JP2003154563A - 射出制御装置 - Google Patents

射出制御装置

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JP2003154563A JP2001359731A JP2001359731A JP2003154563A JP 2003154563 A JP2003154563 A JP 2003154563A JP 2001359731 A JP2001359731 A JP 2001359731A JP 2001359731 A JP2001359731 A JP 2001359731A JP 2003154563 A JP2003154563 A JP 2003154563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インラインスクリューにおいて、逆流防止装置
を使用することなく、熱硬化性の成形材料の射出量の精
度を高くし、かつ、安定化させることができるようにす
る。 【解決手段】加熱シリンダ11と、前端にスクリューヘ
ッド27を備えたスクリュー12と、該スクリュー12
を回転させるための第1の駆動部と、前記スクリュー1
2を進退させるための第2の駆動部と、射出工程におい
て第1の駆動部を駆動して、計量工程時と同じ方向にス
クリュー12を回転させるスクリュー回転制御処理手段
とを有する。射出工程において第1の駆動部が駆動さ
れ、計量工程時と同じ方向にスクリュー12が回転させ
られるので、スクリュー12の溝内を成形材料が後方に
流れようとするのを阻止することができる。射出工程に
おいて成形材料が逆流することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機は射出装置を有し、該
射出装置の加熱シリンダ内にスクリューが回転自在に、
かつ、進退自在に配設され、該スクリューを駆動部によ
って回転させたり、進退させたりすることができるよう
になっている。そして、計量工程時に、スクリューを正
方向に回転させ、それに伴って後退させ、ホッパから加
熱シリンダ内に進入した成形材料としての樹脂を溶融さ
せてスクリューヘッドの前方に蓄え、射出工程時に、ス
クリューを前進させて射出ノズルから樹脂を射出するよ
うにしている。
【0003】図2は従来の射出装置の要部を示す断面図
である。
【0004】図において、11は加熱シリンダであり、
該加熱シリンダ11の前端(図において左端)に射出ノ
ズル13が取り付けられる。前記加熱シリンダ11内に
は、スクリュー12が回転自在に、かつ、進退(図にお
いて左右方向に移動)自在に配設され、該スクリュー1
2を図示されない駆動部によって回転させたり、進退さ
せたりすることができるようになっている。そのため
に、前記スクリュー12の後端(図において右端)は前
記駆動部と連結される。また、スクリュー12は、フラ
イト部21、及び該フライト部21の前端に配設された
スクリューヘッド10から成り、前記フライト部21の
表面には、螺(ら)旋状のフライト23が形成され、該
フライト23に沿って溝24が形成される。
【0005】前記構成の射出装置において、計量工程時
に、前記駆動部を駆動してスクリュー12を正方向に回
転させると、図示されないホッパ内のペレット状の樹脂
が加熱シリンダ11内に進入し、溝24内を前進(図に
おいて左方に移動)させられ、図示されないヒータによ
って溶融させられて、スクリューヘッド10より前方
(図において左方)に蓄えられる。それに伴って、前記
スクリュー12は後退(図において右方に移動)させら
れる。
【0006】また、射出工程時に、前記駆動部を駆動し
てスクリュー12を前進させると、前記スクリューヘッ
ド10の前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル13から
射出され、図示されない金型装置のキャビティ空間に充
填(てん)される。
【0007】ところで、射出工程時に、前記スクリュー
ヘッド10の前方に蓄えられた樹脂が逆流しないよう
に、逆流防止装置が配設される。
【0008】そのために、前記スクリューヘッド10
は、前半部(図において左半部)に円錐(すい)形の形
状を有するヘッド本体部17を、後半部(図において右
半部)に小径部19を有する。そして、該小径部19の
外周に環状の逆止リング20が軸方向において移動自在
に配設され、小径部19と逆止リング20との間に樹脂
流路18が形成される。また、前記フライト部21の前
端に、前記逆止リング20の後端と接離自在にシールリ
ング22が配設される。そして、前記逆止リング20及
びシールリング22によって前記逆流防止装置が構成さ
れる。
【0009】したがって、前記射出工程時に、スクリュ
ー12を前進させると、前記スクリューヘッド10より
前方に蓄えられた樹脂は後方(図において右方)に移動
して逆流しようとするが、逆止リング20が樹脂の圧力
によってスクリュー12に対して相対的に後方に移動
し、前記逆止リング20の後端がシールリング22に当
接し、シールを行う。その結果、前記スクリューヘッド
10より前方に蓄えられた樹脂が逆流するのを防止する
ことができる。
【0010】一方、計量工程時に、溝24内を前進させ
られる樹脂の圧力によって逆止リング20がスクリュー
12に対して相対的に前方に移動させられ、前記逆止リ
ング20の前端がヘッド本体部17の後端に当接する
が、ヘッド本体部17の周囲の複数箇所には、軸方向に
延びる切欠25が形成されているので、樹脂の移動は妨
げられない。
【0011】したがって、射出される樹脂の量、すなわ
ち、射出量を高精度で、かつ、安定化させることができ
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出装置においては、成形材料として熱硬化性の樹
脂を使用する場合、前記逆流防止装置において樹脂に剪
(せん)断力、圧縮力等が加わり、樹脂が発熱して加熱
シリンダ内で硬化してしまう。
【0013】本発明は、前記従来の射出装置の問題点を
解決して、インラインスクリューにおいて、逆流防止装
置を使用することなく、熱硬化性の成形材料の射出量の
精度を高くし、かつ、安定化させることができる射出制
御装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出制御装置においては、加熱シリンダと、該加熱シリン
ダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設され、
前端にスクリューヘッドを備えたスクリューと、該スク
リューを回転させるための第1の駆動部と、前記スクリ
ューを進退させるための第2の駆動部と、射出工程にお
いて第1の駆動部を駆動して、計量工程時と同じ方向に
スクリューを回転させるスクリュー回転制御処理手段と
を有する。
【0015】本発明の他の射出制御装置においては、加
熱シリンダと、該加熱シリンダ内において回転自在に、
かつ、進退自在に配設され、前端にスクリューヘッドを
備えたスクリューと、該スクリューを回転させるための
第1の駆動部と、前記スクリューを進退させるための第
2の駆動部と、保圧工程において第1の駆動部を駆動し
て、計量工程時と同じ方向にスクリューを回転させるス
クリュー回転制御処理手段とを有する。
【0016】本発明の更に他の射出制御装置において
は、さらに、前記スクリュー回転制御処理手段は、保圧
工程において第1の駆動部を駆動して、計量工程時と同
じ方向にスクリューを回転させる。
【0017】本発明の更に他の射出制御装置において
は、さらに、前記スクリューヘッドより前方の成形材料
の圧力を検出する圧力検出部を有する。
【0018】そして、前記スクリュー回転制御処理手段
は、前記成形材料の圧力に基づいてスクリューを回転さ
せる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】図1は本発明の実施の形態における射出制
御装置を示す図、図3は本発明の実施の形態における射
出装置の要部を示す断面図である。
【0021】図において、11はシリンダ部材としての
加熱シリンダ、12は該加熱シリンダ11内において回
転自在に、かつ、進退自在に配設された射出部材として
のスクリュー、13は前記加熱シリンダ11の前端(図
において左端)に取り付けられた射出ノズル、14は該
射出ノズル13に形成されたノズル口、15は前記加熱
シリンダ11の後端(図において右端)の近傍の所定の
位置に形成された樹脂供給口、16は該樹脂供給口15
に取り付けられ、成形材料としての熱硬化性の樹脂を収
容し、加熱シリンダ11内に供給するホッパである。
【0022】前記加熱シリンダ11の外周の所定の箇所
(本実施の形態においては、前半部(図において左半
部)及び後半部(図において右半部))には、加熱シリ
ンダ11を介して樹脂を加熱するためのヒータ61、6
2が配設され、前記加熱シリンダ11の所定の箇所(本
実施の形態においては、前端、中央及び後端)には、加
熱シリンダ11の温度を検出することによって、樹脂の
温度を検出するための樹脂温度検出部としての温度セン
サ63〜65が配設される。
【0023】前記スクリュー12は、フライト部21、
及び該フライト部21の前端に配設されたスクリューヘ
ッド27から成る。そして、前記フライト部21は、ス
クリュー12の本体、すなわち、スクリュー本体の外周
面に形成された螺旋状のフライト23を備え、該フライ
ト23によって螺旋状の溝24が形成される。
【0024】ところで、前記加熱シリンダ11の後端は
前方射出サポート31に取り付けられ、該前方射出サポ
ート31と所定の距離を置いて後方射出サポート32が
配設される。そして、前記前方射出サポート31と後方
射出サポート32との間にガイドバー33が架設され、
該ガイドバー33に沿ってプレッシャプレート34が進
退(図において左右方向に移動)自在に配設される。な
お、前記前方射出サポート31及び後方射出サポート3
2は、図示されないボルトによって図示されないスライ
ドベースに固定される。
【0025】また、前記スクリュー12の後端にドライ
ブシャフト35が連結され、該ドライブシャフト35
は、ベアリング36、37によってプレッシャプレート
34に対して回転自在に支持される。そして、第1の駆
動部として電動の計量用モータ41がプレッシャプレー
ト34に取り付けられ、前記計量用モータ41とドライ
ブシャフト35との間に、プーリ42、43及びタイミ
ングベルト44から成る第1の回転伝動部が配設される
ので、前記計量用モータ41を駆動することによって、
スクリュー12を正方向又は逆方向に回転させることが
できる。なお、本実施の形態においては、前記第1の駆
動部として電動のサーボモータから成る計量用モータ4
1を使用しているが、電動の計量用モータ41に代えて
油圧のモータを使用することもできる。
【0026】また、前記プレッシャプレート34より後
方(図1において右方)に、互いに螺合させられたボー
ルねじ軸45及びボールナット46から成るボールねじ
47が配設され、該ボールねじ47によって、ボールね
じ軸45の回転運動をボールナット46の直進運動に変
換する運動方向変換部が構成され、ボールねじ軸45に
よって第1の変換要素が、ボールナット46によって第
2の変換要素が構成される。そして、前記ボールねじ軸
45は、ベアリング48によって後方射出サポート32
に対して回転自在に支持され、前記ボールナット46
は、プレート51及びロードセル52を介してプレッシ
ャプレート34に固定される。さらに、第2の駆動部と
しての射出用モータ53が配設され、該射出用モータ5
3とボールねじ軸45との間に、プーリ54、55及び
タイミングベルト56から成る第2の回転伝動部が配設
されるので、前記射出用モータ53を駆動し、ボールね
じ軸45を回転させることによって、ボールナット46
及びプレッシャプレート34を進退させ、スクリュー1
2を進退(図において左右方向に移動)させることがで
きる。なお、本実施の形態においては、前記第2の駆動
部として電動のサーボモータから成る射出用モータ53
を使用しているが、該射出用モータ53に代えて射出用
シリンダを使用することもできる。
【0027】前記構成の射出制御装置において、計量工
程時に、制御部71の図示されない計量処理手段は、計
量処理を行い、計量用モータ41を駆動してスクリュー
12を正方向に回転させると、ホッパ16内のペレット
状の樹脂が加熱シリンダ11内に進入し、溝24内を前
進(図において左方に移動)させられ、ヒータ61、6
2によって溶融させられて、スクリューヘッド27より
前方(図において左方)に蓄えられる。それに伴って、
前記スクリュー12は後退(図において右方に移動)さ
せられる。
【0028】続いて、射出工程時に前記スクリュー12
を前進させると、スクリューヘッド27の前方に蓄えら
れた樹脂は、射出ノズル13から射出され、図示されな
い金型装置のキャビティ空間に充填される。
【0029】ところで、本実施の形態においては、逆流
防止装置が配設されておらず、スクリューヘッド27よ
り前方と溝24とが連通させられているので、射出工程
時に前記スクリュー12を前進させたときに、スクリュ
ーヘッド27より前方の樹脂が逆流すると、一定量の樹
脂をキャビティ空間に充填することができないだけでな
く、所定のクッション量を設定しておいても、保圧力を
保持することができない。
【0030】そこで、射出ノズル13に圧力検出部とし
ての圧力センサ66が射出ノズル13内の樹脂に臨ませ
て配設され、射出ノズル13内の樹脂の圧力を検出し、
検出信号を制御部71に送るようになっている。また、
スクリューヘッド27より前方の樹脂が逆流することが
ないようにするための射出ノズル13内の樹脂の圧力が
あらかじめ算出され、射出用の設定値、すなわち、第1
の設定値として設定器72に設定される。そして、保圧
力を保持するための射出ノズル13内の樹脂の圧力があ
らかじめ算出され、保圧用の設定値、すなわち、第2の
設定値として設定器72に設定される。さらに、前記設
定器72には、射出工程においてスクリュー12を前進
させるときの速度、すなわち、スクリュー速度のパター
ンがスクリュー12の位置、すなわち、スクリュー位置
に対応させて設定され、保圧工程においてスクリュー1
2にトルクを加え、保圧力を発生させるための保圧力の
パターンが時間に対応させて設定される。
【0031】また、図示されない位置検出部としての位
置センサによってスクリュー位置が検出され、検出信号
が制御部71に送られる。
【0032】そして、射出工程において、制御部71の
図示されない射出処理手段は、射出処理を行い、前記ス
クリュー位置を読み込み、前記設定器72からスクリュ
ー位置に対応するスクリュー速度を読み出し、該スクリ
ュー速度を指令値として射出用モータ53を駆動し、ス
クリュー12を前進させる。このようにして、射出ノズ
ル13から樹脂が射出される。
【0033】また、制御部71の図示されない第1のト
ルク制御処理手段は、第1のトルク制御処理を行い、前
記スクリュー12が前進させられている間、設定器72
から第1の設定値を読み出すとともに、圧力センサ66
によって検出された射出ノズル13内の樹脂の圧力を読
み込み、検出された圧力に基づいてフィードバック制御
によって計量用モータ41を正方向に駆動する。したが
って、スクリュー12が計量工程時と同じ方向、すなわ
ち、正方向に回転させられるので、溝24内を樹脂が後
方に流れようとするのを阻止することができる。その結
果、射出ノズル13内の樹脂の圧力が第1の設定値にな
り、スクリューヘッド27より前方の樹脂が逆流するこ
とがなくなる。
【0034】続いて、前記スクリュー位置に基づいて、
スクリュー12が射出工程から保圧工程に切り替わる位
置、すなわち、射出・保圧切替位置に到達したことが分
かると、制御部71の図示されない保圧処理手段は、速
度制御からトルク制御に切り替えて保圧処理を行い、設
定器72から時間に対応する保圧力を読み出し、該保圧
力を指令値として射出用モータ53を駆動し、スクリュ
ー12にトルクを加える。このようにして、キャビティ
空間内の樹脂に保圧力が加えられる。
【0035】また、保圧工程において、制御部71の図
示されない第2のトルク制御処理手段は、第2のトルク
制御処理を行い、設定器72から第2の設定値を読み出
すとともに、圧力センサ66によって検出された射出ノ
ズル13内の樹脂の圧力を読み込み、検出された圧力に
基づいてフィードバック制御によって計量用モータ41
を正方向に駆動する。したがって、スクリュー12が正
方向に回転させられ、射出ノズル13内の樹脂の圧力が
第2の設定値になるので、溝24内を樹脂が後方に流れ
ようとするのを阻止することができる。その結果、保圧
力を保持することができる。なお、前記第1、第2のト
ルク制御処理手段によってスクリュー回転処理手段が構
成され、第1、第2のトルク制御処理によってスクリュ
ー回転処理が構成される。
【0036】また、インラインスクリューにおいて、逆
流防止装置を使用することなく、熱硬化性の樹脂の射出
量の精度を高くし、かつ、安定化させることができる。
【0037】本実施の形態において、前記圧力センサ6
6は射出ノズル13に配設されるようになっているが、
前記スクリューヘッド27より前方の樹脂の圧力を検出
するものであればよいので、圧力センサを加熱シリンダ
11の前端部(図において左端部)に配設することもで
きる。
【0038】また、本実施の形態においては、成形材料
として熱硬化性の樹脂を使用するようになっているが、
熱可塑性の樹脂を使用することもできる。
【0039】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0040】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、射出制御装置においては、加熱シリンダと、該加
熱シリンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配
設され、前端にスクリューヘッドを備えたスクリュー
と、該スクリューを回転させるための第1の駆動部と、
前記スクリューを進退させるための第2の駆動部と、射
出工程において第1の駆動部を駆動して、計量工程時と
同じ方向にスクリューを回転させるスクリュー回転制御
処理手段とを有する。
【0041】この場合、射出工程において第1の駆動部
が駆動され、計量工程時と同じ方向にスクリューが回転
させられるので、スクリューの溝内を成形材料が後方に
流れようとするのを阻止することができる。したがっ
て、射出工程において、スクリューヘッドより前方の成
形材料が逆流することがない。また、保圧工程において
保圧力を保持することができる。
【0042】そして、インラインスクリューにおいて、
逆流防止装置を使用することなく、熱硬化性の成形材料
の射出量の精度を高くし、かつ、安定化させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における射出制御装置を示
す図である。
【図2】射出装置の要部を示す断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における射出装置の要部を
示す断面図である。
【符号の説明】
11 加熱シリンダ 12 スクリュー 27 スクリューヘッド 41 計量用モータ 53 射出用モータ 66 圧力センサ 71 制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)加熱シリンダと、(b)該加熱シ
    リンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設さ
    れ、前端にスクリューヘッドを備えたスクリューと、
    (c)該スクリューを回転させるための第1の駆動部
    と、(d)前記スクリューを進退させるための第2の駆
    動部と、(e)射出工程において第1の駆動部を駆動し
    て、計量工程時と同じ方向にスクリューを回転させるス
    クリュー回転制御処理手段とを有することを特徴とする
    射出制御装置。
  2. 【請求項2】 (a)加熱シリンダと、(b)該加熱シ
    リンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設さ
    れ、前端にスクリューヘッドを備えたスクリューと、
    (c)該スクリューを回転させるための第1の駆動部
    と、(d)前記スクリューを進退させるための第2の駆
    動部と、(e)保圧工程において第1の駆動部を駆動し
    て、計量工程時と同じ方向にスクリューを回転させるス
    クリュー回転制御処理手段とを有することを特徴とする
    射出制御装置。
  3. 【請求項3】 前記スクリュー回転制御処理手段は、保
    圧工程において第1の駆動部を駆動して、計量工程時と
    同じ方向にスクリューを回転させる請求項1に記載の射
    出制御装置。
  4. 【請求項4】 (a)前記スクリューヘッドより前方の
    成形材料の圧力を検出する圧力検出部を有するととも
    に、(b)前記スクリュー回転制御処理手段は、前記成
    形材料の圧力に基づいてスクリューを回転させる請求項
    1〜3に記載の射出制御装置。
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