JP2003156255A - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Abstract
焚きを確実に検知し、温水タンク内部及びその周辺部材
の故障・損傷を防止すること。 【解決手段】 温水を貯湯する温水タンク1と、温水タ
ンク1内を温める温水ヒータ4と、温水タンク1内の水
温を検出する温度検出手段2と、温水ヒータ4の熱を温
度検出手段2に熱伝導させる熱伝導手段7と、温度検出
手段2の検出温度をもとに温水ヒータ4を制御する制御
手段3を備え、制御手段3は、所定の時間だけ、温水ヒ
ータ4への通電開始時の通電率を100%より低くする
ことにより、確実に温水ヒータ4への通電を遮断できる
と共に、温水ヒータ4表面温度を下げられるため、温水
ヒータ4の輻射熱による温水タンク1内部及びその周辺
部材の損傷を防止できる。
Description
水タンク、とりわけ空焚き検知の制御手段に関するもの
である。
ク空焚き検知手段としては、温水タンク内の水位を検出
し温水ヒータへの通電の有無を判定するものが知られて
いる。
1内の水温を温度検出手段2で検出し、所定の設定温度
になるように制御手段3は、温水ヒータ4を制御してい
る。また、設定温度に速やかになるように、設定温度近
傍まで温水ヒータ4へ通電を続ける。なお、空焚き検知
手段として、温水タンク1内の水位が所定の値以下であ
れば温水ヒータ4への通電を停止させるフロートスイッ
チ5を設けている。このフロートスイッチ5にはフロー
ト6が設けられており、フロート6の位置で水位を検出
している。
来の構成では、温水タンクユニット自体を傾ければフロ
ートスイッチ5が温水タンク1内が空水の場合において
も満水であると誤検知し、制御手段3は温水ヒータ4へ
の通電を開始する。温度検出手段2は雰囲気温度しか検
知していないために、その雰囲気温度が温水タンク1内
水温設定温度になるまで温水ヒータ4への通電は継続す
る。その間に温水ヒータ4の表面温度は異常上昇し、そ
の熱により温水タンクユニットが焼損するという課題を
有していた。 本発明は、前記従来の課題を解決するも
ので、いかなる状況下でも確実に焼損を起こさない衛生
洗浄装置を提供することを目的とする。
るために、本発明の衛生洗浄装置は、人体局部を洗浄す
る温水を貯湯する温水タンクと、前記温水タンク内を温
める温水ヒータと、前記温水タンク内の水温を検出する
温度検出手段と、前記温水ヒータの熱を前記温度検出手
段に熱伝導させる熱伝導手段と、前記温度検出手段の検
出温度をもとに前記温水ヒータを制御する制御手段から
なり、制御手段は、所定の時間、温水ヒータへの通電開
始時の温水ヒータへの通電率を100%より低くするも
のである。
タンク内が空水であったとしても、温水ヒータの熱を熱
伝導手段を介して温度検出手段に伝えられるため、確実
に温水ヒータへの通電を遮断することができ、所定の時
間、温水ヒータへの通電率を100%より低くすること
で、温水ヒータの表面温度を下げられるため、温水ヒー
タの輻射熱による温水タンク内部及びその周辺部材の損
傷を防止することができる。
部を洗浄する温水を貯湯する温水タンクと、温水タンク
内を温める温水ヒータと、温水タンク内の水温を検出す
る温度検出手段と、温水ヒータの熱を温度検出手段に熱
伝導させる熱伝導手段と、温度検出手段の検出温度をも
とに温水ヒータを制御する制御手段からなり、制御手段
は、所定の時間、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒー
タへの通電率を100%より低くすることにより、制御
手段において、いかなる状態、状況下で温水タンク内が
空水であったとしても、温水ヒータの熱を熱伝導手段を
介して温度検出手段に伝えられるため、確実に温水ヒー
タへの通電を遮断することを可能とすることができる。
率を100%より低くすることで、温水ヒータの表面温
度を下げられるため、温水ヒータの輻射熱による温水タ
ンク内部及びその周辺部材の損傷を防止することができ
る。
て、温水ヒータ通電開始時の温度検出手段の検出値に応
じて、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電
率を可変することにより、制御手段において、いかなる
状態、状況下においても確実に温水タンク内の空焚きが
検出でき、不必要に低い通電率で温水ヒータの通電を行
うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することができ
る。あるいは、温水タンク内部及びその周辺部材への熱
的ストレスを抑制し、故障もしくは損傷を防止すること
ができる。
て、温水ヒータ通電開始時の温度検出手段の検出値に応
じて、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電
率を100%より低くする時間を可変することにより、
制御手段において、いかなる状態、状況下においても確
実に温水タンク内の空焚きが検出でき、不必要に低い通
電率で温水ヒータの通電を行うことなく温水の沸き上げ
時間を短縮することができる。あるいは、温水タンク内
部及びその周辺部材への熱的ストレスを抑制し、故障も
しくは損傷を防止することができる。
囲の温度を検出する室温検出手段を有し、制御手段は、
温水ヒータ通電開始時の室温検出手段の検出値に応じ
て、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電率
を可変することにより、制御手段において、いかなる状
態、状況下においても確実に温水タンク内の空焚きが検
出でき、不必要に低い通電率で温水ヒータの通電を行う
ことなく温水の沸き上げ時間を短縮することができる。
あるいは、温水タンク内部及びその周辺部材への熱的ス
トレスを抑制し、故障もしくは損傷を防止することがで
きる。
の温度を検出する室温検出手段を有し、制御手段は、温
水ヒータ通電開始時の室温検出手段の検出値に応じて、
温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電率を1
00%より低くする時間を可変することにより、制御手
段において、いかなる状態、状況下においても確実に温
水タンク内の空焚きが検出でき、不必要に低い通電率で
温水ヒータの通電を行うことなく温水の沸き上げ時間を
短縮することができる。あるいは、温水タンク内部及び
その周辺部材への熱的ストレスを抑制し、故障もしくは
損傷を防止することができる。
温水温度を複数設定できる温水温度設定手段を有し、制
御手段は、温水温度設定手段の設定が変化した場合に、
所定の時間、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへ
の通電率を100%より低くすることにより、制御手段
において、不必要に低い通電率で温水ヒータの通電を行
うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することができ
る。あるいは、いかなる状態、状況下においても確実に
温水タンク内の空焚きが検出できる。
電を切り設定にすることができる切り設定手段を有し、
制御手段は、切り設定手段の設定が切りから入りに変化
した場合に、所定の時間、温水ヒータへの通電開始時の
温水ヒータへの通電率を100%より低くすることにす
ることにより、制御手段において、不必要に低い通電率
で温水ヒータの通電を行うことなく温水の沸き上げ時間
を短縮することができる。あるいは、いかなる状態、状
況下においても確実に温水タンク内の空焚きが検出でき
る。
異常を検出する異常検出手段を有し、制御手段は、異常
検出手段によって異常検知され温水ヒータへの通電を遮
断した後に、異常が解除された場合に、所定の時間、温
水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電率を10
0%より低くすることにより、制御手段において、不必
要に低い通電率で温水ヒータの通電を行うことなく温水
の沸き上げ時間を短縮することができると共に、いかな
る状態、状況下においても確実に温水タンク内の空焚き
が検出できる。
ながら説明する。
おける衛生洗浄装置のブロック図を示すものである。図
2は、本発明の実施例1における衛生洗浄装置の温水タ
ンクユニットの部分断面図である。
を行うための洗浄水を貯湯するための温水タンク、2は
前記温水タンク内の温水温度を検出するための温度検出
手段、4は温水タンク内に配置してある温水ヒータであ
り、3は温度検出手段2で検出された温水温度に基づ
き、温水ヒータ3への通電を制御するための制御手段で
ある。ここで、温水ヒータ4の熱の一部は熱伝導手段7
を介して温度検出手段2に伝導させる構成となってお
り、制御手段3は、所定の時間、温水ヒータ4への通電
開始時の温水ヒータ4への通電率を100%より低く制
御する構成となっている。
ヒータ4と熱伝導手段7の3部品は温水タンク1内で接
触しあっている構成であるが、熱伝導手段7の形状によ
っては、温水ヒータ4の熱を、温水タンク1外部に設け
た熱伝導手段(図示せず)を介して、温度検出手段2に
熱伝導させることも可能である。また、熱伝導手段7な
しで直接温水ヒータ4と温度検出手段2とを接触させ、
熱伝導させる手段も考えられる。
て、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ4への通
電率と、通常制御の通電率との2段階で制御するもので
あるが、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ4へ
の通電率は必ずしも一定である必要はなく複数の異なる
通電率を組み合わせて制御することも可能である。ま
た、線形・非線形に限らず時々刻々変化させて制御する
ことも考えられ、同等の効果が得られる。
いて、以下その動作、作用を説明する。
度検出手段2で検出し、所定の設定温度になるよう、温
水ヒータ4を制御する。水が温水タンク1内に入ってい
る時は、温水ヒータ4からの熱は温度検出手段2まで伝
わる前に、熱伝導手段7から水中に放熱されるため、温
度検出手段2は実際の水温のみを検知することとなる。
ンク1内が空になった場合には、温水ヒータ4からの熱
は熱伝導手段7を介して温度検出手段2まで直に伝わる
ので、温度検出手段2により、即座に高温であると検出
でき、制御手段3は温水ヒータ4への通電を遮断する。
従って、温水タンク1内が空の状態で衛生洗浄装置本体
を傾けて持ったりしたとしても、温水ヒータ4の熱は温
度検出手段2まで伝わる構成のため、温度検出手段2が
高温となり、制御手段3は温水ヒータ4への通電を遮断
するため、温水タンク1が焼損することはない。
率が100%より低い通電を行う場合、図4に常に10
0%で通電し続けた場合の温水ヒータ表面温度と時間の
関係を示す。図3及び図4から、温水タンク1内が空の
時に、温水ヒータ4をして100%で通電した場合に
は、100%より低い通電を行う場合に比べ温水ヒータ
4の表面温度はより高温となることがわかる。即ち、温
水温度と温水ヒータの表面温度の差は通電率に比例して
増大する傾向があるため、温水ヒータの通電率を100
%より低くすることにより、温水タンク1内部及び周辺
部材に温度的ストレスが加わるのを軽減でき、寿命が短
くなったり、故障するといった不具合を防止できる。
いて、所定の時間、温水ヒータ4への通電開始時の温水
ヒータ4への通電率を100%より低くすることで、い
かなる状態、状況下で温水タンク1内が空であったとし
ても、温水ヒータ4の熱を熱伝導手段7を介して温度検
出手段2に伝えられるため、確実に温水ヒータ4への通
電を遮断することが可能となり、通電率を100とする
場合に比べ温水ヒータ4の表面温度を下げられるため、
温水ヒータ4の輻射熱による温水タンク1内部及びその
周辺部材の損傷を防止することができる。
いて図5、6を用いて説明を行う。実施例2において、
実施例1と異なる点は、制御手段3を、温水ヒータ4通
電開始時の温度検出手段2の検出値に応じて、温水ヒー
タ4への通電開始時の温水ヒータ4への通電率を可変す
るようにした点である。本実施例では、温度検出手段2
の検出温度が高い場合には、低い場合に比べて通電率を
高くしている。
が高い場合、図6に温水ヒータ4通電開始時に温水温度
が低い場合の温水ヒータ4表面温度の時間関係を示す。
を固定した場合に、図5の点線で示すように、温水ヒー
タ4の通電開始時の温度検出手段2の検出値が比較的高
い時には、不必要に温水沸き上げ時間がかかってしまの
に対し、通電率を高くすることにより、実線で示すよう
に、素早く設定温度に到達することができる。。
い時には、図6の点線で示すように、低い通電率の後の
通常の温度制御において、温水タンク1内の温水温度が
設定温度に到達したときの温水ヒータ4の表面温度はあ
る所定の温度Tを越てしまうが、通電率を低くすること
により、温水温度が設定温度に達すのに時間を要するも
のの、温水ヒータ4の表面温度上昇を緩和することがで
き、温水タンク1内部及びその周辺部材に熱的ストレス
を軽減して、故障もしくは損傷を防止できる。
度に応じて、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ
4への通電率を可変する制御手段を備えたので、いかな
る状態、状況下においても確実に温水タンク1内の空焚
きが検出でき、不必要に低い通電率で温水ヒータ4の通
電を行うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することが
できる。あるいは、温水タンク1内部及びその周辺部材
への熱的ストレスを抑制し、故障もしくは損傷を防止す
ることができる。
いて図7、8を用いて説明を行う。実施例3において、
実施例1と異なる点は、制御手段3を、温水ヒータ4通
電開始時の温度検出手段2の検出値に応じて、温水ヒー
タ4への通電開始時の温水ヒータ4への通電率を100
%より低くする時間を可変するようにした点である。本
実施例では、温度検出手段2の検出温度が高い場合に
は、低い場合に比べて時間を短くしている。
が高い場合、図8に温水ヒータ4通電開始時に温水温度
が低い場合の温水ヒータ4表面温度と時間関係を示す。
を100%より低くする時間を固定した場合に、図7の
点線で示すように、温水ヒータ4の通電開始時の温度検
出手段2の検出値が比較的高い時には、不必要に温水沸
き上げ時間がかかってしまうのに対し、100%より低
い通電時間を短くすることにより、実線で示すように、
素早く設定温度に到達することができる。
い時には図8の点線で示すように、低い通電率の後の通
常の温度制御において、温水タンク1内の温水温度が設
定温度に到達したときの温水ヒータ4の表面温度はある
所定の温度Tを越え越えてしまうが、通電率を100%
より低くする時間を長くすることにより、実線で示すよ
うに温水温度が設定温度に達すのに時間を要するもの
の、温水ヒータ4の表面温度上昇を緩和することがで
き、温水タンク1内部及びその周辺部材に熱的ストレス
を軽減して、故障もしくは損傷を防止できる。
度に応じて、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ
4への通電率を100%より低くする時間を可変するこ
とで、いかなる状態、状況下においても確実に温水タン
ク1内の空焚きが検出でき、不必要に低い通電率で温水
ヒータ4の通電を行うことなく温水の沸き上げ時間を短
縮することができる。あるいは、温水タンク1内部及び
その周辺部材への熱的ストレスを抑制し、故障もしくは
損傷を防止することができる。
ついて図9〜11を用いて説明を行う。
浄装置のブロック図である。実施例4において、実施例
1と異なる点は、図9に示すように、衛生洗浄装置周囲
の温度を検出する室温検出手段8を有し、制御手段3
を、温水ヒータ4通電開始時の室温検出手段8の検出値
に応じて、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ4
への通電率を可変するようにした点である。本実施例で
は、室温検出手段8の検出温度が高い場合には、低い場
合に比べて通電率を大きくしている。
浄装置周辺の温度が高い場合、図11に温水ヒータ4通
電開始時に衛生洗浄装置周辺の温度が低い場合の温水ヒ
ータ4表面温度の時間関係を示す。
通電率を固定した場合、衛生洗浄装置周辺の温度が高い
時には、図10の点線で示すように、不必要に温水沸き
上げ時間がかかってしまうのに対して、通電率を大きく
することにより、実線で示すように、短時間で設定温度
とすることができる。
は、温水ヒータ4や熱伝導手段7などの周辺部材も十分
冷えており、温水ヒータ4の熱が熱伝導手段7を介して
温度検出手段2に伝わり難いため、図11の点線で示す
ように、低い通電率の後の通常の温度制御において、温
水タンク1内の温水温度が設定温度に到達したときの温
水ヒータ4の表面温度はある所定の温度Tを越え越えて
しまうが、通電率を低くすることにより、実線で示すよ
うに温水温度が設定温度に達すのに時間を要するもの
の、温水ヒータ4の表面温度上昇を緩和することがで
き、温水タンク1内部及びその周辺部材に熱的ストレス
を軽減して、故障もしくは損傷を防止できる。
浄装置の周辺温度に応じて、温水ヒータ4への通電開始
時の温水ヒータ4への通電率を可変することで、いかな
る状態、状況下においても確実に温水タンク1内の空焚
きが検出でき、不必要に低い通電率で温水ヒータ4の通
電を行うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することが
できる。あるいは、温水タンク1内部及びその周辺部材
への熱的ストレスを抑制し、故障もしくは損傷を防止す
ることができる。
ついて図12〜13を用いて説明を行う。
は、制御手段3を、温水ヒータ4通電開始時の室温検出
手段8の検出値に応じて、温水ヒータ4への通電開始時
の温水ヒータ4への通電率を100%より低くする時間
を可変するようにした点である。本実施例では、室温検
出手段8の検出温度が高い場合には、低い場合に比べて
通電率を100%より低くする時間を短くしている。
浄装置周辺の温度が高い場合、図13に温水ヒータ4通
電開始時に衛生洗浄装置周辺の温度が低い場合の温水ヒ
ータ4表面温度の時間関係を示す。
電率を100%より低くする時間を固定した場合、衛生
洗浄装置周辺の温度が高い時には、図12の点線で示す
ように、不必要に温水沸き上げ時間がかかってしまうの
に対して、通電率を100%より低くする時間を短くす
ることにより実線で示すように、短時間で設定温度とす
ることができる。
は、温水ヒータ4や熱伝導手段7などの周辺部材も十分
冷えており、温水ヒータ4の熱が熱伝導手段7を介して
温度検出手段2に伝わり難いため、図13の点線で示す
ように、低い通電率の後の通常の温度制御において、温
水タンク1内の温水温度が設定温度に到達したときの温
水ヒータ4の表面温度はある所定の温度Tを越え越えて
しまうが、通電率を100%より低くする時間を長くす
ることにより、実線で示すように温水温度が設定温度に
達すのに時間を要するものの、温水ヒータ4の表面温度
上昇を緩和することができ、温水タンク1内部及びその
周辺部材に熱的ストレスを軽減して、故障もしくは損傷
を防止できる。。
浄装置の周辺温度に応じて、温水ヒータ4への通電開始
時の温水ヒータ4への通電率を100%より低くする時
間を可変することで、いかなる状態、状況下においても
確実に温水タンク1内の空焚きが検出でき、不必要に低
い通電率で温水ヒータ4の通電を行うことなく温水の沸
き上げ時間を短縮することができる。あるいは、温水タ
ンク1内部及びその周辺部材への熱的ストレスを抑制
し、故障もしくは損傷を防止することができる。
における衛生洗浄装置のブロック図である。
水温度を複数設定できる温水温度設定手段9を有し、制
御手段3は、温水温度設定手段9の設定が変化した場合
に、所定の時間、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒ
ータ4への通電率を100%より低くするものである。
率を100%より低くすると、不必要に温水の沸き上げ
時間が長くなってしまい使用者の使い勝手が悪くなる。
1内の温水温度設定が変えられたときにのみ、所定の時
間、温水ヒータ4への通電率を100%より低くするこ
とで、不必要に低い通電率で温水ヒータ4の通電を行う
ことなく温水の沸き上げ時間を短縮することができると
共に、いかなる状態、状況下においても確実に温水タン
ク1内の空焚きが検出できる。
における衛生洗浄装置のブロック図である。
を切り設定にすることができる切り設定手段10を有
し、制御手段3は、切り設定手段10の設定が切りから
入りに変化した場合に、所定の時間、温水ヒータ4への
通電開始時の温水ヒータ4への通電率を100%より低
くするものである。
で温水ヒータ4への通電を行わない機能として、温水温
度を切り設定にするものや所定の時間のみ温水ヒータ4
への通電を行わないもの(例えば、10間切りスイッ
チ)などがある。
の通電開始時に通電率を100%より低くすると、不必
要に温水の沸き上げ時間が長くなってしまい使用者の使
い勝手が悪くなる。
段10の設定が切りから入りに変化したときにのみ、所
定の時間、温水ヒータ4への通電率を100%より低く
することで、不必要に低い通電率で温水ヒータ4の通電
を行うことなく温水の沸き上げ時間を短縮することがで
きると共に、いかなる状態、状況下においても確実に温
水タンク1内の空焚きが検出できる。
における衛生洗浄装置のブロック図である。
を検出する異常検出手段11を有し、制御手段3は、異
常検出手段11によって異常検知され温水ヒータへの通
電を遮断した後に、異常が解除された場合に、所定の時
間、温水ヒータ4への通電開始時の温水ヒータ4への通
電率を100%より低くするものである。
4への通電開始時に通電率を100%より低くすると、
不必要に温水の沸き上げ時間が長くなってしまい使用者
の使い勝手が悪くなる。
置の異常を異常検出手段11で検出した後、衛生洗浄装
置の異常が解除されたときに、所定の時間、温水ヒータ
4への通電率を100%より低くすることで、不必要に
低い通電率で温水ヒータ4の通電を行うことなく温水の
沸き上げ時間を短縮することができると共に、いかなる
状態、状況下においても確実に温水タンク1内の空焚き
が検出できる。
100%より低く制御するタイミングを、温水温度設定
手段の設定が変化した場合と切り設定手段の設定が切り
から入りに変化した場合と異常が解除された場合につい
て個々に限定して説明したが、これらの条件を組み合わ
せることも可能であり、同様の効果を得ることが出来
る。
時間、温水ヒータへの通電開始時の温水ヒータへの通電
率を100%より低くすることにより、いかなる状態、
状況下で温水タンク内が空水であったとしても、温水ヒ
ータの熱を熱伝導手段を介して温度検出手段に伝えられ
るため、確実に温水ヒータへの通電を遮断することを可
能とすることができると共に、所定の時間、温水ヒータ
への通電率を100%より低くすることで、温水ヒータ
の表面温度を下げられるため、温水ヒータの輻射熱によ
る温水タンク内部及びその周辺部材の損傷を防止するこ
とができる。
ック図
タンクユニットの部分断面図
り低い通電を行う場合の温水ヒータ表面温度と時間を示
す図
し続けた場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
時に温水温度が高い場合の温水ヒータ表面温度と時間を
示す図
時に温水温度が低い場合の温水ヒータ表面温度と時間を
示す図
時に温水温度が高い場合の温水ヒータ表面温度と時間を
示す図
時に温水温度が低い場合の温水ヒータ表面温度と時間を
示す図
ック図
の温度が高い場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
の温度が低い場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
の温度が高い場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
の温度が低い場合の温水ヒータ表面温度と時間を示す図
ロック図
ロック図
ロック図
面概略図
Claims (8)
- 【請求項1】 人体局部を洗浄する温水を貯湯する温水
タンクと、前記温水タンク内を温める温水ヒータと、前
記温水タンク内の水温を検出する温度検出手段と、前記
温水ヒータの熱を前記温度検出手段に熱伝導させる熱伝
導手段と、前記温度検出手段の検出温度をもとに前記温
水ヒータを制御する制御手段からなり、前記制御手段
は、所定の時間、前記温水ヒータへの通電開始時の前記
温水ヒータへの通電率を100%より低くすることを特
徴とした衛生洗浄装置。 - 【請求項2】 制御手段は、温水ヒータ通電開始時の温
度検出手段の検出値に応じて、前記温水ヒータへの通電
開始時の温水ヒータへの通電率を可変することを特徴と
した請求項1記載の衛生洗浄装置。 - 【請求項3】 制御手段は、温水ヒータ通電開始時の温
度検出手段の検出値に応じて、前記温水ヒータへの通電
開始時の温水ヒータへの通電率を100%より低くする
時間を可変することを特徴とした請求項1記載の衛生洗
浄装置。 - 【請求項4】 衛生洗浄装置周囲の温度を検出する室温
検出手段を有し、制御手段は、温水ヒータ通電開始時の
前記室温検出手段の検出値に応じて、前記温水ヒータへ
の通電開始時の前記温水ヒータへの通電率を可変するこ
とを特徴とした請求項1記載の衛生洗浄装置。 - 【請求項5】 衛生洗浄装置周囲の温度を検出する室温
検出手段を有し、制御手段は、温水ヒータ通電開始時の
前記室温検出手段の検出値に応じて、前記温水ヒータへ
の通電開始時の前記温水ヒータへの通電率を100%よ
り低くする時間を可変することを特徴とした請求項1記
載の衛生洗浄装置。 - 【請求項6】 温水タンク内の温水温度を複数設定でき
る温水温度設定手段を有し、制御手段は、前記温水温度
設定手段の設定が変化した場合に、所定の時間、前記温
水ヒータへの通電開始時の前記温水ヒータへの通電率を
100%より低くすることを特徴とした請求項1〜5の
いずれか1項に記載の衛生洗浄装置。 - 【請求項7】 温水ヒータの通電を切り設定にすること
ができる切り設定手段を有し、制御手段は、前記切り設
定手段の設定が切りから入りに変化した場合に、所定の
時間、前記温水ヒータへの通電開始時の前記温水ヒータ
への通電率を100%より低くすることを特徴とした請
求項1〜6のいずれか1項に記載の衛生洗浄装置。 - 【請求項8】 衛生洗浄装置の異常を検出する異常検出
手段を有し、制御手段は、前記異常検出手段によって異
常検知され温水ヒータへの通電を遮断した後に、異常が
解除された場合に、所定の時間、前記温水ヒータへの通
電開始時の前記温水ヒータへの通電率を100%より低
くすることを特徴とした請求項1〜7のいずれか1項に
記載の衛生洗浄装置。
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---|---|---|---|
JP2001352763A JP4000831B2 (ja) | 2001-11-19 | 2001-11-19 | 衛生洗浄装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017009184A (ja) * | 2015-06-22 | 2017-01-12 | 株式会社Lixil | 電気温水器 |
US20200338298A1 (en) * | 2008-03-06 | 2020-10-29 | ResMed Pty Ltd | Humidification of respiratory gases |
-
2001
- 2001-11-19 JP JP2001352763A patent/JP4000831B2/ja not_active Expired - Fee Related
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