JP2003153028A - 好適なカラートーンのためのカラー変換方法 - Google Patents

好適なカラートーンのためのカラー変換方法

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JP2003153028A
JP2003153028A JP2002057693A JP2002057693A JP2003153028A JP 2003153028 A JP2003153028 A JP 2003153028A JP 2002057693 A JP2002057693 A JP 2002057693A JP 2002057693 A JP2002057693 A JP 2002057693A JP 2003153028 A JP2003153028 A JP 2003153028A
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Chun-Yen Chen
君 ▲げん▼ 陳
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラーイメージのオリジナルのカラーを好適
なカラートーンのカラー変換するカラー変換方法を提供
する。 【解決手段】 オリジナルカラーの色度と、対応してい
る好適なカラーの色度を選択(101)、それらを基準
点としてカラートーン作用空間を確立し(102)、2
の空間を接合してカラー変換を行うカラー変換空間とオ
リジナルカラーから好適なカラーへのベクトルを形成し
(103)、ベクトルに従ってオリジナルカラーから好
適なカラーへ変換するための新規なカラーを生成し(1
04)、好適なカラートーンを有する新規なカラーイメ
ージを得るために、オリジナルカラーから新規なカラー
へのカラー変換を行う(105)。これにより、カラー
変換空間内のオリジナルカラーを新規なカラーに変える
だけで、好適なカラートーンを有する新規なカラーイメ
ージを得ることができる。なお、オリジナルカラーおよ
び対応している好適なカラーは、複数あってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーイメージの
なかの好適なカラートーン処理のために使用されるカラ
ー変換方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在利用できる入力装置(たとえば、デ
ジタルカメラ、スキャナおよびコンピュータグラフィッ
クス装置)から得られるカラーイメージの品質は、完全
でない。したがって、これらから得られるカラーイメー
ジは、カラー品質を改善するために、さらに処理される
ことを必要とする。
【0003】このようなカラー処理は、主に以下の二つ
の目的を有する。
【0004】(1)カラーキャリブレーションおよび修
正によって、得られたカラーイメージのなかのカラーを
本当のカラーに近似させる処理である。このような処理
は色再現と呼ばれている。
【0005】(2)得られたカラーイメージを、ユーザ
の好むカラーに変える処理である。
【0006】他方、出力装置(たとえば、プリンタやデ
ィスプレイ)は、さまざまなレンダリングカラー空間ま
たは色域を有する。
【0007】また、人々は、カラーイメージのなかのカ
ラーにおいて、たとえば肌色、空の色、草の色などを好
む。
【0008】このため、入出力装置を使用する際、これ
らの間では、カラーについての十分なクロスメディアカ
ラーマッチングを必要とする。したがって、オリジナル
イメージのカラートーンを好適なカラートーンのイメー
ジに変換するカラー変換方法が必要とされる。
【0009】なお、いわゆるカラートーン(色調)は、
カラー空間内のイメージの色度分配からの色に対する視
覚的な認識を指すものである。たとえば、蛍光灯下のイ
メージは、青っぽい傾向がある。このようなイメージト
ーンは、青(またはコールド)を投げると言われてい
る。
【0010】カラートーンの変換は、改良された色値
(色度)とオリジナルの色値の間の対応関係を表すもの
である。
【0011】たとえば、RGB(赤、緑、および青)カ
ラー空間で、イメージのなかのあらゆるピクセルのすべ
ての色値が1.2倍にされる場合、イメージはより明る
くなる。また、イメージのなかのあらゆるピクセルのす
べての赤(R)の値がRGBカラー空間で1.2倍にさ
れる場合、イメージは赤みがかったようになる。
【0012】このような好適なカラートーンの従来の変
換方法は、トーンカーブ、色調、彩度、または輝度を調
整することにより行われている。
【0013】しかながら、従来の処理方法では、全部の
カラー空間のすべてのカラーの色度を変える結果になっ
ている。
【0014】このような状況を改良するために、カラー
空間の色度補間の他の方法が開発された。
【0015】この方法では、全部のカラー空間をいくつ
かの立方体からなる空間に分割する。それは、変換のた
めのオリジナルの色度と好適な色度の間の3方向ルック
アップテーブル(LUT)である。
【0016】このLUTを使用する変換方法を図1を参
照して説明する。
【0017】図1において、カラー空間は太線で示した
枠のTUVOである。このカラー空間TUVOにおい
て、オリジナルカラーイメージにおけるカラーK1は、
他の好適なカラーk1に変換され、K2はk21に変換され
る。
【0018】ここで、オリジナルカラーイメージの境界
線カラー(T、U、VおよびOを接続している線上のカ
ラー)の色度は、固定されている。そして、他のカラー
は、補間によって得られる。たとえば、K4はk4へ移動
し、K5はk5へ移動する。また境界線カラーが不変であ
るので、K3=k3である。
【0019】しかし、カラーMおよびカラーNが固定カ
ラーである場合、一点鎖線上のカラーMNは境界線カラ
ーになる。このため、オリジナルカラーK2は、好適な
カラーk21への変換に際して、その変換ベクトル(K2
からk21への矢印)が境界線カラーであるMNの一点鎖
線を越えた時点で新規なカラーk21の代わりに境界線カ
ラーk22に設定される。同様に、K5はk52に固定され
ることになる。
【0020】換言すれば、好適なカラー、および補間に
より計算された新規なカラーは、固定カラーを接続した
線上に固定された境界線カラーMNを越えて変換するこ
とができないのである。これは、好適なカラートーンの
カラー変換を実施しがたいものにしてしまう。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】このため従来の方法で
は、次のような課題がある。
【0022】第1に、特定のカラーおよびそのまわりの
カラーへの好適なカラー変換を行なう必要がある。すな
わち、カラー変換は特定の領域のカラーだけが変わるこ
とを必要とするが、従来の方法では、すべてのカラー空
間でのカラー変換を行うことになる。これは、好適なカ
ラー変換処理を難しくするだけでなく変換速度を落と
し、変える必要のないカラーもまた変換されるため、そ
の結果、好適なカラー変換処理が制御不能になる。
【0023】第2に、カラー変換は、選択された好適な
カラーの周辺での変化が漸進的でなければならない。し
たがって、固定カラーの限定によって制限されてはなら
ない。このような制限は、結果として不自然なカラーに
なる。
【0024】第3に、好適なカラーへの変換を行うとき
には、選択された好適なカラーの周辺の領域のなかの各
々のカラーの関係が、カラー変化の連続性と円滑性を考
慮して、維持されなければならない。しかし、前述した
従来の方法では、この目的を成し遂げることができな
い。
【0025】第4に、固定カラーの接続線と交差するベ
クトル(たとえば、一点鎖線で示した固定カラーMNの
線と、オリジナルカラーK2から好適なカラーk21へ変
換するためのベクトル)を有する場合は、従来の方法で
は、好適なカラーのためのカラー変換を実行することが
できない。
【0026】このような問題は、好適なカラーへの変換
に際して頻繁に発生し、非常に重要な実際上の問題とな
っている。
【0027】そこで、本発明の目的は、好適なカラート
ーン処理のためのカラー変換方法を提供することであ
る。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下の
構成により達成される。
【0029】(1)オリジナルカラートーンイメージの
なかの少なくとも一つの選択されたオリジナルカラーを
好適なカラートーンの好適なカラーに変換するためのカ
ラー変換方法であって、カラー空間内におけるカラーイ
メージのなかで色度を選択することによりオリジナルカ
ラーおよび好適なカラーを設定するステップと、前記オ
リジナルカラーおよび前記好適なカラーをそれぞれ基準
点とし、所定のカラートーン作用距離による三次元カラ
ートーン作用空間を確立するステップと、前記オリジナ
ルカラーによって確立されたカラートーン作用空間、お
よび前記好適なカラーによって確立されたカラートーン
作用空間を接合することによってカラー変換空間を形成
するステップと、前記オリジナルカラーから前記好適な
カラーへの前記カラー変換空間内でのベクトルを決定す
るステップと、前記ベクトルに従い前記カラー変換空間
内でカラー変換を行って新規なカラーを生成するステッ
プと、前記オリジナルカラーおよび前記新規なカラーの
対応関係を使用してカラーイメージのカラーを変えて、
好適なカラートーンを有する新規なカラーイメージを作
成するステップと、を有することを特徴とするカラー変
換方法。
【0030】(2)前記カラートーン作用空間は、矩
形、球形、円筒形、楕円形、および多角形からなる群か
ら選択された少なくとも一つの形状の空間であることを
特徴とする。
【0031】(3)前記カラー変換空間を形成するステ
ップおよび前記ベクトルを決定するステップは、前記カ
ラー空間の境界と関連していることを特徴とする。
【0032】(4)前記新規なカラーを生成するステッ
プは、補間および/またはカラートーン調整により行わ
れることを特徴とする。
【0033】(5)前記オリジナルカラーおよび前記好
適なカラーが複数選択される場合、前記新規なカラーを
生成するステップに続き、前記カラー変換空間のなかに
交差があるか否かを確認するステップと、交差がある場
合に、交差領域の新規なカラーを計算するステップと、
を有することを特徴とする。
【0034】(6)前記交差領域の新規なカラーを計算
するステップは、交差しているそれぞれのカラー転換空
間における新規なカラーから計算される平均値を交差領
域における新規なカラーとすることを特徴とする。
【0035】(7)前記オリジナルカラーおよび前記好
適なカラーが複数選択され、前記オリジナルカラーの一
つが前記好適なカラーの一つと同じ場合、前記オリジナ
ルカラーから確立されたカラートーン作用空間と、前記
好適なカラーから確立されたカラートーン作用空間とは
同じであり、前記ベクトルは無効であることを特徴とす
る。
【0036】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概要を説明する。
【0037】本発明のカラー変換方法は、カラーイメー
ジのなかのカラーを変えたいカラーに変えることで、好
適なカラートーンイメージを得るものである。それは、
カラー変換速度を速くすることができ、好適なカラート
ーン処理に対する管理を改良することができる。
【0038】本発明によるカラー変換方法に従って、カ
ラーイメージのなかのオリジナルのカラートーンは好適
なものに変えられる。
【0039】本発明によるカラー変換方法は、カラート
ーン作用距離およびカラートーン作用空間のモデルを設
定した後に、以下のステップを実行する。
【0040】まず、オリジナルのカラーイメージのなか
の所望のオリジナルカラー、および対応する好適なカラ
ーをカラー空間の中で選択する。ここで選択されたオリ
ジナルカラーおよび好適なカラーは、カラートーン作用
距離に従う三次元のカラートーン作用空間を造るための
基準とされる。
【0041】オリジナルカラーおよび好適なカラーから
形成されるカラートーン作用空間は、カラー変換空間を
形成するために接合されて、オリジナルカラーから好適
なカラーへのベクトルを決定する。
【0042】その後、カラー変換は、新規なカラーを生
成するために、決定されたベクトルに基づいて実行され
る。
【0043】そして、オリジナルカラーと新規なカラー
の対応関係に従って、好適なカラートーンを有する新規
なカラーイメージが作られる。
【0044】また、本発明では、カラーイメージを変換
するために、複数の所望のオリジナルカラーがあっても
よく、それらが対応する好適なカラーに変換される場
合、好適なカラー変換を実行するために、同時に複数の
カラー変換空間を確立することができる。
【0045】これら複数のカラー変換空間のなかでいず
れかに交差が発生した場合(カラー転換空間とそのほか
のカラー空間との交差を含む)、そのときの平均値(異
なるカラー変換空間の好適なカラーの色度の平均)が、
その好適なカラーの新規な色度とされる。この場合、こ
れらのカラー変換空間の交差を確認するステップが、新
規なカラーを生成するステップの後に加えられる。
【0046】なお、交差が発生しない場合、カラーイメ
ージは、好適なカラートーンを備えたカラーイメージを
生成するために直接変換される。いずれかの交差がある
場合は、交差領域内の新規なカラーはそれ以前に計算さ
れる。
【0047】そして、カラーイメージは、その後好適な
カラートーンのイメージに変換される。
【0048】以下、さらに具体例を図面を参照して説明
する。
【0049】具体例の説明の前に用いる用語について説
明する。
【0050】1、オリジナルカラー これは、カラーイメージにおいて選択された所望のカラ
ーのオリジナルの色度(色値)を指す。このオリジナル
カラーは、好適なカラートーンへのカラー変換を実行す
るために、カラートーン作用空間の参照点(基準点)と
される。
【0051】2、好適なカラー これは、カラーイメージから選択されたカラーのオリジ
ナルの色度から変換する好適なカラーの色度(色値)を
指す。
【0052】好適なカラーおよびオリジナルカラーは、
1対1の対応関係を有する。好適なカラーは、カラー変
換を実行するために、カラートーン作用空間の参照点
(基準点)とされる。
【0053】3、固定カラー これは、そのオリジナルカラーの色度がその好適なカラ
ーの色度と同じであるカラーを指す。したがって、カラ
ー変換処理の間、このカラーは固定されて保持される。
【0054】4、カラー空間 この空間は、カラー変換処理中、すべてのカラーで構成
される。
【0055】5、境界カラー これは、カラー空間の境界線上における色の色度を指
す。好適なカラートーンへのカラー変換の間、境界線カ
ラーは固定される。
【0056】6、カラートーン これは、カラー空間のなかのカラーイメージのすべての
色の色度(色値)が実行されることによる、カラーイメ
ージの色度分布による視覚的な認識を指す。
【0057】7、オリジナルトーン これは、カラーイメージにおける変換前のオリジナルカ
ラーの色度分布の視覚の認識を指す。すなわち、オリジ
ナルトーンは、オリジナルのカラーイメージのカラー表
示である。
【0058】8、好適なカラートーン これは、カラー変換処理の後、好適なカラーの色度分布
の視覚の認識を指す。すなわち、好適なカラートーン
は、オリジナルカラーから変換された好適なカラーによ
る好適なカラーイメージのカラー表示である。
【0059】9、カラートーン作用空間 これは、基準となるカラー(オリジナルカラー、好適な
カラー、および固定カラー)に基づいて確立された三次
元カラートーン作用空間である。本発明は、カラー変換
のための標準の処理領域として、この三次元空間を使用
する。
【0060】なお、このカラートーン作用空間は、その
基準点としてオリジナルカラー、好適なカラー、および
固定カラーを使用するが、この空間は対称形または非対
称形であり得る。
【0061】10、カラートーン作用距離 これは、カラートーン作用空間を確立するために基準と
するカラーからの距離を指す。このカラートーン作用距
離は、定数または可変の値である。そして、カラートー
ン作用空間の形態に依存する。これはカラーユニットに
より数えられる。
【0062】たとえば、カラートーン作用空間が球状の
場合は、カラートーン作用距離は半径である。カラート
ーン作用空間が立方体であるときは、カラートーン作用
距離はカラーブロックである。カラートーン作用空間が
楕円であるときは、カラートーン作用距離は角度によっ
て変化する。
【0063】11、カラー変換空間 これは、オリジナルのカラートーンの色度を好適なカラ
ートーンの色度に変換するために使用されるカラー空間
である。
【0064】12、ベクトル これは、カラー空間内において、オリジナルカラーの色
度から好適なカラーの色度までの距離と方向とを指すも
のである。
【0065】13、新規なカラー カラー変換空間内におけるカラー変換処理後の新しいカ
ラーの色度である。ただし、固定カラーについては変換
されることはないので、固定カラーにおけるオリジナル
カラー、好適なカラー、および新規なカラーの色度は同
じである。
【0066】新規なカラーは、すべてのカラー変換空間
の間に交差がない場合は、そのまま好適なカラーであ
る。しかしながら、いずれかのカラー変換空間の間にお
いて交差が発生している場合は、それらのカラー変換空
間における新規なカラーのいずれかは好適なカラーと同
じではないことになり、この場合互いに交差するカラー
変換空間の新規なカラーの平均値が、この交差する領域
での新規なカラーとなる。
【0067】図2は、本発明を適用したカラー変換方法
の手順の一例を示すフローチャートである。
【0068】この方法では、オリジナルカラーイメージ
のなかのオリジナルカラーと、対応している好適なカラ
ーがカラー空間において選択され、選択されたオリジナ
ルカラーおよび好適なカラーの色度がカラートーン作用
空間における基準点とされる。そして、この基準点を元
にカラートーン作用距離およびカラートーン作用空間が
設定された後、カラー変換が実行される。
【0069】まず、処理が開始される(ステップ10
0)。そして、所望のオリジナルカラーおよび好適なカ
ラーが設定される(ステップ101)。所望のオリジナ
ルカラーおよび好適なカラーに対応する色度は、カラー
空間において選ばれる。
【0070】続いて、カラートーン作用空間が確立され
る(ステップ102)。このとき、基準点としてオリジ
ナルカラーの色度および好適なカラーの色度を使用す
る。また、カラートーン作用距離が、カラーの三次元カ
ラートーン作用空間を確立するための距離として必要と
される。
【0071】ユーザは、カラートーン作用空間およびカ
ラートーン作用距離の両方を任意にセットすることがで
きる。また、デフォルト値としてそれらをあらかじめ設
定しておいてもよい。
【0072】確立されるカラートーン作用空間は、矩
形、球形、円筒形、楕円形、または多角形、あるいはそ
れらの類似物の形状をした空間であり得る。
【0073】なお、カラートーン作用空間の基準点とし
て、選択されたカラー(オリジナルカラーおよび好適な
カラー)を使用するが、この基準点は、必ずしもカラー
トーン作用空間の中心にする必要はない。
【0074】続いて、カラー変換を行うためのカラー変
換空間とベクトルが形成される(ステップ103)。
【0075】カラー変換空間は、オリジナルカラーおよ
び好適なカラーのそれぞれのカラー作用空間を接合した
ものであり、ベクトルはオリジナルカラーの色度から好
適なカラーの色度までの方向と距離である。
【0076】すなわち、カラー変換空間は、オリジナル
カラーと好適なカラーによって形成された二つの個々の
カラートーン作用空間の領域と、二つのカラートーン作
用空間を接合した線分で囲まれた領域をカバーすること
になる。
【0077】このカラー変換空間およびベクトルは、カ
ラー空間の境界線に関連して形成される。
【0078】続いて、カラー変換によって新規なカラー
が生成される(ステップ104)。
【0079】カラー変換は、カラー変換空間のベクトル
によって処理される。補間および/またはカラートーン
調整が、カラー空間においてカラー変換空間のオリジナ
ルカラーを好適なカラーに変えるために使われる。好適
なカラーは新規なカラーである。
【0080】その後、好適なカラートーンを備えた新規
なカラーイメージを得るために、カラーイメージのすべ
てのカラーの色度の変換が、オリジナルカラーと新規な
カラーの対応関係を利用してオリジナルカラーイメージ
のカラーを好適なカラーに変換する(ステップ10
5)。
【0081】そして、処理を終了する(ステップ10
6)。
【0082】このような処理手順において、オリジナル
カラーは複数選択することができ、それに対応している
好適なカラーはひとつに限られない。
【0083】図3は、複数のオリジナルカラーがある場
合の処理手順を示すフローチャートである。
【0084】この処理手順では、オリジナルカラーと対
応する好適なカラーによって形成されたカラー変換空間
のなかで交差が生じているかどうか確認するステップ1
041が、先に説明した新規なカラーを計算するステッ
プ104の後に加えられている。したがって、ステップ
104までは前述のとおりである。
【0085】そして、ステップ104以降の処理手順
は、次の通りである。
【0086】新規なカラーを計算するステップ104の
後に、カラー変換空間のなかでいずれかの交差が発生し
ているかどうかを確認する(ステップ1041)。
【0087】ここで交差がない場合は、カラーイメージ
上のカラー変換を実行するために、オリジナルカラーお
よび新規なカラーの対応関係が使用される。そして、好
適なカラートーンを有する新規なカラーイメージを作る
(ステップ105)。
【0088】一方、交差が発生している場合は、交差領
域のカラーの新規な色度を計算する(ステップ104
2)。このステップは、カラー変換空間の新規なカラー
の平均色度(色値)を算出するものである。したがっ
て、交差領域においてはステップ104で得られた新規
なカラーと、オリジナルカラーのそれぞれの色度の平均
を算出することになる。算出された平均色度は、ステッ
プ105を実行するために、交差領域における新規なカ
ラーとされる。
【0089】実際には、各々のカラー変換空間が他のカ
ラー変換空間の好適なカラーを含むかどうかを第一に確
認するようにするとよい。そして結果が何であっても、
交差領域の新規なカラーを計算するステップを実行する
ようにしてもよい。
【0090】一つのカラー変換空間が他のカラー変換空
間の好適なカラーを含んでいる場合、本方法はオリジナ
ルカラー、好適なカラー、およびカラートーン作用空間
を再選択するようにしてもよい。なお、このような手順
は、本発明の必要条件でない。
【0091】オリジナルカラーの色度が好適なカラーの
色度と同じである場合、このカラーは固定カラーであ
る。この場合、固定カラーのカラー変換空間は、そのカ
ラートーン作用空間と同じものであるので、ベクトルは
無効、すなわちベクトル自体が存在しないことになる。
【0092】したがって、固定カラー(また、カラー変
換空間)のカラートーン作用空間内のカラーは変更され
ない。この場合、空間そのものが変換されるかどうかは
問題にならない。
【0093】以下さらに、具体例を挙げて説明する。図
5〜図11に示されたチェス盤同類領域はカラー空間を
示すものである。図において、まわりの太い実線の枠
は、カラー空間の境界である。細い点線によって囲まれ
ている各々の小さなブロックはカラーユニットである。
太い点線によって囲まれている領域はカラートーン作用
空間である。細い実線によって囲まれている領域はカラ
ー変換空間である。
【0094】このようなカラー空間は、実際には、たと
えば、図4A、図4B、および図4Cに示したような三
次元の空間である。
【0095】図4Aに示されるRGB三次元カラー空間
内のカラーIaおよびIbは、図4Bに示されるRG平
面カラー空間、および図4Cに示されるRB平面カラー
空間に分けることができる。これらの空間の三次元関係
はこれら二つの平面の関係と同様である。したがって、
ここでは本実施の形態を説明するために平面を使用す
る。
【0096】図5は、オリジナルカラー「A」を好適な
カラー「a」変える場合であり、このときカラートーン
作用距離は、±2カラーユニットである。
【0097】カラー「A」および「a」を中心にして、
±2カラーユニットのカラートーン作用距離の範囲が取
れるように、カラートーン作用空間「BCDE」および
「bcde」を形成する。
【0098】二つのカラートーン作用空間「BCDE」
および「bcde」は、カラー変換空間「PcRE」を
形成するために接合される。
【0099】そして、カラー「A」からカラー「a」へ
のベクトルを用いることによって、カラー変換空間「P
cRE」の各々の色は、補間および/またはカラートー
ン調整を使用して新規なカラーに変換される。
【0100】この新規なカラーが、好適なカラートーン
を有する新規なイメージを得るために、カラーイメージ
のカラー変換に使われる。
【0101】同様に、図6は、カラートーン作用距離±
2カラーユニットを有し、オリジナルカラー「A1」を
好適なカラー「a1」に変換する場合である。
【0102】この場合も図示するように、カラー
「A1」および「a1」を中心として、±2カラーユニッ
トのカラートーン作用距離が取られるように、カラート
ーン作用空間「B1111」および「b1111
を形成する。
【0103】これら2の空間は、カラー変換空間「P1
111」を得るために接合される。
【0104】この場合、形成されたカラー変換空間「P
1111」は、カラー変換境界線(図中の太い実線に
よる枠)に関連して形成されることになる。すなわち、
カラー変換空間「P1111」はカラー変換境界線
(図中の太い実線による枠)を越えているので、カラー
変換空間は、より小さい「P1111」に縮小され
る。
【0105】その後、カラー「A1」からカラー「a1
へのベクトル「V1」が、カラー変換空間「P111
1」の範囲内で、補間および/またはカラートーン調整
によってカラーを変換するために使われる。そして、新
規なカラーがこの変換によって得られる。
【0106】それから、この新規なカラーが、好適なカ
ラートーンを有する新規なイメージを得るために、カラ
ーイメージのカラー変換のために使われる。
【0107】図7は、オリジナルのカラー「A2」を好
適なカラー「a2」に変換する際に、固定カラーが
「F」があり、カラートーン作用距離が±2カラーユニ
ットである場合である。
【0108】この場合は、カラー「A2」、「a2」、お
よび「F」を中心として、±2カラーユニットのカラー
トーン作用距離を取るようにして、それぞれカラートー
ン作用空間「B2222」、「b2222」、およ
び「GHIJ」を形成する。
【0109】そしてカラートーン作用空間「B222
2」および「b2222」は、カラー変換空間「P2
222」を得るために接合される。
【0110】その後、カラー「A2」からカラー「a2
へのベクトル「V2」が、カラー変換空間「P222
2」の範囲内で、補間および/またはカラートーン調整
によってカラーを変換するために使われる。
【0111】この場合、空間「P2222」と「GH
IJ」の間に交差は生じていない。したがって、このよ
うにして得られる新規なカラーは、カラーイメージのカ
ラー変換を行うために使われる。
【0112】次に、図8は、オリジナルのカラー
「A3」を好適なカラー「a3」に変える際に、固定カラ
ーが「F1」であり、カラートーン作用距離が±2カラ
ーユニットである場合である。
【0113】この場合は、カラー「A3」、「a3」、お
よび「F1」を中心として±2カラーユニットのカラー
トーン作用距離を取るようにして、それぞれカラートー
ン作用空間「B3333」、「b3333」、およ
び「G1111」を形成する。
【0114】そして、カラートーン作用空間「B33
33」および「b3333」は、カラー変換空間「P
3333」を得るために接合される。
【0115】その後、カラー「A3」からカラー「a3
へのベクトル「V3」が、カラー変換空間「P333
3」の範囲内で、補間および/またはカラートーン調整
によってカラーを変換するために使われる。
【0116】この場合、カラー変換空間「P33
33」とカラートーン作用空間「G1111」の間で
交差(図中斜めのハッチング領域TI)が発生してい
る。
【0117】そこで、カラー変換空間「P3333
およびカラートーン作用空間「G1111」の間の交
差領域TIは、固定カラーF1と新規なカラーの平均色
度を算出するために使用される。算出された平均値は、
カラー変換を実行するために交差領域TIの新規なカラ
ーとなる。
【0118】次に、図9は、固定カラーが複数、たとえ
ば「F1」および「F2」がある場合である。この場合も
同様にカラーを計算するために使用される。
【0119】この場合は、カラー変換空間「P333
3」とカラートーン作用空間「G1111」との間
の交差領域TIと、カラー変換空間「P3333」と
カラートーン作用空間「G2222」との間に交差領
域TI1が生じている。
【0120】固定カラー「F2」から確立されたカラー
トーン作用空間「G2222」が、境界線を越える
が、この場合境界線を越えた部分の空間は考慮しなくて
もよい。
【0121】この場合も図8の場合と同様に、交差領域
TIについては、固定カラーF1と、カラー変換空間
「P3333」においてベクトルV3に従って変換さ
れた新規なカラーとの平均色度を算出して、その平均値
が、交差領域TI部分の新規なカラーとなり、交差領域
TI1についても同様に、固定カラーF2と、カラー変換
空間「P3333」における新規なカラーとの平均色
度を算出して、その平均値が交差領域TI1部分の新規
なカラーとなる。
【0122】図10は、固定カラーF1のカラートーン
作用空間「C3113」内に好適なカラー「a3」が
ある場合である。
【0123】この場合、カラー変換空間が好適なカラー
を包含するかどうかは問題ではなく、新規なカラーの平
均色度は、交差領域TI2のなかで、この領域の新規な
カラーとして、さらに計算される。
【0124】この場合、カラー変換空間「P33
33」とカラートーン作用空間「C3113」との交
差領域TI2内に好適なカラー「a3」が含まれている
が、この場合でも固定カラーF1の色度とカラー変換空
間「P3333」による新規なカラーの色度が平均さ
れて、その平均値がこの交差領域TI2のための新規な
カラーの色度となる。
【0125】同様に、図11に示すように、好適なカラ
ー「a5」へのカラー変換空間「P5555」は、他
のカラー変換空間「P4444」の好適なカラー「a
4」を含む。この場合も、前述した図8〜10の場合と
同様であり、二つのカラー変換空間「P4444」と
「P5555」のそれぞれの新規なカラーの色度を平
均して、交差領域TI3の新規なカラーの色度とする。
【0126】なお、図において、V4はオリジナルカラ
ー「A4」から好適なカラー「a4」への変換を行うため
のベクトルであり、V5はオリジナルカラー「A5」から
好適なカラー「a5」への変換を行うためのベクトルで
ある。
【0127】本発明は、カラートーン作用空間がその基
準点として選択されたカラーを使用するが、選択された
カラーがそのカラートーン作用空間を造る際の中心に位
置する必要はない。
【0128】図12は、この点についての一例を示す図
面で、HSVカラーシステム(H:色調、S:彩度、
V:輝度)のカラー空間を示す。
【0129】ここで、選択されたオリジナルカラー「A
6」および好適なカラー「a6」のカラートーン作用空間
は、円筒形(シリンダ)状である。シリンダの長い方の
軸は、全部の輝度範囲をカバーする。カラー変換空間は
またシリンダ状となる。
【0130】このようなシリンダ状のカラー空間も図5
〜11と同様に、HS平面の「P6666」と、V軸
のV=0から100の範囲に分割することができる。
【0131】したがって、カラー作用空間を確立するた
めに選択されたカラーを用いる場合、その空間は、Hお
よびS方向において対称であり、V方向に非対称であ
る。したがって、選択されたオリジナルカラー「A6
および好適なカラー「a6」は、それらのカラートーン
作用空間の中心にないことになるが、前述した場合と同
様にしてカラー変換を実行することができる。
【0132】なお、本発明は、上述した実施の形態に限
定されるものではなく、当業者にとって明らかであるよ
うに、それはさまざまな変更態様および類似形態として
の実施が可能である。したがって、本願の特許請求の範
囲は、すべてのこのような変更態様および類似形態を含
むために最も幅広い解釈を与えられなければならない。
【0133】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、主に、選
択されたオリジナルカラーが正確に好適なカラーに変換
することができる効果がある。そして、変換カラーの色
度は、変換されたカラーイメージが自然に見えるように
連続的である。
【0134】また、本発明では、カラートーン作用空間
のカラーを変換するだけであるので、算出は非常により
単純である。また、この方法は、カラー空間の全部の色
について処理するものではないため、カラー変換処理の
より良い管理ができる。
【0135】それはまた、好適なカラートーン処理のた
めのカラー変換速度を速くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のカラートーン変換方法を説明するため
の概略図である。
【図2】 本発明を適用した実施の形態における処理手
順を示すフローチャートである。
【図3】 本発明を適用した実施の形態における他の処
理手順を示すフローチャートである。
【図4】 RGB三次元カラー空間を説明するための概
略図である。
【図5】 実施の形態におけるカラー変換方法の具体例
を説明するための概略図である。
【図6】 実施の形態におけるカラー変換方法の具体例
を説明するための概略図である。
【図7】 実施の形態におけるカラー変換方法の具体例
を説明するための概略図である。
【図8】 実施の形態におけるカラー変換方法の具体例
を説明するための概略図である。
【図9】 実施の形態におけるカラー変換方法の具体例
を説明するための概略図である。
【図10】 実施の形態におけるカラー変換方法の具体
例を説明するための概略図である。
【図11】 実施の形態におけるカラー変換方法の具体
例を説明するための概略図である。
【図12】 HSVカラー空間におけるオリジナルカラ
ーおよび好適なカラーを示す概略図である。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オリジナルカラートーンイメージのなか
    の少なくとも一つの選択されたオリジナルカラーを好適
    なカラートーンの好適なカラーに変換するためのカラー
    変換方法であって、 カラー空間内におけるカラーイメージのなかで色度を選
    択することによりオリジナルカラーおよび好適なカラー
    を設定するステップと、 前記オリジナルカラーおよび前記好適なカラーをそれぞ
    れ基準点とし、所定のカラートーン作用距離による三次
    元カラートーン作用空間を確立するステップと、 前記オリジナルカラーによって確立されたカラートーン
    作用空間、および前記好適なカラーによって確立された
    カラートーン作用空間を接合することによってカラー変
    換空間を形成するステップと、 前記オリジナルカラーから前記好適なカラーへの前記カ
    ラー変換空間内でのベクトルを決定するステップと、 前記ベクトルに従い前記カラー変換空間内でカラー変換
    を行って新規なカラーを生成するステップと、 前記オリジナルカラーおよび前記新規なカラーの対応関
    係を使用してカラーイメージのカラーを変えて、好適な
    カラートーンを有する新規なカラーイメージを作成する
    ステップと、 を有することを特徴とするカラー変換方法。
  2. 【請求項2】 前記カラートーン作用空間は、矩形、球
    形、円筒形、楕円形、および多角形からなる群から選択
    された少なくとも一つの形状の空間であることを特徴と
    する請求項1記載のカラー変換方法。
  3. 【請求項3】 前記カラー変換空間を形成するステップ
    および前記ベクトルを決定するステップは、前記カラー
    空間の境界と関連していることを特徴とする請求項1記
    載のカラー変換方法。
  4. 【請求項4】 前記新規なカラーを生成するステップ
    は、補間および/またはカラートーン調整により行われ
    ることを特徴とする請求項1記載のカラー変換方法。
  5. 【請求項5】 前記オリジナルカラーおよび前記好適な
    カラーが複数選択される場合、前記新規なカラーを生成
    するステップに続き、 前記カラー変換空間のなかに交差があるか否かを確認す
    るステップと、 交差がある場合に、交差領域の新規なカラーを計算する
    ステップと、 を有することを特徴とする請求項1記載のカラー変換方
    法。
  6. 【請求項6】 前記交差領域の新規なカラーを計算する
    ステップは、交差しているそれぞれのカラー転換空間に
    おける新規なカラーから計算される平均値を交差領域に
    おける新規なカラーとすることを特徴とする請求項5記
    載のカラー変換方法。
  7. 【請求項7】 前記オリジナルカラーおよび前記好適な
    カラーが複数選択され、前記オリジナルカラーの一つが
    前記好適なカラーの一つと同じ場合、 前記オリジナルカラーから確立されたカラートーン作用
    空間と、前記好適なカラーから確立されたカラートーン
    作用空間とは同じであり、 前記ベクトルは無効であることを特徴とする請求項1記
    載のカラー変換方法。
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