JP2003156255A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JP2003156255A
JP2003156255A JP2001352763A JP2001352763A JP2003156255A JP 2003156255 A JP2003156255 A JP 2003156255A JP 2001352763 A JP2001352763 A JP 2001352763A JP 2001352763 A JP2001352763 A JP 2001352763A JP 2003156255 A JP2003156255 A JP 2003156255A
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健実 吉永
Noboru Okui
昇 奥井
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聡 川本
Mitsuyuki Furubayashi
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 いかなる状態、状況下でも温水タンク内の空
焚きを確実に検知し、温水タンク内部及びその周辺部材
の故障・損傷を防止すること。 【解決手段】 温水を貯湯する温水タンク1と、温水タ
ンク1内を温める温水ヒータ4と、温水タンク1内の水
温を検出する温度検出手段2と、温水ヒータ4の熱を温
度検出手段2に熱伝導させる熱伝導手段7と、温度検出
手段2の検出温度をもとに温水ヒータ4を制御する制御
手段3を備え、制御手段3は、所定の時間だけ、温水ヒ
ータ4への通電開始時の通電率を100%より低くする
ことにより、確実に温水ヒータ4への通電を遮断できる
と共に、温水ヒータ4表面温度を下げられるため、温水
ヒータ4の輻射熱による温水タンク1内部及びその周辺
部材の損傷を防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛生洗浄装置の温
水タンク、とりわけ空焚き検知の制御手段に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衛生洗浄装置の温水タン
ク空焚き検知手段としては、温水タンク内の水位を検出
し温水ヒータへの通電の有無を判定するものが知られて
いる。
【0003】例えば、図17に示すように、温水タンク
1内の水温を温度検出手段2で検出し、所定の設定温度
になるように制御手段3は、温水ヒータ4を制御してい
る。また、設定温度に速やかになるように、設定温度近
傍まで温水ヒータ4へ通電を続ける。なお、空焚き検知
手段として、温水タンク1内の水位が所定の値以下であ
れば温水ヒータ4への通電を停止させるフロートスイッ
チ5を設けている。このフロートスイッチ5にはフロー
ト6が設けられており、フロート6の位置で水位を検出
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、温水タンクユニット自体を傾ければフロ
ートスイッチ5が温水タンク1内が空水の場合において
も満水であると誤検知し、制御手段3は温水ヒータ4へ
の通電を開始する。温度検出手段2は雰囲気温度しか検
知していないために、その雰囲気温度が温水タンク1内
水温設定温度になるまで温水ヒータ4への通電は継続す
る。その間に温水ヒータ4の表面温度は異常上昇し、そ
の熱により温水タンクユニットが焼損するという課題を
有していた。 本発明は、前記従来の課題を解決するも
ので、いかなる状況下でも確実に焼損を起こさない衛生
洗浄装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の衛生洗浄装置は、人体局部を洗浄す
る温水を貯湯する温水タンクと、前記温水タンク内を温
める温水ヒータと、前記温水タンク内の水温を検出する
温度検出手段と、前記温水ヒータの熱を前記温度検出手
段に熱伝導させる熱伝導手段と、前記温度検出手段の検
出温度をもとに前記温水ヒータを制御する制御手段から
なり、制御手段は、所定の時間、温水ヒータへの通電開
始時の温水ヒータへの通電率を100%より低くするも
のである。
【0006】これにより、いかなる状態、状況下で温水
タンク内が空水であったとしても、温水ヒータの熱を熱
伝導手段を介して温度検出手段に伝えられるため、確実
に温水ヒータへの通電を遮断することができ、所定の時
間、温水ヒータへの通電率を100%より低くすること
で、温水ヒータの表面温度を下げられるため、温水ヒー
タの輻射熱による温水タンク内部及びその周辺部材の損
傷を防止することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、人体局
部を洗浄する温水を貯湯する温水タンクと、温水タンク
内を温める温水ヒータと、温水タンク内の水温を検出す
る温度検出手段と、温水ヒータの熱を温度検出手段に熱
伝導させる熱伝導手段と、温度検出手段の検出温度をも
とに温水ヒータを制御する制御手段からなり、制御手段
は、所定の時間、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒー
タへの通電率を100%より低くすることにより、制御
手段において、いかなる状態、状況下で温水タンク内が
空水であったとしても、温水ヒータの熱を熱伝導手段を
介して温度検出手段に伝えられるため、確実に温水ヒー
タへの通電を遮断することを可能とすることができる。
【0008】さらに、所定の時間、温水ヒータへの通電
率を100%より低くすることで、温水ヒータの表面温
度を下げられるため、温水ヒータの輻射熱による温水タ
ンク内部及びその周辺部材の損傷を防止することができ
る。
【0009】請求項2に記載の発明は、制御手段におい
て、温水ヒータ通電開始時の温度検出手段の検出値に応
じて、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電
率を可変することにより、制御手段において、いかなる
状態、状況下においても確実に温水タンク内の空焚きが
検出でき、不必要に低い通電率で温水ヒータの通電を行
うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することができ
る。あるいは、温水タンク内部及びその周辺部材への熱
的ストレスを抑制し、故障もしくは損傷を防止すること
ができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、制御手段におい
て、温水ヒータ通電開始時の温度検出手段の検出値に応
じて、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電
率を100%より低くする時間を可変することにより、
制御手段において、いかなる状態、状況下においても確
実に温水タンク内の空焚きが検出でき、不必要に低い通
電率で温水ヒータの通電を行うことなく温水の沸き上げ
時間を短縮することができる。あるいは、温水タンク内
部及びその周辺部材への熱的ストレスを抑制し、故障も
しくは損傷を防止することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、衛生洗浄装置周
囲の温度を検出する室温検出手段を有し、制御手段は、
温水ヒータ通電開始時の室温検出手段の検出値に応じ
て、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電率
を可変することにより、制御手段において、いかなる状
態、状況下においても確実に温水タンク内の空焚きが検
出でき、不必要に低い通電率で温水ヒータの通電を行う
ことなく温水の沸き上げ時間を短縮することができる。
あるいは、温水タンク内部及びその周辺部材への熱的ス
トレスを抑制し、故障もしくは損傷を防止することがで
きる。
【0012】請求項5記載の発明は、衛生洗浄装置周囲
の温度を検出する室温検出手段を有し、制御手段は、温
水ヒータ通電開始時の室温検出手段の検出値に応じて、
温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電率を1
00%より低くする時間を可変することにより、制御手
段において、いかなる状態、状況下においても確実に温
水タンク内の空焚きが検出でき、不必要に低い通電率で
温水ヒータの通電を行うことなく温水の沸き上げ時間を
短縮することができる。あるいは、温水タンク内部及び
その周辺部材への熱的ストレスを抑制し、故障もしくは
損傷を防止することができる。
【0013】請求項6に記載の発明は、温水タンク内の
温水温度を複数設定できる温水温度設定手段を有し、制
御手段は、温水温度設定手段の設定が変化した場合に、
所定の時間、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへ
の通電率を100%より低くすることにより、制御手段
において、不必要に低い通電率で温水ヒータの通電を行
うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することができ
る。あるいは、いかなる状態、状況下においても確実に
温水タンク内の空焚きが検出できる。
【0014】請求項7に記載の発明は、温水ヒータの通
電を切り設定にすることができる切り設定手段を有し、
制御手段は、切り設定手段の設定が切りから入りに変化
した場合に、所定の時間、温水ヒータへの通電開始時の
温水ヒータへの通電率を100%より低くすることにす
ることにより、制御手段において、不必要に低い通電率
で温水ヒータの通電を行うことなく温水の沸き上げ時間
を短縮することができる。あるいは、いかなる状態、状
況下においても確実に温水タンク内の空焚きが検出でき
る。
【0015】請求項8に記載の発明は、衛生洗浄装置の
異常を検出する異常検出手段を有し、制御手段は、異常
検出手段によって異常検知され温水ヒータへの通電を遮
断した後に、異常が解除された場合に、所定の時間、温
水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電率を10
0%より低くすることにより、制御手段において、不必
要に低い通電率で温水ヒータの通電を行うことなく温水
の沸き上げ時間を短縮することができると共に、いかな
る状態、状況下においても確実に温水タンク内の空焚き
が検出できる。
【0016】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら説明する。
【0017】(実施例1)図1は、本発明の実施例1に
おける衛生洗浄装置のブロック図を示すものである。図
2は、本発明の実施例1における衛生洗浄装置の温水タ
ンクユニットの部分断面図である。
【0018】図1、図2において、1は人体局部の洗浄
を行うための洗浄水を貯湯するための温水タンク、2は
前記温水タンク内の温水温度を検出するための温度検出
手段、4は温水タンク内に配置してある温水ヒータであ
り、3は温度検出手段2で検出された温水温度に基づ
き、温水ヒータ3への通電を制御するための制御手段で
ある。ここで、温水ヒータ4の熱の一部は熱伝導手段7
を介して温度検出手段2に伝導させる構成となってお
り、制御手段3は、所定の時間、温水ヒータ4への通電
開始時の温水ヒータ4への通電率を100%より低く制
御する構成となっている。
【0019】尚、本実施例では、温度検出手段2と温水
ヒータ4と熱伝導手段7の3部品は温水タンク1内で接
触しあっている構成であるが、熱伝導手段7の形状によ
っては、温水ヒータ4の熱を、温水タンク1外部に設け
た熱伝導手段(図示せず)を介して、温度検出手段2に
熱伝導させることも可能である。また、熱伝導手段7な
しで直接温水ヒータ4と温度検出手段2とを接触させ、
熱伝導させる手段も考えられる。
【0020】また、本実施例では、制御手段3におい
て、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ4への通
電率と、通常制御の通電率との2段階で制御するもので
あるが、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ4へ
の通電率は必ずしも一定である必要はなく複数の異なる
通電率を組み合わせて制御することも可能である。ま
た、線形・非線形に限らず時々刻々変化させて制御する
ことも考えられ、同等の効果が得られる。
【0021】以上のように構成された衛生洗浄装置につ
いて、以下その動作、作用を説明する。
【0022】制御手段3は、温水タンク1内の水温を温
度検出手段2で検出し、所定の設定温度になるよう、温
水ヒータ4を制御する。水が温水タンク1内に入ってい
る時は、温水ヒータ4からの熱は温度検出手段2まで伝
わる前に、熱伝導手段7から水中に放熱されるため、温
度検出手段2は実際の水温のみを検知することとなる。
【0023】一方、温水タンク1内の水が抜け、温水タ
ンク1内が空になった場合には、温水ヒータ4からの熱
は熱伝導手段7を介して温度検出手段2まで直に伝わる
ので、温度検出手段2により、即座に高温であると検出
でき、制御手段3は温水ヒータ4への通電を遮断する。
従って、温水タンク1内が空の状態で衛生洗浄装置本体
を傾けて持ったりしたとしても、温水ヒータ4の熱は温
度検出手段2まで伝わる構成のため、温度検出手段2が
高温となり、制御手段3は温水ヒータ4への通電を遮断
するため、温水タンク1が焼損することはない。
【0024】次に、図3に温水タンク内が空の時に通電
率が100%より低い通電を行う場合、図4に常に10
0%で通電し続けた場合の温水ヒータ表面温度と時間の
関係を示す。図3及び図4から、温水タンク1内が空の
時に、温水ヒータ4をして100%で通電した場合に
は、100%より低い通電を行う場合に比べ温水ヒータ
4の表面温度はより高温となることがわかる。即ち、温
水温度と温水ヒータの表面温度の差は通電率に比例して
増大する傾向があるため、温水ヒータの通電率を100
%より低くすることにより、温水タンク1内部及び周辺
部材に温度的ストレスが加わるのを軽減でき、寿命が短
くなったり、故障するといった不具合を防止できる。
【0025】従って、本発明によると、制御手段3にお
いて、所定の時間、温水ヒータ4への通電開始時の温水
ヒータ4への通電率を100%より低くすることで、い
かなる状態、状況下で温水タンク1内が空であったとし
ても、温水ヒータ4の熱を熱伝導手段7を介して温度検
出手段2に伝えられるため、確実に温水ヒータ4への通
電を遮断することが可能となり、通電率を100とする
場合に比べ温水ヒータ4の表面温度を下げられるため、
温水ヒータ4の輻射熱による温水タンク1内部及びその
周辺部材の損傷を防止することができる。
【0026】(実施例2)次に、本発明の実施例2につ
いて図5、6を用いて説明を行う。実施例2において、
実施例1と異なる点は、制御手段3を、温水ヒータ4通
電開始時の温度検出手段2の検出値に応じて、温水ヒー
タ4への通電開始時の温水ヒータ4への通電率を可変す
るようにした点である。本実施例では、温度検出手段2
の検出温度が高い場合には、低い場合に比べて通電率を
高くしている。
【0027】図5に温水ヒータ4通電開始時に温水温度
が高い場合、図6に温水ヒータ4通電開始時に温水温度
が低い場合の温水ヒータ4表面温度の時間関係を示す。
【0028】ここで、温水ヒータ4通電開始時の通電率
を固定した場合に、図5の点線で示すように、温水ヒー
タ4の通電開始時の温度検出手段2の検出値が比較的高
い時には、不必要に温水沸き上げ時間がかかってしまの
に対し、通電率を高くすることにより、実線で示すよう
に、素早く設定温度に到達することができる。。
【0029】逆に、温度検出手段2の検出値が比較的低
い時には、図6の点線で示すように、低い通電率の後の
通常の温度制御において、温水タンク1内の温水温度が
設定温度に到達したときの温水ヒータ4の表面温度はあ
る所定の温度Tを越てしまうが、通電率を低くすること
により、温水温度が設定温度に達すのに時間を要するも
のの、温水ヒータ4の表面温度上昇を緩和することがで
き、温水タンク1内部及びその周辺部材に熱的ストレス
を軽減して、故障もしくは損傷を防止できる。
【0030】従って、温水ヒータ4通電開始時の温水温
度に応じて、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ
4への通電率を可変する制御手段を備えたので、いかな
る状態、状況下においても確実に温水タンク1内の空焚
きが検出でき、不必要に低い通電率で温水ヒータ4の通
電を行うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することが
できる。あるいは、温水タンク1内部及びその周辺部材
への熱的ストレスを抑制し、故障もしくは損傷を防止す
ることができる。
【0031】(実施例3)次に、本発明の実施例3につ
いて図7、8を用いて説明を行う。実施例3において、
実施例1と異なる点は、制御手段3を、温水ヒータ4通
電開始時の温度検出手段2の検出値に応じて、温水ヒー
タ4への通電開始時の温水ヒータ4への通電率を100
%より低くする時間を可変するようにした点である。本
実施例では、温度検出手段2の検出温度が高い場合に
は、低い場合に比べて時間を短くしている。
【0032】図7に温水ヒータ4通電開始時に温水温度
が高い場合、図8に温水ヒータ4通電開始時に温水温度
が低い場合の温水ヒータ4表面温度と時間関係を示す。
【0033】ここで、温水ヒータ4通電開始時の通電率
を100%より低くする時間を固定した場合に、図7の
点線で示すように、温水ヒータ4の通電開始時の温度検
出手段2の検出値が比較的高い時には、不必要に温水沸
き上げ時間がかかってしまうのに対し、100%より低
い通電時間を短くすることにより、実線で示すように、
素早く設定温度に到達することができる。
【0034】逆に、温度検出手段2の検出値が比較的低
い時には図8の点線で示すように、低い通電率の後の通
常の温度制御において、温水タンク1内の温水温度が設
定温度に到達したときの温水ヒータ4の表面温度はある
所定の温度Tを越え越えてしまうが、通電率を100%
より低くする時間を長くすることにより、実線で示すよ
うに温水温度が設定温度に達すのに時間を要するもの
の、温水ヒータ4の表面温度上昇を緩和することがで
き、温水タンク1内部及びその周辺部材に熱的ストレス
を軽減して、故障もしくは損傷を防止できる。
【0035】従って、温水ヒータ4通電開始時の温水温
度に応じて、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ
4への通電率を100%より低くする時間を可変するこ
とで、いかなる状態、状況下においても確実に温水タン
ク1内の空焚きが検出でき、不必要に低い通電率で温水
ヒータ4の通電を行うことなく温水の沸き上げ時間を短
縮することができる。あるいは、温水タンク1内部及び
その周辺部材への熱的ストレスを抑制し、故障もしくは
損傷を防止することができる。
【0036】(実施例4)次に、本は発明の実施例4に
ついて図9〜11を用いて説明を行う。
【0037】図9は、本発明の実施例3における衛生洗
浄装置のブロック図である。実施例4において、実施例
1と異なる点は、図9に示すように、衛生洗浄装置周囲
の温度を検出する室温検出手段8を有し、制御手段3
を、温水ヒータ4通電開始時の室温検出手段8の検出値
に応じて、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ4
への通電率を可変するようにした点である。本実施例で
は、室温検出手段8の検出温度が高い場合には、低い場
合に比べて通電率を大きくしている。
【0038】図10に温水ヒータ4通電開始時に衛生洗
浄装置周辺の温度が高い場合、図11に温水ヒータ4通
電開始時に衛生洗浄装置周辺の温度が低い場合の温水ヒ
ータ4表面温度の時間関係を示す。
【0039】ここで、温水ヒータ4の通電開始時に行う
通電率を固定した場合、衛生洗浄装置周辺の温度が高い
時には、図10の点線で示すように、不必要に温水沸き
上げ時間がかかってしまうのに対して、通電率を大きく
することにより、実線で示すように、短時間で設定温度
とすることができる。
【0040】逆に、衛生洗浄装置周辺の温度が低い時に
は、温水ヒータ4や熱伝導手段7などの周辺部材も十分
冷えており、温水ヒータ4の熱が熱伝導手段7を介して
温度検出手段2に伝わり難いため、図11の点線で示す
ように、低い通電率の後の通常の温度制御において、温
水タンク1内の温水温度が設定温度に到達したときの温
水ヒータ4の表面温度はある所定の温度Tを越え越えて
しまうが、通電率を低くすることにより、実線で示すよ
うに温水温度が設定温度に達すのに時間を要するもの
の、温水ヒータ4の表面温度上昇を緩和することがで
き、温水タンク1内部及びその周辺部材に熱的ストレス
を軽減して、故障もしくは損傷を防止できる。
【0041】従って、温水ヒータ4通電開始時の衛生洗
浄装置の周辺温度に応じて、温水ヒータ4への通電開始
時の温水ヒータ4への通電率を可変することで、いかな
る状態、状況下においても確実に温水タンク1内の空焚
きが検出でき、不必要に低い通電率で温水ヒータ4の通
電を行うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することが
できる。あるいは、温水タンク1内部及びその周辺部材
への熱的ストレスを抑制し、故障もしくは損傷を防止す
ることができる。
【0042】(実施例5)次に、本は発明の実施例5に
ついて図12〜13を用いて説明を行う。
【0043】実施例4において、実施例4と異なる点
は、制御手段3を、温水ヒータ4通電開始時の室温検出
手段8の検出値に応じて、温水ヒータ4への通電開始時
の温水ヒータ4への通電率を100%より低くする時間
を可変するようにした点である。本実施例では、室温検
出手段8の検出温度が高い場合には、低い場合に比べて
通電率を100%より低くする時間を短くしている。
【0044】図12に温水ヒータ4通電開始時に衛生洗
浄装置周辺の温度が高い場合、図13に温水ヒータ4通
電開始時に衛生洗浄装置周辺の温度が低い場合の温水ヒ
ータ4表面温度の時間関係を示す。
【0045】ここで、温水ヒータ4通電開始時に行う通
電率を100%より低くする時間を固定した場合、衛生
洗浄装置周辺の温度が高い時には、図12の点線で示す
ように、不必要に温水沸き上げ時間がかかってしまうの
に対して、通電率を100%より低くする時間を短くす
ることにより実線で示すように、短時間で設定温度とす
ることができる。
【0046】逆に、衛生洗浄装置周辺の温度が低い時に
は、温水ヒータ4や熱伝導手段7などの周辺部材も十分
冷えており、温水ヒータ4の熱が熱伝導手段7を介して
温度検出手段2に伝わり難いため、図13の点線で示す
ように、低い通電率の後の通常の温度制御において、温
水タンク1内の温水温度が設定温度に到達したときの温
水ヒータ4の表面温度はある所定の温度Tを越え越えて
しまうが、通電率を100%より低くする時間を長くす
ることにより、実線で示すように温水温度が設定温度に
達すのに時間を要するものの、温水ヒータ4の表面温度
上昇を緩和することができ、温水タンク1内部及びその
周辺部材に熱的ストレスを軽減して、故障もしくは損傷
を防止できる。。
【0047】従って、温水ヒータ4通電開始時の衛生洗
浄装置の周辺温度に応じて、温水ヒータ4への通電開始
時の温水ヒータ4への通電率を100%より低くする時
間を可変することで、いかなる状態、状況下においても
確実に温水タンク1内の空焚きが検出でき、不必要に低
い通電率で温水ヒータ4の通電を行うことなく温水の沸
き上げ時間を短縮することができる。あるいは、温水タ
ンク1内部及びその周辺部材への熱的ストレスを抑制
し、故障もしくは損傷を防止することができる。
【0048】(実施例6)図14は、本発明の実施例4
における衛生洗浄装置のブロック図である。
【0049】図14に示すように、温水タンク1内の温
水温度を複数設定できる温水温度設定手段9を有し、制
御手段3は、温水温度設定手段9の設定が変化した場合
に、所定の時間、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒ
ータ4への通電率を100%より低くするものである。
【0050】毎回、温水ヒータ4への通電開始時に通電
率を100%より低くすると、不必要に温水の沸き上げ
時間が長くなってしまい使用者の使い勝手が悪くなる。
【0051】そこで、制御手段3において、温水タンク
1内の温水温度設定が変えられたときにのみ、所定の時
間、温水ヒータ4への通電率を100%より低くするこ
とで、不必要に低い通電率で温水ヒータ4の通電を行う
ことなく温水の沸き上げ時間を短縮することができると
共に、いかなる状態、状況下においても確実に温水タン
ク1内の空焚きが検出できる。
【0052】(実施例7)図15は、本発明の実施例5
における衛生洗浄装置のブロック図である。
【0053】図15に示すように、温水ヒータ4の通電
を切り設定にすることができる切り設定手段10を有
し、制御手段3は、切り設定手段10の設定が切りから
入りに変化した場合に、所定の時間、温水ヒータ4への
通電開始時の温水ヒータ4への通電率を100%より低
くするものである。
【0054】昨今、省エネのニーズから、使用者の意思
で温水ヒータ4への通電を行わない機能として、温水温
度を切り設定にするものや所定の時間のみ温水ヒータ4
への通電を行わないもの(例えば、10間切りスイッ
チ)などがある。
【0055】実施例6と同様に、毎回、温水ヒータ4へ
の通電開始時に通電率を100%より低くすると、不必
要に温水の沸き上げ時間が長くなってしまい使用者の使
い勝手が悪くなる。
【0056】そこで、制御手段3において、切り設定手
段10の設定が切りから入りに変化したときにのみ、所
定の時間、温水ヒータ4への通電率を100%より低く
することで、不必要に低い通電率で温水ヒータ4の通電
を行うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することがで
きると共に、いかなる状態、状況下においても確実に温
水タンク1内の空焚きが検出できる。
【0057】(実施例8)図16は、本発明の実施例6
における衛生洗浄装置のブロック図である。
【0058】図16に示すように、衛生洗浄装置の異常
を検出する異常検出手段11を有し、制御手段3は、異
常検出手段11によって異常検知され温水ヒータへの通
電を遮断した後に、異常が解除された場合に、所定の時
間、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ4への通
電率を100%より低くするものである。
【0059】実施例6・7と同様に、毎回、温水ヒータ
4への通電開始時に通電率を100%より低くすると、
不必要に温水の沸き上げ時間が長くなってしまい使用者
の使い勝手が悪くなる。
【0060】そこで、制御手段3において、衛生洗浄装
置の異常を異常検出手段11で検出した後、衛生洗浄装
置の異常が解除されたときに、所定の時間、温水ヒータ
4への通電率を100%より低くすることで、不必要に
低い通電率で温水ヒータ4の通電を行うことなく温水の
沸き上げ時間を短縮することができると共に、いかなる
状態、状況下においても確実に温水タンク1内の空焚き
が検出できる。
【0061】なお、実施例6〜8においては、通電率を
100%より低く制御するタイミングを、温水温度設定
手段の設定が変化した場合と切り設定手段の設定が切り
から入りに変化した場合と異常が解除された場合につい
て個々に限定して説明したが、これらの条件を組み合わ
せることも可能であり、同様の効果を得ることが出来
る。
【0062】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、所定の
時間、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電
率を100%より低くすることにより、いかなる状態、
状況下で温水タンク内が空水であったとしても、温水ヒ
ータの熱を熱伝導手段を介して温度検出手段に伝えられ
るため、確実に温水ヒータへの通電を遮断することを可
能とすることができると共に、所定の時間、温水ヒータ
への通電率を100%より低くすることで、温水ヒータ
の表面温度を下げられるため、温水ヒータの輻射熱によ
る温水タンク内部及びその周辺部材の損傷を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における衛生洗浄装置のブロ
ック図
【図2】本発明の実施例1における衛生洗浄装置の温水
タンクユニットの部分断面図
【図3】本発明の実施例1における通電率が100%よ
り低い通電を行う場合の温水ヒータ表面温度と時間を示
す図
【図4】本発明の実施例1における常に100%で通電
し続けた場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
【図5】本発明の実施例2における温水ヒータ通電開始
時に温水温度が高い場合の温水ヒータ表面温度と時間を
示す図
【図6】本発明の実施例2における温水ヒータ通電開始
時に温水温度が低い場合の温水ヒータ表面温度と時間を
示す図
【図7】本発明の実施例3における温水ヒータ通電開始
時に温水温度が高い場合の温水ヒータ表面温度と時間を
示す図
【図8】本発明の実施例3における温水ヒータ通電開始
時に温水温度が低い場合の温水ヒータ表面温度と時間を
示す図
【図9】本発明の実施例4における衛生洗浄装置のブロ
ック図
【図10】本発明の実施例4における衛生洗浄装置周辺
の温度が高い場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
【図11】本発明の実施例4における衛生洗浄装置周辺
の温度が低い場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
【図12】本発明の実施例5における衛生洗浄装置周辺
の温度が高い場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
【図13】本発明の実施例5における衛生洗浄装置周辺
の温度が低い場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
【図14】本発明の実施例6における衛生洗浄装置のブ
ロック図
【図15】本発明の実施例7における衛生洗浄装置のブ
ロック図
【図16】本発明の実施例8における衛生洗浄装置のブ
ロック図
【図17】従来の衛生洗浄装置の温水タンクユニット断
面概略図
【符号の説明】
1 温水タンク 2 温度検出手段 3 制御手段 4 温水ヒータ 7 熱伝導手段 8 室温検出手段 9 温水温度設定手段 10 切り設定手段 11 異常検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川本 聡 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 古林 満之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2D038 JB01 JB03 JF00 JH02 JH06 JH11 KA06 KA12 KA14

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体局部を洗浄する温水を貯湯する温水
    タンクと、前記温水タンク内を温める温水ヒータと、前
    記温水タンク内の水温を検出する温度検出手段と、前記
    温水ヒータの熱を前記温度検出手段に熱伝導させる熱伝
    導手段と、前記温度検出手段の検出温度をもとに前記温
    水ヒータを制御する制御手段からなり、前記制御手段
    は、所定の時間、前記温水ヒータへの通電開始時の前記
    温水ヒータへの通電率を100%より低くすることを特
    徴とした衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、温水ヒータ通電開始時の温
    度検出手段の検出値に応じて、前記温水ヒータへの通電
    開始時の温水ヒータへの通電率を可変することを特徴と
    した請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 【請求項3】 制御手段は、温水ヒータ通電開始時の温
    度検出手段の検出値に応じて、前記温水ヒータへの通電
    開始時の温水ヒータへの通電率を100%より低くする
    時間を可変することを特徴とした請求項1記載の衛生洗
    浄装置。
  4. 【請求項4】 衛生洗浄装置周囲の温度を検出する室温
    検出手段を有し、制御手段は、温水ヒータ通電開始時の
    前記室温検出手段の検出値に応じて、前記温水ヒータへ
    の通電開始時の前記温水ヒータへの通電率を可変するこ
    とを特徴とした請求項1記載の衛生洗浄装置。
  5. 【請求項5】 衛生洗浄装置周囲の温度を検出する室温
    検出手段を有し、制御手段は、温水ヒータ通電開始時の
    前記室温検出手段の検出値に応じて、前記温水ヒータへ
    の通電開始時の前記温水ヒータへの通電率を100%よ
    り低くする時間を可変することを特徴とした請求項1記
    載の衛生洗浄装置。
  6. 【請求項6】 温水タンク内の温水温度を複数設定でき
    る温水温度設定手段を有し、制御手段は、前記温水温度
    設定手段の設定が変化した場合に、所定の時間、前記温
    水ヒータへの通電開始時の前記温水ヒータへの通電率を
    100%より低くすることを特徴とした請求項1〜5の
    いずれか1項に記載の衛生洗浄装置。
  7. 【請求項7】 温水ヒータの通電を切り設定にすること
    ができる切り設定手段を有し、制御手段は、前記切り設
    定手段の設定が切りから入りに変化した場合に、所定の
    時間、前記温水ヒータへの通電開始時の前記温水ヒータ
    への通電率を100%より低くすることを特徴とした請
    求項1〜6のいずれか1項に記載の衛生洗浄装置。
  8. 【請求項8】 衛生洗浄装置の異常を検出する異常検出
    手段を有し、制御手段は、前記異常検出手段によって異
    常検知され温水ヒータへの通電を遮断した後に、異常が
    解除された場合に、所定の時間、前記温水ヒータへの通
    電開始時の前記温水ヒータへの通電率を100%より低
    くすることを特徴とした請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の衛生洗浄装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US20200338298A1 (en) * 2008-03-06 2020-10-29 ResMed Pty Ltd Humidification of respiratory gases

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