JP2003157108A - 製造ライン検査システム - Google Patents

製造ライン検査システム

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JP2003157108A
JP2003157108A JP2001355597A JP2001355597A JP2003157108A JP 2003157108 A JP2003157108 A JP 2003157108A JP 2001355597 A JP2001355597 A JP 2001355597A JP 2001355597 A JP2001355597 A JP 2001355597A JP 2003157108 A JP2003157108 A JP 2003157108A
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Hirobumi Kobayashi
博文 小林
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査員が端末を持って自由に移動しながら検
査作業ができるようにする。 【解決手段】 指示内容を表示するとともに様々な情報
を入力することができる持ち運び可能な端末10,1
1,12と、この端末10,11,12とは無線LAN
アクセスポイント9a,9b,9cを介して情報のやり
取りができる検査サーバコンピュータ5とを設けること
により、作業員は端末10,11,12を持ったまま移
動しながら作業を行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、特に自動車など
の車両製造ラインにおいて、品質検査指示とその検査結
果(実績)を管理するための製造ライン検査システムに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7は従来からある自動車などの車両製
造ライン検査システムを示すシステム構成図であり、図
において、31は検査対象となる車両、32a〜32n
は検査工程に設置され、検査結果を入力するための検査
端末、33は情報を統括する検査サーバコンピュータ、
34a,34bは手直し工程に設置されたCRTなどの
表示端末、35は上記検査端末32、検査サーバコンピ
ュータ33、表示端末34を接続するネットワークであ
る。自動車などの車両製造ラインにおいて、搬送されて
きた車両31の検査を行う場合、検査端末32a〜32
nに表示された検査仕様をもとに検査し、検査結果を検
査端末32a〜32nより入力して管理している。
【0003】また、不具合発生時には、この不具合項目
を当該車両31の不具合情報として管理し、後にこの情
報をもとに不具合項目の修正を行う生産管理が行われて
いる。図7には車両製造ラインのうち、特に検査工程と
手直し工程が示されている。車両1は図中左から右へ搬
送され、検査工程において各部の検査が行われる。検査
工程は内容ごとにいくつかの工程に分割され、その分割
された工程ごとに検査端末32a〜32nが設置されて
いる。検査端末32a〜32nはネットワーク35を介
して、検査サーバコンピュータ33につながっている。
【0004】各工程においては、検査者が担当する範囲
の検査項目をチェックし、検査結果を検査端未32a〜
32nにより検査結果として入力する。この検査結果
は、搬送されてきた車両31に対応して検査サーバコン
ピュータ33に記憶される。検査結果で不具合が発見さ
れた該当車両31は、手直し工程に搬送されると、対応
する情報が検査サーバコンピュータ33よりネットワー
ク35を介してCRTなどの表示端末34a,34bに
表示される。手直し工程においても、その作業内容によ
り分割され、分割された工程に対応した不具合情報が表
示端末34a,34bに表示される。手直し工程の作業
者はこの表示を確認して、対応箇所の手直しを行う。
【0005】以上のような製造ラインにおいて、分割さ
れた工程ごとに設置された従来の検査端末32a〜32
nは、パソコン等の入力端末を使用しており、情報を入
力するためにはその端末設置場所まで行かなけれぱなら
ない。特に、自動車などの製造ラインでは、コンベアに
よる搬送、および自走により移動しながらの検査作業と
なるので、検査作業効率が悪くなってしまう。また、パ
ソコン等の場合はハードディスクを搭載しているため、
現場環境(塵埃、振動、熱など)での信頼性に問題があ
った。
【0006】さらに、検査サーバコンピュータ33と検
査端末32a〜32nは、サーバ/クライアント方式で
あるため、端末ごとにオペレーティングシステムやアプ
リケーションソフトウェアのインストールをせねばなら
ず、端末台数が数十台になると、保守メンテナンスに要
する時間も多くなっていた。また、検査端末32a〜3
2nの設置場所が固定されていると、1つの検査端末を
複数人で使用する場合もあり、該当車両31をどの検査
員が検査したのかは自動的には管理できず、また実際の
検査作業が確実に行われているかどうかはラインの管理
者が判断していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の製造ライン検査
システムは以上のように構成されていたので、検査端末
としてパソコン等の入力端末を使用しており、そのため
サイズが大きすぎたり、あるいは重量が重すぎたりして
ハードディスク等の耐久性に問題があるため、端末設置
場所が固定されており、情報を入力するためには、その
端末設置場所まで行かなければならず、また自動車など
の製造ラインでは、コンベアによる搬送、および自走に
より移動しながらの検査作業となるので、検査作業効率
が悪いなどの問題点があった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、検査員が検査端末を持って自
由に移動しながら検査作業ができるようにすることによ
り、従来のように検査結果を入力するために固定端末ま
で移動する時間を削減でき、工程変更の際にもネットワ
ークの工事を不要にできるとともに、検査端末を使用し
ている検査員の検査状況を監視することのできる製造ラ
イン検査システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る製造ライン検査システムは、製品種別ごとの検査項目
や内容を検査員に指示し、検査した結果に基づき手直し
を行なうものであって、指示内容を表示するとともに判
定結果情報等を入力することができる持ち運び可能な端
末と、この端末とは無線LANにより情報のやり取りが
できる検査サーバコンピュータとを設けたものである。
【0010】この発明の請求項2に係る製造ライン検査
システムは、検査結果を管理するためのアプリケーショ
ンは検査サーバコンピュータ上で実行されるものであ
る。
【0011】この発明の請求項3に係る製造ライン検査
システムは、メモリカードを端末に差し込まないと、端
末として機能しないようにしたものである。
【0012】この発明の請求項4に係る製造ライン検査
システムは、メモリカードを検査員ごとに発行するよう
にしたものである。
【0013】この発明の請求項5に係る製造ライン検査
システムは、作業員の検査開始から終了までの時間が検
査標準時間外である場合に検査サーバコンピュータに記
録する機能を設けたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
一実施形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1による自動車などの製造ライン検査システ
ムを示すシステム構成図であり、図において、1は検査
対象となる車両、2は車両1に取り付けられるIDタ
グ、3はIDタグ2から発信された電波を受信するアン
テナ、4は情報を読み取るための検査コントローラ、5
はネットワーク(制御系LAN)6を介して検査コント
ローラ4に接続されている検査サーバコンピュータであ
り、この検査サーバコンピュータ5はAP(アプリケー
ション)サーバ、及びDB(データベース)サーバから
構成されている。
【0015】又、7はALC(アセンブリラインコント
ロール)LAN8を介して検査サーバコンピュータ5に
接続されているホストコンピュータ(ALCシステ
ム)、9a〜9cは検査サーバコンピュータ5からの情
報を発信するための無線LANアクセスポイント、10
は検査判定結果および発見した不具合の内容を入力する
ための検査端末、11は修正が終了したことを入力する
ための手直し端末、12は不具合解消の状況を入力する
ための確認端末、13は検査成績表が出力される完成車
検査成績表プリンタである。
【0016】更に、14aは車両の部品等の組立てを行
なう艤装ライン工程、14bは正しく部品が組み立てら
れているか否か、あるいはナビケーションやオーディオ
等の装備品が備え付けられているか否か等を検査するた
めの艤装検査工程、14cはブレーキの制動力等のテス
ト及び洗車を行なうテスター・シャワー工程、14dは
項目毎の検査を行なう検査ライン工程、14eは検査ラ
イン工程14dで発見された不具合に対応して修正を行
なう手直し工程、14fは車両1をテストコースで走行
させてテストを行ない、振動あるいはエンジンの調子等
のテストを行なう走行検査工程、14gは走行検査工程
14fで発見された不具合に対応して修正を行なう走行
手直し工程、14hは前工程で不具合が解消されたか否
かを確認する出荷前点検工程、14iは不具合が全て解
消した場合に下流の工程へ送る準備をする発送ライン工
程である。
【0017】車両1は図1中、左から右へと搬送され
る。検査ライン工程14dに入る直前に当該車両1を特
定する車両番号の読み取りが行われる。車両番号は車体
の一部に取り付けられてきたIDタグ2から発信される
電波を、アンテナ3により受信し、これを検査コントロ
ーラ4が読み取る。検査コントローラ4はネットワーク
6を介して検査サーバコンピュータ5に接続されてお
り、検査サーバコンピュータ5は、さらに生産指示シス
テムのホストコンピュータ7に接続されていて、この生
産指示内容と受信された車体番号を照合し、この車体の
仕様の明細情報を特定する。
【0018】検査ライン工程14dに送られた車両1
は、項目ごとに検査が行われる。このとき検査サーバコ
ンピュータ5は、車体番号に対する仕様明細情報を基に
作成された検査指示情報を、無線LANアクセスポイン
ト9a〜9cを介して検査端末10に送信する。作業員
はこの検査情報に従い該当車両1の検査を行い、検査判
定結果および発見した不具合の内容を検査端末10より
入力する。
【0019】入力された検査判定結果および不具合項目
はネットワーク6を介して、検査サーバコンピュータ5
にリアルタイムに送信される。検査サーバコンピュータ
5においては、車両番号に対応して検査判定結果および
不具合項目がデータベースサーバに記憶される。また、
不具合項目の発生頻度や、その発生した車種・仕様など
の情報に基づき、品質に関わる情報を集計し、更には情
報提供も行なうことにより、品質改善活動を強力に支援
することができる。
【0020】検査ライン工程14dにおいて不具合が発
見された車両1は、手直し工程14eに送られる。手直
し工程14eでは、検査ライン工程14dで見つかった
不具合に対応して、これを修正する。検査ライン工程1
4dで入力された不具合項目が、検査サーバコンピュー
タ5から無線LANアクセスポイント9a〜9cを介し
て手直し端末11に送信され、内容が表示される。この
手直し端末11は、事前に手直し工程14eに送られて
くる不具合車両1の不具合項目、および不具合項目に対
する手直し情報も表示されるため、手直し準備が事前に
でき、手直し作業を効率よく確実に実施できるようにな
っている。
【0021】作業者はこの手直し端末11に示された不
具合項目を確認して、この項目に対して修正を行う。こ
の修正が終了すると、作業員は手直し端末11より修正
が終了したことを入力し、無線LANアクセスポイント
9a〜9cを介して検査サーバコンピュータ5に送信さ
れる。さらに、手直し工程14eが終了すると、出荷前
点検工程14hにより、前記の工程で不具合が解消され
たかが確認され、この状況が確認端末12により入力さ
れる。この不具合解消の状況はやはり検査サーバコンピ
ュータ5に送信される。
【0022】手直し工程14eにおいて不具合が全て解
消したと判断された場合には、次の発送ライン工程14
iに送られ、完成車検査成績表プリンタ13により検査
成績表が出力され、これを該当車両1につけて、下流の
工程へと送る。出荷前点検工程14hに送られた車両1
は、検査サーバコンピュータ5において不具合がすべて
解消されているかどうかを判定し、すべて解消されてい
なかった場合には、次の発送ライン工程14iには送ら
ないようにシステムでインターロックがとられている。
【0023】図2は検査サーバコンピュータ5と各端末
(検査端末10、手直し端末11、確認端末12)の関
係を示す図である。従来、各端末10,11,12で実
行されていたアプリケーションは検査サーバコンピュー
タ5上で実行される。即ち、不具合項目の発生頻度や、
不具合項目が発生した車種・仕様などの情報に基づき、
品質に関わる情報を集計等するためのアプリケーション
は、検査サーバコンピュータ5上でのみ実行され、各端
末10,11,12では実行されない。検査サーバコン
ピュータ5は各端末10,11,12からのタッチなど
によるキー入力情報を受け取って処理実行し、その実行
結果の画面ビット情報(変化した部分だけ)が各端末1
0,11,12に送信され、各端末画面に表示される仕
組みになっている。バッテリー切れや端末が故障などを
しても、アプリケーションは検査サーバコンピュータ5
上で実行されているので、アプリケーションソフトウェ
アをインストールすることや設定などが不要であり、各
端末10,11,12を交換するのみで作業員は引き続
き検査作業を継続することが可能となる。
【0024】そして、検査員は各端末10,11,12
を持ったまま自由に移動しながら検査作業をすることが
でき、検査結果を入力するために、以前のように固定端
末まで移動する必要がなく、時間が削減される。また、
無線LANアクセスポイント9a〜9cは、各端末1
0,11,12の移動範囲を考慮して製造ライン上に複
数設置され、各端末10,11,12を持ったまま検査
員が移動しても、電波が途切れないようにローミング機
能も兼ね備えている。
【0025】なお、上記においては、無線LANにより
検査員が各端末10,11,12を持ったまま自由に移
動しながら検査作業する場合について述べたが、各端末
(検査端末10、手直し端末11、確認端末12)に、
ネットワーク接続機能、画面表示機能およびキー入力イ
ンターフェース機能を持たせるように構成することもで
きる。図3は端末本体を示す正面図であり、図におい
て、15はキー入力部、16はタッチキー入力部(含ペ
ン入力)であり、これらキー入力部15、タッチキー入
力部16がキー入力インターフェース機能を有する。
【0026】17はネットワーク接続機能を有するLA
Nインターフェース部、18は画面表示機能を有する画
面表示部、19はバッテリー残量表示部、20は拡張ス
ロット部、21はCF(コンパクトフラッシュ(登録商
標))カードスロット部である。このようにして、故障
しやすいハードディスクやファンなどの駆動部分を持た
ないようにすることで、各端未10,11,12を軽量
・小型化でき、バッテリー駆動時間も長くなるため、無
線LANの有効性をさらに高めることができ、信頼性も
向上する。
【0027】上記のように、本実施形態においては、製
品種別ごとの検査項目や内容を画像や文字などで表示し
て検査員に指示する手段を有し、検査した結果(判定結
果及び不具合情報)をタッチ操作やペン入力するように
した端末10,11,12を用いたものであり、更には
アプリケーションサーバコンピュータと無線LANにて
インターフェースする手段と、ターミナルサービス方式
(サーバだけがアプリケーション処理し、各端末ではキ
ー入力等を行なうだけの方式)によりアプリケーション
サーバコンピュータに接続する手段と、アプリケーショ
ンソフトウェアはアプリケーションサーバコンピュータ
にて実行する手段を有したものである。これにより、各
端末10,11,12ごとへのアプリケーションのイン
ストールが不要となり、端末故障時はハードウェアの交
換のみで対応可能とし、また、無線LAN化することに
より、検査員が端末10,11,12を持ったまま自由
に移動しながら、検査作業ができるようになる。
【0028】以上のように本発明によれば、検査サーバ
コンピュータ5と端末10,11,12の関係をサーバ
/クライアント方式ではなくターミナルサービス方式と
することにより、アプリケーションソフトウェアの管理
が容易となり、アプリケーションソフトウェアの機能追
加などによるソフトウェアの変更も、検査サーバコンピ
ュータ5のみで実施するだけでよいため、端末10,1
1,12ごとにアプリケーションをインストールするた
めの時間が不要であるため、保守メンテナンス時間が削
減可能となる。
【0029】さらに端末10,11,12は、ネットワ
ーク接続機能、画面表示機能およびキー入力インターフ
ェース機能を持たせたので、故障しやすいハードディス
クやファンなどの駆動部分を持たないため、軽量・小型
化を図ることができ、バッテリー駆動時間も従来のノー
ト型PCなどに比べ長時間駆動が可能となり、無線LA
Nの有効性をさらに高めることができ、信頼性も向上す
る。
【0030】また、無線LAN化することにより、検査
員が端末10,11,12を持ったまま自由に移動しな
がら検査作業ができるため、従来のような固定式端末に
比べ、結果を入力するために端末の場所まで移動する時
間を削減でき、作業効率をアップさせることが可能とな
る。
【0031】実施の形態2.図4はこの発明の実施の形
態2によるCFメモリカード内に記録されている情報を
示す図であり、このCFメモリカード内にはネットワー
ク接続設定情報として、端末名、自IP(インターネッ
トプロトコル)アドレス、接続先サーバ名、接続先サー
バIPアドレス等がある。又、ログイン情報として、ロ
グインユーザ名、パスワード等があり、更にはユーザ情
報として、作業者氏名、作業工程・班、作業区分等があ
る。
【0032】CFメモリカードを電子キーとし、端末1
0,11,12本体に差し込まないと端末として機能し
ないようにすることで、どの端末を誰が使用しているか
を自動的に認識することができ、端末種別を切替えるこ
とができる。このCFメモリカードは作業員全員が個々
に保有するもので、検査サーバコンピュータ5よりログ
イン情報やネットワーク接続設定情報などがCFメモリ
カードに書き込まれる。このCFメモリカードの発行管
理は検査サーバコンピュータ5にて行われる。
【0033】以上のように本実施形態によれば、端末1
0,11,12を用いた検査システムにおいて、使用す
る検査員ごとのログイン情報やネットワーク接続設定情
報などを書き込んだCFメモリカードを電子キーとし、
このCFメモリカードを端末本体に差し込まないと端末
として機能しないようにするとともに、このCFメモリ
カード(電子キ一)を、検査員ごとに発行するようにし
たものである。
【0034】実施の形態3.搬送されてきた車両1の検
査をする場合、前述のとおり作業員は検査端末10に表
示された検査情報に従い該当車両1の検査を行い、検査
判定結果、および発見した不具合の内容を検査端末10
より入力する。この検査ライン工程14dの検査項目ご
との検査標準時間、および検査時間有効範囲は検査サー
バコンピュータ5に登録されており、作業員の検査開始
から検査判定結果、および発見した不具合内容を検査端
末10より入力するまでの時間を監視し、有効範囲外の
場合は検査サーバコンピュータ5に記録・蓄積される。
そして、検査開始から検査終了までの時間が短かすぎる
と、正確に作業員が検査を行なっていないものと判断さ
れ、作業員に注意を促し、監視機能を強化する。逆に長
すぎると検査項目等の見直しを行なう。
【0035】図5は、上記の動作を説明するためのフロ
ーチャート、図6はタイムをカウントアップするための
動作を示すフローチャートである。検査が開始されると
(STEP100)、検査経過時間カウントをリセット
し、カウントアップタイマーを起動させることにより時
間計測を開始し(STEP101)、検査完了(STE
P102)で時間計測を終了し、カウントアップタイマ
ーを停止させることにより、検査に要した経過時間が計
算される(STEP103)。この検査に要した経過時
間が、検査サーバコンピュータ5に登録されている該当
検査項目の検査標準時間±検査有効時間の範囲に入って
いるかが判断される(STEP104)。判断結果が有
効範囲外の場合には、検査サーバコンピュータ5のデー
タベースサーバに記録・蓄積される(STEP10
5)。
【0036】以上のように本実施形態によれば、監査員
は検査サーバコンピュータ5に記録・蓄積された情報に
より、きちんと検査員が検査を実施しているかを監視
し、作業指導することが可能であり、品質改善活動を支
援することが可能となる。
【0037】
【発明の効果】この発明の請求項1に係る製造ライン検
査システムによれば、製品種別ごとの検査項目や内容を
検査員に指示し、検査した結果に基づき手直しを行なう
ものであって、指示内容を表示するとともに判定結果情
報等を入力することができる持ち運び可能な端末と、こ
の端末とは無線LANにより情報のやり取りができる検
査サーバコンピュータとを設けたので、作業員が端末を
持って自由に移動しながら作業できるため、従来のよう
に端末設置場所まで行く必要がなくなり、作業効率を向
上させることができる。
【0038】この発明の請求項2に係る製造ライン検査
システムによれば、検査結果を管理するためのアプリケ
ーションは検査サーバコンピュータ上で実行されるの
で、端末ごとにアプリケーションをインストールするた
めの時間が不要となり、保守メンテナンス時間を削減す
ることができる。
【0039】この発明の請求項3に係る製造ライン検査
システムによれば、メモリカードを端末に差し込まない
と、端末として機能しないようにしたので、どの端末を
誰が使用しているかを自動的に認識することができ、監
視機能を強化することができる。
【0040】この発明の請求項4に係る製造ライン検査
システムによれば、メモリカードを検査員ごとに発行す
るようにしたので、検査員に対する監視を強化すること
ができる。
【0041】この発明の請求項5に係る製造ライン検査
システムによれば、作業員の検査開始から終了までの時
間が検査標準時間外である場合に検査サーバコンピュー
タに記録する機能を設けたので、作業員に対する監視機
能を強化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による製造ライン検
査システムを示すシステム構成図である。
【図2】 検査サーバコンピュータと端末との関係を示
す図である。
【図3】 端末の構成を示す図である。
【図4】 メモリカードの記録内容を示す図である。
【図5】 監視動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【図6】 タイムカウントアップするための動作を示す
フローチャートである。
【図7】 従来の製造ライン検査システムを示すシステ
ム構成図である。
【符号の説明】
5 検査サーバコンピュータ、10,11,12 端
末。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品種別ごとの検査項目や内容を検査員
    に指示し、検査した結果に基づき手直しを行なう製造ラ
    イン検査システムにおいて、指示内容を表示するととも
    に判定結果情報等を入力することができる持ち運び可能
    な端末と、この端末とは無線LANにより情報のやり取
    りができる検査サーバコンピュータとを設けたことを特
    徴とする製造ライン検査システム。
  2. 【請求項2】 検査結果を管理するためのアプリケーシ
    ョンは検査サーバコンピュータ上で実行されることを特
    徴とする請求項1記載の製造ライン検査システム。
  3. 【請求項3】 メモリカードを端末に差し込まないと、
    端末として機能しないようにしたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の製造ライン検査システム。
  4. 【請求項4】 メモリカードを検査員ごとに発行するこ
    とを特徴とする請求項3記載の製造ライン検査システ
    ム。
  5. 【請求項5】 作業員の検査開始から終了までの時間が
    検査標準時間外である場合に検査サーバコンピュータに
    記録する機能を設けたことを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれか1項に記載の製造ライン検査システ
    ム。
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