JP2021001990A - 側視鏡 - Google Patents

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JP2021001990A
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中村 勝重
Katsushige Nakamura
勝重 中村
秀司 稲葉
Hideji Inaba
秀司 稲葉
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Abstract

【課題】アシスタントドクターの瞳に合わせて焦点を独立して合わせることができる側視鏡を提供する。【解決手段】側視鏡5の固定鏡筒6に焦点レンズ15を光軸方向へ移動させる焦点調整機構が設けられていると共に、その操作部19が外部に露出しているため、アシスタントドクターは自らの手で操作部19を手動操作することにより、自身の瞳にあった焦点調整をメインドクターとは別に独立して行える。従って、メインドクターとアシスタントドクターの瞳の特性に大きな差があっても、両者とも問題なく術部Gを明瞭に観察することができる。【選択図】 図1

Description

本発明はメインドクターが観察する立体手術顕微鏡に取付けて使用されるアシスタントドクター用の側視鏡に関する。
立体手術顕微鏡は術部を立体的に観察するため左右一対のアイピースを有している。立体手術顕微鏡は視差の異なる2本の光束を取り入れて、それを左右一対のアイピースからメインドクターの瞳に導いている。立体手術顕微鏡の内部には焦点調整のための焦点レンズが設けられており、メインドクターは術部を明瞭に観察するため焦点調整用の操作ボタンを押して焦点レンズを移動させ、自身の瞳に合わせた最適位置に調整している。
立体手術顕微鏡にはアシスタントドクター用の側視鏡が取付けられる。側視鏡にも左右一対のアイピースが設けられており、立体手術顕微鏡の内部から分岐して取り出された1本の光束を内部で更に2本に分岐してアイピースからアシスタントドクターの瞳に導いている。
立体手術顕微鏡内の1本の光束を共有するため、アシスタントドクターも側視鏡によりメインドクターと同じ視野を観察でき、手術の補助を正確に行うことができる。1本の光束の幅の中で2本の光束に分岐するため、分岐した光束間にもわずかな視差が生じる。そのため側視鏡側でも擬似的に立体感のある観察が行える(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−70809号公報
このような関連技術にあっては、立体手術顕微鏡側ではメインドクターが自身の瞳に合わせて最適な焦点調整を行い、術部を明瞭な状態で観察している。立体手術顕微鏡中の1本の光束を共有しているため、側視鏡側でもある程度焦点が合っているものの、瞳の特性は個人でそれぞれ異なり、メインドクターの瞳には焦点が合っていても、アシスタントドクターの瞳には焦点が合わない場合も生じ得る。そのような場合、アシスタントドクターはアイピースの視度調整によりある程度補正できるものの、焦点を完全に合わせることはできなかった。
この発明はこのような従来の技術に関連してなされたものであり、アシスタントドクターの瞳に合わせて焦点を独立して合わせることができる側視鏡を提供することを目的としている。
本発明の第1の技術的側面によれば、左右一対のアイピースを有するメインドクター用の立体手術顕微鏡に設けられた光束取出口に一端が取付けられて1本の光束を取入れると共に、取入れられた1本の光束を2本に分岐して他端側から取出し自在な固定鏡筒と、該固定鏡筒の他端に一端を中心に上下回動自在に取付けられ、分岐された2本の光束をそれぞれ一端側から取入れて他端側より取出し自在な左右一対の可動鏡筒と、該可動鏡筒の他端に一端を中心に左右回動自在に取付けられ、可動鏡筒から取出された2本の光束を一端側から取入れて他端に設けられたアイピースに導く接眼鏡筒と、から構成されたアシスタントドクター用の側視鏡であって、前記固定鏡筒に、固定鏡筒の光軸方向へ移動自在な焦点レンズと、該焦点レンズと係合し外部へ露出した操作部からの手動操作力を受けて焦点レンズを光軸方向へ移動させる焦点調整機構と、を設けたことを特徴とする。
本発明の第2の技術的側面によれば、固定鏡筒と可動鏡筒の対応面にそれぞれ凹部を形成して操作空間を形成し、焦点調整機構が、焦点レンズが一体的に組み込まれた保持ケースと、光軸方向に沿い少なくとも一端に保持ケースに螺合するネジが形成され且つ他端に操作空間内に露出する操作部が形成されたシャフトと、から構成され、操作部を回転させることによりその回転方向での手動操作力がシャフトに伝達されて、ネジ部に螺合されている保持ケースが焦点レンズごと光軸方向へ移動自在であることを特徴とする。
本発明の第1の技術的側面によれば、側視鏡の固定鏡筒に焦点レンズを光軸方向へ移動させる焦点調整機構が設けられていると共に、その操作部が外部に露出しているため、アシスタントドクターは自らの手で操作部を手動操作することにより、自身の瞳にあった焦点調整をメインドクターとは別に独立して行える。従って、メインドクターとアシスタントドクターの瞳の特性に大きな差があっても、両者とも問題なく術部を明瞭に観察することができる。
本発明の第2の技術的側面によれば、固定鏡筒と可動鏡筒との間に操作空間が形成され、そこに焦点調整機構の操作部が露出しているため、アシスタントドクターは操作部の操作を行いやすい。また操作部が操作空間内で露出しているだけで、側視鏡の外部へ突出していないため、アシスタントドクター等が誤って操作部に触れてしまうおそれがない。
立体手術顕微鏡と側視鏡を示す斜視図。 側視鏡を示す平面図。 側視鏡を示す側面図。 側視鏡の内部構造を示す横断面図。 焦点調整機構を示す斜視図。
図1〜図5は本発明の好適な実施形態を示す図である。
手術室においてメインドクター用の立体手術顕微鏡1は図示せぬスタンド装置により術部Gの上方に支持される。立体手術顕微鏡1は左右一対のアイピース2を有し、下面に設けられた光束取入口3より術部Gからの光束Kを内部に取入れることができる。取入れられた光束Kは内部で2本に分岐され、図示せぬ焦点レンズや倍率レンズを経てアイピース2に導かれる。アイピース2に導かれた2本の光束Kは視差を有し、メインドクターはアイピース2からその光束Kを瞳に導くことにより術部Gを立体的に観察することができる。
立体手術顕微鏡1の側面には光束取出口4が形成されている。この光束取出口4にはアシスタントドクター用の側視鏡5が取付けられる。側視鏡5はメインドクターが立体手術顕微鏡1で観察している術部Gをアシスタントドクターも同じ視野で観察できるようにするためのものである。
側視鏡5は固定鏡筒6と可動鏡筒7と接眼鏡筒8とから構成されている。立体手術顕微鏡1の光束取出口4からは立体手術顕微鏡1の内部の2本の光束のうち、1本だけが分岐されて取出されて固定鏡筒6内に入る。
固定鏡筒6の先端部9はクランク状に曲折しており、先端部9以外の部分を全体的に上下に回動させることができる。先端部9の内部にはリレー式の一方の焦点レンズ10が設置されている。この焦点レンズ10は固定されており、焦点レンズ10を通過した光束Kは一対のプリズム11、12により反射されてクランク状に折り曲げられる。
固定鏡筒6内の光束Kはほぼ中央に設けられたイメージローテータ13を通過する。イメージローテータ13は外側に設けられたダイヤル14を回すことにより一緒に回転して像を回転させる。従って、側視鏡5でアシスタントドクターが観察している視野の向きを立体手術顕微鏡1でメインドクターが観察している視野と一致させることができる。
イメージローテータ13を通過した光束Kは他方側の焦点レンズ15を通過する。焦点レンズ15は保持ケース16に一体的に組み込まれており、図示せぬレール機構により固定鏡筒6の光軸方向に沿って移動することができる。保持ケース16の上部には光軸方向に沿うシャフト17の先端に形成されたネジ部18が螺合されている。シャフト17の他端にはダイヤル式の操作部19が形成されている。この操作部19は固定鏡筒6と可動鏡筒7との間に形成された後述の操作空間S内に露出している。この実施形態では、保持ケース16とシャフト17により焦点調整機構が形成される。
焦点レンズ15を通過した光束Kは2つのプリズム20により2本の光束Kに分岐される。固定鏡筒6内に導入された1本の光束Kは所定の幅を有しており、その幅の中で2本に分岐されるため、分岐された光束K間にはわずかな視差が生じている。2本の光束Kはそれぞれ結像レンズ21を経た後にプリズム22により外側へ反射され、固定鏡筒6の他端部から外側へ取り出される。
可動鏡筒7は、固定鏡筒6の他端に対向する中間鏡筒23と、固定鏡筒6の他端と中間鏡筒23に両端がそれぞれ回動自在に軸支される外側鏡筒24とから形成されている。可動鏡筒7は外側鏡筒24の両端の2つの回転軸を中心にして固定鏡筒6に対して全体が上下に回動することができる。
固定鏡筒6の他端と、それに対向する中間鏡筒23の一端には、それぞれ対向面に凹部25、26が形成されている。この凹部25、26により固定鏡筒6と可動鏡筒7の間に操作空間Sが形成され、シャフト17の操作部19はこの操作空間S内に露出している。
固定鏡筒6の他端から外側に取出された光束Kは外側鏡筒24中に入り込み、内部の台形状のプリズム27で反射された後に、中間鏡筒23内に入り込む。そして中間鏡筒23の内部のプリズム28に反射されて、中間鏡筒23の他端側から取り出される。
接眼鏡筒8は中間鏡筒23に対し一端を中心に左右回動自在に取り付けられ、他端側にそれぞれアイピース29が取付けられている。接眼鏡筒8の内部には平行四辺形のプリズム30が設けられ、中間鏡筒23から接眼鏡筒8内に取入れられた光束Kを反射してアイピース29に導いている。
アイピース29からアシスタントドクターの瞳に左右一対の光束Kを導き、術部Gをメインドクターと同じ向きの視野で且つ若干の立体感をもって観察することができる。そして、もしアシスタントドクターが観察している視野の焦点が合っていないと感じた場合は、操作空間S内に露出している操作部19を手動で回して焦点レンズ15を最適な焦点位置まで移動させる。そうすることにより完全に焦点があった状態となり、アシスタントドクターは術部Gを明瞭な状態で観察することができ、手術の補助を正確に行うことができる。
特にこの実施形態では操作部19を操作空間S内に位置させ、操作部19の周囲にスペースを確保しているため、操作部19の手動操作が行いやすい。更に、操作部19が操作空間S内で露出しているだけで、側視鏡5の外部に突出していないため、アシスタントドクターなど立体手術顕微鏡1の周囲にいる人が誤って操作部19に触れてしまうおそれがない。
以上の実施形態では、保持ケース16とシャフト17による焦点調整機構を例にしたが、これに限定されず、アシスタントドクターが焦点レンズ15を手動により光軸方向に移動させることができる構造であればどのような構造でも良い。
1 立体手術顕微鏡
2 アイピース(立体手術顕微鏡)
5 側視鏡
6 固定鏡筒
7 可動鏡筒
8 接眼鏡筒
15 焦点レンズ
16 保持ケース(焦点調整機構)
17 シャフト(焦点調整機構)
19 操作部
25、26 凹部
29 アイピース(側視鏡)
G 術部
K 光束
S 操作空間

Claims (2)

  1. 左右一対のアイピースを有するメインドクター用の立体手術顕微鏡に設けられた光束取出口に一端が取付けられて1本の光束を取入れると共に、取入れられた1本の光束を2本に分岐して他端側から取出し自在な固定鏡筒と、
    該固定鏡筒の他端に一端を中心に上下回動自在に取付けられ、分岐された2本の光束をそれぞれ一端側から取入れて他端側より取出し自在な左右一対の可動鏡筒と、
    該可動鏡筒の他端に一端を中心に左右回動自在に取付けられ、可動鏡筒から取出された2本の光束を一端側から取入れて他端に設けられたアイピースに導く接眼鏡筒と、から構成されたアシスタントドクター用の側視鏡であって、
    前記固定鏡筒に、固定鏡筒の光軸方向へ移動自在な焦点レンズと、該焦点レンズと係合し外部へ露出した操作部からの手動操作力を受けて焦点レンズを光軸方向へ移動させる焦点調整機構と、を設けたことを特徴とする側視鏡。
  2. 固定鏡筒と可動鏡筒の対応面にそれぞれ凹部を形成して操作空間を形成し、
    焦点調整機構が、焦点レンズが一体的に組み込まれた保持ケースと、光軸方向に沿い少なくとも一端に保持ケースに螺合するネジが形成され且つ他端に操作空間内に露出する操作部が形成されたシャフトと、から構成され、
    操作部を回転させることによりその回転方向での手動操作力がシャフトに伝達されて、ネジ部に螺合されている保持ケースが焦点レンズごと光軸方向へ移動自在であることを特徴とする請求項1記載の側視鏡。
JP2019116138A 2019-06-24 2019-06-24 側視鏡 Pending JP2021001990A (ja)

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