッカーにフイルムを収納
すると、ロッカーが自動的にロックされ、オーダー情報
が印字された預かり書がオーダー情報出力部から出され
てフイルムが預かり状態となる。客は、預かり書を保持
する。 【0007】そして、店側は、フイルムが収納されてい
るロッカーを開けて、ロッカー内からフイルムを取り出
し、ロッカー番号が印字された用紙をフイルムに取り付
けた後、フイルムの画像をプリント処理する。 【0008】次に、プリント処理が行われた後に、店側
は、オーダーに対応する暗証番号と料金とを自動取次装
置に入力し、もともと入っていたロッカー内にフイルム
とともにプリント処理物を再度収納すると、ロッカーが
自動的にロックされる。 【0009】プリント処理物を受け取りにきた客は、操
作部において暗証番号を入力すると、暗証番号と料金が
操作部の表示部に表示される。客が、表示された金額の
料金を支払うと、自動取次装置は、暗証番号に基づいて
フイルムが収納されているロッカーを指示し、ロック解
除する。客は、指定されたロッカー内からフイルムおよ
びプリント処理物を取り出すことができる。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た自動取次装置では、店の作業者がロッカー内からフイ
ルムを取り出す際に、フイルムを識別するため、フイル
ムにロッカーの番号が印字された用紙を取り付ける作業
を要し、しかも、用紙取り付けミスが起こらないように
するために、1オーダーごとにロッカーからフイルムを
取り出して用紙取り付け作業を要するので作業が煩雑と
なる。 【0011】しかも、プリント処理が終わって、ロッカ
ーにフイルムなどを収納する際には、作業者は、オーダ
ーごとに暗証番号を入力する操作を必要とするので、入
力ミスが生じる場合あり、お客にオーダーとは異なるプ
リント処理物が渡ってしまったり、受け取れなかったり
する恐れがある。 【0012】本発明は以上の実情に鑑みて開発したもの
であって、目的とするところは、作業者の作業が煩雑と
なることなく、プリント処理物の保管部への収納時にオ
ーダーミスを起こすことがない無人状態で自動的に記録
媒体の受付けとプリント処理物の受渡しを可能とした自
動プリント受付受渡装置を提供することにある。 【0013】 【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに請求項1記載の発明は、自動プリント受付受渡装置
を、画像データが記録された記録媒体を自動で受け付け
可能とする自動受付部と、記録媒体の内容がプリント処
理されたプリント処理物を自動で受け渡し可能とする自
動受渡部と、オーダー情報に基づいてオーダー管理制御
を行う制御部とを備え、自動受付部は、記録媒体受入部
と、オーダーする内容を制御部に入力する情報入力部
と、注文者に渡すためのオーダー情報が記録されたオー
ダー書を出力するオーダー情報出力部とを有し、記録媒
体受入部は、記録媒体または記録媒体の記録内容にオー
ダー情報を添付するオーダー情報添付機能を有する一
方、自動受渡部は、オーダー情報確認部と、料金受領部
と、オーダーごとにプリント処理物を収納する複数の保
管室を備える保管部とを有しており、保管部は、保管室
ごとに記録媒体または記録媒体の記録内容に添付された
オーダー情報を読み取る読取機能を有し、オーダー情報
確認部に入力されたオーダー情報と、読取機能で読み取
ったオーダー情報に基づいて、オーダーに対応したプリ
ント処理物が収納された保管室のみからプリント処理物
を取り出し可能に制御部で制御されている構成とした。 【0014】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、屋外に設置可能とする自動
プリント受付受渡装置を概略的に示したものである。 【0015】この自動プリント受付受渡装置1は、無人
状態で自動的に記録媒体の受付けとプリント処理物の受
渡しを可能としたものであり、矩形状の箱型に形成され
た本体2を備えている。 【0016】本体2は、図1および図2に示すように、
前面を屋外に開放させ、背面を店内に開放させるように
店の壁に形成された本体嵌め込み部3に嵌め込んで配設
されている。 【0017】本体2の前面は、画像データが記録された
記録媒体を自動で受け付け可能とする自動受付部21
と、記録媒体の内容がプリント処理されたプリント処理
物を無人状態で受け渡し可能とする自動受渡部22とを
備えており、屋外において客が記録媒体の受付け受渡し
ができるようになっている。 【0018】本体2内部には、図4のブロック図に示し
ているように、オーダー情報に基づいてオーダー管理制
御を行う制御部4を備えている。なお、制御部4は本体
2に搭載するコンピューターにより構成している。 【0019】本体2の背面も、自動受付部21と自動受
渡部22を備えており、店内から作業者が記録媒体の受
取りおよび記録媒体の内容がプリント処理されたプリン
トやフイルムなどのプリント処理物の保管ができるよう
になっている。 【0020】自動受付部21は、図1に示すように、本
体2の前面において、上部から、モニタ51と、オーダ
ーする内容を制御部4に入力する情報入力部52と、注
文者に渡すためのオーダー情報が記録されたオーダー書
を出力するオーダー情報出力部53と、記録媒体受入部
54とを有している。 【0021】モニタ51は、預入時の操作手順等を表示
するようになっている。 【0022】情報入力部52は、キーボードからなり、
光沢、絹目、パノラマ、サービスサイズ、名刺サイズ、
手札サイズ、枚数、氏名、電話番号、暗証番号などのオ
ーダー情報を入力するようになっている。 【0023】オーダー情報出力部53は、オーダー情報
であるオーダーカードを発行するようになっている。オ
ーダーカードは、受渡し時にオーダーを確認するために
用いられる。 【0024】記録媒体受入部54は、記録媒体であるフ
イルムを受け入れるフイルム受入部54aと、デジタル
カメラの記録媒体として用いられる例えばメモリーステ
ィック、コンパクトフラッシュ(登録商標)あるいはス
マートメディアなどの記録媒体に記録されているデータ
を読み取るための記録媒体読取部54bを備えている。 【0025】さらに、記録媒体受入部54では、記録媒
体または記録媒体の記録内容にオーダー情報を添付する
オーダー情報添付機能を備えている。 【0026】このオーダー情報添付機能とは、フイルム
の場合には、情報入力部52に入力された入力情報に基
づいて、オーダー番号などのオーダー情報が記録された
フイルムを収納する収納袋6が制御部4による制御でフ
イルム受入部54a内に排出され、このフイルム収納袋
6内にお客にフイルムを入れて貰うことにより行う。 【0027】さらに、記録媒体読取部54bにおいて読
み取った画像情報については、読み取った画像情報を制
御部4に記録する際に、同時にオーダー情報も記録する
ことにより画像情報にオーダー情報を添付する。 【0028】また、自動受付部21は、本体2の背面に
おいては、図2に示すように、フイルム受入部54aに
入れられたフイルムを取り出すためのフイルム取出部5
5が設けられている。 【0029】自動受渡部22は、オーダーごとにプリン
ト処理物を収納して保管する複数の保管室71からなる
保管部7を有しており、各保管室71は、本体2の前面
と背面において開放されていて、屋外からと店内からの
両方から保管室71内にフイルムなどを出し入れできる
ようになっている。 【0030】保管室71は、図1および図3に示すよう
に、本体2の前面においてはロック可能なドア72を取
り付けており、ドア72は、図3に示すように、本体2
の前面に左端部が回動自在に支持されて開閉できるよう
になっていて、ドア72にはそれぞれ通し番号1、2、
3…が記載されている。なお、ドア72には、制御部4
からの出力でオーダーに該当する保管室71を点滅させ
るためのランプを設けるようにしてもよい。そして、保
管室71の背面側は、図2に示すように、店内に常時開
放されるようにドアは設けられていないが、保管室71
ごとに入口近くに通し番号が記載されている。 【0031】そして、保管部7は、記録媒体または記録
媒体の記録内容に添付されたオーダー情報を読み取る読
取機能を有している。 【0032】読取機能は、各保管室71において、図3
に示すようなプリント処理物が収納される収納袋6に添
付されたオーダー情報(例えば数字またはバーコード)
を、図示していないが、CCDセンサーやフォトダイオ
ードなどを用いて読みとる。 【0033】読取機能で読み取ったオーダー情報は、図
4に示すように、制御部4において保管室71の番号に
対応させて記録される。 【0034】さらに、自動受渡部22には、保管室71
の番号および料金を表示する表示部81と、操作部82
と、オーダーカードを挿入することによりオーダー番号
を確認するためのオーダー情報確認部83と、料金受領
部84と、釣銭返却部85とを備えている。 【0035】操作部82は、オーダーの確認、料金の支
払い方法、例えば、現金支払い、カード支払い、取り消
しなどの操作するための操作ボタンにより構成されてい
る。 【0036】料金受領部84は、硬貨受領部84a、紙
幣受領部84bを有している。 【0037】さらに、本体2内には制御部4(図4参
照)が設けられている。制御部4は主に情報入力部5
2、記録媒体読取部54b、保管室71の読取機能、オ
ーダー情報確認部83、操作部82、料金受領部84か
らの入力信号を記録し、これら入力信号に基づいて、モ
ニタ51、オーダー情報出力部53、フイルム受入部5
4a、表示部81、保管部7の各保管室71、釣銭返却
部85に制御信号を出力する。 【0038】特に、保管室71のロック制御は、オーダ
ー情報確認部83に入力されたオーダー情報と、保管室
71に入られた収納袋6から読取機能で読み取ったオー
ダー情報とに基づいて、オーダーに対応したプリント処
理物が収納された保管室71のみを開放可能に制御部4
で制御するようにしている。 【0039】また、本体2の制御部4は、店内に設ける
写真処理装置(図示せず)に接続されており、制御部4
に記録されているメモリースティック、コンパクトフラ
ッシュ(登録商標)あるいはスマートメディアなどの記
録媒体の画像データを写真処理装置に取り込んでプリン
ト処理を行うようになっている。 【0040】前記の如く構成された本発明に係る自動プ
リント受付受渡装置の作用について説明する。 【0041】撮影済のフイルムを預入れる場合(ステッ
プ1)は、先ず、情報入力部52のキーボードの預入れ
ボタンを押す。これにより、制御部4に預入れ信号が入
力されて、制御部4が受付け稼動状態になる。同時に、
モニタ51には制御部4から出力された信号に基づい
て、客が次に行う操作手順が表示される。 【0042】客はモニタ51に表示された操作手順に基
づいて、情報入力部52において記録媒体の種類(この
場合はフイルム)を指定するとともに、光沢または絹目
のいずれかの焼付け状態を指定する。また、パノラマ撮
影の場合はパノラマ処理を指定する。さらに、サービス
サイズ、名刺サイズ、手札サイズのいずれかの写真のサ
イズを指定する。モニタ51に、入力された記録媒体の
種類、焼付け状態、パノラマ処理、写真のサイズ等が表
示され、さらに、引取日が表示される。同時に、モニタ
51には制御部4から出力された信号に基づいて客が次
に行う操作手順が表示される。 【0043】次に、客はモニタ51に表示された操作手
順に基づいて、自分の電話番号を入力する。モニタ51
に制御部4から出力された信号に基づいて電話番号が表
示され、同時に、制御部4から出力された信号に基づい
て客が次に行う操作手順が表示される。 【0044】客は操作に間違いがない場合は、情報入力
部52において入力の終了を選択する。終了が選択され
ると終了信号が制御部4に入力されて、制御部4はモニ
タ51に電話番号等の表示を停止する信号を出力する。
モニタ51ではこの信号基づいて表示が停止される。 【0045】次に客は、フイルム受入部54aにフイル
ムを入れる。このとき、フイルム受入部54a内には、
フイルムを入れるための収納袋6が自動的に用意されて
いる。この収納袋6には、オーダー情報入力部52で入
力されたオーダー情報が添付されている。 【0046】客は、収納袋6内にフイルムを入れて、フ
イルム受入部54aに収納袋ごと入れ、フイルム受入部
54aを閉じる。 【0047】本体2の自動受付部21におけるオーダー
情報出力部53からはオーダー情報が印字されたオーダ
ーカードがプリントアウトされ、客は、オーダーカード
を受け取って帰る。「オーダーカード」には、記録媒体
の種類、焼付け状態、パノラマ処理、また、写真のサイ
ズ、客の電話番号、依頼年月日、依頼時刻、受取日、取
扱店の電話番号等がプリントされる。 【0048】また、客がフイルムではなく、フラッシュ
メモリーなどの記録媒体についてプリント処理したい場
合(ステップ2)には先ず、情報入力部52のキーボー
ドの預入れボタンを押す。これにより、制御部4に預入
れ信号が入力されて、制御部4が受付け稼動状態にな
る。同時に、モニタ51には制御部4から出力された信
号に基づいて、客が次に行う操作手順が表示される。 【0049】客はモニタ51に表示された操作手順に基
づいて、情報入力部52において記録媒体の種類(フラ
ッシュメモリーなど)を指定するとともに、光沢または
絹目のいずれかの焼付け状態を指定する。また、パノラ
マ撮影の場合はパノラマ処理を指定する。さらに、サー
ビスサイズ、名刺サイズ、手札サイズのいずれかの写真
のサイズを指定する。モニタ51に、入力された記録媒
体の種類、焼付け状態、パノラマ処理、写真のサイズ等
が表示され、さらに、引取日が表示される。同時に、モ
ニタ51には制御部4から出力された信号に基づいて客
が次に行う操作手順が表示される。 【0050】次に、客はモニタ51に表示された操作手
順に基づいて、自分の電話番号を入力する。モニタ51
に制御部4から出力された信号に基づいて電話番号が表
示され、同時に、制御部4から出力された信号に基づい
て客が次に行う操作手順が表示される。 【0051】客は操作に間違いがない場合は、情報入力
部52において入力の終了を選択する。終了が選択され
ると終了信号が制御部4に入力されて、制御部4はモニ
タ51に電話番号等の表示を停止する信号を出力する。
モニタ51ではこの信号基づいて表示が停止される。 【0052】次に客は、フラッシュメモリーなどの記録
媒体を記録媒体読取部54bに挿入する。記録媒体読取
部54bにおいて画像情報が読み取られた後は、記録媒
体は客に戻される。 【0053】本体2の自動受付部21におけるオーダー
情報出力部53からはオーダー情報が印字されたオーダ
ーカード(磁気カード)がプリントアウトされ、客は、
オーダーカードを受け取って帰る。「オーダーカード」
には、記録媒体の種類、焼付け状態、パノラマ処理、ま
た、写真のサイズ、客の電話番号、依頼年月日、依頼時
刻、受取日、取扱店の電話番号等がプリントされる。 【0054】写真店や取次店がプリント処理する場合に
ついて説明する。フイルムを引取る場合は、フイルム受
入部54aからフイルム取出部55に送られてきたフイ
ルムをフイルム取出部55から取り出して、店内に設け
る写真処理装置において、フイルムを現像処理する(ス
テップ3)。 【0055】フイルムを現像した後は、印画紙等に画像
を焼付け処理等のプリント処理をし、フイルムは、必要
であれば、所定の長さにカットする(ステップ4)。 【0056】また、フイルム以外の記録媒体の画像をデ
ータに基づいてプリント処理する場合には、本体2の制
御部4に記録されている画像データを写真処理装置に取
り込んで、画像データに基づいてプリント処理を行う
(ステップ4)。 【0057】次に、作業者は、プリント処理されたプリ
ントなどのプリント処理物(フイルムによる処理の場合
はフイルムとともに)を、オーダー情報が添付された収
納袋6に収納して、空いている保管室71に入れる。 【0058】収納袋6は、フイルムについてプリント処
理した場合には、フイルムが入っていた収納袋6を使用
する。そして、制御部4に記録されている画像データを
処理した場合には、制御部4で記録されているオーダー
情報に基づいてオーダー情報が印字されたシートが、オ
ーダーごとにプリント処理されたプリントとともに写真
処理装置から排出され、排出されたシートを収納袋6に
添付した後、収納袋6にプリントを収納し、収納袋6を
空いている保管室71に入れる。 【0059】収納袋6が保管室71に入れられると、読
取機能により収納袋6に添付されているオーダー情報が
読み取られ、読み取った情報が制御部4に記録されて、
制御部4において保管室71内のプリント処理物とオー
ダーとが関連づけられる。なお、各保管室71は、本体
2の前面に設けるドア72は常時ロックされた状態とな
っている。 【0060】次に、記録媒体を預けた客がプリント処理
物等を受け取る場合について説明する(ステップ5)。 【0061】客は、オーダーカードをオーダー情報確認
部83に挿入する。オーダーカードの磁気部に記録され
ているオーダー情報が、制御部4に入力されて、自動プ
リント受付受渡装置はプリント処理物の受渡しが可能な
状態になる。同時に、表示部81に、制御部4からの信
号に基づいて次の操作手順および料金が表示される。 【0062】客は、表示部81に表示された操作手順に
基づいて、オーダーの確認などを操作部82において行
い、料金受領部84の硬貨受領部84a、紙幣受領部8
4bから表示料金を支払う。 【0063】制御部4は支払われた料金と、表示料金と
を比較して、釣銭がある場合は釣銭返却部85から釣銭
を返却する。 【0064】そして、制御部4では、オーダーに対応す
るプリント処理物が保管された保管室71の番号とオー
ダー情報とが関連づけられて記録されているので、制御
部4は、記憶している保管室71の番号とオーダーカー
ドから入力されたオーダー情報とに基づいて、該当する
保管室71の番号を表示部81に表示するともともに、
オーダーに該当する保管室71は制御部4からの出力で
ロック解除状態となる。なお、ドア72にランプを付け
ている場合には、ランプを点滅させて保管されている保
管室71を示す。 【0065】客は、表示部81に表示された操作手順に
基づいて該当する番号のドア72を開けて、保管室71
内に収納されているプリント処理物を取り出す。次い
で、ドア72を閉める。この場合、ドア72は保管室7
1内に設けるセンサーにより内部に物がないことが確認
されると自動的にロックされる。 【0066】前記した実施形態にかかる自動プリント受
付受渡装置1では、作業者は、フイルムを受付けた場
合、また、他の記録媒体による画像を受け付けた場合で
も、受付時に自動的に、フイルムまたは記憶された画像
データにオーダー情報が添付されるので、作業者が受付
時にいちいちオーダー情報を記録媒体に記録する必要は
なくなり受付時の作業を容易にできる。 【0067】また、作業者はプリント処理後のプリント
処理物を保管部7に保管する際、保管室71内において
収納袋6に添付したオーダー情報を自動的に読み取り、
読み取り作業を行った保管室71の番号をオーダー情報
と関連づけて保管管理を行う構成としているので、オー
ダー情報を作業者が自ら手動で自動プリント受付受渡装
置1に入力することなく、プリント処理物を空いている
保管室に入れるだけで、オーダーごとにプリント処理物
の保管管理が行える。 【0068】しかも、保管室71への収納により自動的
にオーダーごとにプリント保管管理が行えるので、プリ
ント処理物を保管部へ収納する際のオーダーミスを起こ
すことも無くなる。 【0069】さらに、自動プリント受付受渡装置は、背
面側を店内に開放して、背面側から受け付けたフイルム
をフイルム取出部55から取出し、さらに、プリント処
理物を背面から保管室71に入れることができるので、
雨天の場合でも、店外に出ることなくフイルムの受取り
およびプリント処理物の保管作業が行える。 【0070】その結果、フイルムやプリント処理物が雨
で濡れるようなことがなく、雨によるフイルムなどの損
傷を阻止することができる。 【0071】また、本発明の自動プリント受付受渡装置
1は、図6に示す第2実施形態のように、本体2の前面
側に自動受付部21および自動受渡部22、そして、本
体2内に制御部4を設け、本体2内にフイルムを現像す
るためのフイルム現像処理部91と印画紙に画像を焼付
け・現像処理するプリント処理部92を設けるようにし
て、記録媒体の受付から、プリント処理、そして、プリ
ント処理物の受渡までを完全な自動化にするようにして
もよい。また、焼き増しをする場合には、フイルム現像
処理部91でフイルムを現像処理することなく、プリン
ト処理部92においてプリント処理がなされる。 【0072】なお、図6に示す第2実施形態において、
第1実施形態と同じ構成部分については同じ符号で示
し、説明を省略する。また、第2実施形態では、本体2
背面側には、保管室71は開放されておらず、プリント
処理部92から自動的にオーダーごとに保管室71にプ
リント処理物が収容されるようになっている。 【0073】このように、記録媒体の受付から、プリン
ト処理、そして、プリント処理物の受渡までを完全に自
動化する場合には、店を休業している場合でもプリント
処理が行えるので、客は、自分の都合の良い時間に受付
を行えるだけでなく、決められた仕上がり日に受け取る
ことができる。 【0074】 【発明の効果】以上のごとく請求項1記載の発明によれ
ば、作業者は、フイルムを受付けた場合、また、他の記
録媒体による画像を受け付けた場合でも、受付時に自動
的に、記録媒体または記憶された画像データにオーダー
情報が添付されるので、作業者が受付時にいちいちオー
ダー情報を記録媒体に記録する必要はなくなり受付時の
作業を容易にできる。 【0075】さらに、オーダー情報を作業者が自ら手動
で自動プリント受付受渡装置に入力することなく、プリ
ント処理物を空いている保管室にいれるだけで、オーダ
ーごとにプリント処理物の保管管理が行える。 【0076】しかも、保管室へ保管するだけで自動的に
オーダーごとにプリント保管管理が行えるので、プリン
ト処理物を保管部へ収納する際のオーダーミスを起こす
ことも無くなる。
【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明にかかる自動プリント受付受渡装置の
第1実施形態を示す正面図。 【図2】 第1実施形態の自動プリント受付受渡装置の
店内からみた背面図。 【図3】 図1における要部拡大図。 【図4】 第1実施形態の自動プリント受付受渡装置の
ブロック図。 【図5】 第1実施形態の自動プリント受付受渡装置の
受付から受渡までの工程を示すフローチャート。 【図6】 第2実施形態の自動プリント受付受渡装置の
斜視図。 【符号の説明】 21 自動受付部 22 自動受渡部 4 制御部 52 情報入力部 53 オーダー情報出力部 54 記録媒体受入部 7 保管部 71 保管室 83 オーダー情報確認部 84 料金受領部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】画像データが記録された記録媒体を自動で
    受け付け可能とする自動受付部と、記録媒体の内容がプ
    リント処理されたプリント処理物を自動で受け渡し可能
    とする自動受渡部と、オーダー情報に基づいてオーダー
    管理制御を行う制御部とを備え、自動受付部は、記録媒
    体受入部と、オーダーする内容を制御部に入力する情報
    入力部と、注文者に渡すためのオーダー情報が記録され
    たオーダー書を出力するオーダー情報出力部とを有し、
    記録媒体受入部は、記録媒体または記録媒体の記録内容
    にオーダー情報を添付するオーダー情報添付機能を有す
    る一方、自動受渡部は、オーダー情報確認部と、料金受
    領部と、オーダーごとにプリント処理物を収納する複数
    の保管室を備える保管部とを有しており、保管部は、保
    管室ごとに記録媒体または記録媒体の記録内容に添付さ
    れたオーダー情報を読み取る読取機能を有し、オーダー
    情報確認部に入力されたオーダー情報と、読取機能で読
    み取ったオーダー情報に基づいて、オーダーに対応した
    プリント処理物が収納された保管室のみからプリント処
    理物を取り出し可能に制御部で制御されていることを特
    徴とする自動プリント受付受渡装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2105890A2 (en) 2008-03-26 2009-09-30 Noritsu Koki Co., Ltd. Delivery system
EP2105896A1 (en) 2008-03-26 2009-09-30 Noritsu Koki Co., Ltd. Delivery system
EP2108998A1 (en) 2008-03-26 2009-10-14 Noritsu Koki Co., Ltd. Delivery system
JP2014041170A (ja) * 2012-08-21 2014-03-06 Ozetto Creative:Kk 写真シール作成システム及び写真シール作成方法

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