JP2003157157A - 圧縮データ展開メモリ不足対処方法 - Google Patents

圧縮データ展開メモリ不足対処方法

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JP2003157157A
JP2003157157A JP2001354123A JP2001354123A JP2003157157A JP 2003157157 A JP2003157157 A JP 2003157157A JP 2001354123 A JP2001354123 A JP 2001354123A JP 2001354123 A JP2001354123 A JP 2001354123A JP 2003157157 A JP2003157157 A JP 2003157157A
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Katsuaki Nishitani
勝彰 西谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、画像処理装置の搭載するメモリが少
ない場合でもメモリオーバーの状態を適切に回避する圧
縮データ展開メモリ不足対処方法を提供する。 【解決手段】圧縮データ展開メモリ不足対処方法は、イ
メージデータを可変長圧縮した圧縮イメージデータを画
像処理装置のメモリに一括して取り込んで展開して描画
する際に、メモリ不足が発生すると、圧縮イメージデー
タのうち最初に圧縮されたイメージデータの横画素の2
倍分のメモリ領域を確保して当該圧縮イメージデータを
展開し、その後、必要に応じて当該イメージデータの横
画素の2倍分のメモリ領域を順次確保して、当該圧縮イ
メージデータを展開する(ステップS101〜S10
3)。したがって、メモリ不足に陥る確率を減らして、
画像処理装置の搭載しているメモリが少ない場合でもメ
モリオーバーの状態を回避することができ、利用性を向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮データ展開メ
モリ不足対処方法に関し、詳細には、画像処理装置の搭
載しているメモリが少ない場合でもメモリオーバーの状
態を適切に回避する圧縮データ展開メモリ不足対処方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷処理は、一般的に、ホストコンピュ
ータにより使用者が印刷したい画像を作成し、印刷を行
うプリンタ等の画像形成装置を指定して、作成した画像
の印刷命令を出す。印刷命令が出されると、ホストコン
ピュータは、接続されている画像形成装置にあったプリ
ンタドライバ・ソフトにより、画像形成装置のプリンタ
コントローラ側で解釈が可能な命令コードの体系に画像
データを変換し、その変換した画像データを接続先の画
像形成装置のインタフェースに出力する。
【0003】ところが、近年のレーザプリンタエンジン
の発達に伴い、高速で高解像度の画像を扱うマシンが増
え、さらにカラーのレーザプリンタも開発されている現
状から、プリンタコントローラには大容量のRAMが必
要となってきていることから、イメージデータを圧縮し
てプリンタに送信している。
【0004】画像形成装置では、印刷命令が送られてく
ると、CPUが当該印刷命令を解釈して、印刷コマンド
に含まれている圧縮イメージデータをプリンタエンジン
に送るためのビットマップデータに展開して生成し、メ
モリに格納する。画像形成装置は、メモリに格納したビ
ットマップデータを、プリンタエンジンの動作に合わせ
て、DMA転送によりプリンタエンジンに転送して、プ
リンタエンジンでプリント出力する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、送られてきた圧縮イメージ
データをプリンタエンジンに送るためのビットマップデ
ータに展開してメモリに格納しているため、圧縮されて
いるイメージデータを展開するときに多量のメモリを必
要とし、メモリがない場合にはメモリオーバーとなり、
描画でず、、従来では、イメージデータのサイズを小さ
くするしか解決方法がなかった。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、イメージ
データを可変長圧縮した圧縮イメージデータを画像処理
装置のメモリに一括して取り込んで展開して描画する際
に、メモリ不足が発生すると、圧縮イメージデータのう
ち最初に圧縮されたイメージデータの横画素の2倍分の
メモリ領域を確保して当該圧縮イメージデータを展開
し、その後、必要に応じて当該イメージデータの横画素
の2倍分のメモリ領域を順次確保して、当該圧縮イメー
ジデータを展開することにより、メモリ不足に陥る確率
を減らして、画像処理装置の搭載しているメモリが少な
い場合でもメモリオーバーの状態を回避し、利用性を向
上させることのできる圧縮データ展開メモリ不足対処方
法を提供することを目的としている。
【0007】請求項2記載の発明は、圧縮イメージデー
タを一括してメモリに取り込んだ場合に、当該圧縮イメ
ージデータの展開にさらにメモリが必要であるが、当該
メモリが不足していると、当該メモリ不足の発生した時
点で開放可能なメモリ領域を開放し、メモリの再配置を
行って、必要なメモリ領域を確保することにより、メモ
リの有効活用を図り、画像処理装置の搭載するメモリが
最小限であっても、メモリオーバーの状態をより一層適
切に避けて、より一層利用性を向上させることのできる
圧縮データ展開メモリ不足対処方法を提供することを目
的としている。
【0008】請求項3記載の発明は、メモリの再配置を
行ってもなおメモリ不足が発生すると、画像処理装置の
備えている固定ディスクを利用して圧縮イメージデータ
を展開することにより、画像処理装置の搭載するメモリ
と比較して十分容量のある固定ディスクを流用して、メ
モリ不足に陥ることをより一層回避し、画像処理装置の
搭載するメモリが最小限であっても、メモリオーバーの
状態をより一層適切に避けて、より一層利用性を向上さ
せることのできる圧縮データ展開メモリ不足対処方法を
提供することを目的としている。
【0009】請求項4記載の発明は、メモリの再配置ま
たは/及び固定ディスクの利用を行ってもなおメモリ不
足が発生すると、最初に圧縮イメージデータの展開に必
要な最小単位のブロックのイメージデータをメモリまた
は固定ディスクに取り込んで描画を行い、その後、順次
必要に応じて最小単位のブロック毎に描画に必要な圧縮
イメージデータをメモリまたは固定ディスクに取り込ん
で描画を行うことにより、画像処理装置の搭載するメモ
リが最小限であっても、メモリ不足に陥ることを無く
し、より一層利用性を向上させることのできる圧縮デー
タ展開メモリ不足対処方法を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の圧
縮データ展開メモリ不足対処方法は、イメージデータを
可変長圧縮した圧縮イメージデータを画像処理装置のメ
モリに取り込んで展開して描画する際に、当該メモリが
不足する場合のメモリ不足対処を行う圧縮データ展開メ
モリ不足対処方法であって、前記圧縮イメージデータを
一括して前記メモリに取り込むのにメモリ不足が発生す
ると、前記圧縮イメージデータのうち最初に圧縮された
イメージデータの横画素の2倍分のメモリ領域を確保し
て当該圧縮イメージデータを展開し、その後、必要に応
じて当該イメージデータの横画素の2倍分のメモリ領域
を順次確保して、当該圧縮イメージデータを展開するこ
とにより、上記目的を達成している。
【0011】上記構成によれば、イメージデータを可変
長圧縮した圧縮イメージデータを画像処理装置のメモリ
に一括して取り込んで展開して描画する際に、メモリ不
足が発生すると、圧縮イメージデータのうち最初に圧縮
されたイメージデータの横画素の2倍分のメモリ領域を
確保して当該圧縮イメージデータを展開し、その後、必
要に応じて当該イメージデータの横画素の2倍分のメモ
リ領域を順次確保して、当該圧縮イメージデータを展開
するので、メモリ不足に陥る確率を減らして、画像処理
装置の搭載しているメモリが少ない場合でもメモリオー
バーの状態を回避することができ、利用性を向上させる
ことができる。
【0012】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記圧縮データ展開メモリ不足対処方法は、前記
圧縮イメージデータを一括して前記メモリに取り込んだ
場合に、当該圧縮イメージデータの展開にさらにメモリ
が必要であるが、当該メモリが不足していると、当該メ
モリ不足の発生した時点で開放可能なメモリ領域を開放
し、メモリの再配置を行って、必要なメモリ領域を確保
してもよい。
【0013】上記構成によれば、圧縮イメージデータを
一括してメモリに取り込んだ場合に、当該圧縮イメージ
データの展開にさらにメモリが必要であるが、当該メモ
リが不足していると、当該メモリ不足の発生した時点で
開放可能なメモリ領域を開放し、メモリの再配置を行っ
て、必要なメモリ領域を確保するので、メモリの有効活
用を図ることができ、画像処理装置の搭載するメモリが
最小限であっても、メモリオーバーの状態をより一層適
切に避けて、より一層利用性を向上させることができ
る。
【0014】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記圧縮データ展開メモリ不足対処方法は、前記メ
モリの再配置を行ってもなおメモリ不足が発生すると、
前記画像処理装置の備えている固定ディスクを利用して
前記圧縮イメージデータを展開してもよい。
【0015】上記構成によれば、メモリの再配置を行っ
てもなおメモリ不足が発生すると、画像処理装置の備え
ている固定ディスクを利用して圧縮イメージデータを展
開するので、画像処理装置の搭載するメモリと比較して
十分容量のある固定ディスクを流用して、メモリ不足に
陥ることをより一層回避することができ、画像処理装置
の搭載するメモリが最小限であっても、メモリオーバー
の状態をより一層適切に避けて、より一層利用性を向上
させることができる。
【0016】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記圧縮データ展開メモリ不足対処方法は、前記メ
モリの再配置または/及び前記固定ディスクの利用を行
ってもなおメモリ不足が発生すると、最初に前記圧縮イ
メージデータの展開に必要な最小単位のブロックのイメ
ージデータを前記メモリまたは前記固定ディスクに取り
込んで描画を行い、その後、順次必要に応じて最小単位
のブロック毎に描画に必要な圧縮イメージデータを前記
メモリまたは前記固定ディスクに取り込んで描画を行っ
てもよい。
【0017】上記構成によれば、メモリの再配置または
/及び固定ディスクの利用を行ってもなおメモリ不足が
発生すると、最初に圧縮イメージデータの展開に必要な
最小単位のブロックのイメージデータをメモリまたは固
定ディスクに取り込んで描画を行い、その後、順次必要
に応じて最小単位のブロック毎に描画に必要な圧縮イメ
ージデータをメモリまたは固定ディスクに取り込んで描
画を行うので、画像処理装置の搭載するメモリが最小限
であっても、メモリ不足に陥ることを無くすことがで
き、より一層利用性を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0019】図1〜図4は、本発明の圧縮データ展開メ
モリ不足対処方法の一実施の形態を示す図であり、図1
は、本発明の圧縮データ展開メモリ不足対処方法の一実
施の形態を適用した圧縮データ展開メモリ不足対処処理
を示すフローチャートである。
【0020】図1において、本実施の形態の圧縮データ
展開メモリ不足対処方法は、例えば、コンピュータ等の
ホスト装置に接続され、当該ホスト装置から送られてく
る圧縮されたイメージデータをメモリ(バッファ)に展
開して、描画処理するプリンタ、表示装置等の画像処理
装置に適用される。
【0021】圧縮データ展開メモリ不足対処方法の適用
される画像処理装置は、図1に示すように、圧縮された
イメージデータが送られてくると(ステップS10
1)、当該イメージデータの容量が用意されているバッ
ファ(メモリ)の容量よりも大きいかチェックし(ステ
ップS102)、NOのとき、すなわち、イメージデー
タの容量が空きのバッファ容量よりも小さいときには、
イメージデータを全て取り込むことができると判断し
て、当該イメージデータをそのデータサイズを一括して
バッファに取り込み、圧縮されたイメージデータを展開
しながら描画して、処理を終了する(ステップS10
3)。
【0022】ステップS102で、YESのとき、すな
わち、イメージデータの容量が空きのバッファ容量より
も大きいときには、画像処理装置は、イメージデータを
一括して取り込むことができないと判断して、イメージ
データの横画素の2倍のバッファを確保して、イメージ
データを取り込み、当該取り込んだイメージデータを展
開しながら描画する(ステップS104)。
【0023】このように、本実施の形態の圧縮データ展
開メモリ不足対処方法は、イメージデータを可変長圧縮
した圧縮イメージデータを画像処理装置のメモリに一括
して取り込んで展開して描画する際に、メモリ不足が発
生すると、圧縮イメージデータのうち最初に圧縮された
イメージデータの横画素の2倍分のメモリ領域を確保し
て当該圧縮イメージデータを展開し、その後、必要に応
じて当該イメージデータの横画素の2倍分のメモリ領域
を順次確保して、当該圧縮イメージデータを展開してい
る。
【0024】したがって、メモリ不足に陥る確率を減ら
して、画像処理装置の搭載しているメモリが少ない場合
でもメモリオーバーの状態を回避することができ、利用
性を向上させることができる。
【0025】また、本実施の形態の圧縮データ展開メモ
リ不足対処方法の適用される画像処理装置は、上記図1
の処理で、イメージデータを一括して取り込むことがで
きると判断して、当該イメージデータをそのデータサイ
ズを一括してバッファに取り込んだ場合にも、メモリの
再配置を必要とするかを調べて、必要に応じて、メモリ
の再配置を行う。
【0026】すなわち、本実施の形態の圧縮データ展開
メモリ不足対処方法の適用される画像処理装置は、図2
に示すように、上記図1の処理で、イメージデータを全
て取り込むことができると判断して、当該イメージデー
タをそのデータサイズを一括してバッファに取り込むと
(ステップS111)、さらにメモリを確保する必要が
あるかチェックする(ステップS112)。
【0027】ステップS112で、さらにメモリを確保
する必要があるときには、画像処理装置は、当該時点で
開放可能なメモリを開放して、メモリの再配置を行い、
メモリを確保する(ステップS113)。
【0028】ステップS112で、さらにメモリを確保
する必要がないときには、画像処理装置は、そのまま処
理を終了する。
【0029】このように、本実施の形態の圧縮データ展
開メモリ不足対処方法は、圧縮イメージデータを一括し
てメモリに取り込んだ場合に、当該圧縮イメージデータ
の展開にさらにメモリが必要であるが、当該メモリが不
足していると、当該メモリ不足の発生した時点で開放可
能なメモリ領域を開放し、メモリの再配置を行って、必
要なメモリ領域を確保している。
【0030】したがって、メモリの有効活用を図ること
ができ、画像処理装置の搭載するメモリが最小限であっ
ても、メモリオーバーの状態をより一層適切に避けて、
より一層利用性を向上させることができる。
【0031】さらに、本実施の形態の圧縮データ展開メ
モリ不足対処方法の適用される画像処理装置は、さらに
メモリが必要な場合に、ハードディスク等の固定ディス
クを備えていると、当該固定ディスクを利用してメモリ
を確保する。
【0032】すなわち、本実施の形態の圧縮データ展開
メモリ不足対処方法の適用される画像処理装置は、図3
に示すように、圧縮されたイメージデータのメモリへの
展開を開始すると(ステップS121)、図1及び図2
の処理を行ってもなおメモリが不足するかチェックする
(ステップS122)。
【0033】ステップS122で、メモリが不足する場
合には、画像処理装置は、固定ディスクを使用してバッ
ファの確保を行い、確保した固定ディスクに圧縮された
イメージデータを展開する(ステップS123)。
【0034】ステップS122で、メモリが不足しない
場合には、画像処理装置は、固定ディスクを用いること
なく、図1に示した処理または図2に示した処理で、圧
縮されたイメージデータのメモリへの展開を行う(ステ
ップS124)。
【0035】このように、本実施の形態の圧縮データ展
開メモリ不足対処方法は、メモリの再配置を行ってもな
おメモリ不足が発生すると、画像処理装置の備えている
固定ディスクを利用して圧縮イメージデータを展開して
いる。
【0036】したがって、画像処理装置の搭載するメモ
リと比較して十分容量のある固定ディスクを流用して、
メモリ不足に陥ることをより一層回避することができ、
画像処理装置の搭載するメモリが最小限であっても、メ
モリオーバーの状態をより一層適切に避けて、より一層
利用性を向上させることができる。
【0037】また、本実施の形態の圧縮データ展開メモ
リ不足対処方法の適用される画像処理装置は、さらにメ
モリが不足する場合には、最小単位のブロックでメモリ
の確保を行って、処理を行う。
【0038】すなわち、本実施の形態の圧縮データ展開
メモリ不足対処方法の適用される画像処理装置は、図4
に示すように、圧縮されたイメージデータのメモリへの
展開を開始すると(ステップS131)、図1、図2及
び図3の処理を行ってもなおメモリが不足するかチェッ
クする(ステップS132)。
【0039】ステップS132で、メモリが不足する場
合には、画像処理装置は、最小単位のブロックでメモリ
の確保を行い、確保したメモリに当該最小単位のブロッ
クのイメージデータを展開する(ステップS133)。
【0040】ステップS132で、メモリが不足しない
場合には、画像処理装置は、固定ディスクを用いること
なく、図1に示した処理、図2に示した処理、または、
図3に示した処理で、圧縮されたイメージデータのメモ
リへの展開を行う(ステップS134)。
【0041】このように、本実施の形態の圧縮データ展
開メモリ不足対処方法は、メモリの再配置または/及び
固定ディスクの利用を行ってもなおメモリ不足が発生す
ると、最初に圧縮イメージデータの展開に必要な最小単
位のブロックのイメージデータをメモリまたは固定ディ
スクに取り込んで描画を行い、その後、順次必要に応じ
て最小単位のブロック毎に描画に必要な圧縮イメージデ
ータをメモリまたは固定ディスクに取り込んで描画を行
っている。
【0042】したがって、画像処理装置の搭載するメモ
リが最小限であっても、メモリ不足に陥ることを無くす
ことができ、より一層利用性を向上させることができ
る。
【0043】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0044】
【発明の効果】請求項1記載の発明の圧縮データ展開メ
モリ不足対処方法によれば、イメージデータを可変長圧
縮した圧縮イメージデータを画像処理装置のメモリに一
括して取り込んで展開して描画する際に、メモリ不足が
発生すると、圧縮イメージデータのうち最初に圧縮され
たイメージデータの横画素の2倍分のメモリ領域を確保
して当該圧縮イメージデータを展開し、その後、必要に
応じて当該イメージデータの横画素の2倍分のメモリ領
域を順次確保して、当該圧縮イメージデータを展開する
ので、メモリ不足に陥る確率を減らして、画像処理装置
の搭載しているメモリが少ない場合でもメモリオーバー
の状態を回避することができ、利用性を向上させること
ができる。
【0045】請求項2記載の発明の圧縮データ展開メモ
リ不足対処方法によれば、圧縮イメージデータを一括し
てメモリに取り込んだ場合に、当該圧縮イメージデータ
の展開にさらにメモリが必要であるが、当該メモリが不
足していると、当該メモリ不足の発生した時点で開放可
能なメモリ領域を開放し、メモリの再配置を行って、必
要なメモリ領域を確保するので、メモリの有効活用を図
ることができ、画像処理装置の搭載するメモリが最小限
であっても、メモリオーバーの状態をより一層適切に避
けて、より一層利用性を向上させることができる。
【0046】請求項3記載の発明の圧縮データ展開メモ
リ不足対処方法によれば、メモリの再配置を行ってもな
おメモリ不足が発生すると、画像処理装置の備えている
固定ディスクを利用して圧縮イメージデータを展開する
ので、画像処理装置の搭載するメモリと比較して十分容
量のある固定ディスクを流用して、メモリ不足に陥るこ
とをより一層回避することができ、画像処理装置の搭載
するメモリが最小限であっても、メモリオーバーの状態
をより一層適切に避けて、より一層利用性を向上させる
ことができる。
【0047】請求項4記載の発明の圧縮データ展開メモ
リ不足対処方法によれば、メモリの再配置または/及び
固定ディスクの利用を行ってもなおメモリ不足が発生す
ると、最初に圧縮イメージデータの展開に必要な最小単
位のブロックのイメージデータをメモリまたは固定ディ
スクに取り込んで描画を行い、その後、順次必要に応じ
て最小単位のブロック毎に描画に必要な圧縮イメージデ
ータをメモリまたは固定ディスクに取り込んで描画を行
うので、画像処理装置の搭載するメモリが最小限であっ
ても、メモリ不足に陥ることを無くすことができ、より
一層利用性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の圧縮データ展開メモリ不足対処方法の
一実施の形態を適用した圧縮データ展開メモリ不足対処
方法による圧縮データ展開メモリ不足対処処理を示すフ
ローチャート。
【図2】図1の圧縮データ展開メモリ不足対処処理で一
括してバッファに取り込んだ場合にメモリの再配置を必
要とする場合の圧縮データ展開メモリ不足対処処理を示
すフローチャート。
【図3】図1及び図2の圧縮データ展開メモリ不足対処
処理でもなおメモリが不足して固定ディスクを利用する
場合の圧縮データ展開メモリ不足対処処理を示すフロー
チャート。
【図4】図1から図3の圧縮データ展開メモリ不足対処
処理でもなおメモリが不足して最小単位ブロックでメモ
リ確保する場合の圧縮データ展開メモリ不足対処処理を
示すフローチャート。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イメージデータを可変長圧縮した圧縮イメ
    ージデータを画像処理装置のメモリに取り込んで展開し
    て描画する際に、当該メモリが不足する場合のメモリ不
    足対処を行う圧縮データ展開メモリ不足対処方法であっ
    て、前記圧縮イメージデータを一括して前記メモリに取
    り込むのにメモリ不足が発生すると、前記圧縮イメージ
    データのうち最初に圧縮されたイメージデータの横画素
    の2倍分のメモリ領域を確保して当該圧縮イメージデー
    タを展開し、その後、必要に応じて当該イメージデータ
    の横画素の2倍分のメモリ領域を順次確保して、当該圧
    縮イメージデータを展開することを特徴とする圧縮デー
    タ展開メモリ不足対処方法。
  2. 【請求項2】前記圧縮データ展開メモリ不足対処方法
    は、前記圧縮イメージデータを一括して前記メモリに取
    り込んだ場合に、当該圧縮イメージデータの展開にさら
    にメモリが必要であるが、当該メモリが不足している
    と、当該メモリ不足の発生した時点で開放可能なメモリ
    領域を開放し、メモリの再配置を行って、必要なメモリ
    領域を確保することを特徴とする請求項1記載の圧縮デ
    ータ展開メモリ不足対処方法。
  3. 【請求項3】前記圧縮データ展開メモリ不足対処方法
    は、前記メモリの再配置を行ってもなおメモリ不足が発
    生すると、前記画像処理装置の備えている固定ディスク
    を利用して前記圧縮イメージデータを展開することを特
    徴とする請求項2記載の圧縮データ展開メモリ不足対処
    方法。
  4. 【請求項4】前記圧縮データ展開メモリ不足対処方法
    は、前記メモリの再配置または/及び前記固定ディスク
    の利用を行ってもなおメモリ不足が発生すると、最初に
    前記圧縮イメージデータの展開に必要な最小単位のブロ
    ックのイメージデータを前記メモリまたは前記固定ディ
    スクに取り込んで描画を行い、その後、順次必要に応じ
    て最小単位のブロック毎に描画に必要な圧縮イメージデ
    ータを前記メモリまたは前記固定ディスクに取り込んで
    描画を行うことを特徴とする請求項2または請求項3記
    載の圧縮データ展開メモリ不足対処方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010143194A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Oki Data Corp 画像形成装置および画像形成システム

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JP2010143194A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Oki Data Corp 画像形成装置および画像形成システム

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