JP2003157472A - マルチボックス装置及びこれを用いたオンライン販売システム - Google Patents

マルチボックス装置及びこれを用いたオンライン販売システム

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JP2003157472A
JP2003157472A JP2001356133A JP2001356133A JP2003157472A JP 2003157472 A JP2003157472 A JP 2003157472A JP 2001356133 A JP2001356133 A JP 2001356133A JP 2001356133 A JP2001356133 A JP 2001356133A JP 2003157472 A JP2003157472 A JP 2003157472A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯端末やパーソナルコンピュータなど、イン
ターネットに接続可能な利用者端末からのオンライン販
売を可能とすると共に、オンラインで販売或いはレンタ
ルされた商品を、無人で利用者に受け渡すことを可能と
する、マルチボックス装置及びこれを用いたオンライン
販売システムを提供する。 【解決手段】インターネット上に販売サイトを開設する
販売装置と、販売サイトへのアクセス手段を備えた複数
の利用者端末と、販売装置からの商品の販売の成約を示
す取引情報を受信すると共に、取引情報に関わる商品を
収納可能な複数の収納部を備えたマルチボックス装置と
から成るオンライン販売システムであって、マルチボッ
クス装置は、取引情報に記載の商品が収納部に収納され
ると、該商品の収納通知を利用者端末に通知し、商品取
出し指示情報を入力されると該商品の収納されている収
納部の施錠を解除して該商品の取り出しを可能とさせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチボックス装置
及びこれを用いたオンライン販売システムに関し、特に
インターネットなどを利用してオンラインで販売或いは
レンタルされた商品を、店舗側でマルチボックス装置に
収納すると、マルチボックス装置から利用者に収納通知
が送信され、収納通知を受信した利用者がマルチボック
ス装置に出向いて購入或いはレンタルした商品を無人で
引き取ることを可能とする、マルチボックス装置及びこ
れを用いたオンライン販売システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及状況には目
覚しいものがあり、インターネットを利用した各種商品
のオンライン販売システムも構築されるようになってき
ている。一方、販売された商品の受け渡し形態として
は、宅配便などを利用して自宅まで配送する方法などが
一般的であるが、24時間営業のコンビニエンスストア
などでの商品の受け渡しも行われるようになってきてお
り、また、従来のコインロッカーを改良して無人で商品
の受け渡しを可能とする手法も各種提案されるようにな
ってきている。
【0003】このような、無人での商品受け渡しを可能
とするロッカーの一例として、特開平9−201272
号公報記載の「無店舗システムロッカー」が知られてい
る。
【0004】この公報では、無店舗ロッカーとして、商
品の収納ボックスに加えて操作部と表示器とを設け、会
員番号などを入力することにより商品の引き受け及び引
き渡しを実現する手法が記載されている。
【0005】また、インターネット商取り引きによる商
品の受け渡しと代金の支払いを無人のコインロッカーで
行う手法の一例として、特開2001−134836号
公報記載の「コインロッカー」が知られている。
【0006】この公報では、コインロッカーとしてコン
ピュータシステムを内蔵し、インターネットに接続が可
能な上、代金投入口と各種カード挿入口を設け、商品の
受け渡しと代金の支払いを無人で行う手法が記載されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
商品の選択、購入或いはレンタル、及び商品の受け渡し
の場面においても、購入者個人のプライバシーの尊重を
求める気運がますます高まってきている。
【0008】一例として、購入或いはレンタルを希望す
る商品を選択する行為が、人目にさらされるということ
は、いつ誰が何を購入したということによって、その個
人や家族などの生活の一部が連想できることから、この
ような状況をなるべく回避したい、ということが挙げら
れる。また、自分の選択した商品を他人と比較されたく
ないという場面や、人目に触れると恥ずかしいという商
品を選択する場面もあり、このような場合にも、自己の
選択した商品が、他人や店員或いは配送者などの目に触
れることから回避したい、といった状況を挙げることも
出来る。
【0009】一方、商品を販売する店舗側には、以下に
示すような課題を有する店舗が多くなってきている。
【0010】個人商店や商店街については、営業時間が
短く、店舗の有る地域性、或いは豊富な品揃えが出来な
いなどの要因から、他の大型店など営業時間が長く品揃
えの豊富な形態の店舗へ客足が流出する傾向にあり、コ
ンビニエンスストアなどについては、いつでも利用し易
い反面、在庫できる商品の種類に限界があり、生鮮食料
品などに関する十分な取り扱いは出来ていない。また、
無人で農作物や雑誌などが販売される販売ボックスも存
在するが、設置場所の問題から集客力が落ちたり、商品
の収納に出向く手間がかかること等から空きボックスが
生じたり商品の回転率が悪くなってきたりしているもの
もある。さらに、オンライン販売を行う店舗であって
も、商品の配送は翌日以降になってしまうことや、商品
の受け渡し時に店員や配送者が介在するため上述の個人
プライバシーが守られないなどにより、早急に商品を入
手したい顧客や個人プライバシーを守りたい顧客を逃し
てしまう場面も多くなってきている。
【0011】このような状況を改善するための一対策と
しての、上述の特開平9−201272号公報記載の
「無店舗システムロッカー」は、無人での商品受け渡し
を可能とするロッカーであるが、オンライン販売システ
ムとは接続できない。また、上述の特開2001−13
4836号公報記載の「コインロッカー」は、近年普及
してきている携帯端末によるオンライン販売に対応して
いるものではない。
【0012】本発明は、上述した事情を改善するために
成されたものであり、本発明の目的は、携帯端末やパー
ソナルコンピュータなど、インターネットに接続可能な
利用者端末からのオンライン販売を可能とすると共に、
オンラインで販売或いはレンタルされた商品を、無人で
利用者に受け渡すことを可能とする、マルチボックス装
置及びこれを用いたオンライン販売システムを提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
物品を収納可能で、かつ、正面と背面の両面に自動錠付
扉を備えた収納部を複数備えた物品収納装置であって、
前記物品収納装置は、さらに、インターネットや携帯端
末と接続するための通信手段と、前記通信手段に接続さ
れ、前記通信手段から物品の取引情報を受信すると共
に、前記物品の収納指示情報を受信すると何れかの前記
収納部の背面の自動錠付扉を開閉して前記物品を前記収
納部に収納させて施錠し、前記物品の取出し指示情報を
受信すると前記物品が収納されている何れかの前記収納
部の正面の自動錠付扉の施錠を解除して前記物品を取り
出すことを可能とさせる情報処理手段と、を備えること
を特徴とするマルチボックス装置である。
【0014】請求項2に係る発明は、物品を収納可能
で、かつ、正面に自動錠付扉を備えた収納部を複数備え
た物品収納装置であって、前記物品収納装置は、さら
に、インターネットや携帯端末と接続するための通信手
段と、前記通信手段に接続され、前記通信手段から物品
の取引情報を受信すると共に、前記物品の収納指示情報
を受信すると何れかの前記収納部の自動錠付扉を開閉し
て前記物品を前記収納部に収納させて施錠し、前記物品
の取出し指示情報を受信すると前記物品が収納されてい
る何れかの前記収納部の自動錠付扉の施錠を解除して前
記物品を取り出すことを可能とさせる情報処理手段と、
を備えることを特徴とするマルチボックス装置である。
【0015】請求項3に係る発明は、請求項1或いは請
求項2の何れか1項に記載のマルチボックス装置であっ
て、前記通信手段は、一般加入回線網と接続するための
一般加入回線接続部と、移動体通信網と接続するための
移動体通信回線接続部と、携帯端末と接続するための携
帯端末接続部と、から構成されるものである。
【0016】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
マルチボックス装置であって、前記携帯端末接続部は、
携帯端末とコネクタ或いはケーブルを介して有線接続す
るための携帯端末接続コネクタと、携帯端末と近距離無
線通信で無線接続するための特定無線送受信部と、から
構成されるものである。
【0017】請求項5に係る発明は、請求項3に記載の
マルチボックス装置であって、前記携帯端末接続部は、
携帯端末とコネクタ或いはケーブルを介して有線接続す
るための携帯端末接続コネクタ、或いは、携帯端末と近
距離無線通信で無線接続するための特定無線送受信部、
から構成されるものである。
【0018】請求項6に係る発明は、請求項1から請求
項5の何れか1項に記載のマルチボックス装置であっ
て、前記マルチボックス装置は、前記取出し指示情報を
発生させるために、さらに、前記マルチボックス装置の
正面に前記情報処理手段に接続される第1の入力操作表
示部を備えるものである。
【0019】請求項7に係る発明は、請求項6に記載の
マルチボックス装置であって、前記第1の入力操作表示
部は、前記取出し指示情報を発生させるための会員番
号、会員パスワード、物品識別コードなどのデータを入
力するためのテンキーと、前記マルチボックス装置の前
記収納部から取り出す物品の料金決済を行うための料金
決済部と、前記テンキーから入力したデータや前記料金
決済部が出力する料金データなどを表示する表示部と、
から構成されるものである。
【0020】請求項8に係る発明は、請求項7に記載の
マルチボックス装置であって、前記料金決済部は、現金
を投入することにより料金決済を行う現金投入部と、ク
レジットカードでの料金決済を行うカードリーダ装置
と、から構成されるものである。
【0021】請求項9に係る発明は、請求項1から請求
項8の何れか1項に記載のマルチボックス装置であっ
て、前記マルチボックス装置は、前記収納指示情報を発
生させるために、さらに、前記情報処理手段に接続され
る第2の入力操作表示部を備えるものである。
【0022】請求項10に係る発明は、請求項9に記載
のマルチボックス装置であって、前記第2の入力操作表
示部は、前記収納指示情報を発生させるためのデータや
前記マルチボックス装置の動作状況の監視や制御のため
のデータを入力するためのキー入力装置と、前記情報処
理手段が受信した物品の取引情報や前記マルチボックス
装置の動作状況を表示する表示装置と、から構成される
ものである。
【0023】請求項11に係る発明は、物品を収納可能
で、かつ、正面と背面の両面に自動錠付扉を備えた収納
部を複数備えた物品収納装置であって、前記物品収納装
置は、さらに、インターネットや携帯端末と接続するた
めの通信手段と、前記通信手段に接続され、前記通信手
段から物品の取引情報を受信すると共に、前記物品の収
納指示情報を受信すると何れかの前記収納部の背面の自
動錠付扉を開閉して前記物品を前記収納部に収納させて
施錠し、前記物品の取出し指示情報を受信すると前記物
品が収納されている何れかの前記収納部の正面の自動錠
付扉の施錠を解除して前記物品を取り出すことを可能と
させる情報処理手段と、前記情報処理手段に接続され、
前記取出し指示情報を発生させるための前記物品収納装
置の正面に備えられる第1の入力操作表示部と、前記情
報処理手段に接続され、前記収納指示情報を発生させる
ための前記物品収納装置の背面に備えられる第2の入力
操作表示部と、を備えることを特徴とするマルチボック
ス装置である。
【0024】請求項12に係る発明は、請求項11に記
載のマルチボックス装置であって、前記通信手段は、一
般加入回線網と接続するための一般加入回線接続部と、
移動体通信網と接続するための移動体通信回線接続部
と、携帯端末と接続するための携帯端末接続部と、から
構成され、前記第1の入力操作表示部は、前記取出し指
示情報を発生させるための会員番号、会員パスワード、
物品識別コードなどのデータを入力するためのテンキー
と、前記マルチボックス装置の前記収納部から取り出す
物品の料金決済を行うための料金決済部と、前記テンキ
ーから入力したデータや前記料金決済部が出力する料金
データなどを表示する表示部と、から構成され、前記第
2の入力操作表示部は、前記収納指示情報を発生させる
ためのデータや前記マルチボックス装置の動作状況の監
視や制御のためのデータを入力するためのキー入力装置
と、前記情報処理手段が受信した物品の取引情報や前記
マルチボックス装置の動作状況を表示する表示装置と、
から構成されるものである。
【0025】請求項13に係る発明は、物品を収納可能
で、かつ、正面に自動錠付扉を備えた収納部を複数備え
た物品収納装置であって、前記物品収納装置は、さら
に、インターネットや携帯端末と接続するための通信手
段と、前記通信手段に接続され、前記通信手段から物品
の取引情報を受信すると共に、前記物品の収納指示情報
を受信すると何れかの前記収納部の自動錠付扉を開閉し
て前記物品を前記収納部に収納させて施錠し、前記物品
の取出し指示情報を受信すると前記物品が収納されてい
る何れかの前記収納部の自動錠付扉の施錠を解除して前
記物品を取り出すことを可能とさせる情報処理手段と、
前記情報処理手段に接続され、前記取出し指示情報を発
生させるための前記物品収納装置の正面に備えられる第
1の入力操作部と、前記情報処理手段に接続され、前記
収納指示情報を発生させるための前記物品収納装置の正
面に備えられる第2の入力操作表示部と、を備えること
を特徴とするマルチボックス装置である。
【0026】請求項14に係る発明は、請求項13に記
載のマルチボックス装置であって、前記通信手段は、一
般加入回線網と接続するための一般加入回線接続部と、
移動体通信網と接続するための移動体通信回線接続部
と、携帯端末と接続するための携帯端末接続部と、から
構成され、前記第1の入力操作表示部は、前記取出し指
示情報を発生させるための会員番号、会員パスワード、
物品識別コードなどのデータを入力するためのテンキー
と、前記マルチボックス装置の前記収納部から取り出す
物品の料金決済を行うための料金決済部と、前記テンキ
ーから入力したデータや前記料金決済部が出力する料金
データなどを表示する表示部と、から構成され、前記第
2の入力操作表示部は、前記収納指示情報を発生させる
ためのデータや前記マルチボックス装置の動作状況の監
視や制御のためのデータを入力するためのキー入力装置
と、前記情報処理手段が受信した物品の取引情報や前記
マルチボックス装置の動作状況を表示する表示装置と、
から構成されるものである。
【0027】請求項15に係る発明は、通信ネットワー
クとしてのインターネットと、前記インターネットに接
続され前記インターネット上に商品の販売或いはレンタ
ルを行う販売サイトを開設する販売装置と、前記インタ
ーネットに接続され前記販売サイトへのアクセス機能と
電子メール送受信機能とから成るアクセス手段を備えた
複数の利用者端末と、前記インターネットに接続され前
記販売装置からの商品の販売或いはレンタルの成約を示
す取引情報を受信すると共に、前記取引情報に関わる商
品を収納可能な複数の収納部を備えた物品収納装置と、
から成るオンライン販売システムであって、前記物品収
納装置は、前記販売装置の開設する前記販売サイトから
の取引情報を受信して表示すると共に、前記取引情報に
記載の商品が何れかの前記収納部に収納されると、該商
品の収納通知を前記取引情報に記載の利用者端末に通知
し、前記収納通知に記載の該商品に関する商品取出し指
示情報を入力されると該商品の収納されている該収納部
の施錠を解除して該商品の取り出しを可能とさせる、こ
とを特徴とするオンライン販売システムである。
【0028】請求項16に係る発明は、請求項15に記
載のオンライン販売システムであって、前記物品収納装
置は、請求項1から請求項10の何れか1項に記載のマ
ルチボックス装置である。
【0029】請求項17に係る発明は、請求項15に記
載のオンライン販売システムであって、前記物品収納装
置は、請求項11或いは請求項12の何れか1項に記載
のマルチボックス装置である。
【0030】請求項18に係る発明は、請求項17に記
載のオンライン販売システムであって、商品の購入或い
はレンタルを希望する利用者は、利用者の利用者端末か
ら販売サイトへアクセスして商品の検索を行い、希望す
る商品の購入或いはレンタルの契約を行うと、前記販売
サイトから該商品の購入或いはレンタルの成約を示す取
引情報がマルチボックス装置に送信され、前記マルチボ
ックス装置は前記取引情報を受信すると第2の入力操作
表示部に前記取引情報を表示し、前記取引情報を閲覧し
た係員が前記取引情報に記載の商品識別コードを、前記
第2の入力操作表示部への入力操作により入力すると、
前記マルチボックス装置の情報処理手段に該商品の収納
指示情報が入力され、前記マルチボックス装置の未使用
の何れかの収納部の背面の自動錠付扉が開かれ、該収納
部に該商品を収納して施錠すると、前記マルチボックス
装置は前記取引情報に記載の利用者端末に対して該商品
の収納通知を送信し、前記利用者端末によって前記収納
通知を閲覧した前記利用者が前記マルチボックス装置の
第1の入力操作表示部から、前記利用者の会員番号、会
員パスワード及び該商品の商品識別コードを入力し、該
商品の料金決済が未決済である場合には更に前記第1の
入力操作部への現金投入或いはクレジットカードの読み
取りによる料金決済を行うと、前記マルチボックス装置
の情報処理手段に該商品の取出し指示情報が入力され、
前記マルチボックス装置は該商品が収納されている収納
部の正面の自動錠付扉の施錠を解除して該商品の取り出
しを可能とさせるものである。
【0031】請求項19に係る発明は、請求項17に記
載のオンライン販売システムであって、商品の購入或い
はレンタルを希望する利用者は、利用者の利用者端末か
ら販売サイトへアクセスして商品の検索を行い、希望す
る商品の購入或いはレンタルの契約を行うと、前記販売
サイトから該商品の購入或いはレンタルの成約を示す取
引情報がマルチボックス装置に送信され、前記マルチボ
ックス装置は前記取引情報を受信すると第2の入力操作
表示部に前記取引情報を表示し、前記取引情報を閲覧し
た係員が前記取引情報に記載の商品識別コードを、前記
第2の入力操作表示部への入力操作により入力すると、
前記マルチボックス装置の情報処理手段に該商品の収納
指示情報が入力され、前記マルチボックス装置の未使用
の何れかの収納部の背面の自動錠付扉が開かれ、該収納
部に該商品を収納して施錠すると、前記マルチボックス
装置は前記取引情報に記載の利用者端末に対して該商品
の収納通知を送信し、前記利用者端末によって前記収納
通知を閲覧した前記利用者が、前記収納通知を記憶した
前記利用者端末を前記マルチボックス装置の通信手段に
接続することにより、前記マルチボックス装置に対して
前記利用者の会員番号、会員パスワード及び該商品の商
品識別コードを入力し、該商品の料金決済が未決済であ
る場合には更に第1の入力操作部への現金投入或いはク
レジットカードの読み取りによる料金決済を行うと、前
記マルチボックス装置の情報処理手段に該商品の取出し
指示情報が入力され、前記マルチボックス装置は該商品
が収納されている収納部の正面の自動錠付扉の施錠を解
除して該商品の取り出しを可能とさせるものである。
【0032】請求項20に係る発明は、請求項18或い
は請求項19の何れか1項に記載のオンライン販売シス
テムであって、前記取引情報は、購入或いはレンタルの
成約が成された商品を一意に識別可能な商品識別コード
と、該商品の購入或いはレンタルの契約を行った利用者
の会員番号と利用者端末アドレスと、該商品の料金決済
が成されたか否かを示す料金決済情報と、を少なくとも
含み、前記収納通知は、商品を収納したマルチボックス
装置を一意に識別可能なマルチボックス装置コードと、
前記商品識別コードと、前記料金決済情報と、を少なく
とも含むものである。
【0033】請求項21に係る発明は、請求項15に記
載のオンライン販売システムであって、前記物品収納装
置は、請求項13或いは請求項14の何れか1項に記載
のマルチボックス装置である。
【0034】請求項22に係る発明は、請求項21に記
載のオンライン販売システムであって、商品の購入或い
はレンタルを希望する利用者は、利用者の利用者端末か
ら販売サイトへアクセスして商品の検索を行い、希望す
る商品の購入或いはレンタルの契約を行うと、前記販売
サイトから該商品の購入或いはレンタルの成約を示す取
引情報がマルチボックス装置に送信され、前記マルチボ
ックス装置は前記取引情報を受信すると第2の入力操作
表示部に前記取引情報を表示し、前記取引情報を閲覧し
た係員が前記取引情報に記載の商品識別コードを、前記
第2の入力操作表示部への入力操作により入力すると、
前記マルチボックス装置の情報処理手段に該商品の収納
指示情報が入力され、前記マルチボックス装置の未使用
の何れかの収納部の正面の自動錠付扉が開かれ、該収納
部に該商品を収納して施錠すると、前記マルチボックス
装置は前記取引情報に記載の利用者端末に対して該商品
の収納通知を送信し、前記利用者端末によって前記収納
通知を閲覧した前記利用者が前記マルチボックス装置の
第1の入力操作表示部から、前記利用者の会員番号、会
員パスワード及び該商品の商品識別コードを入力し、該
商品の料金決済が未決済である場合には更に前記第1の
入力操作部への現金投入或いはクレジットカードの読み
取りによる料金決済を行うと、前記マルチボックス装置
の情報処理手段に該商品の取出し指示情報が入力され、
前記マルチボックス装置は該商品が収納されている収納
部の正面の自動錠付扉の施錠を解除して該商品の取り出
しを可能とさせるものである。
【0035】請求項23に係る発明は、請求項21に記
載のオンライン販売システムであって、商品の購入或い
はレンタルを希望する利用者は、利用者の利用者端末か
ら販売サイトへアクセスして商品の検索を行い、希望す
る商品の購入或いはレンタルの契約を行うと、前記販売
サイトから該商品の購入或いはレンタルの成約を示す取
引情報がマルチボックス装置に送信され、前記マルチボ
ックス装置は前記取引情報を受信すると第2の入力操作
表示部に前記取引情報を表示し、前記取引情報を閲覧し
た係員が前記取引情報に記載の商品識別コードを、前記
第2の入力操作表示部への入力操作により入力すると、
前記マルチボックス装置の情報処理手段に該商品の収納
指示情報が入力され、前記マルチボックス装置の未使用
の何れかの収納部の正面の自動錠付扉が開かれ、該収納
部に該商品を収納して施錠すると、前記マルチボックス
装置は前記取引情報に記載の利用者端末に対して該商品
の収納通知を送信し、前記利用者端末によって前記収納
通知を閲覧した前記利用者が、前記収納通知を記憶した
前記利用者端末を前記マルチボックス装置の通信手段に
接続することにより、前記マルチボックス装置に対して
前記利用者の会員番号、会員パスワード及び該商品の商
品識別コードを入力し、該商品の料金決済が未決済であ
る場合には更に第1の入力操作部への現金投入或いはク
レジットカードの読み取りによる料金決済を行うと、前
記マルチボックス装置の情報処理手段に該商品の取出し
指示情報が入力され、前記マルチボックス装置は該商品
が収納されている収納部の正面の自動錠付扉の施錠を解
除して該商品の取り出しを可能とさせるものである。
【0036】請求項24に係る発明は、請求項22或い
は請求項23の何れか1項に記載のオンライン販売シス
テムであって、前記取引情報は、購入或いはレンタルの
成約が成された商品を一意に識別可能な商品識別コード
と、該商品の購入或いはレンタルの契約を行った利用者
の会員番号と利用者端末アドレスと、該商品の料金決済
が成されたか否かを示す料金決済情報と、を少なくとも
含み、前記収納通知は、商品を収納したマルチボックス
装置を一意に識別可能なマルチボックス装置コードと、
前記商品識別コードと、前記料金決済情報と、を少なく
とも含むものである。
【0037】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0038】図1は、本発明のマルチボックス装置を用
いたオンライン販売システムの一実施形態を示すブロッ
ク図である。
【0039】図1に示す本実施の形態は、通信ネットワ
ークとしてのインターネット500と、インターネット
500に接続されインターネット500上に商品の販売
或いはレンタルを行う販売サイト200を開設する販売
装置250と、インターネット500に接続され販売サ
イト200へのアクセス機能と電子メール送受信機能と
から成るアクセス手段を備えた複数の利用者端末300
と、インターネット500に接続され販売装置250の
販売サイト200からの商品の販売或いはレンタルの成
約を示す取引情報600を受信すると共に、取引情報6
00に関わる商品を収納可能な複数の収納部(収納ボッ
クス)を備えたマルチボックス装置100と、インター
ネット500に接続され販売装置250の販売サイト2
00が商品を販売或いはレンタルしたときの料金の決済
をクレジットカードで行うためのクレジットカード決済
機関400と、から構成されている。
【0040】マルチボックス装置100は、販売サイト
200が販売或いはレンタルする商品そのものを実際に
取り扱う店舗150内に設置されており、また、マルチ
ボックス装置100にて商品の料金決済をクレジットカ
ードで行う場合に備えて、クレジットカード決済機関4
00とインターネット500を介して接続されている。
【0041】販売装置250は、ワークステーション・
サーバ等の情報処理装置によって構成され、WWWサー
バ(World Wide Web server)と
しての機能を有し、インターネット500上に販売サイ
ト200を開設する。販売サイト200では、店舗15
0で取り扱っている商品を全てWWWによってオンライ
ンで検索・閲覧することが可能であり、希望する商品の
購入或いはレンタルの契約を行うことが可能となってい
る。また、商品の購入或いはレンタルの契約が行われた
場合に、その料金をクレジットカードで決済することを
可能とするために、クレジットカード決済機関400と
インターネット500を介して接続されている。
【0042】利用者端末300は、本システムによって
商品の購入或いはレンタルを希望する利用者350が使
用する端末装置である。利用者端末300は、インター
ネット500上の販売サイト200へのアクセス機能
(例えばWWWブラウザ(World Wide We
b browser)などにより実現される。)と電子
メール送受信機能とから成るアクセス手段を備えた端末
装置であり、パーソナルコンピュータや、携帯端末とし
てのノートパソコン、携帯電話、PHS(Person
al Handyphone System)端末、P
DA(Personal Digital Assis
tance)、などである。利用者端末300が携帯端
末である場合には、該携帯端末に、他の電子機器との通
信機能、例えば、他の電子機器への接続コネクタや、或
いは、赤外線を利用するIrDA(infrared
data association)規格による近距離
無線通信部或いは指向性のない無線方式であるBlue
tooth規格による近距離無線通信部、が備えられて
いる。但し、該携帯端末に備えられる他の電子機器との
通信機能は、本システムをより便利に使用可能とするも
のであるため、これを備えていない携帯端末であっても
良い。
【0043】マルチボックス装置100は、商品を収納
可能な収納部(収納ボックス)を複数備えた商品収納装
置であり、各収納部は正面側と背面側の両面に自動錠付
扉を備えている。そして、店舗150の係員が背面側の
自動錠付扉を開閉して商品を収納部に収納することが可
能で、該商品を該収納部から取り出したい利用者350
は、該収納部の正面側の自動錠付扉を開いて該商品を取
り出せるよう構成されている。
【0044】そして、マルチボックス装置100は、さ
らに、インターネット500や携帯端末と接続するため
の通信手段と、通信手段に接続された情報処理手段を備
えており、情報処理手段は各収納部の自動錠付扉の開閉
を制御するため各自動錠付扉に接続されている。情報処
理手段は、通信手段を介して販売装置250の販売サイ
ト200から取引情報600を受信して表示する機能
や、取引情報600に記載の商品が何れかの収納部に収
納されると、該商品が収納部に収納された事を通知する
収納通知700を取引情報600に記載の利用者端末3
00に通知する機能、及び収納通知700に記載の該商
品に関する取出し指示情報を入力されると該商品の収納
されている収納部の施錠を解除して該商品の取り出しを
可能とさせる機能、などを備えている。マルチボックス
装置100については、後に図2、3、4を参照して詳
述する。
【0045】クレジットカード決済機関400は、ワー
クステーション・サーバ等の情報処理装置によって構成
され、クレジットカード或いはデビットカードやプリペ
イドカードなど支払い専用カードによる商品の代金決済
を可能とするための装置であり、インターネット500
を介して、販売サイト200及びマルチボックス装置1
00と接続されている。
【0046】次に、図1に示した本実施形態の動作につ
いて説明する。
【0047】先ず、本システムにより商品の購入或いは
レンタル(以後、購入或いはレンタルをおこなうこと
を、購入と略記する)を行うことを希望する利用者35
0は、自己の利用者端末300から販売サイト200に
アクセスし、販売サイト200の会員になる手続きを行
う。販売サイト200からは、該利用者端末300に対
して該利用者350を一意に識別可能な会員番号と会員
パスワードが通知される。この会員番号と会員パスワー
ドは、それ以降、該利用者350が販売サイト200に
アクセスして商品の購入を行う際に、及びマルチボック
ス装置100の設置してある店舗150に出向いて購入
商品を引き取る際に必ず使用されるものである。
【0048】販売サイト200の会員である利用者35
0は、自己の利用者端末300から販売サイト200に
アクセスし、希望する商品の検索・閲覧を行い、購入を
行いたい商品の購入契約を行う(図1の800)。購入
契約を行った際に、該購入商品の料金決済の方法につい
ても契約し、購入契約と同時にクレジットカード(クレ
ジットカード或いはデビットカード、プリペイドカード
など)での料金決済を行ってしまう場合には、その手続
きも同時に行う。
【0049】販売サイト200は、商品の購入契約が成
されると、該商品を一意に識別可能な商品識別コードを
生成すると共に、該商品識別コードと、購入契約を行っ
た利用者350の会員番号と、利用者端末300の利用
者端末アドレスと、購入商品の料金決済が成されている
か否かを示す料金決済情報と、購入契約された商品の商
品名及び数量、などを含む取引情報600を生成して、
この取引情報600をマルチボックス装置100へ送信
する。商品購入契約と同時にクレジットカードでの料金
決済がなされる場合には、クレジットカード決済機関4
00と通信し、クレジットカードでの料金決済手続きを
行う(図1の810)。
【0050】マルチボックス装置100は、販売サイト
200からの取引情報600を受信すると、取引情報6
00の内容を自マルチボックス装置100に備えられて
いる表示装置に表示する。取引情報600の内容がマル
チボックス装置100の設置してある店舗150の係員
に閲覧されると、該係員は取引情報600に記載の商品
を取り揃え、マルチボックス装置100の未使用の収納
部の背面側の自動錠付扉を開けて商品を収納し施錠する
(図1の820)。
【0051】マルチボックス装置100の何れかの収納
部に商品が収納されると、マルチボックス装置100
は、該商品がマルチボックス装置100に収納された旨
を通知する収納通知700を生成し、該収納通知700
を取引情報600に記載の利用者端末アドレスを有する
利用者端末300に電子メールで通知する。収納通知7
00には、商品を収納したマルチボックス装置100を
一意に識別可能なマルチボックス装置コードと、取引情
報600に記載の商品識別コードと料金決済情報とが含
まれている。マルチボックス装置コードは、マルチボッ
クス装置100が複数設置されている場合、例えば1つ
の店舗150内に複数のマルチボックス装置100が設
置されている場合、或いは、店舗150がチェーン店で
あって各店舗150にそれぞれマルチボックス装置10
0が設置されている場合に、何れのマルチボックス装置
100に商品が収納されたかを利用者350が識別する
ために用いられるものである。
【0052】収納通知700を利用者端末300で受信
した利用者350は、マルチボックス装置100が設置
されている店舗150に出向いて、マルチボックス装置
100に対して、商品をマルチボックス装置100から
取り出すための取出し指示情報として利用者350の会
員番号と会員パスワード、及び収納通知700に記載さ
れていた商品識別コードを入力する(図1の830)。
マルチボックス装置100は、該商品識別コードで識別
される商品が収納されている収納部の正面側の自動錠付
扉の施錠を解除するので、利用者350は該収納部から
購入商品を取り出して引き取る(図1の840)。な
お、利用者350が取出し指示情報を入力した際に、該
商品の料金が未決済である場合には、マルチボックス装
置100はその旨を表示するので、利用者350はマル
チボックス装置100の備える料金決済部により、現金
又はクレジットカードによって料金決済を行うことによ
り収納部正面側の自動錠付扉の施錠が解除され、購入商
品を取り出すことが可能となる。クレジットカードでの
料金決済がなされた場合には、マルチボックス装置10
0はクレジットカード決済機関400と通信し、クレジ
ットカードでの料金決済手続きを行う(図1の85
0)。
【0053】以上説明したように、本発明のマルチボッ
クス装置を用いたオンライン販売システムは、商品の購
入或いはレンタルを希望する利用者が、自宅から或いは
移動中であってもインターネットに接続できる環境であ
れば何処からでも店舗に足を運ぶことなく、希望の商品
の検索及び購入またはレンタルの手続きが容易に行え、
かつ、商品の受け取りにあたってもマルチボックス装置
の背面側から収納された商品を正面側から取り出すこと
ができるので、店舗の係員とも接触することなく完全な
無人化取引が可能となり、利用者のプライバシーが保た
れるという効果を有している。また、店舗側としても、
従来必要であった会員証などが不要となったので、会員
証の確認業務や会員証の紛失などによって生ずるトラブ
ルが無くなると共に、料金決済も無人化されるため、レ
ジ業務なども不要となり、大幅な業務効率化がなされる
という効果を有している。
【0054】次に、図2、図3を参照して、本発明のマ
ルチボックス装置100について詳細に説明する。
【0055】図2はマルチボックス装置の一例を示す正
面側の外観図であり、図3はマルチボックス装置の背面
側の外観図である。
【0056】図2及び図3において、マルチボックス装
置100は、商品或いは物品を収納し引き渡し等を行う
ための収納部(収納ボックス)10を、複数n個(収納
部10−1〜収納部10−n)備えた商品収納装置であ
り、マルチボックス装置100には情報処理手段90が
内蔵されている。各収納部10には、正面側の自動錠付
扉21と背面側の自動錠付扉22とが取り付けられてお
り、各自動錠付扉21及び自動錠付扉22はそれぞれ情
報処理手段90と接続されており、情報処理手段90の
制御によって自動開閉とロックが行われるようになって
いる。
【0057】また、マルチボックス装置100は、イン
ターネットや携帯端末と接続するための通信手段70を
内蔵しており、通信手段70は情報処理部90と接続さ
れている。
【0058】通信手段70は、一般加入回線網73と接
続するための一般加入回線接続部75と、移動体通信網
83と接続するための移動体通信回線接続部80と、携
帯端末と接続するための携帯端末接続部85と、から構
成されている。一般加入回線網73とは、ダイヤルアッ
プアナログ電話回線、ISDN回線、光ファイバー網、
*DSL回線、専用回線等であり、移動体通信網83と
は、携帯電話通信網やPHS回線網等である。
【0059】携帯端末接続部85は、ノートパソコン、
携帯電話、PHS端末、PDAなどの携帯端末が記憶し
ている携帯端末内部情報を読み取るために備えられたイ
ンターフェースであり、携帯端末とコネクタ或いはケー
ブルを介して直接接続するための携帯端末接続コネクタ
87と、IrDA規格による近距離無線通信或いはBl
uetooth規格による近距離無線通信にて携帯端末
と無線接続するための特定無線送受信部86と、から構
成されている。
【0060】マルチボックス装置100は、さらに、情
報処理手段90に対して商品の取出し指示情報を入力さ
せるための第1の入力操作表示部60をマルチボックス
装置100の正面側に備えている(図2)。商品の取出
し指示情報は、何れかの収納部10に収納されている商
品を、マルチボックス装置100の利用者が取り出すた
めに入力する情報である。第1の入力操作表示部60
は、商品の取出し指示情報を発生させるための利用者の
会員番号、会員パスワード、商品識別コードなどのデー
タを入力するためのテンキー61と、商品の料金決済を
行うための料金決済部65と、テンキー61から入力さ
れたデータや料金決済部65が出力する料金データなど
を表示するための表示部62と、から構成されている。
【0061】料金決済部65は、現金で料金決済を行う
ための現金投入部66と、クレジットカードで料金決済
を行うためのカードリーダ装置67と、から構成されて
いる。
【0062】またさらに、マルチボックス装置100
は、情報処理手段90に対して商品の収納指示情報を入
力させるための第2の入力操作表示部40をマルチボッ
クス装置100の背面側に備えている(図3)。商品の
収納指示情報は、何れかの未使用の収納部10に商品を
収納するために、マルチボックス装置100を設置して
いる店舗の係員が商品を収納するために入力する情報で
ある。第2の入力操作表示部40は、商品の収納指示情
報を発生させるための商品識別コードなどのデータや、
マルチボックス装置100の動作状況の監視や制御のた
めのデータを入力するためのキー入力装置45と、キー
入力装置45から入力されたデータやマルチボックス装
置100の各部の動作状況或いは情報処理手段90が受
信した商品の取引情報などを表示する表示装置50と、
から構成されている。
【0063】情報処理手段90は、通信手段70を介し
てインターネット上の例えば販売サイトなどと接続可能
であり、販売サイトから商品の販売或いはレンタルの成
約を示す取引情報(図1に示した取引情報600)を受
信すると、該取引情報を第2の入力操作表示部40の表
示装置50に表示させる機能を備えている。また、情報
処理手段90は、第2の入力操作表示部40のキー入力
装置45から、商品の収納指示情報を入力されると、何
れかの未使用の収納部10の背面側の自動錠付扉22を
開閉して、商品を該収納部10に収納させて該収納部1
0の自動錠付扉22を施錠する機能を備えると共に、商
品が前記の収納部10に収納されると、該商品が収納部
10に収納された事を通知する収納通知(図1に示した
収納通知700)を生成して、これを前記の取引情報に
記載の利用者端末(図1に示した利用者端末300)に
電子メールにて通知する機能を備えている。さらに、情
報処理手段90は、第1の入力操作表示部60或いは携
帯端末接続部85から、商品をマルチボックス装置10
0から取り出すための取出し指示情報としての会員番
号、会員パスワード、及び商品識別コード(図1の83
0に示した会員番号、会員パスワード、商品識別コー
ド)を入力されると、該商品識別コードで識別される商
品が収納されている収納部10の正面側の自動錠付扉2
1の施錠を解除して、該商品を取り出すことを可能とさ
せる機能、を備えている。
【0064】またさらに、情報処理手段90は、通信手
段70を介して他のマルチボックス装置100や、或い
は複数のマルチボックス装置100の運用を一元管理す
るデータセンター等と相互通信を行うネットワーク機能
を備えている。ネットワーク機能を備えることにより、
データセンターでは、会員の個人情報や商品情報或いは
会員の履歴情報などを一元管理することが可能となり、
これらの情報を利用して利用者の好みの商品などの広告
をメール配信するといったマーケティングにも応用可能
となる。
【0065】なお、マルチボックス装置100は、マル
チボックス装置100を設置する店舗内の壁面として設
置されるので、背面側から商品を収納する店舗の係員
と、正面側から商品を取り出す利用者とが、接触するこ
となく商品の引き渡しを行うことが可能となる。
【0066】次に、本発明のマルチボックス装置100
の動作について詳細に説明する。
【0067】図2及び図3にて示したマルチボックス装
置100は、図1に示したオンライン販売システムの中
での運用が行われているものとする。
【0068】マルチボックス装置100は、インターネ
ット500上の販売サイト200から、ある商品の販売
或いはレンタルの成約を示す取引情報(図1に示した取
引情報600)を受信すると、該取引情報が通信手段7
0と情報処理手段90を介して表示装置50に表示され
る。該取引情報には取引契約(購入契約)された商品の
商品識別コードと商品名や数量、及び、購入契約を行っ
た利用者350の会員番号と、利用者350の利用者端
末300の利用者端末アドレスと、購入商品の料金決済
が成されているか否かを示す料金決済情報などが明示さ
れている。
【0069】この取引情報を表示装置50で参照・閲覧
したマルチボックス装置100を設置している店舗15
0の係員は、該商品の商品名と数量から該商品を取り揃
え、必要であれば該商品の包装を行って、該商品をマル
チボックス装置100に収納するため、キー入力装置4
5を操作して商品識別コードなどの収納指示情報を入力
する。収納指示情報が入力されると、マルチボックス装
置100の情報処理手段90は、未使用の何れかの収納
部10の背面側の自動錠付扉22のロックを解除して、
該自動錠付扉22を開くので、係員は該商品を該収納部
10に収納して該収納部10を施錠する。
【0070】すると、マルチボックス装置100の情報
処理部90は、該商品がマルチボックス装置100に収
納された旨を通知する収納通知(図1に示した収納通知
700)を生成し、該収納通知を前記取引情報に記載の
利用者端末アドレスを有する利用者端末300に電子メ
ールで通知する。該収納通知には、商品を収納したマル
チボックス装置100を一意に識別可能なマルチボック
ス装置コードと、前記取引情報に記載の商品識別コード
と料金決済情報とが含まれている。
【0071】該収納通知を利用者端末300で受信した
利用者350は、マルチボックス装置100が設置され
ている店舗150に出向いて、マルチボックス装置10
0に対して、商品をマルチボックス装置100から取り
出すための取出し指示情報として、利用者350の会員
番号と会員パスワード、及び該収納通知に記載されてい
た商品識別コードを入力する(図1の830)。
【0072】取出し指示情報の入力は、以下の3種類の
方法のうちの何れか1つの方法で行う。第1の方法は、
利用者端末300が携帯端末であって、かつ、他の電子
機器との接続コネクタを備えている場合に、該携帯端末
をマルチボックス装置100の携帯端末接続コネクタ8
7とコネクタ接続し、該携帯端末内に記憶されている会
員番号と会員パスワードと商品識別コードとをマルチボ
ックス装置100に入力する。第2の方法は、利用者端
末300が携帯端末であって、かつ、近距離無線通信部
を備えている場合に、該携帯端末をマルチボックス装置
100の特定無線送受信部86と無線接続し、該携帯端
末内に記憶されている会員番号と会員パスワードと商品
識別コードとをマルチボックス装置100に入力する。
第3の方法は、マルチボックス装置100のテンキー6
1から利用者350自身が記憶している会員番号と会員
パスワードと商品識別コードとをマルチボックス装置1
00に入力する。
【0073】マルチボックス装置100の情報処理部9
0は、入力された取出し指示情報を解析し、取出し指示
情報の商品識別コードで識別される商品が収納されてい
る収納部10の正面側の自動錠付扉21の施錠を解除す
るので、利用者350は該収納部10から購入商品を取
り出して引き取る(図1の840)。なお、利用者35
0が取出し指示情報を入力した際に、該商品の料金が未
決済である場合には、マルチボックス装置100の表示
部62にその旨が表示されるので、利用者350はマル
チボックス装置100の備える料金決済部65により、
購入商品の料金決済を行う。現金にて料金決済を行う場
合は、現金投入部66に現金を投入して料金決済を行
い、クレジットカードによって料金決済を行う場合は、
カードリーダ装置67からクレジットカードを読み込ま
せることにより料金決済を行う。クレジットカードでの
料金決済がなされた場合には、マルチボックス装置10
0の情報処理部90は、通信手段70を介してクレジッ
トカード決済機関400と通信し、クレジットカードで
の料金決済手続きを行う(図1の850)。
【0074】以上、詳細に説明したように、図2及び図
3に示した本発明のマルチボックス装置は、店舗の壁面
として設置されたマルチボックス装置の背面側、すなわ
ち店舗の内側から商品を収納し、店舗の外側である正面
側から商品の取り出しが行えるため、店舗の係員と利用
者とが接触することなく商品の受け渡しが行えるので、
利用者のプライバシーが完全に保たれるという効果を有
している。
【0075】次に、図4を参照して、本発明のマルチボ
ックス装置の第2の実施形態について説明する。
【0076】図4は、マルチボックス装置の第2の実施
形態を示す正面側の外観図である。なお、図4は、図2
及び図3で示したマルチボックス装置100における入
力操作表示の各機能を、正面側だけで全て行えるように
構成したものであり、従って図4において、図2及び図
3に示す構成要素に対応するものは同一の参照数字また
は符号を付し、その説明を省略する。
【0077】図4において、マルチボックス装置101
が、図2及び図3に示したマルチボックス装置100と
異なる点は、複数n個の収納部10が正面側だけに自動
錠付扉21を備え(従って背面側には扉を備えていな
い)、かつ、第2の入力操作表示部40(すなわち、キ
ー入力装置45と表示装置50)が正面側に備えられて
いる点だけであり、その他の構成は図2及び図3と同等
である。
【0078】このような構成とすることにより、マルチ
ボックス装置101への商品の収納及び取り出しを、各
収納部10の正面側の自動錠付扉21の開閉により行わ
せることを可能とし、また、マルチボックス装置101
の各部の動作状況の監視・制御や、情報処理手段90が
受信した商品の取引情報などの表示を、マルチボックス
装置101の正面側に備えられた第2の入力操作表示部
にて行うことを可能とするものである。
【0079】図4に示したマルチボックス装置101
は、マルチボックス装置101の背面側を店舗内に既設
の壁面に沿わせて設置する場合に有用な形態であり、既
設の店舗内のスペースを有効に活用できる形態である。
【0080】以上、マルチボックス装置100と101
の2つの実施形態について詳細に説明したが、情報処理
手段90及び第2の入力操作表示部40(すなわち、キ
ー入力装置45と表示装置50)は、一般のパーソナル
コンピュータやキヨスク端末に所定のアプリケーション
ソフトウエアをインストールすることによって、代用す
ることが可能である。
【0081】また、マルチボックス装置100或いは1
01は、商品の販売或いはレンタルに利用するだけでな
く、例えば、以下に示すような形態での利用が可能であ
る。この場合、機能的には上述した通りであるが、外観
イメージについては収納部10などの大きさや配列など
は図2、図3、図4に示したものに準ずる物では無い。
【0082】第1の他の利用法として、金融機関におけ
る窓口取引において、金融機関職員と接触することなく
現金等の受け渡しを行う。これにより、利用者のプライ
バシーが守られる。
【0083】第2の他の利用法として、レストランや食
堂などでのセルフサービスに利用する場合、各収納部1
0を保温や保冷の可能な構造とし、予約したメニューが
保温状態或いは保冷状態で受け渡し可能となる。
【0084】第3の他の利用法として、催し物や結婚式
などにおけるクロークとしての利用や、忘れ物の引渡し
などに利用し、従来手渡ししていた物品を携帯端末等で
認証の上、受け渡しが可能となる。これにより、クロー
ク等での混雑解消が可能となる。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマルチボ
ックス装置及びこれを用いたオンライン販売システム
は、携帯端末やパーソナルコンピュータなど、インター
ネットに接続可能な利用者端末からのオンライン販売を
可能とすると共に、オンラインで販売された商品を、無
人で利用者に受け渡すことを可能とするので、利用者の
プライバシーが守られるという効果を有している。
【0086】また、この結果、プライバシーが守られな
かったために店舗から離れていた利用者を増すことが可
能となり店舗側に売上増をもたらすという効果を有し、
店舗の業務効率化に寄与するという効果を有している。
【0087】さらに、複数の事業者が本システムを共同
運営することにより、多品種を取り扱う店舗の運営が可
能となり、24時間営業であるため利用者を更に増すこ
とが出来るという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマルチボックス装置を用いたオンライ
ン販売システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】マルチボックス装置の一例を示す正面側の外観
図である。
【図3】マルチボックス装置の背面側の外観図である。
【図4】マルチボックス装置の第2の実施形態を示す正
面側の外観図である。
【符号の説明】
10 収納部 21 自動錠付扉 22 自動錠付扉 40 第2の入力操作表示部 45 キー入力装置 50 表示装置 60 第1の入力操作表示部 61 テンキー 62 表示部 65 料金決済部 66 現金投入部 67 カードリーダ装置 70 通信手段 73 一般加入回線網 75 一般加入回線接続部 80 移動体通信回線接続部 83 移動体通信網 85 携帯端末接続部 86 特定無線送受信部 87 携帯端末接続コネクタ 90 情報処理手段 100 マルチボックス装置 101 マルチボックス装置 150 店舗 200 販売サイト 250 販売装置 300 利用者端末 350 利用者 400 クレジットカード決済機関 500 インターネット 600 取引情報 700 収納通知
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07F 17/00 G07F 17/00 A

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収納可能で、かつ、正面と背面の
    両面に自動錠付扉を備えた収納部を複数備えた物品収納
    装置であって、前記物品収納装置は、さらに、インター
    ネットや携帯端末と接続するための通信手段と、前記通
    信手段に接続され、前記通信手段から物品の取引情報を
    受信すると共に、前記物品の収納指示情報を受信すると
    何れかの前記収納部の背面の自動錠付扉を開閉して前記
    物品を前記収納部に収納させて施錠し、前記物品の取出
    し指示情報を受信すると前記物品が収納されている何れ
    かの前記収納部の正面の自動錠付扉の施錠を解除して前
    記物品を取り出すことを可能とさせる情報処理手段と、
    を備えることを特徴とするマルチボックス装置。
  2. 【請求項2】 物品を収納可能で、かつ、正面に自動錠
    付扉を備えた収納部を複数備えた物品収納装置であっ
    て、前記物品収納装置は、さらに、インターネットや携
    帯端末と接続するための通信手段と、前記通信手段に接
    続され、前記通信手段から物品の取引情報を受信すると
    共に、前記物品の収納指示情報を受信すると何れかの前
    記収納部の自動錠付扉を開閉して前記物品を前記収納部
    に収納させて施錠し、前記物品の取出し指示情報を受信
    すると前記物品が収納されている何れかの前記収納部の
    自動錠付扉の施錠を解除して前記物品を取り出すことを
    可能とさせる情報処理手段と、を備えることを特徴とす
    るマルチボックス装置。
  3. 【請求項3】 前記通信手段は、一般加入回線網と接続
    するための一般加入回線接続部と、移動体通信網と接続
    するための移動体通信回線接続部と、携帯端末と接続す
    るための携帯端末接続部と、から構成されることを特徴
    とする請求項1或いは請求項2の何れか1項に記載のマ
    ルチボックス装置。
  4. 【請求項4】 前記携帯端末接続部は、携帯端末とコネ
    クタ或いはケーブルを介して有線接続するための携帯端
    末接続コネクタと、携帯端末と近距離無線通信で無線接
    続するための特定無線送受信部と、から構成されること
    を特徴とする請求項3に記載のマルチボックス装置。
  5. 【請求項5】 前記携帯端末接続部は、携帯端末とコネ
    クタ或いはケーブルを介して有線接続するための携帯端
    末接続コネクタ、或いは、携帯端末と近距離無線通信で
    無線接続するための特定無線送受信部、から構成される
    ことを特徴とする請求項3に記載のマルチボックス装
    置。
  6. 【請求項6】 前記マルチボックス装置は、前記取出し
    指示情報を発生させるために、さらに、前記マルチボッ
    クス装置の正面に前記情報処理手段に接続される第1の
    入力操作表示部を備えることを特徴とする請求項1から
    請求項5の何れか1項に記載のマルチボックス装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の入力操作表示部は、前記取出
    し指示情報を発生させるための会員番号、会員パスワー
    ド、物品識別コードなどのデータを入力するためのテン
    キーと、前記マルチボックス装置の前記収納部から取り
    出す物品の料金決済を行うための料金決済部と、前記テ
    ンキーから入力したデータや前記料金決済部が出力する
    料金データなどを表示する表示部と、から構成されるこ
    とを特徴とする請求項6に記載のマルチボックス装置。
  8. 【請求項8】 前記料金決済部は、現金を投入すること
    により料金決済を行う現金投入部と、クレジットカード
    での料金決済を行うカードリーダ装置と、から構成され
    ることを特徴とする請求項7に記載のマルチボックス装
    置。
  9. 【請求項9】 前記マルチボックス装置は、前記収納指
    示情報を発生させるために、さらに、前記情報処理手段
    に接続される第2の入力操作表示部を備えることを特徴
    とする請求項1から請求項8の何れか1項に記載のマル
    チボックス装置。
  10. 【請求項10】 前記第2の入力操作表示部は、前記収
    納指示情報を発生させるためのデータや前記マルチボッ
    クス装置の動作状況の監視や制御のためのデータを入力
    するためのキー入力装置と、前記情報処理手段が受信し
    た物品の取引情報や前記マルチボックス装置の動作状況
    を表示する表示装置と、から構成されることを特徴とす
    る請求項9に記載のマルチボックス装置。
  11. 【請求項11】 物品を収納可能で、かつ、正面と背面
    の両面に自動錠付扉を備えた収納部を複数備えた物品収
    納装置であって、前記物品収納装置は、さらに、インタ
    ーネットや携帯端末と接続するための通信手段と、前記
    通信手段に接続され、前記通信手段から物品の取引情報
    を受信すると共に、前記物品の収納指示情報を受信する
    と何れかの前記収納部の背面の自動錠付扉を開閉して前
    記物品を前記収納部に収納させて施錠し、前記物品の取
    出し指示情報を受信すると前記物品が収納されている何
    れかの前記収納部の正面の自動錠付扉の施錠を解除して
    前記物品を取り出すことを可能とさせる情報処理手段
    と、前記情報処理手段に接続され、前記取出し指示情報
    を発生させるための前記物品収納装置の正面に備えられ
    る第1の入力操作表示部と、前記情報処理手段に接続さ
    れ、前記収納指示情報を発生させるための前記物品収納
    装置の背面に備えられる第2の入力操作表示部と、を備
    えることを特徴とするマルチボックス装置。
  12. 【請求項12】 前記通信手段は、一般加入回線網と接
    続するための一般加入回線接続部と、移動体通信網と接
    続するための移動体通信回線接続部と、携帯端末と接続
    するための携帯端末接続部と、から構成され、前記第1
    の入力操作表示部は、前記取出し指示情報を発生させる
    ための会員番号、会員パスワード、物品識別コードなど
    のデータを入力するためのテンキーと、前記マルチボッ
    クス装置の前記収納部から取り出す物品の料金決済を行
    うための料金決済部と、前記テンキーから入力したデー
    タや前記料金決済部が出力する料金データなどを表示す
    る表示部と、から構成され、前記第2の入力操作表示部
    は、前記収納指示情報を発生させるためのデータや前記
    マルチボックス装置の動作状況の監視や制御のためのデ
    ータを入力するためのキー入力装置と、前記情報処理手
    段が受信した物品の取引情報や前記マルチボックス装置
    の動作状況を表示する表示装置と、から構成される、こ
    とを特徴とする請求項11に記載のマルチボックス装
    置。
  13. 【請求項13】 物品を収納可能で、かつ、正面に自動
    錠付扉を備えた収納部を複数備えた物品収納装置であっ
    て、前記物品収納装置は、さらに、インターネットや携
    帯端末と接続するための通信手段と、前記通信手段に接
    続され、前記通信手段から物品の取引情報を受信すると
    共に、前記物品の収納指示情報を受信すると何れかの前
    記収納部の自動錠付扉を開閉して前記物品を前記収納部
    に収納させて施錠し、前記物品の取出し指示情報を受信
    すると前記物品が収納されている何れかの前記収納部の
    自動錠付扉の施錠を解除して前記物品を取り出すことを
    可能とさせる情報処理手段と、前記情報処理手段に接続
    され、前記取出し指示情報を発生させるための前記物品
    収納装置の正面に備えられる第1の入力操作部と、前記
    情報処理手段に接続され、前記収納指示情報を発生させ
    るための前記物品収納装置の正面に備えられる第2の入
    力操作表示部と、を備えることを特徴とするマルチボッ
    クス装置。
  14. 【請求項14】 前記通信手段は、一般加入回線網と接
    続するための一般加入回線接続部と、移動体通信網と接
    続するための移動体通信回線接続部と、携帯端末と接続
    するための携帯端末接続部と、から構成され、前記第1
    の入力操作表示部は、前記取出し指示情報を発生させる
    ための会員番号、会員パスワード、物品識別コードなど
    のデータを入力するためのテンキーと、前記マルチボッ
    クス装置の前記収納部から取り出す物品の料金決済を行
    うための料金決済部と、前記テンキーから入力したデー
    タや前記料金決済部が出力する料金データなどを表示す
    る表示部と、から構成され、前記第2の入力操作表示部
    は、前記収納指示情報を発生させるためのデータや前記
    マルチボックス装置の動作状況の監視や制御のためのデ
    ータを入力するためのキー入力装置と、前記情報処理手
    段が受信した物品の取引情報や前記マルチボックス装置
    の動作状況を表示する表示装置と、から構成される、こ
    とを特徴とする請求項13に記載のマルチボックス装
    置。
  15. 【請求項15】 通信ネットワークとしてのインターネ
    ットと、前記インターネットに接続され前記インターネ
    ット上に商品の販売或いはレンタルを行う販売サイトを
    開設する販売装置と、前記インターネットに接続され前
    記販売サイトへのアクセス機能と電子メール送受信機能
    とから成るアクセス手段を備えた複数の利用者端末と、
    前記インターネットに接続され前記販売装置からの商品
    の販売或いはレンタルの成約を示す取引情報を受信する
    と共に、前記取引情報に関わる商品を収納可能な複数の
    収納部を備えた物品収納装置と、から成るオンライン販
    売システムであって、前記物品収納装置は、前記販売装
    置の開設する前記販売サイトからの取引情報を受信して
    表示すると共に、前記取引情報に記載の商品が何れかの
    前記収納部に収納されると、該商品の収納通知を前記取
    引情報に記載の利用者端末に通知し、前記収納通知に記
    載の該商品に関する商品取出し指示情報を入力されると
    該商品の収納されている該収納部の施錠を解除して該商
    品の取り出しを可能とさせる、ことを特徴とするオンラ
    イン販売システム。
  16. 【請求項16】 前記物品収納装置は、請求項1から請
    求項10の何れか1項に記載のマルチボックス装置であ
    る、ことを特徴とする請求項15に記載のオンライン販
    売システム。
  17. 【請求項17】 前記物品収納装置は、請求項11或い
    は請求項12の何れか1項に記載のマルチボックス装置
    である、ことを特徴とする請求項15に記載のオンライ
    ン販売システム。
  18. 【請求項18】 商品の購入或いはレンタルを希望する
    利用者は、利用者の利用者端末から販売サイトへアクセ
    スして商品の検索を行い、希望する商品の購入或いはレ
    ンタルの契約を行うと、前記販売サイトから該商品の購
    入或いはレンタルの成約を示す取引情報がマルチボック
    ス装置に送信され、前記マルチボックス装置は前記取引
    情報を受信すると第2の入力操作表示部に前記取引情報
    を表示し、前記取引情報を閲覧した係員が前記取引情報
    に記載の商品識別コードを、前記第2の入力操作表示部
    への入力操作により入力すると、前記マルチボックス装
    置の情報処理手段に該商品の収納指示情報が入力され、
    前記マルチボックス装置の未使用の何れかの収納部の背
    面の自動錠付扉が開かれ、該収納部に該商品を収納して
    施錠すると、前記マルチボックス装置は前記取引情報に
    記載の利用者端末に対して該商品の収納通知を送信し、
    前記利用者端末によって前記収納通知を閲覧した前記利
    用者が前記マルチボックス装置の第1の入力操作表示部
    から、前記利用者の会員番号、会員パスワード及び該商
    品の商品識別コードを入力し、該商品の料金決済が未決
    済である場合には更に前記第1の入力操作部への現金投
    入或いはクレジットカードの読み取りによる料金決済を
    行うと、前記マルチボックス装置の情報処理手段に該商
    品の取出し指示情報が入力され、前記マルチボックス装
    置は該商品が収納されている収納部の正面の自動錠付扉
    の施錠を解除して該商品の取り出しを可能とさせる、こ
    とを特徴とする請求項17に記載のオンライン販売シス
    テム。
  19. 【請求項19】 商品の購入或いはレンタルを希望する
    利用者は、利用者の利用者端末から販売サイトへアクセ
    スして商品の検索を行い、希望する商品の購入或いはレ
    ンタルの契約を行うと、前記販売サイトから該商品の購
    入或いはレンタルの成約を示す取引情報がマルチボック
    ス装置に送信され、前記マルチボックス装置は前記取引
    情報を受信すると第2の入力操作表示部に前記取引情報
    を表示し、前記取引情報を閲覧した係員が前記取引情報
    に記載の商品識別コードを、前記第2の入力操作表示部
    への入力操作により入力すると、前記マルチボックス装
    置の情報処理手段に該商品の収納指示情報が入力され、
    前記マルチボックス装置の未使用の何れかの収納部の背
    面の自動錠付扉が開かれ、該収納部に該商品を収納して
    施錠すると、前記マルチボックス装置は前記取引情報に
    記載の利用者端末に対して該商品の収納通知を送信し、
    前記利用者端末によって前記収納通知を閲覧した前記利
    用者が、前記収納通知を記憶した前記利用者端末を前記
    マルチボックス装置の通信手段に接続することにより、
    前記マルチボックス装置に対して前記利用者の会員番
    号、会員パスワード及び該商品の商品識別コードを入力
    し、該商品の料金決済が未決済である場合には更に第1
    の入力操作部への現金投入或いはクレジットカードの読
    み取りによる料金決済を行うと、前記マルチボックス装
    置の情報処理手段に該商品の取出し指示情報が入力さ
    れ、前記マルチボックス装置は該商品が収納されている
    収納部の正面の自動錠付扉の施錠を解除して該商品の取
    り出しを可能とさせる、ことを特徴とする請求項17に
    記載のオンライン販売システム。
  20. 【請求項20】 前記取引情報は、購入或いはレンタル
    の成約が成された商品を一意に識別可能な商品識別コー
    ドと、該商品の購入或いはレンタルの契約を行った利用
    者の会員番号と利用者端末アドレスと、該商品の料金決
    済が成されたか否かを示す料金決済情報と、を少なくと
    も含み、前記収納通知は、商品を収納したマルチボック
    ス装置を一意に識別可能なマルチボックス装置コード
    と、前記商品識別コードと、前記料金決済情報と、を少
    なくとも含む、ことを特徴とする請求項18或いは請求
    項19の何れか1項に記載のオンライン販売システム。
  21. 【請求項21】 前記物品収納装置は、請求項13或い
    は請求項14の何れか1項に記載のマルチボックス装置
    である、ことを特徴とする請求項15に記載のオンライ
    ン販売システム。
  22. 【請求項22】 商品の購入或いはレンタルを希望する
    利用者は、利用者の利用者端末から販売サイトへアクセ
    スして商品の検索を行い、希望する商品の購入或いはレ
    ンタルの契約を行うと、前記販売サイトから該商品の購
    入或いはレンタルの成約を示す取引情報がマルチボック
    ス装置に送信され、前記マルチボックス装置は前記取引
    情報を受信すると第2の入力操作表示部に前記取引情報
    を表示し、前記取引情報を閲覧した係員が前記取引情報
    に記載の商品識別コードを、前記第2の入力操作表示部
    への入力操作により入力すると、前記マルチボックス装
    置の情報処理手段に該商品の収納指示情報が入力され、
    前記マルチボックス装置の未使用の何れかの収納部の正
    面の自動錠付扉が開かれ、該収納部に該商品を収納して
    施錠すると、前記マルチボックス装置は前記取引情報に
    記載の利用者端末に対して該商品の収納通知を送信し、
    前記利用者端末によって前記収納通知を閲覧した前記利
    用者が前記マルチボックス装置の第1の入力操作表示部
    から、前記利用者の会員番号、会員パスワード及び該商
    品の商品識別コードを入力し、該商品の料金決済が未決
    済である場合には更に前記第1の入力操作部への現金投
    入或いはクレジットカードの読み取りによる料金決済を
    行うと、前記マルチボックス装置の情報処理手段に該商
    品の取出し指示情報が入力され、前記マルチボックス装
    置は該商品が収納されている収納部の正面の自動錠付扉
    の施錠を解除して該商品の取り出しを可能とさせる、こ
    とを特徴とする請求項21に記載のオンライン販売シス
    テム。
  23. 【請求項23】 商品の購入或いはレンタルを希望する
    利用者は、利用者の利用者端末から販売サイトへアクセ
    スして商品の検索を行い、希望する商品の購入或いはレ
    ンタルの契約を行うと、前記販売サイトから該商品の購
    入或いはレンタルの成約を示す取引情報がマルチボック
    ス装置に送信され、前記マルチボックス装置は前記取引
    情報を受信すると第2の入力操作表示部に前記取引情報
    を表示し、前記取引情報を閲覧した係員が前記取引情報
    に記載の商品識別コードを、前記第2の入力操作表示部
    への入力操作により入力すると、前記マルチボックス装
    置の情報処理手段に該商品の収納指示情報が入力され、
    前記マルチボックス装置の未使用の何れかの収納部の正
    面の自動錠付扉が開かれ、該収納部に該商品を収納して
    施錠すると、前記マルチボックス装置は前記取引情報に
    記載の利用者端末に対して該商品の収納通知を送信し、
    前記利用者端末によって前記収納通知を閲覧した前記利
    用者が、前記収納通知を記憶した前記利用者端末を前記
    マルチボックス装置の通信手段に接続することにより、
    前記マルチボックス装置に対して前記利用者の会員番
    号、会員パスワード及び該商品の商品識別コードを入力
    し、該商品の料金決済が未決済である場合には更に第1
    の入力操作部への現金投入或いはクレジットカードの読
    み取りによる料金決済を行うと、前記マルチボックス装
    置の情報処理手段に該商品の取出し指示情報が入力さ
    れ、前記マルチボックス装置は該商品が収納されている
    収納部の正面の自動錠付扉の施錠を解除して該商品の取
    り出しを可能とさせる、ことを特徴とする請求項21に
    記載のオンライン販売システム。
  24. 【請求項24】 前記取引情報は、購入或いはレンタル
    の成約が成された商品を一意に識別可能な商品識別コー
    ドと、該商品の購入或いはレンタルの契約を行った利用
    者の会員番号と利用者端末アドレスと、該商品の料金決
    済が成されたか否かを示す料金決済情報と、を少なくと
    も含み、前記収納通知は、商品を収納したマルチボック
    ス装置を一意に識別可能なマルチボックス装置コード
    と、前記商品識別コードと、前記料金決済情報と、を少
    なくとも含む、ことを特徴とする請求項22或いは請求
    項23の何れか1項に記載のオンライン販売システム。
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