JP2003153138A - 放送番組出力装置、及び放送番組出力方法 - Google Patents
放送番組出力装置、及び放送番組出力方法Info
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Abstract
ことの煩わしさを極力または全く感じさせることなく、
より確実に広告を視聴させることができる放送番組出力
装置、及び放送番組出力方法を提供する。 【解決手段】 再生モードとして、通常のノーマル再生
モードとは別に先頭再生とサブウインドウ再生の各モー
ドを設け、放送番組の再生時には、視聴者にいずれかの
再生モードを選択させる。先頭再生モードが選択された
ら、本編データ101a間に異なるタイミングで挿入さ
れている複数の広告データ101bを先に一括して再生
した後、本編データ101aを連続して再生する
(b)。但し、複数の広告データ101bの再生中は
「早送り」を禁止する。また、サブウインドウ再生モー
ドが選択されたら、複数の広告データ101bを一括し
て、本編データ101aと同時に所定のタイミング(先
頭部分等)でサブウインドウで再生する(c)。
Description
するとともに、記録したテレビ番組を再生するビデオレ
コーダに用いて好適な放送番組出力装置、及び放送番組
出力方法に関する。
送(アナログ放送とデジタル放送)、BS及びCSを用
いた衛星放送、ケーブル放送等がある。これらの放送の
うち民放のテレビ番組では、番組(以下、番組本編とい
う)の途中に番組のスポンサー企業等の広告(以下、C
Mという)が割り込む形態で挿入されている。一方、多
くの視聴者は、例えばビデオレコーダ等の録画機器によ
って録画したテレビ番組を視聴する際には、CMが開始
されると「早送り」などの操作を行うことによって番組
本編のみを視聴することが行われている。
た現状においては以下の問題があった。すなわち、視聴
者にあっては、前述した「早送り」によって番組本編の
みが視聴できたとしても、テレビ番組の視聴時にCMが
何度も挿入されていることの煩わしさから解放されるわ
けではない。他方、放送局や広告主である番組のスポン
サー企業等の放送側にあっては、CM部分を「早送り」
されてしまうことにより、CMを視聴してもらえないこ
とも多く、CMによる商品等の宣伝効果が低く、結果と
して広告を行うことの利益が損なわれている。
のであり、視聴者に対し、放送番組に広告が挿入される
ことの煩わしさを極力または全く感じさせることなく、
より確実に広告を視聴させることができる放送番組出力
装置、及び放送番組出力方法を提供することを目的とす
る。
に請求項1の発明にあっては、番組本編と広告とからな
る放送番組を受信し出力する放送番組出力装置であっ
て、前記放送番組の出力時における前記広告の出力形態
を受信時とは異なる所定の出力形態にする制御手段を備
えたものとした。
における広告の出力形態を、視聴者にとって邪魔になら
ないような形態に変えることが可能となる。
御手段は、前記放送番組の受信時に番組本編の間に複数
の異なるタイミングで挿入されている複数の広告の挿入
タイミングを変更し、当該複数の広告を連結させる編集
手段と、前記放送番組の出力に際し、前記編集手段によ
り連結された複数の広告の出力を強制する出力制御手段
とを含むものとした。
に、複数の広告を一つにまとめて出力することにより、
視聴者に、番組本編の分断回数を1回とした状態、若し
くは番組本編が全く分断されない状態で番組本編を視聴
させることができるとともに、放送番組の出力時には、
番組本編に付随する広告が必ず出力される。。
集手段は、前記放送番組の受信時に番組本編の間に複数
の異なるタイミングで挿入されていた複数の広告の挿入
タイミングを番組本編の前に変更し、当該複数の広告を
連結させるものとした。
に、複数の広告を番組本編の前に一つにまとめて出力す
ることにより、番組本編だけを連続した状態で視聴させ
ることができる。
御手段は、前記放送番組における、受信時に異なるタイ
ミングで挿入された複数の広告により分断されていた番
組本編を連結させる編集手段と、前記放送番組の出力に
際し、前記編集手段により連結された番組本編と並行し
て前記広告を表示させるための表示制御を行う表示制御
手段とを含むものとした。
た状態の番組本編と広告とを同時に視聴させることがで
きる。
送番組を記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前
記記憶手段に記憶されている放送番組の出力時における
広告の出力形態を、受信時における形態とは異なる所定
の出力形態に変更するものとした。
における広告の出力形態を、視聴者にとって邪魔になら
ないような形態に変えることが可能となるとともに、番
組本編に付随する広告を視聴者に確実に視聴させること
ができる。
送番組を記憶する記憶手段を備え、前記制御手段は、前
記記憶手段に記憶される放送番組における広告の出力形
態を、受信時における形態とは異なる所定の出力形態に
変更するものとした。
における広告の出力形態を、視聴者にとって邪魔になら
ないような形態に変えることが可能となるとともに、番
組本編に付随する広告を視聴者に確実に視聴させること
ができる。
に、広告の出力形態を選択させる選択手段を備え、前記
制御手段は、前記放送番組の出力時における広告の出力
形態を、受信時における形態とは異なる所定の形態であ
って前記選択手段により視聴者によって選択された出力
形態に変更するものとした。
を視聴するとき、視聴者にとって最も都合の良い形態で
広告を視聴させることができる。
編と広告とからなる放送番組を出力する方法において、
前記放送番組の出力に先立ち、出力時における広告の出
力形態を、受信時における形態とは異なる所定の出力形
態に変更するための変更処理と、この変更処理が行われ
た前記放送番組を出力させる出力処理とからなるものと
した。
における広告の出力形態を、視聴者にとって邪魔になら
ないような形態に変えることが可能となるとともに、番
組本編に付随する広告を視聴者に確実に視聴させること
ができる。
更処理は、前記放送番組の受信時に番組本編の間に複数
の異なるタイミングで挿入されていた複数の広告の挿入
タイミングを変更し、当該複数の広告を連結させる編集
処理であるものとした。
に複数の広告を一つにまとめて出力することにより、視
聴者に、番組本編の分断回数を1回とした状態で、若し
くは番組本編が全く分断されない状態で番組本編を視聴
させることができる。
変更処理は、前記放送番組から、受信時に異なるタイミ
ングで挿入された複数の広告により分断されていた番組
本編を連結させる編集処理であり、前記出力処理は、前
記編集処理により連結された番組本編と並行して前記複
数の広告を表示させる処理であるものとした。
に、連続した状態の番組本編と広告とを同時に表示させ
ることができる。
本編と広告とからなる放送番組を出力する方法におい
て、前記放送番組の出力に際し、視聴者に前記広告の出
力形態を事前に選択させ、選択された出力形態で前記広
告を出力するものとした。
を視聴するとき、視聴者にとって都合の良い形態で広告
を視聴させることができる。
本編と広告とからなる放送番組を受信し出力する放送番
組出力装置が有するコンピュータを、前記放送番組の出
力時における前記広告の出力形態を受信時とは異なる所
定の出力形態に変更する制御手段として機能させるため
のプログラムとした。
本編と広告とからなる放送番組を受信し出力する放送番
組出力装置が有するコンピュータを、前記放送番組の出
力時における広告の出力形態を、受信時における形態と
は異なる所定の形態であって、事前に視聴者によって選
択された出力形態に変更する制御手段として機能させる
ためのプログラムとした。
にしたがって説明する。図1は、本発明に係るデジタル
ビデオレコーダを示すブロック図である。
ビ放送の放送波を受信するチューナ1と、エンコーダ
2、記憶装置3、デコーダー4、入出力部(I/O)
5、キー入力部6、CPU7、ROM8、RAM9から
構成されている。
送データは、エンコーダ2によって任意のフォーマット
のデータにエンコードされ、動画ファイルとして記憶装
置3に記憶される。記憶装置3は本発明の記憶手段であ
り、例えばハードディスクやDVD−RAM等の固定式
の記録媒体や交換可能な大容量の記録媒体、及びそれら
記録媒体へのデータの読み書きを行うドライブ装置から
構成される。記憶装置3に記憶された動画ファイル(録
画データ)は、再生時にデコーダー4によりデコードさ
れた後、入出力部5からパソコンやテレビモニタ等の外
部のAV機器に出力され、それらの機器によって表示
(再生)される。また、記憶装置3には、入出力部5を
介してパソコン等の外部より入力された画像データや、
ケーブルテレビ局から送られる有線放送データ等も記憶
される。
レコーダの操作に使用する各種の操作キーや電源キー、
及び図示しないリモート・コントロールユニットから送
られる赤外線による操作信号を受光する受光部等から構
成され、使用者の操作に応じた操作信号をCPU7へ送
る。CPU7は、RAM9を作業用メモリとしてROM
8に記憶されている制御プログラムに従い上記の各部を
制御することにより、本発明の編集手段、出力制御手
段、表示制御手段、選択手段として機能する。なお、R
OM8は、EEPROM等の記録内容の書き換えが可能
なメモリや、ICカード等の着脱自在なメモリであって
も構わない。
レコーダにおけるテレビ番組の再生方法を説明する。な
お、以下の説明においては、録画されているテレビ番組
が、途中にCMが挿入されているものであって、前記記
憶装置3に記憶されているテレビ番組の動画ファイル1
01が、図2に示したように、番組の本編データ101
aとCMデータ101bとが放送順に交互に並んだデー
タ構造を有し、かつ各CMデータ101bの前後に、C
Mの開始と終了をそれぞれ示すインデックス・データI
s,Ieが記録されていることを前提とする。
出力部5にテレビモニタが接続された状態で、使用者に
より、予め録画されているテレビ番組を再生する再生モ
ードが選択されたときCPU7が実行する再生処理に関
する処理手順を示すフローチャートである。
4(a)に示したようなファイル選択画面G1を入出力
部5から出力して表示させ、使用者に、視聴したい録画
番組を選択させた後(ステップS1)、さらに図4
(b)に示したような再生方法選択画面G2によって、
予め用意されている「1.ノーマル再生」、「2.先頭
再生」、「3.サブウィンドウ再生」の3種類の再生モ
ードの中からいずれかを選択させる(ステップS2)。
そして、いずれかの再生モードが選択されたら(ステッ
プS3でYES)、選択された再生モードに応じて以下
の各処理を行う。
ーマル再生モードが選択された場合には、前記記憶装置
3に記憶されている動画ファイル101であって、ステ
ップS1で選択された録画番組に対応する動画ファイル
101を読み出し、それを先頭から再生する処理を行う
(ステップS4)。すなわち、図6(a)に示したよう
に、録画時(本実施の形態では放送時)と同様に、番組
の途中に複数のCMが挿入された状態で番組を再生す
る。
生モードが選択された場合には、図5(a)に示したよ
うな、番組の再生方法を説明する第1のメッセージM1
をテレビモニタへ出力して表示させた後(ステップS
5)、選択された録画番組の動画ファイル101の先頭
からCMデータ101bを順に検出して再生し(ステッ
プS6)、係る処理を全CMデータ101bの再生が完
了するまで繰り返す(ステップS9でNO)。一方、そ
の間に、使用者によって早送り操作が行われたときには
(ステップS7でYES)、図5(b)に示したよう
な、早送り操作が無効であることを間接的に告げる第2
のメッセージM2をテレビモニタへ出力して表示させる
(ステップS8)。やがて全CMデータ101bの再生
が完了したら(ステップS9でYES)、図5(c)に
示したような、本編の再生開始を告げる第3のメッセー
ジM3をテレビモニタへ出力して表示させた後(ステッ
プS10)、選択された録画番組に対応する動画ファイ
ル101を先頭から再生する処理を開始する(ステップ
S11)。また、再生中においてはCMデータ101b
(具体的には、CMの開始を示すインデックス・データ
Is)を読み出したら(ステップS12でYES)、そ
の都度、検出したCMデータ101b部分をスキップし
てデータを読み出す処理を行う(ステップS13)。そ
して、最後の本編データ101aの再生が終了した時点
で(ステップS14でYES)、番組の再生処理を終了
する。
ビ番組に挿入されている複数のCMをテレビ番組の再生
開始直後に、複数のCMを連結させた状態で一括して再
生し、しかる後、放送時に分断されていた番組本編だけ
を連続して再生する。
にCMが何度も挿入されることの煩わしさから解放され
る。同時に、CMの再生途中には前述したように早送り
操作が禁止されるため、視聴者にCMをより確実に視聴
させることができる。
いてサブウィンドウ再生モードが選択された場合には、
ステップS1で選択された録画番組に対応する動画ファ
イル101を先頭から再生する処理を開始し(ステップ
S15)、動画ファイル101内のCMデータ101b
を順に検出して読み出すとともに、読み出したCMデー
タ101bを、本編データ101aの表示領域とは別の
表示領域であるサブウィンドウに再生して表示させる
(ステップS16)。そして、全てのCMデータ101
bの再生が完了するまで、複数のCMデータ101bを
連続してサブウィンドウ表示させ(ステップS17でN
O)、全てのCMデータ101bの再生が完了した時点
でサブウィンドウを閉じる(ステップS18)。以後、
動画ファイル101の再生中においてCMデータ101
bが検出されたら(ステップS19)、そのCMデータ
101bをスキップしながら本編データ101aのみを
読み出して本編を連続して再生する(ステップS2
0)。そして、最後の本編データ101aの再生が終了
して時点で(ステップS21でYES)、番組の再生処
理を終了する。
時に分断されていた番組本編を連結した状態で再生する
とともに、テレビ番組の再生開始直後から番組本編と並
行して(同時に)、放送時にテレビ番組に挿入されてい
た複数のCMを連結した状態でサブウインドウに表示さ
せる。
組の再生途中にCMが何度も挿入される煩わしさから解
放され、また、テレビ番組の視聴時間を節約することが
できる。同時に、CMをサブウインドウに表示させるこ
とにより、視聴者にCMをより確実に視聴させることが
できる。
タルビデオレコーダにおいては、録画したテレビ番組を
再生するとき、視聴者(使用者)にあっては、再生モー
ドとして先頭再生モードやサブウィンドウ再生モードを
選択することにより、テレビ番組の再生途中にCMが何
度も挿入されるといった煩わしさから解放される。同時
に、再生方法として先頭再生モードやサブウィンドウ再
生モードが選択されたときには、視聴者にCMをより確
実に視聴させることができるため、テレビ番組のスポン
サー企業等の放送側にとっては、CMによる商品等の宣
伝効果、すなわち広告による利益をより確実なものとす
ることができる。
組の再生モードとして広告の出力形態が異なる3種類の
モードが用意されているため、例えば「プロ野球」等を
視聴(再生)するときにはサブウィンドウ再生モードを
選択し、「ドラマ」や「ムービー」等を視聴(再生)す
るときには先頭再生モードを選択するといった様に、視
聴者(使用者)が、自分の好みや、その時々に応じて異
なる再生モードを選択することにより、広告の出力形態
を選択することができる。したがって、使い勝手がよ
い。
ンドウ再生モードが選択されたとき、テレビ番組の再生
開始時点でCMを一括して同時再生するようにしたが、
CMを一括してサブウィンドウ表示するタイミングをテ
レビ番組の途中や、テレビ番組の最後の部分に設定して
も構わない。さらには、CMを一括してサブウィンドウ
表示させることなく、1つずつ任意の時間間隔でサブウ
ィンドウ表示させるようにしてもよい。その場合におい
ても、本実施の形態と同様の効果が得られる。
とを個別に再生する方法として、テレビ番組の再生開始
時点で全てのCMを一括して再生する先頭再生モードが
設けられているものを示したが、これとは別に、全ての
CMを一括して再生するタイミングをテレビ番組の途中
とする再生モードを設けるようにしてもよい。かかる再
生モードによりテレビ番組を再生する場合には、通常の
ノーマル再生モードを行う場合と比べると、テレビ番組
の視聴時に番組本編が分断される回数が1回だけとなる
ため、通常のノーマル再生モードを行う場合と比べる
と、視聴者に対して、番組本編にCMが挿入されること
の煩わしさを軽減させることができる。
数のCMを、前半のCM群と後半のCM群等の複数グル
ープに分けて個別に連結させ、それらをテレビ番組の途
中(先頭及び末尾を含む)のいずれかの複数のタイミン
グで再生する再生モードを設けるようにしてもよい。か
かる再生モードにおいても、テレビ番組の視聴時に番組
本編が分断される回数が放送時よりも減少するため、通
常のノーマル再生モードを行う場合と比べると、視聴者
に対して、番組本編にCMが挿入されることの煩わしさ
を軽減させることができる。
3に動画ファイル101として記憶されているテレビ番
組の動画ファイル101が、図2に示したように番組本
編にCMが挿入されたもの、つまり放送時と同様に番組
本編とCMとが交互に記憶されたデータ構造を有し、テ
レビ番組の再生時に、選択された再生方法に応じて、動
画ファイル101を前述した手順で再生する構成とした
が、これとは別に、以下のような構成としてもよい。
時(録画時)には、図6(b)に示したデータ構造の動
画ファイル、つまり先頭再生用の動画ファイルを生成し
て、それを図2に示したノーマル再生用の動画ファイル
101に代えて記憶させておく。そして、テレビ番組の
再生時に先頭再生モードが選択されたときには、記憶さ
れている動画ファイルをそのまま再生し、かつノーマル
再生モードが選択されたときには、記憶されている動画
ファイルを用いて、番組の本編データ101aの間にC
Mデータ101bを挿入させる(CMの挿入タイミング
を分散させる)編集処理を行いながら、本編データ10
1aとCMデータ101bとを再生するといった構成と
してもよい。なお、図6(b)に示したデータ構造を有
するテレビ番組を受信する場合は、テレビ番組を編集す
ることなく記憶装置3にそのまま記憶することになる。
6(a)又は図6(c)に示したデータ構造を有する動
画ファイルを編集処理により生成することが可能にな
る。これにより、録画をしないでリアルタイムでテレビ
番組を視聴する場合にもCMの再生方法を選択するとい
ったことが可能になる。
ようにノーマル再生用の動画ファイル101に基づき先
頭再生モード又はサブウィンドウ再生モードでの再生を
行うとき、前述した編集処理を行いながらテレビ番組の
再生を行うようにしたが、いったんノーマル再生用の動
画ファイル101から先頭再生用又はサブウィンドウ再
生用の動画ファイルを生成した後、生成した動画ファイ
ルをそのまま使用してテレビ番組の再生を行うようにし
てもよい。また、上記のように、テレビ番組の録画時に
先頭再生用又はサブウィンドウ再生用の動画ファイルを
生成する場合においても、いったんノーマル再生用の動
画ファイル101を記憶した後、記憶した動画ファイル
101に基づき新たに先頭再生用又はサブウィンドウ再
生用の動画ファイルを生成するようにしてもよい。ま
た、本実施の形態においては、再生時にCMの再生方法
を選択するようにしたが、テレビ番組の録画開始前又は
録画直後にCMの再生方法を選択するようにして、選択
されたCMの再生方法に基づき編集処理を実行して編集
後の動画ファイルを記憶するようにしてもよい。
所有するデジタルビデオレコーダに本発明を適用した場
合について説明したが、例えば、放送局から配信された
テレビ番組を受信し、これを視聴者に向けて放送(配
信)する中継局に備えられている放送番組出力装置に本
発明を適用してもよい。
放送波あるいは有線により放送されたテレビ番組の録画
及び再生に用いられるデジタルビデオレコーダに本発明
を適用した場合について説明したが、これ以外にも、本
発明は、例えばインターネットを用いて、動画データと
して配信される他の放送番組の録画及び再生に用いられ
る装置に用いることもできる。
8の発明にあっては、放送番組の出力時における広告の
出力形態を、視聴者にとって邪魔にならないような形態
に変えることが可能となるようにした。よって、広告の
出力形態を視聴者に邪魔にならないような形態に変える
ことにより、視聴者にあっては、番組本編に広告が挿入
されることの煩わしさを軽減される。同時に放送側にあ
っては、より確実に広告を視聴させることができ、その
結果、広告による利益をより確実に得ることができる。
ては、放送番組の出力時に、複数の広告を一つにまとめ
て出力するとともに、放送番組の出力時には、番組本編
に付随する広告が必ず出力されることにより、視聴者
に、番組本編の分断回数を1回とした状態、若しくは番
組本編が全く分断されない状態で番組本編を視聴させる
ことができるようにした。これにより、視聴者が感じ
る、番組本編に広告が挿入されることの煩わしさをより
一層軽減される。
番組の出力時に、複数の広告を番組本編の前に一つにま
とめて出力することにより、番組本編だけを連続した状
態で視聴させることができるようにした。よって、視聴
者が感じる、番組本編に広告が挿入されることの煩わし
さを、解消させることができる。
っては、視聴者に、連続した状態の番組本編と広告とを
同時に視聴させることができるようにした。よって、番
組本編に広告が挿入されることの煩わしさをより一層軽
減される。
ては、放送番組の記録が可能な構成において、上記効果
を得ることが可能となる。
っては、視聴者が放送番組を視聴するとき、視聴者にと
って最も都合の良い形態で広告を視聴させることができ
るようにしたことから、使い勝手を向上させることがで
きる。また、請求項12の発明によれば、コンピュータ
を備えた放送番組出力装置において、請求項1及び請求
項8の発明が実現可能となる。また、請求項13の発明
によれば、コンピュータを備えた放送番組出力装置にお
いて、請求項7及び請求項11の発明が実現可能とな
る。
コーダのブロック図である。
ァイルのデータ構造を示す模式図である。
示すフローチャートである。
(a)、及び再生方法選択画面(b)を示す図である。
を示す図である。
データとの出力形態を示す図であって、(a)はノーマ
ル再生モード、(b)は先頭再生モード、(c)はサブ
ウィンドウ再生モードでの出力形態を示す図である。
Claims (13)
- 【請求項1】 番組本編と広告とからなる放送番組を受
信し出力する放送番組出力装置であって、 前記放送番組の出力時における前記広告の出力形態を受
信時とは異なる所定の出力形態に変更する制御手段を備
えたことを特徴とする放送番組出力装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、 前記放送番組の受信時に番組本編の間に複数の異なるタ
イミングで挿入されている複数の広告の挿入タイミング
を変更し、当該複数の広告を連結させる編集手段と、 前記放送番組の出力に際し、前記編集手段により連結さ
れた複数の広告の出力を強制する出力制御手段とを含む
ことを特徴とする請求項1記載の放送番組出力装置。 - 【請求項3】 前記編集手段は、前記放送番組の受信時
に番組本編の間に複数の異なるタイミングで挿入されて
いた複数の広告の挿入タイミングを番組本編の前に変更
し、当該複数の広告を連結させることを特徴とする請求
項2記載の放送番組出力装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、 前記放送番組における、受信時に異なるタイミングで挿
入された複数の広告により分断されていた番組本編を連
結させる編集手段と、 前記放送番組の出力に際し、前記編集手段により連結さ
れた番組本編と並行して前記広告を表示させるための表
示制御を行う表示制御手段とを含むことを特徴とする請
求項1記載の放送番組出力装置。 - 【請求項5】 前記放送番組を記憶する記憶手段を備
え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶されている放
送番組の出力時における広告の出力形態を、受信時にお
ける形態とは異なる所定の出力形態に変更することを特
徴とする請求項1乃至4いずれか記載の放送番組出力装
置。 - 【請求項6】 前記放送番組を記憶する記憶手段を備
え、前記制御手段は、前記記憶手段に記憶される放送番
組における広告の出力形態を、受信時における形態とは
異なる所定の出力形態に変更することを特徴とする請求
項1乃至4いずれか記載の放送番組出力装置。 - 【請求項7】 視聴者に、広告の出力形態を選択させる
選択手段を備え、前記制御手段は、前記放送番組の出力
時における広告の出力形態を、受信時における形態とは
異なる所定の形態であって前記選択手段により視聴者に
よって選択された出力形態に変更することを特徴とする
請求項1記載の放送番組出力装置。 - 【請求項8】 番組本編と広告とからなる放送番組を出
力する方法において、 前記放送番組の出力に先立ち、出力時における広告の出
力形態を、受信時における形態とは異なる所定の出力形
態に変更するための変更処理と、 この変更処理が行われた前記放送番組を出力させる出力
処理とからなることを特徴とする放送番組出力方法。 - 【請求項9】 前記変更処理は、前記放送番組の受信時
に番組本編の間に複数の異なるタイミングで挿入されて
いた複数の広告の挿入タイミングを変更し、当該複数の
広告を連結させる編集処理であることを特徴とする請求
項8記載の放送番組出力方法。 - 【請求項10】 前記変更処理は、前記放送番組から、
受信時に異なるタイミングで挿入された複数の広告によ
り分断されていた番組本編を連結させる編集処理であ
り、前記出力処理は、前記編集処理により連結された番
組本編と並行して前記複数の広告を表示させる処理であ
ることを特徴とする請求項8記載の放送番組出力方法。 - 【請求項11】 番組本編と広告とからなる放送番組を
出力する方法において、 前記放送番組の出力に際し、視聴者に前記広告の出力形
態を事前に選択させ、選択された出力形態で前記広告を
出力することを特徴とする放送番組出力方法。 - 【請求項12】 番組本編と広告とからなる放送番組を
受信し出力する放送番組出力装置が有するコンピュータ
を、 前記放送番組の出力時における前記広告の出力形態を受
信時とは異なる所定の出力形態に変更する制御手段とし
て機能させるためのプログラム。 - 【請求項13】 番組本編と広告とからなる放送番組を
受信し出力する放送番組出力装置が有するコンピュータ
を、 前記放送番組の出力時における広告の出力形態を、受信
時における形態とは異なる所定の形態であって、事前に
視聴者によって選択された出力形態に変更する制御手段
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001346807A JP2003153138A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 放送番組出力装置、及び放送番組出力方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001346807A JP2003153138A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 放送番組出力装置、及び放送番組出力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003153138A true JP2003153138A (ja) | 2003-05-23 |
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JP2001346807A Pending JP2003153138A (ja) | 2001-11-13 | 2001-11-13 | 放送番組出力装置、及び放送番組出力方法 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2003153138A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007511160A (ja) * | 2003-11-10 | 2007-04-26 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | タイムシフトされた放送コンテンツにおけるコマーシャルの挿入 |
KR101284690B1 (ko) | 2013-05-03 | 2013-07-16 | (주)하우즈크리에이티브 | 광고가 삽입된 영화 파일 제공 시스템 및 방법 |
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2001
- 2001-11-13 JP JP2001346807A patent/JP2003153138A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007511160A (ja) * | 2003-11-10 | 2007-04-26 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | タイムシフトされた放送コンテンツにおけるコマーシャルの挿入 |
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