JP2003153315A - 構内交換装置への収容登録方法および構内交換システム - Google Patents

構内交換装置への収容登録方法および構内交換システム

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JP2003153315A JP2001346834A JP2001346834A JP2003153315A JP 2003153315 A JP2003153315 A JP 2003153315A JP 2001346834 A JP2001346834 A JP 2001346834A JP 2001346834 A JP2001346834 A JP 2001346834A JP 2003153315 A JP2003153315 A JP 2003153315A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 登録作業を簡便、かつ正確に行うことのでき
る構内交換装置への収容登録方法および構内交換システ
ムの提供。 【解決手段】 構内交換機12は、無線IP電話機140との
間で無線リンク確立100を行う。時刻T10に無線IP電話機
140で無線リンクオン信号102を電話処理部140cに送る。
構内交換機12は、無線IP電話機140から供給される情報
すべてを通す設定にする。無線IP電話機140は、時刻T14
に構内交換機12にIPアドレス割込要求信号104を出力す
る。構内交換機12のシステム制御部130は、IPアドレス
割込要求信号104が含むMACアドレスを抽出し、このMAC
アドレスと設定情報(IPアドレスおよび電話番号)とを
関係付けて収容登録し、端末に対しても設定情報を含む
IPアドレス割当応答信号106を電話処理部140cに供給す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構内交換装置への
収容登録方法および構内交換システムに関し、本構内交
換システムは、端末装置としてIP端末装置が用いられ、
IP(Internet Protocol)規約が考慮された専用回線の構
内交換装置、IP-PBX(Private Branch eXchange)やIP-
ゲートウェイ装置等が用いられるシステムに適用して好
適なものである。上述のIP端末装置には、たとえばIP電
話機、パーソナルコンピュータおよび携帯情報端末装置
等がある。また、本収容登録方法は、これらIP端末装置
を構内交換機に収容する初期段階での設定登録処理に適
用して好適な方法である。
【0002】
【従来の技術】従来から、一般的に、無線IP電話機を交
換機に収容する登録作業には、パーソナルコンピュータ
が用いられている。パーソナルコンピュータは、この作
業に際して登録対象の交換機や無線IP電話機にそれぞれ
接続される。上述した登録対象には、パーソナルコンピ
ュータの入力デバイスを介して入力されるコマンドによ
って各種の設定が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した入
力デバイスを用いた端末装置への設定は、登録対象にパ
ーソナルコンピュータをその都度接続することになる。
この接続作業は、個々の無線IP電話機に対して行うこと
から、扱う無線IP電話機が多いと、非常に煩雑な作業に
なる。また、構内交換機には、交換機を立ち上げる初期
段階で構内交換機に対する不正なアクセス使用を防止す
るためにシステム内の端末装置を認識するアドレス設定
が行われる(端末の収容登録)。この設定を行うことに
より、構内交換機は、このアドレスが一つの桁でも値が
異なると、端末装置を構内交換機が認識できなくなるこ
とを利用して不正なアクセスの禁止を図ることができ
る。このため、構内交換機へのアドレスの設定には、桁
数の多い値がアドレス設定値として用いられる。
【0004】このアドレスの設定において、入力を一つ
でも誤ると、アドレス設定による不正アクセスの防止が
できなくなることから、アドレスの入力には、正確なア
ドレス設定値が要求される。しかしながら、実際のアド
レス入力設定は、桁数の多さからミスが増加してしま
い、正確なアドレス入力の要求から非常に設定効率が低
下して、手間のかかる作業であった。
【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、登録作業を簡便、かつ正確に行うことのできる構内
交換装置への収容登録方法および構内交換システムを提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、情報を発する送信元の端末とこの情報を
所望する宛先の端末との間の専用回線を介して情報を中
継し、交換した情報を宛先の端末に出力する構内交換装
置を用い、この構内交換装置に送信元および宛先の端末
のそれぞれを特徴的に関係付ける設定情報を収容登録す
る方法において、この方法は、構内交換装置の初期状態
にて供給される情報すべてを通す設定にする第1の工程
と、構内交換装置と送信元および宛先の端末のそれぞれ
との間で確立した接続に応じて送信元および宛先の端末
のそれぞれに対して割り当てられるアドレスの要求を構
内交換装置に行う第2の工程と、この構内交換装置が決
定したアドレスを含む設定情報を構内交換装置に収容登
録する第3の工程とを含むことを特徴とする。
【0007】本発明の構内交換装置の収容登録方法は、
供給される情報すべてを通す設定により送信元および宛
先の端末のそれぞれから構内交換装置に要求を出し、構
内交換装置で設定情報を関係付けて収容登録することに
より、構内交換装置と送信元および宛先の端末のそれぞ
れとの間で両者が持つ情報の対応付けを誤りなく行うこ
とができる。
【0008】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、情報を発する送信元の端末装置とこの送信元からの
情報を所望する宛先の端末装置との間で送信元の端末装
置からの情報を中継および交換を行って、この情報を宛
先の端末装置に供給する構内交換装置において、構内交
換装置は、送信元および宛先の端末装置のそれぞれに対
して固有に割り当てられた端末固有アドレスを含む情報
のうち、この構内交換装置に登録された端末固有アドレ
スだけを通す選択機能の発動の可否を切換指示信号とし
て供給する切換指示手段と、選択機能の停止を示す切換
指示信号に応動して供給される情報をすべて通し、送信
元および宛先の端末装置のそれぞれから供給される端末
固有アドレスの設定、送信元および宛先の端末装置のそ
れぞれに対するIPの規約に基づくアドレスおよび電話番
号の決定、設定および決定した項目を一対一に関係付け
る登録、ならびに決定した項目の該当する端末装置への
供給を制御し、選択機能の発動を示す切換指示信号に応
動して情報の取捨選択を制御する制御手段とを含むこと
を特徴とする。
【0009】本発明の構内交換システムは、切換指示手
段から制御手段に選択機能の停止および発動のいずれか
一方を切換指示信号として供給して、制御手段をそれぞ
れの切換指示に応動して制御させ、選択機能の停止で端
末固有アドレスの設定、IPの規約に基づくアドレスおよ
び電話番号の決定、設定および決定した項目を一対一に
関係付ける登録、ならびに決定した項目の該当する端末
装置への供給の制御を行うことにより、初期のシステム
設定を容易に誤りなく行わせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる構内交換装置システムの一実施例を詳細に説明す
る。
【0011】本実施例は、交換装置システムを構内無線
通信システム10に適用し、構内交換機と複数の端末装置
との間をそれぞれ無線により通信する場合である。本発
明と直接関係のない部分について図示および説明を省略
する。ここで、信号の参照符号はその現れる接続線の参
照番号で表す。
【0012】構内交換システム10には、図2に示すよう
に構内交換機12と、複数の無線IP電話機140, 142, ・・・,
14nが備えられている。構内交換機12は、各無線IP電話
機140, 142, ・・・, 14nとの間を無線電波の送受信により
通信を行っている。無線電波は、構内交換機12のアンテ
ナ120、各無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nのアンテナ1
40a, 142a, ・・・, 14aから放射される。構内交換機12
は、図示しない他の交換機と有線ケーブル12aを介して
公衆回線網(PSTN: Public Switched Telephone Networ
k)、LAN(Local Area Network)やIPネットワーク等と接
続されるようにしてもよい。
【0013】なお、構内交換システム10において構内交
換に使用する機器は、たとえばIP-トランクを有する構
内交換機12に限定されるものでなく、IP-ゲートウェイ
装置およびディジタルPBXを組み合わせた構内交換機で
もよい。後者の場合、後述するモード選択部をIP-ゲー
トウェイ装置に配設するとよい。
【0014】さらに各部について簡単に説明する。構内
交換機12には、図3に示すように、無線データ処理部と
してアクセスポイント122、レイヤ2処理部124、交換処
理部126、イーサネット(登録商標)インタフェース部1
28、システム制御部130およびモード選択部132が含まれ
ている。アクセスポイント122は、データを変調して電
波(搬送波)に乗せて発信する機能と各無線IP電話機14
0, 142, ・・・, 14nからの電波を受信してデータに復調す
る機能を有している。アクセスポイント122は、発信の
場合、アンテナ120にデータを送り、受信の場合、アン
テナ120で受信したデータ12bをレイヤ2処理に出力す
る。
【0015】レイヤ2処理部124は、データリンク層に
おけるパケットの規約(プロトコル)に従って音声デー
タパケット12cと制御データパケット12dとの合成または
分解を行う切換処理部である。レイヤ2処理部124は、
この第2層のヘッダを参照しながら、データパケットに
対するフィルタリングを行ってデータの取捨選択してい
る。
【0016】より具体的に説明すると、データリンク層
のヘッダに書き込まれているMAC(Media Access Contro
l)アドレスを用いてフィルタリングする(MACアドレス
フィルタリングモード)。これにより、アクセスの可否
が判断されアクセスの取捨選択が行われる。アクセスが
許可された場合、供給されるデータパケットには、上述
した音声データパケット12cと制御データパケット12dと
への分解処理または両データパケット12c, 12dによる合
成処理が施される。そして、レイヤ2処理部124は、音
声データパケット12cを交換処理部126との間でやりとり
する。また、レイヤ2処理部124は、制御データパケッ
ト12cをイーサネット(登録商標)インタフェース部128
との間でやりとりする。
【0017】交換処理部126は、音声データパケット12c
に対する電話の交換処理を施す機能がある。交換処理部
126は、供給される音声データパケット12cにクロスコネ
クト処理を施し、出力する。また、イーサネット(登録
商標)インタフェース部128は、レイヤ2処理部124とシ
ステム制御部130との間での制御データパケット12d,12e
に対するネットワーク層の規約に対応した接続を行うよ
うに調整している。
【0018】システム制御部130には、CPU(Central Pr
ocessing Unit)130aおよびメモリ部130bが含まれてい
る。メモリ部130bは、システムを動作させるプログラム
や無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nを動作させる各種の
デフォルトで設定条件が登録されている。メモリ部130b
は、半導体メモリやハードディスク装置のいずれでもよ
い。
【0019】CPU 130aは、メモリ部130bから内蔵するプ
ログラムをロードしてロードしたプログラムに対応した
機能部を作成する。CPU 130aには、モード選択部132か
ら切換指示信号12fが供給されている。CPU 130aは、切
換指示信号12fがMACアドレスフィルタリングモードか否
かに応じて制御機能部(図示せず)にロードするプログ
ラムを選択し、構内交換機12を制御する。
【0020】具体的に説明すると、CPU 130aは、切換指
示信号12fがMACアドレスフィルタリングモードのとき、
MACアドレスフィルタリング処理を行うようにプログラ
ムをロードし、構内交換機12の制御を行う。また、CPU
130aは、切換指示信号12fがMACアドレス非フィルタリン
グモードのとき、構内交換機12と無線IP端末装置140,14
2, ・・・, 14nとの間でやりとりするデータすべてを通す
処理を行うようにプログラムをロードし、構内交換機12
を制御する。このプログラムには、上述した処理の他
に、各端末装置140, 142, ・・・, 14nからの要求に含まれ
るMACアドレスの抽出、各端末装置140, 142, ・・・, 14n
に対する未割当のIPアドレスの検索、選択および決定、
各端末装置140, 142, ・・・, 14nに対する電話番号の設
定、MACアドレスに対応して設定するIPアドレスおよび
電話番号の登録、ならびに各端末装置140, 142, ・・・, 1
4nへのIPアドレスおよび電話番号の供給を行うプログラ
ムが含まれている。
【0021】ここで、上述したMACアドレス非フィルタ
リングモードは、構内交換機12が最初に電源が投入され
た後の初期段階である。
【0022】CPU 130aは、MACアドレス非フィルタリン
グモードでの上述した処理が各端末装置140, 142, ・・・,
14nとの間で完了した後、モード選択部132を切り換え
てMACアドレスフィルタリングモードを示す切換指示信
号12fを受けて通常の処理を行うプログラムをロード
し、構内交換機12を制御する。これにより、構内交換機
12は、通話可能状態になり、MACアドレスフィルタリン
グ機能を発揮させて不正なアクセスを防止する。
【0023】モード選択部132は、ディップスイッチを
配設している。モード選択部132は、信号線12fによりシ
ステム制御部130と接続されて、MACアドレス非フィルタ
リングモードとMACアドレスフィルタリングモードを切
り換えている。この切換機能は、ソフトウェア的に設定
してもよい。
【0024】構内交換機12が無線区間にデータ送出する
場合、構内交換機12は、交換処理部126およびシステム
制御部130のからの音声データパケット12c、制御データ
パケット(12e, 12d)がレイヤ2処理部124で規約に応
じた組立てを行い、アクセスポイント122からアンテナ1
20を介して電波を発する。
【0025】端末装置である無線IP電話機140, 142, ・・
・, 14nの内の一つ、無線IP電話機140について示す。無
線IP電話機140は、アンテナ140aを有している。アンテ
ナ140aは、アクセスポイント140bに接続されている。ア
クセスポイント140bは、前述した構内交換機12のアクセ
スポイント122と同様に電波の送受信を行う送受信部で
ある。
【0026】電話処理部140cには、図示しないがレイヤ
2処理部、交換処理部およびシステム制御部が含まれて
いる。また、無線IP電話機140には、ユーザ(話者)の
音声を拾うマイクロフォンを介して得られる音声をディ
ジタル信号に変換するA/D変換部、相手先から供給され
るディジタル音声をアナログ信号に変換するD/A変換
部、そして音声を出力するスピーカが含まれることは言
うまでもない(図示せず)。
【0027】電話処理部140cは、MACアドレス非フィル
タリングモードにおいて構内交換機12から供給されるIP
アドレスおよびこの電話機140に対する電話番号を記録
する。電話処理部140cは、このモード中に動作条件であ
る各種の設定情報も設定する。これらの設定情報には、
たとえば保留音の切換え、サービスの有効または無効の
設定、エコーに関するパット調整等がある。
【0028】次に構内交換システム10における初期シー
ケンスについて図1を参照しながら簡単に説明する。構
内交換システム10において構内交換機12のモード選択部
132がMACアドレス非フィルタリングモードに設定されて
いる。図1のシーケンスは、構内交換機12と無線IP電話
機140との間の初期シーケンスを示す。構内交換機12に
最初の電源投入を行う(図示せず)。また、無線IP電話
機140, 142, ・・・, 14nもそれぞれ電源を投入する。ま
ず、図1に示すように、構内交換機12のアクセスポイン
ト122と各無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nの内、無線I
P電話機140のアクセスポイント140bの無線区間でリンク
を確立するようにリンク確立処理100を行う(リンクチ
ャネル確立フェーズ)。このフェーズは、無線特有のも
のである。無線リンクが確立すると、アクセスポイント
140bは、時刻T10にて電話処理部140cに無線リンクがオ
ンになったことを示す無線リンクオン信号102を出力す
る。電話処理部140cは、時刻T12で供給される無線リン
クオン信号102をトリガ信号とみなして受信する。
【0029】電話処理部140cは、トリガ信号に応じてリ
ンクチャネル割当(SCCH: Signalling Control Channe
l)に相当するIPアドレス割当要求信号104を時刻T14に出
力し、アクセスポイント140bから構内交換機12に出力す
る。構内交換機12は、アクセスポイント122でIPアドレ
ス割当要求信号104を受信し、有線データに変換してシ
ステム制御部130のCPU 130aに得られたデータすべてを
送る(時刻T16)。要求信号104は、パケットであること
は言うまでもない。
【0030】システム制御部130は、CPU 130aでデータ
に含まれる無線IP電話機140のMACアドレスを抽出する。
そして、無線IP電話機140に対する未割当のIPアドレス
検索、選択、決定を行うとともに、無線IP電話機140に
付与する電話番号も設定する。CPU 130aは、これらのデ
ータを一対一に関係付けて管理するデータベースとして
メモリ部130bに登録する。この登録は、各無線IP電話機
140, 142, ・・・, 14nすべてに対して行う。このようにし
て管理用の関係テーブルが作成される。各無線IP電話機
140, 142, ・・・, 14nすべての関係テーブルが作成された
とき、システム制御部130は、構内交換機12に対する無
線IP電話機の収容登録の自動処理を完了させる。
【0031】システム制御部130は、この完了後(時刻T
18)から無線IP電話機のそれぞれに決定したIPアドレス
およびその電話番号を含むIPアドレス割当応答信号106
をアクセスポイント122から出力する。無線IP電話機140
の場合、IPアドレス割当応答信号106は、アクセスポイ
ント140bで受信し、電話処理部140cに送られる。電話処
理部140cは、供給されたIPアドレス割当応答信号106が
無線I電話機140に対するものか否かを判断する(時刻T2
0)。電話処理部140cは、無線IP電話機140に対応する信
号と判断した場合、IPアドレス割当応答信号106に含ま
れるIPアドレスおよびその電話番号を抽出し、格納す
る。電話処理部140cは、対応していないと判断した場
合、IPアドレス割当応答信号106のデータを破棄する。
これにより、無線IP電話機140の最も基本的な設定が行
われる。
【0032】時刻T20以降、無線IP電話機140は、さらに
電話機の動作条件である各種のサービス設定情報108を
設定する。この各種の設定情報は、構内交換機12のシス
テム制御部130にも供給される。無線IP電話機140では、
システム制御部130から上述したサービス設定情報108に
応じた応答信号も受信して設定が行われる。
【0033】このように無線IP電話機すべてと一連のシ
ーケンスが完了した後、構内交換機12は、モード選択部
132のスイッチをMACアドレスフィルタリングモード側に
切り換える。システム制御部130は、切換指示信号12fを
受けて構内交換機12をMACアドレスフィルタリングモー
ドにする。このモードに設定することにより、構内交換
機12に対して未登録な無線IP電話機から不正なアクセス
侵入が行われても、構内交換機12がフィルタリングによ
ってアクセスを拒否し、侵入を防止することができる。
【0034】以上のように構成することにより、構内交
換システム10における最初の電源投入後に、モードをMA
Cアドレス非フィルタリングモードにしてすべてのデー
タを通すように制御し、無線IP電話機140, 142, ・・・, 1
4nから供給されるMACアドレスと未割当のIPアドレスを
割り当てるとともに、付与する電話番号も設定して関係
テーブルを作成することにより、構内交換機12への無線
IP電話機の収容登録を手作業でなく効率的に設定するこ
とができる。
【0035】この設定により、桁数が多いMACアドレス
の設定におけるミスをなくす正確な入力処理が行われる
ので、導入時のトラブル防止作業において非常に有効で
ある。また、手作業に比べて設定に要する作業時間を大
幅に短縮化することができるので、通話への立ち上げ作
業の効率化も図ることができる。
【0036】そして、構内交換機12におけるモード選択
部132でスイッチを切り換えるだけでMACアドレスフィル
タリングモードに設定することができる。これにより、
不正なアクセスを防止することができる。
【0037】
【発明の効果】このように本発明の構内交換装置への収
容登録方法によれば、供給される情報すべてを通す設定
により送信元および宛先に対応する端末のそれぞれから
構内交換装置に要求を出し、構内交換装置で設定情報を
関係付けて収容登録し、端末に対しても対応する設定情
報を供給して、構内交換装置と各端末との間で両者が持
つ情報の対応付けを誤りなく行うことにより、正確な設
定情報の入力処理が行われるので、導入時のトラブルを
防止することができる。また、手作業に比べて設定に要
する作業時間を大幅に短縮化することができるので、通
話への立ち上げ作業の効率化も図ることができる。
【0038】また、本発明の構内交換システムによれ
ば、切換指示手段から制御手段に選択機能の停止および
発動のいずれか一方を切換指示信号として供給して、制
御手段をそれぞれの切換指示に応動して制御させ、選択
機能の停止で端末固有アドレスの設定、IPの規約に基づ
くアドレスおよび電話番号の決定、設定および決定した
項目を一対一に関係付ける登録、ならびに決定した項目
の該当する端末装置への供給の制御を行うことにより、
初期のシステム設定を容易に誤りなく行わせることがで
き、構内交換装置への端末装置の収容登録を手作業でな
く設定することができる。これにより、桁数が多い端末
固有アドレスの設定におけるミスをなくすことができる
ので、導入時のトラブル防止において非常に有効であ
る。また、手作業に比べて設定に要する時間を大幅に短
縮化することができるので、通話への立ち上げ作業の効
率化も図ることができる。
【0039】そして、構内交換装置における切換指示手
段の切換えだけで端末固有アドレス、すなわちMACアド
レスフィルタリングのモードに設定することができ、不
正なアクセスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構内交換装置への収容登録方法を適用
した構内交換システムの実施例における初期シーケンス
を示すチャートである。
【図2】本発明の構内交換システムの実施例の概略的な
構成を示す図である。
【図3】図2の構内交換機における概略的な構成を示す
ブロック図である。
【図4】図2の無線IP電話機の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 構内交換システム 12 構内交換機 122, 140b アクセスポイント 124 レイヤ2処理部 126 交換処理部 128 イーサネット(登録商標)インタフェース部 130 システム制御部 132 モード選択部 140, 142, ・・・, 14n 無線IP電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K049 AA15 BB04 BB15 BB23 CC11 FF36 5K051 AA09 BB00 DD03 DD13 EE01 EE02 HH17 HH18 HH19 KK01 KK06 5K101 LL04 LL12 MM02 NN21 PP03

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を発する送信元の端末と該情報を所
    望する宛先の端末との間の専用回線を介して前記情報を
    中継し、交換した情報を前記宛先の端末に出力する構内
    交換装置を用い、該構内交換装置に前記送信元および宛
    先の端末のそれぞれを特徴的に関係付ける設定情報を収
    容登録する方法において、該方法は、 前記構内交換装置の初期状態にて供給される情報すべて
    を通す設定にする第1の工程と、 前記構内交換装置と前記送信元および宛先の端末のそれ
    ぞれとの間で確立した接続に応じて前記送信元および宛
    先の端末のそれぞれに対して割り当てられるアドレスの
    要求を前記構内交換装置に行う第2の工程と、 該構内交換装置が決定したアドレスを含む設定情報を前
    記構内交換装置に収容登録する第3の工程とを含むこと
    を特徴とする構内交換装置への収容登録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、該方法
    は、第3の工程後に、 前記収容登録した設定情報を該
    当する端末に出力し、該端末に格納する第4の工程を含
    むことを特徴とする構内交換装置への収容登録方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の方法におい
    て、第2の工程は、前記割り当てられるアドレスの要求
    に各端末が固有に有する端末固有アドレスを含むことを
    特徴とする構内交換装置への収容登録方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の方法において、第3の
    工程は、前記収容登録として前記端末に対するIP(Inte
    rnet Protocol)の規約に基づくアドレス、電話番号、お
    よび前記端末固有アドレスの各項目を扱い、これらの項
    目を関係付けたテーブルを作成することを特徴とする構
    内交換装置への収容登録方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の方法において、第3の
    工程は、前記IPの規約に基づくアドレスのうち、現在割
    り当てられているアドレスを除く該アドレスの検索を行
    い、該検索結果から一つのアドレスを選択することを特
    徴とする構内交換装置への収容登録方法。
  6. 【請求項6】 情報を発する送信元の端末装置と該送信
    元からの前記情報を所望する宛先の端末装置との間で前
    記送信元の端末装置からの前記情報を中継および交換を
    行って、該情報を前記宛先の端末装置に供給する構内交
    換装置において、前記構内交換装置は、 前記送信元および宛先の端末装置のそれぞれに対して固
    有に割り当てられた端末固有アドレスを含む情報のう
    ち、該構内交換装置に登録された端末固有アドレスだけ
    を通す選択機能の発動の可否を切換指示信号として供給
    する切換指示手段と、 前記選択機能の停止を示す切換指示信号に応動して供給
    される情報をすべて通し、前記送信元および宛先の端末
    装置のそれぞれから供給される前記端末固有アドレスの
    設定、前記送信元および宛先の端末装置のそれぞれに対
    するIPの規約に基づくアドレスおよび電話番号の決定、
    前記設定および決定した項目を一対一に関係付ける登
    録、ならびに前記決定した項目の該当する端末装置への
    供給を制御し、前記選択機能の発動を示す切換指示信号
    に応動して前記情報の取捨選択を制御する制御手段とを
    含むことを特徴とする構内交換システム。
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