JP2003156694A - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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JP2003156694A
JP2003156694A JP2001356194A JP2001356194A JP2003156694A JP 2003156694 A JP2003156694 A JP 2003156694A JP 2001356194 A JP2001356194 A JP 2001356194A JP 2001356194 A JP2001356194 A JP 2001356194A JP 2003156694 A JP2003156694 A JP 2003156694A
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diopter
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binoculars
adjustment ring
ring
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JP2001356194A
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Yasuyuki Aikawa
安幸 相川
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Nikon Corp
Nikon Vision Co Ltd
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Nikon Corp
Nikon Vision Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B23/00Telescopes, e.g. binoculars; Periscopes; Instruments for viewing the inside of hollow bodies; Viewfinders; Optical aiming or sighting devices
    • G02B23/16Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight
    • G02B23/18Housings; Caps; Mountings; Supports, e.g. with counterweight for binocular arrangements

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Astronomy & Astrophysics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Telescopes (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】焦点調整環と視度差調整環とを備え、使い勝手
が良く、シンプルな構成の双眼鏡を提供する。 【解決手段】左右鏡体1、2と、左右鏡体1、2を連結
する基盤3と、基盤3に配置された視度調整環302
と、焦点調整環305とを有する。基盤3の中央には開
口301が配置され、視度調整環302と焦点調整環3
05は、開口301の中に軸3a方向に並べて配置され
ている。視度調整環302の外周面には、視度調整環3
02の回転量を示す指標として螺旋状曲線303が表示
されている。開口301の縁には、螺旋状の曲線303
と開口301の一辺とが交差する位置を認識するための
目盛り304が表示されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焦点調整機構と視
度差調整機構とを備えた双眼鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】焦点調整機構と視度差調整機構とを備え
た双眼鏡において、通常ユーザが操作する焦点調整環
は、左鏡体と右鏡体とを連結している基盤に配置されて
いる。一方、視度調整環は、左右の鏡体のうちいずれか
一方の接眼部に配置されるか、もしくは、基盤に配置さ
れている。
【0003】視度調整環が基盤に配置される構成の場
合、通常、基盤の接眼側端面または対物側端面に配置さ
れ、視度調整環の端面の目盛りが、基盤の端面からユー
ザに確認できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】双眼鏡を今まで以上に
シンプルな構成にするために、視度調整環と焦点調整環
の配置を従来とは異なる配置にすることが望まれてい
る。しかしながら、配置を変えても、ユーザの使い勝手
は従来通りに維持するか、もしくは、従来以上に使い勝
手の良いものにする必要がある。
【0005】本発明は、焦点調整環と視度調整環とを備
え、使い勝手が良く、シンプルな構成の双眼鏡を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば以下のような双眼鏡が提供される。
【0007】すなわち、左右鏡体と、左右鏡体を連結す
る基盤と、該基盤に配置された視度調整環とを有し、前
記視度調整環の外周面には、該視度調整環の回転量を示
す指標として螺旋状の曲線が表示されていることを特徴
とする双眼鏡である。
【0008】上記双眼鏡において、前記視度調整環は、
前記基盤に設けられた開口に配置され、前記開口の縁に
は、前記螺旋状の曲線と前記開口の一辺とが交差する位
置を認識するための目盛りが表示されていることが可能
である。
【0009】また、上記目的を達成するために、本発明
の別の態様によれば、左右鏡体と、左右鏡体を連結する
基盤と、該基盤に配置された視度調整環とを有し、前記
視度調整環の端面には、該視度調整環の回転量を示す指
標として渦状の曲線が表示されていることを特徴とする
双眼鏡が提供される。
【0010】前記視度調整環は、前記基盤に設けられた
開口に配置され、前記開口の前記端面側の縁には、前記
螺旋状の曲線と前記開口の前記端面側の一辺とが交差す
る位置を認識するための目盛りが表示されていることが
可能である。
【0011】また、本発明によれば、以下のような双眼
鏡が提供される。
【0012】すなわち、左右鏡体と、左右鏡体を連結す
る基盤と、該基盤に配置された視度調整環と、焦点調整
環とを有し、前記基盤の中央には開口が配置され、前記
視度調整環と前記焦点調整環は、前記開口の中に並べて
配置されていることを特徴とする双眼鏡である。
【0013】前記視度調整環の外周面には、該視度調整
環の回転量を示す指標として螺旋状の曲線が表示されて
いることが可能である。
【0014】前記視度調整環は、前記焦点調整環よりも
接眼側に配置され、前記視度調整環の接眼側端面には、
該視度調整環の回転量を示す指標として渦状の曲線が表
示されていることが可能である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について図
面を用いて説明する。
【0016】まず、第1の実施の形態の双眼鏡につい
て、図1,図2を用いて説明する。図1、図2の双眼鏡
は、左右の鏡体1,2と、左右の鏡体1,2を連結する
基盤3とを有している。
【0017】基盤3は、上面の中央部に開口301を有
し、この開口301の中に視度調整環302と焦点調整
環305とが、鏡体1,2の光軸に平行な軸3a方向に
沿って並べて配置されている。視度調整環302の外径
は、焦点調整環305の外径と同じであり、両者とも外
周面には、指で外周を操作して回転させる動作を容易に
するために、軸方向に沿ってすじ状の凹凸が形成されて
いる。
【0018】視度調整環302の外周面、および、開口
301の一辺301aの縁には、視度調整量を示す指標
が表示されている。本実施の形態では、指標として、視
度調整環302の外周面に刻描された螺旋状曲線303
と、開口301の一辺301aの縁部に描かれた目盛り
304とを用いる。目盛り302は、開口301の一辺
301aを等間隔に区切った点と、中央の点の横に、そ
の位置の視度調整量がゼロであることを示す0という数
字と、0よりも接眼側の目盛りは視度調整量がプラス方
向であることを示す+の記号と、0よりも対物側の目盛
りは視度調整量がマイナス方向であることを示す−の記
号とを含む。視度調整環302を回転させると、回転量
に応じて螺旋状曲線303が軸3a方向に移動するた
め、螺旋状曲線303と開口301の一辺301aとが
交差する位置も、一辺301aに沿って移動する。よっ
て、螺旋状曲線303と一辺301aとの交差する位置
を、目盛り304で認識することにより、視度調整環3
02の回転角度を認識することができ、視度調整量を知
ることができる。なお、螺旋状曲線303の軸3aに対
する傾きは、回転角度に関わらず一定とする。基盤3の
内部構造については後述する。
【0019】左鏡体1は、対物レンズ101Lと、焦点
調整用レンズ14と、像正立プリズム102Lと、接眼
レンズ103Lと、これらを収容する鏡筒1aとを有し
ている。同様に、右鏡体2は、対物レンズ101Rと、
焦点調整用レンズ15と、像正立プリズム102Rと、
接眼レンズ103Rと、これらを収容する鏡筒2aとを
有している。左鏡体1および右鏡体2内の各光学部品
は、その光軸201L,201Rがそれぞれ一直線とな
るように左鏡筒1aおよび右鏡筒2aに配置されてい
る。左右の鏡体1,2の焦点調整用レンズ14、15
は、光軸201L、201R方向に移動可能なレンズ枠
14a、15aにより支持されている。また、右鏡体2
の接眼レンズ103Rは、光軸201R方向に移動可能
な接眼レンズ枠103aにより支持されている。なお、
像正立プリズム102L、102Rとしては、ダハプリ
ズムを用いている。また、左右の鏡体1,2には、接眼
部に回転させながら繰り出しおよび組み込み可能な目当
て103cが備えられている。
【0020】図2のように、左鏡体1には、焦点調整用
連結軸13Lの一端が挿入され、連結部材14b,14
cを介して焦点調整用レンズ枠14aと連結されてい
る。焦点調整用連結軸13Lの他端は、基盤3内に挿入
されている。一方、右鏡体2には、焦点調整用連結軸1
3Rの一端が挿入され、連結部材15b,15cを介し
て焦点調整用レンズ枠15aと連結されている。また、
右鏡体2の接眼レンズ103R側には、視度調整用連結
軸103bの一端が挿入され、接眼レンズ枠103aと
連結されている。焦点調整用連結軸13Rの他端および
視度調整用連結軸103bの他端は、基盤3内に挿入さ
れている。
【0021】左右の鏡体1,2は、焦点調整用連結軸1
3L,13Rを回転軸として基盤3に対して回動可能で
あり、これにより双眼鏡を折り曲げることができる。視
度調整用連結軸103bも、鏡体2の回動時には、回転
軸として作用する。なお、左右の鏡体1,2を基盤3に
対して回動させる際の回転トルクは、ユーザが意図的に
回動させようと力を加えない限り回動せず、かつ、ユー
ザが回動させようと力を加えた時には滑らかに微調整を
行える程度の大きさに設定されている。
【0022】基盤3の内部には、視度調整環302と焦
点調整環305とを貫通し、これらを回転可能に支持す
る支持軸5と、案内軸12L、12Rが配置されてい
る。支持軸5,案内軸12L,12Rは、光軸201
L、201Rに平行であり、いずれも両端が基盤3に固
定されている。焦点調整環305は、外周に雄ねじが形
成された先端部305aを備えている。この先端部30
5aには、部材5Rの基部の雌ねじが嵌合している。部
材5Rの一方の先端は、部材5Lの基部と嵌合してい
る。部材5Rの他方の先端、および、部材5Lの先端
は、それぞれ左右の焦点調整用連結軸13L,13Rを
回転可能に握持している。部材5L,5Rには、これら
の移動を案内するために、案内軸12L,12Rが挿入
されている。一方、視度調整環302も、外周に雄ねじ
が形成された先端部302aを備えている。この先端部
302aには、部材6の基部の雌ねじが嵌合している。
部材6の先端は、視度調整用連結軸103bを回転可能
に握持している。部材6には、案内軸12Rが挿入され
ている。
【0023】焦点調整環305および視度調整環302
は、基盤3の開口301により移動を拘束されているた
め、軸3a方向には移動せず、その場で回転する。ユー
ザが焦点調整環305を回転させると、先端305aの
雄ねじが回転することにより、部材5L、5Rが案内軸
12R、12Lに沿って移動し、部材5L,5Rの先端
が焦点調整用連結軸13R,13Lを軸方向に移動させ
る。これに伴い、レンズ枠14a、15aが移動し、焦
点調整用レンズ14,15が光軸201L,201Rの
方向に移動し、焦点調整を行うことができる。また、ユ
ーザが視度調整環302を回転させると、先端302a
の雄ねじが回転することにより、部材6が案内軸12R
に沿って移動し、部材6の先端が視度調整用連結軸10
3bを軸方向に移動させる。これに伴い、右鏡体2のレ
ンズ枠103aが移動し、右側の接眼レンズ103Rが
光軸201R方向に移動する。これにより、視度調整を
行うことができる。
【0024】つぎに、ユーザが本実施の形態の双眼鏡を
用いて観察を行う手順について説明する。まず、観察を
始める前に、準備作業として目当て操作と眼幅調整と視
度調整を行う。
【0025】目当ての操作は、眼鏡装用者の場合は、目
当て103cを回転させながら繰り込み、眼鏡装用者で
ない場合には目当て103cを回転させながら引き出す
ことによって行う。この操作で、ユーザのアイポイント
と双眼鏡本体のアイポイントとを一致させる。これによ
り、眼鏡装用者の観察視野周辺の蹴られを防止すること
ができ、眼鏡装用者でない場合は視界かげを防止するこ
とができる。眼幅調整は、ユーザの眼幅に合わせて、左
右鏡体1,2を基盤3に対して折り曲げ、左右鏡体1,
2の視野間隔を変更することによって行う。具体的に
は、ユーザは、左右鏡体1,2を覗きながら、左右鏡体
1,2を基盤3に対して折り曲げて、左鏡体1の視野と
右鏡体2の視野とを徐々に重ねていき、最終的に一つの
視野となる左右鏡体1、2の間隔を決定する。これによ
り、左右鏡体1,2の光学系の光軸201L、201R
の間隔を、ユーザの眼幅とが一致させることができる。
【0026】視度調整は、ユーザの左右両眼の視度差を
補正する操作であり、まず、左眼で左鏡体1を覗きなが
ら焦点調整環305を回転させて遠方の観察目標物に合
焦させた後、右眼で右鏡体2を覗きながら今度は視度調
整環302を回し、前述と同じ観察目標物に合焦させ
る。このとき、双眼鏡の内部では、視度調整環305の
回転に伴い、部材6が案内軸12Rに沿って移動するこ
とにより接眼レンズ枠103aが移動し、接眼レンズ1
03Rが光軸201Rに沿って移動する。これにより、
視度調整が完了する。
【0027】これらの準備作業が完了した後、ユーザ
は、双眼鏡を両眼で覗き、実際に観察したい目標物まで
の距離、すなわち合焦距離に応じて焦点調整環305を
回転させる。このとき、双眼鏡の内部では、焦点調整環
305の回転に伴い、部材5L,5Rがそれぞれ案内軸
12L、12Rに沿って移動し、焦点調整用レンズ1
4,15がそれぞれ光軸201L、201Rに沿って移
動する。これにより、観察目標物の像を、左右両眼で良
好に立体視することができる。
【0028】観察目標物を左右両眼で良好に立体視する
ためには、毎回上述の準備作業を観察開始前に行う必要
がある。しかしながら、視度調整については、その双眼
鏡での視度調整量をユーザが覚えておけば、2回目から
は視度調整環302をその視度調整量の位置まで回転さ
せるだけで、視度調整を簡単に行うことができる。本実
施の形態の双眼鏡の場合、図1のように視度調整環30
2の外周面に螺旋状曲線303が刻描され、開口301
の一辺301aの縁に目盛り304が描かれている。よ
って、ユーザが、視度調整環303を回転させると、指
標の螺旋状曲線303は、回転量に応じて軸3aの方向
に移動して上面に現れ、基盤3の上面から螺旋状曲線3
03を容易に確認することができる。よって、螺旋状曲
線303と開口301の一辺301aとが交差する位置
を、目盛り304から容易に読みとることができ、回転
量(視度調整量)を容易に認識することができる。ユー
ザは、この回転量(視度調整量)を覚えておき、次回の
観察からはその回転量に視度調整環302を回転させる
ことにより、簡便に視度調整を行うことができる。な
お、螺旋状曲線303と開口301の一辺301aとが
交差する位置は、視度調整環302を右に回せば対物側
へ、左に回せば接眼側へ移動するように設定されてい
る。
【0029】このように、本実施の形態では、視度調整
環302の指標として、外周面に螺旋状曲線303を配
置したことにより、視度調整量が外周面から容易に認識
できる構成となった。これにより、視度調整環302の
指標の視認性を低下させることなく、視度調整環302
を基盤3の中央に配置することが可能となった。これに
より、焦点調整環305と視度調整環302の両者を、
基盤3の中央の開口301に、図1のようにひとまとめ
に並べて配置することができるので、双眼鏡をデザイン
する際の自由度が向上し、シンプルな構成で、しかも、
使い勝手の良い双眼鏡を提供することができる。
【0030】また、基盤3の中央の開口301に視度調
整環302と焦点調整環305を配置する構成は、基盤
3の端面に視度調整環302を配置する構成よりも、基
盤3自体の剛性が高めることができるため、基盤3の剛
性を確保しながら基盤3の光軸201L,201R方向
の長さを小さくすることが可能となる。
【0031】なお、第1の実施の形態では、視度調整環
302の外周面に螺旋状曲線303が刻描され、この外
周面をユーザが指で操作して回転させるという構成であ
ったが、視度調整環302の螺旋状曲線303が描かれ
ている外周面とは他に、指で操作する部分を設けること
も可能である。たとえば、視度調整環302の外周に操
作用の突出部を設け、この突出部をユーザが操作するよ
うに構成することができる。突出部としては、例えば、
視度調整環302よりも一回り大きい径の操作環や、レ
バー状の突起物にすることができる。
【0032】つぎに、本発明の第2の実施の形態の双眼
鏡について図3および図4を用いて説明する。
【0033】第2の実施の形態の双眼鏡は、視度調整環
302の視度調整量(回転量)を表す指標として、図3
のように視度調整環302の接眼側端面に描かれた渦状
曲線250と、図4のように基盤3の上面の開口301
の接眼側の辺301bの縁に描かれた目盛り251とを
用いる。渦状曲線250の渦の中心は、軸3aである。
渦状曲線250は、軸3aを中心に視度調整環302を
一周する長さだけ描かれ、同じ回転角度に、渦状曲線2
50が二重に存在しないように構成されている。
【0034】視度調整環302を回転させると、渦状曲
線250と開口301の一辺301bとが交差する位置
が、回転量に応じて、視度調整環302の半径方向に沿
って移動する。よって、この交差する位置を、目盛り2
51から読みとることにより、視度調整環302の視度
調整量(回転量)を認識することができる。
【0035】第2の実施の形態の双眼鏡の指標以外の構
成は、第1の実施の形態と同様であるので、説明を省略
する。
【0036】第2の実施の形態の双眼鏡は、ユーザが接
眼側の斜め上方から視度調整環302の端面を観察する
ことにより、渦状曲線250と目盛り251とを視認し
て、視度調整量を認識することができる。よって、視度
調整量を確認するために、ユーザが鏡体1,2を覗いて
いる状態から、目線を大きく外さなくても、渦状曲線2
50と目盛り251を視界に入れることができ、視度調
整量を確認できるという利点がある。
【0037】なお、第1の実施の形態では螺旋状曲線3
03は刻描され、第2の実施の形態では渦状曲線250
が描かれている例について説明したが、螺旋状曲線30
3、渦状曲線250の表示の仕方は、ユーザにとって認
識できる方法であればよい。例えば、刻印、筋状の突起
物、もしくは光による表示方法を用いることができる。
【0038】
【発明の効果】上述してきたように、本発明によれば、
焦点調整環と視度差調整環とを備え、使い勝手が良く、
シンプルな構成の双眼鏡を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の第1の実施の形態の双眼鏡の
上面図である。
【図2】図2は、本発明の第1の実施の形態の双眼鏡の
切り欠き断面図である。
【図3】図3は、本発明の第2の実施の形態の双眼鏡の
接眼側の側面図である。
【図4】図4は、本発明の第2の実施の形態の双眼鏡の
上面図である。
【符号の説明】
1…左鏡体、2…右鏡体、3…基盤、5…支持軸、5
L、5R…部材、6…部材、12R…案内軸、12L…
案内軸、13L、13R…焦点調整用連結軸、14,1
5…焦点調整用レンズ、14a,15a…レンズ枠、1
01L,101R…対物レンズ、102L,102R…
プリズム、103L,103R…接眼レンズ、250…
渦状曲線、301…開口、301a…一辺、302…視
度調整環、303…螺旋状曲線、304…目盛り、30
5…焦点調整環。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H039 AA05 AA06 AB13 AB14 AB22 AB43 2H044 AF01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右鏡体と、左右鏡体を連結する基盤と、
    該基盤に配置された視度調整環とを有し、 前記視度調整環の外周面には、該視度調整環の回転量を
    示す指標として螺旋状の曲線が表示されていることを特
    徴とする双眼鏡。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の双眼鏡において、前記視
    度調整環は、前記基盤に設けられた開口に配置され、前
    記開口の縁には、前記螺旋状の曲線と前記開口の一辺と
    が交差する位置を認識するための目盛りが表示されてい
    ることを特徴とする双眼鏡。
  3. 【請求項3】左右鏡体と、左右鏡体を連結する基盤と、
    該基盤に配置された視度調整環とを有し、 前記視度調整環の端面には、該視度調整環の回転量を示
    す指標として渦状の曲線が表示されていることを特徴と
    する双眼鏡。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の双眼鏡において、前記視
    度調整環は、前記基盤に設けられた開口に配置され、前
    記開口の前記端面側の縁には、前記螺旋状の曲線と前記
    開口の前記端面側の一辺とが交差する位置を認識するた
    めの目盛りが表示されていることを特徴とする双眼鏡。
  5. 【請求項5】左右鏡体と、左右鏡体を連結する基盤と、
    該基盤に配置された視度調整環と、焦点調整環とを有
    し、 前記基盤の中央には開口が配置され、前記視度調整環と
    前記焦点調整環は、前記開口の中に並べて配置されてい
    ることを特徴とする双眼鏡。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の双眼鏡において、前記視
    度調整環の外周面には、該視度調整環の回転量を示す指
    標として螺旋状の曲線が表示されていることを特徴とす
    る双眼鏡。
  7. 【請求項7】請求項5に記載の双眼鏡において、前記視
    度調整環は、前記焦点調整環よりも接眼側に配置され、
    前記視度調整環の接眼側端面には、該視度調整環の回転
    量を示す指標として渦状の曲線が表示されていることを
    特徴とする双眼鏡。
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