JP2003155650A - 無機質繊維マット - Google Patents

無機質繊維マット

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JP2003155650A
JP2003155650A JP2001349581A JP2001349581A JP2003155650A JP 2003155650 A JP2003155650 A JP 2003155650A JP 2001349581 A JP2001349581 A JP 2001349581A JP 2001349581 A JP2001349581 A JP 2001349581A JP 2003155650 A JP2003155650 A JP 2003155650A
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JP
Japan
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inorganic fiber
fiber mat
side direction
mat
along
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JP2001349581A
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English (en)
Inventor
Satomi Fujita
里美 藤田
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MAG KK
MAG Co Ltd
Original Assignee
MAG KK
MAG Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端部の密度を上げることにより強度をもたせ
た無機質繊維マットを提供する。 【解決手段】 製品幅の間隔で立設した左右一対のフォ
ーマー22a,22bによって、ローラ23,24によ
り移送されてくる帯状マット21の長辺方向に沿った耳
部が折り返されて90度立てられる。そして、このフォ
ーマー22a,22bの下流側には、L字形のフォーマ
ー25a,25bが配設されており、断熱吸音材のマッ
ト21の耳部を包み込むように折り返して2枚重ねて成
形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無機質繊維に熱硬
化性樹脂を主成分とするバインダーを付与して堆積さ
せ、バインダーを加熱硬化させてマット状に成形した無
機質繊維マットに関する。
【0002】
【従来の技術】グラスウール、ロックウール等の無機質
繊維からなる無機質繊維マットは、住宅等の建築物の断
熱吸音材として広く使用されている。この無機質繊維断
熱吸音材は、取扱時に無機質繊維が飛散して取扱者にチ
クチクした刺激を伴う不快感を与えるのを防止するた
め、及び無機質繊維マットに防湿性を付与するために、
無機質繊維マットの表裏面及び長辺方向に沿った両側面
を表皮材で被覆しているのが一般的である。
【0003】無機質繊維マットは、綿状の無機質繊維に
熱硬化性樹脂を主成分とするバインダーを付与して堆積
させ、図7に示すようにバインダーを加熱硬化させて無
機質繊維マット11に成形し、この無機質繊維マット1
1の長辺方向に沿った両側面を破線12で示す所定の長
さに切断して製品幅に形成される。そして、この製品幅
に形成された無機質繊維マットを連続して供給し、その
表裏面に表皮材を供給し、表裏面の表皮材の両側部を接
合して、無機質繊維マットの表裏面及び長手方向に沿っ
た両側面を被覆した後、所定の長さに切断することによ
って製造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】綿状の無機質繊維に熱
硬化性樹脂を主成分とするバインダーを付与して堆積さ
せ、バインダーを加熱硬化させて無機質繊維マットに成
形し製品幅に切断した場合、密度ムラや荷傷みなどが原
因で端部が柔らかくなり、表皮材の加工にしわや浮きを
生じたり、施工時につきあわせの四隅が合わないことが
あった。
【0005】この本発明は、製品幅に切断した無機質繊
維マットの端部の密度を上げることにより無機質繊維マ
ットの端部に強度をもたせるようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、無機質繊維に熱硬化性樹脂を主成分とす
るバインダーを付与して堆積させ、長辺方向に沿った両
側面が製品幅に形成された無機質繊維マットにおいて、
この無機質繊維マットは長辺方向又は短辺方向に沿って
両側縁部を重ね合わせるようにした。
【0007】本発明の無機質繊維マットによれば、無機
質繊維マットは長辺方向又は短辺方向に沿って両側面が
重ね合わされているので、無機質繊維マットの端部の密
度は高くなり、無機質繊維マットの端部に強度をもたせ
ることができる。
【0008】無機質繊維マットの長辺方向又は短辺方向
に沿う両側面の重ね合わせの部分は、無機質繊維マット
の両側縁部を折り曲げることで実現できるが、無機質繊
維マットの両側縁部を製品幅で切断し、この切断した両
側縁部を切断後の無機質繊維マットの両側縁部に重ね合
わせてもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において無機質繊維は、特
に限定されず、通常の無機質繊維断熱吸音材に使用され
ているグラスウール、ロックウール等を用いることがで
きる。また、無機質繊維マットの密度も、通常の無機質
繊維断熱吸音材に使用されている程度とすればよく、例
えば、5〜100kg/m3程度とするのが好ましい。
【0010】図2には、本発明の無機質繊維マットの製
造工程の一例が示されている。まず、図示しない製造工
程にて、無機質繊維に熱硬化性樹脂を主成分とするバイ
ンダーを付与して堆積させ、無機質繊維マット21を成
形する。従来は所定の幅に切断し、図7に示すような無
機質繊維マット11を製造していたが、この製造工程で
は、無機質繊維マット21の耳部を切断せず、そのまま
の状態で図2の加工工程に供給する。
【0011】この長い状態のまま加工工程に供給された
無機質繊維マット21は、図2で示す製品幅の間隔で左
右一対のフォーマー22a,22bが立設されており、
このフォーマー22a,22bによって、ローラ23,
24により移送されてくる無機質繊維マット21の長辺
方向に沿った耳部を折って90度に立てることが出来る
ようにしている。また、このフォーマー22a,22b
の下流側には、L字形のフォーマー25a,25bが配
設されており、無機質繊維マット21の両端部を包み込
むように折り返して2枚重ねに圧接するようにしてい
る。
【0012】こうして長辺方向に沿った両端部を折り返
して2枚重ねに圧接した無機質繊維マット21は加熱に
よりバインダが硬化し、この後、所定の長さに切断して
図1に示すような両側端が緻密な強化部31aとなった
無機質繊維マット31が製造される。なお、耳部を折り
返す前にバインダを加熱硬化せしめてもよい。
【0013】無機質繊維マットの長辺方向又は短辺方向
に沿う両側面の重ね合わせの部分は、図1に示した本発
明の実施の態様のように無機質繊維マットの両側縁部を
折り曲げることで実現できるが、図3に示すように無機
質繊維マット11の両側縁部を製品幅で切断し、無機質
繊維マット11から切断した両側縁部11b,11c
を、図4に示すように切断後の無機質繊維マット11a
の両側縁部に重ね合わせて接合して、両側縁部を重ね合
わせた状態の無機質繊維マット41を形成してもよい。
【0014】また、図5(a)及び(b)に示すよう
に、所定の長さに切断した無機質繊維マット31を切断
部分を両端部として図2と同様の加工工程に供給する
か、無機質繊維マット31の送り速度を変化させること
で、無機質繊維マット31の短辺方向に沿った両端部を
折り返して強化部31aを形成してもよい。
【0015】更に、図6に示すように、長辺方向及び短
辺方向の何れにも強化部31a,31bを形成してもよ
い。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の無機質繊
維マットによれば、無機質繊維マットの長辺方向又は短
辺方向に沿って両端部を折り返して2枚重ねに圧接して
いるので、無機質繊維マットの端部の密度は高くなり、
無機質繊維マットの端部に強度をもたせることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無機質繊維マットの一実施例を示
す斜視図
【図2】本発明に係る無機質繊維マットの製造工程の概
略を示す斜視図
【図3】本発明に係る無機質繊維マットの両側縁部を製
品幅で切断した状態を示す斜視図
【図4】本発明の無機質繊維マットの別の実施の形態を
示す斜視図
【図5】(a)は本発明の無機質繊維マットの別の実施
の形態を示す断面図、(b)は平面図
【図6】本発明の無機質繊維マットの別の実施の形態を
示す平面図
【図7】従来の無機質繊維マットを示す斜視図である。
【符号の説明】
11、31…無機質繊維マット、12…破線、21…断
熱吸音材のボード、22a、22b…フォーマー、2
3,24…ローラー、25a,25b…フォーマー、3
1a,31b…強化部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質繊維に熱硬化性樹脂を主成分とす
    るバインダーを付与して堆積させ、長辺方向に沿った両
    側辺が製品幅に形成された無機質繊維マットにおいて、
    この無機質繊維マットは長辺方向又は短辺方向に沿って
    両側縁部が重ね合わされていることを特徴とする無機質
    繊維マット。
  2. 【請求項2】 前記無機質繊維マットは長辺方向又は短
    辺方向に沿って両側縁部が折り曲げられていることを特
    徴とする請求項1に記載の無機質繊維マット。
  3. 【請求項3】 前記無機質繊維マットは長辺方向又は短
    辺方向に沿って両側縁部が製品幅で切断され、この切断
    された両側縁部が切断部分の無い状態の無機質繊維マッ
    トの長辺方向又は短辺方向に沿った両側縁部に重ね合わ
    されていることを特徴とする請求項1に記載の無機質繊
    維マット。
JP2001349581A 2001-11-15 2001-11-15 無機質繊維マット Pending JP2003155650A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107264611A (zh) * 2016-04-01 2017-10-20 Tk控股公司 预浸渍碳纤维方向盘

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