JPH0527080Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0527080Y2 JPH0527080Y2 JP1987091215U JP9121587U JPH0527080Y2 JP H0527080 Y2 JPH0527080 Y2 JP H0527080Y2 JP 1987091215 U JP1987091215 U JP 1987091215U JP 9121587 U JP9121587 U JP 9121587U JP H0527080 Y2 JPH0527080 Y2 JP H0527080Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rail
- shelf
- mounting hole
- storage
- slide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000004278 EU approved seasoning Substances 0.000 description 1
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000011194 food seasoning agent Nutrition 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は収納庫に関し、特に小物等の整理収
納に好適なものに関する。
納に好適なものに関する。
[従来例およびその問題点]
従来、この種の収納庫として例えば第1図に示
すものが知られている。すなわち、台所用のスチ
ール製収納庫で、本体1は扉2,2′により前面
を開放され、内部に固定棚5、スライドトレー3
および網かご4等が備えられそれぞれ用途に応じ
て使い分けられている。
すものが知られている。すなわち、台所用のスチ
ール製収納庫で、本体1は扉2,2′により前面
を開放され、内部に固定棚5、スライドトレー3
および網かご4等が備えられそれぞれ用途に応じ
て使い分けられている。
ところで、前記のような固定棚5では奥の方へ
置かれた物の確認や出し入れが面倒であり、スラ
イドトレー3は調味料等の小物の収納に好適であ
るが引き出してみないと何が入つているか分から
ない欠点がある。また、前記網かご4は収容物の
安定が悪くびん等を入れる用途には向かないと云
つたように、それぞれ一長一短があつて用途が限
定されてしまい、使用者個々の用法にそぐわなか
つたり不便を強いることが多かつた。
置かれた物の確認や出し入れが面倒であり、スラ
イドトレー3は調味料等の小物の収納に好適であ
るが引き出してみないと何が入つているか分から
ない欠点がある。また、前記網かご4は収容物の
安定が悪くびん等を入れる用途には向かないと云
つたように、それぞれ一長一短があつて用途が限
定されてしまい、使用者個々の用法にそぐわなか
つたり不便を強いることが多かつた。
また、前記スライドトレー3や網かご4は引き
出して使え便利であるが、それぞれ上縁にフラン
ジを形成してそのフランジ部においてレールに支
持される構成のため、その横巾に較べ収納量が小
さくなる欠点があつた。
出して使え便利であるが、それぞれ上縁にフラン
ジを形成してそのフランジ部においてレールに支
持される構成のため、その横巾に較べ収納量が小
さくなる欠点があつた。
[問題点を解決するための手段]
この考案は、こうした問題点に対処して成さ
れ、前面を開放した収納空間を形成し、該空間の
対向する両内側面に左右対称なレール取付穴を上
下に複数穿設した収納庫本体と、断面略L字状に
形成され、その垂直部材に連なつて前後にそれぞ
れ突片を備え、後側突片は前記レール取付穴に前
後方向に係合し、前側突片は前記レール取付穴に
上下方向に係合して着脱可能に取り付けられるレ
ールと、断面略コ字状に形成され前記レールにレ
ールの水平部材を挾み込むようにして係合される
スライダーをその後部両側に取り付けたスライド
棚とを備えて、収納量を犠牲にすることなく広い
用途に使用できる収納庫を提供しようとするもの
である。
れ、前面を開放した収納空間を形成し、該空間の
対向する両内側面に左右対称なレール取付穴を上
下に複数穿設した収納庫本体と、断面略L字状に
形成され、その垂直部材に連なつて前後にそれぞ
れ突片を備え、後側突片は前記レール取付穴に前
後方向に係合し、前側突片は前記レール取付穴に
上下方向に係合して着脱可能に取り付けられるレ
ールと、断面略コ字状に形成され前記レールにレ
ールの水平部材を挾み込むようにして係合される
スライダーをその後部両側に取り付けたスライド
棚とを備えて、収納量を犠牲にすることなく広い
用途に使用できる収納庫を提供しようとするもの
である。
[実施例]
以下、その具体例を第2図〜第6図に示す実施
例を基に説明する。
例を基に説明する。
11は収納庫本体で、扉12,12′を備えて
内部収納空間の前面を開放できるよう形成されて
おり、前記収納空間の対向する内側面には対称と
なるよう上下に複数のレール取付穴13,14が
穿設されている。15,15′はこの取付穴13,
14に対し着脱可能に取り付けられるレールで、
断面略L字状を成し、その垂直部材には取付穴1
3,14へそれぞれ係合する突片16,17が形
成されている。突片16はレール後端部において
本体内側壁の板厚分だけ膨出して後方へ突出して
おり、縦長の後方取付穴13に対し手前より奥へ
押し込むように係合される。突片17はレール前
方においてやはり本体内側壁の板厚分膨出して下
方に突出しており、横長の手前側の取付穴14に
対し上方より押し下げるように係合される。従つ
てレール15,15′は、それぞれ同じ高さの取
付穴13,14に対し、まず突片16を取付穴1
3に押し込み、続いて突片17を取付穴14に嵌
め込んで固定することができる。18はレール1
5,15′の前縁部に取り付けられるスライドガ
イドで、ナイロン等の比較的摩擦係数が小さく耐
摩耗性に優れた部材から成つている。
内部収納空間の前面を開放できるよう形成されて
おり、前記収納空間の対向する内側面には対称と
なるよう上下に複数のレール取付穴13,14が
穿設されている。15,15′はこの取付穴13,
14に対し着脱可能に取り付けられるレールで、
断面略L字状を成し、その垂直部材には取付穴1
3,14へそれぞれ係合する突片16,17が形
成されている。突片16はレール後端部において
本体内側壁の板厚分だけ膨出して後方へ突出して
おり、縦長の後方取付穴13に対し手前より奥へ
押し込むように係合される。突片17はレール前
方においてやはり本体内側壁の板厚分膨出して下
方に突出しており、横長の手前側の取付穴14に
対し上方より押し下げるように係合される。従つ
てレール15,15′は、それぞれ同じ高さの取
付穴13,14に対し、まず突片16を取付穴1
3に押し込み、続いて突片17を取付穴14に嵌
め込んで固定することができる。18はレール1
5,15′の前縁部に取り付けられるスライドガ
イドで、ナイロン等の比較的摩擦係数が小さく耐
摩耗性に優れた部材から成つている。
21はスライド棚で、板金製の棚本体22と、
棚本体22の前縁に取り付けられる把手23と、
棚本体22の後方両側に取り付けられるスライダ
ー24,24′と、棚本体4の周縁に立設される
ワイヤガード25とから成つている。把手23
は、棚本体22の横巾と略等しい長さを有し、ネ
ジ26により棚本体22に固定されており、棚本
体22の上面より適宜上方へ立ち上がる段差を形
成して、使用者がここへ手を掛けてスライド棚2
1を出し入れできる構成とされている。スライダ
ー24,24′は、前記スライドガイド18と同
様の材質で形成され、断面略コ字状としてレール
15,15′とその水平部材を挾み込むようにし
て摺接するもので、棚本体22の側面においてネ
ジ27により固定されている。ワイヤガード25
は具備した4本の立脚28を把手23およびスラ
イダー24,24′に設けられた固定穴29に、
嵌入されて固定される。
棚本体22の前縁に取り付けられる把手23と、
棚本体22の後方両側に取り付けられるスライダ
ー24,24′と、棚本体4の周縁に立設される
ワイヤガード25とから成つている。把手23
は、棚本体22の横巾と略等しい長さを有し、ネ
ジ26により棚本体22に固定されており、棚本
体22の上面より適宜上方へ立ち上がる段差を形
成して、使用者がここへ手を掛けてスライド棚2
1を出し入れできる構成とされている。スライダ
ー24,24′は、前記スライドガイド18と同
様の材質で形成され、断面略コ字状としてレール
15,15′とその水平部材を挾み込むようにし
て摺接するもので、棚本体22の側面においてネ
ジ27により固定されている。ワイヤガード25
は具備した4本の立脚28を把手23およびスラ
イダー24,24′に設けられた固定穴29に、
嵌入されて固定される。
スライド棚21は、スライダー24,24′を
レール15,15′の後方の切欠部30,30′よ
り嵌め込んで、レール15,15′に装着される。
レール15,15′の水平部前後に設けられる突
出部31,32は、スライダー24,24′のそ
れぞれ前後面に当接してスライドのストツパーと
して機能し、スライド棚21は突出部31,32
の間において自由にスライドさせることができ
る。ここで、レール15,15′の突片16は取
付穴13においてレール15,15′の上下への
移動を規制し、スライド棚21が引き出されその
荷重によりレール15,15′後端を上方へ押し
上げるようとするモーメントが生じても確実にレ
ールを保持し、一方突片17は取付穴14におい
てレール15,15′の前後への移動を規制し、
スライド棚21が出し入れされてもこれと共動す
ることなくレールを固定する。ワイヤガード25
は、スライド棚21への収納物の転落を防止し、
棚の出し入れが安全に行なえるように設けられて
おり、このワイヤガード25は板金製の棚本体2
2に直接支持されることなく、把手23およびス
ライダー24,24′において保持されており、
ワイヤガード25に大きな荷重が掛かつても確実
に支持できるよう構成されている。
レール15,15′の後方の切欠部30,30′よ
り嵌め込んで、レール15,15′に装着される。
レール15,15′の水平部前後に設けられる突
出部31,32は、スライダー24,24′のそ
れぞれ前後面に当接してスライドのストツパーと
して機能し、スライド棚21は突出部31,32
の間において自由にスライドさせることができ
る。ここで、レール15,15′の突片16は取
付穴13においてレール15,15′の上下への
移動を規制し、スライド棚21が引き出されその
荷重によりレール15,15′後端を上方へ押し
上げるようとするモーメントが生じても確実にレ
ールを保持し、一方突片17は取付穴14におい
てレール15,15′の前後への移動を規制し、
スライド棚21が出し入れされてもこれと共動す
ることなくレールを固定する。ワイヤガード25
は、スライド棚21への収納物の転落を防止し、
棚の出し入れが安全に行なえるように設けられて
おり、このワイヤガード25は板金製の棚本体2
2に直接支持されることなく、把手23およびス
ライダー24,24′において保持されており、
ワイヤガード25に大きな荷重が掛かつても確実
に支持できるよう構成されている。
[考案の効果]
この考案は以上のように構成され、スライド棚
を設け収納物の出し入れや確認が容易にできる。
また、レールの取付穴への取付位置に応じてスラ
イド棚の位置を調節することができ、用途に応じ
て巾広く活用できる。しかも、レールを取り付け
た状態において、レールの後側突片は前記レール
取付穴に前後方向に係合して、レールが上下に移
動するのを規制し、前側突片は前記レール取付穴
に上下方向に係合して、レールが前後に移動する
のを規制するので、スライド棚を出し入れしても
レールが確実に保持され、常に安定した使用がで
きる。更に、スライド棚はスライダーにおいてレ
ールの平面部材を挾み込むようにレールと係合
し、従来のスライドトレーや網かごのようにレー
ル係合用のフランジによりデツドスペースを形成
することがないので、庫内スペースを有効に使用
することができる。
を設け収納物の出し入れや確認が容易にできる。
また、レールの取付穴への取付位置に応じてスラ
イド棚の位置を調節することができ、用途に応じ
て巾広く活用できる。しかも、レールを取り付け
た状態において、レールの後側突片は前記レール
取付穴に前後方向に係合して、レールが上下に移
動するのを規制し、前側突片は前記レール取付穴
に上下方向に係合して、レールが前後に移動する
のを規制するので、スライド棚を出し入れしても
レールが確実に保持され、常に安定した使用がで
きる。更に、スライド棚はスライダーにおいてレ
ールの平面部材を挾み込むようにレールと係合
し、従来のスライドトレーや網かごのようにレー
ル係合用のフランジによりデツドスペースを形成
することがないので、庫内スペースを有効に使用
することができる。
第1図は従来の外観説明図。第2図は本考案一
実施例の外観説明図。第3,4図は同実施例のレ
ール取付部の説明図。第5,6図は同実施例のス
ライド棚部の説明図。第7図は同実施例の要部断
面説明図。 11は収納庫本体、13,14はレール取付
穴、15,15′はレール、21はスライド棚、
24,24′はスライダー。
実施例の外観説明図。第3,4図は同実施例のレ
ール取付部の説明図。第5,6図は同実施例のス
ライド棚部の説明図。第7図は同実施例の要部断
面説明図。 11は収納庫本体、13,14はレール取付
穴、15,15′はレール、21はスライド棚、
24,24′はスライダー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 前面を開放した収納空間を形成し、該空間の対
向する両内側面に左右対称なレール取付穴を上下
に複数穿設した収納庫本体と、 断面略L字状に形成され、その垂直部材に連な
つて前後にそれぞれ突片を備え、後側突片は前記
レール取付穴に前後方向に係合し、前側突片は前
記レール取付穴に上下方向に係合して着脱可能に
取り付けられるレールと、 断面略コ字状に形成され前記レールにレールの
水平部材を挾み込むようにして係合されるスライ
ダーをその後部両側に取り付けたスライド棚とを
備えたことを特徴とする収納庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987091215U JPH0527080Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987091215U JPH0527080Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63199628U JPS63199628U (ja) | 1988-12-22 |
JPH0527080Y2 true JPH0527080Y2 (ja) | 1993-07-09 |
Family
ID=30951791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987091215U Expired - Lifetime JPH0527080Y2 (ja) | 1987-06-12 | 1987-06-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0527080Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2533484Y2 (ja) * | 1990-05-28 | 1997-04-23 | 松下電工株式会社 | 支柱への引き出し体用のレールの取り付け構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4424010Y1 (ja) * | 1965-09-27 | 1969-10-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48104630U (ja) * | 1972-03-09 | 1973-12-06 |
-
1987
- 1987-06-12 JP JP1987091215U patent/JPH0527080Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4424010Y1 (ja) * | 1965-09-27 | 1969-10-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63199628U (ja) | 1988-12-22 |
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