JP2003153753A - キャビネット - Google Patents

キャビネット

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JP2003153753A JP2001356956A JP2001356956A JP2003153753A JP 2003153753 A JP2003153753 A JP 2003153753A JP 2001356956 A JP2001356956 A JP 2001356956A JP 2001356956 A JP2001356956 A JP 2001356956A JP 2003153753 A JP2003153753 A JP 2003153753A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネットの深い引き出しは、前板の高さ
はあるものの、側板、向板は低く構成されるため、後方
の上部はデットスペースとなっていた。そこで、お盆や
トレーを引出し後部の両側板上に乗せるようにしてい
た。お盆やトレーの取付け取外しに手間の掛かる作業を
強いられていた。 【解決手段】 上面を開放したボックス4を、この深い
引き出し3の奥の側面上に跨がって引き出しキャビネッ
ト1の背板13側にスライド可能に乗せるようにし、ボ
ックス4の両側面の背板43側にはサイドローラ445
を、引き出しキャビネット1の両側板12、12内には
サイドローラ445を受けるレール15を設け、サイド
ローラ445とレール15は、ボックス4全体を深い引
き出し3の側面に完全に乗せた状態では離れており、深
い引き出し3を開けてボックス4を奥に押すことで傾斜
してサイドローラ445がレール15に乗るようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的背丈の高い
ものを収納する引出しを備えた厨房家具用などのキャビ
ネットに関し、デットスペースを無くして効率良く収納
できるようにし、収納物を無駄な操作なく取り出しでき
るようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来厨房家具用のキャビネットにおいて
は、内部の収納に関して開き扉(観音開き或いは片開
き)によるものが多用され、引き出しは一部のみであっ
た。しかし、最近、厨房家具用キャビネットでは、図1
8に提示するものを典型として、引き出しを多用したも
のが多くのメーカーで採用されている。特に台輪を廃し
て蹴込の奥まで収納スペースとするものが好評を博して
いる。引き出しを多用すると収納物との関係から大型の
深い引き出しも採用することになる。例えば、深い引き
出しを中段に配置して、背丈の高いペットボトルや50
0ミリリットルの缶ビール等を収納することになる。こ
の深い引き出しは前板の高さはあるものの、側板、向板
は低く構成されるため、使用に際して、ストック用の比
較的背丈の高いものを、引き出し前方に数列収納し、そ
の後方に背丈の低いものを収納し、この後方の背丈の低
いものの上部は開いた空間となって、デットスペースと
なっていた。
【0003】このデッドスペースを有効利用するため
に、お盆やトレーを引出し後部の両側板上に乗せ、その
上に使用頻度の高い包丁類や、計量カップ類等、さらに
スパイス類等の調味料品類を収納することが行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような手
段は、お盆やトレーの下方の引き出し内の収納物を取り
出そうとすると、一旦、お盆やトレーを取り外して他の
場所に置いてから必要なものを取り出し、その後再びお
盆やトレーを引出しの両側板上に乗せなければならず、
手間の掛かる作業を強いられていた。
【0005】これを避けるために、引き出しの側板上に
ボックスをスライド可能に配置する手段が特開2001
−186945及び特開2001−196848に提示
されている。しかし、これらの構成においては次の問題
点が指摘できる。 1.ボックスが深い引き出し本体の収納量を減少させ
る。 2.ボックスを引き出し本体で支える構造であるため、
ボックスを本体の奥に移動できず、ボックス下の収納物
を出し入れするにはボックスが邪魔になる。 3.引き出し本体の側板を加工する必要があり特別仕様
となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために本発明は、引き出しの側面上にキャビネットの背
面側にスライド自在なボックスを設けることで、深い引
き出しの向板側のデッドスペースをなくし、引き出し内
を最大限有効活用でき、且つ、無駄な作業をなくして作
業性の良い厨房家具用などのキャビネットを提供するこ
とを目的とするものである。更に、キャビネット内に段
落ちしたレールを配することで、ボックスの位置によっ
てその荷重位置を変更し、引き出し本体とボックスの操
作を円滑かつ容易に行えるようにするものである。
【0007】請求項1の発明に係るキャビネットでは、
前板を高くして深い引き出しとしたものを備えたキャビ
ネットにおいて、上面を開放したボックスを、この深い
引き出しの奥の側面上に跨がってキャビネットの背板側
にスライド可能に乗せるようにし、ボックスの両側板の
背板側にはサイドローラを、キャビネットの両側板内に
はサイドローラを受けるレールを設け、サイドローラと
レールは、ボックス全体を引き出しの側面に完全に乗せ
た状態では離れており、深い引き出しを開けてボックス
を奥に押すことで傾斜してサイドローラがレールに乗る
ように配置したものである。上記構成によれば、深い引
き出し内には、引き出し前方に背の高いものを数列収納
し、その後方に背丈の低いものを整然と収納し、その上
部にはスライド自在なボックスが設けられ、このボック
ス内に所望のものを収納できることとなって、深い引き
出しにはデットスペースとなる空間が無く有効利用でき
得ることとなる。そして、深い引き出しを出した状態
で、ボックスをキャビネットの奥に押しやることによっ
てボックスの下方に収納されているものを簡単に取り出
すことができ得ることとなる。機能的には、深い引き出
しにボックスを乗せた儘であると、サイドローラとレー
ルは離れているので摩擦がなく、深い引き出しのスライ
ドレールの動きに影響を与えることがない。反対にサイ
ドローラとレールが常に接するような構成を採用する
と、サイドローラとレールの摩擦により深い引き出しの
スライドレールの機能を落とすこととなり出し入れに円
滑さがなくなるのである。
【0008】請求項2の発明に係るキャビネットでは、
ボックスを奥に押すとボックスが水平を保ちながら漸次
下降するよう、ボックスと深い引き出しの向き合う面を
前部を高く後部を低くなる平坦として段差を設け中央部
は緩傾斜となるよう形成し、深い引き出しを開けた状態
でボックスを奥にスライドさせるとサイドローラがレー
ルに乗りキャビネット内に移動することで、深い引き出
しの上面を開放するようにしたことを特徴とするもので
ある。このような構成を採用することで、ボックスをキ
ャビネット内に押しやるときに動きがスムースとなるの
である。
【0009】請求項3の発明に係るキャビネットでは、
深い引き出しの側板の後端又は向板に、ボックスの前端
部に設けられた掛止部が衝接することで、ボックスを押
しこんだときボックスが深い引き出しに引っ掛かり離れ
るのを阻止するようにしたものである。請求項4の発明
に係るキャビネットでは、キャビネットのレールの奥
に、サイドローラの衝接するストッパーを一体に形成
し、サイドローラがレールより外れるのを防ぎ、かつ、
深い引き出しを開けボックスを押し込んだ儘で深い引き
出しを押し込むと、ボックスがストッパーに衝接してボ
ックスが上昇して深い引き出しの側面上に戻るようにし
たものである。
【0010】請求項5の発明に係るキャビネットでは、
深い引き出しの側板上には一乃至複数のガードパイプを
渡架し、ガードパイプのボックスの乗る箇所にはパイプ
カバーを配し、このパイプカバーの前端にはボックスの
前ローラの入り込む凹部を、後端にはパイプカバーロー
ラを軸止するようにし、ボックスの両側板の底面にはパ
イプカバーに被さりスライド可能な下向きの溝条を設
け、この溝条のボックスの前面側には前ローラを配する
ように構成し、パイプカバー上のボックスは前ローラ及
びパイプカバーローラにて支えられるようにしたことを
特徴とするものである。
【0011】パイプカバー上にパイプカバーローラをボ
ックスの底部には前ローラを配する構成を採用したこと
により、ボックスのスライドがスムースとなるのであ
る。また、パイプカバーの前端の凹部にボックスの前ロ
ーラは嵌り込みむので、常態では引き出しの出し入れに
よりボックスが移動することなく所定の位置に乗った儘
となるのである。またガードパイプに特別の加工を施す
ことなく、パイプカバーにて対応するので、この構造を
オプション仕様とすることができる。
【0012】請求項6の発明に係るキャビネットでは、
パイプカバーの前端に深い引き出しの両側面上部を仕切
る連結パイプを設けるようにしたものであり、このよう
な構成を採用することで、パイプカバーの垂直維持と引
き出し内の収納物のボックスへの倒れ掛かりによる移動
を確実に防ぐことができるのである。請求項7の発明に
係るキャビネットでは、パイプカバーローラを軸止する
と共に囲む角筒を設け、その前後の外面を、前面はボッ
クスを奥に押し込んだときに前ローラを掛止部として衝
接するストッパーとし、後面はボックス側板の溝条の後
端部に形成した封止部に衝接することでボックスが引き
出しの前面へ繰り出さないようにするストッパーとした
ことを特徴とするものである。ボックスのストッパーを
パイプカバーに設けたパイプカバーローラに一体に設け
るようにしたので、構成が簡略化されることになるので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を厨房家具用のキャビネットとして図1乃至図12を
参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる実施
の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に限定する旨の記載がない限
り、これらの態様に限られるものではない。例えば、厨
房家具用のキャビネットのみではなく、洗面化粧台用の
キャビネット、一般的な事務所のキャビネット或いは事
務机の引き出しについても適用することができる。
【0014】図1は、本発明による厨房家具用キャビネ
ットの内で引き出しキャビネット1に適用したものを示
すもので、図2は要部斜視図である。引き出しキャビネ
ット1は他のキャビネットと同様に、底板11、左右の
側板12及び背板13により上面及び前面を開放するよ
うにしてなり、上部はシンクやコンロを組み込むように
した天板を載置し、全体としては複合調理家具として構
成することになる。なお、引き出しキャビネット1の側
板12、12の前面側の下部は、所謂蹴込み部の高さ及
び奥行きに合わせて切除されている。この実施の形態で
は、引き出しキャビネット1に適用した例を提示する
が、その他のコンロ用キャビネット、シンクキャビネッ
ト、調理台キャビネットについても適用することができ
る。
【0015】引き出しキャビネット1は、上から比較的
浅い二段の引出し2、2と比較的背丈の高いものを収納
できる大型の深い引出し3を備えている。この深い引き
出し3は、底板31、側板32、32、向板33及び下
部を蹴込となるよう凹ませた前板34からなり、側板2
3、32上で向板33及び前板34に夫々2本のガード
パイプ35、36を渡すようにしてある。上部のガード
パイプ36と向板33の高さをほぼ同じとして、前板3
4を高くすることで深くなるようにしてある。
【0016】この深い引き出し3の後部上に、上面を開
放したボックス4を乗せるようにする。深い引き出し3
の出し入れではボックス4は乗ったままとする。図1
5、図16のように深い引き出し3を出すことで表れる
ボックス4を奥に押し込むことで引き出しキャビネット
1内に入り込むようにする。また、このボックス4は上
に持ち上げると簡単に外せるようになっている。ガード
パイプ36、36のボックス4の乗る箇所にはパイプカ
バー5、5を取り付けるようにしている。
【0017】図2に示すように、ボックス4は、金属板
を溝型に屈曲して前板41、底板42及び背板43と
し、プラスチック成形品である側板44、44を嵌め込
むようにしてなるもので、前板41上には前パイプ45
を配し側板44、44に差し込むようにしてある。前パ
イプ45はボックス4をスライドさせるときの把手とな
る。図3乃至図7に示すように、側板44の底面は、パ
イプカバー5のパイプカバーローラ53がスライド可能
な下向きの溝条441を設け、この溝条441の前面側
には前ローラ442を配している。また、溝条441の
後端部は一体に形成した封止部443を設け、深い引き
出し3の向板33に掛止されることでボックス4の前面
への移動を阻止するようにしてある。また側板44の外
周の前後に脱落防止ガイド444、444を垂設して、
斜め上からの力がかかってもボックス4が滑落しないよ
うにしてある。溝条441をほぼ三分割して前端部4a
を高く、後端部4cを低くし、その段差は2〜3mmの
平坦とし、中央部は緩斜面4bとなるようにしてある。
ボックス4の側板44、44の背面側にはサイドローラ
445、445を突出するように設けてある。
【0018】図2に示すようにパイプカバー5、5はガ
ードパイプ36のボックス4を乗せる箇所に被せて、ボ
ックス4がスライドすることでガードパイプ36表面の
擦れによる汚損からの保護を図るために有効である。図
8乃至図11にその詳細を示すように、このパイプカバ
ー5の前端にはボックス4の前ローラ442の一部が嵌
り込む凹部51を、後端には角筒52にて囲繞され軸止
されたパイプカバーローラ53を設けるようにしてい
る。また後端は向板33にも被さるようにしてある。凹
部51より角筒52に至る上面の前端部5aと後端部5
cは平坦であるが、前者より後者を2〜3mm低くし、
中央部は緩斜面5b(図9参照)となるように構成して
ある。これはボックス4の溝条441に対応させたもの
である。角筒52の前後の外面は、前面はボックス4を
奥に押し込んだ時に前ローラ442の衝接するストッパ
ー521とし、後面はボックス4の溝条441の後端部
に形成した封止部443に衝接することでボックス4が
深い引き出し3の前面へ繰り出さないようにするストッ
パー522としてある。ここにはゴム製などの緩衝材を
貼着することが望ましい。
【0019】複数の一端を軸止めして開閉自在としたジ
ョイント54、54によりガードパイプ36を挟みビス
55で止めるようにする。(図10、図11参照)56
は連結パイプ6を繋ぐスリーブで、パイプカバー5、5
は、そのスリーブ55、55に連結パイプ6を挿入する
ことで前端で繋がることになる。連結パイプ6は、パイ
プカバー5、5の回転を防ぐ姿勢の維持と深い引き出し
3内手前の収納物のボックス4への倒れ掛かりを防ぐた
めに有効である。パイプカバー5、5は連結パイプ6を
繋げた状態でガードパイプ36に被せてジョイント54
を巻くように挟みビス55で固定することになる。
【0020】一方、キャビネット1の側板12、12内
には前後方向にボックス4のサイドローラ445、44
5を受けるレール15、15を設けるようにしてある。
このレール15は鋼板をL形に屈曲して水平面151と
取付面152としたもので、取付面152を側板12に
沿わせてビスにより固定する。ボックス4を深い引き出
し3のガードパイプ36に乗せた状態で出し入れして
も、ボックス4のサイドローラ445は、引き出しキャ
ビネット1のレール15の水平面151とは2〜3mm
離れるよう配置してある。
【0021】深い引き出し3の出し入れがあっても、ボ
ックス4はその前端部の前ローラ442がパイプカバー
5の凹部51に嵌り込むことで前後への移動を防ぎ、か
つ、ボックス4の後端部には封止部443があって、パ
イプカバーローラ53の角筒52の後面に衝接すること
で前方への移動のストッパーとなる。そこで、ボックス
4が前方に動くのを阻止するので、ボックス4が深い引
き出し3の前部への収納物にぶつかることはない。また
前ローラ442自体が掛止部となって、角筒52の前面
に衝接することでボックス4が深い引き出し3に引っ掛
かり、ボックス4が単独でレール15に乗ることがない
のである。
【0022】ここで、図12に基づきボックス4の動き
を説明すると次の通りである。ボックス4が乗せられた
深い引き出し3を引き出した状態で(図12a)、ボッ
クス4を引き出しキャビネット1内に押すと、ボックス
4の溝条441の形態とパイプカバー5の上面の形態を
同一としてあるので、前ローラ442及びパイプカバー
ローラ53が回転し、ボックス4は水平を保ちながらス
ライドし途中から緩やかに下降すると図12bに示す通
り、ボックス4は前ローラ442パイプカバーローラ5
3及びサイドローラ445の三点で支持される。すなわ
ち、前ローラ442がパイプカバーローラ53に近付き
傾斜面に至ると、ボックス4のサイドローラ445がレ
ール15の水平面151に乗り、ボックス4及び収納物
の荷重がレール15にも移ることになる。そして、ボッ
クス4が下降し終わって平坦な箇所に至ると、図12c
に示す通りボックス4の荷重はパイプカバー5に乗った
前ローラ442及びレール15に乗ったサイドローラ4
45に移り支持され、パイプカバーローラ53はボック
ス4の溝条441から離れることになる。ボックス4に
は前ローラ442があり、これがパイプカバー5、5の
角筒52(図12では省略)に衝接することになるで、
ボックス4は深い引き出し3に掛け止められて離れず、
ボックス4の奥はレール15に乗るのでキャビネット1
内に落下することがない。換言すれば、ボックス4を一
番奥まで押し込んでも前ローラ442はガードパイプ3
6上のパイプカバー5に乗っており、ボックス4内の収
納物の荷重はレール15とパイプカバー5に分散される
ことになる。ボックス4を所定の位置すなわち、パイプ
カバー5上に戻してから、深い引き出し3を閉じるよう
にすることが望ましい。
【0023】レール15、15の奥には、深い引き出し
3にボックス4を乗せたままキャビネット1内に入れる
と、サイドローラ445の衝接するストッパー153を
一体に折曲形成してある。そこで、ボックス4のサイド
ローラ445のレール15からの落ち込みを防ぎ、か
つ、ボックス4を所定の位置に戻さずキャビネット1内
に押し込んだままで深い引き出し3を閉じても、ボック
ス4がガードパイプ36のパイプカバー5の上に戻るこ
とになる。すなわち、レール15、15上をスライドす
るボックス4は、ストッパー153がサイドローラ44
5に衝接することで停止し、前ローラ442及びパイプ
カバーローラ53が働き水平面から斜面により上昇し、
レール15から離れてパイプカバー5に乗り、最終的に
は水平面から前ローラ442がパイプカバー5の凹部5
1に嵌り込み停止するのである。ボックス4の前ローラ
442及びパイプカバー5のパイプカバーローラ53を
なくして、ボックス4とパイプカバー5が直接摺接する
ように構成してもよい。これまでの実施の形態では、最
下段に深い引き出し3を備えたもので、ここにボックス
4を乗せるとしているが、深い引き出しであれば中段或
いは上段に配置したものであってもよい。
【0024】図13乃至図16は、別の実施の形態を示
すもので、同一箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。この実施の形態にあっては、深い引き出し3にパイ
プカバーを設けずに、ボックス4をスライドさせるよう
にしてなるものである。ボックス4の側板44、44を
底板42より下方に突き出すように長くして、ガードパ
イプ36に跨がって乗るようにして、左右よりずり落ち
ないようにしてあり、前板1に一以上の掛止片411を
一体に下方に突出させ、深い引き出し3の向板33の内
側に衝接することでボックス4をキャビネット1内に押
し込んでも離れないようにしてあり、また、背板43に
同様に掛止片を下方に突出させるか(図示せず)、或い
は背板43を側板44同様に長くして下端部を掛止片4
31として深い引き出し3の向板33の外側に衝接する
ことで、ボックス4が深い引き出し3の前方の収納部の
上部を塞がないようにしてある。この実施の形態では、
ボックス4とガードパイプ36の接触面を平坦としてあ
るが、深い引き出し3を開けてボックス4をキャビネッ
ト1の奥に押し込むと数ミリの段差によりボックス4の
荷重がレール15に移るので格別の問題は生じない。深
い引き出し3のみの出し入れに際しては、ボックス4及
び収納物の荷重及び接触面の摩擦により前後への移動が
阻止され、ボックス4は所定の位置に乗ったままとな
る。図17は、深い引き出し3がガードパイプ35、3
6を備えず、側板32、32上にボックス4をスライド
させるようにしたものである。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上のような構成からなり、
請求項1の発明に係るキャビネットでは深い引き出し前
方に背の高いものを数列収納し、その後方に背丈の低い
ものを整然と収納し、その上部にはスライド自在なボッ
クスが設けられ、このボックス内に所望のものを収納す
ることができることとなって、デットスペースとなる空
間がなく有効利用でき得ることとなる。そして、深い引
き出しを出した状態で、ボックスをキャビネットの奥に
押しやることによってボックスの下方に収納されている
ものを簡単に取り出すことができることとなる。また、
深い引き出しにボックスを乗せた儘では、深い引き出し
を出し入れしてもサイドローラとレールは離れているの
で、深い引き出しのスライドレールの機能を、サイドロ
ーラとレールの摩擦により阻害することがなく動きがス
ムースとなるのである。
【0026】請求項2の発明に係るキャビネットでは、
ボックスを奥に押すとボックスが水平を保ちながら漸次
下降するよう、ボックスと引き出しの向き合う面を前部
を高く後部を低くなる平坦として段差を設け中央部は緩
傾斜となるよう形成し、引き出しを開けた状態でボック
スを奥にスライドさせるとサイドローラがレールに乗り
キャビネット内に移動するので、ボックスの移動がスム
ースとなり操作性が良くなるのである。
【0027】請求項3の発明に係るキャビネットでは、
深い引き出しの側板の後端又は向板に、ボックスの前端
部に設けられた掛止部が衝接することで、ボックスを押
しこんだときボックスが深い引き出しに引っ掛かり離れ
るのを阻止するようにしたので、簡単に取り外し自在で
ありながら、使用に際しての一体性を備えることになる
のである。請求項4の発明では、キャビネットのレール
の奥に、サイドローラの衝接するストッパーを一体に形
成し、サイドローラがレールより外れるのを防ぎ、か
つ、深い引き出しを開けボックスを押し込んだ儘で深い
引き出しを押し込むと、ボックスがストッパーに衝接し
てボックスが上昇して引き出しの側面上に戻るようにし
たので、使用に際してボックスを意識することなく深い
引き出しの出し入れができることになる。
【0028】請求項5の発明では、深い引き出しの側板
上には一乃至複数のガードパイプを渡架し、ガードパイ
プのボックスの乗る箇所にはパイプカバーを配し、この
パイプカバーの前端にはボックスの前ローラの入り込む
凹部を、後端にはパイプカバーローラを軸止するように
し、ボックスの両側板の底面にはパイプカバーに被さり
スライド可能な下向きの溝条を設け、この溝条のボック
スの前面側には前ローラを配するように構成し、パイプ
カバー上のボックスは前ローラ及びパイプカバーローラ
にて支えられるようにしたので、ローラによりボックス
がスライドするので動きがスムースになり、かつ、ガー
ドパイプを被覆するパイプカバーを採用したのでガード
パイプを汚損から保護し、このボックスを備えたキャビ
ネットを特別仕様でなくオプションとして提供できるの
である。
【0029】請求項6の発明では、パイプカバーの前端
に引き出しの両側面上部を仕切る連結パイプを設けるよ
うにしたので、深い引き出し前方の収納物のボックスへ
の倒れ掛かりを防ぎ、むやみにボックスがキャビネット
内に入り込むことがなく、パイプカバーのよじれや回転
を防ぐことができることになる。請求項7の発明では、
パイプカバーローラを軸止すると共に囲む角筒を設け、
その前後の外面を、前面はボックスを奥に押し込んだと
きに前ローラを掛止部として衝接するストッパーとし、
後面はボックス側板の溝条の後端部に形成した封止部に
衝接することでボックスが引き出しの前面へ繰り出さな
いようにするストッパーとしたので、深い引き出しとボ
ックスは前後にスライドさせている限りは一体化して離
れず、しかも、前面への移動を確実に阻止し、後方に移
動しても深い引き出しとつながって離れないことにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る引き出しキャビネットの断面図
である。
【図2】深い引き出しの要部斜視図である。
【図3】ボックスの正面図である。
【図4】ボックスの側面図である。
【図5】ボックスの前ローラを示す要部拡大図である。
【図6】ボックスの側板の脱落防止ガイド部分の端面図
である。
【図7】サイドローラの取り付け状態を示す拡大図であ
る。
【図8】パイプカバーの平面図である。
【図9】パイプカバーの側面図である。
【図10】ジョイントを示す断面図である。
【図11】パイプカバーローラのを示す要部背面図であ
る。
【図12】深い引き出しとボックスの動きの概略を示す
側面図である。
【図13】別の実施の形態をキャビネットの深い引き出
しを示す斜視図である。
【図14】図12の実施の形態の収納状態の断面図であ
る。
【図15】図12の深い引き出しを出した状態の断面図
である。
【図16】図12の深い引き出しを出した状態の断面図
である。
【図17】さらに別の実施の形態を示すキャビネットの
深い引き出しを示す斜視図である。
【図18】最近の厨房家具キャビネットの構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 引き出しキャビネット 11 底板 12 側板 13 背板 15 レール 151 水平面 153 ストッパー 2 引き出し 3 深い引き出し 31 底板 32 側板 33 向板 34 前板 35、36 ガードパイプ 4 ボックス 41 前板 42 底板 43 背板 44 側板 441 溝条 442 前ローラ 443 封止部 444 脱落防止ガイド 445 サイドローラ 45 前パイプ 5 パイプカバー 51 凹部 52 角筒 53 パイプカバーローラ 6 連結パイプ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月18日(2002.7.1
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の詳細な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的背丈の高い
ものを収納する引出しを備えた厨房家具用などのキャビ
ネットに関し、デットスペースを無くして効率良く収納
できるようにし、収納物を無駄な操作なく取り出しでき
るようにするものである。
【0002】
【従来の技術】従来厨房家具用のキャビネットにおいて
は、内部の収納に関して開き扉(観音開き或いは片開
き)によるものが多用され、引き出しは一部のみであっ
た。しかし、最近、厨房家具用キャビネットでは、図1
8に提示するものを典型として、引き出しを多用したも
のが多くのメーカーで採用されている。特に台輪を廃し
て蹴込の奥まで収納スペースとするものが好評を博して
いる。引き出しを多用すると収納物との関係から大型の
深い引き出しも採用することになる。例えば、深い引き
出しを中段に配置して、背丈の高いペットボトルや50
0ミリリットルの缶ビール等を収納することになる。こ
の深い引き出しは前板の高さはあるものの、側板、向板
は低く構成されるため、使用に際して、ストック用の比
較的背丈の高いものを、引き出し前方に数列収納し、そ
の後方に背丈の低いものを収納し、この後方の背丈の低
いものの上部は開いた空間となって、デットスペースと
なっていた。
【0003】このデッドスペースを有効利用するため
に、お盆やトレーを引出し後部の両側板上に乗せ、その
上に使用頻度の高い包丁類や、計量カップ類等、さらに
スパイス類等の調味料品類を収納することが行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような手
段は、お盆やトレーの下方の引き出し内の収納物を取り
出そうとすると、一旦、お盆やトレーを取り外して他の
場所に置いてから必要なものを取り出し、その後再びお
盆やトレーを引出しの両側板上に乗せなければならず、
手間の掛かる作業を強いられていた。
【0005】これを避けるために、引き出しの側板上に
ボックスをスライド可能に配置する手段が特開2001
−186945及び特開2001−196848に提示
されている。しかし、これらの構成においては次の問題
点が指摘できる。 1.ボックスが深い引き出し本体の収納量を減少させ
る。 2.ボックスを引き出し本体で支える構造であるため、
ボックスを本体の奥に移動できず、ボックス下の収納物
を出し入れするにはボックスが邪魔になる。 3.引き出し本体の側板を加工する必要があり特別仕様
となる。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の問題点を解決する
ために本発明は、引き出しの側面上にキャビネットの背
面側にスライド自在なボックスを設けることで、深い引
き出しの向板側のデッドスペースをなくし、引き出し内
を最大限有効活用でき、且つ、無駄な作業をなくして作
業性の良い厨房家具用などのキャビネットを提供するこ
とを目的とするものである。更に、キャビネット内に段
落ちしたレールを配することで、ボックスの位置によっ
てその荷重位置を変更し、引き出し本体とボックスの操
作を円滑かつ容易に行えるようにするものである。
【0007】請求項1の発明に係るキャビネットでは、
前板を高くして深い引き出しとしたものを備えたキャビ
ネットにおいて、上面を開放したボックスを、この深い
引き出しの奥の側面上に跨がってキャビネットの背板側
にスライド可能に乗せるようにし、ボックスの両側板の
背板側にはサイドローラを、キャビネットの両側板内に
はサイドローラを受けるレールを設け、サイドローラと
レールは、ボックス全体を引き出しの側面に完全に乗せ
た状態では離れており、深い引き出しを開けてボックス
を奥に押すことで傾斜してサイドローラがレールに乗る
ように配置したものである。上記構成によれば、深い引
き出し内には、引き出し前方に背の高いものを数列収納
し、その後方に背丈の低いものを整然と収納し、その上
部にはスライド自在なボックスが設けられ、このボック
ス内に所望のものを収納できることとなって、深い引き
出しにはデットスペースとなる空間が無く有効利用でき
得ることとなる。そして、深い引き出しを出した状態
で、ボックスをキャビネットの奥に押しやることによっ
てボックスの下方に収納されているものを簡単に取り出
すことができ得ることとなる。機能的には、深い引き出
しにボックスを乗せた儘であると、サイドローラとレー
ルは離れているので摩擦がなく、深い引き出しのスライ
ドレールの動きに影響を与えることがない。反対にサイ
ドローラとレールが常に接するような構成を採用する
と、サイドローラとレールの摩擦により深い引き出しの
スライドレールの機能を落とすこととなり出し入れに円
滑さがなくなるのである。
【0008】請求項2の発明に係るキャビネットでは、
ボックスを奥に押すとボックスが水平を保ちながら漸次
下降するよう、ボックスと深い引き出しの向き合う面を
前部を高く後部を低くなる平坦として段差を設け中央部
は緩傾斜となるよう形成し、深い引き出しを開けた状態
でボックスを奥にスライドさせるとサイドローラがレー
ルに乗りキャビネット内に移動することで、深い引き出
しの上面を開放するようにしたことを特徴とするもので
ある。このような構成を採用することで、ボックスをキ
ャビネット内に押しやるときに動きがスムースとなるの
である。
【0009】請求項3の発明に係るキャビネットでは、
深い引き出しの側板の後端又は向板に、ボックスの前端
部に設けられた掛止部が衝接することで、ボックスを押
しこんだときボックスが深い引き出しに引っ掛かり離れ
るのを阻止するようにしたものである。請求項4の発明
に係るキャビネットでは、キャビネットのレールの奥
に、サイドローラの衝接するストッパーを一体に形成
し、サイドローラがレールより外れるのを防ぎ、かつ、
深い引き出しを開けボックスを押し込んだ儘で深い引き
出しを押し込むと、ボックスがストッパーに衝接してボ
ックスが上昇して深い引き出しの側面上に戻るようにし
たものである。
【0010】請求項5の発明に係るキャビネットでは、
深い引き出しの側板上には一乃至複数のガードパイプを
渡架し、ガードパイプのボックスの乗る箇所にはパイプ
カバーを配し、このパイプカバーの前端にはボックスの
前ローラの入り込む凹部を、後端にはパイプカバーロー
ラを軸止するようにし、ボックスの両側板の底面にはパ
イプカバーに被さりスライド可能な下向きの溝条を設
け、この溝条のボックスの前面側には前ローラを配する
ように構成し、パイプカバー上のボックスは前ローラ及
びパイプカバーローラにて支えられるようにしたことを
特徴とするものである。
【0011】パイプカバー上にパイプカバーローラをボ
ックスの底部には前ローラを配する構成を採用したこと
により、ボックスのスライドがスムースとなるのであ
る。また、パイプカバーの前端の凹部にボックスの前ロ
ーラは嵌り込むので、常態では引き出しの出し入れによ
りボックスが移動することなく所定の位置に乗った儘と
なるのである。またガードパイプに特別の加工を施すこ
となく、パイプカバーにて対応するので、この構造をオ
プション仕様とすることができる。
【0012】請求項6の発明に係るキャビネットでは、
パイプカバーの前端に深い引き出しの両側面上部を仕切
る連結パイプを設けるようにしたものであり、このよう
な構成を採用することで、パイプカバーの垂直維持と引
き出し内の収納物のボックスへの倒れ掛かりによる移動
を確実に防ぐことができるのである。請求項7の発明に
係るキャビネットでは、パイプカバーローラを軸止する
と共に囲む角筒を設け、その前後の外面を、前面はボッ
クスを奥に押し込んだときに前ローラを掛止部として衝
接するストッパーとし、後面はボックス側板の溝条の後
端部に形成した封止部に衝接することでボックスが引き
出しの前面へ繰り出さないようにするストッパーとした
ことを特徴とするものである。ボックスのストッパーを
パイプカバーに設けたパイプカバーローラに一体に設け
るようにしたので、構成が簡略化されることになるので
ある。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好適な実施の形
態を厨房家具用のキャビネットとして図1乃至図12を
参照しながら、詳細に説明する。尚、以下に述べる実施
の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に
好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲
は、以下の説明において特に限定する旨の記載がない限
り、これらの態様に限られるものではない。例えば、厨
房家具用のキャビネットのみではなく、洗面化粧台用の
キャビネット、一般的な事務所のキャビネット或いは事
務机の引き出しについても適用することができる。
【0014】図1は、本発明による厨房家具用キャビネ
ットの内で引き出しキャビネット1に適用したものを示
すもので、図2は要部斜視図である。引き出しキャビネ
ット1は他のキャビネットと同様に、底板11、左右の
側板12及び背板13により上面及び前面を開放するよ
うにしてなり、上部はシンクやコンロを組み込むように
した天板を載置し、全体としては複合調理家具として構
成することになる。なお、引き出しキャビネット1の側
板12、12の前面側の下部は、所謂蹴込み部の高さ及
び奥行きに合わせて切除されている。この実施の形態で
は、引き出しキャビネット1に適用した例を提示する
が、その他のコンロ用キャビネット、シンクキャビネッ
ト、調理台キャビネットについても適用することができ
る。
【0015】引き出しキャビネット1は、上から比較的
浅い二段の引出し2、2と比較的背丈の高いものを収納
できる大型の深い引出し3を備えている。この深い引き
出し3は、底板31、側板32、32、向板33及び下
部を蹴込となるよう凹ませた前板34からなり、側板
、32上で向板33及び前板34に夫々2本のガード
パイプ35、36を渡すようにしてある。上部のガード
パイプ36と向板33の高さをほぼ同じとして、前板3
4を高くすることで深くなるようにしてある。
【0016】この深い引き出し3の後部上に、上面を開
放したボックス4を乗せるようにする。深い引き出し3
の出し入れではボックス4は乗ったままとする。図1
5、図16のように深い引き出し3を出すことで表れる
ボックス4を奥に押し込むことで引き出しキャビネット
1内に入り込むようにする。また、このボックス4は上
に持ち上げると簡単に外せるようになっている。ガード
パイプ36、36のボックス4の乗る箇所にはパイプカ
バー5、5を取り付けるようにしている。
【0017】図2に示すように、ボックス4は、金属板
を溝型に屈曲して前板41、底板42及び背板43と
し、プラスチック成形品である側板44、44を嵌め込
むようにしてなるもので、前板41上には前パイプ45
を配し側板44、44に差し込むようにしてある。前パ
イプ45はボックス4をスライドさせるときの把手とな
る。図3乃至図7に示すように、側板44の底面は、パ
イプカバー5のパイプカバーローラ53がスライド可能
な下向きの溝条441を設け、この溝条441の前面側
には前ローラ442を配している。また、溝条441の
後端部は一体に形成した封止部443を設け、深い引き
出し3の向板33に掛止されることでボックス4の前面
への移動を阻止するようにしてある。また側板44の外
周の前後に脱落防止ガイド444、444を垂設して、
斜め上からの力がかかってもボックス4が滑落しないよ
うにしてある。溝条441をほぼ三分割して前端部4a
を高く、後端部4cを低くし、その段差は2〜3mmの
平坦とし、中央部は緩斜面4bとなるようにしてある。
ボックス4の側板44、44の背面側にはサイドローラ
445、445を突出するように設けてある。
【0018】図2に示すようにパイプカバー5、5はガ
ードパイプ36のボックス4を乗せる箇所に被せて、ボ
ックス4がスライドすることでガードパイプ36表面の
擦れによる汚損からの保護を図るために有効である。図
8乃至図11にその詳細を示すように、このパイプカバ
ー5の前端にはボックス4の前ローラ442の一部が嵌
り込む凹部51を、後端には角筒52にて囲繞され軸止
されたパイプカバーローラ53を設けるようにしてい
る。また後端は向板33にも被さるようにしてある。凹
部51より角筒52に至る上面の前端部5aと後端部5
cは平坦であるが、前者より後者を2〜3mm低くし、
中央部は緩斜面5b(図9参照)となるように構成して
ある。これはボックス4の溝条441に対応させたもの
である。角筒52の前後の外面は、前面はボックス4を
奥に押し込んだ時に前ローラ442の衝接するストッパ
ー521とし、後面はボックス4の溝条441の後端部
に形成した封止部443に衝接することでボックス4が
深い引き出し3の前面へ繰り出さないようにするストッ
パー522としてある。ここにはゴム製などの緩衝材を
貼着することが望ましい。
【0019】複数の一端を軸止めして開閉自在としたジ
ョイント54、54によりガードパイプ36を挟みビス
55で止めるようにする。(図10、図11参照)56
は連結パイプ6を繋ぐスリーブで、パイプカバー5、5
は、そのスリーブ55、55に連結パイプ6を挿入する
ことで前端で繋がることになる。連結パイプ6は、パイ
プカバー5、5の回転を防ぐ姿勢の維持と深い引き出し
3内手前の収納物のボックス4への倒れ掛かりを防ぐた
めに有効である。パイプカバー5、5は連結パイプ6を
繋げた状態でガードパイプ36に被せてジョイント54
を巻くように挟みビス55で固定することになる。
【0020】一方、引き出しキャビネット1の側板1
2、12内には前後方向にボックス4のサイドローラ4
45、445を受けるレール15、15を設けるように
してある。このレール15は鋼板をL形に屈曲して水平
面151と取付面152としたもので、取付面152を
側板12に沿わせてビスにより固定する。ボックス4を
深い引き出し3のガードパイプ36に乗せた状態で出し
入れしても、ボックス4のサイドローラ445は、引き
出しキャビネット1のレール15の水平面151とは2
〜3mm離れるよう配置してある。
【0021】深い引き出し3の出し入れがあっても、ボ
ックス4はその前端部の前ローラ442がパイプカバー
5の凹部51に嵌り込むことで前後への移動を防ぎ、か
つ、ボックス4の後端部には封止部443があって、パ
イプカバーローラ53の角筒52の後面に衝接すること
で前方への移動のストッパーとなる。そこで、ボックス
4が前方に動くのを阻止するので、ボックス4が深い引
き出し3の前部への収納物にぶつかることはない。また
前ローラ442自体が掛止部となって、角筒52の前面
に衝接することでボックス4が深い引き出し3に引っ掛
かり、ボックス4が単独でレール15に乗ることがない
のである。
【0022】ここで、図12に基づきボックス4の動き
を説明すると次の通りである。ボックス4が乗せられた
深い引き出し3を引き出した状態で(図12a)、ボッ
クス4を引き出しキャビネット1内に押すと、ボックス
4の溝条441の形態とパイプカバー5の上面の形態を
同一としてあるので、前ローラ442及びパイプカバー
ローラ53が回転し、ボックス4は水平を保ちながらス
ライドし途中から緩やかに下降すると図12bに示す通
り、ボックス4は前ローラ442パイプカバーローラ5
3及びサイドローラ445の三点で支持される。すなわ
ち、前ローラ442がパイプカバーローラ53に近付き
傾斜面に至ると、ボックス4のサイドローラ445がレ
ール15の水平面151に乗り、ボックス4及び収納物
の荷重がレール15にも移ることになる。そして、ボッ
クス4が下降し終わって平坦な箇所に至ると、図12c
に示す通りボックス4の荷重はパイプカバー5に乗った
前ローラ442及びレール15に乗ったサイドローラ4
45に移り支持され、パイプカバーローラ53はボック
ス4の溝条441から離れることになる。ボックス4に
は前ローラ442があり、これがパイプカバー5、5の
角筒52(図12では省略)に衝接することになるで、
ボックス4は深い引き出し3に掛け止められて離れず、
ボックス4の奥はレール15に乗るので引き出しキャビ
ネット1内に落下することがない。換言すれば、ボック
ス4を一番奥まで押し込んでも前ローラ442はガード
パイプ36上のパイプカバー5に乗っており、ボックス
4内の収納物の荷重はレール15とパイプカバー5に分
散されることになる。ボックス4を所定の位置すなわ
ち、パイプカバー5上に戻してから、深い引き出し3を
閉じるようにすることが望ましい。
【0023】レール15、15の奥には、深い引き出し
3にボックス4を乗せたまま引き出しキャビネット1内
に入れると、サイドローラ445の衝接するストッパー
153を一体に折曲形成してある。そこで、ボックス4
のサイドローラ445のレール15からの落ち込みを防
ぎ、かつ、ボックス4を所定の位置に戻さず引き出し
ャビネット1内に押し込んだままで深い引き出し3を閉
じても、ボックス4がガードパイプ36のパイプカバー
5の上に戻ることになる。すなわち、レール15、15
上をスライドするボックス4は、ストッパー153がサ
イドローラ445に衝接することで停止し、前ローラ4
42及びパイプカバーローラ53が働き水平面から斜面
により上昇し、レール15から離れてパイプカバー5に
乗り、最終的には水平面から前ローラ442がパイプカ
バー5の凹部51に嵌り込み停止するのである。ボック
ス4の前ローラ442及びパイプカバー5のパイプカバ
ーローラ53をなくして、ボックス4とパイプカバー5
が直接摺接するように構成してもよい。これまでの実施
の形態では、最下段に深い引き出し3を備えたもので、
ここにボックス4を乗せるとしているが、深い引き出し
であれば中段或いは上段に配置したものであってもよ
い。
【0024】図13乃至図16は、別の実施の形態を示
すもので、同一箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。この実施の形態にあっては、深い引き出し3にパイ
プカバーを設けずに、ボックス4をスライドさせるよう
にしてなるものである。ボックス4の側板44、44を
底板42より下方に突き出すように長くして、ガードパ
イプ36に跨がって乗るようにして、左右よりずり落ち
ないようにしてあり、前板1に一以上の掛止片411
を一体に下方に突出させ、深い引き出し3の向板33の
内側に衝接することでボックス4を引き出しキャビネッ
ト1内に押し込んでも離れないようにしてあり、また、
背板43に同様に掛止片を下方に突出させるか(図示せ
ず)、或いは背板43を側板44同様に長くして下端部
を掛止片431として深い引き出し3の向板33の外側
に衝接することで、ボックス4が深い引き出し3の前方
の収納部の上部を塞がないようにしてある。この実施の
形態では、ボックス4とガードパイプ36の接触面を平
坦としてあるが、深い引き出し3を開けてボックス4を
引き出しキャビネット1の奥に押し込むと数ミリの段差
によりボックス4の荷重がレール15に移るので格別の
問題は生じない。深い引き出し3のみの出し入れに際し
ては、ボックス4及び収納物の荷重及び接触面の摩擦に
より前後への移動が阻止され、ボックス4は所定の位置
に乗ったままとなる。図17は、深い引き出し3がガー
ドパイプ35、36を備えず、側板32、32上にボッ
クス4をスライドさせるようにしたものである。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上のような構成からなり、
請求項1の発明に係るキャビネットでは深い引き出し前
方に背の高いものを数列収納し、その後方に背丈の低い
ものを整然と収納し、その上部にはスライド自在なボッ
クスが設けられ、このボックス内に所望のものを収納す
ることができることとなって、デットスペースとなる空
間がなく有効利用でき得ることとなる。そして、深い引
き出しを出した状態で、ボックスをキャビネットの奥に
押しやることによってボックスの下方に収納されている
ものを簡単に取り出すことができることとなる。また、
深い引き出しにボックスを乗せた儘では、深い引き出し
を出し入れしてもサイドローラとレールは離れているの
で、深い引き出しのスライドレールの機能を、サイドロ
ーラとレールの摩擦により阻害することがなく動きがス
ムースとなるのである。
【0026】請求項2の発明に係るキャビネットでは、
ボックスを奥に押すとボックスが水平を保ちながら漸次
下降するよう、ボックスと引き出しの向き合う面を前部
を高く後部を低くなる平坦として段差を設け中央部は緩
傾斜となるよう形成し、引き出しを開けた状態でボック
スを奥にスライドさせるとサイドローラがレールに乗り
キャビネット内に移動するので、ボックスの移動がスム
ースとなり操作性が良くなるのである。
【0027】請求項3の発明に係るキャビネットでは、
深い引き出しの側板の後端又は向板に、ボックスの前端
部に設けられた掛止部が衝接することで、ボックスを押
しこんだときボックスが深い引き出しに引っ掛かり離れ
るのを阻止するようにしたので、簡単に取り外し自在で
ありながら、使用に際しての一体性を備えることになる
のである。請求項4の発明では、キャビネットのレール
の奥に、サイドローラの衝接するストッパーを一体に形
成し、サイドローラがレールより外れるのを防ぎ、か
つ、深い引き出しを開けボックスを押し込んだ儘で深い
引き出しを押し込むと、ボックスがストッパーに衝接し
てボックスが上昇して引き出しの側面上に戻るようにし
たので、使用に際してボックスを意識することなく深い
引き出しの出し入れができることになる。
【0028】請求項5の発明では、深い引き出しの側板
上には一乃至複数のガードパイプを渡架し、ガードパイ
プのボックスの乗る箇所にはパイプカバーを配し、この
パイプカバーの前端にはボックスの前ローラの入り込む
凹部を、後端にはパイプカバーローラを軸止するように
し、ボックスの両側板の底面にはパイプカバーに被さり
スライド可能な下向きの溝条を設け、この溝条のボック
スの前面側には前ローラを配するように構成し、パイプ
カバー上のボックスは前ローラ及びパイプカバーローラ
にて支えられるようにしたので、ローラによりボックス
がスライドするので動きがスムースになり、かつ、ガー
ドパイプを被覆するパイプカバーを採用したのでガード
パイプを汚損から保護し、このボックスを備えたキャビ
ネットを特別仕様でなくオプションとして提供できるの
である。
【0029】請求項6の発明では、パイプカバーの前端
に引き出しの両側面上部を仕切る連結パイプを設けるよ
うにしたので、深い引き出し前方の収納物のボックスへ
の倒れ掛かりを防ぎ、むやみにボックスがキャビネット
内に入り込むことがなく、パイプカバーのよじれや回転
を防ぐことができることになる。請求項7の発明では、
パイプカバーローラを軸止すると共に囲む角筒を設け、
その前後の外面を、前面はボックスを奥に押し込んだと
きに前ローラを掛止部として衝接するストッパーとし、
後面はボックス側板の溝条の後端部に形成した封止部に
衝接することでボックスが引き出しの前面へ繰り出さな
いようにするストッパーとしたので、深い引き出しとボ
ックスは前後にスライドさせている限りは一体化して離
れず、しかも、前面への移動を確実に阻止し、後方に移
動しても深い引き出しとつながって離れないことにな
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る引き出しキャビネットの断面図
である。
【図2】深い引き出しの要部斜視図である。
【図3】ボックスの正面図である。
【図4】ボックスの側面図である。
【図5】ボックスの前ローラを示す要部拡大図である。
【図6】ボックスの側板の脱落防止ガイド部分の端面図
である。
【図7】サイドローラの取り付け状態を示す拡大図であ
る。
【図8】パイプカバーの平面図である。
【図9】パイプカバーの側面図である。
【図10】ジョイントを示す断面図である。
【図11】パイプカバーローラを示す要部背面図であ
る。
【図12】深い引き出しとボックスの動きの概略を示す
側面図である。
【図13】別の実施の形態の深い引き出しを示す斜視図
である。
【図14】図1の実施の形態の収納状態の断面図であ
る。
【図15】図1の深い引き出しを出した状態の断面図
である。
【図16】図1の深い引き出しを引き出してボックス
を押し込んだ状態の断面図である。
【図17】さらに別の実施の形態の深い引き出しを示す
斜視図である。
【図18】最近の厨房家具キャビネットの構成を示す斜
視図である
【符号の説明】 1 引き出しキャビネット 11 底板 12 側板 13 背板 15 レール 151 水平面 153 ストッパー 2 引き出し 3 深い引き出し 31 底板 32 側板 33 向板 34 前板 35、36 ガードパイプ 4 ボックス 41 前板 42 底板 43 背板 44 側板 441 溝条 442 前ローラ 443 封止部 444 脱落防止ガイド 445 サイドローラ 45 前パイプ 5 パイプカバー 51 凹部 52 角筒 53 パイプカバーローラ 6 連結パイプ
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前板を高くして深い引き出しとしたもの
    を備えたキャビネットにおいて、上面を開放したボック
    スを、この深い引き出しの奥の側面上に跨がってキャビ
    ネットの背板側にスライド可能に乗せるようにし、ボッ
    クスの両側板の背板側にはサイドローラを、キャビネッ
    トの両側板内にはサイドローラを受けるレールを設け、
    サイドローラとレールは、ボックス全体を深い引き出し
    の側面に完全に乗せた状態では離れており、深い引き出
    しを開けてボックスを奥に押すことで傾斜してサイドロ
    ーラがレールに乗るように配置したことを特徴とするキ
    ャビネット。
  2. 【請求項2】 ボックスを奥に押すとボックスが水平を
    保ちながら漸次下降するよう、ボックスと引き出しの向
    き合う面を前部を高く後部を低くなる平坦として段差を
    設け中央部は緩傾斜となるよう形成し、深い引き出しを
    開けた状態でボックスを奥にスライドさせるとサイドロ
    ーラがレールに乗りキャビネット内に移動することで、
    深い引き出しの上面を開放するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載のキャビネット。
  3. 【請求項3】 深い引き出しの側板の後端又は向板に、
    ボックスの前端部に設けられた掛止部が衝接すること
    で、ボックスを押しこんだときボックスが深い引き出し
    に引っ掛かり離れるのを阻止するようにしたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2記載のキャビネット。
  4. 【請求項4】 キャビネットのレールの奥に、サイドロ
    ーラの衝接するストッパーを一体に形成し、サイドロー
    ラがレールより外れるのを防ぎ、かつ、深い引き出しを
    開けボックスを押し込んだ儘で深い引き出しを押し込む
    と、ボックスがストッパーに衝接してボックスが上昇し
    て深い引き出しの側面上に戻るようにしたことを特徴と
    する請求項1乃至請求項3記載のキャビネット。
  5. 【請求項5】 深い引き出しの側板上には一乃至複数の
    ガードパイプを渡架し、ガードパイプのボックスの乗る
    箇所にはパイプカバーを配し、このパイプカバーの前端
    にはボックスの前ローラの入り込む凹部を、後端にはパ
    イプカバーローラを軸止するようにし、ボックスの両側
    板の底面にはパイプカバーに被さりスライド可能な下向
    きの溝条を設け、この溝条のボックスの前面側には前ロ
    ーラを配するように構成し、パイプカバー上のボックス
    は前ローラ及びパイプカバーローラにて支えられるよう
    にしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4記載のキ
    ャビネット。
  6. 【請求項6】 パイプカバーの前端に深い引き出しの両
    側面上部を仕切る連結パイプを設けるようにしたことを
    特徴とする請求項5記載のキャビネット。
  7. 【請求項7】 パイプカバーローラを軸止すると共に囲
    む角筒を設け、その前後の外面を、前面はボックスを奥
    に押し込んだときに前ローラを掛止部として衝接するス
    トッパーとし、後面はボックス側板の溝条の後端部に形
    成した封止部に衝接することでボックスが引き出しの前
    面へ繰り出さないようにするストッパーとしたことを特
    徴とする請求項5又は請求項6記載のキャビネット。
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