JPS5837048Y2 - 双眼顕微鏡装置 - Google Patents
双眼顕微鏡装置Info
- Publication number
- JPS5837048Y2 JPS5837048Y2 JP10826682U JP10826682U JPS5837048Y2 JP S5837048 Y2 JPS5837048 Y2 JP S5837048Y2 JP 10826682 U JP10826682 U JP 10826682U JP 10826682 U JP10826682 U JP 10826682U JP S5837048 Y2 JPS5837048 Y2 JP S5837048Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eyepiece
- objective lens
- eyepieces
- binocular
- binocular microscope
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は双眼顕微鏡に関連する。
特に本考案は視界を制限することなく、種々の瞳孔間距
離を有する個人に適合できる双眼顕微鏡に関連する。
離を有する個人に適合できる双眼顕微鏡に関連する。
2個の接眼鏡即ち接眼レンズを使用する双眼用型式の顕
微鏡では顕微鏡が異なる使用者に適応するように両接眼
レンズ間の瞳孔間隔を調節する何等かの装置が通常設け
られている。
微鏡では顕微鏡が異なる使用者に適応するように両接眼
レンズ間の瞳孔間隔を調節する何等かの装置が通常設け
られている。
出願人の有する米国特許第3309161号明細書に示
すように、従来のこの種の光学系では、瞳孔間隔を変え
た時接眼レンズの再焦点合わせを同時に行なうため何等
かの装置が必要で、又同焦点性が維持されて再焦点合わ
せが必要でない場合には何等かの他の補償焦点合わせ調
節がこの光学系で行われることが必要である。
すように、従来のこの種の光学系では、瞳孔間隔を変え
た時接眼レンズの再焦点合わせを同時に行なうため何等
かの装置が必要で、又同焦点性が維持されて再焦点合わ
せが必要でない場合には何等かの他の補償焦点合わせ調
節がこの光学系で行われることが必要である。
自動的に補償を行うために従来の顕微鏡は、顕微鏡の後
方像面が、両接眼レンズで形成される面に一致して移動
されるように、接眼レンズに機械的に結合された補償用
レンズを使用するのが通常であった。
方像面が、両接眼レンズで形成される面に一致して移動
されるように、接眼レンズに機械的に結合された補償用
レンズを使用するのが通常であった。
従来の顕微鏡は、瞳孔間距離が小さいか又は瞳孔間距離
が小さい個人に適合できない場合には、この種の光学系
は接眼レンズを通る視野が著しく減少する欠点がある。
が小さい個人に適合できない場合には、この種の光学系
は接眼レンズを通る視野が著しく減少する欠点がある。
この種の光学系にさらに機械的複雑性と高い製造単価が
難点である。
難点である。
本考案の一目的は、広範囲の瞳孔間距離を有する個人に
適合する双眼用接眼レンズを提供することにある。
適合する双眼用接眼レンズを提供することにある。
他の一目的は、一定視野で瞳孔間距離の変動に適合する
双眼用接眼レンズを提供することにある。
双眼用接眼レンズを提供することにある。
他の一目的は、瞳孔間距離の異なる個人に適合する双眼
顕微鏡に必要な補償レンズを省略することにある。
顕微鏡に必要な補償レンズを省略することにある。
他の一目的は、1個の接眼レンズ内の十字線の方位を変
えることなく光軸を中心とする弓形通路内で接眼レンズ
を移動することにより異なる瞳孔間距離に適合する双眼
顕微鏡装置を提供することにある。
えることなく光軸を中心とする弓形通路内で接眼レンズ
を移動することにより異なる瞳孔間距離に適合する双眼
顕微鏡装置を提供することにある。
第1図について説明すると、双眼部本体2を有する顕微
鏡は全体が1で示され、接眼レンズ4を有する接眼レン
ズ管5を支持する。
鏡は全体が1で示され、接眼レンズ4を有する接眼レン
ズ管5を支持する。
操作者は操作ノブ3を手で回転して2個の接眼レンズ間
の瞳孔間距離を調節する。
の瞳孔間距離を調節する。
第6,7及び8図について説明すると、軸回転部材とな
る中空支持体12は一対のフランジ24及び25を有す
る。
る中空支持体12は一対のフランジ24及び25を有す
る。
支持体12は回転可能の接眼レンズ受9のピボット回転
軸として作用する。
軸として作用する。
保持輪11は、ねじ19によって支持体12に接眼レン
ズ受10を固着し、かつフランジ24に対して接眼レン
ズ受9の位置を決めるのに使用される。
ズ受10を固着し、かつフランジ24に対して接眼レン
ズ受9の位置を決めるのに使用される。
プリズム受9′は、それぞれねし19′で支持体12に
固着されかつフランジ25に対してプリズム受9′を密
着させるアーム10’と保持輪11′とにより支持体1
2に回転自在に取付けられる。
固着されかつフランジ25に対してプリズム受9′を密
着させるアーム10’と保持輪11′とにより支持体1
2に回転自在に取付けられる。
接眼レンズ管5は回転可能な接眼レンズ受9上に取り付
けられ、又接眼レンズ管6は接眼レンズ受10上に取り
付けられる。
けられ、又接眼レンズ管6は接眼レンズ受10上に取り
付けられる。
接眼レンズ管6はその光軸の周りを回転でき、種々の瞳
孔間距離に適合するための弓形開口部内の任意の位置で
、光軸に垂直な平面内の十字線方位を維持するようにな
っている。
孔間距離に適合するための弓形開口部内の任意の位置で
、光軸に垂直な平面内の十字線方位を維持するようにな
っている。
回転可能な接眼レンズ管6に連結されかつ接眼レンズ管
5と接触する指16及び17を有するヨーク18によっ
て方位が決められる。
5と接触する指16及び17を有するヨーク18によっ
て方位が決められる。
接眼レンズ及び接眼レンズ管5及び6の光軸を器械の中
心線に対して約2°傾け、視差補正で操作者が楽に観察
できるようにするとよい。
心線に対して約2°傾け、視差補正で操作者が楽に観察
できるようにするとよい。
プリズム受9′及びアーム10’は、スペーサ22及び
23によって各接眼レンズ受9及び10に連結すること
によって良好な光学的整列が得られると共に、円滑に運
動できるように全組立体に構造的剛性を与える。
23によって各接眼レンズ受9及び10に連結すること
によって良好な光学的整列が得られると共に、円滑に運
動できるように全組立体に構造的剛性を与える。
第5図に示すように、内ねし部材13が回転可能な接眼
レンズ受9に取り付けられ、又同様に内ねし部材14が
接眼レンズ受10に回転可能に取り付けられる。
レンズ受9に取り付けられ、又同様に内ねし部材14が
接眼レンズ受10に回転可能に取り付けられる。
内ねし部材13及び14は逆ねじ溝を有し、一部材は右
回りのねし溝を有し又他の部材は左回りのねし溝を有す
る。
回りのねし溝を有し又他の部材は左回りのねし溝を有す
る。
外ねし溝を有する軸15は、内ねし部材13及び14と
協力して、軸15を一方向に回転すると両部材13と1
4とが接近し、又この軸を反対方向に回転すると両部材
は反対方向に移動する。
協力して、軸15を一方向に回転すると両部材13と1
4とが接近し、又この軸を反対方向に回転すると両部材
は反対方向に移動する。
軸15上の止め具21は、軸15のねじ部と内ねし部材
との離脱を予防し又瞳孔間距離の最大調節範囲の限界を
決める。
との離脱を予防し又瞳孔間距離の最大調節範囲の限界を
決める。
最小瞳孔間距離に対する止め具は、接眼レンズ管5に接
触すると瞳孔間距離の減少を制限する耳部20を設ける
ことによって得られる。
触すると瞳孔間距離の減少を制限する耳部20を設ける
ことによって得られる。
ノブ3は軸15の各端部に取り付けられ、又本体2の対
向面30と協力して本体内で双眼体を一定位置に維持す
る接触面29を有する。
向面30と協力して本体内で双眼体を一定位置に維持す
る接触面29を有する。
次に第3図について説明すると、プリズム31は、受光
の50%を透過し残りの50%を反射する光線分割器3
2を有する。
の50%を透過し残りの50%を反射する光線分割器3
2を有する。
この反射光は光線分割器32と鏡33によってプリズム
31で横方向に移動される。
31で横方向に移動される。
プリズム31はプリズム受9′で支持される。
第4図は射出面38及び39の形状を示すプリズム31
の上面図である。
の上面図である。
プリズム34は、光線分割器32を通る透過光を鏡35
及び36で移動するものである。
及び36で移動するものである。
プリズム34は、支持体12に取り付けられかつ接眼レ
ンズ受10に沿って開口部26を通して延びる。
ンズ受10に沿って開口部26を通して延びる。
このプリズム系を通る光路は矢印の線で示され次にこの
図で示されてない接眼レンズを通過する。
図で示されてない接眼レンズを通過する。
双眼組立体の回転軸GLは、プリズム31の面37から
プリズム34の鏡35に送られた光の光軸と一致する。
プリズム34の鏡35に送られた光の光軸と一致する。
接眼レンズが光軸と一致する共通軸の周りをピボット回
転することで瞳孔間距離が変えられるから、視野は瞳孔
間距離が変わっても、縮少も拡大もせず、又全光路長が
変わらないから補償レンズは不必要である。
転することで瞳孔間距離が変えられるから、視野は瞳孔
間距離が変わっても、縮少も拡大もせず、又全光路長が
変わらないから補償レンズは不必要である。
第2図の双眼部本体2は、面7に開口部8を有し、接眼
レンズ管5及び6は該開口部を貫通している。
レンズ管5及び6は該開口部を貫通している。
開口部8はほぼ弓形形状で、異なる瞳孔間距離に対し接
眼レンズを調節するために接眼レンズを自由に移動でき
る。
眼レンズを調節するために接眼レンズを自由に移動でき
る。
この双眼組立体の光学的及び機械的部品は、本体2の内
部を隔離しかつ開口部8を密閉する普通の装置によって
塵埃等から保護される。
部を隔離しかつ開口部8を密閉する普通の装置によって
塵埃等から保護される。
第1図は双眼部本体の位置を示す顕微鏡の側面図、第2
図は双眼部本体の上面図、第3図は双眼組立体の光学系
線図、第4図は光線分割プリズムの上面図で射出部の円
筒形状を示し、第5図は双眼フレームと調節機構の上面
図、第6図は完全に拡げた双眼フレームの上面図、第7
図は完全に拡げた双眼フレームの正面図で一部断面図で
示し、第8図は軸回転部材の側面図である。
図は双眼部本体の上面図、第3図は双眼組立体の光学系
線図、第4図は光線分割プリズムの上面図で射出部の円
筒形状を示し、第5図は双眼フレームと調節機構の上面
図、第6図は完全に拡げた双眼フレームの上面図、第7
図は完全に拡げた双眼フレームの正面図で一部断面図で
示し、第8図は軸回転部材の側面図である。
Claims (1)
- 異なる瞳孔間距離に適合させるため互いに接近又は離隔
して移動するように取り付けられた一対の接眼レンズを
有する双眼顕微鏡装置において、該接眼レンズの焦点面
に一つの対物レンズから得られる像を結像する光学系で
、対物レンズから送られるほぼ平行な光線を受け、これ
を上記接眼レンズの焦点面に結像する対物レンズと、該
対物レンズから送られる光を両接眼レンズに光を向け、
上記対物レンズから受けた光の光軸の周りに軸回転運動
して一定の光路長を与える光線分割器32とを有する光
学系、異なる瞳孔間距離に適合するため前記光軸を中心
とする弓形開口部8,8内で前記接眼レンズを移動する
ため、内ねし部材13,14、これに嵌合するノブ軸1
5、及び各一端が望遠鏡中心軸と同軸の支持体12に回
転自在に取り付けられ、各他端が上記内ねし部材に回転
運動するように取り付けられた接眼レンズ受9,10と
接眼レンズ管5゜6とで構成される接眼レンズ移動装置
、及び少くとも一個の接眼レンズの像面内の十字線の方
位を決めるヨーク装置18を含むことを特徴とする双眼
顕微鏡装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10826682U JPS5837048Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 双眼顕微鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10826682U JPS5837048Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 双眼顕微鏡装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5859007U JPS5859007U (ja) | 1983-04-21 |
JPS5837048Y2 true JPS5837048Y2 (ja) | 1983-08-20 |
Family
ID=29902677
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10826682U Expired JPS5837048Y2 (ja) | 1982-07-19 | 1982-07-19 | 双眼顕微鏡装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837048Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-07-19 JP JP10826682U patent/JPS5837048Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5859007U (ja) | 1983-04-21 |
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