JP2003156047A - クランクジャーナルの軸受け装置 - Google Patents
クランクジャーナルの軸受け装置Info
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Abstract
形によりクランクジャーナルが傾斜し、主軸受けに片当
たりによる偏荷重を及ぼすおそれがある場合に受圧面を
クランクジャーナルの傾斜に応じて拡大し、荷重力を分
散平準化し、長期間安定してエンジンを運転できるクラ
ンクシャフトの軸受け装置を提供する。 【解決手段】 クランクシャフトのジャーナルを回転自
在に支持する主軸受け装置の下側平軸受けメタル3の内
周面を、エンジンの運転中に同主軸受け面に作用するク
ランクジャーナルの傾きと偏荷重の度合いに応じてその
傾き方向Lに沿って漸次深くなるように切削部3bを切
削加工した。
Description
ジンやガソリンエンジンなどの往復動内燃機関や往復動
外燃機関や往復ポンプや往復圧縮機などの往復動機械に
おいて、回転運動と往復運動とを相互に変換するための
クランクシャフトのジャーナル(クランクジャーナル:
主軸ともいう)を回転自在に支持するための主軸受け装
置に関するものである。
は、一般的にクランクシャフト11とそのクランクジャ
ーナル(回転主軸)12の部分を回動自在に支持する主
軸受装置から構成されている。主軸受装置は、一般的に
上下に二分割された半円筒形の平軸受けメタル3・4
(図3参照)を備えている。そして主軸受装置に回動自
在に支持されるクランクジャーナル12・12間におい
て、軸方向に間隔をあけて一対の相対向するクランクウ
エブ(クランクアーム)15がクランクジャーナル12
端に一体に連結され、これらのクランクウエブ15・1
5間がクランクジャーナル12の連結位置と相反する
(最も離間した)位置でクランクピン14により連結さ
れている。たとえばクロスヘッド型内燃機関の場合に
は、シリンダ(気筒)内のピストンにクロスヘッドピン
を介して一端が連結されたコンロッドの他端がクランク
ピン14に連結される。また、右端のクランクジャーナ
ル12の外周面端部には、入出力用の外向きフランジ5
が一体に形成されている。なお、図中の符号2は軸受け
台、3は下側平軸受けメタル、4は上側平軸受けメタ
ル、6は軸受けキャップである。
ーゼルエンジンにおいて、省燃費化を図るためにピスト
ンのストロークを長くする、いわゆるロングストローク
化を図る傾向が強い。これは、ロングストロークにする
と、燃焼室内の燃焼ガスが新気と置き換わり易くなるた
めに、燃焼状態が改善され熱効率が良好になるために省
燃費化を図れるからに他ならない。しかしながら、その
反面、クランクウエブが延長された分だけ変形し易くな
り、クランクシャフトにシリンダ内の爆発力とピストン
の慣性力が加わって一回転するたびにクランクシャフト
が弾性変形して軸線方向S(図1参照)に対してクラン
クジャーナルが傾斜し、このジャーナルを支持する主軸
受けの内周面には前記力とともにジャーナルとの片当た
りによる大きな偏荷重が作用する。そして、この状態が
継続すると、ジャーナル部分の外周面に接触して支持し
ている主軸受けメタルが短期間で摩耗・損傷したり、主
軸受けメタルの表面にライニング等がされている場合に
はそれが剥げ落ちたりするおそれがある。
策として、下記の公報に記載の方法が提案されている。
シャフトの複数のジャーナルを支持する各主軸受けに作
用する軸受け荷重に応じて各主軸受けの少なくとも高さ
をそれぞれ設定し、各主軸受けの強度・剛性をバランス
よく維持する。
れた半円筒状下側主軸受けメタルの下面側を支持する軸
受けサドル(軸受け台)に多数の凹穴を設けることによ
り、クランクジャーナルの片当たりにより発生する高い
油膜圧力を弾性変形させて分散平準化する。
シャフトの軸部をつづみ形に形成するとともに、軸受け
部の軸線方向中央部付近を軸線とほぼ平行な直線部を有
する筒状面とする一方、軸受け部の両側軸端部を軸部の
つづみ形凹曲面に対してほぼ均一な隙間を形成する凸曲
面とすることにより、低速回転時には中央部付近が油の
保持能力を発揮するとともに、高速回転時には両側軸端
部の均一な軸受け隙間が流路抵抗を低く抑えて軸受け部
の冷却作用を向上させ、油の粘度を適正に保たせる。
向のスラスト力を受ける軸受け部において、クランク軸
と接触する面をテーパ状に形成することにより、スラス
ト力により軸受け部が変形し、軸受け部の内面にクラン
ク軸が局部当たりすることによる過大な面圧が発生する
のを防止する。
た各公報に記載の対応方法では、次のような不都合が残
る。すなわち、 特開平6−307430号の場合、クランクジャー
ナルの傾斜による片当たりには効果が少ない。
軸受けおよびその周辺の軸受け台などの強度が低下す
る。
軸受けおよびクランク軸の構造が複雑になって、コスト
アップの要因になる。
軸線方向のスラスト力を受ける軸受け部の軸受けが対象
になるが、本発明の対象とするクランクジャーナルの傾
斜への対応が目的でないので、そのまま適用できない。
で、エンジン運転時にクランクシャフトが爆発力等を受
けて弾性変形によりクランクジャーナルが傾斜し、主軸
受けに偏荷重を及ぼすおそれがある場合にその受圧面を
クランクジャーナルの傾斜と偏荷重に応じて拡大し、荷
重力を分散平準化し、長期間安定してエンジンを運転で
き、構造が簡単で製作が容易なクランクジャーナルの軸
受け装置を提供しようとするものである。
めに本発明に係るクランクジャーナルの軸受け装置は、
クランクシャフトのジャーナル部分を回転自在に支持す
る主軸受けの内周面を、エンジンの運転中に同主軸受け
面に作用する前記ジャーナルの傾きと偏荷重の度合いに
応じてその傾き方向に沿って漸次深くなるように切削し
たことを特徴とするものである。
クジャーナルの軸受け装置によれば、たとえばエンジン
のシリンダからの爆発力を受けてクランクジャーナルが
主軸受けに対して傾斜しても、このジャーナルの傾斜方
向に沿って主軸受けの内周面が切削されているので、ジ
ャーナルは主軸受けの傾斜切削された内周面で支持され
ているから、荷重力は分散平準化され、局部的に過大な
荷重が主軸受けに作用する、いわゆる片当たりがない。
つまり、クランクシャフトの各ジャーナルが正規の軸線
方向に対して一方へ傾斜しても、主軸受けの内周面にほ
ぼ均等に荷重が作用する面があるで、短期間で主軸受け
が摩耗したり損傷したりすることがなく、長期にわたり
安定して使用できる。
内周面に、クランクシャフトの正規の中心軸線に平行で
平坦な周面を加工した上で、その一部に前記クランクジ
ャーナルの傾きと偏荷重の度合いに応じて傾き方向に沿
って漸次深くなる切削部を切削加工することが望まし
い。
転する間に弾性変形してクランクジャーナルが傾斜する
ことにより片当たりが生じ主軸受けの内周面に偏荷重を
及ぼす際にはその荷重方向に沿って漸次深くなるように
切削加工した切削部でクランクジャーナルを支持するこ
とで、偏荷重を分散平準化して支持する一方、その偏荷
重状態はクランクシャフトが一回転するうちの一瞬(一
時的)であることから、それ以外のときのクランクジャ
ーナルが小さな傾斜で中心軸線にほぼ平行な状態で回転
する(一回転のうち中心軸線にほぼ平行な状態で回転す
る方が時間的に長い)際には、中心軸線に平行で平坦な
周面でクランクジャーナルを回転可能に支持できる。し
たがって、クランクジャーナルがいずれの状態であって
も主軸受けの内周面と片当たりを生じにくく、長期間安
定してクランクジャーナルを回転自在に支持することが
できる。
上下に二分割された半円筒形の平軸受けメタルを備え、
下側平軸受けメタルの内周面を前記ジャーナルの軸線方
向に対し傾斜した方向に漸次切削することができる。
の平軸受けメタルのうち下側平軸受けメタルだけに切削
加工を施してもよく、また、あらかじめ切削加工を施し
た下側平軸受けメタルを準備しておけば、下側平軸受け
メタルが摩損したときにすぐに交換できる。なお、上下
の平軸受けメタルのうち摩損し易いのが下側平軸受けメ
タルであるのは上記したとおり、シリンダ内の爆発力と
ピストンの慣性力がクランクジャーナルの荷重に加わっ
て下側平軸受けメタルに作用するからである。
ーナルの軸受け装置について実施の形態を図面に基づき
説明する。
装置の下側平軸受けメタルを取り外して上方から見た拡
大斜視図で、図1(b)は本発明の別の実施例に係る軸
受け装置の下側平軸受けメタルを取り外して上方から見
た拡大斜視図である。図2は図1の軸受け装置の全体を
示す断面図で、図4に示す大型船舶用2サイクルディー
ゼルエンジンのクランクシャフトの一つのジャーナルを
支持する主軸受け装置のA部を表している。図3は主軸
受け装置の二分割された軸受けメタルを取り出して示す
斜視図である。図4はクランクシャフトの一つのジャー
ナルを支持する大型船舶用2サイクルディーゼルエンジ
ンの主軸受け装置の周辺を一部を省略して示す断面図で
ある。図5は本発明の実施例に係るクランクジャーナル
の軸受け装置を備えた大型船舶用2サイクルディーゼル
エンジンの一部を切り欠いて示す斜視図である。
機構10は直列6気筒の大型船舶用2サイクルディーゼ
ルエンジン用で、クランクシャフト11はシリンダ19
内を上下方向に往復動する各ピストン18から下方に延
設されたピストンロッド17の下端に一端部がクロスヘ
ッドピン16を介して接続されたコンロッド13の他端
部をクランクピン14を介して連結する複数組のクラン
クウエブ15を備えている。また、クランクウエブ15
の一端にはクランクジャーナル(クランク軸)12が配
置され、各クランクジャーナル12の周囲を、図3のよ
うに上下に二分割された半円筒状の平軸受けメタル3・
4が回転自在に支持する。平軸受けメタル3・4の内周
面には、とくに上側に潤滑油供給用の長溝3a・4aが
刻設されている。
け台2の半円形凹状部2a上に、下側平軸受けメタル3
が嵌合され、この平軸受けメタル3上にクランクジャー
ナル12を支持した状態で、上側平軸受けメタル4が被
せられている。さらに、上側平軸受けメタル4上に軸受
けキャップ6が被せられ、締結ボルト7のねじ部に螺合
するナット8により緊締されている。
タル3・4の内周面、とくに下側平軸受けメタル3の内
周面には、図1(a)に示すように、エンジンの運転時
にクランクシャフト11が弾性変形してクランクジャー
ナル12が傾斜する方向に、つまり本例の場合には中心
軸線Sに対してα°後方左側へ下向きに傾斜した方向L
に沿って漸次切削深さが深くなるように連続しかつ滑ら
かに(段差ができないように)切削されている。この切
削部3bを示す、図1(a)の円弧状線hは等高線を表
しており、各等高線h間の切削深さの差は、本例では
0.05mmである。本例の場合、図1(a)から明ら
かなように、下側軸受けメタル3の内周面上の中立位置
(0°)から時計方向(左側)へ45°の位置の後端側
縁部が切削量0.3mmで最大の切削量、つまり最薄肉
部になっており、ジャーナル12の片当たりによる偏荷
重が最大になるのに対応している。このときの、傾斜角
αは0.14°である。
は、上記のようにクランクジャーナル12の傾斜方向L
に沿って軸受けメタル3の内周面に漸次深くなる切削部
3bを切削加工するが、あらかじめ従来の一般的な平軸
受けメタルと同様に中心軸線Sに平行で平坦な(外周面
と内周面間の厚みが一定の)内周面3cを加工してい
る。つまり、下側平軸受けメタル3の内周面における切
削部3bは平坦な内周面3cの一部に設けており、切削
部3bの占める割合は図1(b)のように、クランクジ
ャーナル12の弾性変形による傾きと偏荷重によって変
更している。つまり、図1(b)は図1(a)に比べて
クランクジャーナル12の傾きは大きいが、片当たりに
よる偏荷重が少ない場合の実施例である。
は、上記と同様な切削部を前記切削部3bと点対称に設
ける場合と全く設けない場合とがあり、これについても
クランクシャフト11の弾性変形の態様に応じて変更す
る。
平軸受けメタル3の平坦な内周面3cの一部に設ける
が、これは、クランクシャフト11が一回転する間に弾
性変形してクランクジャーナル12が傾斜することによ
り偏荷重を及ぼすのは一瞬(一時的)であり、それ以外
のときは傾斜も小さく中心軸線Sにほぼ平行な状態で回
転しているからで、一回転のうち中心軸線Sにほぼ平行
な状態で回転する時間が長いことを考慮し、このときに
もクランクジャーナル12を十分に支持できるようにす
るためである。
ことから、クランクジャーナル12を支持する主軸受け
装置1は7カ所に配置されるが、クランクジャーナル1
2の片当たりによる偏荷重がとくに大きく、軸受けメタ
ルを摩損の可能性がある各主軸受け装置1の平軸受けメ
タル3・4についてクランクジャーナル12の傾斜と偏
荷重の度合いに応じて傾斜方向Lに切削部3bを加工し
ている。
装置に関する一実施例について説明したが、本発明の軸
受け装置は、たとえば、上記した船舶用ディーゼルエン
ジンのほか、4サイクルエンジンや自動車用ディーゼル
エンジンその他の内燃機関および外燃機関をはじめ、往
復圧縮機や往復ポンプなどの往復動機械において往復運
動と回転運動との間の変換機構としての各種クランクシ
ャフトの軸受け装置に適用できることは言うまでもな
い。
に、本発明のクランクシャフトの軸受け装置には、次の
ような優れた効果がある。
ナルの傾きと偏荷重の度合いに応じて切削部を設けるだ
けであるので、構造が簡単で製作が容易であり、比較的
安価に製作できる。
ぼ全体的に支持されているから、荷重力は分散平準化さ
れ、局部的に過大な荷重が主軸受けに作用することがな
い。つまり、クランクの各ジャーナルが正規の軸線方向
に対して一方へ傾斜しても、主軸受けの傾斜した内周面
にほぼ均等に荷重が作用するので、クランクジャーナル
との片当たりによる偏荷重で主軸受けが摩耗したり損傷
したりすることがなく、長期にわたり安定して使用でき
る。
シャフトが一回転する間に弾性変形してクランクジャー
ナルが傾斜することにより片当たりを生じて主軸受けの
内周面に偏荷重を及ぼす際にはその傾斜方向に沿って漸
次深くなるように切削加工した切削部でクランクジャー
ナルを支持するので、偏荷重を分散平準化でき、またそ
の偏荷重状態はクランクシャフトが一回転するうちの一
瞬であるので、それ以外のときのクランクジャーナルが
傾斜せずに中心軸線に平行な状態で回転する際にも、中
心軸線に平行で平坦な周面でクランクジャーナルを回転
可能に支持できるから、主軸受けの内周面が摩損しにく
く、長期間安定してクランクジャーナルを回転自在に支
持できる。
受けメタルのうち下側平軸受けメタルだけに切削加工を
施してもよく、またあらかじめ切削加工を施した下側平
軸受けメタルを準備しておくことにより、下側平軸受け
メタルが摩損したときにすぐに交換できる。
の下側平軸受けメタルを取り外して上方から見た拡大斜
視図、図1(b)は本発明の別の実施例に係る軸受け装
置の下側平軸受けメタルを取り外して上方から見た拡大
斜視図である。
で、図4に示す大型船舶用2サイクルディーゼルエンジ
ンのクランクシャフトの一つのジャーナルを支持する主
軸受け装置のA部を表している。
り出して示す斜視図である。
る大型船舶用2サイクルディーゼルエンジンの主軸受け
装置の周辺を一部を省略して示す断面図である。
受け装置を備えた大型船舶用2サイクルディーゼルエン
ジンの一部を切り欠いて示す斜視図である。
を示す正面図で、一部を断面で表している。
な軸線 L クランクジャーナルの傾斜方向又はそれと平行な切
削中心軸線 α SとLとの傾斜角度 Z SとLとの交点
Claims (3)
- 【請求項1】 クランクシャフトのジャーナル部分を回
転自在に支持する主軸受けの内周面を、エンジンの運転
中に同主軸受け面に作用する前記ジャーナルの傾きと偏
荷重の度合いに応じてその傾き方向に沿って漸次深くな
るように切削したことを特徴とするクランクジャーナル
の軸受け装置。 - 【請求項2】 前記主軸受けの内周面に、クランクシャ
フトの正規の中心軸線に平行で平坦な周面を加工した上
で、その一部に前記クランクジャーナルの傾きと偏荷重
の度合いに応じて傾き方向に沿って漸次深くなる切削部
を切削加工したことを特徴とする請求項1記載のクラン
クジャーナルの軸受け装置。 - 【請求項3】 前記主軸受けが上下に二分割された半円
筒形の平軸受けメタルを備え、下側平軸受けメタルの内
周面を前記ジャーナルの軸線方向に対し傾斜した方向に
漸次切削したことを特徴とする請求項1又は2記載のク
ランクジャーナルの軸受け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354288A JP3628644B2 (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | クランクジャーナルの軸受け装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001354288A JP3628644B2 (ja) | 2001-11-20 | 2001-11-20 | クランクジャーナルの軸受け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2003156047A true JP2003156047A (ja) | 2003-05-30 |
JP3628644B2 JP3628644B2 (ja) | 2005-03-16 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005100770A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-27 | Hitachi Zosen Corporation | ディーゼル機関並びにこれを使用した船舶および発電設備 |
KR100808080B1 (ko) * | 2006-09-04 | 2008-02-28 | 히다치 조센 가부시키가이샤 | 디젤기관 및 이것을 사용한 선박 및 발전설비 |
WO2008072548A1 (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-19 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | すべり軸受 |
WO2008075567A1 (ja) * | 2006-12-18 | 2008-06-26 | Taiho Kogyo Co., Ltd. | エンジンのすべり軸受 |
CN114837803A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-02 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 曲轴连杆和发动机 |
-
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- 2001-11-20 JP JP2001354288A patent/JP3628644B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN114837803A (zh) * | 2022-05-26 | 2022-08-02 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 曲轴连杆和发动机 |
CN114837803B (zh) * | 2022-05-26 | 2023-05-26 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 曲轴连杆和发动机 |
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