JP2003153869A - 心拍動計測装置 - Google Patents

心拍動計測装置

Info

Publication number
JP2003153869A
JP2003153869A JP2001356392A JP2001356392A JP2003153869A JP 2003153869 A JP2003153869 A JP 2003153869A JP 2001356392 A JP2001356392 A JP 2001356392A JP 2001356392 A JP2001356392 A JP 2001356392A JP 2003153869 A JP2003153869 A JP 2003153869A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heartbeat
signal
output signal
human body
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001356392A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3682254B2 (ja
Inventor
Masaaki Makikawa
方昭 牧川
Shima Okada
志麻 岡田
Yoshihisa Fujiwara
義久 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ritsumeikan Trust
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Ritsumeikan Trust
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ritsumeikan Trust, Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Ritsumeikan Trust
Priority to JP2001356392A priority Critical patent/JP3682254B2/ja
Publication of JP2003153869A publication Critical patent/JP2003153869A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3682254B2 publication Critical patent/JP3682254B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 寝た状態の人体の心拍動を無拘束で計測する
ことが出来る心拍動計測装置を提供する。 【解決手段】 本発明に係る心拍動計測装置は、掛け布
団1に加速度センサー2を配備し、該加速度センサー2
の出力端は信号処理装置3に接続されている。信号処理
装置3は、加速度センサー2の出力信号をデジタル信号
に変換するA/D変換回路32と、該A/D変換回路32か
ら得られるデジタル信号に演算処理を施して心拍数を算
出する演算処理回路33とを具え、該演算処理回路33の出
力端が出力装置4に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の心拍動を計
測する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の高齢化に伴って、寝たきりの老人
が増加しており、この様な寝たきり老人の体調を監視す
る方法として、心電計によって心拍動を計測し、心拍数
の変化に基づいて診断を行なう方法が注目されている。
又、予防医学の意識が高まる現在において、一般の家庭
においても日常的に気軽に心拍動を計測したいというニ
ーズが高まっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
心電計を用いた心拍動の計測においては、複数の電極を
直接肌に貼り付ける必要があり、各電極から計測器本体
へ伸びるコードによって長時間の拘束状態を強いられる
という欠点があった。そこで本発明の目的は、仰臥位又
は側臥位の人体の心拍動を無拘束で計測することが出来
る心拍動計測装置を提供することである。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本発明に係る心拍動計測装
置は、人体を覆う寝具に1或いは複数の加速度センサー
を取り付けて、人体の心拍動に伴う寝具の振動を検知す
ることによって、心拍動を計測するものである。尚、人
体を覆う寝具には、掛け布団、毛布、タオルケット等が
含まれる。上記本発明の心拍動計測装置においては、寝
具をかぶった仰臥位又は側臥位の姿勢で、心臓の動き即
ち心拍動が、寝具に伝わり、寝具が振動することにな
る。この寝具の振動に伴って加速度センサーが振動し、
心拍動が加速度の変化として検出される。
【0005】尚、前記1或いは複数の加速度センサー
(2)は、人体の胸部に対向する位置に配置されている。
これによって、心臓の動きが敏感に加速度センサー(2)
に伝わって、高いS/N比の計測値が得られる。
【0006】具体的には、前記1或いは複数の加速度セ
ンサー(2)の出力端は、信号処理装置(3)に接続され、
該信号処理装置(3)は、加速度センサー(2)の出力信号
をデジタル信号に変換するA/D変換手段と、該A/D
変換手段から得られるデジタル信号に演算処理を施して
心拍数を算出する演算処理手段とを具え、信号処理装置
(3)の出力端は出力装置(4)に接続されている。該具体
的構成においては、信号処理装置(3)によって心拍数が
算出され、該心拍数が出力装置(4)によって出力され
る。
【0007】
【発明の効果】本発明に係る心拍動計測装置によれば、
人体を覆う寝具に1或いは複数の加速度センサーが配備
されて、心拍動の計測器が構成されており、従来の如く
電極を肌に直接貼り付ける必要はないので、無拘束の計
測が実現される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。本発明に係る心拍
動計測装置は、図1に示す如く、掛け布団(1)の内部に
3つの小型の加速度センサー(2)(2)(2)が取り付けら
れている。これらの加速度センサー(2)(2)(2)は、胸
を覆う逆三角形の頂点位置に配置されており、この中の
1つの加速度センサー(2)は、左胸の心臓の位置に対向
している。尚、加速度センサー(2)は、マイクロストー
ン社製であって、重量:4g、寸法:縦20.5mm×
横12.5mm×高さ5mmを有している。
【0009】3つの加速度センサー(2)(2)(2)の出力
端は信号処理装置(3)に接続されている。信号処理装置
(3)は、加速度センサー(2)の出力信号を増幅する増幅
回路(31)と、加速度センサー(2)の出力信号をデジタル
データの出力信号に変換するA/D変換回路(32)と、デ
ジタル出力信号に後述の演算処理を施して体動回数と心
拍数を算出する演算処理回路(33)とから構成されてい
る。信号処理装置(3)の出力端はディスプレイやプリン
ター等の出力装置(4)に接続されており、体動回数及び
心拍数の出力が可能となっている。又、必要に応じ、各
加速度センサー(2)の出力信号に含まれるノイズ成分を
除去するためのバンドパスフィルターが装備される。
【0010】上記心拍動計測装置においては、図3に示
す如く掛け布団(1)を被った仰臥位の姿勢で、心臓の動
き即ち心拍動が掛け布団(1)に伝わって、掛け布団(1)
が上下に振動することになり、この掛け布団(1)の振動
に伴って加速度センサー(2)が振動する。図4は、心臓
の上に配置された加速度センサー(2)の出力信号を表わ
している。図示の如く約1秒に1回の頻度でピークが発
生しており、このピークが心拍動を表わしているので、
本実施例では、所定の閾値を用いた演算処理によってピ
ークの回数をカウントし、心拍動の計測値(心拍数)とす
る。
【0011】図2は、前記信号処理装置(3)の演算処理
回路(33)が実行する演算処理手続きを表わしている。該
演算処理手続きは、任意の複数(n個)の加速度センサー
が配備されている心拍動計測装置を前提として、nチャ
ンネルのセンサー出力信号を処理するものである。尚、
A/D変換回路(32)によるデジタル出力信号のサンプリ
ング周波数は1000Hzに設定されている。
【0012】先ずステップS1〜S3にて、サンプリン
グ時刻tにおける各チャンネルのデジタル出力信号D1
(t)〜Dn(t)を取り込んで、各デジタル出力信号の増
分(Di(t)−Di(t−1))が所定の閾値L1よりも大き
いかどうかを判断する。各デジタル出力信号の増分が所
定の閾値L1よりも大きい(イエス)と判断されたとき
は、フラグFlagM(i)を1にセットして、ステップ
S4に移行する。これに対し、各デジタル出力信号の増
分が所定の閾値L1以下の場合は、フラグFlagM
(i)は0とする。尚、ステップS1〜S3の判断にて、
各デジタル出力信号の増分(Di(t)−Di(t−1))を所
定の閾値L1と比較することによって、ローパスフィル
ター処理と同様に基線の揺らぎを排除することが可能で
あるが、これに代えて、各デジタル出力信号の絶対値を
所定の閾値L1′と比較することとしてもよい。
【0013】ステップS4では、フラグFlagM(i)
の合計値Mを算出し、ステップS5では、その合計値M
が所定の閾値L2よりも大きいかどうかを判断する。こ
こでイエスと判断されたときはステップS6にて体動回
数のカウントを実行し、ノーと判断されたときは体動回
数のカウントは実行しない。一方、ステップS1〜S3
にて、各デジタル出力信号の増分が所定の閾値L1以下
(ノー)と判断された場合は、ステップS8〜S10へ移
行し、サンプリング時刻tにおける各チャンネルのデジ
タル出力信号D1(t)〜Dn(t)が所定の閾値L3より
も大きいかどうか、即ちデジタル出力信号が心拍R波を
含んでいるかどうかを判断する。各デジタル出力信号が
所定の閾値L3よりも大きい(イエス)と判断されたとき
は、フラグFlagC(i)を1にセットして、ステップ
S11に移行する。これに対し、各デジタル出力信号が
所定の閾値L3以下の場合は、フラグFlagC(i)は
0とする。
【0014】ステップS11では、フラグFlagC
(i)の合計値Cを算出し、ステップS12では、その合
計値Cが所定の閾値L4よりも大きいかどうかを判断す
る。ここでイエスと判断されたときは、ステップS13
に移行して、R波を検出した時刻Tを算出した後、ステ
ップS14に移行し、R波を検出した時刻Tとその前に
R波を検出した時刻(T−1)との差からRR間隔を算出
する。続いて、RR間隔を60(秒)で除算して、1秒間
当たりの心拍数Aを算出する。一方、ステップS8〜S
10にて、サンプリング時刻tにおける各チャンネルの
デジタル出力信号D1(t)〜Dn(t)が所定の閾値L3
以下(ノー)と判断されたときは、ステップS16に移行
して、心拍・体動信号の検出なしと判断する。
【0015】ステップS12にて合計値Cが所定の閾値
L4以下と判断されたとき、或いは、ステップS15又
はステップS16の処理後は、ステップS17へ移行し
て、サンプリング時刻tを次のサンプリング時刻(t+
1)に進めて、ステップS1〜S3へ戻り、同様の処理
を繰り返す。
【0016】上記の演算処理手続きによって、体動数及
び心拍数が算出され、その結果が図1の出力装置(4)に
よって出力され、更に必要に応じて、それらの出力デー
タが外部の医療施設へ自動的に送信される。
【0017】上記本発明の心拍動計測装置によれば、寝
具としての掛け布団(1)に複数の加速度センサー(2)が
配備されており、単に掛け布団(1)をかぶって寝るだけ
で心拍動の計測が可能となるので、人体を拘束すること
なく、心拍動を計測することが出来る。従って、長時間
の計測においても負担が軽く、特に寝たきり老人の体調
監視に好適である。
【0018】尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に
限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の
変形が可能である。例えば、掛け布団(1)には、心臓に
対向する位置、若しくはその近傍位置に、単一の加速度
センサー(2)を配備して、単一の加速度センサー(2)に
よって心拍動を計測する構成も採用可能である。又、加
速度センサー(2)の出力信号に所定の通過帯域を有する
フィルター処理を施すことによって、心拍動を表わす信
号を抽出することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る心拍動計測装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】信号処理装置が実行する演算処理手続きを表わ
すフローチャートである。
【図3】仰向けに寝た状態における心拍動に伴う加速度
センサーの振動を説明する図である。
【図4】加速度センサーの出力信号を表わすグラフであ
る。
【符号の説明】
(1) 掛け布団 (2) 加速度センサー (3) 信号処理装置 (31) 増幅回路 (32) A/D変換回路 (33) 演算処理回路 (4) 出力装置
フロントページの続き (72)発明者 藤原 義久 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA02 AB04 AC20 BC11 FF15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体を覆う寝具に1或いは複数の加速度
    センサーを取り付けて、人体の心拍動に伴う寝具の振動
    を検知することによって、心拍動を計測することを特徴
    とする心拍動計測装置。
  2. 【請求項2】 前記1或いは複数の加速度センサーは、
    人体の胸部に対向する位置に配置されている請求項1に
    記載の心拍動計測装置。
  3. 【請求項3】 前記1或いは複数の加速度センサー(2)
    の出力端は、信号処理装置(3)に接続され、該信号処理
    装置(3)は、加速度センサー(2)の出力信号をデジタル
    信号に変換するA/D変換手段と、該A/D変換手段か
    ら得られるデジタル信号に演算処理を施して心拍数を算
    出する演算処理手段とを具え、信号処理装置(3)の出力
    端は出力装置(4)に接続されている請求項1又は請求項
    2に記載の心拍動計測装置。
JP2001356392A 2001-11-21 2001-11-21 心拍動計測装置 Expired - Fee Related JP3682254B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001356392A JP3682254B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 心拍動計測装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001356392A JP3682254B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 心拍動計測装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003153869A true JP2003153869A (ja) 2003-05-27
JP3682254B2 JP3682254B2 (ja) 2005-08-10

Family

ID=19167918

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001356392A Expired - Fee Related JP3682254B2 (ja) 2001-11-21 2001-11-21 心拍動計測装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3682254B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014233529A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 株式会社村田製作所 血圧計

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104473628A (zh) * 2014-12-23 2015-04-01 东南大学 一种可穿戴的心音监护装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014233529A (ja) * 2013-06-04 2014-12-15 株式会社村田製作所 血圧計

Also Published As

Publication number Publication date
JP3682254B2 (ja) 2005-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7303854B2 (ja) 評価装置
JP5551606B2 (ja) 失神を検知するための装置及び方法
JP6599723B2 (ja) 生体情報取得装置及び信号処理方法
JP2959376B2 (ja) 監視装置
JP5889197B2 (ja) 身体動きモニタリングデバイス
US20170215782A1 (en) Method for determining a depression state and depression state determination device
JP2000000214A (ja) 就寝モニタ装置
JPWO2005082252A1 (ja) 睡眠段階判定方法
JP2002187450A (ja) 密閉空気式音センサを使用した運転者居眠り警報装置
JP2010119822A (ja) 生体情報検出装置
KR100866545B1 (ko) 비접촉 방식의 착용형 무선 생체신호 측정 시스템
CN108289619A (zh) 睡眠监测系统
JP3121782U (ja) 体動センサ
JP2002052010A (ja) 就寝状態監視装置
JP2000102515A (ja) 身体状態検出具
JPH1128195A (ja) 健康管理モニタ方法及びその装置
JP3682254B2 (ja) 心拍動計測装置
WO2017038966A1 (ja) 生体情報出力装置、生体情報出力方法及びプログラム
JP2001299712A (ja) 長時間生体モニタ
JPH07265272A (ja) 看護監視装置
JP4411580B2 (ja) 生体データ検出装置
JPH05228121A (ja) 人体情報センサ
KR20070028745A (ko) 맥박 및 호흡 무자각적 측정방법 및 이를 사용한 차량용측정장치
JP2002224054A (ja) 健康状態測定装置
JP3959338B2 (ja) 寝床への出入検出装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040528

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040615

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040811

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050202

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050322

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090527

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100527

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees